JP2019187419A - グルカゴン類似体 - Google Patents
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Abstract
Description
その上で、グルカゴン受容体において十分に高い活性を有していることに加えて、水性液体媒質中で(天然グルカゴンが存在しないところで、特に生理的pHにて)十分に可溶性であり、且つ、(物理的及び化学的に)安定しているグルカゴン類似体に対する必要性が大いにあることは明らかである。
これらの類似体は、(i)即時注射に適合させた、すぐに使用できる液体医薬製剤の形態で有利に提供されることができ、且つ、(ii)使用前に十分な長期間、(周囲条件下で当該対象又は患者によって持ち運ばれることを含めて)保存されることもできる。
R1‐Z‐R2(I)
{式中、
R1が、水素、C1‐4アルキル、アセチル、ホルミル、ベンゾイル又はトリフルオロアセチルであり;
R2が、OH又はNH2であり;そして
Zが、式(Ia):
His‐Ser‐Gln‐Gly‐Thr‐Phe‐Thr‐Ser‐Asp‐Tyr‐Ser‐Lys‐Tyr‐Leu‐Asp‐Ser‐Arg‐Arg‐Ala‐Gln‐Asp‐Phe‐Val‐Gln‐Trp‐Leu‐Glu‐Asn‐Thr(Ia)
の配列に由来し、且つ、以下の:
X2が、Aib及びAlaから選択され;
X3が、His、Pro、Dab(Ac)、Dap(Ac)及びGln(Me)から選択され;
X4が、DAlaであり;
X9が、Gluであり;
X10が、Val、Leu、N‐Me‐Tyr及びN‐Me‐DTyrから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu、Val、DVal、Phe、His、Arg、Pro、DPro、N‐Me‐Ser及びN‐Me‐DSerから選択され;
X17が、Ala及びSerから選択され;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu、Lys及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser、Glu及びAlaから選択され;
X28が、Ser、Glu及びLysから選択されるか、又は存在せず;
X29が、Ser及びAlaから選択されるか、又は存在しない、
のように2、3、4、9、10、15、16、17、20、21、24、28及び29から選択される(Xで示された)アミノ酸配列位置にのみ存在する少なくとも4個のアミノ酸置換又は欠失をさらに含むアミノ酸配列であって、
但し、Zが、以下の:
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEST;及び
HSQGTFTSDYSKYLESRRAKEFVEWLEST、
から選択されない。}を有する化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物を提供する。
R1‐Z‐R2(I)
{式中、
R1が、水素、C1‐4アルキル、アセチル、ホルミル、ベンゾイル又はトリフルオロアセチルであり;
R2が、OH又はNH2であり;そして
Zが、式(Ia):
His‐Ser‐Gln‐Gly‐Thr‐Phe‐Thr‐Ser‐Asp‐Tyr‐Ser‐Lys‐Tyr‐Leu‐Asp‐Ser‐Arg‐Arg‐Ala‐Gln‐Asp‐Phe‐Val‐Gln‐Trp‐Leu‐Glu‐Asn‐Thr(Ia)
の配列に由来し、且つ、以下の:
X2が、Aib及びAlaから選択され;
X3が、His及びProから選択され;
X9が、Gluであり;
X10が、N‐Me‐Tyr及びN‐Me‐DTyrから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu、Val、DVal、Phe、His、Arg、Pro、DPro、N‐Me‐Ser及びN‐Me‐DSerから選択され;
X17が、Ala及びSerから選択され;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu、Lys及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser、Glu及びAlaから選択され;
X28が、Ser及びLysから選択されるか、又は存在せず;
X29が、Ser及びAlaから選択されるか、又は存在しない、
のように2、3、9、10、15、16、17、20、21、24、28及び29から選択されるアミノ酸配列位置にのみ存在する少なくとも4個のアミノ酸置換又は欠失をさらに含むアミノ酸配列であって、
但し、Zが、以下の:
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEST;及び
HSQGTFTSDYSKYLESRRAKEFVEWLEST、
から選択されない。}を有する化合物、医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物を提供する。
X2が、Aib及びAlaから選択され;
X3が、His、Pro、Dab(Ac)、Dap(Ac)及びGln(Me)から選択され;
X4が、DAlaであり;
X9が、Gluであり;
X10が、Val、Leu、N‐Me‐Tyr及びN‐Me‐DTyrから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu、Val、Phe、His及びArgから選択され;
X17が、Ala及びSerから選択され;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu、Lys及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser、Glu及びAlaから選択され;
X28が、Ser、Glu及びLysから選択されるか、又は存在せず;
X29が、Ser及びAlaから選択されるか、又は存在しない。
X2が、Alaであり;
X3が、Dab(Ac)、Dap(Ac)及びGln(Me)であり;
X4が、DAlaであり;
X10が、Leu及びValから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu及びValから選択され;
X17が、Alaであり;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser及びGluから選択され;
X28が、Ser、Glu及びLysから選択され;
X29が、Alaであるか、又は存在しない。
X2が、Alaであり;
X3が、Dab(Ac)、Dap(Ac)、Gln(Me)又はHisであり;
X4が、DAlaであり;
X16が、Aib、Lys、Gluから選択され;
X17が、Alaであり;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser及びGluから選択され;
X28が、Ser、Glu及びLysから選択され;
X29が、Alaであるか、又は存在しない。
ペプチド配列Zには、式(Ia)のアミノ酸配列と比較して、(組み合わせを含めて)最大4個の置換及び欠失、最大5個の置換及び欠失、最大6個の置換及び欠失、最大7個の置換及び欠失、最大8個の置換及び欠失、最大9個の置換及び欠失、最大10個の置換及び欠失、最大11個の置換及び欠失、最大12個の置換及び欠失、又は最大13個の置換及び欠失を有していてもよい。
例えば、化合物は、4〜11個の置換及び欠失、6〜11個の置換及び欠失、6〜9個の置換及び欠失、又は4〜9個の置換及び欠失を有していてもよい。
本発明の化合物は、グルカゴンアゴニスト活性を有する。
本発明の化合物は、天然ヒトグルカゴンと比較して、溶解性及び/又は安定性が改善された。
改善された安定性とは、天然ヒトグルカゴンと比較して、改良された物理的安定性及び/又は改善された化学的安定性を含み得る、及び/又は引き起こし得る。
改善された物理的安定性とは、例えば可溶性又は不溶性の凝集体、例えばフィブリルを形成する凝集傾向の低減を含み得るか、又は引き起こし得る。凝集(例えば、フィブリル形成)は、例えばpH7.5及び40℃にて、1mg/mlの溶存ペプチドの開始濃度において測定されてもよい。任意の適当な期間、例えば、24時間、48時間又は96時間が用いられてもよい。凝集は、撹拌のあるなしにかかわらず、実施例5で設定した条件下で測定できる。
(例えば、急性又は慢性低血糖の処置における)治療法に使用するための本発明の化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物;
本発明の化合物、医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物、及び医薬的に許容し得る担体を含む医薬組成物;
それを必要としている対象の疾患又は病態を処置する方法であって、前記対象に処置的に有効な量の本発明の化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物、或いは本発明の医薬組成物を投与することを含む前記方法;
(例えば、急性又は慢性低血糖の処置における)治療法に使用するための薬剤の製造における本発明の化合物、又はその塩若しくは溶媒和物、或いは本発明の医薬組成物の使用;
本発明の化合物(ペプチド)又はペプチドZをコードする核酸構築物(例えば、DNA又はRNA構築物);
本発明のそのような核酸構築物を含む発現ベクター;及び
本発明のそのような核酸構築物又は発現ベクターを含む宿主細胞。
定義
「医薬的に許容し得る担体」という用語には、あらゆる標準的な医薬担体、又は経口、肺、直腸、鼻、局所、皮下、筋肉内、静脈内、腹腔内、皮内、経皮又は膣内投与に好適な組成物又は製剤に使用されるものなどの希釈剤が含まれる。処置用途のための医薬的に許容し得る担体は、医薬的技術で周知であり、例えば、Remington's Pharmaceutical Sciences, Mack Publishing Co.(A. R. Gennaro edit. 1985)中に記載されている。液状組成物では、担体として非緩衝化又は緩衝化水溶液を用いることが多い。例えば、弱酸性、弱アルカリ性又は生理的pHの無菌の生理的食塩水又はリン酸緩衝食塩水(PBS)が使用されてもよい。関連するpH緩衝液(そのいくつかは医薬組成物に関連して既に先に触れられた)としては、リン酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(TRIS)、N‐トリス(ヒドロキシメチル)メチル‐3‐アミノプロパンスルホン酸(TAPS)、重炭酸アンモニウム、ジエタノールアミン、ヒスチジン(好ましい緩衝液であることが多い)、アルギニン及びリジン、並びにそれらの混合物が挙げられる。前記用語には、動物又はヒトにおける使用のためにUS薬局方に掲載されたあらゆる剤がさらに包含される。
本明細書を通じて、天然のアミノ酸に関して従来の一文字コード及び三文字コードが使用されている。別段の指示がない限り、言及は、本明細書中で言及されているアミノ酸のL‐異性体型に対しておこなわれている。
Dap(Ac):3‐N‐アセチル‐2,3‐ジアミノプロピオン酸又は3‐(アセチルアミノ)‐2‐アミノプロパン酸(L体)。
Gln(Me):Ν‐δ‐メチル‐L‐グルタミン。
N‐Me‐Tyr:α‐窒素でメチル化されているチロシン。
N‐Me‐DTyr:α‐窒素でメチル化されているD‐チロシン。
N‐Me‐Ser:α‐窒素でメチル化されているセリン。
N‐Me‐DSer:α‐窒素でメチル化されているD‐セリン。
Aib:α‐アミノイソ酪酸。
R1‐Z‐R2(I)
{式中、
R1が、水素、C1‐4アルキル、アセチル、ホルミル、ベンゾイル又はトリフルオロアセチルであり;
R2が、‐OH又は‐NH2であり;そして
Zが、式(Ia):
His‐Ser‐Gln‐Gly‐Thr‐Phe‐Thr‐Ser‐Asp‐Tyr‐Ser‐Lys‐Tyr‐Leu‐Asp‐Ser‐Arg‐Arg‐Ala‐Gln‐Asp‐Phe‐Val‐Gln‐Trp‐Leu‐Glu‐Asn‐Thr(Ia)
の配列に由来し、且つ、以下の:
X2が、Aib及びAlaから選択され;
X3が、His、Pro、Dab(Ac)、Dap(Ac)及びGln(Me)から選択され;
X4が、DAlaであり;
X9が、Gluであり;
X10が、Val、Leu、N‐Me‐Tyr及びN‐Me‐DTyrから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu、Val、DVal、Phe、His、Arg、Pro、DPro、N‐Me‐Ser及びN‐Me‐DSerから選択され;
X17が、Ala及びSerから選択され;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu、Lys及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser、Glu及びAlaから選択され;
X25が、Arg、Lys、His、Ile、Leu、Ala、Met、Cys、Asn、Val、Ser、Glu、Asp、Gln、Thr及び(p)Tyrから選択され;
X28が、Ser、Lys及びGluから選択されるか、又は存在せず;
X29が、Ser及びAlaから選択されるか、又は存在しない、
のように2、3、4、9、10、15、16、17、20、21、24、28及び29から選択される(Xで示された)アミノ酸配列位置にのみ存在する少なくとも4個の置換又は欠失を含むアミノ酸配列であって、
但し、Zが、以下の:
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEST;及び
HSQGTFTSDYSKYLESRRAKEFVEWLEST、
から選択されない。}を有する化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物に関する。
R1‐Z‐R2(I)
{式中、
R1が、水素、C1‐4アルキル、アセチル、ホルミル、ベンゾイル又はトリフルオロアセチルであり;
R2が、‐OH又は‐NH2であり;そして
Zが、式(Ia):
His‐Ser‐Gln‐Gly‐Thr‐Phe‐Thr‐Ser‐Asp‐Tyr‐Ser‐Lys‐Tyr‐Leu‐Asp‐Ser‐Arg‐Arg‐Ala‐Gln‐Asp‐Phe‐Val‐Gln‐Trp‐Leu‐Glu‐Asn‐Thr(Ia)
の配列に由来し、且つ、以下の:
X2が、Aib及びAlaから選択され;
X3が、His及びProから選択され;
X9が、Gluであり;
X10が、N‐Me‐Tyr及びN‐Me‐DTyrから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu、Val、DVal、Phe、His、Arg、Pro、DPro、N‐Me‐Ser及びN‐Me‐DSerから選択され;
X17が、Ala及びSerから選択され;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu、Lys及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser、Glu及びAlaから選択され;
X25が、Arg、Lys、His、Ile、Leu、Ala、Met、Cys、Asn、Val、Ser、Glu、Asp、Gln、Thr及び(p)Tyrから選択され;
X28が、Ser及びLysから選択されるか、又は存在せず;
X29が、Ser及びAlaから選択されるか、又は存在しない、
のように2、3、9、10、15、16、17、20、21、24、28及び29から選択される(Xで示された)アミノ酸配列位置にのみ存在する少なくとも4個の置換又は欠失を含むアミノ酸配列であって、
但し、Zが、以下の:
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEST;及び
HSQGTFTSDYSKYLESRRAKEFVEWLEST、
から選択されない。}を有する化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物に関する。
X2が、Aib及びAlaから選択され;
X3が、His、Pro、Dab(Ac)、Dap(Ac)及びGln(Me)から選択され;
X4が、DAlaであり;
X9が、Gluであり;
X10が、Val、Leu、N‐Me‐Tyr及びN‐Me‐DTyrから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu、Val、Phe、His及びArgから選択され;
X17が、Ala及びSerから選択され;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu、Lys及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser、Glu及びAlaから選択され;
X28が、Ser、Glu及びLysから選択されるか、又は存在せず;
X29が、Ser及びAlaから選択されるか、又は存在しない。
X2が、Alaであり;
X3が、Dab(Ac)及びGln(Me)であり;
X4が、DAlaであり;
X10が、Leu及びValから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu及びValから選択され;
X17が、Alaであり;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser及びGluから選択され;
X28が、Ser、Glu及びLysから選択され;
X29が、Alaであるか、又は存在しない。
いくつかの実施形態において、式(I)の化合物の2、3、4、16、17、20、21、24、28及び29から選択される(Xで示された)アミノ酸配列位置の少なくとも4個のアミノ酸置換又は欠失は、以下のとおりである:
X2が、Alaであり;
X3が、Dab(Ac)、Dap(Ac)、Gln(Me)又はHisであり;
X4が、DAlaであり;
X16が、Aib、Lys、Gluから選択され;
X17が、Alaであり;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser及びGluから選択され;
X28が、Ser、Glu及びLysから選択され;
X29が、Alaであるか、又は存在しない。
いくつかの実施形態において、X25は、Arg、His又はLysから選択される。いくつかの実施形態において、本発明の化合物は、例えばWO2011/117417で言及されているものなどの、25位での置換を含んでいてもよい。前記文献を参照により本明細書中に援用する。しかしながら、本発明では、グルカゴン類似体の増強された物理的安定性を得るために、そのような25位での置換は必要とされていない。
いくつかの実施形態において、X27は、Ser、Lys、Glu及びAspから選択される。いくつかの実施形態において、X27は:Glu及びAspから選択される。いくつかの実施形態において、X27は、Gluである。
HSQGTFTSDYSKYLDSARAESFVKWLEST(配列番号2)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEET(配列番号3)
HSQGTFTSDYSKYLDKARAEDFVKWLEST(配列番号4)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVAWLEST(配列番号5)
HSQGTFTSDYSKYLDEARAKDFVEWLEKT(配列番号6)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVEWLEST(配列番号7)
HSQGTFTSDYSRYLESARAEDFVKWLEST(配列番号8)
HSQGTFTSDYSKYLESARAEDFVKWLEST(配列番号9)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEEFVKWLEST(配列番号10)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVSWLEST(配列番号11)
HSQGTFTSDLSKYLDSARAEDFVKWLEST(配列番号12)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEDFVKWLEST(配列番号13)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLES(配列番号14)
HSQGTFTSDYSKYLDEARAEDFVKWLEST(配列番号15)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号16)
HSQGTFTSDYSKYLDLARAEDFVKWLEST(配列番号18)
HSQGTFTSDYSKYLDKRRAEDFVSWLEST(配列番号19)
HSQGTFTSDYSKYLDVARAESFVKWLEST(配列番号20)
HAQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号21)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST(配列番号22)
HSQ‐DAla‐TFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号23)
HSQGTFTSDVSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号24)
HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号25)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐RRAESFVKWLEST(配列番号26)
HS‐[Gln(Me)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号27)
HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEST(配列番号29)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAKSFVEWLEKT(配列番号30)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLESA(配列番号31)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号32)
HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号33)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVSWLEKT(配列番号34)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEKFVEWLEST(配列番号35)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEET(配列番号37)
HSQGTFTSDYSKYLE‐Aib‐ARAEEFVKWLEST(配列番号38)
HSHGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST(配列番号39)
HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST(配列番号40)及び
HS‐[Dap(Ac]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST(配列番号41)。
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAESFVKWLEST‐OH 化合物1;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEET‐OH 化合物2;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDKARAEDFVKWLEST‐OH 化合物3;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVAWLEST‐OH 化合物4;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKDFVEWLEKT‐OH 化合物5;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVEWLEST‐OH 化合物6;
Hy‐HSQGTFTSDYSRYLESARAEDFVKWLEST‐OH 化合物7;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLESARAEDFVKWLEST‐OH 化合物8;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEEFVKWLEST‐OH 化合物9;
Hy‐HSQGTFTSDLSKYLDSARAEDFVKWLEST‐OH 化合物11;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEDFVKWLEST‐OH 化合物12;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLES‐OH 化合物13;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAEDFVKWLEST‐OH 化合物14;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH 化合物15;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLESARAESFVKWLEST‐OH 化合物16;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDLARAEDFVKWLEST‐OH 化合物17;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDKRRAEDFVSWLEST‐OH 化合物18;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDVARAESFVKWLEST‐OH 化合物19;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH 化合物21;
Hy‐HSQ‐DAla‐TFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH 化合物22;
Hy‐HSQGTFTSDVSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH 化合物23;
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐NH2 化合物24;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐RRAESFVKWLEST‐OH 化合物25;
Hy‐HS‐[Gln(Me)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH 化合物26;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEKT‐OH 化合物27;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEST‐OH 化合物28;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAKSFVEWLEKT‐OH 化合物29;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐NH2 化合物31;
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH 化合物32;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVSWLEKT‐OH 化合物33;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEKFVEWLEST‐OH 化合物34;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVAWLEST‐OH 化合物35;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEET‐OH 化合物36;
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLE‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH 化合物37;
Hy‐HSHGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐NH2 化合物38;
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH 化合物39;
Hy‐HS‐[Dap(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐NH2 化合物41;
並びに医薬的に許容され得るその塩及び溶媒和物が挙げられる。
よって、一実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEET‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDKARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVAWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKDFVEWLEKT‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVEWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSRYLESARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLESARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEEFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVSWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDLSKYLDSARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLES‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLESARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDLARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDKRRAEDFVSWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDVARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HAQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQ‐DAla‐TFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
Hy‐HSQGTFTSDVSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐NH2、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐RRAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HS‐[Gln(Me)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEKT‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAKSFVEWLEKT‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLESA‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐NH2、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVSWLEKT‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEKFVEWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVAWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEET‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLE‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
Hy‐HSHGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐NH2、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐NH2、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
別の実施形態において、本発明の化合物は、
Hy‐HS‐[Dap(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐NH2、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である。
例えば、そのような架橋は、アミノ酸残基対12と16、16と20、20と24、又は24と28の側鎖間で形成され得る。問題の2つの側鎖は、イオン性相互作用を通して、又は共有結合を介して互いに連結され得る。よって、かかるアミノ酸残基対は、例えば、塩橋を形成するか、又はイオン性相互作用を結果的にもたらすことができる逆帯電した側鎖を備えていてもよい。そのような場合、問題のアミノ酸残基の一方、例えばGlu又はAspであり得、それと同時にもう片方が、例えばLys又はArgであり得る。LysとGlu又はLysとAspの対合はまた、ラクタム環の形成につながることもある。
いくつかの実施形態において、本発明は、本発明の化合物(又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物)及び医薬的に許容し得る担体を含む医薬組成物に関する。かかる医薬組成物は、例えば、Remington: The Science and Practice of Pharmacy, 19th edition, 1995に記載されているような慣用の技術によって調製することができる。
本発明の医薬組成物は、様々な部位にそのような処置を必要としている患者に投与してもよい。例えば、吸収をバイパスする部位、例えば、動脈、静脈又は心臓、且つ、吸収を伴う部位、例えば、皮膚、皮下、筋肉又は腹部への投与で投与することができる。より一般的には、本発明による医薬組成物の投与は、さまざまな投与経路、例えば、非経口、上皮、真皮又は経皮経路によるものであってもよい。いくつかの実施形態において、例えば、舌、舌下、頬側、経口、腟、又は直腸などの他の経路が有用であり得る。
従って、先に概説したように、「安定化組成物」は、高い物理的安定性、高い化学的安定性、又は高い物理的及び化学的安定性を有する組成物を指すことができる。一般に、指定された有効期限に達するまでは、使用及び保存(推奨されている使用及び保存条件に従って)の間に、組成物は少なくとも安定でなければならない。
本発明は、本発明の化合物又は本発明の化合物のペプチド配列Zをコードする核酸分子(例えば、単離された核酸分子)を提供する。
当然のことながら、本発明の化合物又はペプチド配列Zは、そのペプチド配列Zが天然に存在するアミノ酸、すなわち、哺乳類タンパク質に天然に生じる20個のアミノ酸だけしか含まないとき、典型的には、核酸配列によってのみコードされ得る。
本願発明のペプチドは、標準的な化学的合成方法、遺伝子組み換え発現系の使用、又はその他の好適な最先端の方法によって製造され得る。よって、グルカゴン類似体は、以下の:
(a)固相法又は液相法を用いて段階的に若しくは断片組立によってペプチドを合成し、そして最終的なペプチド生成物を単離及び精製する段階;
(b)宿主細胞内でペプチドをコードする核酸構築物を発現させ、そして発現産物を宿主細胞培養物から回収する段階;又は
(c)ペプチドをコードする核酸構築物の無細胞試験管内発現をおこない、そして発現産物を回収する段階;
を含む方法、あるいは、ペプチドの断片を得るための(a)、(b)、及び(c)の方法のいずれかの組み合わせを利用し、それに続いて断片をつなぎ合わせて(例えば、連結して)完全なペプチドを得、そしてそのペプチドを回収すること、を含めた多くのやり方で合成され得る。
本発明の化合物は、グルカゴンアゴニスト活性を有する。
グルカゴン(Glu又はGCG)受容体への関連化合物の結合を、アゴニスト活性の指標として使用できる。代替の実施形態において、受容体へのかかる化合物の結合によって引き起こされる細胞内シグナル伝達を計測する生物学的アッセイもまた使用され得る。例えば、グルカゴン受容体作動薬によるグルカゴン受容体の活性化は、細胞サイクリックAMP(cAMP)形成を刺激する。よって、前記受容体を発現している好適な細胞におけるcAMPの産生は、受容体活性を観察するのに使用できる。
化合物(及び医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物)、並びに本発明の医薬組成物は、さまざまな病態又は疾患の処置又は予防に有効であり得る。任意に、化合物(及び医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物)は、1若しくは複数の追加の処置的に活性な物質と組み合わせて使用されてもよい。これにより、関連する処置用途としては:低血糖(急性と慢性の両方)、2型糖尿病(2型糖尿病における疾病進行を含む)、耐糖能異常、1型糖尿病、肥満(太り過ぎ又は肥満に関連する疾患又は状態を含む)、冠動脈性心疾患、アテローム性動脈硬化症、高血圧、脂質異常症、脂肪肝、β‐ブロッカー中毒、インスリノーマ及びVon Gierkes病の処置又は予防;対象が太り過ぎになるのを予防;体重の減少;食物摂取の削減;エネルギー消費量の増大;耐糖能異常(IGT)から2型糖尿病への進行の遅延;2型糖尿病からインスリンを必要とする糖尿病への進行の遅延;食欲の調整又は満腹感の誘発(病的飢餓の処置及び過食症の処置を含む);並びに成功している減量後の体重のリバウンドの予防が挙げられる。一般的原理のとおり、本発明の化合物(及び医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物)、並びに本発明の医薬組成物は、血糖値を制御するのに有用であり得る。
本発明の化合物(及び医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物)、並びに本発明の医薬組成物の追加の適用としては、例えば腹部の造影などの撮像法(例えば、X線、コンピュータ断層撮影(CT)又は磁気共鳴(MR)造影)に関する平滑筋弛緩薬(鎮痙剤)としての使用が挙げられる。
先に既に示したとおり、本発明による化合物(又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物)を用いた処置は、他の1若しくは複数の薬理的活性物質又は作用物質、例えば抗糖尿病薬、抗肥満薬、食欲抑制薬、抗高血圧症薬、糖尿病から生じているか、又は糖尿病に関連している合併症を治療及び/又は予防するための薬剤ならびに肥満から生じているか、又は肥満に関連している合併症及び障害を治療及び/又は予防するための薬剤から選択される第2か、又はそれ以上の薬理学的活性物質と組み合わせて実施され得る。本内容では、「抗糖尿病薬」という表現には、インスリン耐性及び疾患を治療及び/又は予防するための化合物が包含され、ここで、インスリン耐性は病態生理学的機構である。
以下で用いた略語は、以下のとおりである:
COMU:1‐[(1‐(シアノ‐2‐エトキシ‐2‐オキソエチリデンアミノオキシ)‐ジメチルアミノ‐モルホリノメチレン)]メタンアミニウムヘキサフルオロホスファート
DCM:ジクロロメタン
DMF:N,N‐ジメチルホルムアミド
DIPEA:ジイソプロピルエチルアミン
EtOH:エタノール
Et2O:ジエチルエーテル
HATU:N‐[(ジメチルアミノ)‐1H‐1,2,3‐トリアゾール[4,5‐b]ピリジン‐1‐イルメチレン]‐N‐メチルメタンアミニウムヘキサフルオロホスファートN‐オキシド
HPLC:高速液体クロマトグラフィー
IBMX:3‐イソブチル‐1‐メチルキサンチン
MeCN:アセトニトリル
MS:質量分析法
PBS:リン酸緩衝食塩水
RP:逆相
TFA:トリフルオロ酢酸
TIS:トリイソプロピルシラン
固相ペプチド合成(SPPS)を、ポリスチレン樹脂(TentaGel S Ram又はTentagel S PHB- Thr(tBu))上のDMFにおいて標準的なFmocストラテジーを使用したマイクロ波支援合成装置により実施した。塩基としてのDIPEAと一緒に、HATU又はCOMUをカップリング剤として使用した。ピペリジン(DMF中に20%)を脱保護のために使用した。擬プロリン:Fmoc‐Phe‐Thr(Ψ、Me、Me pro)‐OH、Fmoc‐Asp‐Ser(Ψ、Me、Me pro)‐OH及びFmoc‐Glu‐Ser(Ψ、Me、Me pro)‐OH(NovaBiochemから購入)を適切な場所で使用した。ヒトグルカゴンを、本明細書中に記載した合成方法及び精製手順を使用して、同様に合成及び精製した。
未精製ペプチドを、95/2.5/2.5%(v/v)のTFA/TIS/水を用いて室温にて2時間処理することによって樹脂から切り出した。TFAの大部分を減圧下で取り除き、未精製ペプチドを沈殿させ、ジエチルエーテルで洗浄し、そして周囲温度にて乾燥させた。
未精製のペプチドを、緩衝液A(0.1%の含水TFA)と緩衝液B(0.1%のTFAと90%のMeCNを含む水溶液)のグラジエントを用いた標準的なRP HPLCによって精製した。画分を、分析用HPLCとMSによって分析し、そして、関連画分を、貯留し、そして、凍結乾燥した。
そのペプチドを、調製用RP HPLCによって緩衝液A’(0.1%の含水ギ酸)と緩衝液B’(0.1%のギ酸と90%のMeCNを含む水溶液)のグラジエントを使用することでさらに精製した。TFAを、凍結乾燥前に採収した画分に加えた。最終生成物を、分析用HPLCとMSによって特徴づけした。
ペプチドを、緩衝液A’(上記を参照)と緩衝液B’(上記を参照)のグラジエントを使用して分析用HPLC法によって分析した。
化合物7の合成
化合物7(配列番号8)を、Tentagel S PHB Thr(tBu)樹脂(1.13g、0.24mmol/g)、カップリング試薬としてCOMU、溶媒としてDMF及び上で記載したFmoc化学物質を使用したCEM Liberty Peptide Synthesizerにより合成した。擬プロリン:Fmoc‐Phe‐Thr(Ψ、Me、Me pro)‐OH(6/7位に)、及びFmoc‐Asp‐Ser(Ψ、Me、Me pro)‐OH(15/16位に)を、配列内に使用した。
ヒトグルカゴン受容体を発現する細胞株の作出
ヒトグルカゴン受容体(グルカゴンR)(一次受入番号P47871)をコードするcDNAを、cDNAクローンBC104854(MGC:132514/IMAGE:8143857)からクローン化した。グルカゴンRをコードするDNAを、サブクローニングのために端末の制限部位をコードするプライマーを使用してPCRによって増幅した。5’末端プライマーは、効果的な翻訳を確実にするために近コザック・コンセンサス配列をさらにコードした。グルカゴンRをコードするDNAの忠実度を、DNA配列決定法によって確認した。グルカゴンRをコードするPCR産物を、ネオマイシン(G418)耐性マーカーを含んでいる哺乳動物発現ベクター内にサブクローニングした。グルカゴンRをコードする哺乳動物発現ベクターを、標準的なリン酸カルシウムトランスフェクション法によってHEK293細胞内にトランスフェクトした。トランスフェクションから48時間後に、限界希釈クローニングのために細胞を播種し、培地中の1mg/mlのG418を用いて選択した。3週間後に、グルカゴンRを発現する細胞の12個の生き残ったコロニーを採取し、増殖させ、以下で記載するとおりグルカゴンR有効性アッセイにおいて試験した。化合物プロファイリングのために、1つのグルカゴンR発現クローンを選択した。
グルカゴン受容体アッセイ
0.01%のポリ‐L‐リジンをコートした96‐ウェルのマイクロタイタープレート内に1ウェルあたり60,000個の細胞の割合で、ヒトグルカゴンRを発現するHEK293細胞を播種し、100μlの成長培地中での培養において1日成長させる。グルカゴンRによるcAMPの誘導の分析のために、我々は、製造業者の取扱説明書に従ってPerkin Elmer製のAlphaScreenR cAMP Assay Kitを使用した。分析の日に、成長培地を取り除き、細胞を、IBMXを含む200mlの同梱のアッセイ緩衝液で1回洗浄した。漸増濃度の試験ペプチド、100mlのアッセイ緩衝液/IBMX中、37℃にて15分間、細胞をインキュベートした。次に、ペプチド/アッセイ緩衝液を取り除き、そして、細胞を、1ウェルあたり80mlの溶解緩衝液の添加、及び室温にて少なくとも10分間のインキュベーションによって溶解させた。それぞれのウェルから10mlの細胞溶解物を、384ウェルOptiPlateに移し、Donor及びAcceptorビーズと混ぜ、そして、室温にて1時間インキュベートした。cAMP含有量を、Envisionプレートリーダーにより計測した。EC50及び基準化合物(グルカゴン)と比較した相対的有効性を、コンピュータ支援曲線適合法によって推定した。
溶解性の評価
HClでpH2.5に調整した脱塩水中の試験ペプチドの原液(2mg/ml;280nmにおける溶液の吸光度の計測によって決定し、そして、ペプチドの中のトリプトファンとチロシンの含有量に基づいた理論上の減衰係数を使用した)を調整し、アリコートを、それぞれ100mMの酢酸緩衝液(pH4.0)と100mMのリン酸緩衝液(pH7.5)中に1:1に希釈し、標準的な平底、非殺菌96ウェルUV Microplate内に入れた。280及び325nmにおけるサンプル(単一試料、n=1)の吸光度を、周囲温度に予熱した吸光度ベースのプレートリーダーで計測した。≧1mg/mlのペプチド溶解性に関するにごり吸光度基準は、(プレート中の8個の緩衝液サンプルの標準偏差の5〜6倍である)325nm≦0.02吸光度単位における吸光度であった。
物理的安定性の評価
フィブリル形成の形をとる凝集を、アミロイド特異的な色素であるチオフラビンT(ThT)を使用して検出した。このチオフラビンTは、溶液中のフィブリルの存在を実証するために頻繁に利用されている(例えば、Groenning, M., J. Chem. Biol. 3(1) (2010), pp. 1-18; Groenning et al., J. Struct. Biol. 158 (2007) pp. 358-369; and Levine, H., Ill, Protein Sci. 2 (1993) pp. 404-410を参照)。すべての試験ペプチドを、HClでpH2.5に調整した脱塩水中に周囲温度にて溶解した。1mg/mlのペプチド、40μΜのThT及び50mMのリン酸緩衝液、pH7.5を含む溶液を、三連で96ウェル黒色蛍光プレート(透明な底部)に入れた。データは、40℃にて96時間にわたり、それぞれ300秒間の自動混合(撹拌)を先行させ、その後に10分の一定の間隔で収集した。実験全体を繰り返したが、撹拌はしなかった。フィブリル形成の遅延時間(時間単位)として表される物理的安定性は、初期の安定期と増殖期を表す2つの線形回帰の間の交点と定義された。
化学的安定性の評価
50mMの酢酸緩衝液(pH4.0)及び50mMのリン酸緩衝液(pH7.5)中のそれぞれの試験ペプチドの原液(1mg/ml;280nmにおける溶液の吸光度の計測によって決定し、そして、ペプチドの中でトリプトファンとチロシンの含有量に基づいた理論上の減衰係数を使用した)をそれぞれ調製した。サンプルを、ガラスバイアルに入れて、40℃でインキュベートした。そのサンプルを、アセトニトリル/トリフルオロ酢酸/水溶出系を使用したグラジエント溶出を使用してC18カラムによる逆相HPLC法で分析した。(時間T=0に対する)インキュベーション時間T=t後のメインピークの面積パーセンテージ(面積%)を、220nmにおけるUV分光分析によって検出した。
純度(面積%)=(メインピークの面積/すべてのピークの合計面積)×100。
次に、以下のとおり、所定のペプチドの各pH値について、時間0(T=0)の純度を100に設定することによって、純度を時点間で標準化した:
時間t(T=t)における標準化面積%=[面積%(T=t)/面積%(T=0)]×100。
in vitroにおける活性の結果(EC50値として表される)及び溶解性の評価の結果は、表1(以下)にまとめられており、そして、物理的及び化学的安定性の評価の結果は、表2(以下)にまとめられている。表2の標準化した純度の値は、14日間のインキュベーション後に決定した。
急性グルコース放出
天然ヒトグルカゴン(20nmol/kgの用量)のそれと比較して、正常血糖の雄Sprague‐Dawleyラット(Taconic, Lille Skensved, Denmark、9〜10週齢)の急性グルコース放出に対する本発明の化合物14(それぞれ20及び60nmol/kg体重の用量)の効果を調査した。ラットは、投与の5時間前に絶食させた。動物(n=6/群)に、ビヒクル(PBS、pH7.4)、試験化合物又はグルカゴンを単回、皮下(SC)注射した。血液サンプルを、5μlの毛細管を使用して、投与前(t=0)及びその後2時間にわたって15分毎に尾静脈から採取した。安定したベースラインの血糖値を確実にするために、実験中は、動物を(hypnorm/dormicumの標準的な混合物用いて)麻酔した。血糖濃度を、Biosen Glucose Analyser(EKF-diagnostic GmbH, Germany)を使用して測定した。データは、図1にまとめられている。
薬物動態
マウス、ラット及びイヌにおける天然ヒトグルカゴンと本発明の代表的な化合物との比較薬物動態学的評価をおこなった。2つの化合物は、例えば、半減期(t1/2)や分布容量に関して、類似した薬物動力学特性を呈した。
Claims (59)
- 式(I):
R1‐Z‐R2(I)
{式中、
R1が、水素、C1‐4アルキル、アセチル、ホルミル、ベンゾイル又はトリフルオロアセチルであり;
R2が、OH又はNH2であり;そして
Zが、式(Ia):
His‐Ser‐Gln‐Gly‐Thr‐Phe‐Thr‐Ser‐Asp‐Tyr‐Ser‐Lys‐Tyr‐Leu‐Asp‐Ser‐Arg‐Arg‐Ala‐Gln‐Asp‐Phe‐Val‐Gln‐Trp‐Leu‐Glu‐Asn‐Thr(Ia)
の配列に由来し、且つ、以下の:
X2が、Aib及びAlaから選択され;
X3が、His、Pro、Dab(Ac)、Dap(Ac)及びGln(Me)から選択され;
X4が、DAlaであり;
X9が、Gluであり;
X10が、Val、Leu、N‐Me‐Tyr及びN‐Me‐DTyrから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu、Val、DVal、Phe、His、Arg、Pro、DPro、N‐Me‐Ser及びN‐Me‐DSerから選択され;
X17が、Ala及びSerから選択され;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu、Lys及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser、Glu及びAlaから選択され;
X28が、Ser、Lys及びGluから選択されるか、又は存在せず;
X29が、Ser及びAlaから選択されるか、又は存在しない、
のように2、3、4、9、10、15、16、17、20、21、24、28及び29から選択される配列位置にのみ存在する少なくとも4個のアミノ酸置換又は欠失をさらに含むアミノ酸配列であって、
但し、Zが、以下の:
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEST;及び
HSQGTFTSDYSKYLESRRAKEFVEWLEST、
から選択されない。}を有する化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物。 - 式(I):
R1‐Z‐R2(I)
{式中、
R1が、水素、C1‐4アルキル、アセチル、ホルミル、ベンゾイル又はトリフルオロアセチルであり;
R2が、OH又はNH2であり;そして
Zが、式(Ia):
His‐Ser‐Gln‐Gly‐Thr‐Phe‐Thr‐Ser‐Asp‐Tyr‐Ser‐Lys‐Tyr‐Leu‐Asp‐Ser‐Arg‐Arg‐Ala‐Gln‐Asp‐Phe‐Val‐Gln‐Trp‐Leu‐Glu‐Asn‐Thr(Ia)
の配列に由来し、且つ、以下の:
X2が、Aib及びAlaから選択され;
X3が、His及びProから選択され;
X9が、Gluであり;
X10が、N‐Me‐Tyr及びN‐Me‐DTyrから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu、Val、DVal、Phe、His、Arg、Pro、DPro、N‐Me‐Ser及びN‐Me‐DSerから選択され;
X17が、Ala及びSerから選択され;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu、Lys及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser、Glu及びAlaから選択され;
X28が、Ser及びLysから選択されるか、又は存在せず;
X29が、Ser及びAlaから選択されるか、又は存在しない、
のように2、3、9、10、15、16、17、20、21、24、28及び29から選択される(Xで示された)配列位置にのみ存在する少なくとも4個のアミノ酸置換又は欠失をさらに含むアミノ酸配列であって、
但し、Zが、以下の:
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEST;及び
HSQGTFTSDYSKYLESRRAKEFVEWLEST、
から選択されない。}を有する化合物、医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物。 - 前記式(I)の化合物の2、3、4、9、10、15、16、17、20、21、24、28及び29から選択される(Xで示された)アミノ酸配列位置の少なくとも4個のアミノ酸置換又は欠失が、以下の:
X2が、Aib及びAlaから選択され;
X3が、His及びProから選択され;
X4が、DAlaであり;
X9が、Gluであり;
X10が、N‐Me‐Tyr及びN‐Me‐DTyrから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu、Val、Phe、His及びArgから選択され;
X17が、Ala及びSerから選択され;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu、Lys及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser、Glu及びAlaから選択され;
X28が、Ser、Glu及びLysから選択されるか、又は存在せず;
X29が、Ser及びAlaから選択されるか、又は存在しない、
である、請求項1に記載の化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物。 - 前記少なくとも4個のアミノ酸置換又は欠失が、式(I)の化合物の2、3、4、10、15、16、17、20、21、24、28及び29から選択される(Xで示された)アミノ酸配列位置に存在し、以下の:
X2が、Alaであり;
X3が、Dab(Ac)、Dap(Ac)及びGln(Me)であり;
X4が、DAlaであり;
X10が、Leu及びValから選択され;
X15が、Gluであり;
X16が、Aib、Lys、Glu、Leu及びValから選択され;
X17が、Alaであり;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser及びGluから選択され;
X28が、Ser、Glu及びLysから選択され;
X29が、Alaであるか、又は存在しない、
である、請求項1に記載の化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物。 - 前記少なくとも4個のアミノ酸置換又は欠失が、式(I)の化合物の2、3、4、16、17、20、21、24、28及び29から選択される(Xで示された)アミノ酸配列位置に存在し、以下の:
X2が、Alaであり;
X3が、Dab(Ac)、Dap(Ac)、Gln(Me)又はHisであり;
X4が、DAlaであり;
X16が、Aib、Lys、Gluから選択され;
X17が、Alaであり;
X20が、Glu及びLysから選択され;
X21が、Glu及びSerから選択され;
X24が、Lys、Ser及びGluから選択され;
X28が、Ser、Glu及びLysから選択され;
X29が、Alaであるか、又は存在しない、
である、請求項1に記載の化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物。 - 前記X17が、Alaである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
- 前記Zが、以下の:
HSQGTFTSDYSKYLDSARAESFVKWLEST(配列番号2)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEET(配列番号3)
HSQGTFTSDYSKYLDKARAEDFVKWLEST(配列番号4)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVAWLEST(配列番号5)
HSQGTFTSDYSKYLDEARAKDFVEWLEKT(配列番号6)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVEWLEST(配列番号7)
HSQGTFTSDYSRYLESARAEDFVKWLEST(配列番号8)
HSQGTFTSDYSKYLESARAEDFVKWLEST(配列番号9)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEEFVKWLEST(配列番号10)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVSWLEST(配列番号11)
HSQGTFTSDLSKYLDSARAEDFVKWLEST(配列番号12)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEDFVKWLEST(配列番号13)
HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLES(配列番号14)
HSQGTFTSDYSKYLDEARAEDFVKWLEST(配列番号15)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号16)
HSQGTFTSDYSKYLESARAESFVKWLEST(配列番号17)
HSQGTFTSDYSKYLDLARAEDFVKWLEST(配列番号18)
HSQGTFTSDYSKYLDKRRAEDFVSWLEST(配列番号19)
HSQGTFTSDYSKYLDVARAESFVKWLEST(配列番号20)
HAQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号21)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST(配列番号22)
HSQ‐DAla‐TFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号23)
HSQGTFTSDVSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号24)
HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号25)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐RRAESFVKWLEST(配列番号26)
HS‐[Gln(Me)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号27)
HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEKT(配列番号28)
HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEST(配列番号29)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAKSFVEWLEKT(配列番号30)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLESA(配列番号31)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号32)
HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST(配列番号33)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVSWLEKT(配列番号34)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEKFVEWLEST(配列番号35)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVAWLEST(配列番号36)
HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEET(配列番号37)
HSQGTFTSDYSKYLE‐Aib‐ARAEEFVKWLEST(配列番号38)
HSHGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST(配列番号39)
HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST(配列番号40)及び
HS‐[Dap(Ac]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST(配列番号41)、
から成る群から選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。 - 以下の:
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAESFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEET‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDKARAEDFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVAWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKDFVEWLEKT‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVEWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSRYLESARAEDFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLESARAEDFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEEFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVSWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDLSKYLDSARAEDFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEDFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLES‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAEDFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLESARAESFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDLARAEDFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDKRRAEDFVSWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDVARAESFVKWLEST‐OH、
Hy‐HAQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQ‐DAla‐TFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDVSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐NH2、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐RRAESFVKWLEST‐OH、
Hy‐HS‐[Gln(Me)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEKT‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAKSFVEWLEKT‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLESA‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐NH2、
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVSWLEKT‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEKFVEWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVAWLEST‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEET‐OH、
Hy‐HSQGTFTSDYSKYLE‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH、
Hy‐HSHGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐NH2、
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH、
Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐NH2、
Hy‐HS‐[Dap(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐NH2、
並びに医薬的に許容され得るその塩及び溶媒和物から成る群から選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLEET‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDKARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVAWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKDFVEWLEKT‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVEWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSRYLESARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLESARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEEFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVSWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDLSKYLDSARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDSARAEDFVKWLES‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLESARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDLARAEDFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDKRRAEDFVSWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDVARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HAQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQ‐DAla‐TFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDVSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HS‐[Dab(Ac)]GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐NH2、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐RRAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HS‐[Gln(Me)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEKT‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLDEARAKSFVEWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAKSFVEWLEKT‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLESA‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐NH2、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HS‐[Dab(Ac)]‐GTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAESFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVSWLEKT‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEKFVEWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVAWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEET‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSQGTFTSDYSKYLE‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐OH、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - Hy‐HSHGTFTSDYSKYLD‐Aib‐ARAEEFVKWLEST‐NH2、
又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物である、請求項1、3、4又は8のいずれか1項に記載の化合物。 - 請求項1〜46のいずれか1項に記載の化合物又は請求項1〜7のいずれか1項に記載のペプチドZをコードする核酸構築物。
- 請求項48に記載の核酸構築物を含む発現ベクター。
- 請求項47に記載の核酸構築物又は請求項48に記載の発現ベクターを含む宿主細胞。
- 請求項1〜46のいずれか1項に記載の化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物、及び医薬的に許容し得る担体を含む医薬組成物。
- 処置を必要としている対象の疾患又は病態の処置方法であって、前記対象に対して治療的に有効な量の、請求項1〜46のいずれか1項に記載の化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物、或いは請求項50に記載の医薬組成物を投与することを含む前記方法。
- 前記疾患が、以下の:低血糖、急性低血糖、慢性低血糖、2型糖尿病、耐糖能異常、1型糖尿病、肥満、冠動脈性心疾患、アテローム性動脈硬化症、高血圧、脂質異常症、脂肪肝、β‐ブロッカー中毒、インスリノーマ及びVon Gierkes病から成る群から選択される、請求項51に記載の方法。
- 前記疾患又は病態が、低血糖である、請求項52に記載の方法。
- 前記低血糖が、以下の:糖尿病性低血糖、急性インスリン誘発性低血糖、非糖尿病性低血糖、反応性低血糖、空腹時低血糖、薬物誘発性低血糖、アルコール誘発性低血糖、胃バイパス誘発性低血糖及び妊娠中に生じる低血糖から成る群から選択される、請求項53に記載の方法。
- 医療処置方法における使用のための、請求項1〜46のいずれか1項に記載の化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物。
- 低血糖、急性低血糖、慢性低血糖、2型糖尿病、耐糖能異常、1型糖尿病、肥満、冠動脈性心疾患、アテローム性動脈硬化症、高血圧、脂質異常症、脂肪肝、β‐ブロッカー中毒、インスリノーマ及びVon Gierkes病の処置のための、請求項1〜46のいずれか1項に記載の化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物。
- 前記低血糖が、以下の:糖尿病性低血糖、急性インスリン誘発性低血糖、非糖尿病性低血糖、反応性低血糖、空腹時低血糖、薬物誘発性低血糖、アルコール誘発性低血糖、胃バイパス誘発性低血糖及び妊娠中に生じる低血糖から成る群から選択される、請求項56に記載の使用のための化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物。
- 低血糖、急性低血糖、慢性低血糖、2型糖尿病、耐糖能異常、1型糖尿病、肥満、冠動脈性心疾患、アテローム性動脈硬化症、高血圧、脂質異常症、脂肪肝、β‐ブロッカー中毒、インスリノーマ及びVon Gierkes病の処置のための薬剤の調製における、請求項の1〜46のいずれか1項に記載の化合物、又は医薬的に許容され得るその塩若しくは溶媒和物の使用。
- 前記低血糖が、以下の:糖尿病性低血糖、急性インスリン誘発性低血糖、非糖尿病性低血糖、反応性低血糖、空腹時低血糖、薬物誘発性低血糖、アルコール誘発性低血糖、胃バイパス誘発性低血糖及び妊娠中に生じる低血糖から成る群から選択される、請求項58に記載の使用。
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