JP2019504050A5

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Publication number: JP2019504050A5
Application number: JP2018534122A
Authority: JP
Filing date: 2016-12-14
Publication date: 2020-01-30
Anticipated expiration: 2036-12-14

Claims

式（Ｉ）の環状デプシペプチド化合物、またはその薬学的もしくは獣医学的に許容される塩。

(I)
（式中、
Ｃｙ¹およびＣｙ²は、独立して、アリール、炭素環、ヘテロアリール、または複素環であり、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、チオアミド、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、ハロアルケニル、アルキニル、ハロアルキニル、ＳＦ₅、Ｒ⁵Ｓ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｓ（Ｏ）₂−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｒ⁶ＮＣ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｒ⁶ＮＣ（Ｏ）ＮＲ⁵−、Ｒ⁵ＯＣ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）Ｏ−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）ＮＲ⁶−、−ＣＮ、−ＮＯ₂、シクロアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択される１つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、Ｃｙ¹およびＣｙ²の各シクロアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール置換基は、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、チオアミド、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、ハロアルケニル、アルキニル、ハロアルキニル、ＳＦ₅、Ｒ⁵Ｓ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｓ（Ｏ）₂−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｒ⁶ＮＣ（Ｏ）−、Ｒ⁵ＯＣ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）Ｏ−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）ＮＲ⁶−、−ＣＮおよび−ＮＯ₂からなる群から選択される１つまたは複数の置換基でさらに独立して置換されていてもよく、
Ｒ⁵およびＲ⁶は、独立して、水素、アルキル、ハロアルキル、チオアルキル、アルキルチオ、アルキルチオアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルケニル、ハロアルケニル、アルキニル、ハロアルキニル、もしくは−ＣＨ₂Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ₂ＣＦ₃基であるか、またはＲ⁵およびＲ⁶は、それらが結合している原子と一緒にＣ₃−Ｃ₆環状基を形成し、
Ｒ’、Ｒ’’、Ｒ’’’、およびＲ’’’’は、各々独立して、水素またはＣ₁−Ｃ₃アルキルであり、
Ｒ^aおよびＲ^bは、独立して、水素、Ｃ₁−Ｃ₃アルキル、またはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、
（ａ）Ｒ¹は、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環であるか、またはＲ¹は、３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’は、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は、一緒に２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ²、Ｒ^2’、Ｒ³、Ｒ^3’、Ｒ⁴、およびＲ^4’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｂ）Ｒ²は、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環であるか、またはＲ²は、３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^2’は、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ²およびＲ^2’は、一緒に２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ¹、Ｒ^1’、Ｒ³、Ｒ^3’、Ｒ⁴、およびＲ^4’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｃ）Ｒ³は、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環であるか、またはＲ³は、３〜８員炭素環式基もしくは３〜８員複素環式基によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^3’は、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ³およびＲ^3’は、一緒に２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ¹、Ｒ^1’、Ｒ²、Ｒ^2’、Ｒ⁴、およびＲ^4’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｄ）Ｒ⁴は、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環であるか、またはＲ⁴は、３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^4’は、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ⁴およびＲ^4’は、一緒に２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ¹、Ｒ^1’、Ｒ²、Ｒ^2’、Ｒ³、およびＲ^3’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｅ）Ｒ¹および／もしくはＲ²は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’および／もしくはＲ^2’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は一緒に、ならびに／もしくはＲ²およびＲ^2’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ³、Ｒ^3’、Ｒ⁴、およびＲ^4’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｆ）Ｒ¹および／もしくはＲ³は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’および／もしくはＲ^3’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は一緒に、ならびに／もしくはＲ³およびＲ^3’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ²、Ｒ^2’、Ｒ⁴、およびＲ^4’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｇ）Ｒ¹および／もしくはＲ⁴は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’および／もしくはＲ^4’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は一緒に、ならびに／もしくはＲ⁴およびＲ^4’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ²、Ｒ^2’、Ｒ³、およびＲ^3’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｈ）Ｒ²および／もしくはＲ⁴は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^2’および／もしくはＲ^4’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ²およびＲ^2’は一緒に、ならびに／もしくはＲ⁴およびＲ^4’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ¹、Ｒ^1’、Ｒ³、およびＲ^3’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｉ）Ｒ²および／もしくはＲ³は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^2’および／もしくはＲ^3’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ²およびＲ^2’は一緒に、ならびに／もしくはＲ³およびＲ^3’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ¹、Ｒ^1’、Ｒ⁴、およびＲ^4’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｊ）Ｒ³および／もしくはＲ⁴は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^3’および／もしくはＲ^4’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ³およびＲ^3’は一緒に、ならびに／もしくＲ⁴およびＲ^4’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ¹、Ｒ^1’、Ｒ²、およびＲ^2’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｋ）Ｒ¹および／もしくはＲ²および／もしくはＲ³は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’および／もしくはＲ^2’および／もしくはＲ^3’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は一緒に、ならびに／もしくはＲ²およびＲ^2’は一緒に、ならびに／もしくはＲ³およびＲ^3’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ⁴およびＲ^4’は、独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｌ）Ｒ²および／もしくはＲ³および／もしくはＲ⁴は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^2’および／もしくはＲ^3’および／もしくはＲ^4’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ²およびＲ^2’は一緒に、ならびに／もしくはＲ³およびＲ^3’は一緒に、ならびに／もしくはＲ⁴およびＲ^4’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ¹およびＲ^1’は、独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｍ）Ｒ¹および／もしくはＲ³および／もしくはＲ⁴は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’および／もしくはＲ^3’および／もしくはＲ^4’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は一緒に、ならびに／もしくはＲ³およびＲ^3’は一緒に、ならびに／もしくはＲ⁴およびＲ^4’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ²およびＲ^2’は、独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｎ）Ｒ¹および／もしくはＲ²および／もしくはＲ⁴は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノおよびアルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’および／もしくはＲ^2’および／もしくはＲ^4’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は一緒に、ならびに／もしくはＲ²およびＲ^2’は一緒に、ならびに／もしくはＲ⁴およびＲ^4’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ³およびＲ^3’は、独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｏ）Ｒ¹および／もしくはＲ²および／もしくはＲ³および／もしくはＲ⁴は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環、３〜６員複素環、３〜８員炭素環、または３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’および／もしくはＲ^2’および／もしくはＲ^3’および／もしくはＲ⁴は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は一緒に、ならびに／もしくはＲ²およびＲ^2’は一緒に、ならびに／もしくはＲ³およびＲ^3’は一緒に、ならびに／もしくはＲ⁴およびＲ^4’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成する）
（ｅ）Ｒ¹および／もしくはＲ²は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’および／もしくはＲ^2’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は一緒に、ならびに／もしくはＲ²およびＲ^2’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ³、Ｒ^3’、Ｒ⁴、およびＲ^4’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｆ）Ｒ¹および／もしくはＲ³は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’および／もしくはＲ^3’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は一緒に、ならびに／もしくはＲ³およびＲ^3’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ²、Ｒ^2’、Ｒ⁴、およびＲ^4’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｇ）Ｒ¹および／もしくはＲ⁴は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^1’および／もしくはＲ^4’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ¹およびＲ^1’は一緒に、ならびに／もしくはＲ⁴およびＲ^4’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ²、Ｒ^2’、Ｒ³、およびＲ^3’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｈ）Ｒ²および／もしくはＲ⁴は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^2’および／もしくはＲ^4’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ²およびＲ^2’は一緒に、ならびに／もしくはＲ⁴およびＲ^4’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ¹、Ｒ^1’、Ｒ³、およびＲ^3’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｉ）Ｒ²および／もしくはＲ³は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^2’および／もしくはＲ^3’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ²およびＲ^2’は一緒に、ならびに／もしくはＲ³およびＲ^3’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ¹、Ｒ^1’、Ｒ⁴、およびＲ^4’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルであるか、あるいは
（ｊ）Ｒ³および／もしくはＲ⁴は、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によって置換されている、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルもしくはＣ₁−Ｃ₃ハロアルキルであり、前記３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環、または３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によってさらに独立して置換されていてもよく、Ｒ^3’および／もしくはＲ^4’は、独立して、水素もしくはＣ₁−Ｃ₃アルキルであるか、または
Ｒ³およびＲ^3’は一緒に、ならびに／もしくはＲ⁴およびＲ^4’は一緒に、独立して、２〜６員炭素鎖を形成して環を形成し、
Ｒ¹、Ｒ^1’、Ｒ²、およびＲ^2’は、各々独立して、水素、または１つもしくは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、もしくはジアルキルアミノによって置換されていてもよいＣ₁−Ｃ₈アルキルである、請求項１に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ¹〜Ｒ⁴のうちの１つ、２つ、３つ、または４つが、メチレン、または１つもしくは２つのハロゲン原子によって置換されているメチレンであり、それらは３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環によってさらに置換されており、前記３〜８員炭素環もしくは３〜８員複素環は、アルキル、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によって独立して置換されていてもよく、Ｒ¹〜Ｒ⁴のうちのその他は、独立して、１つまたは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノによって独立して置換されていてもよいＣ ₁ −Ｃ ₆ アルキルである、請求項１に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ ¹ 〜Ｒ ⁴ のうちの１つ、２つ、３つ、または４つが、各々独立して、３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環であり、前記３〜６員炭素環もしくは３〜６員複素環は、アルキル、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノからなる群から選択される１つもしくは複数の置換基によって独立して置換されていてもよく、Ｒ ¹ 〜Ｒ ⁴ のうちのその他は、独立して、１つまたは複数のハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノによって独立して置換されていてもよいＣ ₁ −Ｃ ₆ アルキルである、請求項１に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ¹およびＲ ³ が、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、アルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アルコキシアルコキシ、オキソ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、またはジアルキルアミノのうちの１つまたは複数によって独立して置換されていてもよいＣ ₂ −Ｃ ₆アルキルから選択される、請求項３に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ¹およびＲ ³ が、独立して、１つまたは複数のハロゲンによって独立して置換されていてもよいＣ₂−Ｃ₆アルキルから選択される、請求項５に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ¹およびＲ³が両方とも、独立して、１つまたは複数のフルオロによって独立して置換されているＣ₃−Ｃ₅アルキルから選択される、請求項５に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ¹ 〜Ｒ⁴のうちの１つ、２つ、３つ、または４つが、Ｃ１〜Ｃ２６：

のうちの１つである、請求項３に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ ¹ 〜Ｒ ⁴ のうちの１つ、２つ、３つ、または４つすべてが、各々独立して、Ｃ１〜Ｃ２６のうちの１つであり、Ｒ ¹ 、Ｒ ² 、Ｒ ³ 、およびＲ ⁴ のうちのその他は、独立して、１つまたは複数のハロゲンによって置換されていてもよいＣ ₂ −Ｃ ₆ アルキルである、請求項８に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ¹およびＲ³が、各々独立して、Ｃ１〜Ｃ２６のうちの１つであり、Ｒ²およびＲ⁴は、独立して、１つまたは複数のハロゲンによって置換されている、２，２−ジメチルプロピルまたは２−メチルプロピルである、請求項８に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ²およびＲ⁴が、各々独立して、Ｃ１〜Ｃ２６のうちの１つであり、Ｒ¹およびＲ³は、独立して、１つまたは複数のハロゲンによって置換されている、２，２−ジメチルプロピルまたは２−メチルプロピルである、請求項８に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ²およびＲ⁴が、各々独立して、Ｃ１、Ｃ９、Ｃ１０、またはＣ２３であり、Ｒ¹およびＲ³は、独立して、１つまたは複数のフッ素によって置換されている、２，２−ジメチルプロピルまたは２−メチルプロピルである、請求項１１に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ¹およびＲ³が、各々独立して、Ｃ１、Ｃ９、Ｃ１０、またはＣ２３であり、Ｒ²およびＲ⁴は、独立して、１つまたは複数のフッ素によって置換されている、２，２−ジメチルプロピルまたは２−メチルプロピルである、請求項１０に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ¹およびＲ³がＣ１であり、Ｒ²およびＲ⁴は、独立して、１つまたは複数のフッ素によって置換されている、２，２−ジメチルプロピルまたは２−メチルプロピルである、請求項１３に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ²およびＲ⁴がＣ１であり、Ｒ¹およびＲ³は、独立して、１つまたは複数のフッ素によって置換されている、２，２−ジメチルプロピルまたは２−メチルプロピルである、請求項１２に記載の環状デプシペプチド。
Ｃｙ¹およびＣｙ²は、独立して、１つまたは複数のハロゲン、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、チオアミド、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、Ｒ ⁵Ｓ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｓ（Ｏ）₂−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｒ⁶ＮＣ（Ｏ）−、Ｒ₅Ｒ₆ＮＣ（Ｏ）ＮＲ⁵−、Ｒ⁵ＯＣ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）Ｏ−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）ＮＲ⁶−、−ＣＮ、−ＮＯ₂、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリールで各々独立して置換されていてもよい、フェニル、５員ヘテロアリール、または６員ヘテロアリールであり、各シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリール置換基は、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、チオアミド、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、ハロアルケニル、アルキニル、ハロアルキニル、ＳＦ₅、Ｒ⁵Ｓ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｓ（Ｏ）₂−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｒ⁶ＮＣ（Ｏ）−、Ｒ₅Ｒ₆ＮＣ（Ｏ）ＮＲ⁵−、Ｒ⁵ＯＣ（Ｏ）−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）Ｏ−、Ｒ⁵Ｃ（Ｏ）ＮＲ⁶−、−ＣＮおよび−ＮＯ₂からなる群から選択される１つまたは複数の置換基でさらに置換されていてもよい、請求項１に記載の環状デプシペプチド。
Ｃｙ¹およびＣｙ²は、独立して、ハロゲン、−ＣＮ、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ハロアルキルチオ、ハロチオ、Ｒ⁵Ｒ⁶ＮＣ（Ｏ）−、およびヘテロシクリルで独立して置換されていてもよいフェニルであり、各シクロアルキルおよびヘテロシクリルは、ハロゲンで置換されていてもよい、請求項１６に記載の環状デプシペプチド。
Ｃｙ ¹ およびＣｙ ² は、独立して、ｔ−ブチル、−ＣＦ ₃ 、−ＯＣＦ ₃ 、−ＳＣＦ ₃ 、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フルオロ、または−ＳＦ ₅ で置換されていてもよいフェニルであり、前記モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、シクロペンチル、またはシクロヘキシルは、１つまたは複数のハロゲン原子で置換されていてもよい、請求項１６に記載の環状デプシペプチド。
Ｃｙ¹およびＣｙ²が同じであり、各々、

である、請求項１８に記載の環状デプシペプチド。
Ｃｙ¹およびＣｙ²が同じであり、各々、

である、請求項１８に記載の環状デプシペプチド。
Ｃｙ ¹ およびＣｙ ² が同じであり、各々パラ−ｔ−ブチルフェニルである、請求項１８に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ¹およびＲ³は両方とも、独立して、１つまたは複数のフルオロで置換されているＣ₃−Ｃ₅アルキルから選択され、
Ｒ²およびＲ⁴は、各々独立して、Ｃ１、Ｃ９、Ｃ１０、またはＣ２３であり、
Ｒ^1’、Ｒ^2’、Ｒ^3’、およびＲ^4’はＨであり、
Ｒ’、Ｒ’’、Ｒ’’’、およびＲ’’’’は、各々独立して、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルであり、
Ｃｙ¹およびＣｙ²は、各々独立して、ハロゲン、Ｃ ₁ −Ｃ ₆アルキル、Ｃ ₁ −Ｃ ₆ハロアルキル、Ｃ ₃ −Ｃ ₆ シクロアルキル、−ＯＣＦ ₃ 、−ＳＣＦ ₃ 、ＳＦ ₅ 、またはヘテロシクリルで置換されているフェニルであり、前記Ｃ ₃ −Ｃ ₆ シクロアルキルもしくはヘテロシクリルは、１つまたは複数のハロゲン原子で置換されていてもよく、
Ｒ^aおよびＲ^bは、独立して、Ｃ₁−Ｃ₃アルキルである、
請求項８に記載の環状デプシペプチド。
Ｒ¹およびＲ³ は、−ＣＨ ₂ −Ｃ（ＣＨ ₃ ） ₃ または−ＣＨ₂−ＣＦ（ＣＨ₃）₂ であり、
Ｒ²およびＲ⁴は、各々Ｃ１、Ｃ９、Ｃ１０、またはＣ２３であり、
Ｒ^1’、Ｒ^2’、Ｒ^3’、およびＲ^4’はＨであり、
Ｒ’、Ｒ’’、Ｒ’’’、およびＲ’’’’はＣＨ ₃であり、
Ｃｙ¹およびＣｙ²は、各々独立して、ハロゲン、ｔ−ブチル、ＣＦ ₃ 、Ｃ ₃ −Ｃ ₆ シクロアルキル、−ＯＣＦ ₃ 、−ＳＣＦ ₃ 、ＳＦ ₅ 、モルホリニル、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシルで置換されているフェニルであり、前記モルホリニル、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシルは、１つまたは複数のハロゲン原子で置換されていてもよく、
Ｒ^aおよびＲ^bは、独立して、ＣＨ ₃である、請求項８に記載の環状デプシペプチド。
請求項１に記載の環状デプシペプチド、またはその薬学的もしくは獣医学的に許容される塩を、薬学的もしくは獣医学的に許容される担体と組み合わせて含む、駆虫性の薬学的または獣医学的組成物。
請求項１に記載の環状デプシペプチド、またはその薬学的もしくは獣医学的に許容される塩を、１種または複数の追加的な殺寄生生物性活性剤および薬学的もしくは獣医学的に許容される担体と組み合わせて含む、駆虫性の薬学的または獣医学的組成物。
非ヒト動物における寄生生物感染症または侵襲を治療または予防するための方法であって、殺寄生生物的有効量の、請求項１に記載の環状デプシペプチドを非ヒト動物に投与することを含む、方法。
動物における寄生生物感染症または寄生生物侵襲を治療または予防するための医薬の製造における、請求項１に記載の環状デプシペプチドの使用。