JP2019510787A5 - - Google Patents

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各変動要素の局面を各変動要素について別々に上記で一般的に列挙してきたが、本発明は、式Iにおけるいくつかの局面または各局面が上記で列挙された各局面より選択される化合物を含む。したがって、本発明は、各変動要素の局面のすべての組み合わせを含むように意図されている。
[本発明1001]
式Ia:
Figure 2019510787
の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグ:
式中、
XはNHまたはSであり;
YはOまたはSであり;
ZはO、S、CHR 1a 、またはNR 1a であり;
R 1a は、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであり;
GはNまたはCであり;
GがNである場合、R 1 は、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであり;
GがNでありかつZがR 1a を含む場合、R 1 -R 1a は、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、または-CH=C(CH 3 )-基として連結されており; かつ
GがCでありかつZがR 1a を含む場合、R 1 -R 1a は、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されており;
R 1 は水素またはC 1〜6 アルキルであるか、あるいは、R 1 -R 1a は、連結されて-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、もしくは-CH=C(CH 3 )-基を形成し、またはそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一緒になってピリジン環、ピリミジン環、もしくはピラジン環を形成し;
R 2 は、水素、ハロゲン、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであり;
R 2a は、フェニル基、または、イミダゾリル、ピリジル、ピリジジニル、ピリミジニル、およびピラジニルからなる群より選択されるヘテロアリール基であり、該フェニル基または複素環基は、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、-CHO、-CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルまたは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、および-C≡CR 8a からなるハロ(halothe)群より独立して選択される1〜4個の置換基で置換されていてもよく;
R 3a 、R 3b 、およびR 4a は独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C 1〜6 アルキル、環状-(C 1〜8 アルキル)-、環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-、環状-(C 1〜6 アザアルキル)-、C 2〜6 アルケニル、またはC 2〜6 アルキニルであり;
該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、該チアゾリル基、または該テトラゾリル基は、ハロゲン基、チオール基、C 1〜6 アルキルチオエーテル基、C 1〜6 アルキルスルホキシド基、C 1〜6 アルキル基、C 1〜6 アルコキシル基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、C 1〜6 ジアルキルアミノ基、C 1〜6 アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO 2 H基、C 1〜6 アルキルカルボン酸基、シアノ基、C 2〜6 アルケニル基、およびC 2〜6 アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく; かつ該C 1〜6 アルキル基、該環状-(C 1〜8 アルキル)-基、該環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-基、該環状-(C 1〜6 アザアルキル)-基、該C 2〜6 アルケニル基、または該C 2〜6 アルキニル基は、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されており; かつ
R 5a 、R 6a 、R 7a 、R 8a 、およびR 9a は独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C 1〜6 アルキル、環状-(C 1〜8 アルキル)-、環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-、環状-(C 1〜6 アザアルキル)-、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 1〜6 アルコキシル、環状-(C 1〜8 アルコキシル)-、環状-(C 1〜6 オキサアルコキシル)-、環状-(C 1〜6 アザアルコキシル)-であり;
該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、または該チアゾリル基、該テトラゾリル基は、ハロゲン基、チオール基、C 1〜6 アルキルチオエーテル基、C 1〜6 アルキルスルホキシド基、C 1〜6 アルキル基、C 1〜6 アルコキシル基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、C 1〜6 ジアルキルアミノ基、C 1〜6 アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO 2 H基、C 1〜6 アルキルカルボン酸基、シアノ基、C 2〜6 アルケニル基、およびC 2〜6 アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく、かつ該C 1〜6 アルキル基、該環状-(C 1〜8 アルキル)-基、該環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-基、該環状-(C 1〜6 アザアルキル)-基、該C 2〜6 アルケニル基、または該C 2〜6 アルキニル基は、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されている。
[本発明1002]
XがSであり、YがOまたはSであり、かつR 2a が、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、カルボニル、-CHO、CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルもしくは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、および-C≡CR 8a からなる群より独立して選択される0〜3個の置換基を有するイミダゾリル基、ピリジル基、ピリジジニル基、ピリミジニル基、またはピラジニル基である、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1003]
XがSであり、YがOまたはSであり、かつR 2a が、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、-CHO、CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルまたは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、および-C≡CR 8a からなる群より独立して選択される0〜3個の置換基を有するイミダゾリル基である、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1004]
XがSであり、YがOまたはSであり、かつR 2a が、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、-CHO、CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルまたは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、および-C≡CR 8a からなる群より独立して選択される0〜3個の置換基を有するピリジル基である、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1005]
XがSであり、YがOまたはSであり、かつR 2a が、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、-CHO、CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルまたは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、および-C≡CR 8a からなる群より独立して選択される0〜3個の置換基を有するピリジジニル基である、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1006]
XがSであり、YがOまたはSであり、かつR 2a が、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、-CHO、CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルまたは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、および-C≡CR 8a からなる群より独立して選択される0〜3個の置換基を有するピリミジニル基である、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1007]
XがSであり、YがOまたはSであり、かつR 2a が、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、-CHO、CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルまたは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、および-C≡CR 8a からなる群より独立して選択される0〜3個の置換基を有するピラジニル基である、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1008]
XがSであり、YがOまたはSであり、かつR 2a が、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、-CHO、CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルまたは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、および-C≡CR 8a からなる群より独立して選択される0〜4個の置換基を有するフェニル基である、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1009]
XがSであり、YがOまたはSであり、GがNであり、かつR 1 が、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルである、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1010]
XがSであり、YがOまたはSであり、GがNであり、かつR 1 -R 1a が、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、または-CH=C(CH 3 )-基として連結されている、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1011]
XがSであり、YがOまたはSであり、GがCであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されている、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1012]
XがSであり、YがOまたはSであり、かつR 2 が、水素、ハロゲン、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルである、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1013]
R 2 が水素、Cl、Br、またはメチルである、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1014]
式Ib:
Figure 2019510787
の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグ:
式中、
XはNHまたはSであり;
YはOまたはSであり;
ZはO、S、CHR 1a 、またはNR 1a であり;
R 1a は、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであり;
GはNまたはCであり;
GがNである場合、R 1 は、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであるか、あるいは、R 1 -R 1a は、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、または-CH=C(CH 3 )-基として連結されており; かつGがCである場合、R 1 -R 1a は、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されており;
R 1 は水素またはC 1〜6 アルキルであるか、あるいは、R 1 -R 1a は、連結されて-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、もしくは-CH=C(CH 3 )-基を形成し、またはそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一緒になってピリジン環、ピリミジン環、もしくはピラジン環を形成し;
R 2 は、水素、ハロ、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであり;
R 3 、R 5 、およびR 6 は独立して、水素、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、-CHO、CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルもしくは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、-C≡CR 8a であるか、または、R 2 -R 3 は、-CH 2 CH 2 -基もしくは-CH 2 CH 2 CH 2 -基として連結されており;
R 3a 、R 3b 、およびR 4a は独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C 1〜6 アルキル、環状-(C 1〜8 アルキル)-、環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-、環状-(C 1〜6 アザアルキル)-、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニルであり;
該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、該チアゾリル基、または該テトラゾリル基は、ハロゲン基、チオール基、C 1〜6 アルキルチオエーテル基、C 1〜6 アルキルスルホキシド基、C 1〜6 アルキル基、C 1〜6 アルコキシル基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、C 1〜6 ジアルキルアミノ基、C 1〜6 アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO 2 H基、C 1〜6 アルキルカルボン酸基、シアノ基、C 2〜6 アルケニル基、およびC 2〜6 アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく; かつ該C 1〜6 アルキル基、該環状-(C 1〜8 アルキル)-基、該環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-基、該環状-(C 1〜6 アザアルキル)-基、該C 2〜6 アルケニル基、または該C 2〜6 アルキニル基は、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されており;
R 4 は水素またはハロゲンである。
[本発明1015]
XがSであり、YがOまたはSであり、GがNであり、かつR 1 が、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルである、本発明1014の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1016]
XがSであり、YがOまたはSであり、GがNであり、かつR 1 -R 1a が、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、または-CH=C(CH 3 )-基として連結されている、本発明1014の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1017]
XがSであり、YがOまたはSであり、GがCであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されている、本発明1014の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1018]
R 2 が水素、Cl、Br、またはメチルである、本発明1014の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1019]
XがSであり、YがOまたはSであり、GがNであり、かつR 1 が、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルである、本発明1014の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1020]
XがSであり、YがOまたはSであり、GがCであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されている、本発明1014の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1021]
式Ic:
Figure 2019510787
の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグ:
式中、
XはNHまたはSであり;
YはOまたはSであり;
ZはO、S、CHR 1a 、またはNR 1a であり;
R 1a は、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであり;
GはNまたはCであり;
GがNである場合、R 1 は、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであるか、あるいは、R 1 -R 1a は、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、または-CH=C(CH 3 )-基として連結されており; かつGがCである場合、R 1 -R 1a は、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されており;
WはOR 10a またはNHR 10a であり;
R 10a は、水素、C 1〜6 アルキル、1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであるか、または、R 10a -R 6 は、-CH 2 -CH 2 -基、-CH=CH-基、-N=CH-基、もしくは-CH=N-基として連結されており;
R 2 は、水素、ハロ、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであり;
R 3 およびR 6 は独立して、水素、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、-CHO、CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルもしくは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、-C≡CR 8a であるか、または、R 2 -R 3 は、-CH 2 CH 2 -基もしくは-CH 2 CH 2 CH 2 -基として連結されており;
R 3a 、R 3b 、およびR 4a は独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C 1〜6 アルキル、環状-(C 1〜8 アルキル)-、環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-、環状-(C 1〜6 アザアルキル)-、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニルであり;
該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、該チアゾリル基、または該テトラゾリル基は、ハロゲン基、チオール基、C 1〜6 アルキルチオエーテル基、C 1〜6 アルキルスルホキシド基、C 1〜6 アルキル基、C 1〜6 アルコキシル基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、C 1〜6 ジアルキルアミノ基、C 1〜6 アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO 2 H基、C 1〜6 アルキルカルボン酸基、シアノ基、C 2〜6 アルケニル基、およびC 2〜6 アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく; かつ該C 1〜6 アルキル基、該環状-(C 1〜8 アルキル)-基、該環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-基、該環状-(C 1〜6 アザアルキル)-基、該C 2〜6 アルケニル基、または該C 2〜6 アルキニル基は、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されており;
R 4 は水素またはハロゲンである。
[本発明1022]
XがSであり、YがOまたはSであり、ZがOまたはSであり、GがNであり、かつR 1 が、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルである、本発明1021の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1023]
XがSであり、YがOまたはSであり、GがNであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、または-CH=C(CH 3 )-基として連結されている、本発明1021の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1024]
XがSであり、YがOまたはSであり、GがCであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されている、本発明1021の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1025]
R 2 が水素、Cl、Br、またはメチルである、本発明1021の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1026]
式Id:
Figure 2019510787
の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグ:
式中、
ZはO、S、CHR 1a 、またはNR 1a であり;
R 1a は、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであり;
GはNまたはCであり;
GがNである場合、R 1 は、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルであるか、あるいは、R 1 -R 1a は、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、または-CH=C(CH 3 )-基として連結されており; かつGがCである場合、R 1 -R 1a は、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されており;
R 3 およびR 4 は独立して水素またはハロゲンであり;
R 6 は、水素、ハロゲン、-SR 3a 、-S(O)R 3a 、-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、-OCH(CH 3 )R 3b 、-OC(O)NHR 3a 、-NR 3a R 4a 、-NHSO 2 R 3a 、アジド、-CHO、CO 2 R 3a 、シアノ、C 1〜6 アルキルもしくは-CR 5a R 6a R 7a 、C 2〜6 アルケニル、-C(R 5a )=C(R 8a )(R 9a )、C 2〜6 アルキニル、-C≡CR 8a であるか、または、R 2 -R 3 は、-CH 2 CH 2 -基もしくは-CH 2 CH 2 CH 2 -基として連結されており;
R 3a 、R 3b 、およびR 4a は独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C 1〜6 アルキル、環状-(C 1〜8 アルキル)-、環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-、環状-(C 1〜6 アザアルキル)-、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニルであり;
該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、該チアゾリル基、または該テトラゾリル基は、ハロゲン基、チオール基、C 1〜6 アルキルチオエーテル基、C 1〜6 アルキルスルホキシド基、C 1〜6 アルキル基、C 1〜6 アルコキシル基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、C 1〜6 ジアルキルアミノ基、C 1〜6 アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO 2 H基、C 1〜6 アルキルカルボン酸基、シアノ基、C 2〜6 アルケニル基、およびC 2〜6 アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく; かつ該C 1〜6 アルキル基、該環状-(C 1〜8 アルキル)-基、該環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-基、該環状-(C 1〜6 アザアルキル)-基、該C 2〜6 アルケニル基、または該C 2〜6 アルキニル基は、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されている。
[本発明1027]
ZがOまたはSであり、GがNであり、かつR 1 が、水素、C 1〜6 アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC 1〜6 アルキルである、本発明1026の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1028]
GがNであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、または-CH=C(CH 3 )-基として連結されている、本発明1026の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1029]
GがCであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されている、本発明1026の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1030]
GがNであり、R 1 がメチルであり、ZがOであり、R 3 およびR 4 が独立して水素またはハロゲンであり、かつR6が-OR 3a 、-OCH 2 R 3b 、または-OCH(CH 3 )R 3b であり;
R 3a およびR 3b が独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C 1〜6 アルキル、環状-(C 1〜8 アルキル)-、環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-、環状-(C 1〜6 アザアルキル)-、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニルであり;
該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、該チアゾリル基、または該テトラゾリル基が、ハロゲン基、チオール基、C 1〜6 アルキルチオエーテル基、C 1〜6 アルキルスルホキシド基、C 1〜6 アルキル基、C 1〜6 アルコキシル基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、C 1〜6 ジアルキルアミノ基、C 1〜6 アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO 2 H基、C 1〜6 アルキルカルボン酸基、シアノ基、C 2〜6 アルケニル基、およびC 2〜6 アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく; かつ該C 1〜6 アルキル基、該環状-(C 1〜8 アルキル)-基、該環状-(C 1〜6 オキサアルキル)-基、該環状-(C 1〜6 アザアルキル)-基、該C 2〜6 アルケニル基、または該C 2〜6 アルキニル基が、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C 1〜6 アルコキシ基、C 1〜6 ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C 1〜6 アルキルアミノ基、ジ(C 1〜6 アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されている、本発明1026の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1031]
Figure 2019510787
からなる群より選択される、化合物。
[本発明1032]
Figure 2019510787
からなる群より選択される、化合物。
[本発明1033]
Figure 2019510787
Figure 2019510787
からなる群より選択される、化合物。
[本発明1034]
医学的治療における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグ。
[本発明1035]
医学的治療における使用のための、(a) 式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグと(b) 薬学的に許容される担体とを含む薬学的組成物。
[本発明1036]
研究開発、薬学的開発、およびバイオテクノロジー開発におけるcGAS活性の調節における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1037]
cGAS活性の調節が有益である疾患または状態の処置における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1038]
それを必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の治療有効量を投与する段階を含む、cGAS活性の調節が有益である疾患または状態を処置するための方法。
[本発明1039]
それを必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩と少なくとも1つのさらなる治療用物質とを含む組み合わせの治療有効量を投与する段階を含む、cGASの調節が有益である疾患または状態を処置するための方法。
[本発明1040]
cGASの調節が有益である疾患または状態の処置における使用のための医薬の製造における、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
[本発明1041]
cGASの調節が有益である疾患または状態の処置における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を含む薬学的組成物。
[本発明1042]
cGASの調節が有益である疾患または状態の処置における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩と少なくとも1つのさらなる治療用物質とを含む薬学的組成物。
[本発明1043]
cGASの調節が有益である疾患または状態の処置における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩と少なくとも1つのさらなる治療用物質と1つまたは複数の薬学的に許容される賦形剤とを含む薬学的組成物。
[本発明1044]
炎症性疾患、アレルギー疾患、または自己免疫疾患の処置における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1045]
それを必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の治療有効量を投与する段階を含む、炎症性疾患、アレルギー疾患、または自己免疫疾患を処置する方法。
[本発明1046]
前記炎症性疾患、前記アレルギー疾患、または前記自己免疫疾患が、全身性エリテマトーデス、乾癬、インスリン依存性糖尿病(IDDM)、強皮症、アイカルディ・グティエール症候群、皮膚筋炎、炎症性腸疾患、多発性硬化症、関節リウマチ、またはシェーグレン症候群(SS)である、本発明1045の方法。
[本発明1047]
それを必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩と少なくとも1つのさらなる治療用物質とを含む組み合わせの治療有効量を投与する段階を含む、炎症性疾患、アレルギー疾患、または自己免疫疾患を処置するための方法。
[本発明1048]
炎症性疾患、アレルギー疾患、または自己免疫疾患の処置のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を含む薬学的組成物。
[本発明1049]
炎症性疾患、アレルギー疾患、または自己免疫疾患の処置のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩と少なくとも1つのさらなる治療用物質とを含む薬学的組成物。
[本発明1050]
感染性疾患の処置における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1051]
それを必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の治療有効量を投与する段階を含む、感染性疾患を処置する方法。
[本発明1052]
前記感染性疾患がウイルス感染症、細菌感染症、または寄生虫感染症である、本発明1051の方法。
[本発明1053]
それを必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩と少なくとも1つのさらなる治療用物質とを含む組み合わせの治療有効量を投与する段階を含む、感染性疾患を処置するための方法。
[本発明1054]
感染性疾患の処置における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を含む薬学的組成物。
[本発明1055]
感染性疾患の処置における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩と少なくとも1つのさらなる治療用物質とを含む薬学的組成物。
[本発明1056]
老化関連疾患の処置における使用のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1057]
それを必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の治療有効量を投与する段階を含む、老化関連疾患を処置する方法。
[本発明1058]
前記老化関連疾患が、アテローム性動脈硬化症、心筋梗塞、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、肝炎、腎疾患、糖尿病、がん、および加齢である、本発明1057の方法。
[本発明1059]
それを必要とする患者に、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩と少なくとも1つのさらなる治療用物質とを含む組み合わせの治療有効量を投与する段階を含む、老化関連疾患を処置するための方法。
[本発明1060]
老化関連疾患の処置のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を含む薬学的組成物。
[本発明1061]
老化関連疾患の処置のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩と少なくとも1つのさらなる治療用物質とを含む薬学的組成物。

Claims (19)

  1. 式Ia:
    Figure 2019510787
    の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグ:
    式中、
    XはNHまたはSであり;
    YはOまたはSであり;
    ZはO、S、CHR1a、またはNR1aであり;
    R1aは、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであり;
    GはNまたはCであり;
    GがNである場合、R1は、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであり;
    GがNでありかつZがR1aを含む場合、R1-R1aは、-CH2CH2-基、-CH2CH2CH2-基、-CH=CH-基、-C(CH3)=CH-基、または-CH=C(CH3)-基として連結されており; かつ
    GがCでありかつZがR1aを含む場合、R1-R1aは、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されており;
    R1は水素またはC1〜6アルキルであるか、あるいは、R1-R1aは、連結されて-CH2CH2-基、-CH2CH2CH2-基、-CH=CH-基、-C(CH3)=CH-基、もしくは-CH=C(CH3)-基を形成し、またはそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一緒になってピリジン環、ピリミジン環、もしくはピラジン環を形成し;
    R2は、水素、ハロゲン、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであり;
    R2aは、フェニル基、または、イミダゾリル、ピリジル、ピリジジニル、ピリミジニル、およびピラジニルからなる群より選択されるヘテロアリール基であり、該フェニル基または複素環基は、ハロゲン、-SR3a、-S(O)R3a、-OR3a、-OCH2R3b、-OCH(CH3)R3b、-OC(O)NHR3a、-NR3aR4a、-NHSO2R3a、アジド、-CHO、-CO2R3a、シアノ、C1〜6アルキルまたは-CR5aR6aR7a、C2〜6アルケニル、-C(R5a)=C(R8a)(R9a)、C2〜6アルキニル、および-C≡CR8aからなる群より独立して選択される1〜4個の置換基で置換されていてもよく;
    R3a、R3b、およびR4aは独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C1〜6アルキル、環状-(C1〜8アルキル)-、環状-(C1〜6オキサアルキル)-、環状-(C1〜6アザアルキル)-、C2〜6アルケニル、またはC2〜6アルキニルであり;
    該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、該チアゾリル基、または該テトラゾリル基は、ハロゲン基、チオール基、C1〜6アルキルチオエーテル基、C1〜6アルキルスルホキシド基、C1〜6アルキル基、C1〜6アルコキシル基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、C1〜6ジアルキルアミノ基、C1〜6アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO2H基、C1〜6アルキルカルボン酸基、シアノ基、C2〜6アルケニル基、およびC2〜6アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく; かつ該C1〜6アルキル基、該環状-(C1〜8アルキル)-基、該環状-(C1〜6オキサアルキル)-基、該環状-(C1〜6アザアルキル)-基、該C2〜6アルケニル基、または該C2〜6アルキニル基は、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されており; かつ
    R5a、R6a、R7a、R8a、およびR9aは独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C1〜6アルキル、環状-(C1〜8アルキル)-、環状-(C1〜6オキサアルキル)-、環状-(C1〜6アザアルキル)-、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C1〜6アルコキシル、環状-(C1〜8アルコキシル)-、環状-(C1〜6オキサアルコキシル)-、環状-(C1〜6アザアルコキシル)-であり;
    該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、または該チアゾリル基、該テトラゾリル基は、ハロゲン基、チオール基、C1〜6アルキルチオエーテル基、C1〜6アルキルスルホキシド基、C1〜6アルキル基、C1〜6アルコキシル基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、C1〜6ジアルキルアミノ基、C1〜6アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO2H基、C1〜6アルキルカルボン酸基、シアノ基、C2〜6アルケニル基、およびC2〜6アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく、かつ該C1〜6アルキル基、該環状-(C1〜8アルキル)-基、該環状-(C1〜6オキサアルキル)-基、該環状-(C1〜6アザアルキル)-基、該C2〜6アルケニル基、または該C2〜6アルキニル基は、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されている。
  2. XがSであり、YがOまたはSであり、かつR2aが、ハロゲン、-SR3a、-S(O)R3a、-OR3a、-OCH2R3b、-OCH(CH3)R3b、-OC(O)NHR3a、-NR3aR4a、-NHSO2R3a、アジド、カルボニル、-CHO、CO2R3a、シアノ、C1〜6アルキルもしくは-CR5aR6aR7a、C2〜6アルケニル、-C(R5a)=C(R8a)(R9a)、C2〜6アルキニル、および-C≡CR8aからなる群より独立して選択される0〜3個の置換基を有するイミダゾリル基、ピリジル基、ピリジジニル基、ピリミジニル基、またはピラジニル基である、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  3. 式Ib:
    Figure 2019510787
    の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグ:
    式中、
    XはNHまたはSであり;
    YはOまたはSであり;
    ZはO、S、CHR1a、またはNR1aであり;
    R1aは、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであり;
    GはNまたはCであり;
    GがNである場合、R1は、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであるか、あるいは、R1-R1aは、-CH2CH2-基、-CH2CH2CH2-基、-CH=CH-基、-C(CH3)=CH-基、または-CH=C(CH3)-基として連結されており; かつGがCである場合、R1-R1aは、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されており;
    R1は水素またはC1〜6アルキルであるか、あるいは、R1-R1aは、連結されて-CH2CH2-基、-CH2CH2CH2-基、-CH=CH-基、-C(CH3)=CH-基、もしくは-CH=C(CH3)-基を形成し、またはそれらが結合している炭素原子もしくは窒素原子と一緒になってピリジン環、ピリミジン環、もしくはピラジン環を形成し;
    R2は、水素、ハロ、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであり;
    R3、R5、およびR6は独立して、水素、ハロゲン、-SR3a、-S(O)R3a、-OR3a、-OCH2R3b、-OCH(CH3)R3b、-OC(O)NHR3a、-NR3aR4a、-NHSO2R3a、アジド、-CHO、CO2R3a、シアノ、C1〜6アルキルもしくは-CR5aR6aR7a、C2〜6アルケニル、-C(R5a)=C(R8a)(R9a)、C2〜6アルキニル、-C≡CR8aであるか、または、R2-R3は、-CH2CH2-基もしくは-CH2CH2CH2-基として連結されており;
    R3a、R3b、およびR4aは独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C1〜6アルキル、環状-(C1〜8アルキル)-、環状-(C1〜6オキサアルキル)-、環状-(C1〜6アザアルキル)-、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニルであり;
    該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、該チアゾリル基、または該テトラゾリル基は、ハロゲン基、チオール基、C1〜6アルキルチオエーテル基、C1〜6アルキルスルホキシド基、C1〜6アルキル基、C1〜6アルコキシル基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、C1〜6ジアルキルアミノ基、C1〜6アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO2H基、C1〜6アルキルカルボン酸基、シアノ基、C2〜6アルケニル基、およびC2〜6アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく; かつ該C1〜6アルキル基、該環状-(C1〜8アルキル)-基、該環状-(C1〜6オキサアルキル)-基、該環状-(C1〜6アザアルキル)-基、該C2〜6アルケニル基、または該C2〜6アルキニル基は、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されており;
    R4は水素またはハロゲンである。
  4. XがSであり、YがOまたはSであり、GがNであり、かつR1が、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであるか;または
    GがNであり、かつR 1 -R 1a が、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、もしくは-CH=C(CH 3 )-基として連結されているか;または
    GがCであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、もしくは=CH-N=CH-基として連結されている
    請求項3に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  5. 式Ic:
    Figure 2019510787
    の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグ:
    式中、
    XはNHまたはSであり;
    YはOまたはSであり;
    ZはO、S、CHR1a、またはNR1aであり;
    R1aは、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであり;
    GはNまたはCであり;
    GがNである場合、R1は、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであるか、あるいは、R1-R1aは、-CH2CH2-基、-CH2CH2CH2-基、-CH=CH-基、-C(CH3)=CH-基、または-CH=C(CH3)-基として連結されており; かつGがCである場合、R1-R1aは、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されており;
    WはOR10aまたはNHR10aであり;
    R10aは、水素、C1〜6アルキル、1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであるか、または、R10a-R6は、-CH2-CH2-基、-CH=CH-基、-N=CH-基、もしくは-CH=N-基として連結されており;
    R2は、水素、ハロ、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであり;
    R3およびR6は独立して、水素、ハロゲン、-SR3a、-S(O)R3a、-OR3a、-OCH2R3b、-OCH(CH3)R3b、-OC(O)NHR3a、-NR3aR4a、-NHSO2R3a、アジド、-CHO、CO2R3a、シアノ、C1〜6アルキルもしくは-CR5aR6aR7a、C2〜6アルケニル、-C(R5a)=C(R8a)(R9a)、C2〜6アルキニル、-C≡CR8aであるか、または、R2-R3は、-CH2CH2-基もしくは-CH2CH2CH2-基として連結されており;
    R3a、R3b、およびR4aは独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C1〜6アルキル、環状-(C1〜8アルキル)-、環状-(C1〜6オキサアルキル)-、環状-(C1〜6アザアルキル)-、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニルであり;
    該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、該チアゾリル基、または該テトラゾリル基は、ハロゲン基、チオール基、C1〜6アルキルチオエーテル基、C1〜6アルキルスルホキシド基、C1〜6アルキル基、C1〜6アルコキシル基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、C1〜6ジアルキルアミノ基、C1〜6アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO2H基、C1〜6アルキルカルボン酸基、シアノ基、C2〜6アルケニル基、およびC2〜6アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく; かつ該C1〜6アルキル基、該環状-(C1〜8アルキル)-基、該環状-(C1〜6オキサアルキル)-基、該環状-(C1〜6アザアルキル)-基、該C2〜6アルケニル基、または該C2〜6アルキニル基は、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されており;
    R4は水素またはハロゲンである。
  6. XがSであり、YがOまたはSであり、ZがOまたはSであり、GがNであり、かつR1が、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであるか;または
    GがNであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、もしくは-CH=C(CH 3 )-基として連結されているか;または
    GがCであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、もしくは=CH-N=CH-基として連結されている
    請求項5に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  7. 式Id:
    Figure 2019510787
    の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグ:
    式中、
    ZはO、S、CHR1a、またはNR1aであり;
    R1aは、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであり;
    GはNまたはCであり;
    GがNである場合、R1は、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであるか、あるいは、R1-R1aは、-CH2CH2-基、-CH2CH2CH2-基、-CH=CH-基、-C(CH3)=CH-基、または-CH=C(CH3)-基として連結されており; かつGがCである場合、R1-R1aは、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、または=CH-N=CH-基として連結されており;
    R3およびR4は独立して水素またはハロゲンであり;
    R6は、水素、ハロゲン、-SR3a、-S(O)R3a、-OR3a、-OCH2R3b、-OCH(CH3)R3b、-OC(O)NHR3a、-NR3aR4a、-NHSO2R3a、アジド、-CHO、CO2R3a、シアノ、C1〜6アルキルもしくは-CR5aR6aR7a、C2〜6アルケニル、-C(R5a)=C(R8a)(R9a)、C2〜6アルキニル、-C≡CR8aであるか、または、R2-R3は、-CH2CH2-基もしくは-CH2CH2CH2-基として連結されており;
    R3a、R3b、およびR4aは独立して、水素、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、テトラゾリル基、C1〜6アルキル、環状-(C1〜8アルキル)-、環状-(C1〜6オキサアルキル)-、環状-(C1〜6アザアルキル)-、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニルであり;
    該フェニル基、該ナフチル基、該ピリジル基、該ピリミジニル基、該イミダゾリル基、該1,2,3-トリアゾリル基、該キノリニル基、該イソキノリニル基、該チアゾリル基、または該テトラゾリル基は、ハロゲン基、チオール基、C1〜6アルキルチオエーテル基、C1〜6アルキルスルホキシド基、C1〜6アルキル基、C1〜6アルコキシル基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、C1〜6ジアルキルアミノ基、C1〜6アルキルスルホンアミド基、アジド基、-CHO基、-CO2H基、C1〜6アルキルカルボン酸基、シアノ基、C2〜6アルケニル基、およびC2〜6アルキニル基からなる群より独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく; かつ該C1〜6アルキル基、該環状-(C1〜8アルキル)-基、該環状-(C1〜6オキサアルキル)-基、該環状-(C1〜6アザアルキル)-基、該C2〜6アルケニル基、または該C2〜6アルキニル基は、1個または複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、アジド基、ピペリジニル基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基、ピリミジニル基、イミダゾリル基、1,2,3-トリアゾリル基、キノリニル基、イソキノリニル基、チアゾリル基、またはテトラゾリル基を用いて選択的に官能基を付与されている。
  8. ZがOまたはSであり、GがNであり、かつR1が、水素、C1〜6アルキル、または1個もしくは複数のハロゲン基、チオール基、ヒドロキシル基、カルボニル基、カルボキシル基、カルボニルオキシル基、C1〜6アルコキシ基、C1〜6ヒドロキシアルコキシ基、アミノ基、C1〜6アルキルアミノ基、ジ(C1〜6アルキル)アミノ基、もしくはアジド基を用いて選択的に官能基を付与されたC1〜6アルキルであるか;または
    GがNであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、-CH 2 CH 2 -基、-CH 2 CH 2 CH 2 -基、-CH=CH-基、-C(CH 3 )=CH-基、もしくは-CH=C(CH 3 )-基として連結されているか;または
    GがCであり、ZがNR 1a であり、かつR 1 -R 1a が、=CH-CH=CH-基、=N-CH=CH-基、もしくは=CH-N=CH-基として連結されている
    請求項7に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  9. Figure 2019510787
    からなる群より選択される、請求項1記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩
  10. Figure 2019510787
    からなる群より選択される、請求項1記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩
  11. Figure 2019510787
    Figure 2019510787
    からなる群より選択される、請求項1記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩
  12. 医学的治療における使用のための、(a) 請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、立体異性体、互変異性体、もしくはプロドラッグと(b) 薬学的に許容される担体とを含む薬学的組成物。
  13. 請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の治療有効量をむ、患者におけるcGAS活性の調節が有益である疾患または状態を処置するための薬学的組成物
  14. cGASの調節が有益である疾患または状態の処置における使用のための医薬の製造における、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の使用。
  15. 請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の治療有効量を含む、患者における炎症性疾患、アレルギー疾患、または自己免疫疾患を処置するための薬学的組成物
  16. 前記炎症性疾患、前記アレルギー疾患、または前記自己免疫疾患が、全身性エリテマトーデス、乾癬、インスリン依存性糖尿病(IDDM)、強皮症、アイカルディ・グティエール症候群、皮膚筋炎、炎症性腸疾患、多発性硬化症、関節リウマチ、またはシェーグレン症候群(SS)である、請求項15に記載の薬学的組成物
  17. 請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の治療有効量を含む、患者における感染性疾患を処置するための薬学的組成物
  18. 請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の治療有効量を含む、患者における老化関連疾患を処置するための薬学的組成物
  19. 前記老化関連疾患が、アテローム性動脈硬化症、心筋梗塞、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、筋萎縮性側索硬化症、肝炎、腎疾患、糖尿病、がん、または加齢である、請求項18に記載の薬学的組成物
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