JP2020015813A - ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents
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Description
(1)2種以上のポリアミド樹脂と平均繊維径が10μm以下のセルロース繊維とを含有し、2番目に含有量が多いポリアミド樹脂の含有量が、ポリアミド樹脂の合計に対して5質量%以上であって、ポリアミド樹脂の合計100質量部に対するセルロース繊維の含有量が0.01〜50質量部であることを特徴とするポリアミド樹脂組成物。
(2)ポリアミド樹脂が、ポリアミド6とポリアミド66の組み合わせ、ポリアミド6とポリアミド12の組み合わせ、またはポリアミド6とポリアミド66とポリアミド12の組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載のポリアミド樹脂組成物。
(3)セルロース繊維が、未変性のセルロース繊維またはセルロース由来の水酸基の一部が変性されたセルロース繊維であることを特徴とする(1)または(2)に記載のポリアミド樹脂組成物。
30質量%以上とすることが好ましく、50質量%とすることがより好ましく、例えば、ポリアミド樹脂が3種類の場合、2番目に含有量が多いポリアミド樹脂の含有量は、ポリアミド樹脂の合計に対して、20質量%以上とすることが好ましく、33 質量%とすることがより好ましい。2番目に含有量が多いポリアミド樹脂の含有量が5質量%未満の場合、異方性が大きくなるので好ましくない。
(1)ポリアミド樹脂組成物中のセルロース繊維の平均繊維径
凍結ウルトラミクロトームを用いて射出成形片から厚さ100nmの切片を採取し、切片染色を実施後、透過型電子顕微鏡(日本電子社製JEM−1230)を用いて観察をおこなった。電子顕微鏡画像からセルロース繊維(単繊維)の長手方向に対する垂直方向の長さを測定した。このとき、垂直方向の長さのうち最大のものを繊維径とした。同様にして10本のセルロース繊維(単繊維)の繊維径を測定し、10本の平均値を算出したものを平均繊維径とした。
なお、セルロース繊維の繊維径が大きいものについては、ミクロトームにて厚さ10μmの切片を切り出したものか、摺動部材をそのままの状態で、実体顕微鏡(OLYMPUS社製 SZ−40)を用いて観察をおこない、得られた画像から上記と同様にして繊維径を測定し、平均繊維径を求めた。
示差走査熱量計DSC−7型(パーキンエルマー社製)を用いて、昇温速度20℃/分で350℃まで昇温した後、350℃で5分間保持し、降温速度20℃/分で25℃まで降温し、さらに25℃で5分間保持後、再び昇温速度20℃/分で昇温測定した際の吸熱ピークのトップを融点とした。
得られた樹脂組成物のペレットを十分に乾燥した後、日精樹脂工業社製射出成形機(NEX110−12E)を用いて、シリンダー温度(Tm+15℃)、金型温度(Tm−190℃)の条件で、ISO規格3167に記載の多目的試験片A型を得た。
得られた多目的試験片A型の曲げ強度および曲げ弾性率を、ISO178準拠の3点支持曲げ法(支点間距離:64mm、試験速度:2mm/分、試験雰囲気:23℃、50%RH、絶乾状態)にて測定した。
得られたポリアミド樹脂組成物のペレットを十分に乾燥した後、ファナック社製射出成形機(α−100iA)を用いて、シリンダー温度(Tm+15℃)、金型温度(Tm−190℃)の条件で、幅60mm×長さ60mm×厚み3mmの板状試験片を作製した。射出方向をMD、平板表面に平行かつ射出方向と垂直の方向をTDとして、それぞれの方向の板状試験片の寸法を測定した。
得られた板状試験片を、23℃で24時間静置し、その後、板状試験片のMDとTDの寸法を測定した。静置前後の試験片寸法から、MD、TDそれぞれの成形収縮率を求めた。
また、以下の式により、成形収縮率比を求めた。成形収縮率の異方性が低い材料ほど、成形収縮率比は1に近づく。
成形収縮率比=(TDの成形収縮率)/(MDの成形収縮率)
本発明においては、成形収縮率比を以下の4段階で評価し、「A」以上を合格とした。
S: 0.9を超え1.1未満
A: 0.8を超え0.9以下または1.1以上1.2未満
B: 0.5を超え0.8以下または1.2以上1.5未満
C: 0.5以下または1.5以上
(4)で得られた板状試験片を、23℃、62%RHの条件下240時間静置し、その後、試験片のMDとTDの寸法を測定した。静置前後の試験片寸法から、MD、TDそれぞれの吸湿膨張率を求めた。
また、以下の式により、吸湿膨張率比を求めた。吸湿膨張率の異方性が低い材料ほど、吸湿膨張率比は1に近づく。
吸湿膨張率比=(TDの吸湿膨張率)/(MDの吸湿膨張率)
本発明においては、吸湿膨張率比を以下の4段階で評価し、「A」以上を合格とした。
S: 0.9を超え1.1未満
A: 0.8を超え0.9以下または1.1以上1.2未満
B: 0.5を超え0.8以下または1.2以上1.5未満
C: 0.5以下または1.5以上
得られたポリアミド樹脂組成物のペレットを十分に乾燥した後、ファナック社製射出成形機(α−100iA)を用いて、シリンダー温度(Tm+15℃)、金型温度(Tm−190℃)の条件で、図1に示す厚み2mmの円盤状試験片を作製した。
得られた円盤状試験片を水平な台の上に静置し、図1の0〜4の5か所の垂直方向変位についてレーザー変位計を用いて測定し、平均値を求めた。
本発明においては、反り変位量を以下の3段階で評価し、「A」以上を合格とした。
S: 0.2mm以下
A: 0.2mmを超え0.5mm以下
B: 0.5mmを超える
(1)ポリアミド樹脂
・PA6:ポリアミド6、ユニチカ社製、A1030BRL
・PA66:ポリアミド66、ASCEND社製、VYDYNE 50BWFS
・PA12:ポリアミド12、宇部興産社製、3024U
・KY100G:ダイセルファインケム社製 セリッシュKY100G、平均繊維径:125nm、未変性のセルロース繊維が10質量%含有されたもの。
・KY100S:ダイセルファインケム社製 セリッシュKY100S、平均繊維径が140nmの未変性のセルロース繊維が25質量%含有されたもの。
・屑糸(未変性のセルロース繊維):
不織布の製造工程において屑糸として出されたセルロース繊維の集合体に、精製水を加えてミキサーで撹拌し、平均繊維径が3240nmの未変性のセルロース繊維が6質量%含有された水分散液を調製した。
漂白後の針葉樹由来の未叩解クラフトパルプ(白色度85%)500g(絶乾)を、TEMPO 780mgおよび臭化ナトリウム75.5gを溶解した水溶液500mLに添加し、パルプが均一に分散するまで撹拌した。そこに次亜塩素酸ナトリウム水溶液を6.0mmol/gになるように加えることで酸化反応を開始した。反応中は系内のpHが低下するため、3M水酸化ナトリウム水溶液を逐次添加し、pH10に調整した。次亜塩素酸ナトリウムを消費し、系内のpHが変化しなくなった時点で反応を終了した。反応後の混合物をガラスフィルターにより濾過してパルプを分離し、十分に水洗することで酸化されたパルプを得た。上記の工程で得られた酸化パルプを水で1.0%(w/v)に調整し、超高圧ホモジナイザー(20℃、150MPa)で3回処理して、平均繊維径が10nmのTEMPO触媒酸化セルロース繊維が1.0質量%含有された水分散液を調製した。
なお、TEMPO触媒酸化セルロース繊維を1H−NMR、13C−NMR、FT−IR、中和滴定で確認したところ、セルロース由来の水酸基の一部がカルボキシル基で置換されていた。
・GF:日本電気硝子社製 ECS03T−262H、繊維径10μm
セルロース繊維の水分散液として、セリッシュKY100Gを用いて、これに精製水を加えてミキサーで撹拌し、セルロース繊維の含有量が5.0質量%の水分散液を調製した。
このセルロース繊維の水分散液100質量部と、ε−カプロラクタム100質量部とを、均一な分散液となるまでさらにミキサーで撹拌、混合した。続いて、この混合分散液を重合装置に投入後、撹拌しながら240℃に加熱し、徐々に水蒸気を放出しつつ、0MPaから0.5MPaの圧力まで昇圧した。そののち大気圧まで放圧し、240℃で1時間重合反応をおこなった。重合が終了した時点でポリアミド樹脂組成物をストランド状に払い出し、切断して、樹脂組成物のペレットを得た。得られたペレットを95℃の熱水で処理し、精練をおこない、乾燥し、乾燥セルロース繊維含有PA6ペレットを得た。
一方、PA66のペレットを100℃で12時間真空乾燥し、乾燥PA66ペレットを得た。
得られた乾燥セルロース繊維含有PA6ペレット50質量部と、乾燥PA66ペレット50質量部とをドライブレンドした後、二軸押出機(東芝機械社製TEM26SS、スクリュー径26mm)の主ホッパーに供給した。その後、280℃で溶融混練し、ストランド状に払い出し、切断して、ポリアミド樹脂組成物のペレットを得た。
表1に記載の樹脂組成になるようにポリアミド樹脂とセルロース繊維の種類と含有量を変更する以外は、実施例1と同様の操作をおこない、ポリアミド樹脂組成物のペレットを得た。ただし、実施例8、9で用いたPA12は100℃で12時間真空乾燥したものを用いた。
PA6のペレットを100℃で12時間真空乾燥し、乾燥PA6ペレットを得た。
乾燥PA6ペレット50質量部と、実施例1で得られた乾燥PA66ペレット50質量部とをドライブレンドした後、二軸押出機(東芝機械社製TEM26SS、スクリュー径26mm)の主ホッパーに供給した。その後、280℃で溶融混練し、ストランド状に払い出し、切断して、ポリアミド樹脂組成物のペレットを得た。
比較例1で得られた乾燥PA6ペレット50質量部と、実施例1で得られた乾燥PA66ペレット50質量部とをドライブレンドした後、二軸押出機(東芝機械社製TEM26SS、スクリュー径26mm)の主ホッパーに供給した。280℃で溶融し、途中、サイドフィーダーからGF15質量部を供給して十分に溶融混練し、ストランド状に払い出し、切断して、ポリアミド樹脂組成物のペレットを得た。
また、セルロース繊維の配合量が増加するにともない、成形収縮率、吸湿収縮率や反り変位量が小さくなり、成形収縮率比や吸湿膨張率比も小さくなる傾向があった。
比較例2のポリアミド樹脂組成物は、セルロース繊維を配合せずガラス繊維を配合したため、曲げ強度や曲げ弾性率が高く、成形収縮率や反り変位量は小さかったが、成形収縮率、吸湿膨張率のTD/MD比が1.2以上となり異方性が大きかった。
比較例3、4のポリアミド樹脂組成物は、ポリアミド樹脂を1種しか用いなかったため、成形収縮率、吸湿膨張率のTD/MD比が1.2以上となり異方性が大きかった。
比較例5のポリアミド樹脂組成物は、2番目に含有量が多いポリアミド樹脂の含有量が、ポリアミド樹脂全体に対して5質量%未満であっため、成形収縮率、吸湿膨張率のTD/MD比が1.2以上となり異方性が大きかった。
Claims (3)
- 2種以上のポリアミド樹脂と平均繊維径が10μm以下のセルロース繊維とを含有し、2番目に含有量が多いポリアミド樹脂の含有量が、ポリアミド樹脂の合計に対して5質量%以上であって、ポリアミド樹脂の合計100質量部に対するセルロース繊維の含有量が0.01〜50質量部であることを特徴とするポリアミド樹脂組成物。
- ポリアミド樹脂が、ポリアミド6とポリアミド66の組み合わせ、ポリアミド6とポリアミド12の組み合わせ、またはポリアミド6とポリアミド66とポリアミド12の組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載のポリアミド樹脂組成物。
- セルロース繊維が、未変性のセルロース繊維またはセルロース由来の水酸基の一部が 変性されたセルロース繊維であることを特徴とする請求項1または2に記載のポリアミド樹脂組成物。
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