JPH03120800A - Ｄｉｐ型ｉｃ自動挿入機のプッシャー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 ＤＩＰ型ＩＣをプリント板に実装するＤＩＰ型ＩＣ自動
挿入機ツシヤ−に関し、 挿入ミスの時でも端子４が根元部分から曲がることを防
止するプッシャーを提供することを目的とし、 プリント板上の所定位置に運ばれたＤＩＰ型ＩＣを、押
出してプリント板に端子を挿入させる自動挿入機のプッ
シャーであって、ＤＩＰ型ＩＣのケースから突出した端
子の肩部に当接し、全数の端子を均等に押圧するように
構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ＤＩＰ型ＩＣをプリント板に実装するＤＩＰ
型ＩＣ自動挿入機ッシャーに関する。

電子部品の小形化及び集積回路部品の小形高密度化によ
り、これを実装して回路構成するプリント板も益々高密
度実装化が図られており、人手作業から機械による部品
の自動実装が行われるようになって来た。

〔従来の技術〕

プリント板への部品の自動挿入機は、部品の外形と接続
する端子形状により、取扱う自動挿入機は区別されるの
が一般的である。

ＩＣもＤＩＰ型ＩＣ（シュリンクＤＩＰ型やスキューＤ
ＩＰ型も含む）、ＳＩＰ型とＺＩＰ型、ＳＯＰ型と■−
８ＯＰ型等々のパッケージ形状の違いにより夫々専用の
自動挿入機が用いられる。

第３図に従来の一例のＤＩＰ型ＩＣ自動挿入機入動作図
、第４図に挿入ミス動作図を示す。

図示省略の選択供給部から供給されたＤＩＰ型ＩＣ２は
、第３図のように、両側で折曲された端子４をヘッド部
８のチャック７で両側から挟持されて移動し、プリント
板１の所定の挿入位置上に停止してから、プッシャー６
５がプリント板１の面に垂直方向にＤＩＰ型ＩＣ２を押
出して挿入する。

この時、プッシャー６５の先端はＤＩＰ型ＩＣ２のケー
ス３の上面に平らに接して押圧する。

又、チャック７は下がらずに留まり、押されて端子４が
そのまま摺動して行き、挿入される。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、 ■　端子４の先端とプリント板１の挿入孔とは寸法公差
内で位置ずれを生じており、且つヘッド部８の位置誤差
も有る。

■　互いの誤差が最悪方向に重なりを生じた場合には、
許容範囲を逸脱する場合も皆無ではない。

■　挿入位置ずれが許容範囲を越えた挿入ミス時には、
第４図の如く、その端子４′は挿入されずに、プリント
板１に突き当たり、応力の集中する端子４の根元から曲
がる場合が多い。

■　かように曲がった端子４′は、根元部分が脆くなり
、元に曲げ戻しを行うと４回程で破断してしまう。又、
根元部分に加わる衝撃の大きさによってはケース３のモ
ールドにクランクを発生させる恐れがある。

■　従って、挿入ミスにより曲がった端子４′を生じた
ものは、再使用するには充分な評価を行い、信転性が保
証出来ないと危険である。

等の問題点がある。

本発明は、かかる問題点に鑑みて、挿入ミスの時でも端
子４が根元部分から曲がることを防止するプッシャーを
提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記問題点は、第１図の原理図に示す如く、プリント板
１上の所定位置に運ばれたＤＩＰ型ＩＣ２を、押出して
プリント板１に端子４を挿入させる自動挿入機会のプッ
シャー６であって、ＤＩＰ型ＩＣ２のケース３から突出
した端子４の肩部４１に当接し、全数の端子４を均等に
押圧するようにしてなる、本発明のＤＩＰ型ＩＣ自動挿
入機ッシャーにより解決される。

〔作　用〕

ＤＩＰ型ＩＣ（シュリンクＤＩＰ型やスキニＤＩＰ型も
含む）２は、ケース３の両側面に突出し短く同方向に折
曲させて肩部４１をなす端子４を、所定間隔に多数配設
した百足形状であり、端子４の先部は繻れて細くして挿
入部４２としである。

これは半田付は後のフランクス洗浄をし易くするためで
、プリント板１に端子４を挿入すると、この編れ部分が
突き当たり、プリント板１の実装表面とケース３の底面
とに所定間隙が得られるようにしである。

そこで、第１図（ａ）の構成図に示す如く、プッシャー
６の先端は、両側の二手に分かれて、端子４の肩部４１
に当接するようにケース３を避けて突出面６１が設けら
れ、全端子４を均等に押圧するように一線状に突出長さ
を揃えた形状としてあり、ＤＩＰ型ＩＣ２のケース３の
上面には一切押圧を加えないようにしである。

従って、挿入ミスを生じた端子４がプリント板１に突き
当たり押し上げるように作用しても、肩部４１でプッシ
ャー６の突出面６１が当接、押圧しているので、根元部
分に曲げ力は作用せず、又衝撃も伝わらず、端子４の先
部の挿入部４２が力尽きて曲がる。

曲がった挿入部４２は、根元部分に影響を与えないよう
に注意して元に曲げ戻し、更に、再使用しても、第１図
（ｂ）の半田付は状態図に示す如く、挿入された後に、
挿入部４１及びその繻れ部分も一緒に確実に半田付けさ
れるので、例え曲げ戻しにより挿入部４１及びその鍮れ
部分が脆くなっていても接続は半田付けにより高信頼に
行われる。

かくして、挿入ミスの時でも端子４が根元部分から曲が
ることを防止するブツシャ−を提供することが可能とな
る。

〔実施例〕

以下図面に示す実施例によって本発明を具体的に説明す
る。全図を通し同一符号は同一対象物を示す。第２図に
本発明の実施例の各種プッシャーを示す。

実施例の各種のプッシャーは、第２図の（ａ）〜（Ｃ１
に示す如く、何れも同一の突出面６１を有するが、その
突出形状を異にしたものであり、更に、同図（ｄ）のも
のはプッシャー６にチャック７を固定させた実施例であ
る。

（ａ）は、鉄角材を成形したもので、長さ及び横幅をＤ
ＩＰ型ＩＣ２の外形に略合致させ、横幅の一面の長さ方
向の両縁を残して間を面切削し、両縁を突出面６１に成
形させ、反対面の中央部に押圧ロッド６２の先端を固定
させた、断面略角形のブ・νシャー６であり、ＤＩＰ型
ＩＣ２の端子４の列間隔が比較的に小さいものに適用し
ている。

（ｂ）は、端子４の列間隔が比較的に大きいＤＩＰ型Ｉ
Ｃ２に適用したもので、長手をＤＩＰ型ＩＣ２の長さに
合わせた矩形鉄板を、長手方向の両縁を同向きに直角に
折曲させ、その折曲先端で突出面６１を形成し、折曲向
きと反対面に鉄ブロックを溶接して、均等に押圧が加え
られるように補強してあり、これに押圧ロッド６２を固
定しである。

（Ｃ）は、一番手形のＤＩＰ型ＩＣ２に適用させたもの
で、長さをＤＩＰ型ＩＣ２に揃えた矩形鉄板を良さ方向
を軸としたロール状に曲げ成形させたもので、両縁端を
突出面６１としており、背面中央部に押圧ロッド６２を
固定している。

（ｄ）は、上記（ａ）のブツシャ−６にチャック７を一
緒に固定させたもので、チャック７は弾性ステンレス薄
帯板を、長手方向と直交方向に段違いに成形したものを
、プッシャー６の両側、突出面６１に沿って対称に溶着
させたものであり、供給されたＤＩＰ型ＩＣ２に対して
ヘッド８を上から定位置まで下降させるだけで、プッシ
ャー６の突出面６１が端子４の肩部４１に当接し、同時
に、チャック７でＤＩＰ型ＩＣ２の両側の端子４の側面
を弾性的に挟持することが出来、ヘッド部の構造が簡単
となる。

上記実施例は一例を示し、材料、形状、成形方法は上記
のものに限定するものではない。

〔発明の効果〕

以上の如く、本発明のブツシャ−により、挿入ミスの時
でも端子が付は根部分から曲がることを防止することが
出来、端子曲がりのＤＩＰ型ＩＣは、端子の修正が容易
になり、且つ信頼性を損なうことなく再使用が可能とな
り、その効果は大なるものがある。

の挿入動作図、 第４図は挿入ミス動作図である。

図において、 ■はプリント板、 ３はケース、 ４′は曲がった端子、 ６．６５はブツシャ− ８はヘッド部、 ４２は挿入部、 ６２は押圧ロッドである。

２はＤＩＰ型ＩＣ１ ４は端子、 呑母嶺看關１ ７はチャック、 ４１は肩部、 ６１は突出面、

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の実施例の各種プッシャー、第３図は従
来の一例のＤＩＰ型ＩＣ自動挿入機９ ＝１０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　プリント板（１）上の所定位置に運ばれたＤＩＰ型Ｉ
   Ｃ（２）を、押出して該プリント板（１）に端子（４）
   を挿入させる自動挿入機のプッシャー（６）であって、
   該ＤＩＰ型ＩＣ（２）のケース（３）から突出した該端
   子（４）の肩部（４１）に当接し、全数の端子（４）を
   均等に押圧するようにしてなることを特徴とするＤＩＰ
   型ＩＣ自動挿入機のプッシャー。