JP2013235826A - 非水電解質二次電池の製造方法 - Google Patents

非水電解質二次電池の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 エネルギー密度、負荷特性に優れた二次電池とその製造方法を提供する。
【解決手段】 正極と、負極と、セパレータと、非水電解質と、ラミネート外装材とを備えた非水電解質二次電池において、正極活物質および/または負極活物質に、光または熱により重合可能で、かつ重合したポリマーが加熱により分解又は解重合可能なプレポリマーとリチウム塩とを有機溶剤に溶解させた電解質溶液を塗布する第1の工程と、前記プレポリマーを光もしくは熱により重合硬化して、正極および/または負極にゲル状非水電解質を形成する第2の工程と、前記正極および/または負極にゲル状非水電解質を形成した両電極とセパレータを含む発電素体をラミネート外装材に封入した後に、熱プレスすることによりゲル状非水電解質を分解もしくは解重合して非水電解質を液状にする第3の工程とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、非水電解質二次電池の製造方法に関するもので、さらに詳細には高エネルギー密度、高負荷特性に優れる非水電解質二次電池の製造方法に関する。
近年のモバイル家電製品の高機能化や小型軽量化に伴い、それらに搭載される電源として、高いエネルギー密度を達成しうるリチウムイオン二次電池が注目されている。特に小型軽量化の観点から、電池の外装材として、アルミニウムなどの金属製の電池缶に替えて、ラミネートフィルムを用いたリチウムイオン二次電池が多く採用されている。
金属製の電池缶を用いた電池は、その堅牢な缶により正極や負極やセパレータなどの電池内の部材が固定されるため、充放電に伴う正負極活物質の体積変化においても一定の正極負極間距離を保持することができるために、良好な充放電サイクルを達成する。一方、ラミネートフィルムを用いたリチウムイオン二次電池では、正極や負極やセパレータなどの電池内の部材が固定されないために、充放電に伴う正負極活物質の体積変化によって正極負極間距離が部分的に変化するため、電流密度が集中する部位が生じることで良好な充放電サイクルを維持することが困難であった。
そこで近年、これらの問題を解決する方法としてゲル状高分子固体電解質を用いる方法が開発され、実用化されている。特許文献1では、ポリフッ化ビニリデン等の個体電解質を、リチウム塩を含む溶媒に溶解させた電解質溶液を電極活物質層上に塗布および含浸させて、乾燥等により溶媒を除去することでゲル状固体電解質層を電極活物質層上に形成する方法が開示されている。本方法によると、ゲル状固体電解質層によって正極や負極及びセパレータが接着されることで良好な充放電サイクルを達成する。高いエネルギー密度を達成するためには、充放電反応に作用する活物質を電極活物質層により多く充填する必要があり、より多くの活物質を充填するためには、電極活物質層の空孔率を小さく、電極活物質層の厚みを分厚くする必要がある。しかしながら本方法では、高分子を含む電解質溶液の粘度が高いために、空孔率の小さな電極活物質層や分厚い電極活物質層に対しては電極活物質層深部への電解質溶液の含浸が困難である。
前記問題を解決する方法として、特許文献2では、重合前のプレポリマーを電解質溶液に溶解させて、電解質溶液を電極活物質層に含浸させた後にプレポリマーを重合することで、ゲル状固体電解質層を電極活物質層上に形成する方法が開示されている。本方法によると、ゲル状固体電解質層によって正極と負極及びセパレータが接着されることにより、良好な充放電サイクルを達成する。且つ、重合前のプレポリマーを電解質溶液に溶解させているため、電解質溶液の粘度が低いために、空孔率の小さな電極活物質層や分厚い電極活物質層に対しても速やかに電解質溶液が含浸する。即ち、高エネルギー密度を達成し得る。しかしながら、ゲル状個体電解質は全個体電解質に対してイオン伝導性が優れているが、液体有機電解質と比較すればイオン伝導性は劣る。即ち本方法では金属製の電池缶の液体有機電解質を用いた電池と比較すると負荷特性に劣る。特に、分厚い電極活物質層においては、電極活物質層内部の空隙のイオン伝導性が低くなると、電極活物質層表面と深部でのイオン濃度勾配が大きくなり、負極電極活物質層表面に金属リチウムが析出する危険性が高まる。
前記問題点を解決する方法として、特許文献3および4が提案されている。これらの提案によると、セパレータ両面に熱で接着する接着層を設け、正極とセパレータと負極を捲回した素子を電解液と共にラミネートパックに入れて、熱プレスすることで正極と負極及びセパレータを接着する。電極活物質層の空孔内部の電解質は液体有機電解質であるため、空孔率の小さな電極活物質層や分厚い電極活物質層を用いた場合においても負荷特性は良好である。しかしながら本方法では、正極とセパレータと負極を捲回した後に液体有機電解質を含浸させることから、電極活物質層の空孔内部にまで液体有機電解質を含浸させるのに相当量の時間を要する。特に大面積の素子において生産性が劣る。また、前記提案によると、電解液を含まない電極を捲回するため、より分厚い電極活物質層の電極は捲回時に破断する危険性が増す。
特開平11−195433号公報 特開平10−74526号公報 特開2003−132951号公報 特開2008−71730号公報
本発明は前記問題点を解消し、高エネルギー密度及び高負荷特性に優れた非水電解質二次電池を提供しようとするものである。
本発明は、電極活物質上にゲル状非水電解質を形成した後に、発電素体をラミネート外装材に封入した後に、熱プレスすることによりゲル状非水電解質を分解もしくは解重合して非水電解質を液状にする工程を有するもので、以下の技術的手段から構成される。
〔1〕 正極集電体上に正極活物質層が形成されている正極と、負極集電体上に負極活物質層が形成されている負極と、これら両電極の間に配置されたセパレータと、非水電解質と、ラミネート外装材とを備えた非水電解質二次電池において、
正極活物質および/または負極活物質に、光または熱により重合可能で、かつ重合したポリマーが加熱により分解又は解重合可能なプレポリマーとリチウム塩とを有機溶剤に溶解させた電解質溶液を塗布する第1の工程と、
前記プレポリマーを光もしくは熱により重合硬化して、正極および/または負極にゲル状非水電解質を形成する第2の工程と、
前記正極および/または負極にゲル状非水電解質を形成した両電極とセパレータを含む発電素体をラミネート外装材に封入した後に、熱プレスすることによりゲル状非水電解質を分解もしくは解重合して非水電解質を液状にする第3の工程と、を備えた非水電解質二次電池の製造方法。
〔2〕 前記セパレータの少なくとも一方の面に電極と接着可能な接着層を設け、前記第3の工程においてセパレータと電極の少なくとも一方が接着することを特徴とする前記〔1〕に記載の非水電解質二次電池の製造方法。
〔3〕 前記プレポリマーが、シアノアクリレートまたはシアノアクリレートを含む材料を含むことを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の非水電解質二次電池の製造方法。
〔4〕 前記シアノアクリレートを含む材料が、シアノアクリレートと4−ジメチルアミノベンズアルデヒドおよび/または4−ジメチルアミノシンナムアルデヒドを含むことを特徴とする前記〔3〕に記載の非水電解質二次電池の製造方法。
以上のような、構成からなる本発明は、以下の特徴を有する。
塗布する電解質溶液に高分子を用いないために、前記電解質溶液の粘度が低い。即ち、空孔率の小さな電極活物質層や分厚い電極活物質層に対して速やかに電解質溶液を含浸させることができる。また、事前に電解液を電極活物質層に含浸させるため、大面積の発電素体を作成する場合において、前記した先行技術のように正極とセパレータと負極を捲回した後に液体有機電解質を含浸させる場合に比べて、電極活物質層の空孔内部にまで液体有機電解質を含浸させるのに要する時間は長期化しない。電極上に塗布した電解質溶液を重合硬化するため、外装材への封入工程までに電解質溶液が流出することがない。さらに、電解液を含む電極活物質層は電解液を含まない電極活物質層に比べて柔軟であるために、より空孔率が小さく分厚い電極活物質層においても、電極板の破断は生じにくい。即ち、より高エネルギー密度を達成できる。
また、本発明では、発電素体をラミネート外装材に封入した後に、熱プレスすることによりゲル状非水電解質を分解もしくは解重合して電解質を液状にする工程を有することにより、電解質が液状になり良好なイオン伝導性を有する。
本発明によれば、空孔率の小さな電極活物質層や分厚い電極活物質層に対しても速やかに電解質溶液を含浸させることができるため、エネルギー密度の高い非水電解質二次電池を提供することができる。さらに、電解質が液状であり良好なイオン伝導性を有するため、負荷特性に優れた非水電解質二次電池を提供することができる。
本発明の非水電解質二次電池の一実施形態であって、ラミネート型電池の一例を示す分解斜視図である。 図1に示した発電素体のA−B線に沿った模式的断面図である。
本発明は、正極集電体上に正極活物質層が形成されている正極と、負極集電体上に負極活物質層が形成されている負極と、これら両電極の間に配置されたセパレータと、非水電解質と、ラミネート外装材とを備えた非水電解質二次電池において、
正極活物質および負極活物質の少なくとも一方の活物質に、光または熱により重合可能で、かつ重合したポリマーが加熱により分解又は解重合可能なプレポリマーとリチウム塩とを有機溶剤に溶解させた電解質溶液を塗布する第1の工程と、
前記プレポリマーを光もしくは熱により重合硬化して、正極および/または負極にゲル状非水電解質を形成する第2の工程と、
前記正極および/または負極にゲル状非水電解質を形成した両電極とセパレータを含む発電素体をラミネート外装材に封入した後に、熱プレスすることによりゲル状非水電解質を分解もしくは解重合して非水電解質を液状にする第3の工程と、を備えた非水電解質二次電池の製造方法である。
本発明の前記工程1中に用いられる前記リチウム塩としては、通常の電池電解液に用いられるリチウム塩を使用することができる。具体的には、六フッ化リン酸リチウム(LiPF)、四フッ化ホウ酸リチウム(LiBF)、六フッ化ヒ酸リチウム(LiAsF)、過塩素酸リチウム(LiClO)、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCFSO)、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドリチウム(LiN(SOCF)、トリス(トリフルオロメタンスルホニル)メチルリチウム(LiC(SOCF)、四フッ化アルミン酸リチウム(LiAlCl)あるいは六フッ化ケイ酸リチウム(LiSiF)などが挙げられる。これらのリチウム塩は、一種類で使用してもよく、二種類以上組み合わせて使用してもよい。これらのリチウム塩は前記有機溶媒に対して0.5〜1.5Mの濃度で溶解させることが好ましい。
本発明の前記工程1中に用いられる前記有機溶媒としては、例えば、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラクトンあるいはε−カプロラクトンなどのラクトン系溶媒、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ビニレンカーボネートあるいはビニルエチレンカーボネートなどのカーボネート系溶媒、1,2−ジメトキシエタン、1−エトキシ−2−メトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフランあるいは2−メチルテトラヒドロフランなどのエーテル系溶媒、アセトニトリルなどのニトリル系溶媒、スルフォラン系溶媒、リン酸類、リン酸エステル溶媒、またはピロリドン類などの非水溶媒が挙げられる。溶媒は、いずれか1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明の前記工程1中に用いられる前記プレポリマーは以下に記載の条件を全て満たす材料であることを特徴とし、単一の材料によって以下の条件を満たしても、複数の材料によって以下の条件を満たしても良い。
条件1:重合可能な官能基を有する。
条件2:重合可能な官能基を1分子内に2つ以上有する分子が含まれる。
条件3:前記有機溶剤に溶解する。
条件4:重合物が130℃以下で分解もしくは解重合して電解質が液状になる。
このプレポリマーは前記有機溶媒に対して10〜80重量%で含有させることが好ましい。プレポリマーの含有量は10重量%より低ければ、重合時に十分な強度が保たれない。プレポリマーの含有量が80重量%より高ければ分解時のイオン電導率が低くなる。
前記プレポリマーのより具体的な例として、シアノアクリレートが挙げられる。
前記シアノアクリレートとは、下記〔化1〕に示すシアノアクリレート官能基を有する有機物である。
Figure 2013235826
式中、Rは、前記有機溶媒と親和性のある有機物質であり、より好ましくは、前記有機溶媒と親和性が高いことから、その構造中Rにポリエチレングリコール、ポリアクリロニトリル、ポリエステルなどを取り込んでなる有機物質がよい。
更には、前記シアノアクリレートを含む材料として、前記シアノアクリレートに加えて、4−ジメチルアミノベンズアルデヒドおよび/または4−ジメチルアミノシンナムアルデヒドを含むことが好ましい。
前記プレポリマーに前記シアノアクリレートに加えて、4−ジメチルアミノベンズアルデヒドおよび/または4−ジメチルアミノシンナムアルデヒドを含むことにより、130℃より低い110℃以下の温度で解重合を開始する。
本発明の前記工程1における前記電極活物質に対する前記電解質溶液の塗布方法としては、ドクターブレード法、ダイコーター法、スクリーンコーテング法が挙げられるが、これらの方法に限定されるものではない。
本発明の前記工程2における重合硬化方法としては、熱もしくは光照射が挙げられる。光照射についてはUV光が好ましい。また、必要に応じて、パーオキサイド類、アニリン類、アゾ系化合物などの熱重合開始剤や、ベンゾイン類、ベンゾインアルキルエーテル類、ベンゾフェノン類、ベンゾイルフェニルフォスフィンオキサイド類、アセトフェノン類、チオキサントン類、アントラキノン類、メタロセン誘導体、金属錯体などの光重合開始剤を単体もしくは複数を混合して前記プレポリマーに添加できる。
本発明の前記工程3における熱プレスとは、前記電池素材をラミネート外装材に封入した後に、電池全体を加圧プレスしながら加温することである。その温度は130℃以下であることを特徴とし、その圧力は0.01MPa〜20MPaの圧力範囲が好ましい。さらに好ましくはこの加圧プレスした状態で室温まで冷却する。前記工程3における熱プレスによる分解または解重合とは、重合硬化したプレポリマーの分子量が低下し、液状になることを意味しており、液状になれば分解または解重合が部分的であっても構わない。
また、本発明の前記工程3において、前記セパレータの少なくとも一方の面に電極と接着可能な接着層を設け、セパレータと電極の少なくとも一方が接着するようにしても良い。そうすることにより、充放電を繰り返しても正負極の電極間距離が一定に保たれ、サイクル寿命が向上する。
以下、図面を用いて本発明の非水電解質二次電池の一実施形態であって、ラミネート型電池の一例より具体的に説明するが、本発明は以下の実施形態に何ら限定されるものではない。
本発明の非水電解質二次電池の一構成例の分解斜視図を図1に示す。また、図2に図1に示した発電素体のA−B線に沿った模式的断面図を示す。
この非水電解質二次電池は、正極集電体1上に正極活物質層2が形成されてなる正極板8と、負極集電体5上に負極活物質層4が形成されてなる負極板9との間にセパレータ3が挟まれてなる発電素体10がラミネート外装材6とホットメルト材7によって外部環境と隔離されるように構成される。
本実施形態においては、ゲル状電解質を形成した正極板8及び負極板9を、セパレータ3を介して密着させた後、長手方向に捲回し、発電素体10を作製する。
図中、正極端子11、負極端子12は発電素体の電圧をラミネート外装材の外部から取り出すために設置される。正極端子11はアルミニウムまたはステンレス合金からなり、負極端子12はニッケルまたは銅、アルミニウムまたはステンレス合金からなる。
次に、本発明の非水電解質二次電池の構成部材の一例を説明する。
前記正極板8は、例えばアルミニウム箔等の金属箔からなる正極集電体1上に、正極活物質と結着剤と溶剤との混合物を塗布、乾燥して正極活物質層2が形成されている。
前記正極活物質としては、LiCoO、LiNiO、LiNi1/2Mn1/2、LiCo1/3Ni1/3Mn1/3、LiMn、Li[Ni1/2Mn3/2]O、LiV、LiFePO、LiMnPO、LiCoPOなどが挙げられるが、これに限定されない。
前記結着剤としては、ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体、フッ化ビニリデンとクロロトリフルオロエチレンとの共重合体、フッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体あるいはフッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとクロロトリフルオロエチレンなどのフッ素系高分子、スチレンブタジエンゴムなどが挙げられるが、これに限定されない。
前記溶剤は、前記結着剤を溶解もしくは分散可能であればよく、例えばアセトン、シクロヘキサノン、N−メチル−2−ピロリドン、メチルエチルケトン、水などが用いられるが、これに限定されない。
前記負極板9は、例えば銅箔等の金属箔からなる負極集電体5上に、負極活物質と結着剤と溶剤との混合物を塗布、乾燥して負極活物質層4が形成されている。
前記負極活物質としては、黒鉛、熱分解炭素類、コークス類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物の焼成体、メソカーボンマイクロビーズ、炭素繊維、活性炭、グラファイトなどの炭素材料や、ポリアセチレン、ポリピロール等の高分子やSnO
、LiTi12,Si,Al,Snなどが挙げられるが、これに限定されない。
前記負極活物質に用いる結着剤と溶剤は、正極に用いたものと同様のものを用いることができる。
本発明に用いられる前記セパレータ3とは、正極と負極とを隔離、絶縁するものを意味し、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリフッ化ビニリデン等、電池のセパレータとして用いられている公知の多孔質膜をセパレータ3として用いることができる。また、これらの材料が複数種積層されたものでも良い。さらに、電極板とセパレータ3の接着を容易にする目的で、セパレータ3の表面に熱により接着可能な接着層を儲けても良い。
本発明に用いられる前記ラミネート外装材6とは、電解液、水のバリアー性が要求されるために、例えばアルミニウムからなる金属箔層を中央に配してその外側に、耐電解液性、機械的強度の要求を満たすポリエチレンテレフタレート、熱溶着性ポリイミド、ポリメタクリル酸メチル、伸延処理したポリアミド(ナイロン)等の樹脂、あるいはこれらの2種以上の樹脂を共重合させた樹脂層を設け、内側に熱溶着性とリードとの短絡防止性の要求を満たすポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂、これらの共重合体からなる外装ケースが好ましい。
本発明を実施例および比較例を用いて詳細に説明するが、これらは本発明を何ら限定するものではない。
[実施例1]
正極の作製
まず、正極活物質としてコバルト酸リチウムを100重量部、導電剤としてアセチレンブラックを3重量部、結着剤としてフッ化ビニリデンとクロロトリフルオロエチレンとの共重合体を4重量部、N−メチル−2−ピロリドン43重量部、とを混錬分散させてスラリーを作製した。このスラリーを、厚さ20μmの帯状のアルミニウム箔からなる正極集電体1の両面に均一に塗布し、乾燥させた後、ロールプレス機で圧縮して正極板8を作製した。この正極活物質層2の片面の厚みは60μmであった。その後、正極板8に正極端子11を取り付けた。
負極の作製
次に、負極活物質として黒鉛粉末を100重量部、結着剤としてフッ化ビニリデンとクロロトリフルオロエチレンとの共重合体を8重量部、N−メチル−2−ピロリドン70重量部、とを混錬分散させてスラリーを作製した。このスラリーを、厚さ15μmの帯状の銅箔からなる負極集電体5の両面に均一に塗布し、乾燥させた後、ロールプレス機で圧縮して負極板9を作製した。この負極活物質層4の片面の厚みは45μmであった。その後、負極板9に負極端子12を取り付けた。
電解質溶液の作製
次いで、プレポリマーとしてエチレングリコールジシアノアクリレートを0.5重量部、メトキシブチルシアノアクリレートを1重量部、4−ジメチルアミノシンナムアルデヒドを1.5重量部、光重合開始剤としてベンゾイルフェロセンを1重量部、リチウム塩として六フッ化リン酸リチウムを15重量部、溶剤としてエチレンカーボネートを30重量部、ジエチルカーボネートを70重量部、とを混合して得た電解質溶液E1を作製した。
電解質溶液のゲル化工程
前記正極板8と前記負極板9の片面に前記電解質溶液E1を均一に塗布した後に、UV照射を行なって電解質溶液をゲル化した。その後、前記正極板8と前記負極板9のもう一方の面にも同様の手順で電解質溶液を塗布及びゲル化を行なった。
セパレータ
厚み20μmの微孔性ポリエチレンフィルムから成るセパレータを用いた。
発電素体の作製
以上のようにしてゲル状電解質を形成した正極板及び負極板を、セパレータ3を介して密着させた後、長手方向に捲回し、発電素体10を作製した。
ラミネート外装材へのパック工程
30μm厚のナイロンフィルムと30μm厚のアルミニウム箔と30μm厚のポリプロピレンフィルムとが積層されて成るラミネート外装材6で前記の方法で作製した発電素体10を挟み、4辺を熱融着して密封した。
熱プレス工程
以上のように作製した密封体を鋼板に挟んで1.0MPaの圧力の下、130℃で1分間加熱することで、図1で示したような、セルサイズが5×35×40mm(7cm)である本例の非水電解質二次電池を得た。
[実施例2]
正極活物質層2の片面の厚みは120μm、負極活物質層4の片面の厚みは90μmであること以外は前記実施例1と同様の操作により、セルサイズが5×35×40mm(7cm)である本例の非水電解質二次電池を得た。
[実施例3]
厚み20μmの微孔性ポリエチレンフィルムの両面に、フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体のN−メチル−2−ピロリドン溶液を塗布した後に乾燥させることで、片面の厚さ2μmの接着層を設けたセパレータ3を用いて作製した以外は前記実施例1と同様の操作により、セルサイズが5×35×40mm(7cm)である本例の非水電解質二次電池を得た。
[比較例1]
熱プレス工程を行わなかった以外は前記実施例2と同様の操作により、セルサイズが5×35×40mm(7cm)である本例の非水電解質二次電池を得た。
[比較例2]
電解質溶液の作製
プレポリマーとしてエチレングリコールジアクリレートを3重量部、光重合開始剤として過酸化ベンゾイルを1重量部、リチウム塩として六フッ化リン酸リチウムを15重量部、溶剤としてエチレンカーボネートを30重量部、ジエチルカーボネートを70重量部、とを混合して得た電解質溶液E2を作製した。エチレングリコールジアクリレートは、重合後に130℃の熱プレスを行なっても分解及び解重合は生じないプレポリマーである。
電解質溶液E2を作製した以外は前記実施例2と同様の操作により、セルサイズが5×35×40mm(7cm)である本例の非水電解質二次電池を得た。
[比較例3]
正極の作製
まず、正極活物質としてコバルト酸リチウムを100重量部、導電剤としてアセチレンブラックを3重量部、結着剤としてフッ化ビニリデンとクロロトリフルオロエチレンとの共重合体を4重量部、N−メチル−2−ピロリドン43重量部、とを混錬分散させてスラリーを作製した。このスラリーを、厚さ20μmの帯状のアルミニウム箔からなる正極集電体1の両面に均一に塗布し、乾燥させた後、ロールプレス機で圧縮して正極板8を作製した。この正極活物質層2の片面の厚みは60μmであった。その後、正極板8に正極端子11を取り付けた。
負極の作製
次に、負極活物質として黒鉛粉末を100重量部、結着剤としてフッ化ビニリデンとクロロトリフルオロエチレンとの共重合体を8重量部、N−メチル−2−ピロリドン70重量部、とを混錬分散させてスラリーを作製した。このスラリーを、厚さ15μmの帯状の銅箔からなる負極集電体5の両面に均一に塗布し、乾燥させた後、ロールプレス機で圧縮して負極板9を作製した。この負極活物質層4の片面の厚みは45μmであった。その後、負極板9に負極端子12を取り付けた。
セパレータ
実施例3と同様に、厚み20μmの微孔性ポリエチレンフィルムの両面に、フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体のN−メチル−2−ピロリドン溶液を塗布した後に乾燥させることで、片面の厚さ2μmの接着層を設けたセパレータ3を用いた。
発電素体の作製
比較例3では、ゲル状電解質を形成する前の乾燥状態の前記正極板8及び負極板9を、前記接着層を形成したセパレータ3を介して、長手方向に捲回し、発電素体10を作製した。
ラミネート外装材へのパック工程
30μm厚のナイロンフィルムと30μm厚のアルミニウム箔と30μm厚のポリプロピレンフィルムとが積層されて成るラミネート外装材6で前記の方法で作製した発電素体10を挟み、1辺はこの後の電解液を注入するために熱融着せず、3辺のみを熱融着した。
電解液の作製
リチウム塩として六フッ化リン酸リチウムを15重量部、溶剤としてエチレンカーボネートを30重量部、ジエチルカーボネートを70重量部、とを混合して電解液E3を得た。
電解液注入工程
前記パック工程において熱融着しなかった1辺から前記電解液E3を注入した後、熱融着していないラミネート外装材の開口部を熱融着した。その後、電極活物質層へ電解液を十分に含浸させる目的で12時間放置した。
熱プレス工程
以上のように作製した密封体を鋼板に挟んで1.0MPaの圧力の下、130℃で1分間加熱することで、図1で示したような、セルサイズが5×35×40mm(7cm)である本例の非水電解質二次電池を得た。
[比較例4]
正極活物質層2の片面の厚みは120μm、負極活物質層4の片面の厚みは90μmであること以外は前記比較例3と同様の操作により、セルサイズが5×35×40mm(7cm)である本例の非水電解質二次電池を得た。
得られた実施例1〜3及び比較例1〜4の各二次電池について、23℃で、180mAの電流量で上限電圧4.2Vまで定電流定電圧法で10時間充電した後、180mAの電流量で2.75Vまで定電流放電を行い、初回放電容量を求めた。その後、同様に450mAの電流量での定電流定電圧法で5時間充電した後、2700mAの電流量で2.75Vまで定電流放電した時の放電容量を3C放電容量とした。3C放電容量を初回放電容量で割った値に100を掛けた値を3C放電容量維持率とした。得られた結果を表1に示す。
Figure 2013235826
表1に示すように、実施例1〜3は比較例1〜2と比べて3C放電容量維持率が高い。比較例1〜2のゲル状電解質に比べて本発明の液状電解質は負荷特性が優れていることがわかる。即ち、熱プレスによってゲル状電解質を液状にすることで、優れた負荷特性を達成しうる。また、接着層を設けたセパレータを用いて、電極とセパレータを捲回した後に電解液を含浸させた比較例3の3C放電容量維持率は、本発明の実施例1〜3と同等である。しかしながら、比較例3と同様の構造で活物質層を厚塗りした比較例4では、捲回時に正極が破断したため、測定ができなかった。即ち、捲回前に電極活物質層に予め電解質を含浸させておく本発明は、エネルギー密度を高めるために有効であることが確認された。
1 正極集電体
2 正極活物質層
3 セパレータ
4 負極活物質層
5 負極集電帯
6 ラミネート外装材
7 ホットメルト材
8 正極板
9 負極板
10発電素体
11正極端子
12負極端子

Claims (4)

  1. 正極集電体上に正極活物質層が形成されている正極と、負極集電体上に負極活物質層が形成されている負極と、これら両電極の間に配置されたセパレータと、非水電解質と、ラミネート外装材とを備えた非水電解質二次電池において、
    正極活物質および/または負極活物質に、光または熱により重合可能で、かつ重合したポリマーが加熱により分解又は解重合可能なプレポリマーとリチウム塩とを有機溶剤に溶解させた電解質溶液を塗布する第1の工程と、
    前記プレポリマーを光もしくは熱により重合硬化して、正極および/または負極にゲル状非水電解質を形成する第2の工程と、
    前記正極および/または負極にゲル状非水電解質を形成した両電極とセパレータを含む発電素体をラミネート外装材に封入した後に、熱プレスすることによりゲル状非水電解質を分解もしくは解重合して非水電解質を液状にする第3の工程と、を備えた非水電解質二次電池の製造方法。
  2. 前記セパレータの少なくとも一方の面に電極と接着可能な接着層を設け、前記第3の工程においてセパレータと電極の少なくとも一方が接着することを特徴とする請求項1記載の非水電解質二次電池の製造方法。
  3. 前記プレポリマーが、シアノアクリレートまたはシアノアクリレートを含む材料を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の非水電解質二次電池の製造方法。
  4. 前記シアノアクリレートを含む材料が、シアノアクリレートと4−ジメチルアミノベンズアルデヒドおよび/または4−ジメチルアミノシンナムアルデヒドを含むことを特徴とする請求項3記載の非水電解質二次電池の製造方法。

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