JP2019131492A - 皮膚外用剤または化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】ニコチン酸アミドを配合しながらも、肌に塗布した際の、肌に対して浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには高温での経時安定性に優れる皮膚外用剤または化粧料を提供すること。【解決手段】次の成分(A)〜(E);(A)ニコチン酸アミド 1〜10質量%(B)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.1〜5質量%(C)ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及び両性活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤(D)液状油(E)IOB値が2.2〜3.4の多価アルコールを含有する皮膚外用剤または化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚外用剤または化粧料に関し、さらに詳細には、ニコチン酸アミド、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及び両性活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤、液状油、IOB値が2.2〜3.4の多価アルコールを含有する皮膚外用剤または化粧料に関し、さらに詳細には、肌に塗布する際の、肌に対する浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対する保湿感の持続性にも優れ、さらには高温での経時安定性に優れる皮膚外用剤または化粧料に関する。
皮膚は加齢やストレスなどの内的要因や、紫外線や空気の乾燥などの外的要因により、しみやシワ、たるみ、色素沈着等を生じる。中でもシワ、たるみといった形態的変化は、外観の印象を大きく左右するため改善を望む人は多い。それらシワ、たるみを予防・改善するために多くの薬剤が提案されている。このような中でも、ニコチン酸アミドはビタミン類であって安全性が高く、皮膚老化防止効果を有することが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。しかし、ニコチン酸アミドを多量に含有するとべたつき感が強いなど、望ましくない使用感触があることが知られており、この改善が行われてきた(例えば、特許文献3参照)。また、特に化粧料等においては、心地良い使用感のために浸透感の向上も望まれており、経皮吸収促進作用成分を組み合わせる検討もなされてきた(例えば、特許文献4参照)。
特開平10−130135号公報 特開平10−1414号公報 特表2003−502435号公報 特開2013−184936号公報
しかしながら、ニコチン酸アミドが有するべたつき感を抑えようとした特許文献3は分枝鎖炭化水素もしくは液体エステル皮膚軟化剤などの高展性油を共に含有する技術であるが、保湿の持続性は不十分であり、浸透感に劣るものであった。また、ニコチン酸アミドを細胞内に浸透させようとした特許文献4はシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールなどを組み合わせて使用する技術であるが、べたつき感が強く、クリーミングを生じる場合があり、高温での経時安定性においてはいまだ十分でない場合があった。
一方、浸透促進剤として化粧料等に用いられるシクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールは両親媒性の特性を有し、水溶性の性質と油溶性の性質を有する特性があり、どちらか一方にのみ溶けるという性質ではないことから、皮膚外用剤または化粧料に対して多量に含有することが難しい場合があった。
以上のように上記した課題に対して、本発明においては、ニコチン酸アミドを配合しながらも、肌に塗布した際の、肌に対して浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには高温での経時安定性に優れる皮膚外用剤または化粧料を開発することを目指した。
そこで、本発明者は、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールをさらに安定含有し、かつより多くの量を含有するべく水溶性や、油溶性の成分との組み合わせ検討を行った結果、ニコチン酸アミドと共に用いることが好ましいとの知見を得た。ニコチン酸アミドを配合することで、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールがより水に溶解させやすくなり、さらにこれらの成分を組み合わせることにより、液状油も安定に含有することが可能となり、液状油も安定に含有することが可能となった。これにより水中油型乳化組成物などに応用可能であり、クリーミングを抑える効果に優れる皮膚外用剤または化粧料として、本発明を完成させるに至った。さらに、鋭意検討を行ったところ、特にIOB値が2.2〜3.4の多価アルコールを併せて含有した際に、保湿感の持続性、さらに意外なことに高温での経時安定性に優れた皮膚外用剤または化粧料を提供できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、
次の成分(A)〜(E);
(A)ニコチン酸アミド 1〜10質量%
(B)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.1〜5質量%
(C)ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及び両性活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤
(D)液状油
(E)IOB値が2.2〜3.4の多価アルコール
を含有する皮膚外用剤または化粧料に関するものである。
前記成分(C)が親水基にポリオキシエチレン鎖を有する界面活性剤である皮膚外用剤または化粧料に関するものである。
前記成分(D)が25℃で液状の極性油である皮膚外用剤または化粧料に関するものである。
前記成分(C)及び(D)の含有質量割合(D)/(C)が、0.02〜30である皮膚外用剤または化粧料に関するものである。
前記皮膚外用剤または化粧料をシート状基剤に含浸してなるシート状皮膚外用剤または化粧料 に関するものである。
ミスト状に噴霧可能な容器に充填してなる、皮膚外用剤または化粧料 に関するものである。
本発明によれば、肌に塗布する際の、肌に対する浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対する保湿感の持続性にも優れ、さらには高温での経時安定性に優れる皮膚外用剤または化粧料を提供することが可能となる。
本発明の詳細について以下に説明する。なお、本明細書においては、「〜」を用いて数値範囲を表す際は、その範囲は両端の数値を含むものとする。
本発明における成分(A)ニコチン酸アミドは、ニコチン酸(ビタミンB3/ナイアシン)のアミド化合物である。ニコチン酸アミドは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一つである公知の物質であり、天然物(米ぬかなど)から抽出されたり、あるいは公知の方法によって合成することができる。具体的には、第15改正日本薬局方2008に収載されているものを用いることが出来る。
本発明において成分(A)の含有量は、1〜10質量%(以下、単に「%」と略す)であり、3〜10%が好ましく、4〜9%が特に好ましい。成分(A)の含有量は、1%未満であると高温での経時安定性に優れず、10%を超えると、肌に塗布した後のべたつき感が強く、使用感が劣るものである。
本発明に用いられる成分(B)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールは、ジカルボン酸とポリオキシエチレンモノアルキルエーテルとのジエステル体であり、本発明においては、ジカルボン酸が1,4−シクロヘキサンジカルボン酸であり、ポリオキシエチレンモノアルキルエーテルがジエチレングリコールモノエチルエーテルのものである。具体的な商品としては、Neosolue−Aqulio(日本精化株式会社製)等が挙げられる。
本発明における成分(B)の含有量は、浸透感を向上させるため、0.1〜5%であり、0.1〜3%が好ましく、0.1〜2%が特に好ましい。成分(B)の含有量は、0.1%未満であると浸透感に優れず、5%を超えると、肌に塗布した後のべたつき感が強く、高温での経時安定性に欠けるものである。
本発明は、上記した成分(A)と成分(B)を適宜含有することで得られる皮膚外用剤または化粧料ではあるものの、含有する量比を特定のものとすることにより、肌に塗布した後のべたつき感がより少なく、高温での安定性により優れたものとなるため好ましい。このような含有質量割合(A)/(B)としては、1〜100の範囲であると好ましく、1〜50であるとより好ましく、2〜10であると特に好ましい。
本発明に用いられる成分(C)ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及び両性活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤は、同一分子内に親水基と親油基の両方を有し、水に溶けたときにノニオン性、アニオン性、両性を示すものであれば特に限定されるものではない。また直鎖状であっても、分岐構造を含んでいてもいずれでもよく、これらから必要に応じて1種又は2種以上を組み合わせて含有することができる。
具体的な成分(C)ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及び両性活性剤としては、ノニオン界面活性剤として、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチレンモノパルミテート、ポリオキシエチレンモノミリステート、ポリオキシエチレンジステアレート、ポリオキシエチレンジパルミテート、ポリオキシエチレンジミリステート、ポリオキシエチレントリステアレート、ポリオキシエチレントリパルミテート、ポリオキシエチレントリミリステート、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキチエチレンソルビタン、モノミリスチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキチエチレンソルビタン、ジステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ジパルミチン酸ポリオキチエチレンソルビタン、ジミリスチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ジラウリン酸ポリオキチエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリパルミチン酸ポリオキチエチレンソルビタン、トリミリスチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリラウリン酸ポリオキチエチレンソルビタン、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、モノステアリン酸ポリグリセリル、モノオレイン酸ポリグリセリル、ジステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、トリステアリン酸デカグリセリル、トリオレイン酸ポリグリセリル、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、等が挙げられる。
アニオン界面活性剤として、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、イソミリスチン酸、イソラウリン酸、ポリオキチエチレンアルキル(12〜15)エーテルリン酸、等が挙げられる。
両性界面活性剤として、レシチン、水添レシチン、リゾレシチン、水添リゾレシチン、等が挙げられる。
これらの中でも、べたつき感が少ない点から、親水基にポリオキシエチレン鎖を含有するノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及び両性活性剤が好ましい。ポリオキシエチレン鎖の重合度は特に限定されるものではなく、また、ポリオキシエチレン鎖以外の親水基として、グリセリン骨格、ソルビタン骨格、ソルビット骨格などを有していてもよい。具体的には、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチレンジステアレート、ポリオキシエチレントリステアレート、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(55E.O.)、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、ジステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(30E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(30E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(10E.O.)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.О.)(8P.О.)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.О.)(4P.О.)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(10E.О.)(4P.О.)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(1E.О.)(4P.О.)、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(8E.O.)、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(20E.O.)、ポリオキシエチレンアルキル(12〜15)エーテルリン酸(8E.O.)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、等が挙げられる。なお、前記例示における括弧内の数値は、ポリオキシエチレン鎖の重合度を意味する、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示す。
さらには、これらの中でも、よりべたつき感が少ない点から、エチレンオキサイドの平均付加モル数が20〜80のものが特に好ましい。具体的には、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(55E.O.)などのポリオキシエチレン飽和脂肪酸、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(30E.O.)などのポリオキシエチレン脂肪酸ソルビタンエステル、イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(30E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.)、などのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、等が挙げられる。
具体的な市販品としては、NIKKOL MYS−40V、NIKKOL MYS−55V、(日本サーファクタント工業社製)、レオドール TW−S 120V(花王社製)、NIKKOL GO 460V、NIKKOL HCO−80、NIKKOL HCO−60、NIKKOL HCO−30、NIKKOL HCO−20、(日本サーファクタント工業社製)等が挙げられ、これらから1種又は2種以上を組み合わせて含有することができる。
本発明における成分(C)の含有量は、特に限定されないが、0.01〜20%が好ましく、0.05〜15%であることがより好ましく、さらには0.1〜10%がより好ましい。この範囲であると、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、高温での経時安定性に優れた皮膚外用剤または化粧料が得られる。
本発明に用いられる成分(D)の液状油は、25℃において液状であり、通常化粧料に用いられるものであれば特に限定されず、いずれものもの使用することができ、揮発性、非揮発性や、動物油、植物油、合成油等の起源を問わず、炭化水素類、油脂類、極性油類、シリコーン油類等の液状油が挙げられ、これらを1種又は2種以上を組み合わせて含有することができる。
これらの中でも、保湿感の持続性を向上させる観点からは、極性油が好ましい。極性油とは、水酸基を有する、及び/又は、エステル骨格をもつ油剤であり、具体的には、オクチルドデカノール、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、オレイン酸エチル、オレイン酸オレイル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、2−エチルヘキサン酸セチル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)が挙げられ、さらにこれらの中でも、オクチルドデカノール、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)がより好ましく、オクチルドデカノール、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)が特に好ましい。具体的な市販品としては、例えば、EUTANOL G−JP(BASF社製)、CLEARBRIGHT E−81S(日油社製)、SUPER REFINED CRODAMOL OO−LQ−(JP)(クローダジャパン社製)、コスモール 525、サラコス 99、サラコス 913、サラコス P−8、サラコス 816T、エステモール N−01、O.D.O、T.I.O(日清オイリオグループ社製)、エルデュウPS−203(味の素社製)等が挙げられ、これらから1種又は2種以上を組み合わせて含有することができるが、特に2種以上であると保湿感の持続性がより向上するため、好ましい。
本発明における成分(D)の含有量は、特に限定されないが、0.005〜40%が好ましく、0.01〜30%であることがより好ましい。この範囲であると、肌に対する保湿感の持続性に優れた皮膚外用剤または化粧料が得られる。
本発明においては、上記した成分(C)と成分(D)を適宜含有することで得られる組成物ではあるものの、含有する量比を特定のものとすることにより、より高い効果が期待できるため好ましい。このような含有質量割合(D)/(C)としては、0.02〜30の範囲であると好ましく、(D)/(C)が、0.05〜20であると、より好ましい。この範囲で調整した皮膚外用剤または化粧料は、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには高温での経時安定性に優れるものとなり好ましい。
本発明に用いられる成分(E)IOB値が2.2〜3.4の多価アルコールは、通常化粧料等の組成物に用いられるものであれば特に限定されず、これらから1種又は2種以上を組み合わせて含有することができる。本発明におけるIOB値とは、Inorganic/Organic Balance(無機性/有機性比)の略であって、無機性値の有機性値に対する比率を表す値であり、有機化合物の極性の度合いを示す指標となるものである。IOB値は、具体的には、「IOB値=無機性値/有機性値」として表される。ここで、「無機性値」、「有機性値」のそれぞれについては、例えば、分子中の炭素原子1個について「有機性値」が20、同水酸基1個について「無機性値」が100といったように、各種原子又は官能基に応じた「無機性値」、「有機性値」が設定されており、有機化合物中の全ての原子及び官能基の「無機性値」、「有機性値」を積算することによって、当該有機化合物のIOB値を算出することができる(例えば、藤田著、「化学の領域」第11巻、第10号、第719頁〜第725頁、1957年参照)。成分(E)の中でも、保湿感の持続性と高温での経時安定性の観点から、IOB値が2.2〜3.0が好ましく、IOB値が2.4〜2.8がより好ましい。
このような成分(E)としては、1,3ブチレングリコール(IOB値2.50)、プロピレングリコール(IOB値3.30)、ポリエチレングリコール400(IOB値2.27)などが挙げられ、特に1,3ブチレングリコールが保湿感の持続性と高温での経時安定性の点から好ましい。
本発明の組成物における成分(E)の含有量は、特に限定されないが、0.0005〜40%が好ましく、0.0005〜20%であることがより好ましい。この範囲であると、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには高温での経時安定性に優れるため好ましい。
本発明の皮膚外用剤または化粧料には、上記成分の他に、本発明の効果を妨げない範囲で通常の化粧料等に含有される任意成分、すなわち、アルコール類(成分(E)を除く)、粉体、水溶性高分子、皮膜形成剤、界面活性剤(成分(C)を除く)、油溶性ゲル化剤、有機変性粘土鉱物、樹脂、紫外線吸収剤、防腐剤、抗菌剤、香料、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤等を含有することができる。
本発明の皮膚外用剤または化粧料の製造方法は、公知の方法であれば特に限定されることなく製造可能である。好ましいものを例示するならば、あらかじめ成分(A)、成分(B)、成分(E)を水に混合溶解させ、これに成分(C)、(D)を撹拌しながら添加する方法を用いることで得られる。
本発明の皮膚外用剤の性状としては、液状、ゲル状、ペースト状、クリーム状、固形状等、種々の剤型にて実施することができ、外用ゲル剤、クリーム剤、軟膏剤、リニメント剤、ローション剤、ハップ剤、硬膏剤等として応用可能である。
また本発明の化粧料は、具体的には、化粧水、乳液、クリーム、アイクリーム、美容液、マッサージ料、パック料、ハンドクリーム、ボディミルク、ボディクリーム、整髪料、日焼け止め化粧料等のスキンケア化粧料、シャンプー、リンス、ヘアクリーム等の頭髪化粧料、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔、クレンジング料等の洗浄化粧料、口紅、パウダーファンデーション、リキッドファンデーション、クリームファンデーション、コンシーラー、白粉、化粧用下地、頬紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ等のメイクアップ化粧料を例示することが出来、その使用方法は、手やコットン、パフ等を使用する方法、不織布等に塗布して使用する方法、スプレー容器から噴霧する方法等が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤または化粧料は、肌に対する浸透感や、べたつき感が少なさ、保湿感の持続性といった、優れた感触を有することから、化粧料として使用することが好ましく、中でも特にスキンケア化粧料で効果を十分に利用することができる。そしてこれらを通常の容器に封入にて使用することができるが、さらに、シートに含浸するシート状皮膚外用剤または化粧料 やミスト状に噴霧可能な容器に充填してなる皮膚外用剤または化粧料 において好ましく用いることができる。
シート状皮膚外用剤または化粧料 の場合、使用させるシートとしては、特に限定されるものではないが、例えば、綿、麻、パルプ、絹、羊毛、レーヨン、ポリアミド系繊維、アクリル系繊維、オレフィン系繊維、ガラス繊維、炭素繊維等の繊維、レーヨン系やコットン系の不織布、ろ紙、和紙などの紙、吸水性ポリマー等の素材、これらの素材を組み合わせ用いた複合材またはこれらの素材や複合材を何層にも重ねたもの等で形成されたものが挙げられ、肌への密着性が高く、保湿効果に優れる観点から、不織布が特に好ましい。
またミスト状に噴霧可能な容器に充填してなる皮膚外用剤または化粧料 の場合、ノンガスタイプの仕様であっても、噴射剤であるガスを充填するタイプのものであってもいずれのものでもよいが、噴射剤であるガスを充填するタイプが、噴霧が均一となり、またミスト粒径も小さくなることから肌への浸透感において好ましい。充填する場合の噴射剤であるガスとしては、エタン、プロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン等の炭化水素及びジメチルエーテル、ジエチルエーテル等のエーテル類、炭酸ガス、窒素ガス、酸素等の圧縮ガス類が挙げられ、使用性の観点から、炭酸ガス、窒素ガスが特に好ましい。
以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実施例1(本発明品1〜18)および比較品1〜9:水中油型乳化化粧水
表1〜表3に示す組成物を下記製造方法にて調整した。これらの試料について、化粧料評価専門パネル20名により、各試料を顔に塗布した後、「浸透感」、「べたつき感のなさ」、「保湿感の持続性」について評価した。合わせて「50℃ 1か月の経時安定性」についても評価した。評価は下記評価方法1〜3については下記評価基準(a)〜(c)に従って行い、さらに全パネルの評点の各々の平均点を、下記判定基準(d)に従って判定した。評価方法4については下記判定基準(e)に従って判定した。結果を併せて表1〜3に示す。
Figure 2019131492
Figure 2019131492
Figure 2019131492
(製造方法)
(本発明品1〜18、比較品1〜9)
A:成分1〜8及び16〜22を室温で混合し、均一に溶解する。
B:成分9〜15を室温で混合し、均一に溶解する。
C:AにBを加え、ディスパーミキサーで1000rpm、5分間撹拌する。
D:Cを容器に充填し、水中油型乳化化粧水を得た。
評価方法1:浸透感
専門パネル20名が、本発明品1〜18及び比較品1〜9の各試料2gを顔全体に手で塗布して馴染ませ、肌に塗布する際の、肌に対する浸透感について下記の評価基準にしたがって4段階評価し、試料ごとに評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を下記の判定基準に従って判定した。
<4段階評価基準>
(評点):(評価)
4点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分以内に肌上の試料を感じなくなる
3点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分を超えて、1分15秒以内に肌上の試料を感じなくなる
2点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分15秒を超えて、1分30秒以内に肌上の試料を感じなくなる
1点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分30秒を超えても肌上の試料を感じる
<判定基準>
(評点の平均点) :(判 定)
3.25以上 : ◎
2.5以上〜3.25未満 : ○
1.75以上〜2.5未満 : △
1.75未満 : ×
評価方法2:べたつき感のなさ
専門パネル20名が、本発明品1〜18及び比較品1〜9の各試料2gを顔全体に手で塗布して馴染ませ、使用後に肌上の試料を感じなくなった際のべたつき感のなさについて下記の評価基準にしたがって4段階評価し、試料ごとに評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を下記の判定基準に従って判定した。
<4段階評価基準>
(評点):(評価)
4点:使用後の肌に手を当てた際に、全く肌の粘着を感じない
3点:使用後の肌に手を当てた際に、あまり肌の粘着を感じない
2点:使用後の肌に手を当てた際に、わずかに肌の粘着を感じる
1点:使用後の肌に手を当てた際に、非常に肌の粘着を感じる
<判定基準>
(評点の平均点) :(判 定)
3.25以上 : ◎
2.5以上〜3.25未満 : ○
1.75以上〜2.5未満 : △
1.75未満 : ×
評価方法3:保湿感の持続性
専門パネル20名が、本発明品1〜18及び比較品1〜9の各試料2gを顔全体に手で塗布して馴染ませ、塗布3時間後の保湿感の持続性について下記の評価基準にしたがって4段階評価し、試料ごとに評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を下記の判定基準に従って判定した。
<4段階評価基準>
(評点):(評価)
4点:非常に保湿感がある。
3点:保湿感がある。
2点:あまり保湿感がない。
1点:全く保湿感がない。
<判定基準>
(評点の平均点) :(判 定)
3.25以上 : ◎
2.5以上〜3.25未満 : ○
1.75以上〜2.5未満 : △
1.75未満 : ×
評価方法4:経時安定性(50℃ 1ヶ月)
本発明品1〜18及び比較品1〜9各試料について50℃1ヶ月静置した後に、目視評価でクリーミングを確認し、下記判定基準によりそれぞれ評価した。
<判定基準>
◎:クリーミング層が確認されなかった。
〇:クリーミング層が0.5mm未満で確認され、再分散すると、クリーミング層が消失した。
△:クリーミング層が0.5mm以上1mm未満で確認され、再分散すると、クリーミング層が消失した。
×:明らかにクリーミング層が確認され、再分散してもクリーミング層が消失しなかった。
表1〜表3の結果から明らかなごとく、本発明品1〜18の水中油型乳化化粧水は比較品1〜9の水中油型乳化化粧水に比べ、肌に塗布した際の肌に対して浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには経時安定性のすべてにおいて優れたものであった。
これに対して成分(A)の含有量が1%未満である比較品1は、保湿感の持続性について満足のいくものではなく、成分(B)が溶解しにくいことから経時安定性に劣るものであった。成分(B)の含有量が0.1%未満である比較品2は、肌に対する浸透感に劣るものであった。成分(C)を含有しない比較品3は、経時安定性にについて劣るものであった。成分(D)を含有しない比較品4は、保湿感の持続性について満足のいくものではなく、経時安定性についても劣るものであった。成分(E)を含有しない比較品5は、保湿感の持続性について満足のいくものではなく、経時安定性についても劣るものであった。成分(A)の代わりに水溶性ビタミンであるL-アスコルビン酸2−グルコシドを用いた比較品6では、肌に塗布した後のべたつき感があり、成分(B)が溶解しにくいことから経時安定性に劣るものであった。成分(E)にIOB値が2.2〜3.4から外れる1,2−ペンタンジオールを用いた比較品7では、肌に対する浸透感に劣り、肌に塗布した後のべたつき感があり、経時安定性に劣るものであった。成分(A)の含有量10%を超える比較品8と、成分(B)の含有量が5%を超える比較品9では、肌に塗布した後のべたつき感があり、経時安定性についても劣るものであった。これらの結果から、本発明において成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)及び成分(E)は必須の成分であり、このいずれが欠けても発明の効果が得られないことが示された。
上記した本発明品16を用いて、下記の手順でシート状皮膚外用剤または化粧料を検討した。
なお、評価方法と評価基準については、前述したものに従い、行った。評価結果については、表4に示した。
(本発明品19)
A:発明品16で得られた水中油型乳化化粧水を、不織布(ポリエステル・レーヨン複合)に25ml含浸させ、シート状皮膚外用剤または化粧料 を得た。
Figure 2019131492
上記した本発明品6を用いて、下記の手順でエアゾール用皮膚外用剤または化粧料を検討した。
なお、評価方法と評価基準については、前述したものに従い、行った。評価結果については、表4に示した。
(本発明品20)
A:発明品6で得られた水中油型乳化化粧水50mlをエアゾール製容器に充填し、窒素ガスを封入してエアゾール用皮膚外用剤または化粧料 を得た(充填割合:化粧料原液95部+ガス5部)。
Figure 2019131492
表4、5の結果からも明らかなように、発明品19のシート状皮膚外用剤または化粧料 は、発明品16よりもさらに、化粧料の肌への密着性がより高まることから、保湿感の持続性に優れるものとなり、発明品20のエアゾール用皮膚外用剤または化粧料 は、塗布時に微細な液滴となり、肌上での化粧料の均一性が向上するため、肌に対する浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感についても優れるものとなった。
実施例2:水中油型乳化化粧料(美容液)
下記に示す組成及び製法で、美容液を調製した。
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 3.0
(2)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 1.5
(3)モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.) 0.8
(4)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(10E.O.) 0.2
(5)プロピレングリコール 5.0
(6)1,3−ブチレングリコール 5.0
(7)精製水 残量
(8)グリセリン 5.0
(9)ポリエチレングリコール※10 2.0
(10)リン酸水素ナトリウム 0.3
(11)リン酸二水素ナトリウム 0.6
(12)エデト酸2ナトリウム 0.02
(13)メチルパラベン 0.1
(14)エタノール 5.0
(15)L−メントール 0.02
(16)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 5.0
(17)イソノナン酸イソノニル 2.0
(18)トコトリエノール 0.02
(19)カルボマー 0.02
(20)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))
クロスポリマー 0.02
(21)キサンタンガム 0.01
(22)水酸化ナトリウム 0.01
(23)加水分解ヒアルロン酸 0.01
※10:POLYGLYKOL 300(IOB値:2.40)(クラリアントジャパン社製)
(製法)
A.成分(1)〜(15)を室温で均一に混合する。
B.成分(16)〜(18)を均一に溶解し、Aに攪拌しながら添加後冷却する。
C.AにBを加え、ディスパーミキサーで1000rpm、5分間乳化する。
D.Cを攪拌しながら、成分(19)〜(23)を添加する。
E.Dを容器に充填し、美容液を得た。
以上のようにして得られた実施例2の美容液は、肌に塗布した際の、肌に対して浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには経時安定性のすべてにおいて優れたものであった。
実施例3:水中油型乳化化粧料(乳液)
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 6.0
(2)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 2.5
(3)ポリエチレングリコール ※11 5.0
(4)1,3−ブチレングリコール 5.0
(5)精製水 残量
(6)ジグリセリン 5.0
(7)ポリオキシプロピレンメチルグルコシド 2.0
(8)クエン酸ナトリウム 0.6
(9)クエン酸 0.1
(10)ジエチレントリアミン5酢酸5ナトリウム 0.05
(11)プロピルパラベン 0.1
(12)フェノキシエタノール 0.3
(13)DL−カンフル 0.02
(14)モノステアリン酸ポリエチレングリコール(55E.O.) 1.0
(15)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 0.2
(16)ステアリルアルコール 3.0
(17)イソノナン酸イソトリデシル 5.0
(18)ジフェニルジメチコン 0.5
(19)ワセリン 2.0
(20)トリメリト酸トリトリデシル 1.0
(21)酢酸トコフェロール 0.02
(22)カルボマー 0.02
(23)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))
クロスポリマー(※) 0.04
(24)ローカストビーンガム 0.02
(25)水酸化ナトリウム 0.02
(26)加水分解コラーゲン 0.01
(27)アセチルヒアルロン酸ナトリウム 0.005
※11:POLYGLYKOL 200(IOB値:2.66)(クラリアントジャパン社製)
(製造方法)
A:成分1〜13を室温で均一に混合する。
B:成分14〜21を70℃で均一に混合する。
C:AにBを加え、70℃で、ディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dに22〜27を順次添加し、均一に混合する。
F:Eを容器に充填し、乳液を得た。
以上のようにして得られた実施例3の乳液は、肌に塗布した際の、肌に対して浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには経時安定性のすべてにおいて優れたものであった。
実施例4:水中油型乳化化粧料(クリーム)
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 8.0
(2)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 4.0
(3)プロピレングリコール 5.0
(4)1,3−ブチレングリコール 10.0
(5)精製水 残量
(6)ポリオキシエチレングリセリン(26E.O.) 3.0
(7)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 2.0
(8)クエン酸ナトリウム 0.6
(9)リン酸水素ナトリウム 0.3
(10)エデト酸2ナトリウム 0.05
(11)エチルパラベン 0.1
(12)フェノキシエタノール 0.3
(13)L−テアニン 0.5
(14)モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)
1.0
(15)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5
(16)セスキステアリン酸ソルビタン 0.2
(17)セトステアリルアルコール 2.0
(18)ベヘニルアルコール 1.0
(19)ミツロウ 1.0
(20)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
1.5
(21)オレイン酸オレイル 0.5
(22)ワセリン 1.5
(23)水添ポリイソブテン 0.5
(24)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 0.5
(25)ホホバ油 2.0
(26)トコフェロール 0.02
(27)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))
クロスポリマー 0.05
(28)ジェランガム 0.01
(29)シロキクラゲ多糖類 0.005
(30)水酸化ナトリウム 0.03
(31)加水分解ヒアルロン酸 0.01
(32)ヒアルロン酸プロピレングリコール 0.005
(製造方法)
A:成分1〜13を室温で均一に混合する。
B:成分14〜26を80℃で均一に混合する。
C:AにBを加え、80℃で、ディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dに27〜32を順次添加し、均一に混合する。
F:Eを容器に充填し、クリームを得た。
以上のようにして得られた実施例4のクリームは、肌に塗布した際の、肌に対して浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには経時安定性のすべてにおいて優れたものであった。
実施例5:水中油型乳化化粧料(ボディミルク)
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 1.5
(2)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 1.5
(3)プロピレングリコール 2.0
(4)1,3−ブチレングリコール 5.0
(4)ポリエチレングリコール※9 5.0
(5)精製水 残量
(6)トリプロピレングリコール 2.0
(7)ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル 1.0
(8)エタノール 5.0
(9)香料 0.03
(10)クエン酸ナトリウム 0.6
(11)クエン酸 0.1
(12)エデト酸2ナトリウム 0.05
(13)メチルパラベン 0.1
(14)フェノキシエタノール 0.3
(15)グリシルグリシン 0.1
(16)グリシン 0.1
(17)テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット 0.3
(18)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体※12
0.3
(19)N−ステアロイル−L−グルタミン酸 0.2
(20)ジステアリン酸ソルビタン 0.1
(21)セトステアリルアルコール 2.0
(22)オレイン酸エチル 0.5
(23)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 0.5
(24)ジメチコン 0.2
(25)フェニルトリメチコン 0.2
(26)水添ポリデセン 0.2
(27)酢酸トコフェロール 0.02
(28)カルボマー 0.02
(29)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))
クロスポリマー 0.02
(30)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.01
(31)キサンタンガム 0.005
(32)水酸化ナトリウム 0.01
(33)ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム 0.005
(34)カルボキシメチルヒアルロン酸Na 0.005
※12 KF−6011(信越化学工業社製)
(製造方法)
A:成分1〜16を室温で均一に混合する。
B:成分17〜27を70℃で均一に混合する。
C:AにBを加え、70℃で、ディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dに28〜34を順次添加し、均一に混合する。
F:Eを容器に充填し、ボディミルクを得た。
以上のようにして得られた実施例5のボディミルクは、肌に塗布した際の、肌に対して浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには経時安定性のすべてにおいて優れたものであった。
実施例6:水中油型乳化日焼け止め料(ジェル状)
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 3.0
(2)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 1.0
(3)ポリエチレングリコール※10 2.0
(4)1,3−ブチレングリコール 5.0
(5)精製水 残量
(6)グリセリン 2.0
(7)エタノール 10.0
(8)マイカ(粒子径20μm) 1.0
(9)タルク(粒子径10μm) 1.0
(10)クエン酸ナトリウム 0.3
(11)クエン酸 0.05
(12)エデト酸2ナトリウム 0.05
(13)メチルパラベン 0.1
(14)フェノキシエタノール 0.3
(15)L−メントール 0.02
(16)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 1.5
(17)ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 0.2
(18)ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 0.1
(19)ポリヒドロキシステアリン酸 0.2
(20)セトステアリルアルコール 1.0
(21)ベヘニルアルコール 1.0
(22)イソノナン酸イソトリデシル 1.0
(23)安息香酸アルキル(C12〜15) 2.0
(24)ビスエチルヘキシルオキシフェノール
メトキシフェニルトリアジン 0.5
(25)パラメトキシケイ皮酸オクチル 6.0
(26)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル1.0
(27)デカメチルシクロペンタシロキサン 0.5
(28)トコフェロール 0.02
(29)カルボマー 0.02
(30)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))
クロスポリマー 0.04
(31)(アクリル酸Na・アクリロイルジメチルタウリンNa)
コポリマー 0.8
(32)水酸化ナトリウム 0.02
(33)加水分解シルク 0.01
(34)ヒアルロン酸ナトリウム 0.005
(製造方法)
A:成分1〜15を室温で均一に混合する。
B:成分16〜27を80℃で均一に混合する。
C:AにBを加え、80℃で、ディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dに28〜34を順次添加し、均一に混合する。
F:Eを容器に充填し、ボディミルクを得た。
以上のようにして得られた実施例6の日焼け止め料は、肌に塗布した際の、肌に対して浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには経時安定性のすべてにおいて優れたものであった。
実施例7:軟膏
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 4.0
(2)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 2.0
(3)プロピレングリコール 3.0
(4)1,3−ブチレングリコール 5.0
(5)精製水 残量
(6)グリセリン 10.0
(7)リン酸水素ナトリウム 0.4
(8)リン酸二水素ナトリウム 0.2
(9)エデト酸2ナトリウム 0.05
(10)メチルパラベン 0.1
(11)フェノキシエタノール 0.3
(12)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 2.5
(13)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5
(14)セトステアリルアルコール 5.0
(15)ポリエチレン 3.0
(15)モクロウ 5.0
(16)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.0
(17)ワセリン 5.0
(製造方法)
A:成分1〜11を室温で均一に混合する。
B:成分12〜17を80℃で均一に混合する。
C:AにBを加え、80℃で、ディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dを容器に充填し、クリームを得た。
以上のようにして得られた実施例7の軟膏は、肌に塗布した際の、肌に対して浸透感に優れ、肌に塗布した後のべたつき感が少なく、肌に対しての保湿感の持続性にも優れ、さらには経時安定性のすべてにおいて優れたものであった。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)〜(E);
    (A)ニコチン酸アミド 1〜10質量%
    (B)シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.1〜5質量%
    (C)ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及び両性活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤
    (D)液状油
    (E)IOB値が2.2〜3.4の多価アルコール
    を含有する皮膚外用剤または化粧料。
  2. 前記成分(C)が親水基にポリオキシエチレン鎖を有する界面活性剤である請求項1記載の皮膚外用剤または化粧料。
  3. 前記成分(D)が極性油である請求項1又は2記載の皮膚外用剤または化粧料。
  4. 前記成分(C)及び(D)の含有質量割合(D)/(C)が、0.02〜30である請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚外用剤または化粧料。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の皮膚外用剤または化粧料をシート状基剤に含浸してなるシート状皮膚外用剤または化粧料。
  6. ミスト状に噴霧可能な容器に充填してなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の皮膚外用剤または化粧料。









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