JP2019175778A - バイポーラ電池ユニット及びバイポーラ電池 - Google Patents

バイポーラ電池ユニット及びバイポーラ電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2019175778A
JP2019175778A JP2018064824A JP2018064824A JP2019175778A JP 2019175778 A JP2019175778 A JP 2019175778A JP 2018064824 A JP2018064824 A JP 2018064824A JP 2018064824 A JP2018064824 A JP 2018064824A JP 2019175778 A JP2019175778 A JP 2019175778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
electrode layer
negative electrode
positive electrode
bipolar battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018064824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7255079B2 (ja
Inventor
浩視 上田
Hiromi Ueda
浩視 上田
幹裕 ▲高▼野
幹裕 ▲高▼野
Mikihiro Takano
晴菜 倉田
Haruna Kurata
晴菜 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2018064824A priority Critical patent/JP7255079B2/ja
Publication of JP2019175778A publication Critical patent/JP2019175778A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7255079B2 publication Critical patent/JP7255079B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】熱印加することなく単電池を封止でき、液絡するおそれがないバイポーラ電池ユニット、及びバイポーラ電池を提供する。【解決手段】第一集電体、負極層、絶縁層、正極層、第二集電体がこの順に積層され、さらに第一集電体と第二集電体の間かつ辺縁に、負極層、絶縁層、正極層の周囲を取り巻いて形成される封止層71を備え、負極層、絶縁層、正極層はいずれもイオン液体、ゲル化物又はイオン液体ゲル化物のいずれかからなる電解質成分を含浸し、前記封止層は、光硬化樹脂又は電子線硬化樹脂を少なくとも含むバイポーラ電池ユニット。【選択図】図14

Description

本発明は、正極と負極とが集電体の両側に配置されてなるバイポーラ電池に関し、詳しくは、電池の液絡を防止するバイポーラ電池ユニット、及びバイポーラ電池の構成に関する。
近年、携帯機器、パーソナルコンピューター、ハイブリッド自動車、電気自動車、家庭用蓄電用途として、非水電解質二次電池の研究開発が盛んに行われている。この非水電解質二次電池は、各用途に応じた出力を発現するために複数の電池を直列に接続して用いる必要がある。しかしながら、複数電池を直列化する場合、各電池の接続部の電気抵抗による出力低下や、接続部に空間を要する為、出力密度、エネルギー密度が低下するという問題点がある。この問題点を解決する為、特許文献1のようなバイポーラ電池が開発されている。バイポーラ電池とは、集電体の一方の面に正極、他方に負極を形成したバイポーラ電極が電解質層を介して複数積層された構成であり、電池内で単電池が直列接続された電池である。
このようなバイポーラ電池は、集電体に挟持された正極、絶縁層、負極に電解質成分が含浸された単電池が複数積層された構成で存在する為、一つの単電池から電解質成分が漏れ出すと、他の単電池と液絡してしまうという問題がある。この液絡を防止する目的で、単電池ごとに電解質成分を堰き止める為の封止層を形成する必要がある。
この問題に対して、例えば特許文献1に示すように、単電池周囲を熱融着することで電解質成分を封止して、単電池同士の液絡を防止する技術が報告されている。
特許第4135473号公報
しかしながら、特許文献1のように熱印加により封止層を形成する手法では、封止工程において電池構成部材である電解質成分に熱が伝わり、その熱によって電解質成分の熱分解や、電解質溶媒のガス化、その他電池構成部材の劣化などが懸念される。更に、単電池を複数積層した状態で一括封止する際には、封止材料が不均一に熱融着して、不完全な融着部分から電解質成分が漏れて液絡する懸念がある。
そこで、本発明の目的は、熱印加することなく単電池を封止でき、液絡するおそれがないバイポーラ電池ユニット、及びバイポーラ電池を提供することである。
上記目的の達成のために、本発明における請求項1に記載の発明は、
第一集電体、負極層、絶縁層、正極層、第二集電体をこの順に備え、
さらに前記第一集電体と前記第二集電体の間かつ辺縁に、前記負極層、前記絶縁層、前記正極層を取り巻いて形成される封止層と、
封止層内部に配置され前記負極層、前記絶縁層、前記正極層を含浸する電解質成分を備え、
前記電解質成分はイオン液体、ゲル化物又はイオン液体のゲル化物であり、
前記封止層は光硬化樹脂又は電子線硬化樹脂であることを特徴とするバイポーラ電池ユニットである。
また請求項2に記載の発明は、
前記封止層は、負極層、絶縁層、正極層に隣接する内部封止層と、前記内部封止層よりも負極層、絶縁層、正極層から離れた外部封止層から形成され、
前記外部封止層は、光硬化樹脂又は電子線硬化樹脂からなることを特徴とする、請求項1記載のバイポーラ電池ユニットである。
請求項3に記載の発明は、
集電体、負極層、絶縁層、正極層をこの順に備えるバイポーラ電池部材を複数積層し、最外となる正極層上にさらに集電体を備えたバイポーラ電池ユニットであって、
一の集電体と、当該集電体に隣接する集電体との間かつ辺縁に、負極層、絶縁層、正極層の周囲を取り巻いて形成される封止層を備え、
負極層、絶縁層、正極層はいずれもイオン液体、ゲル化物又はイオン液体ゲル化物のいずれかからなる電解質成分を含浸しており、
前記封止層は、光硬化樹脂又は電子線硬化樹脂を少なくとも含むことを特徴とするバイポーラ電池ユニットである。
請求項4に記載の発明は、
前記封止層は負極層、絶縁層、正極層に隣接する内部封止層と、前記内部封止層よりも負極層、絶縁層、正極層から離れた外部封止層から形成され、
前記外部封止層は、光硬化樹脂又は電子線硬化樹脂からなることを特徴とする、請求項3記載のバイポーラ電池ユニットである。
請求項5に記載の発明は、
請求項3または4に記載のバイポーラ電池ユニットと、当該バイポーラ電池を収容する外装材とを備えるバイポーラ電池である。
本発明によれば、熱印加することなく電解質成分を封止し、単電池同士の液絡を防止したバイポーラ電池を得ることが出来る。
本発明の一実施形態に係る集電体上に負極層/絶縁層を形成した単極型負極/絶縁層積層体構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る双極型電極構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る集電体上に正極層を形成した単極型正極構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂層を形成した単極型負極/絶縁層積層体構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る電解質成分を充填した単極型負極/絶縁層積層体構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂層を形成した双極型電極構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る電解質成分を充填した双極型電極構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂層を形成した単極型正極層構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る電解質成分を充填した単極型正極層構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る電解質成分を充填した単極型電極の負極/絶縁層積層体側と双極型電極の正極層側を貼り合せた、積層工程途中における電極構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る積層工程途中における電解質成分を充填した双極型電極の負極/絶縁層積層体構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る電解質成分を充填した双極型電極の負極層/絶縁層積層体側と単極型正極の正極層側を貼り合せた、バイポーラ電池構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る光硬化樹脂もしくは電子線硬化樹脂からなる封止前駆体層を形成したバイポーラ電池構成の一例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る封止層を形成したバイポーラ電池構成の一例を示す模式図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る全固体二次電池を図面に基づいて説明する。
なお、本発明は、以下に記載する実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて設計の変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の実施の形態の範囲に含まれうるものである。
図1〜図13は、本発明を適用したバイポーラ電池の各製造段階における断面図であり、図14は本発明を適用したバイポーラ電池の最終段階における断面図である。
以下に、このバイポーラ電池に使用することのできる集電体、正極、負極、絶縁層、電解質、封止層などについて説明する。ただし、本発明は以下に具体的に挙げた事例に限られるものではない。
[集電体]
集電体14としては、電子導電性を有しており、集電箔にかかる電池作動電位において電解液に溶出しにくい材料であれば特に限定はされず、例えば、ステンレス、チタン、金、白金等の金属材料を用いることができる。また、アルミニウム箔、銅箔を貼り合せたクラッド金属箔を用いることもできる。
[正極活物質]
正極層11(21)に含まれる正極活物質としては、例えば、ニッケルコバルトマンガン酸リチウム(LiNixCo1−y−xMnyO)、コバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)、マンガン酸リチウム(LiMn)、リン酸鉄リチウム(LiFePO)、リン酸コバルトリチウム(LiCoPO)、リン酸マンガンリチウム(LiMnPO)、リン酸バナジウムリチウム(Li(PO)等のリチウム遷移金属化合物を用いることができる。
[負極活物質]
負極層12(22)に含まれる負極層活物質としては、例えば、ハードカーボン、ソフトカーボン、グラファイト等の炭素材料や、Sn系合金、Si系合金等の合金材料、LiCoN等の窒化物、チタン酸リチウム(LiTi12)、リン酸バナジウムリチウム(Li(PO)等のリチウム遷移金属酸化物を用いることができる。また、金属リチウム箔を用いてもよい。
[導電助剤]
導電助剤としては、アセチレンブラック、カーボンブラック、カーボンファイバー、グ
ラファイト等が挙げられる。ただし、これらに限られるわけではない。
[バインダー]
正極、負極を構成する為のバインダーとしては、例えばポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、スチレン-ブタジエンゴム(SBR)、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ポリアクリル酸等を用いることができる。
[正極層形成用スラリー]
正極層形成用スラリーとしては、水性溶媒もしくは非水性溶媒に、少なくとも前記正極活物質、前記導電助剤、前記バインダーを分散、溶解させたスラリーを用いることができる。
[負極層形成用スラリー]
負極層形成用スラリーとしては、水性溶媒もしくは非水性溶媒に、少なくとも前記負極活物質、前記導電助剤、前記バインダーを分散、溶解させたスラリーを用いることができる。
[絶縁層]
正極、負極を隔離する絶縁層としては、電子伝導性を有しない金属酸化物、イオン伝導性無機固体電解質から成るシートを用いることができる。
金属酸化物としては、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化カルシウム等を用いることができる。
固体電解質としては、NASICON型酸化物、ペロブスカイト型酸化物、LISICON型酸化物、ガーネット型酸化物、酸化物ガラス等を用いることができ、例えば、Li1.3Al0.3Ti1.7(PO、Li1.5Al0.5Ge1.5(PO、Li0.29La0.57TiO、LiSiO−LiPO、LiBO−LiPO、LiLaZr12、Li3.40.6Si0.4等を用いることができる。
[絶縁層形成用スラリー]
固体電解質から成るシートを作製するための固体電解質スラリーとしては、水性溶媒、非水性溶媒に、少なくとも前記固体電解質材料、前記バインダーを分散、溶解させた、スラリーを用いることができる。
[単極型正極形成]
以下、図面を参照しながら製造工程順に説明する。
まず図3に示すように、集電体14上に、正極層形成用スラリーを例えばダイコート法、スプレー法、インクジェット法などで成膜して、溶媒を乾燥させ溶媒を乾燥させて、正極層11の密度が1.0〜3.5g・cm−3になるようにプレス機で加圧することで、単極型正極を形成する。
正極層11は、正極活物質、導電助剤、バインダーを少なくとも含有しており、上記導電助剤の含有量は、活物質質量に対して20質量%未満であることが好ましい。20質量%以上であると、活物質量が不足してリチウム吸蔵容量が低下してしまうことがある。
また、バインダーの含有量は活物質質量に対して2質量%以上15質量%以下であることが好ましい。バインダーが2質量%より少ない場合、十分な結着をすることができず屈曲耐性が低い可能性がある。バインダーが15質量%より大きい場合には、電極体積当たりの電池容量が大きく低下する可能性がある。
更に、正極層11の厚さは300μm以下の範囲となることが好ましい。300μmよ
りも厚いと、屈曲耐性が低下すると共に、正極層の電子移動が阻害され、出力が低下する可能性がある。
[単極型負極形成]
次に図1に示すように、集電体14上に、負極層形成用スラリーを、例えばダイコート法、スプレー法、インクジェット法などで成膜して、溶媒を乾燥させて、負極層12の密度が0.7〜1.5g・cm−3になるようにプレス機で加圧することで、単極型負極層12を形成する。
負極層12は、負極活物質、導電助剤、バインダーを少なくとも含有しており、上記導電助剤の含有量は、活物質質量に対して20質量%未満であることが好ましい。20質量%以上であると、活物質量が不足してリチウム吸蔵容量が低下してしまうことがある。
また、バインダーの含有量は活物質質量に対して2質量%以上15質量%以下であることが好ましい。バインダーが2質量%より少ない場合、十分な結着をすることができず屈曲耐性が低い可能性がある。バインダーが、15質量%より大きい場合には、電極体積当たりの電池容量が大きく低下する可能性がある。
更に、負極層の厚さは200μm以下の範囲となることが好ましい。200μmよりも厚いと、屈曲耐性が低下すると共に、負極層の電子移動が阻害され、出力が低下する可能性がある。
[単極型負極/絶縁層積層体形成]
続いて、前記負極層12上に、絶縁層形成用スラリーを例えばダイコート法、スプレー法、インクジェット法などで積層成膜して、溶媒を乾燥させて、負極層12の密度が0.7〜1.5g・cm−3になるようにプレス機で加圧することで、単極型負極12/絶縁層13積層体を形成する。
[双極型電極形成]
図2に示すように、集電体14の一方の面に、正極層形成用スラリーを例えばダイコート法、スプレー法、インクジェット法などで成膜して、溶媒を乾燥させることで、正極層21を形成する。次に、前記集電体14の正極層21とは異なる面に、前記負極層形成用スラリーを例えばスプレー法、インクジェット法などで成膜して、溶媒を乾燥させることで、負極層22を形成する。
更に、前記負極層22上に、絶縁層形成用スラリーを例えばダイコート法、スプレー法、インクジェット法などで積層成膜して、溶媒を乾燥させて、正極密度が1.0〜3.5g・cm−3、負極密度が0.7〜1.5g・cm−3になるようにプレス機で加圧することで、集電体14の一方の面に正極層21、もう一方の面に負極層22/絶縁層23積層体を形成した双極型電極を作製する。
[樹脂層形成]
本発明のバイポーラ電池は、負極層、絶縁層、正極層から電解質成分が電池外部に漏れ出て液絡してしまうことを防止するために、電池の周囲に封止層を形成する。本実施形態では、内部封止層と外部封止層の2層を備える場合について説明する。
内部封止層は、電解質成分を負極層、絶縁層、正極層に含浸させる前の段階で形成するが、ここでは材質として樹脂を用いている。
単極型正極である集電体14上の正極層11の周囲(図8)、単極型負極/絶縁層積層体である集電体14上の負極層12/絶縁層13積層体の周囲(図4)、双極型電極である集電体14上の負極層22/絶縁層23積層体、および集電体上の正極層21の周囲(図6)のそれぞれに、電解質成分を透過しない樹脂材料をスプレー成膜、インクジェット成膜することで、もしくは電解質成分を透過しない樹脂フィルムを熱印加により接着させることで、樹脂層15を形成する。
樹脂層15の材質としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどを用いることができる。尚、樹脂材料は電解質成分を透過しないだけでなく、更に電解質成分に対して撥液性を示す材料を使用すると、電池異常を示さないバイポーラ電池を製造することができる。
[電解質]
正極層、負極層及び絶縁層に電解質成分を充填するための電解質成分としては、ゲル電解質、イオン液体電解質、もしくはイオン液体ゲル電解質を用いることができる。
[イオン液体電解質]
イオン液体電解質としては、例えばトリエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル等の鎖状ポリエーテル類と、例えばLiPF、LiBF、LiClO、LiCFSO、Li(CFSON、Li(CSON、Li(SOF)Nの中から選ばれる、少なくとも1種類のリチウム塩の等量混合物を用いることができる。
[ゲル電解質]
ゲル電解質の電解液成分としては、リチウムイオン電池で通常用いられるものであればよく、例えばLiPF、LiBF、LiClO、LiCFSO、Li(CFSON、Li(CSON、Li(SOF)Nの中から選ばれる、少なくとも1種類のリチウム塩を含み、例えばプロピレンカーボネート、エチレンカーボネート等の環状カーボネート類、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネート等の鎖状カーボネート類、γ−ブチロラクトン等のラクトン類の中から選ばれる少なくとも1種類または2種以上を混合した、非プロトン性溶媒等の有機溶媒を用いたものなどを使用できる。
ゲル電解質、イオン液体ゲル電解質のゲル化材料としては、例えばポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ビニリデンフルオライドとヘキサフルオロプロピレンの共重合体(PVdF-HFP)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)などを用いることができる。
[ゲル電解質前駆体スラリー]
ゲル電解質前駆体スラリーとしては、前記ゲル電解質の電解液成分とゲル電解質のゲル化材料を、例えば60:40〜98:2(質量比)で混合したスラリーを用いることができる。
[イオン液体ゲル電解質前駆体スラリー]
イオン液体ゲル電解質前駆体スラリーとしては、前記ゲル電解質の電解液成分とゲル電解質のゲル化材料を、例えば60:40〜98:2(質量比)で混合したスラリーを用いることができる。
[積層工程]
以上で作製した構成部材を組み合わせて積層する工程について説明する。
前記単極型負極/絶縁層積層体である前記負極層12/絶縁層13積層体(図4)上にゲル電解質前駆体スラリーをスプレー法、インクジェット法などで成膜することで、ゲル電解質前駆体スラリーが含浸した負極層32/絶縁層33積層体を形成する(図5)。
同様にして、ゲル電解質前駆体スラリーを含浸した双極型電極の正極層41(図7)を形成する。前記負極層32/絶縁層33積層体(図5)と前記正極層41(図7)を貼り合せることで、単電池構成51を形成する(図10)。
続いて、上記と同様の方法で、ゲル電解質前駆体スラリーが含浸した双極型電極である
負極層42/絶縁層43積層体を形成する(図11)。同様の操作を、所望の積層数になるまで繰り返す。
最後に、ゲル電解質前駆体スラリーが含浸した単極型正極である前記正極層31(図9)を形成して、負極層42/絶縁層43積層体(図11)上に貼り合せることで、最終の単電池構成52を形成して、バイポーラ電池構成53(図12)が完成する。
[ゲル化工程]
前記バイポーラ電池構成53を、例えば50℃以上100℃以下に加温してゲル電解質前駆体をゲル化させて、ゲル電解質とする。尚、ゲル電解質ではなく、イオン液体を用いた場合には、ゲル化工程は省略できる。
次に、前述の内部封止層として形成した樹脂層15の外部に、さらに液絡防止硬化を補強するための外部封止層を形成する。単電池ごとに形成する内部封止層は、単電池を積層した際に、集電体の間を完全に密封できず、電解質が漏れ出て液絡する可能性がある。
これに対して、外部封止層は単電池を複数積層した構成の側面全体を覆うように一括形成するため、単電池間の液絡を完全に防止できる。
なお、ここでは外部封止層を単に封止層と言い、以下にその形成工程を説明する。
[封止工程]
前記バイポーラ電池構成53の外周部に、例えばウレタンアクリレート、アクリル樹脂アクリレート、エポキシアクリレートなどの光硬化樹脂もしくは電子線硬化樹脂からなる封止前駆体層61をスプレー法などで形成して(図13)、これに光もしくは電子線を照射して封止前駆体層61の硬化反応を生じさせることで、本発明のバイポーラ電池の封止層71を形成する(図14)。
[外装材封止工程]
前記バイポーラ電池は、外部からの衝撃、環境劣化を防止するために、バイポーラ電池を電池外装材ないし電池ケースに収容することで、バイポーラ電池が完成する。
電池外装材としては、例えばアルミニウム、ステンレス、ニッケルなどの金属をポリプロピレンフィルム等の絶縁体で被覆したラミネートフィルムなどを用いることできて、その周辺部の一部または全部を熱融着にて接合することにより、電池積層体を収納し密封する。
本発明のバイポーラ電池について、以下に実施例及び比較例を挙げて説明する。
(実施例1)
実施例1として実際に作製したバイポーラ電池は、下記の通りである。
なお集電体14は、ステンレス箔を使用した。
単極型正極の正極層は、ニッケルコバルトマンガン酸リチウム(LiNi1/3Co1/3Mn1/3)に、導電助剤としてアセチレンブラック、バインダーとしてポリフッ化ビニリデン(PVdF)、溶媒としてN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を混合して正極スラリーを作製し、集電体14であるステンレス箔(厚さ20μm)に塗布し、100℃で乾燥させて、単極型正極の正極層11とした。
単極型電極の負極層は、グラファイト粒子に、導電助剤としてアセチレンブラック、バインダーとしてPVdF、溶媒としてNMPを混合して負極スラリーを作製し、集電体14であるステンレス箔(厚さ20μm)に塗布し、100℃で乾燥させて単極型電極の負極層12とした。
単極型負極/絶縁層積層体の絶縁層は、LiLaZr12(LLZ)に、バインダーとしてポリフッ化ビニリデン(PVdF)、溶媒としてNMPを混合して絶縁層スラリーを作製し、負極層12上に塗布し、100℃で乾燥させて単極型負極/絶縁層積層体の負極層12/絶縁層13積層体とした。
双極型電極の正極層は、単極型正極の正極層と同様の方法で正極スラリーを作製し、集電体14であるステンレス箔(厚さ20μm)に塗布し、100℃で乾燥させて双極型電極の正極層21とした。
双極型電極の負極層は、単極型負極/絶縁層積層体の負極層と同様の方法で負極スラリーを作製し、集電体14の正極層22とは異なる面に塗布し、100℃で乾燥させて双極型電極の負極層22とした。
双極型電極の絶縁層は、単極型負極/絶縁層積層体の絶縁層と同様の方法で絶縁層スラリーを作製し、集電体14の負極層22上に塗布し、100℃で乾燥させて双極型電極の絶縁層23とした。
単極型正極である集電体14上の正極層11の周囲と、単極型負極/絶縁層積層体である集電体14上の負極層12/絶縁層13積層体の周囲と、双極型電極である集電体14上の負極層22/絶縁層23積層体の周囲と、集電体上の正極層21の周囲にそれぞれ、樹脂層15としてポリプロピレン樹脂フィルムを180℃で貼り付けた。
ゲル化剤としてポリアクリロニトリル(AverageM.W.15万,Sigma−Aldrich社製)10重量%、電解質としてエチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)の3:7(重量比)で混合した溶媒に対して1MになるようにLiPFを溶解させた溶液90重量%となるように混合することで、ゲル電解質前駆体を調製した。
単極型負極/絶縁層積層体の負極層12/絶縁層13積層体に、ゲル電解質前駆体を塗布、注入して、単極型負極層32/絶縁層33積層体とした。
次に双極型電極の正極層21に、ゲル電解質前駆体を塗布、注入して、双極型電極の正極層41とした。
さらにゲル電解質前駆体を注入した単極型負極層32/絶縁層33積層体と双極型電極の正極層41を貼り合せて、単電池構成とした。
次に、前記双極型電極の正極層41とは集電体を介して逆面の負極層22/絶縁層23に、ゲル電解質前駆体を塗布、注入して、双極型負極層42/絶縁層43積層体とした。
そして、単極型正極の正極層11に、ゲル電解質前駆体を塗布、注入して、単極型電極の正極層31とした。ゲル電解質前駆体を注入した前記絶縁層43と正極層31を貼り合せて、バイポーラ電池構成53を形成した。
前記バイポーラ電池構成53を80℃加温することで、ゲル電解質前駆体をゲル化させてゲル電解質とした。
前記ゲル化させたバイポーラ電池構成53の外周部に、封止前駆体層61としてウレタンアクリレート樹脂(ヒタロイド4861,日立化成社製)を吹き付けた。
前記封止前駆体層61にUV光(メタルハライドランプ)を照射して封止層71を形成し、バイポーラ電池を作製した。
(実施例2)
封止前駆体層として、エポキシアクリレート樹脂(ヒタロイド7851,日立化成社製)を吹き付けた以外は実施例1と同様の方法で、実施例2のバイポーラ電池を作製した。
(比較例1)
封止前駆体として、樹脂層の周囲に更にポリプロピレン樹脂フィルムを180℃で貼り付けた後、ゲル電解質前駆体を注入してゲル化させて、180℃で熱融着することでポリプロピレン樹脂から成る封止層を形成した以外は実施例1と同様の方法で、比較例1のバイポーラ電池を作製した。
(比較例2)
封止前駆体として、樹脂層の周囲に更にポリプロピレン樹脂フィルムを180℃で貼り付けた後、ゲル電解質前駆体を注入してゲル化させて、100℃で熱融着することでポリプロピレン樹脂から成る封止層を形成した以外は実施例1と同様の方法で、比較例2のバイポーラ電池を作製した。
(比較例3)
封止前駆体として、樹脂層の周囲に更にポリエチレンフィルム樹脂フィルムを150℃で貼り付けた後、ゲル電解質前駆体を注入してゲル化させて、150℃で熱融着することでポリプロピレン樹脂から成る封止層を形成した以外は実施例1と同様の方法で、比較例3のバイポーラ電池を作製した。
(比較例4)
封止前駆体として、樹脂層の周囲に更にポリエチレンフィルム樹脂フィルムを150℃で貼り付けた後、ゲル電解質前駆体を注入してゲル化させて、100℃で熱融着することでポリプロピレン樹脂から成る封止層を形成した以外は実施例1と同様の方法で、比較例4のバイポーラ電池を作製した。
<電池特性評価>
電池特性評価は以下の方法で実施した。
各実施例及び比較例に示すバイポーラ電池を各10個作製し、電池特性評価として放電容量の測定を行った。具体的には、0.05Cの定電流法によって4.3Vまで充電し、その後0.05C(レート)にて3.0Vまで放電し、初回放電容量とした。初回放電容量は10個の電池の平均値とした。その後、0.05Cの定電流法にて4.3Vまで充電し、0.05Cにて3.0Vまで放電する工程を20回繰り返すサイクル試験を実施した。
サイクル試験中に電圧低下などの電池異常を生じた電池数をカウントして、異常電池数とした。その評価結果を表1に示す。
Figure 2019175778
<評価結果>
表1より、実施例1、2に示したUV硬化樹脂であるウレタンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂を封止層として用いたバイポーラ電池は初回放電容量が高く、且つサイクル試験中に顕著な電圧低下や、顕著な放電容量低下などの電池異常を示さなかった。
一方、封止層として比較例1〜4に示した、熱硬化樹脂であるポリプロピレン樹脂フィルム、ポリエチレン樹脂フィルムを封止層として用いたバイポーラ電池は、充放電試験中
に顕著な電池異常(電圧低下)を示す電池を数個確認した。
また、比較例1、3に示すように、150℃以上で封止層を熱融着した電池はサイクル試験中の電池異常は少なかったが、初回放電容量が低かった。これは、高温融着による封止層形成により、電解質漏れは抑制されたものの、高温印加により電解質などの電池部材が劣化したと推測される。
更に、比較例2、4に示すように、100℃で封止層を熱融着した電池の初回放電容量は高かったが、サイクル試験中に顕著な電圧低下を示す異常電池が多く確認された。これは熱封止時の熱印加が比較的低温であったため、電解質などの電池部材は劣化しなかったものの、低温融着であったために封止層形成が不完全であり液絡したものと推測される。
以上より、熱硬化樹脂を用いて封止層を形成するより、光硬化樹脂又はUV硬化樹脂を用いて硬化処理により封止層を形成する方が、バイポーラ電池の初回放電容量、サイクル性能共に高いことが判った。
11 単極型正極の正極層
12 単極型負極、絶縁層積層体の負極層
13 単極型負極、絶縁層積層体の絶縁層
14 集電体
15 樹脂層
21 双極型電極の正極層
22 双極型電極の負極層
23 双極型電極の絶縁層
31 電解質成分を充填した単極型正極の正極層
32 電解質成分を充填した単極型負極、絶縁層積層体の負極層
33 電解質成分を充填した単極型負極、絶縁層積層体の絶縁層
41 電解質成分を充填した双極型電極の正極層
42 電解質成分を充填した双極型電極の負極層
43 電解質成分を充填した双極型電極の絶縁層
51 単電池構成
52 最終の単電池構成
53 バイポーラ電池構成
61 封止前駆体層
71 封止層

Claims (5)

  1. 第一集電体、負極層、絶縁層、正極層、第二集電体がこの順に積層され、
    さらに第一集電体と第二集電体の間かつ辺縁に、負極層、絶縁層、正極層の周囲を取り巻いて形成される封止層を備え、
    負極層、絶縁層、正極層はいずれもイオン液体、ゲル化物又はイオン液体ゲル化物のいずれかからなる電解質成分を含浸しており、
    前記封止層は、光硬化樹脂又は電子線硬化樹脂を少なくとも含むことを特徴とするバイポーラ電池ユニット。
  2. 前記封止層は、負極層、絶縁層、正極層に隣接する内部封止層と、前記内部封止層よりも負極層、絶縁層、正極層から離れた外部封止層から形成され、
    前記外部封止層は、光硬化樹脂又は電子線硬化樹脂からなることを特徴とする、請求項1記載のバイポーラ電池ユニット。
  3. 集電体、負極層、絶縁層、正極層をこの順に備えるバイポーラ電池部材を複数積層し、最外となる正極層上にさらに集電体を備えたバイポーラ電池ユニットであって、
    一の集電体と、当該集電体に隣接する集電体との間かつ辺縁に、負極層、絶縁層、正極層の周囲を取り巻いて形成される封止層を備え、
    負極層、絶縁層、正極層はいずれもイオン液体、ゲル化物又はイオン液体ゲル化物のいずれかからなる電解質成分を含浸しており、
    前記封止層は、光硬化樹脂又は電子線硬化樹脂を少なくとも含むことを特徴とするバイポーラ電池ユニット。
  4. 前記封止層は負極層、絶縁層、正極層に隣接する内部封止層と、前記内部封止層よりも負極層、絶縁層、正極層から離れた外部封止層から形成され、
    前記外部封止層は、光硬化樹脂又は電子線硬化樹脂からなることを特徴とする、請求項3記載のバイポーラ電池ユニット。
  5. 請求項3または4に記載のバイポーラ電池ユニットと、当該バイポーラ電池を収容する外装材とを備えるバイポーラ電池。
JP2018064824A 2018-03-29 2018-03-29 バイポーラ電池ユニット及びバイポーラ電池 Active JP7255079B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018064824A JP7255079B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 バイポーラ電池ユニット及びバイポーラ電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018064824A JP7255079B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 バイポーラ電池ユニット及びバイポーラ電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019175778A true JP2019175778A (ja) 2019-10-10
JP7255079B2 JP7255079B2 (ja) 2023-04-11

Family

ID=68169017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018064824A Active JP7255079B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 バイポーラ電池ユニット及びバイポーラ電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7255079B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114388883A (zh) * 2020-10-16 2022-04-22 通用汽车环球科技运作有限责任公司 包含离子凝胶的固态双极型电池组
WO2022154005A1 (ja) 2021-01-13 2022-07-21 株式会社豊田自動織機 蓄電セル及び蓄電装置
DE112021006482T5 (de) 2020-12-15 2023-10-26 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Energiespeichervorrichtung
WO2024106476A1 (ja) * 2022-11-17 2024-05-23 東亞合成株式会社 リチウムイオン二次電池シール材用光硬化型組成物

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004179053A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Nissan Motor Co Ltd バイポーラ電池、バイポーラ電池の製造方法、組電池および車両
JP2007257859A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Nissan Motor Co Ltd バイポーラ電池
JP2017220447A (ja) * 2016-06-01 2017-12-14 トヨタ自動車株式会社 全固体電池の製造方法、全固体電池の製造装置及び全固体電池
JP2017228520A (ja) * 2016-06-16 2017-12-28 荒川化学工業株式会社 リチウムイオン電池用シール材組成物、その硬化物、及びそれを用いたリチウムイオン電池
WO2018016528A1 (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 Necエナジーデバイス株式会社 リチウムイオン電池用電極およびリチウムイオン電池
JP2018028977A (ja) * 2016-08-16 2018-02-22 トヨタ自動車株式会社 バイポーラ電池

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004179053A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Nissan Motor Co Ltd バイポーラ電池、バイポーラ電池の製造方法、組電池および車両
JP2007257859A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Nissan Motor Co Ltd バイポーラ電池
JP2017220447A (ja) * 2016-06-01 2017-12-14 トヨタ自動車株式会社 全固体電池の製造方法、全固体電池の製造装置及び全固体電池
JP2017228520A (ja) * 2016-06-16 2017-12-28 荒川化学工業株式会社 リチウムイオン電池用シール材組成物、その硬化物、及びそれを用いたリチウムイオン電池
WO2018016528A1 (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 Necエナジーデバイス株式会社 リチウムイオン電池用電極およびリチウムイオン電池
JP2018028977A (ja) * 2016-08-16 2018-02-22 トヨタ自動車株式会社 バイポーラ電池

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114388883A (zh) * 2020-10-16 2022-04-22 通用汽车环球科技运作有限责任公司 包含离子凝胶的固态双极型电池组
DE112021006482T5 (de) 2020-12-15 2023-10-26 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Energiespeichervorrichtung
WO2022154005A1 (ja) 2021-01-13 2022-07-21 株式会社豊田自動織機 蓄電セル及び蓄電装置
KR20230125820A (ko) 2021-01-13 2023-08-29 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 축전 셀 및 축전 장치
WO2024106476A1 (ja) * 2022-11-17 2024-05-23 東亞合成株式会社 リチウムイオン二次電池シール材用光硬化型組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP7255079B2 (ja) 2023-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6126546B2 (ja) リチウムイオン二次電池用負極の製造方法及び製造装置
JP5266618B2 (ja) バイポーラ電池
JP7255079B2 (ja) バイポーラ電池ユニット及びバイポーラ電池
JP2010245024A (ja) 全固体二次電池
JP2006210002A (ja) 電池用電極
JP2018055871A (ja) 二次電池
JP6726004B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP2015125948A (ja) リチウムイオン二次電池
JP2006202680A (ja) ポリマー電池
JP4178926B2 (ja) バイポーラ電池、バイポーラ電池の製造方法、組電池および車両
JP2006054119A (ja) バイポーラ電池および組電池
JP5648896B2 (ja) 二次電池用双極型電極の製造方法及び双極型二次電池
JP2019164964A (ja) リチウムイオン二次電池用負極およびリチウムイオン二次電池
JP2017084533A (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP2002198016A (ja) 薄型二次電池
JP4055640B2 (ja) バイポーラ電池、バイポーラ電池の製造方法、組電池および車両
JP7003775B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP6617929B2 (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP2013235826A (ja) 非水電解質二次電池の製造方法
JPH11339856A (ja) シート型リチウムイオン二次電池の製造方法
JP2000133274A (ja) ポリマ―リチウム二次電池
JP7243381B2 (ja) 電極及び非水電解液二次電池
WO2015151145A1 (ja) 全固体リチウム二次電池
JP2004193006A (ja) 積層電池の製造方法、組電池および車両
JP7243380B2 (ja) 電極及び非水電解液二次電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220719

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7255079

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150