JP2019156450A - 流体入り複室容器用ラベル及びラベル付き流体入り複室容器 - Google Patents
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Abstract
Description
作業者に仕切り部の開通を喚起させるため、容器本体に、仕切り部が開通していない状態では所定のラベル貼付枠内に貼り替えできないラベルを貼付することが提案されている(特許文献2)。
特許文献2のラベルも、仕切り部が開通したことを作業者が視覚的に検知しにくく、また、仕切り部が開通した後にラベルを元の状態に復元できてしまう。
〔1〕下記の複室容器の少なくとも1つの他の収容室に流体が収容された流体入り複室容器に貼付されるラベルであって、
単層又は多層の基材と、粘着層とを備え、
前記複室容器の第1端縁部にて前記容器本体の第1面に貼付される第1領域と、前記複室容器の第1の収容室に対応する位置にて前記容器本体の第1面とは反対側の第2面に貼付される第2領域とを有し、
前記第1領域と前記第2領域との間が切断容易とされている、流体入り複室容器用ラベル。
複室容器:
可撓性シートで構成された、第1端縁部を有する容器本体を備え、
前記容器本体には、対向する前記可撓性シート同士が剥離可能に接合された仕切り部によって区画された、最も前記第1端縁部側の第1の収容室と1以上の他の収容室とが形成されている、複室容器。
〔2〕前記第1領域と前記第2領域との間に、ミシン目部、ハーフカット部、切り欠き部及び薄肉部のいずれか1以上からなる易切断部が設けられており、前記易切断部によって前記第1領域と前記第2領域との間が切断容易とされている〔1〕の流体入り複室容器用ラベル。
〔3〕前記第1端縁部の前記第1領域が貼付される部分に孔が設けられており、
前記第1領域の前記孔に対応する部分に、前記粘着層が設けられていない、又は前記粘着層の上に粘着抑制層が設けられている〔1〕又は〔2〕の流体入り複室容器用ラベル。
〔4〕前記基材が、第1層と第2層とが剥離可能かつ剥離後の再貼付不能に接着された多層基材である〔1〕から〔3〕のいずれかの流体入り複室容器用ラベル。
〔5〕前記流体入り複室容器が医療用である〔1〕から〔4〕のいずれかの流体入り複室容器用ラベル。
〔6〕下記の複室容器の少なくとも1つの他の収容室に流体が収容された流体入り複室容器と、〔1〕から〔5〕のいずれかの流体入り複室容器用ラベルと、を備え、
前記流体入り複室容器は、前記第1端縁部と、前記第1の収容室に対応する位置との間で、第2面同士が対向するように折り曲げられ、
前記複室容器用ラベルは、前記第1領域が、前記第1端縁部にて前記容器本体の第2面とは反対側の第1面に貼付され、前記第2領域が、前記第1の収容室に対応する位置にて前記容器本体の第2面に貼付されている、ラベル付き流体入り複室容器。
複室容器:
可撓性シートで構成された、第1端縁部を有する容器本体を備え、
前記容器本体には、対向する前記可撓性シート同士が剥離可能に接合された仕切り部によって区画された、最も第1端縁部側の第1の収容室と1以上の他の収容室とが形成されている、複室容器。
図1は、第1実施形態に係るラベル10の模式平面図である。図2は、図1中の位置II−IIにおける模式断面図である。図3は、ラベル10が貼付される前の流体入り複室容器1の模式正面図である。図4は、ラベル10を流体入り複室容器1に貼付したラベル付き流体入り複室容器100の模式正面図である。図5は、図4中の位置V−Vにおける模式断面図である。図6は、ラベル付き流体入り複室容器100の仕切り部が開通した後の状態を示す模式平面図である。
本実施形態に係るラベル10が貼付される流体入り複室容器1は、複室容器2の第1の収容室S1に薬液L1が、第2の収容室S2(他の収容室)に薬液L2が収容されたものである。
複室容器2は、容器本体3と、薬液排出部材4とを備える。容器本体3は略長方形であり、対向する一対の可撓性シート31、32で構成されている。
容器本体3の周縁部のうち、第1方向(図3における上下方向)の一端側の第1端縁部33には、円形の吊孔34が形成されている。第1方向の他端側の第2端縁部35には、薬液排出部材4が取り付けられている。
「剥離可能」とは、薬液L1が収容された第1の収納室S1及び薬液L2が収容された第2の収納室S2のいずれか一方又は両方を押圧したときに、可撓性シート31と可撓性シート32とが剥離することを示す。
薬液排出部材4は、一対の可撓性シート31、32の間に挟持され、薬液排出部材4の外周面と可撓性シート31、32とが剥離不能に接合されている。
薬液排出部材4の取り付け位置以外の容器本体3の周縁部では、対向する可撓性シート31、32同士が剥離不能に接合されている。
「剥離不能」とは、薬液L1が収容された第1の収納室S1及び薬液L2が収容された第2の収納室S2のいずれか一方又は両方を押圧したときに、可撓性シート31と可撓性シート32とが剥離しないことを示す。
薬液排出部材4は通常、樹脂で構成され、樹脂としては、上記と同様のものが挙げられる。
ラベル10は、基材11と粘着層12とを備える。粘着層12は、基材11の一方の面上に設けられている。
ラベル10の粘着層12側の面には、剥離シート20が積層されている。剥離シート20は、ラベル10を流体入り複室容器1に貼付する前に剥離される。
第1面3aは、可撓性シート31の表面であり、第2面3bは、可撓性シート32の表面である。
粘着層12は、孔15の第2方向両側に、第1方向に沿って設けられており、孔15の部分には粘着層12が設けられていない。
また、ラベル10には、ラベル10の第2方向の両端の辺それぞれから内側に延びる切り欠き部17、18が形成されている。切り欠き部17、18はそれぞれ、頂点の1つが第1領域13と第2領域14との境界上に位置し、外側に向かって幅広となる三角形状である。切り欠き部17、18によって、ラベル10の第1領域13と第2領域14との境界部分の幅が、他の部分よりも幅狭になっている。
ミシン目部16及び切り欠き部17、18は、第1領域13と第2領域14との間を切断容易とする易切断部を構成する。
基材11の厚さは5〜300μmが好ましく、20〜100μmがより好ましい。基材11の厚さが前記範囲の下限値以上であれば、加工性、保護性が良好であり、前記範囲の上限値以下であれば、スタッキング性が良好である。
粘着剤としては、例えば、アクリル系、シリコーン系、ゴム系、ウレタン系、ビニルエーテル系等が挙げられる。これらの粘着剤には、エマルジョン型、溶剤型、ホットメルト型等があり、いずれの型のものも使用できる。
粘着剤としては、複室容器2の収容物に影響を及ぼしにくい点で、アクリル系、シリコーン系が好ましい。
接着強さは、JIS Z−0237に準拠して、23℃環境下で測定された値である。
ラベル付き流体入り複室容器100は、流体入り複室容器1とラベル10とを備える。
ラベル付き流体入り複室容器100において、流体入り複室容器1は、第1端縁部33と、第1の収容室S1に対応する位置との間で、第2面3b同士が対向するように折り曲げられている。
ラベル10の第1領域13は、第1端縁部33にて容器本体3の第1面3aに貼付されている。また、ラベル10の第2領域14は、第1の収容室S1に対応する位置にて容器本体3の第2面3bに貼付されている。
第1領域13と第2領域14との境界の位置、つまりミシン目部16の位置は、流体入り複室容器1の第1方向の第1端縁部33側の末端の位置と一致している。
ラベル10の孔15の位置と複室容器2の吊孔34の位置とは一致している。
まず、ラベル付き流体入り複室容器100の第2の収容室S2を押圧する。これにより、第2の収容室S2内の圧力が高まり、その圧力によって、仕切り部36で可撓性シート31と可撓性シート32とが剥離し(仕切り部36が開通し)、薬液L2が第1の収容室S1側に移動し、薬液L1と薬液L2とが混合され、混合薬液L3となる。
このとき、容器本体3の第1の収容室S1部分がより大きく膨らみ、それによって容器本体3の第1端縁部33側の末端が持ち上がり、ラベル10の第1領域13と第2領域14との境界の部分に力が加わる。その結果、ミシン目部16が切断され、図6に示すように、第1領域13と第2領域14とが分離した状態になる。
次に、スタンド等のフックを吊孔34に挿入し、複室容器2をスタンド等に吊るす。
その後、薬液排出部材4を介して混合薬液L3を排出する。医療用である場合は、排出された混合薬液L3(輸液等)は患者に投与される。
また、仕切り部36が開通する前は、流体入り複室容器1が所定の位置で折り曲げられているため、吊孔34が塞がれており、吊孔34にフックを挿入できない。したがって、作業者に仕切り部36を開通させることを喚起でき、仕切り部36が未開通の状態でラベル付き流体入り複室容器100が使用されること(例えば薬液L2のみが患者に投与されること)を防止できる。
また、ラベル10は、流体入り複室容器1に貼付するだけでよいため、特許文献1に記載の掛吊穴閉鎖部材に比べ、流体入り複室容器1へのセットが容易である。また、ラベル10は特許文献1に記載の掛吊穴閉鎖部材に比べて薄いため、ラベル10をセットした流体入り複室容器1はスタッキングしやすく保管性に優れる。
さらに、第1領域13の吊孔34に対応する部分に粘着層12が設けられていないため、第1領域13と第2領域14とが分離した後、吊孔34部分の粘着層12が手やフックに付着することがなく、使用性に優れる。なお、粘着層12の強度は弱いため、吊孔34部分に粘着層12があっても、フックの挿入は可能である。
図7は、第2実施形態に係るラベル40の模式平面図である。図8は、図7中の位置VIII−VIIIにおける模式断面図である。
なお、以下において、前出の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
ラベル40の粘着層12側の面には、剥離シート20が積層されている。
ラベル40は、第1実施形態のラベル10と同様に、流体入り複室容器1に貼付される。
ラベル40は、基材11の代わりに基材41を備えること以外は、第1実施形態のラベル10と同様である。基材41には、孔15は設けられていない。
第1層42の厚さは5〜400μmが好ましく、20〜300μmがより好ましい。第1層42の厚さが前記範囲の下限値以上であれば、強度が高いため、第1層42を第2層43から剥離する前に吊孔34にフックを挿入しようとしても、第1層42が破れず挿入できない。第1層42の厚さが前記範囲の上限値以下であれば、スタッキング性が良好である。
軟質熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル等が挙げられる。
第2層43の厚さは1〜50μmが好ましく、5〜30μmがより好ましい。第2層43の厚さが前記範囲の下限値以上であれば、擬似接着安定性が良好である。第2層43の厚さが前記範囲の上限値以下であれば、第1層42の剥離後に吊孔34にフックを挿入した際に第2層43が破れやすい。
第1層42と第2層43との間の接着強さは通常、粘着層12と容器本体3の第1面3aとの間の接着強さよりも弱い。これにより、第1領域13を剥離しようとしたときに、第1層42と第2層43との間が、粘着層12と容器本体3の第1面3aとの間よりも先に剥離する。
まず、ラベル付き流体入り複室容器の第2の収容室S2を押圧する。これにより、第1実施形態と同様に、仕切り部36が開通するとともに、ラベル40の第1領域13と第2領域14とが分離した状態になる。
このとき、第1端縁部33には、図9に示すように、ラベル40の第1領域13が付着しており、吊孔34が基材41によって覆われている。この状態ではフックを挿入できない。そこで、基材41の第1層42を第2層43から剥離する。第1層42の剥離後は、図10に示すように、吊孔34が第2層43のみによって覆われている。第2層43は、フックを挿入することで容易に破れる。そのため、吊孔34にフックを挿入し、複室容器2をスタンド等に吊るすことができる。複室容器2をスタンド等に吊るした後、薬液排出部材4を介して混合薬液L3を薬液排出部材4から排出する。
また、仕切り部36が開通する前は、流体入り複室容器1が所定の位置で折り曲げられているため、吊孔34が塞がれており、吊孔34にフックを挿入できない。さらに、第1領域13と第2領域14とが分離した後でも、基材41の第1層42を第2層43から剥離する前は吊孔34にフックを挿入できない。したがって、作業者に仕切り部36を開通させることを喚起でき、仕切り部36が未開通の状態でラベル付き流体入り複室容器が使用されること(例えば薬液L2のみが患者に投与されること)を防止できる。
また、ラベル40は、流体入り複室容器1に貼付するだけでよいため、特許文献1に記載の掛吊穴閉鎖部材に比べ、流体入り複室容器1へのセットが容易である。また、ラベル40は特許文献1に記載の掛吊穴閉鎖部材に比べて薄いため、ラベル40をセットした流体入り複室容器1はスタッキングしやすく保管性に優れる。
さらに、第1領域13の吊孔34に対応する部分に粘着層12が設けられていないため、第1領域13と第2領域14とが分離した後、吊孔34部分の粘着層12が手やフックに付着することがなく、使用性に優れる。
例えば、上記実施形態では、第1領域13の吊孔34に対応する部分に粘着層12が設けられていない例を示したが、第1領域13の吊孔34に対応する部分に粘着層12が設けられていてもよい。
第1領域13の吊孔34に対応する部分に粘着層12が設けられている場合、第1領域13の吊孔34に対応する部分の粘着層12の上に粘着抑制層が設けられていることが好ましい。粘着抑制層によって、第1領域13と第2領域14とが分離した後に、吊孔34部分の粘着層12が手やフックに付着することを抑制できる。
粘着抑制層は、粘着層12の粘着力を抑制する機能を有する、いわゆる糊殺しと呼ばれる層である。粘着抑制層は、紫外線硬化型インキ、溶剤インキ等の印刷インキ、又はオーバープリントニス等の粘着抑制剤を粘着層12上に印刷することにより形成できる。
粘着抑制剤は、剥離剤を含むことが好ましい。紫外線硬化型インキに含有させることのできる剥離剤としては、シリコーン化合物、アルキルペンダントポリマー、縮合ワックス等が挙げられる。
図11に、ラベル40の変形例を示す。この例のラベル40Aは、基材41の代わりに、第1層42の上に表印刷層44が設けられ、第2層43の上に裏印刷層45が設けられた基材41Aを備える。
裏印刷層45は、「開通済」、「OPEN」等の、仕切り部36が開通していることを示す文字が印刷されたものであることが好ましい。また、表印刷層44は、裏印刷層45を隠蔽する模様、文字等が印刷されたものであることが好ましい。この場合、第1層42を第2層43から剥離したときに、裏印刷層45を視認できるようになり、仕切り部36が開通していることを作業者がより検知しやすい。
印刷方法としては特に制限されず、例えば、グラビア印刷法、フレキソ印刷法、平版印刷法、インクジェット印刷法等の公知の印刷方法を適用できる。
本発明のラベルの平面視での形状は、上記実施形態に示すものに限定されない。例えば、図12(a)〜(n)に示すような形状であってよい。
他の収容室が複数形成されていてもよい。他の収容室が複数形成されている場合、複数の他の収容室のうち少なくとも1つに流体が収容されていればよい。複数の他の収容室の一部に、流体ではなく固体が収容されていてもよい。
第1の収容室S1に収容されるのは、流体でもよく固体でもよい。
流体入り複室容器の用途としては、医療用、食品用、インク用等の工業用途等が挙げられる。誤使用防止の必要性の点では、医療用が好ましい。
2 複室容器
3 容器本体
3a 第1面
3b 第2面
4 薬液排出部材
10、40、40A ラベル
11、41、41A 基材
12 粘着層
13 第1領域
14 第2領域
15 孔
16 ミシン目部
17、18 切り欠き部
31、32 可撓性シート
33 第1端縁部
34 吊孔(孔)
35 第2端縁部
36 仕切り部
42 第1層
43 第2層
44 表印刷層
45 裏印刷層
100 ラベル付き流体入り複室容器
S1 第1の収容室
S2 第2の収容室(他の収容室)
L1 薬液
L2 薬液(流体)
Claims (6)
- 下記の複室容器の少なくとも1つの他の収容室に流体が収容された流体入り複室容器に貼付されるラベルであって、
単層又は多層の基材と、粘着層とを備え、
前記複室容器の第1端縁部にて前記容器本体の第1面に貼付される第1領域と、前記複室容器の第1の収容室に対応する位置にて前記容器本体の第1面とは反対側の第2面に貼付される第2領域とを有し、
前記第1領域と前記第2領域との間が切断容易とされている、流体入り複室容器用ラベル。
複室容器:
可撓性シートで構成された、第1端縁部を有する容器本体を備え、
前記容器本体には、対向する前記可撓性シート同士が剥離可能に接合された仕切り部によって区画された、最も前記第1端縁部側の第1の収容室と1以上の他の収容室とが形成されている、複室容器。 - 前記第1領域と前記第2領域との間に、ミシン目部、ハーフカット部、切り欠き部及び薄肉部のいずれか1以上からなる易切断部が設けられており、前記易切断部によって前記第1領域と前記第2領域との間が切断容易とされている請求項1に記載の流体入り複室容器用ラベル。
- 前記第1端縁部の前記第1領域が貼付される部分に孔が設けられており、
前記第1領域の前記孔に対応する部分に、前記粘着層が設けられていない、又は前記粘着層の上に粘着抑制層が設けられている請求項1又は2に記載の流体入り複室容器用ラベル。 - 前記基材が、第1層と第2層とが剥離可能かつ剥離後の再貼付不能に接着された多層基材である請求項1〜3のいずれか一項に記載の流体入り複室容器用ラベル。
- 前記流体入り複室容器が医療用である請求項1〜4のいずれか一項に記載の流体入り複室容器用ラベル。
- 下記の複室容器の少なくとも1つの他の収容室に流体が収容された流体入り複室容器と、請求項1〜5のいずれか一項に記載の流体入り複室容器用ラベルと、を備え、
前記流体入り複室容器は、前記第1端縁部と、前記第1の収容室に対応する位置との間で、第2面同士が対向するように折り曲げられ、
前記複室容器用ラベルは、前記第1領域が、前記第1端縁部にて前記容器本体の第2面とは反対側の第1面に貼付され、前記第2領域が、前記第1の収容室に対応する位置にて前記容器本体の第2面に貼付されている、ラベル付き流体入り複室容器。
複室容器:
可撓性シートで構成された、第1端縁部を有する容器本体を備え、
前記容器本体には、対向する前記可撓性シート同士が剥離可能に接合された仕切り部によって区画された、最も第1端縁部側の第1の収容室と1以上の他の収容室とが形成されている、複室容器。
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