JP2019521649A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 配列番号３５と少なくとも９０％同一であるアミノ酸配列を有する成熟重鎖可変領域および配列番号３６または配列番号３９と少なくとも９０％同一である成熟軽鎖可変領域を含む抗体であって、位置Ｈ１がＥである、および／または位置Ｌ９がＳである、抗体。
2. 配列番号１５の３つのカバットＣＤＲおよび配列番号２２の３つのカバットＣＤＲを含む、請求項１に記載の抗体。
3. 位置Ｈ１３、Ｈ２８、Ｈ４８およびＨ９１が、それぞれＫ、Ｐ、ＭおよびＦにより占められ、
   位置Ｌ１、Ｌ４、Ｌ３６およびＬ４３が、それぞれＮ、Ｌ、ＦおよびＳによって占められるか、または位置Ｌ１、Ｌ４、Ｌ３６およびＬ４３が、それぞれＤ、Ｌ、ＦおよびＳによって占められる、
   請求項１または２に記載の抗体。
4. 位置Ｈ１がＥにより占められ、位置Ｌ９がＳにより占められる、請求項１〜３のいずれかに記載の抗体。
5. 配列番号３５と少なくとも９５％同一であるアミノ酸配列を有する成熟重鎖可変領域および配列番号３６または配列番号３９と少なくとも９５％同一である成熟軽鎖可変領域を含む、請求項１〜４のいずれかに記載の抗体。
6. 前記成熟重鎖可変領域が重鎖定常領域に融合されており、前記成熟軽鎖可変領域が軽鎖定常領域に融合されている、請求項１〜５のいずれかに記載の抗体。
7. 前記重鎖定常領域が、天然のヒト定常領域と比較してＦｃγ受容体への結合が低減した前記天然のヒト定常領域の変異型である、請求項６に記載の抗体。
8. 前記重鎖定常領域が、ＩｇＧ１アイソタイプ、好ましくは配列番号２０であり、前記軽鎖定常領域がカッパ軽鎖、好ましくは配列番号３２である、請求項６に記載の抗体。
9. 前記成熟重鎖可変領域が配列番号３５と命名されたアミノ酸配列を有し、前記成熟軽鎖可変領域が、配列番号３６と命名されたアミノ酸配列を有する、請求項１〜８のいずれかに記載の抗体。
10. 細胞傷害剤または細胞増殖抑制剤にコンジュゲートされている、請求項１〜９のいずれかに記載の抗体。
11. Ｆａｂフラグメントである、請求項１〜５のいずれかに記載の抗体。
12. 請求項１〜１１のいずれかに記載の抗体の重鎖および／または軽鎖をコードする、核酸。
13. 請求項１〜１１のいずれかに記載の抗体と薬学的に許容されるキャリアとを含む、医薬組成物。
14. 請求項１〜１１のいずれかに記載の抗体を含む、アルツハイマー病を処置または予防するための医薬組成物。
15. 請求項１〜１１のいずれかに記載の抗体を含む、タウに関連する疾患を処置または予防するための医薬組成物。