JP6570298B2 - 照明光学系及び露光装置並びにデバイス製造方法 - Google Patents
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Description
図1を参照して、本実施形態の露光装置の構成を説明する。露光装置100は、スリット光により基板を走査露光する露光装置であり、照明光学系1と、アライメントスコープ2と、投影光学系4と、基板ステージ17と、計測器18と、制御系19とを含む。原版3は、アライメントスコープ2と投影光学系4との間に配置され、基板16は、基板ステージ17に保持される。計測器18は、基板16と同面の露光光量を計測する。
次に、第2実施形態に係るスリット補正装置について説明する。図6に本実施形態のスリット補正装置200の構成を示す。本実施形態のスリット補正装置200の構成は、第1実施形態(図2)のスリット補正装置200の構成と概ね同じである。ただし、図6と第1実施形態に係る図2とを比較すると、第1実施形態のブレード保持部206が、調整部材210を有するタイプのブレード保持部306に交換されている点だけが異なる。すなわち、本実施形態におけるブレード保持部306は、開口OPの形状を調整するために可変ブレード201(遮光板)に対して所定方向に力を加える調整機構を含む。例えばブレード保持部306の構成は、第1調整部204、第2調整部205と同じ構成としてよい。その具体的な構成例は、図4で説明したとおりである。
(1)第1調整部204を駆動させた際の可変ブレード201上の所定位置での変化量。
(2)第2調整部205を駆動させた際の可変ブレード201上の所定位置での変化量。
(3)ブレード保持部306を駆動させた際の可変ブレード201上の所定位置での変化量。
第1実施形態に係る図2においては、第1調整部204、第2調整部205、及びブレード保持部206はそれぞれ、その駆動方向がY方向になるように配置されていた。これに対し、図10に示すように、第1調整部204、第2調整部205、及びブレード保持部206をそれぞれ、その駆動方向がブレードの理想円弧の法線方向を向くように配置してもよい。調整部の駆動方向をブレードの理想円弧の法線方向を向くように配置すると、第2逃げ機構208は、逃げの方向が常にブレードの理想円弧の接線方向を向くことになる。そのため、可変ブレードのX方向への変位を小さくすることできる。これにより、逃げ機構によって発生する摩擦力の影響によるリニアリティの悪化、第2調整部303と第3調整部304との間のブレード形状の余計な変動を抑えることが可能となり、可変ブレード201の高精度な制御が可能になる。
本発明の実施形態に係るデバイス製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品の製造方法は、基板に塗布された感光剤に上記の露光装置を用いて潜像パターンを形成する工程(基板を露光する工程)と、かかる工程で潜像パターンが形成された基板を現像する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
Claims (15)
- 光源からの光で被照明面を照明する照明光学系であって、
前記光源と前記被照明面との間に設けられ、前記被照明面における照明領域の形状を規定する開口の少なくとも一部の形状を形成する遮光板と、
前記開口の形状を調整するために、前記遮光板における第1位置において前記遮光板に力を加える第1調整部と、
前記開口の形状を調整するために、前記遮光板における第2位置において前記遮光板に力を加える第2調整部と、
前記遮光板の端部を保持する保持部と、を有し、
前記第1位置は前記遮光板の中央と前記端部との間に位置し、前記第2位置は前記端部と前記第1位置との間に位置する、
ことを特徴とする照明光学系。 - 前記第1調整部および前記第2調整部は、前記第2位置より内側の前記遮光板の形状を制御して、前記開口の形状を調整することを特徴とする請求項1に記載の照明光学系。
- 前記第1調整部および前記第2調整部は、前記開口を通過する照明光の光軸と平行な第1軸方向と直交する所定方向に前記力を加えるための部材の動作に伴う前記所定方向とは異なる方向への変位を許容する逃げ機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載の照明光学系。
- 前記逃げ機構は、
前記第1軸方向への変位を許容する第1逃げ機構と、
前記所定方向と直交しかつ前記第1軸方向と直交する第2軸方向への変位を許容する第2逃げ機構と、
前記第1軸まわりの回転を許容する第3逃げ機構と、
を含むことを特徴とする請求項3に記載の照明光学系。 - 前記第3逃げ機構は、前記遮光板に固定されることを特徴とする請求項4に記載の照明光学系。
- 前記保持部は、前記保持部の前記第1軸まわりの回転を許容する第4逃げ機構を含むことを特徴とする請求項4に記載の照明光学系。
- 前記保持部は、前記開口の形状を調整するために前記遮光板に対して前記所定方向に力を加える調整機構を含むことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の照明光学系。
- 前記保持部は、前記遮光板がなす形状の延長線上に配置されることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の照明光学系。
- 前記遮光板は、前記開口を通過する照明光の光軸に対して、前記照明光の広がり角に対応して傾斜していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の照明光学系。
- 前記開口は、円弧形状であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の照明光学系。
- 前記開口は、矩形形状であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の照明光学系。
- マスクを照明する請求項1乃至11のいずれか1項に記載の照明光学系と、
前記マスクのパターンの像を基板に投影する投影光学系と、
を有することを特徴とする露光装置。 - 前記第1調整部および前記第2調整部を駆動させた際の前記遮光板の所定位置での変形量をマトリクスとして予め記憶する記憶部と、
前記基板上の露光領域に生じる露光光量のむらの値を算出し、前記マトリクスを用いて、前記算出した露光光量のむらの値に基づき、前記第1調整部および前記第2調整部の駆動量を決定する決定部と、
を有することを特徴とする請求項12に記載の露光装置。 - 光源と前記光源からの光で照明されるマスクとの間に設けられ、前記マスクにおける照明領域の形状を規定する開口の少なくとも一部の形状を形成する遮光板と、前記開口の形状を調整するために、前記遮光板における所定の精度必要範囲内の位置において前記遮光板に力を加える調整部と、前記遮光板における前記所定の精度必要範囲外の位置において前記遮光板を保持する保持部と、を有する照明光学系と、
前記マスクのパターンの像を基板に投影する投影光学系と、
前記調整部を駆動させた際の前記遮光板の所定位置での変形量をマトリクスとして予め記憶する記憶部と、
前記基板上の露光領域に生じる露光光量のむらの値を算出し、前記マトリクスを用いて、前記算出した露光光量のむらの値に基づき、前記調整部の駆動量を決定する決定部と、
を有することを特徴とする露光装置。 - 請求項12乃至14のいずれか1項に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
前記露光された基板を現像する工程と、
を有し、前記現像された基板からデバイスを製造することを特徴とするデバイス製造方法。
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