JP2019132907A5 - 投影光学系、露光装置、物品の製造方法及び調整方法 - Google Patents
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Description
本発明は、投影光学系、露光装置、物品の製造方法及び調整方法に関する。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての投影光学系は、物体面からの光を、第1平面鏡、第1凹面鏡、凸面鏡、第2凹面鏡、第2平面鏡の順に反射して像面に結像させる投影光学系であって、前記物体面と前記第1平面鏡との間に配置され、鉛直方向に定義される第1方向と直交する第2方向における前記投影光学系の倍率を補正する第1光学系と、前記第2平面鏡と前記像面との間に配置され、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向における前記投影光学系の倍率を補正する第2光学系と、を有し、前記第1光学系は、前記第1方向に沿って並べられた、前記第2方向及び前記第3方向に異なるパワーを有する第1レンズ及び第2レンズを含み、前記第2光学系は、前記第1方向に沿って並べられた、前記第2方向及び前記第3方向に異なるパワーを有する第3レンズ及び第4レンズを含み、前記第1方向に平行な第1軸まわりに前記第1レンズ及び前記第2レンズの少なくとも一方のレンズを回転させる第1回転部と、前記第1方向に平行な第2軸まわりに前記第3レンズ及び前記第4レンズの少なくとも一方のレンズを回転させる第2回転部と、を更に有することを特徴とする。
Claims (15)
- 物体面からの光を、第1平面鏡、第1凹面鏡、凸面鏡、第2凹面鏡、第2平面鏡の順に反射して像面に結像させる投影光学系であって、
前記物体面と前記第1平面鏡との間に配置され、鉛直方向に定義される第1方向と直交する第2方向における前記投影光学系の倍率を補正する第1光学系と、
前記第2平面鏡と前記像面との間に配置され、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向における前記投影光学系の倍率を補正する第2光学系と、
を有し、
前記第1光学系は、前記第1方向に沿って並べられた、前記第2方向及び前記第3方向に異なるパワーを有する第1レンズ及び第2レンズを含み、
前記第2光学系は、前記第1方向に沿って並べられた、前記第2方向及び前記第3方向に異なるパワーを有する第3レンズ及び第4レンズを含み、
前記第1方向に平行な第1軸まわりに前記第1レンズ及び前記第2レンズの少なくとも一方のレンズを回転させる第1回転部と、
前記第1方向に平行な第2軸まわりに前記第3レンズ及び前記第4レンズの少なくとも一方のレンズを回転させる第2回転部と、
を更に有することを特徴とする投影光学系。 - 前記第1光学系及び前記第2光学系によって前記投影光学系の倍率を補正することで生じる前記投影光学系の非点収差が低減されるように、前記第1回転部及び前記第2回転部を制御する制御部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の投影光学系。
- 前記制御部は、前記第1レンズ及び前記第2レンズの一方と、前記第3レンズ及び前記第4レンズの一方とを同時に回転させるように、前記第1回転部及び前記第2回転部を制御することを特徴とする請求項2に記載の投影光学系。
- 前記制御部は、前記第1光学系及び前記第2光学系によって前記投影光学系の倍率を目標値に補正することで生じる前記投影光学系の非点収差を打ち消すために必要となる、前記第1レンズ及び前記第2レンズの一方及び前記第3レンズ及び前記第4レンズの一方のそれぞれの回転量を求め、前記回転量に基づいて前記第1回転部及び前記第2回転部を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の投影光学系。
- 前記非点収差は、前記第2方向及び前記第3方向から45度回転した方向の非点収差を含むことを特徴とする請求項2乃至4のうちいずれか1項に記載の投影光学系。
- 前記第1軸と前記第2軸とは、同一の直線上に存在することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の投影光学系。
- 前記物体面と前記第1平面鏡との間又は前記第2平面鏡と前記像面との間に配置され、前記第2方向及び前記第3方向において同一の倍率で前記投影光学系の倍率を補正する第3光学系を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の投影光学系。
- 前記第1レンズ及び前記第2レンズは、前記第1方向における間隔を変更可能であり、
前記第3レンズ及び前記第4レンズは、前記第1方向における間隔を変更可能であり、
前記第3光学系は、前記第1方向における間隔を変更可能な平凸レンズ及び平凹レンズを含み、
前記投影光学系の倍率が目標値となり、且つ、前記投影光学系の非点収差が目標値となるように、前記第1レンズと前記第2レンズとの前記第1方向における間隔、前記第3レンズと前記第4レンズとの前記第1方向における間隔、前記平凸レンズと前記平凹レンズとの前記第1方向における間隔、前記第1レンズ及び前記第2レンズの一方の回転角、及び、前記第3レンズ及び前記第4レンズの一方の回転角を制御する制御部を更に有することを特徴とする請求項7に記載の投影光学系。 - 前記物体面及び前記像面においてテレセントリックであることを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の投影光学系。
- 前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ及び前記第4レンズは、シリンドリカルレンズ又はトーリックレンズを含むことを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載の投影光学系。
- 物体面からの光を、第1平面鏡、第1凹面鏡、凸面鏡、第2凹面鏡、第2平面鏡の順に反射して像面に結像させる投影光学系であって、
前記物体面と前記第1平面鏡との間に配置され、鉛直方向に定義される第1方向と直交する第2方向における前記投影光学系の倍率を補正する第1光学系と、
前記第2平面鏡と前記像面との間に配置され、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向における前記投影光学系の倍率を補正する第2光学系と、
を有し、
前記第1光学系は、前記第1方向に沿って並べられた、前記第1方向及び前記第2方向に異なるパワーを有する第1レンズ及び第2レンズを含み、
前記第2光学系は、前記第1方向に沿って並べられた、前記第1方向及び前記第2方向に異なるパワーを有する第3レンズ及び第4レンズを含み、
前記第1光学系及び前記第2光学系によって前記投影光学系の倍率を補正することで生じる前記投影光学系の非点収差が低減されるように、前記第1レンズ及び前記第2レンズの少なくとも一方のレンズは、互いが有する前記パワーの方向が一致する基準状態から回転させた状態で配置され、且つ、前記第3レンズ及び前記第4レンズの少なくとも一方のレンズは、互いが有する前記パワーの方向が一致する基準状態から回転させた状態で配置されていることを特徴とする投影光学系。 - 光源からの光でマスクを照明する照明光学系と、
前記マスクのパターンの像を基板に投影する請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の投影光学系と、
を有することを特徴とする露光装置。 - 請求項12に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
露光した前記基板を現像する工程と、
現像された前記基板から物品を製造する工程と、
を有することを特徴とする物品の製造方法。 - 物体面からの光を、第1平面鏡、第1凹面鏡、凸面鏡、第2凹面鏡、第2平面鏡の順に反射して像面に結像させる投影光学系であり、前記物体面と前記第1平面鏡との間に配置され、鉛直方向に定義される第1方向と直交する第2方向における前記投影光学系の倍率を補正する第1光学系と、前記第2平面鏡と前記像面との間に配置され、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向における前記投影光学系の倍率を補正する第2光学系と、を有する投影光学系の調整方法であって、
前記第1光学系は、前記第1方向に沿って並べられた、前記第2方向及び前記第3方向に異なるパワーを有する第1レンズ及び第2レンズを含み、
前記第2光学系は、前記第1方向に沿って並べられた、前記第2方向及び前記第3方向に異なるパワーを有する第3レンズ及び第4レンズを含み、
前記第1光学系及び前記第2光学系によって前記投影光学系の倍率を補正することで生じる前記投影光学系の非点収差が低減されるように、前記第1方向に平行な第1軸まわりに前記第1レンズ及び前記第2レンズの少なくとも一方のレンズを回転させ、前記第1方向に平行な第2軸まわりに前記第3レンズ及び前記第4レンズの少なくとも一方のレンズを回転させることを特徴とする調整方法。 - 物体面からの光を、第1平面鏡、第1凹面鏡、凸面鏡、第2凹面鏡、第2平面鏡の順に反射して像面に結像させる投影光学系であり、前記物体面と前記第1平面鏡との間に配置され、鉛直方向に定義される第1方向と直交する第2方向における前記投影光学系の倍率を補正する第1光学系と、前記第2平面鏡と前記像面との間に配置され、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向における前記投影光学系の倍率を補正する第2光学系と、を有する投影光学系の調整方法であって、
前記第1光学系は、前記第1方向に沿って並べられた、前記第2方向及び前記第3方向に異なるパワーを有する第1レンズ及び第2レンズを含み、
前記第2光学系は、前記第1方向に沿って並べられた、前記第2方向及び前記第3方向に異なるパワーを有する第3レンズ及び第4レンズを含み、
前記第1光学系及び前記第2光学系によって前記投影光学系の倍率を補正することで生じる前記投影光学系の非点収差が低減されるように、前記第1レンズ及び前記第2レンズの少なくとも一方のレンズを、互いが有する前記パワーの方向が一致する基準状態から回転させた状態で配置し、且つ、前記第3レンズ及び前記第4レンズの少なくとも一方のレンズを、互いが有する前記パワーの方向が一致する基準状態から回転させた状態で配置することを特徴とする調整方法。
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