JP2019518713A5 - - Google Patents

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本明細書ではscTRAILに融合されたMOC31 IgG(抗EpCAM)の重鎖を含むポリペプチドもまた提供される。1つの実施形態では、ポリペプチドは、SEQ ID NO:28のアミノ酸残基95−281、114−281、または120−281に少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。1つの実施形態では、ポリペプチドは、SEQ ID:28の121、130、228、および247位の1つまたはそれより多くでの置換を含む。別の実施形態では、ポリペプチドは、SEQ ID NO:28のR121I、R130G、N228S、およびI247Vからなる群より選択される少なくとも1つの置換を含む。別の実施形態では、ポリペプチドは、I247G、I247A、I247V、およびI247Lからなる群より選択される少なくとも1つの置換を含む。別の実施形態では、ポリペプチドは、SEQ ID:28の213および215位の一方または両方での置換を含む。別の実施形態では、ポリペプチドは、Y213WおよびS215Dからなる群より選択される少なくとも1つの置換を含む。別の実施形態では、ポリペプチドは下記からなる群より選択される1組の置換を含む:(i)R121IおよびI247V;(ii)N228SおよびI247V;(iii)R130GおよびI247V;(iv)R121I、R130G、Y213W、S215DおよびI247V;(v)R130G、Y213W、S215DおよびI247V;ならびに(vi)R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247V。別の実施形態では、ポリペプチドは下記からなる群より選択される1組の置換を含む:(i)R121I、R130G、およびI247V;(ii)R130G、N228S、およびI247V;(iii)R121I、R130G、N228S、およびI247V;(iv)R121I、N228S、およびI247V;(v)R121IおよびR130G;(vi)R121I、R130G、およびN228S;(vii)R121IおよびN228S;ならびに(viii)R130GおよびN228S。別の実施形態では、ポリペプチドはSEQ ID NO:99を含む。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
少なくとも1つのFc間ジスルフィド結合により二量体化された2つのポリペプチド鎖を含む、Fc−TRAIL融合ポリペプチドの単一変異ポリペプチド鎖であって、
前記変異鎖は1組の3つのヒトTRAIL単量体部分にペプチド結合されたヒトIgG Fc部分を含み、アミノ末端からカルボキシル末端の順で、Fc部分、TRAIL−Fcリンカー、第1のTRAIL単量体、TRAIL単量体間リンカー、第2のTRAIL単量体、第2のTRAIL単量体間リンカー、および第3のTRAIL単量体を含む単一非分枝ポリペプチドが形成され、
前記各リンカーは15−20アミノ酸から構成され、前記2つのTRAIL単量体間リンカーの各々は3つのG Sドメインを含み、
前記3つのTRAIL単量体の少なくとも2つは、天然の野生型ヒトTRAILで見出されない、少なくとも1つの安定化変異を含み、
前記変異ポリペプチド鎖の2つのコピーの二量体化により形成された前記Fc−TRAIL融合ポリペプチドは65℃超または65℃に等しい融解温度を示す、単一変異ポリペプチド鎖。
(項目2)
前記少なくとも1つの安定化変異は、野生型TRAIL(SEQ ID NO:28)の247位に対応する位置にあり、野生型TRAILにおいてこの位置に位置するイソロイシン以外のアミノ酸である、項目1に記載のポリペプチド鎖。
(項目3)
前記イソロイシン以外のアミノ酸はグリシン、アラニン、バリンまたはロイシンである、項目2に記載のポリペプチド鎖。
(項目4)
前記イソロイシン以外のアミノ酸はバリン(I247V)である、項目2に記載のポリペプチド鎖。
(項目5)
前記少なくとも1つの安定化変異はR121I、R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247Vから選択される、項目1に記載のポリペプチド鎖。
(項目6)
前記少なくとも1つの安定化変異は下記6つの組み合わせから選択される少なくとも2つの安定化変異の組み合わせを含む、項目1に記載のポリペプチド鎖:
1)R121IおよびI247V;
2)N228SおよびI247V;
3)R130GおよびI247V;
4)R121I、R130G、Y213W、S215DおよびI247V;
5)R130G、Y213W、S215DおよびI247V;ならびに
6)R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247V。
(項目7)
TRAIL融合ポリペプチドの単一変異ポリペプチド鎖であって、
前記変異鎖は1組の3つのヒトTRAIL単量体部分にペプチド結合されたヒト血清アルブミン部分を含み、アミノ末端からカルボキシル末端の順で、Fc部分、TRAIL−Fcリンカー、第1のTRAIL単量体、TRAIL単量体間リンカー、第2のTRAIL単量体、第2のTRAIL単量体間リンカー、および第3のTRAIL単量体を含む単一非分枝ポリペプチドが形成され、
前記各リンカーは15−20アミノ酸から構成され、前記2つのTRAIL単量体間リンカーの各々は3つのG Sドメインを含み、
前記3つのTRAIL単量体の少なくとも2つは、天然の野生型ヒトTRAILで見出されない、少なくとも1つの安定化変異を含み、
前記変異ポリペプチド鎖の2つのコピーの二量体化により形成された、前記Fc−TR
AIL融合ポリペプチドは65℃超または65℃に等しい融解温度を示す、単一変異ポリペプチド鎖。
(項目8)
前記少なくとも1つの安定化変異は野生型TRAIL(SEQ ID NO:28)の247位に対応する位置にあり、野生型TRAILにおいてこの位置に位置するイソロイシン以外のアミノ酸である、項目7に記載のポリペプチド鎖。
(項目9)
前記イソロイシン以外のアミノ酸はグリシン、アラニン、バリンまたはロイシンである、項目8に記載のポリペプチド鎖。
(項目10)
前記イソロイシン以外のアミノ酸はバリン(I247V)である、項目8に記載のポリペプチド鎖。
(項目11)
前記少なくとも1つの安定化変異はR121I、R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247Vから選択される、項目7に記載のポリペプチド鎖。
(項目12)
前記少なくとも1つの安定化変異は下記6つの組み合わせから選択される少なくとも2つの安定化変異の組み合わせを含む、項目7に記載のポリペプチド鎖:
1)R121IおよびI247V;
2)N228SおよびI247V;
3)R130GおよびI247V;
4)R121I、R130G、Y213W、S215DおよびI247V;
5)R130G、Y213W、S215DおよびI247V;ならびに
6)R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247V。
(項目13)
ヒト患者において癌を治療する方法であって、前記患者に、有効量の、項目1−12のいずれか一項に記載の変異ポリペプチド鎖の2つのコピーの二量体化により形成されたFc−TRAIL融合ポリペプチドを投与することを含む、方法。
(項目14)
SEQ ID NO:28のアミノ酸残基95−281、114−281、または120−281に少なくとも95%同一であり、121、130、228、および247位の1つまたはそれより多く以上での置換を含むアミノ酸配列を含むポリペプチド。
(項目15)
R121I、R130G、N228S、およびI247Vからなる群より選択される少なくとも1つの置換を含む、項目14に記載のポリペプチド。
(項目16)
I247G、I247A、I247V、およびI247Lからなる群より選択される少なくとも1つの置換を含む、項目14に記載のポリペプチド。
(項目17)
213および215位の一方または両方での置換をさらに含む、項目14−16のいずれか一項に記載のポリペプチド。
(項目18)
Y213WおよびS215Dからなる群より選択される少なくとも1つの置換をさらに含む、項目14−16のいずれか一項に記載のポリペプチド。
(項目19)
下記からなる群より選択される1組の置換を含む、項目14に記載のポリペプチド:(i)R121IおよびI247V;(ii)N228SおよびI247V;(iii)R130GおよびI247V;(iv)R121I、R130G、Y213W、S215DおよびI247V;(v)R130G、Y213W、S215DおよびI247V;ならびに(vi)R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247V。
(項目20)
2つのポリペプチド鎖を含むタンパク質であって、各ポリペプチド鎖は抗体定常領域の一部および単鎖TRAIL三量体を含み、前記タンパク質は約60℃を超える融解温度を有する、タンパク質。
(項目21)
各ポリペプチド鎖はSEQ ID NO:28のアミノ酸残基95−281、114−281、または120−281に少なくとも95%同一のアミノ酸配列を含み、121、130、228、および247位の1つまたはそれより多くでの置換を含む、項目20に記載のタンパク質。
(項目22)
2つのポリペプチド鎖を含むタンパク質であって、各ポリペプチド鎖は抗体定常領域の一部および単鎖TRAIL三量体を含み、前記タンパク質は、90%マウス血清中、1μMの最終濃度で7日間37℃でのインキュベーション後、初期活性の少なくとも10%を保持する、タンパク質。
(項目23)
各ポリペプチド鎖はSEQ ID NO:28のアミノ酸残基95−281、114−281、または120−281に少なくとも95%同一のアミノ酸配列を含み、121、130、228、および247位の1つまたはそれより多くでの置換を含む、項目22に記載のタンパク質。
(項目24)
2つのポリペプチド鎖を含むタンパク質であって、各ポリペプチド鎖は抗体定常領域の一部および単鎖TRAIL三量体を含み、前記タンパク質はマウス循環において10時間以上の終末相半減期を有する、タンパク質。
(項目25)
各ポリペプチド鎖はSEQ ID NO:28のアミノ酸残基95−281、114−281、または120−281に少なくとも95%同一のアミノ酸配列を含み、121、130、228、および247位の1つまたはそれより多くでの置換を含む、項目24に記載のタンパク質。
(項目26)
前記少なくとも1つの安定化変異は、下記からなる群より選択される安定化変異の組み合わせを含む、項目1に記載のポリペプチド鎖:
1)R121I、R130G、およびI247V;
2)R130G、N228S、およびI247V;
3)R121I、R130G、N228S、およびI247V;
4)R121I、N228S、およびI247V;
5)R121IおよびR130G;
6)R121I、R130G、およびN228S;
7)R121IおよびN228S;ならびに
8)R130GおよびN228S。
(項目27)
前記少なくとも1つの安定化変異は、下記からなる群より選択される安定化変異の組み合わせを含む、項目7に記載のポリペプチド鎖:
1)R121I、R130G、およびI247V;
2)R130G、N228S、およびI247V;
3)R121I、R130G、N228S、およびI247V;
4)R121I、N228S、およびI247V;
5)R121IおよびR130G;
6)R121I、R130G、およびN228S;
7)R121IおよびN228S;ならびに
8)R130GおよびN228S。
(項目28)
下記からなる群より選択される1組の置換を含む、項目14に記載のポリペプチド:1)R121I、R130G、およびI247V;
2)R130G、N228S、およびI247V;
3)R121I、R130G、N228S、およびI247V;
4)R121I、N228S、およびI247V;
5)R121IおよびR130G;
6)R121I、R130G、およびN228S;
7)R121IおよびN228S;ならびに
8)R130GおよびN228S。

Claims (28)

  1. 少なくとも1つのFc間ジスルフィド結合により二量体化された2つのポリペプチド鎖を含む、Fc−TRAIL融合ポリペプチドの単一変異ポリペプチド鎖であって、
    前記変異鎖は1組の3つのヒトTRAIL単量体部分にペプチド結合されたヒトIgG Fc部分を含み、アミノ末端からカルボキシル末端の順で、Fc部分、TRAIL−Fcリンカー、第1のTRAIL単量体、TRAIL単量体間リンカー、第2のTRAIL単量体、第2のTRAIL単量体間リンカー、および第3のTRAIL単量体を含む単一非分枝ポリペプチドが形成され、
    前記各リンカーは15−20アミノ酸から構成され、前記2つのTRAIL単量体間リンカーの各々は3つのGSドメインを含み、
    前記3つのTRAIL単量体の少なくとも2つは、天然の野生型ヒトTRAILで見出されない、少なくとも1つの安定化変異を含み、
    前記変異ポリペプチド鎖の2つのコピーの二量体化により形成された前記Fc−TRAIL融合ポリペプチドは65℃超または65℃に等しい融解温度を示す、単一変異ポリペプチド鎖。
  2. 前記少なくとも1つの安定化変異は、野生型TRAIL(SEQ ID NO:28)の247位に対応する位置にあり、野生型TRAILにおいてこの位置に位置するイソロイシン以外のアミノ酸である、請求項1に記載のポリペプチド鎖。
  3. 前記イソロイシン以外のアミノ酸はグリシン、アラニン、バリンまたはロイシンである、請求項2に記載のポリペプチド鎖。
  4. 前記イソロイシン以外のアミノ酸はバリン(I247V)である、請求項2に記載のポリペプチド鎖。
  5. 前記少なくとも1つの安定化変異はR121I、R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247Vから選択される、請求項1に記載のポリペプチド鎖。
  6. 前記少なくとも1つの安定化変異は下記6つの組み合わせから選択される少なくとも2つの安定化変異の組み合わせを含む、請求項1に記載のポリペプチド鎖:
    1)R121IおよびI247V;
    2)N228SおよびI247V;
    3)R130GおよびI247V;
    4)R121I、R130G、Y213W、S215DおよびI247V;
    5)R130G、Y213W、S215DおよびI247V;ならびに
    6)R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247V。
  7. TRAIL融合ポリペプチドの単一変異ポリペプチド鎖であって、
    前記変異鎖は1組の3つのヒトTRAIL単量体部分にペプチド結合されたヒト血清アルブミン部分を含み、アミノ末端からカルボキシル末端の順で、Fc部分、TRAIL−Fcリンカー、第1のTRAIL単量体、TRAIL単量体間リンカー、第2のTRAIL単量体、第2のTRAIL単量体間リンカー、および第3のTRAIL単量体を含む単一非分枝ポリペプチドが形成され、
    前記各リンカーは15−20アミノ酸から構成され、前記2つのTRAIL単量体間リンカーの各々は3つのGSドメインを含み、
    前記3つのTRAIL単量体の少なくとも2つは、天然の野生型ヒトTRAILで見出されない、少なくとも1つの安定化変異を含み、
    前記変異ポリペプチド鎖の2つのコピーの二量体化により形成された、前記Fc−TR
    AIL融合ポリペプチドは65℃超または65℃に等しい融解温度を示す、単一変異ポリペプチド鎖。
  8. 前記少なくとも1つの安定化変異は野生型TRAIL(SEQ ID NO:28)の247位に対応する位置にあり、野生型TRAILにおいてこの位置に位置するイソロイシン以外のアミノ酸である、請求項7に記載のポリペプチド鎖。
  9. 前記イソロイシン以外のアミノ酸はグリシン、アラニン、バリンまたはロイシンである、請求項8に記載のポリペプチド鎖。
  10. 前記イソロイシン以外のアミノ酸はバリン(I247V)である、請求項8に記載のポリペプチド鎖。
  11. 前記少なくとも1つの安定化変異はR121I、R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247Vから選択される、請求項7に記載のポリペプチド鎖。
  12. 前記少なくとも1つの安定化変異は下記6つの組み合わせから選択される少なくとも2つの安定化変異の組み合わせを含む、請求項7に記載のポリペプチド鎖:
    1)R121IおよびI247V;
    2)N228SおよびI247V;
    3)R130GおよびI247V;
    4)R121I、R130G、Y213W、S215DおよびI247V;
    5)R130G、Y213W、S215DおよびI247V;ならびに
    6)R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247V。
  13. ヒト患者において癌を治療するための組成物であって、請求項1−12のいずれか一項に記載の変異ポリペプチド鎖の2つのコピーの二量体化により形成されたFc−TRAIL融合ポリペプチドを含む、組成物
  14. SEQ ID NO:28のアミノ酸残基95−281、114−281、または120−281に少なくとも95%同一であり、121、130、228、および247位の1つまたはそれより多く以上での置換を含むアミノ酸配列を含むポリペプチド。
  15. R121I、R130G、N228S、およびI247Vからなる群より選択される少なくとも1つの置換を含む、請求項14に記載のポリペプチド。
  16. I247G、I247A、I247V、およびI247Lからなる群より選択される少なくとも1つの置換を含む、請求項14に記載のポリペプチド。
  17. 213および215位の一方または両方での置換をさらに含む、請求項14−16のいずれか一項に記載のポリペプチド。
  18. Y213WおよびS215Dからなる群より選択される少なくとも1つの置換をさらに含む、請求項14−16のいずれか一項に記載のポリペプチド。
  19. 下記からなる群より選択される1組の置換を含む、請求項14に記載のポリペプチド:(i)R121IおよびI247V;(ii)N228SおよびI247V;(iii)R130GおよびI247V;(iv)R121I、R130G、Y213W、S215DおよびI247V;(v)R130G、Y213W、S215DおよびI247V;ならびに(vi)R130G、Y213W、S215D、N228SおよびI247V。
  20. 2つのポリペプチド鎖を含むタンパク質であって、各ポリペプチド鎖は抗体定常領域の一部および単鎖TRAIL三量体を含み、前記タンパク質は約60℃を超える融解温度を有する、タンパク質。
  21. 各ポリペプチド鎖はSEQ ID NO:28のアミノ酸残基95−281、114−281、または120−281に少なくとも95%同一のアミノ酸配列を含み、121、130、228、および247位の1つまたはそれより多くでの置換を含む、請求項20に記載のタンパク質。
  22. 2つのポリペプチド鎖を含むタンパク質であって、各ポリペプチド鎖は抗体定常領域の一部および単鎖TRAIL三量体を含み、前記タンパク質は、90%マウス血清中、1μMの最終濃度で7日間37℃でのインキュベーション後、初期活性の少なくとも10%を保持する、タンパク質。
  23. 各ポリペプチド鎖はSEQ ID NO:28のアミノ酸残基95−281、114−281、または120−281に少なくとも95%同一のアミノ酸配列を含み、121、130、228、および247位の1つまたはそれより多くでの置換を含む、請求項22に記載のタンパク質。
  24. 2つのポリペプチド鎖を含むタンパク質であって、各ポリペプチド鎖は抗体定常領域の一部および単鎖TRAIL三量体を含み、前記タンパク質はマウス循環において10時間以上の終末相半減期を有する、タンパク質。
  25. 各ポリペプチド鎖はSEQ ID NO:28のアミノ酸残基95−281、114−281、または120−281に少なくとも95%同一のアミノ酸配列を含み、121、130、228、および247位の1つまたはそれより多くでの置換を含む、請求項24に記載のタンパク質。
  26. 前記少なくとも1つの安定化変異は、下記からなる群より選択される安定化変異の組み合わせを含む、請求項1に記載のポリペプチド鎖:
    1)R121I、R130G、およびI247V;
    2)R130G、N228S、およびI247V;
    3)R121I、R130G、N228S、およびI247V;
    4)R121I、N228S、およびI247V;
    5)R121IおよびR130G;
    6)R121I、R130G、およびN228S;
    7)R121IおよびN228S;ならびに
    8)R130GおよびN228S。
  27. 前記少なくとも1つの安定化変異は、下記からなる群より選択される安定化変異の組み合わせを含む、請求項7に記載のポリペプチド鎖:
    1)R121I、R130G、およびI247V;
    2)R130G、N228S、およびI247V;
    3)R121I、R130G、N228S、およびI247V;
    4)R121I、N228S、およびI247V;
    5)R121IおよびR130G;
    6)R121I、R130G、およびN228S;
    7)R121IおよびN228S;ならびに
    8)R130GおよびN228S。
  28. 下記からなる群より選択される1組の置換を含む、請求項14に記載のポリペプチド:1)R121I、R130G、およびI247V;
    2)R130G、N228S、およびI247V;
    3)R121I、R130G、N228S、およびI247V;
    4)R121I、N228S、およびI247V;
    5)R121IおよびR130G;
    6)R121I、R130G、およびN228S;
    7)R121IおよびN228S;ならびに
    8)R130GおよびN228S。
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