JP2019510073A - 食品として天然クロロフィルaを使用するために植物細胞からそれを効率的に抽出する方法及び食品中の抽出されたクロロフィルaを安定化するための種々の調製方法 - Google Patents

食品として天然クロロフィルaを使用するために植物細胞からそれを効率的に抽出する方法及び食品中の抽出されたクロロフィルaを安定化するための種々の調製方法 Download PDF

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Abstract

安定化のために食品中に天然クロロフィルaを定着させる方法が本明細書中に開示される。本発明では、天然クロロフィルaを抽出し、抽出された天然クロロフィルaを、粉乳、料理油(ダイズオイル、ナッツオイル、オリーブオイル、グレープシードオイル及びサンフラワーシードオイル)、タンパク質(ダイズタンパク質、ホエイタンパク質(WPI、WPC、WPH)、カゼインタンパク質及び卵タンパク質)、料理油とタンパク質との混合物又は粉乳と豆粉の混合物中に定着させることによって貯蔵し、食物中のクロロフィルa含量の変化を時間に従って解析した。結果として、クロロフィルaが粉乳中に定着された場合に、クロロフィルa含量は、貯蔵後最大8ヶ月維持され、クロロフィルa含量はより長時間維持されると予測された。クロロフィルaが料理油中に定着された場合には、クロロフィルaの安定性は、空気と接触することを防ぐためにソフトカプセル中に貯蔵された場合に増大したが、クロロフィルaが、タンパク質とダイズタンパク質の混合物又は粉乳と豆粉の混合物中に定着された場合には、クロロフィルaは、ゆっくりと分解し始めたが、その有効成分は、相当な期間、貯蔵されると示された。したがって、抽出されたクロロフィルaを食物又はタンパク質中に定着させる方法は、貯蔵することが困難である天然クロロフィルaを、8ヶ月超、効率的に貯蔵でき、それゆえ天然クロロフィルaを一般的な食品として使用し得ることが確認された。
【選択図】図2

Description

本開示内容は、天然クロロフィルaを種々の種類の食物及びタンパク質中に定着させることによって安定性が改善されたクロロフィルaを貯蔵する方法に関する。
天然クロロフィルaは、植物の葉、淡水及び海藻の中に存在する光合成色素である。天然クロロフィルaは、種々の重金属を、さらには放射性物質をヒト身体から排出させることができることが確認された。天然クロロフィルaは、汚染に曝されている現代人の身体に蓄積した種々の毒素の除去にとって必須である。
天然クロロフィルaの別の機能は、ヒト身体において、過剰の栄養素蓄積をエネルギーに変換することである。
天然クロロフィルaは、身体において、過剰のトリグリセリド、過酸化脂質、コレステロールなどの蓄積をエネルギーに変換できることが確認された。過剰の栄養分の蓄積の低減は、詰まった血管を開放し、それによって、滑らかな血液循環を改善する。さらに、天然クロロフィルaが、細胞内で活性酸素種を分解し、活性酸素種を除去するカタラーゼの形成、及び白血球、赤血球、好中球などのレベルを増大する造血の機能を有することが確認された。
今日までに、クロロフィルaと関連しているとわかっている機能として、抗突然変異誘発、抗DNAプロネーション(pronation)、抗遺伝子毒性、抗染色体異常誘発、腫瘍増殖の抑制、抗癌活性の効果などが挙げられる。クロロフィルaの効果は、雑誌において確認されている、癌、腸疾患、貧血、外傷治療、糖尿病、胃腸疾患、悪臭の除去、肝硬変、関節炎、宿酔の除去、歯周病、肝臓強化作用、そばかす、創傷、アトピー、ざ瘡、皮膚改善、高血圧症、強心作用、心血管疾患、心臓疾患、高脂血症、抗ウイルス、抗アレルギー、抗細菌、抗コレステロール、代謝の促進などと関連する種々の研究によって確認されている。
天然クロロフィルaは、硬いチラコイド膜によって囲まれている場合には比較的安定である(植物細胞内)。しかし、ヒトは、チラコイドの分解のための酵素を有さず、したがって、天然状態の天然クロロフィルは、植物の摂取では身体中に吸収され得ない。天然クロロフィルaは、身体中に吸収されることが可能であるが、光、高温及び空気に曝露されると容易に破壊され得る。したがって、クロロフィルaの身体への取り込みは、依然として困難である。
クロロフィルaを抽出する従来法によれば、天然クロロフィルaは、すべての種類の植物の葉から抽出され得る。クロロフィルa含量は、植物の間で大きく変わるが、クロレラ及びスピルリナなどの海洋微生物は、クロロフィルa抽出のために最も効率的である(と示されている)。これらの微生物は、容易に培養されるだけでなく多量のクロロフィルaも含有し、したがって、クロロフィルaの効率的な抽出を可能にする。しかし、原材料を安定に貯蔵する面から、これらの微生物を生存状態で保存することは、困難である。これらの微生物の凍結保存は、微生物の分解を防ぎ得るが、それに含有されるクロロフィルaの破壊ももたらし得る。したがって、クロロフィルaが、生存クロレラから抽出される場合には、栄養面から、それらが食物として貯蔵され得るように、クロロフィルaとともに種々のその他の栄養分を抽出することが有利である。
しかし、種々の疾患の治療のためのクロロフィルaの効果にもかかわらず、食物からの天然状態のクロロフィルaの摂取は、身体中に吸収されることが困難であり、クロロフィルaはまた、抽出のプロセスの間に容易に破壊される。これらの必要性は、抽出された天然クロロフィルaを安定化する方法を提供する本発明によって満たされる。
天然クロロフィルaを抽出する方法又は抽出されたクロロフィルaを安定化する方法に関して、韓国特許第10-0808630号及び同10-0808630号には、クロリンを調製する方法として、クロロフィルaを抽出することが開示されており、これでは、クロロフィルa以外のその他の成分は、不純物と見なされ、60%エタノールを用いて抽出することによって最初に除去され、次いで、クロロフィルaが、70%エタノールを用いて抽出された。これらの方法は、クロリンを調製するためにクロロフィルaのみを得るための妥当な方法であるが、それらは、クロロフィルaを食物としての使用のために調製するために使用されるには効率的と考えられない。
さらに、韓国特許第10-0979224号は、クロロフィルa、クロロフィルaの安定剤として抗酸化剤を含有する安定化されたクロロフィルa組成物及びクロロフィルaを安定化する方法が開示されている。しかし、食物中に定着させることによってクロロフィルa安定性を改善する本発明は、これまでは知られていなかった。
これらの状況下で、本発明者らは、天然クロロフィルaを抽出し、抽出物を安定に貯蔵する方法を発見するように努力してきた。抽出された天然クロロフィルaを、粉乳、料理油(ダイズオイル、ナッツオイル、オリーブオイル、グレープシードオイル及びサンフラワーシードオイル)、タンパク質(ダイズタンパク質、ホエイタンパク質(WPI、WPC、WPH)、カゼインタンパク質及び卵タンパク質)、料理油とタンパク質との混合物又は粉乳と豆粉の混合物中に定着させることによって貯蔵し、食物中のクロロフィルa含量の変化を時間に従って解析した。結果として、クロロフィルaが粉乳中に定着された場合に、クロロフィルa含量は、貯蔵後最大8ヶ月維持された。クロロフィルaが、料理油中に定着された場合には、クロロフィルaの安定性は、空気と接触することを防ぐためにソフトカプセル中に貯蔵された場合に有意に増大したが、クロロフィルaが、タンパク質とダイズタンパク質の混合物又は粉乳と豆粉の混合物中に定着された場合には、クロロフィルaは、ゆっくりと分解し始めたが、その有効成分は、相当な期間、貯蔵されると示された。したがって、抽出されたクロロフィルaを食物又はタンパク質中に定着させる方法は、(天然には)貯蔵することが困難である天然クロロフィルaを、8ヶ月超、効率的に貯蔵できることが確認され、それによって、本発明を完了した。
本発明の1つの目的は、その他の栄養分とともに天然クロロフィルaを抽出し、それを食物又はタンパク質中に定着させ、それによって、安定性が改善されたクロロフィルaを貯蔵する方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は、クロレラ及びスピルリナを貯蔵する方法、その抽出方法、及び食物又はタンパク質中に抽出されたクロロフィルaを定着させることを含む、安定性が改善されたクロロフィルaを貯蔵する方法を提供する。
本発明における天然クロロフィルaの抽出では、天然クロロフィルaは、その他の栄養分とともに抽出される。結果として、天然クロロフィルaを分離し、抽出する費用が、クロロフィルのみが分離され、抽出される場合と比較して低減され得、クロロフィルaは、食物として使用され得、したがって、栄養面で、より有利であり、抽出は、乾燥状態の原材料を使用して実施され、したがって、クロロフィルaは、修飾されずに抽出され得る。本発明者らは、天然クロロフィルaを抽出し、抽出された天然クロロフィルaを、粉乳、料理油(ダイズオイル、ナッツオイル、オリーブオイル、グレープシードオイル及びサンフラワーシードオイル)、タンパク質(ダイズタンパク質、ホエイタンパク質(WPI、WPC、WPH)、カゼインタンパク質及び卵タンパク質)、料理油とタンパク質の間の混合物又は粉乳と豆粉の混合物中に定着させることによって貯蔵し、食物中のクロロフィルa含量の変化を、時間に従って解析した。結果として、本発明者らは、クロロフィルが、粉乳中に定着された場合に、貯蔵後最大8ヶ月の調査時点でクロロフィルa含量が維持されたことを発見した。クロロフィルaが、料理油中に定着された場合には、クロロフィルaの安定性は、空気と接触することを防ぐためにソフトカプセル中に貯蔵された場合に増大されたのに対し、クロロフィルaが、タンパク質及びダイズタンパク質中に定着された場合には、定着の効率は有意に高く、クロロフィルaが、タンパク質とダイズタンパク質の混合物又は粉乳と豆粉の混合物中に定着された場合には、クロロフィルaは、ゆっくりと分解し始めたが、その有効成分は、相当な期間、貯蔵されると示された。したがって、抽出されたクロロフィルaを、食物又はタンパク質中に定着させる方法を使用して、貯蔵することが困難である天然クロロフィルaを、8ヶ月超、効率的に貯蔵できることが確認された。
本発明の上記の及びその他の目的、特徴及びその他の利点は、添付の図面とともに受け取られる以下の詳細な説明からより明確に理解される。
抽出されたクロロフィルaのHPLC解析の結果を示す図(水平軸:時間、垂直軸:吸光度)である。 国産クロレラに70%以上のアルコールを添加することによって抽出されたクロロフィルaのHPLC解析の結果を示す図である。 低温保存クロレラから得たクロロフィルaのHPLC解析の結果を示す図である。
本発明の特徴及び利点は、添付の図面を参照することにより、本好ましい実施形態の以下の詳細な説明によってより明確に理解される。本明細書において使用される用語又は単語は、発明者は、自身の発明を最良に説明するように用語の概念を適宜定義できるという原則に基づいて、本発明の技術的趣旨に対応する意味又は概念と解釈されなくてはならないということがまず注記される。また、本発明と関連する周知の機能及び構造の詳細な説明は、本発明の重要点を不必要に不明瞭にしないように省略されることが理解されなくてはならない。
本明細書において以下、本発明を詳細に記載する。
本発明は、天然クロロフィルaを食物又はタンパク質中に定着させることを含む、安定性が改善されたクロロフィルaを貯蔵する方法を提供する。
好ましくは、乾燥後の貯蔵下で、クロレラ又はスピルリナなどの微生物(微細藻類)の乾燥原材料を使用する抽出方法は、クロロフィル成分の安定な抽出にとって有用であるので、天然クロロフィルaは、クロレラ又はスピルリナから抽出される。
好ましくは、食物は、粉乳、料理油、又は粉乳と黒豆粉の混合物から選択され、混合物は、好ましくは、40%以上を含有し、粉乳及び黒豆粉は、50:50(g/g)の比で混合される。料理油は、食用であり、それらは、好ましくは、ダイズオイル、ナッツオイル、オリーブオイル、グレープシードオイル及びサンフラワーシードオイルからなる群から選択される。
さらに、タンパク質は、ダイズタンパク質、ホエイタンパク質単離物(WPI)、ホエイタンパク質加水分解物(WPH)、ホエイタンパク質濃縮物(WPC)、カゼインタンパク質及び卵タンパク質からなる群から選択される。しかし、それらに限定されない。
さらに、定着は、好ましくは、40トル〜60トルの圧力で30℃〜50℃の温度で、4時間〜6時間実施されるが、比は、材料の蒸発曲線の特徴に適するように、適当に調整し得る。
好ましくは、方法は、料理油中に定着されているクロロフィルaを、ソフトカプセル中に貯蔵することをさらに含む。
好ましくは、方法は、粉乳、料理油又は粉乳と黒豆粉の混合物中に定着されているクロロフィルaを、窒素を充填することによって包装容器中に貯蔵することをさらに含む。
好ましくは、方法は、それらを空気中の水分から保護することをさらに含み、パッケージングの際に窒素を充填することをさらに含む。
好ましくは、方法は、それらを、最小化された表面積が空気に曝露される錠剤に成形することをさらに含む。
本発明の例示的実施形態では、天然クロロフィルaを抽出し、抽出された天然クロロフィルaを、粉乳、料理油(ダイズオイル、ナッツオイル、オリーブオイル、グレープシードオイル及びサンフラワーシードオイル)、タンパク質(ダイズタンパク質、ホエイタンパク質(WPI、WPC、WPH)、カゼインタンパク質及び卵タンパク質)、料理油とタンパク質との混合物又は粉乳と豆粉の混合物中に定着させることによって貯蔵し、食物中のクロロフィルa含量の変化を、時間に従って解析した。結果として、クロロフィルaが、粉乳中に定着された場合に、クロロフィルa含量が貯蔵後最大8ヶ月維持され(表1を参照のこと)、クロロフィルaが、料理油中に定着された場合には、クロロフィルaの安定性は、空気と接触することを防ぐためにソフトカプセル中に貯蔵された場合に増大され(表2及び3を参照のこと)、クロロフィルaが、タンパク質中に定着された場合(表4を参照のこと)及びクロロフィルaが、料理油中に定着された場合(表2を参照のこと)には、定着率は、有意に高く、クロロフィルaが、タンパク質とダイズタンパク質の混合物中(表5を参照のこと)又は粉乳と豆粉の混合物中(表6を参照のこと)に定着された場合には、クロロフィルaは、ゆっくりと分解し始めるが、その含量は、相当な期間、貯蔵されると示されたことが確認された。
したがって、食物又はタンパク質中にクロロフィルaを定着させる方法は、貯蔵することが困難である天然クロロフィルaの、8ヶ月超の間の効率的な貯蔵法に使用され得る。
本明細書において以下、以下の実施例及び実験実施例を参照して本発明をより詳細に記載する。しかし、以下の実施例及び実験実施例は、単に例示目的で提供されるのであって、本発明の範囲は、いかなる方法によってもそれらに限定されるものではない。
[実施例]
[実施例1]
天然クロロフィルaの抽出及び解析
<1-1>海洋クロレラからの天然クロロフィルaの抽出
天然クロロフィルaの抽出のために、海洋クロレラを遠心分離し、得られたものを淡水で洗浄してアルカリを除去し、クロレラ(1kg)に70%以上のアルコールを添加し、混合物を5時間を超える抽出に付した。
<1-2>乾燥クロレラからの天然クロロフィルaの抽出
天然クロロフィルaの抽出のために、乾燥クロレラ(500g)を70%以上のアルコール中に添加し、混合物を5時間を超える抽出に付した。
<1-3>クロロフィルa含量の解析
クロロフィルa含量の解析のために使用された高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)は、ACE社のカラム(製品番号ACE-121-2546)を備えたDongil-Shimadzu HPLCであった。インプット容量は10μlとし、流速は1mL/分に設定した。展開溶液としてメタノール(アッセイ99.9)を使用し、SIGMA-ALDRICHから購入したクロロフィルaを、参照材料として使用した(製品番号C5753MG;ホウレンソウから抽出されたクロロフィルa)。
図1に示されるように、HPLC結果に関して、図2及び3に示されるように、13.024分)の保持時間でクロロフィルaに対応するピークが確認され、海洋クロレラから抽出されたサンプル溶液の解析は、13.024分の保持時間でクロロフィルaに対応するピークを示した。さらに、2.5分〜5.0分、5.0分〜12分、15分及び38.8分の保持時間でその他の成分に対応するピークが観察され、したがって、クロレラ中に存在する種々の栄養分が、クロロフィルaとともに抽出されたことが確認された。
[実験実施例1]
抽出されたクロロフィルaを粉乳中に定着させた後のクロロフィルa含量の変化の確認
抽出されたクロロフィルaの安定な貯蔵のために、粉乳中に定着させた後にクロロフィルa含量の変化を解析した。
具体的には、10Lの量の実施例<1-1>の方法によって抽出されたクロロフィルaを含有するエタノール溶液(クロロフィルa含量;0.16699mg/mL)に全脂粉乳(500g)を添加し、ロータリーエバポレーターを使用して40℃で維持した浴中で50トルの圧力で濃縮した。ほぼすべてのアルコールが蒸発した時点で、濃縮物を顆粒に調製し、乾燥させ、ティーバッグ中に詰め、貯蔵した。
粉乳中に定着させるために、上記で乾燥させたサンプル(0.3g)を95%エタノール(10mL)に溶解し、貯蔵時間に従ってHPLCによってクロロフィルa含量を解析した。
結果として、最初に抽出されたクロロフィルaを含有するアルコール溶液中に含有されるクロロフィルaの総量は、1,669.9mgであった。全脂粉乳(500g)を濃縮した後、残ったクロロフィルの量は、730.8mg(3/11の解析)〜1,092mg(1/15の解析)の範囲にあると確認された。
さらに、クロロフィルaは、ロータリーエバポレーターを使用して濃縮した後にほぼ均一に定着され、1週間の間隔でティーバッグ(約5g/単位)中に貯蔵されたサンプルの解析の結果として、クロロフィルaが経時的にほとんど破壊されなかったことが確認された。
11/27と12/8の間の平均:0.053096mg/mL
12/25と1/8の間の平均:0.055816mg/mL
1/15と1/29の間の平均:0.059676mg/mL
2/5と2/19の間の平均:0.053556mg/mL
2/26と3/11の間の平均:0.049566mg/mL
3/18と4/1の間の平均:0.049653mg/mL
4/8と4/22の間の平均:0.050526mg/mL
4/29と5/13の間の平均:0.048326mg/mL
6/14と6/28の間の平均:0.04677mg/mL
7/5と7/25の間の平均:0.041736mg/mL
上記の表1に示されるように、生成物の製造の際(11/27)に調べた含量は、0.04910mg/mLであり、8ヶ月後(6/28)の含量は、0.04755mg/mLであった。2つの含量を比較して、生成物の11.3%が破壊され、生成物の約88.7%が保持されたことが確認された。
さらに、1/15〜1/29の期間の間に示される値で、期間の平均値の中で現れた最高値は、0.059676mg/mLであり、7/5〜7/25の期間の間に示された値は、0.041736mg/mLであった。2つの含量を比較して、生成物の30%が破壊され、生成物の約70%が保持されたことが確認された。
したがって、試験の結果として、8ヶ月後に生成物の約11.3%〜30%が破壊され、生成物の88.7%〜70%が保持されたことが確認された。結果から、粉乳中に定着させることによって抽出されたクロロフィルaを貯蔵する方法は、極めて有用である(43.7%〜65.3%の範囲で安定に存在する)。
[実験実施例2]
料理油中に抽出されたクロロフィルaを定着させた後のクロロフィルa含量の変化の確認
次いで、料理油中にクロロフィルaを定着させた後、以下の実験を実施することによって、クロロフィルa含量の変化を確認した。
具体的には、5Lの量の実施例<1-2>の方法によって抽出されたクロロフィルaを含有するエタノール溶液(クロロフィルa含量;0.1630mg/mL)に、料理油(200mL)を添加し、ロータリーエバポレーターを使用して36℃で維持した浴中で50トルの圧力で濃縮した。料理油については二次的乾燥を実施することは容易ではなかったので、ロータリーエバポレーター中ですべてのエタノールを蒸発させ、料理油は、ダイズオイル、ナッツオイル、オリーブオイル、グレープシードオイル及びサンフラワーシードオイルとした。
各料理油中で濃縮されたクロロフィルaを含有するサンプル(0.1mL)を95%エタノール(10mL)に溶解し、貯蔵時間に従ってクロロフィルa含量をHPLCによって解析した。結果として、各料理油中に定着されたクロロフィルaの量は815mgであったことが確認された。表2に示されるように、各料理油(200mL)中で濃縮した後のクロロフィルaの残存量は、ダイズオイルについて715mg(87.7%)、ナッツオイルについて729mg(89.4%)、オリーブオイルについて694mg(85.1%)、グレープシードオイルについて706mg(86.6%)及びサンフラワーシードオイルについて747mg(91.6%)であり、したがって、クロロフィルaが、料理油中で極めて効率的に定着されたことが確認された。
上記の表2において、料理油中に定着されたクロロフィルa含量は、時間とともに減少した、すなわち、42日後の1/15の時点でのクロロフィルaの破壊率は、ダイズオイルについて24.6%、ナッツオイルについて24.8%、オリーブオイルについて30.9%、グレープシードオイルについて27.4%及びサンフラワーシードオイルについて29.2%であり、98日後の3/11の時点で、ダイズオイルについて87.3%、ナッツオイルについて53.3%、オリーブオイルについて58.2%、グレープシードオイルについて64.8%及びサンフラワーシードオイルについて50.1%であったことが確認された。
さらに、クロロフィルaを料理油中に定着させ、真空下で貯蔵し、所定の期間の後、クロロフィルa含量を測定した。結果として、表3に示されるように、料理油中にクロロフィルaを定着させた後に、空気と接触することを防ぐためにソフトカプセル中にクロロフィルaを貯蔵する方法は、クロロフィルaの貯蔵にとって有効であると確認された。
[実験実施例3]
タンパク質中に抽出されたクロロフィルaを定着させた後のクロロフィルa含量の変化の確認
次いで、タンパク質中にクロロフィルaを定着させた後、以下の実験を実施することによって、クロロフィルa含量の変化を確認した。
具体的には、5Lの量の実施例<1-2>の方法によって抽出されたクロロフィルaを含有するエタノール溶液(クロロフィルa含量;0.11430mg/mL)に、各タンパク質(500g)を添加し、ロータリーエバポレーターを使用して40℃で維持した浴中で50トルの圧力で濃縮した。ほぼすべてのアルコールが蒸発した時点で、濃縮物を顆粒に調製し、38℃で12時間の二次的乾燥に付した。ホエイタンパク質単離物(WPI)、ホエイタンパク質加水分解物(WPH)、ホエイタンパク質濃縮物(WPC)、カゼインタンパク質及び卵タンパク質を使用し、乾燥サンプル(0.3g)を、それらを95%エタノール(10mL)中に溶解した後に使用するHPLCによってクロロフィルa含量を解析した。
結果として、各タンパク質中に添加されたクロロフィルaの総量は、571.5mgであり、以下の表4に示されるように、タンパク質中に定着されたクロロフィルaの量は、ダイズタンパク質について359.8mg(62.9%)、WPIについて406.1mg(71.0%)、WPHについて343.1mg(60.0%)、WPCについて255.6mg(44.7%)、カゼインについて392.5mg(68.6%)及び卵タンパク質について465.5mg(81.4%)であり、したがって、クロロフィルaがタンパク質中に極めて効率的に定着されたことが確認された。
上記の表4中に示される49日後の3/10の結果から、クロロフィルa破壊のレベルが、ダイズタンパク質において31%、WPIにおいて6.3%、WPHにおいて18.2%、WPCにおいて17.6%、カゼインにおいて23%及び卵タンパク質において16.8%であったことが確認された。
[実験実施例4]
料理油とタンパク質の混合物中に抽出されたクロロフィルaを定着させた後の、クロロフィルa含量の変化の確認
次いで、料理油とタンパク質の混合物中にクロロフィルaを定着させた後、以下の実験を実施することによって、クロロフィルa含量の変化を確認した。
具体的には、6.5Lの量の実施例<1-2>の方法によって抽出されたクロロフィルaを含有するエタノール溶液(クロロフィルa含量;0.13040mg/mL)に、ダイズオイル(150mL)及び各250gのダイズタンパク質、WPI、WPH、WPC、カゼイン及び卵タンパク質を添加し、ロータリーエバポレーターを使用して40℃で維持した浴中で50トルの圧力で濃縮した。ほぼすべてのアルコールが蒸発した時点で、濃縮物を顆粒に調製し、加熱換気の形態の一般的なドライヤーを使用する38℃で12時間の二次的乾燥に付した。次いで、クロロフィル含量を、乾燥サンプル(0.3g)を、それらを95%エタノール(10mL)に溶解した後に使用するHPLCによって解析した。
結果として、250gの各タンパク質がそれぞれ、料理油(150mL)中に添加された混合物中のクロロフィルaの総量は、847.6mgであり、以下の表5に示されるように、タンパク質とダイズオイルの混合物中に定着されたクロロフィルaの量は、342.9mg(40.4%)であり、WPI+(及び)ダイズオイルの混合物中のものは、418.8mg(49.4%)であり、WPH+ダイズオイルの混合物中のものは、426mg(50.2%)であり、WPC+ダイズオイルの混合物中のものは、394mg(46.4%)であり、カゼイン+ダイズオイルの混合物中のものは、519mg(61.2%)であり、卵タンパク質+ダイズオイルの混合物中のものは、457mg(53.9%)であり、クロロフィルaは、タンパク質と料理油(ダイズオイル)の混合物中に極めて効率的に定着されたことが確認された。
上記の表5に示される70日後の3/8の解析から、クロロフィルa破壊のレベルが、(ダイズタンパク質+ダイズオイル)において68.7%、(WPI+ダイズオイル)において25.1%、(WPH+ダイズオイル)において26.6%、(WPC+ダイズオイル)において65.6%、(カゼイン+ダイズオイル)において26.1%及び(卵タンパク質+ダイズオイル)において57.8%であったことが確認された。
[実験実施例5]
粉乳と黒豆粉の混合物中に抽出されたクロロフィルaを定着させた後の、クロロフィルa含量の変化の確認
次いで、粉乳と黒豆粉の混合物中にクロロフィルaを定着させた後、以下の実験を実施することによって、クロロフィルa含量の変化を確認した。
具体的には、100Lの量の実施例<1-1>の方法によって抽出されたクロロフィルaを含有するエタノール溶液(クロロフィルa含量;0.11813mg/mL)に、全脂粉乳(1.5kg)及び黒豆粉(1.5kg)を添加し、40℃で維持した浴中で50トルの圧力で濃縮した。造粒プロセスを促進するために、粉乳と豆粉の比率は、好ましくは、40%より高く、この実験実施例では、粉乳と豆粉の間の混合比は、50:50(g/g)に設定した。
次いで、ほぼすべてのアルコールが蒸発した時点で、濃縮物を顆粒に調製し、加熱換気の形態の一般的なドライヤーを使用する38℃で12時間の二次的乾燥に付した。次いで、クロロフィルa含量を、乾燥サンプル(0.3g)を、それらを95%エタノール(10mL)に溶解した後に使用するHPLCによって解析した。
結果として、混合物粉乳及び黒豆粉中に添加されたクロロフィルaの総量は、11,813mgであり、以下の表6に示されるように、粉乳及び黒豆粉の混合物中に定着されたクロロフィルaの量は、6,958mg(59.1%)であり、したがって、クロロフィルaが、粉乳及び黒豆粉の混合物中に極めて効率的に定着されたことが確認された。
上記の表6に示される63日後の3/11の解析から、クロロフィルa破壊のレベルが、粉乳及び黒豆粉の混合物において68.5%であったことが確認された。
例示目的のために、本発明の好ましい実施形態を開示してきたが、当業者ならば、添付の特許請求の範囲に開示されるように、本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、種々の改変、付加及び置換が可能であることを理解するであろう。

Claims (13)

  1. 安定性が改善されたクロロフィルaを貯蔵する方法であって、天然クロロフィルaを食物又はタンパク質中に定着させることを含む、方法。
  2. 天然クロロフィルaが、クロレラ又はスピルリナから抽出される、請求項1に記載の方法。
  3. 天然クロロフィルaが、予洗を行わずに、70%以上のアルコールを用いて、クロレラ又はスピルリナからその他の栄養分とともに抽出される、請求項1に記載の方法。
  4. 食物が、粉乳、料理油又は粉乳と黒豆粉の混合物から選択される、請求項1に記載の方法。
  5. 料理油が、ダイズオイル、ナッツオイル、オリーブオイル、グレープシードオイル及びサンフラワーシードオイルからなる群から選択される、請求項4に記載の方法。
  6. タンパク質が、ダイズタンパク質、ホエイタンパク質単離物(WPI)、ホエイタンパク質加水分解物(WPH)、ホエイタンパク質濃縮物(WPC)、カゼインタンパク質及び卵タンパク質からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  7. 粉乳及び黒豆粉の混合物が、40%以上の粉乳を含む、請求項4に記載の方法。
  8. 料理油中に定着されているクロロフィルaを、ソフトカプセル中に貯蔵することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 粉乳、料理油、又は粉乳と黒豆粉の混合物中に定着されているクロロフィルaを、窒素を充填することによって包装容器中に貯蔵することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  10. 食物が、タンパク質(複数可)を含む料理油である、請求項1に記載の方法。
  11. 前記のものを空気中の水分から保護することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. パッケージングの際に窒素を充填することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記のものを、最小化された表面積が空気に曝露される錠剤に成形することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
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