JP2019140384A - 押さえ機能を備える部品実装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性の高い部品実装機を提供する。【解決手段】部品実装機は、回路基板2を搬送してその回路基板を所定位置で保持するように構成された搬送装置と、部品4を供給するように構成された供給装置と、それぞれがツール回転装置と部品ハンドリングツール26を有する2台の装着ユニットを含む。部品ハンドリングツールは、基部および基部から下方に延びる突出部位264で、その突出部位の第1先端266がツール取り付け位置で基部に取り付けられ、またその突出部位の第2先端268が、ツール取り付け位置に対して下方向と直交する方向に対してずらして配置された突出部位264を含む。部品実装機は、部品ハンドリングツールを部品を回路基板上に挿入するために2箇所の押さえ位置で部品を同時に押すための部品ハンドリングツールを使用する。【選択図】図7

Description

本出願は、部品実装機、より具体的には、回路基板上に部品を装着した後、回路基板上で部品を下方に押すための押さえ機能を備える部品実装機に関するものである。
部品(例えば電気コネクタ、チップ等)を吸着して移送し、さらに回路基板上に装着する部品実装機は、生産性を向上させるためによく用いられる。
特開2011−253869号公報
しかしながら、底面から接続リードが突出するコネクターおよび/または寸法が大きいコネクターなどの特定の種類の部品の場合、部品実装機はコネクターを回路基板に十分に固定できない時が多い。特開2011−253869号公報(“JP‘869”)は、押さえ機能動作中に部品が確実に回路基板に装着されることを保証することを目的とするいくつかの特徴について説明するが、その公開は部品実装機の限定的な機能、とりわけさまざまな種類の部品装着での使用について特定する。
例えば、JP‘869は、それぞれがハンドリングツールを有する2台の装着ユニットで、そのハンドリングツールが例えば大きな部品の2箇所を同時に押したり、または別の方法では一つの部品ハンドリングツールを使って大きな部品を2箇所で交互に押す、装着ユニットついて説明する。
JP‘869に示されるように、従来の部品実装機では、1組の部品ハンドリングツール間の距離(ピッチ)は固定されている。従って、部品を同時に押せる箇所は限定され、その結果として扱うことができる部品の種類は限定される。さらに、2箇所間の距離を変えて同時に2箇所を押すためには、装着ユニットまたは部品ハンドリングツールの取り付け位置を調整する必要があり、これにより装着ユニットの複雑性と設置時間が増加する。
本発明は、回路基板を搬送し、その回路基板を所定位置で保持する搬送装置と、
部品を供給する供給装置と、
2つの装着ユニットを備え、
前記装着ユニットの各々が、ツール回転装置と部品ハンドリングツールとを有し、前記部品ハンドリングツールが基部および基部から下方に延びる突出部位を含み、前記突出部位がツール取り付け位置で基部に取り付けられた第1先端とツール取り付け位置に対して下方向と直交する方向に対してずらして配置された第2先端を含む、部品実装機。
このような構成の結果として、部品ハンドリングツールの第2先端の間の距離(ピッチ)を変えることが可能となる。従って、部品実装機の複雑性を増すことなく2点間の距離(ピッチ)を変えることが可能となる2箇所において同時に押さえ動作を実行することが可能となる。
図1は、本開示の特定の形態による、部品実装機の斜視図である。 図2は、本開示の特定の形態による、2台の装着ユニットを備えるヘッドの斜視図である。 図3は、本開示の特定の形態による、部品実装機の制御回路を示すブロック図である。 図4は、本開示の特定の形態による、部品ハンドリングツールの側面図である。 図5は、本開示の特定の形態による、部品ハンドリングツールの底面図である。 図6は、本開示の特定の形態による、押さえ位置を備えた部品の斜視図である。 図7は、本開示の特定の形態による、部品を押さえる部品ハンドリングツールの側面図である。 図8Aは、本開示の特定の形態による、第1距離を定める部品ハンドリングツールの底面図である。 図8Bは、本開示の特定の形態による、第2距離を定める部品ハンドリングツールの底面図である。 図8Cは、本開示の特定の形態による、第3距離を定める部品ハンドリングツールの底面図である。 図9Aは、本開示の特定の形態による、別の構成における部品実装機の底面図である。 図9Bは、本開示の特定の形態による、別の構成における部品実装機の底面図である。 図10は、本開示の特定の形態による、1つ目の別構成における、部品ハンドリングツールの底面図である。 図11Aは、本開示の特定の形態による、2つ目の別構成における、部品ハンドリングツールの側面図である。 図11Bは、本開示の特定の形態による、3つ目の別構成における、部品ハンドリングツールの側面図である。 図12は、本開示の特定の形態による、ノズル部を備えた部品ハンドリングツールの側面図である。 図13は、本開示の特定の形態による、部品実装機を制御するように構成された、制御回路のハードウェア構成の概略図である。
本明細書で言及されたすべての刊行物、特許出願、特許、およびその他の文献は、援用によってその全体が本明細に含まれる。また、本明細書で論じられている資料、方法、および実施例は単に例示的なものであって、限定することを意図するものではない。図面では、複数の図を通して、同一の部品または対応する部品には同一の参照番号を付ける。さらに、本明細書で使用する場合、特に明記しない限り、単数を意味する用語は複数の意味を含む。図面は、特に定めのない限り、または概略構造やフローチャートに示さない限り、一般的には一定の縮尺比に従って描かれていない。
図1は、本開示の特定の形態による、部品実装機1の斜視図である。部品実装機1は、部品を回路基板2上に装着し、また、XYロボット10、ヘッド20、コンベア30、カメラ40、供給装置50などを備える。さらに、部品実装機1は、表面実装(SMT)機などの装置や、アキシャル部品およびラジアル部品などの部品を挿入する挿入機も含むことができる。
図2は、本開示の特定の形態による、ヘッド20の斜視図である。ヘッド20は、XYロボット10に取り付けられ、XYロボット10によってX方向およびY方向(図示する通り)に移動される。図2に示すように、ヘッド20は、2組の装着ユニット22、ツール回転装置24、およびZ軸モーター28を備える。各装着ユニット22は、部品ハンドリングツール26を有する。ツール回転装置24は、部品ハンドリングツール26を回転させ、また、Z軸モーター28は部品ハンドリングツール26を垂直方向(図1に示すZ方向)に移動させる。
図3は、本開示の特定の形態による、部品実装機1の制御回路100を示すブロック図である。図3に示すように、XYロボット10は、XYロボット10を動かすためのX軸モーター12とY軸モーター14を有する。ツール回転装置24は、部品ハンドリングツール26を回転させる。部品実装機1は、通常、部品を装着または挿入する前に部品の向きを補正するためのツール回転装置24を備える。この場合、ツール回転装置24は、押さえ動作(詳細は以下に説明する)の前に、部品ハンドリングツール26を回転させるためにも使用される。
供給装置50は、テープフィーダーとしてここに示されるフィーダー52を含むが、トレーフィーダー、アキシャルフィーダー、ラジアルフィーダー、スティックフィーダーなど、その他の部品フィーダーも含むことができる。
部品実装機1は、データ管理部102および処理回路104を含む、制御回路100も備える。制御回路100は、一般的なコンピュータで構成しても良い。
図4と図5は、本開示の特定の形態による、部品ハンドリングツール26の側面図および底面図である。部品ハンドリングツール26は、基部262、第1先端266、および第2先端268を有する。部品ハンドリングツール26は、部品を回路基板上に装着する多目的作業ツールである。その目的は、部品を吸着し、部品を移送し、部品を回路基板上に装着または挿入し、さらに装着または挿入完了後に部品を回路基板に押し込むことも含む。部品ハンドリングツール26は、例えば、吸引力で部品を吸着して回路基板上に装着する吸着ノズルや、部品を側面から把持することで部品を吸着して回路基板上に装着するクランプツールや、部品が装着または挿入された後、部品を押す押さえツールなどでも良い。
図4と5に示すように、突出部位264は、基部262から下方に突出している。突出部位264の第1先端266は、ツール取り付け位置で基部262に取り付けられている。突出部位264は、第1先端266と第2先端268に対しそれぞれ略直交となり、突出部位264の第2先端268がさらに下方に延びるように形を成す中間部位を有する。この構造により、突出部位264の第2先端268は、ツール取り付け位置に対して下方向に垂直の方向にずらした位置に取り付けられる。このオフセットは、図5に距離d1として示されている。押さえ動作を実行するときのこのオフセットの重要性は、以下に詳細に説明する。部品ハンドリングツール26が、様々な構成を有することができるが第1先端と第2先端に対して略直交となる形を成す中間部位を有する突出部位264を形成することは、部品ハンドリングツール26を製造する観点からするとより簡単であることに留意されたい。
図6は、本開示の特定の形態による、押さえ位置L1、L2を備えた一例となる部品4の斜視図である。部品4は、部品の底面から突出する要素(リード)を有する。これらのリードは、回路基板2の穴(図示せず)に挿入される。押さえ位置L1とL2は、部品のそれぞれの端にかなり近い位置で部品4の上面にあり、それぞれの端から測定して部品の全長の1%から25%の長さとなる。部品4を回路基板2に装着した後、部品4を回路基板2に固定するために、部品4は押さえ位置L1とL2で押さえられる。図7は、本開示の特定の形態による、部品4を押す部品ハンドリングツール26の側面図である。2つの部品ハンドリングツール26は、部品4を押さえ位置L1とL2で同時に押すように構成される。
具体的には、各部品ハンドリングツール26の第2先端268は、それぞれ押さえ位置L1とL2を押す。押さえ動作は、Z軸モーター28(図2参照)によって部品ハンドリングツール26を下降させることで実行される。
図8Aから図8Cは、本開示の特定の形態による、部品ハンドリングツール26の底面図で、第2先端268間の距離である第1距離g1と、第2距離g2と、第3距離g3をそれぞれ説明する。図8Aから図8Cは、突出部位264の第2先端268間の距離(ピッチ)を変えるために部品ハンドリングツール26が回転することを説明する。この回転により、部品ハンドリングツール26は部品を2箇所の押さえ位置で同時に部品を押さえることが可能となり、また2箇所の押さえ位置の間の距離を変えることが可能となる。
例えば、図8Aは、押さえ位置が第1距離g1だけ離れている場合を説明する。第2先端268(図5参照)のオフセットにより、2つの部品ハンドリングツール26を示す位置に回転させることで、2つの部品ハンドリングツール26の第2先端268間のギャップはg1となる。このことは、第1距離g1だけ離れた2箇所の押さえ位置で、同時に部品が押さえられることが可能となることを意味する。図8Bは、押さえ位置が第2距離g2だけ離れている場合を説明する。上記と同様、図に示すように、2つの部品ハンドリングツール26を角度θ1だけ回転させることで、2つの部品ハンドリングツール26の第2先端268間のギャップはg2となる。このことは、第2距離g2だけ離れた2箇所の押さえ位置で、同時に部品が押さえられることが可能となることを意味する。さらに、図8Cは、押さえ位置が第3距離g3だけ離れている場合を説明する。さらに、図に示すように、2つの部品ハンドリングツール26を角度θ2だけ回転させることで2つの部品ハンドリングツール26の第2先端268間のギャップはg3となる。このことは、第3距離g3だけ離れた2箇所の押さえ位置で、同時に部品が押さえられることが可能となることを意味する。図8Aから8Cから明らかであるように、部品ハンドリングツール26のそれぞれの回転角度θを変えることで、第2先端268間のギャップの長さを、最大距離である第1距離g1から、最小距離であるg3の間で変えることが可能となる。従って、部品ハンドリングツール26で同時に押さえられる2箇所の間の距離を変えることが可能となる。
次に、部品実装機1の動作についてより詳細に説明する。部品実装機1は、部品の装着位置や、XYロボット10の移動速度や、部品ハンドリングツール26のツールオフセット量(ツール取り付け位置から突出部位264の第2先端268の位置までの距離を示す)や、押さえ位置(部品が押されるべきである位置を示す)などの主要データを決定および/または計算することを含む生産タスクに従って装着動作を行う。このデータは、オペレーターによって事前に入力しても良いし、制御回路100のデータ管理部102に保存しても良い。
装着動作中、制御回路100は、ヘッド20が供給装置50の上方にあるように、XYロボット10を動作させる。次に、制御回路100は、供給装置50のフィーダー52から部品を吸着し、さらに部品を部品カメラ50の上方へ移動するために部品ハンドリングツール26を動作させる。
部品カメラ40は、部品の画像を撮影する。そして、装着中に部品の位置を補正するために、制御回路100によって実行されるソフトウェア命令を介して、画像は処理される。制御回路100は、回路基板2上の指定された装着位置に部品を装着するために、部品ハンドリングツール26を動作させる。さらに、ツールオフセット量とデータ管理部102に保存された押さえ位置データを元に、制御回路100の処理回路104は、各部品ハンドリングツール26の回転量(角度θ)を算出する。続いて、処理回路104によって算出された回転量(角度θ)に従って、制御回路100は、部品ハンドリングツール26を回転量(角度θ)だけ回転させるために、ツール回転装置24を動作させ、次に、制御回路100は、データ管理部102に保存された押さえ位置で部品を同時に押すように部品ハンドリングツール26を下降させるために、Z軸モーター28を動作させる。これで、1つの部品の装着動作が完了する。
図9Aと9Bは、本開示の特定の形態による、別の構成における部品実装機の底面図である。図9Aと9Bは、それぞれが2台の装着ユニット22(図2と3を参照)を備える、第1装着ヘッドと第2装着ヘッド20があり、部品実装機1に固定相対位置で並べて取り付けられている場合を説明する。図9Aと9Bは、それぞれの装着ユニット22の部品ハンドリングツール26を下から見たものである。第1ヘッド20の部品ハンドリングツール26の第2先端268は、d1のオフセットを有する。第2ヘッド20の部品ハンドリングツール26の第2先端268は、d2のオフセットを有する。図から理解できるとおり、それぞれの部品ハンドリングツール26を別々に回転することで、装着ユニット22や部品ハンドリングツール26の取り付け位置を調整することなく、部品実装機1によって同時に押される位置間の距離(例えば、ギャップ)を、より多く変化させることができる。この場合、上記と同様に、部品ハンドリングツール26のツールオフセット量などに関するデータはデータ管理部102に保存され、また、各部品ハンドリングツール26の独立制御は、処理回路104が行った計算に基づき制御回路100によって実行される。この構成は、部品を2箇所より多い位置で部品を同時に押すことも可能にする。
図10は、本開示の特定の形態による、1つ目の別構成における、部品ハンドリングツール26の底面図である。図10は、ツールオフセット量(d3)が、基部262の半径rよりも大きい場合の、1つ目の別構成における部品ハンドリングツール26を示す。このような構成は、同時に押すことが可能となる位置の組の範囲を拡張する。この構成の唯一の制限は、部品ハンドリングツール26を回転させたときに、お互いや、部品実装機内にある構成品と干渉するようにオフセット量を設定してはならないことである。
図11Aと図11Bは、本開示の特定の形態による、2つ目と3つ目の別構成における部品ハンドリングツール26の側面図である。図11Aは、突出部位264が中間部位で湾曲している場合を示し、一方、図11Bは、突出部位264があらかじめ定められた角度で下方向に突出している場合を示す。これらの別の実施形態によれば、複数箇所で同時に押さえ動作を実行することがなお可能であり、部品実装機1の複雑性を増すことなく押さえ位置を離す距離を変えることが可能となる。
図12は、本開示の特定の形態による、ノズル部270を備えた部品ハンドリングツール26の側面図である。図12は、部品ハンドリングツール26が吸着ノズルである場合に、突出部位がノズル部270に嵌合するノズル部アッタチメント272となる部品ハンドリングツール26を示す。ノズル部アタッチメント272は、ノズル部270に対して着脱可能である。これは、例えば、連結結合面でクリップ式アッタチメント(図示せず)を用いることで実現できる。この構造によって、標準の吸着ノズルを2箇所で同時に部品4を押す部品ハンドリングツール26になるように簡単に改造できる。
図13は、部品実装機1を制御するように構成された、制御回路100のハードウェア構成の概略図である。図13に示すように、本開示においては、システム、動作、および処理は、プロセッサー1002、または少なくとも一つの特定用途向けプロセッサー(ASP)を用いて実行しても良い。プロセッサー1002は、本開示のシステム、動作、および処理を実行および/または制御するプロセッサー1002を制御するために、データ管理部104と接続されているメモリー1004(例えば、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリー、静的メモリー、DRAM、SDRAM、およびそれらに同等のもの)などのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を使っても良い。その他の記憶媒体は、ハードディスクドライブ1008または光ディスクドライブ1010を制御できるディスクコントローラー1006を介して制御しても良い。
別の実施形態において、プロセッサー1002またはその様態は、本開示を拡大させるかそれを完全に実行するための論理装置を含んでも良いし、論理装置だけで構成しても良く、かつ/または、処理回路104と動作可能なように接続される。そのような論理装置は、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、ジェネリックアレイロジック(GAL)、およびそれらと同等のものを含むがこれらに限定されない。プロセッサー1002は、別の装置や単一の処理機構でも良い。また、本開示は、マルチコアプロセッサの並列処理能力の恩恵を受けても良い。
さらに、制御回路100は、センサー1018からのセンサーデータを入力するため、さらにXYロボット10、部品カメラ40、および/または供給装置50などの作動装置1022へ命令を出力するために設けられたI/O(入力/出力)インターフェース1016を含んでも良い。センサー1018および作動装置1022は、本開示におけるいずれかのセンサーおよび作動装置を説明するものである。
さらに、その他の入力装置は、周辺機器として、追加的機能および構成オプションを備えるためや、表示特性を制御するためにI/Oインターフェース1016に接続しても良い。作動装置1022は、本開示で説明される装置のいずれかの要素で実行しても良いし、I/Oインターフェース1016に接続しても良い。
前述のハードウェア構成品は、モバイルデバイスに対する制御可能なパラメーターを含むデータを送信または受信するためのネットワークインターフェース1026を介して、インターネットやローカルイントラネットなどのネットワーク1024に接続しても良い。中央のバス1028は、前述のハードウェア構成品を接続するために設けても良いし、また、それらとの間のデジタル通信のために少なくとも一つのパスを設けても良い。
前述の説明は、本開示のひとつの目的の、単なる一例の実施形態を開示かつ説明するものである。本当分野の技術者には理解されるように、本開示の目的は、その精神と本質的特徴から逸脱することなく、その他の特定の形態で実施可能である。従って、本開示は説明することを意図しているものであって、本開示および請求の目的の範囲を限定するためのものではない。
上記の内容を考慮して、本開示においては多数の変更や変化が可能である。すなわち、添付の請求の範囲内で、本開示は明細に記載した通り以外にも実施できるものであると理解される。
1:部品実装機
2:回路基板
4:コネクター
10:XYロボット
12:X軸モーター
14:Y軸モーター
20:ヘッド
22:装着ユニット
24:ツール回転装置
26:部品ハンドリングツール
262:基部
264:突出部位
266:第1先端
268:第2先端
270:ノズル部
272:ノズル部アッタチメント(突出部位)
28:Z軸モーター
30:コンベア
40:部品カメラ
50:供給装置
52:フィーダー
100:制御装置
102:データ管理部
104:処理回路
G1:ギャップ1
G2:ギャップ2
G3:ギャップ3
θ1:角度1
θ2:角度2
L1:押さえ位置1
L2:押さえ位置2
r:半径

Claims (8)

  1. 回路基板を搬送し、その回路基板を所定位置で保持する搬送装置と、
    部品を供給する供給装置と、
    2つの装着ユニットを備え、
    前記装着ユニットの各々が、ツール回転装置と部品ハンドリングツールとを有し、前記部品ハンドリングツールが基部および基部から下方に延びる突出部位を含み、前記突出部位がツール取り付け位置で基部に取り付けられた第1先端とツール取り付け位置に対して下方向と直交する方向に対してずらして配置された第2先端を含む、部品実装機。
  2. 前記突出部位が前記第1先端と前記第2先端に対しそれぞれ略直交となり、前記突出部位の前記第2先端がさらに下方に延びるように形を成す中間部位を有することを特徴とする請求項1に記載の部品実装機。
  3. 前記部品ハンドリングツールが吸着ノズルであることを特徴とする請求項1に記載の部品実装機。
  4. 前記突出部位が前記部品ハンドリングツールに嵌合するノズル部アッタチメントを形成することを特徴とする請求項2に記載の部品実装機。
  5. 前記部品ハンドリングツールがクランプであることを特徴とする請求項1に記載の部品実装機。
  6. 前記部品にはめ込み可能な先端をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の部品実装機。
  7. 前記ツール取り付け位置から前記突出部位の前記第2先端までの距離と等しいツールオフセット量と部品が押されるべき2箇所の押さえ位置と等しい部品押さえ位置データを決定するように構成されたデータ管理部と、
    前記ツールオフセット量と前記部品押さえ位置データに基づき、部品ハンドリングツールの回転量を決定するように構成された処理回路と、
    前記部品ハンドリングツールを決められた回転量だけ回転させるために前記ツール回転装置作動シグナルを送り、部品が回路基板に装着された後、前記部品ハンドリングツールが部品を決められた押さえ位置で押すように作動シグナルを送るように構成された制御回路と、
    を備えた請求項1に記載の部品実装機。
  8. それぞれが2台の前記装着ユニットを備える2台の前記ヘッドで、2台の前記ヘッドが前記部品実装機に並べて取り付けられていることを特徴とする、請求項7に記載の部品実装機。
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