JP6936076B2 - 水中油型乳化組成物 - Google Patents
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Description
従来より、保湿効果を高めるために、様々な保湿剤が検討、含有されており、単なる含有から成分を組み合わせるなどにより、その効果をさらに向上させるための検討もなされている。
このような保湿剤としては、大別すると水に溶解しやすい特性を有する水溶性成分(例えば、特許文献1、2参照)と、油に溶解しやすい特性を有する油溶性成分があり、例えばセラミド等が挙げられる。
また、近年においては、一分子内において、水溶性でもあり、油溶性でもある両親媒性の特性を有する保湿剤を用いた技術もある(例えば、特許文献3参照)。
一方で、化粧料等には、保湿以外にも様々な機能や効果を求められることが多い。特に、化粧料等を使用し続けるための、使い心地として、使用性、使用感が重要視されるものである。一例として、浸透感、べたつきのなさ、つっぱり感のなさなどを付加価値として検討もされている(例えば、特許文献4参照)。
次の成分(a)〜(c);
(a)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10
(b)トリプロピレングリコール
(c)比重0.80〜0.95の油剤
を含有する、肌に塗布するための水中油型乳化組成物に関するものである。
HLB=7+11.7log(Mw/Mo)
(ここでMwは親水基部の分子量、Moは新油基部の分子量をそれぞれ表す。)
本発明品1〜13および比較品1〜13:水中油型乳化化粧水
表1〜表3に示す組成物を下記製造方法にて調整した。これらの試料について、化粧料評価専門パネル20名により、各試料を顔に塗布した後、「浸透感」、「べたつき感のなさ」、「つっぱり感のなさ」「3時間後の保湿の持続性」について評価した。合わせて「50℃ 1か月の経時安定性」についても評価した。評価は下記評価方法1〜4については下記評価基準(a)〜(d)に従って行い、さらに全パネルの評点の各々の平均点を、下記判定基準(e)に従って判定した。評価方法5については下記判定基準(f)に従って判定した。結果を併せて表1〜3に示す。
(本発明品1〜13、比較品1〜13)
A:成分1〜13を室温で混合し、均一に溶解する。
B:成分14〜26を室温で混合し、均一に溶解する。
C:AにBを加え、ディスパーミキサーで1000rpm、5分間乳化する。
D:Cを容器に充填し、水中油型乳化化粧水を得た。
本発明品1〜13及び比較品1〜13の各試料2gを専門パネル各人が、顔全体に手で塗布して馴染ませ、使用中の浸透感について下記(a)4段階評価基準を用いて20人の平均値として評価した。
評点:評価
4点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分以内に肌上の試料を感じなくなる
3点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分を超えて、1分15秒以内に肌上の試料を感じなくなる
2点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分15秒を超えて、1分30秒以内に肌上の試料を感じなくなる
1点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分30秒を超えても肌上の試料を感じる
評点の平均点 :判 定
3.25以上 : ◎
2.5以上3.25未満 : ○
1.75以上2.5未満 : △
1.75未満 : ×
本発明品1〜13及び比較品1〜13の各試料2gを専門パネル各人が、顔全体に手で塗布して馴染ませ、使用後に肌上の試料を感じなくなった際のべたつき感のなさについて下記(b)4段階評価基準を用いて20人の平均値として評価した。
評点:評価
4点:使用後の肌に手を当てた際に、全く肌の粘着を感じない
3点:使用後の肌に手を当てた際に、ほとんど肌の粘着を感じない
2点:使用後の肌に手を当てた際に、肌の粘着を感じる
1点:使用後の肌に手を当てた際に、非常に肌の粘着を感じる
評点の平均点 :判 定
3.25以上 : ◎
2.5以上3.25未満 : ○
1.75以上2.5未満 : △
1.75未満 : ×
本発明品1〜13及び比較品1〜13の各試料2gを専門パネル各人が、顔全体に手で塗布して馴染ませ、使用後に肌上の試料を感じなくなった際のつっぱり感のなさについて下記(c)4段階評価基準を用いて20人の平均値として評価した。
評点:評価
4点:使用後の肌において、全くつっぱり感を感じない
3点:使用後の肌において、皮膚が動いた際につっぱり感を感じる
2点:使用後の肌に対して、つっぱり感を感じる
1点:使用後の肌に対して、非常につっぱり感を感じる
評点の平均点 :判 定
3.25以上 : ◎
2.5以上3.25未満 : ○
1.75以上2.5未満 : △
1.75未満 : ×
本発明品1〜13及び比較品1〜13の各試料2gを専門パネル各人が、顔全体に手で塗布して馴染ませ、塗布3時間後の保湿感について下記(d)4段階評価基準を用いて20人の平均値として評価した。
評点:評価
4点:塗布3時間後の肌に、非常に保湿感がある。
3点:塗布3時間後の肌に、保湿感がある。
2点:塗布3時間後の肌に、あまり保湿感がない。
1点:塗布3時間後の肌に、全く保湿感がない。
評点の平均点 :判 定
3.25以上 : ◎
2.5以上3.25未満 : ○
1.75以上2.5未満 : △
1.75未満 : ×
本発明品1〜13及び比較品1〜13各試料について50℃1ヶ月静置した後に、目視評価でクリーミングを確認し、下記判定基準(f)によりそれぞれ評価した。
◎:クリーミング層が確認されなかった。
〇:クリーミング層が0.5mm未満で確認され、再分散すると、クリーミング層が消失した。
△:クリーミング層が0.5mm以上1mm未満で確認され、再分散すると、クリーミング層が消失した。
×:明らかにクリーミング層が確認され、再分散してもクリーミング層が消失しなかった。
これに対して成分(b)を含有しない比較品1は、肌に対してのつっぱり感があり、成分(a)が溶解しにくいことから経時安定性に欠けるものであった。成分(a)を含有しない比較品2は、保湿の持続性について満足のいくものが得られなかった。成分(c)を含有しない比較品3は、経時安定性には優れるものの、浸透感については劣るものであった。成分(b)の代わりにグリセリンを用いた比較品4では、べたつきが生じ、経時安定性に欠けるものであり、プロピレングリコールを用いた比較品5では、保湿の持続性や経時安定性に欠けるものであり、POE(10)メチルグルコシドを用いた比較品6では、浸透感や経時安定性に欠けるものであった。また、成分(b)の代わりにポリエチレングリコールを用いた比較品7では、浸透感と経時安定性に欠けるものであり、ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテルを用いた比較品8では、保湿の持続性には優れるものの、浸透感と経時安定性に欠けるものであった。トリプロピレングリコールの代わりに他の成分を用いた比較品4〜8では、成分(a)に対して水相への溶解性を向上する機能が十分ではないため、経時安定性に欠けるものであったのだと考えられる。成分(a)の代わりにラウリン酸ポリグリセリル−10を用いた比較品9では、非常にべたつきが生じ、使用感に欠けるものであり、ポリヒドロキシステアリン酸を用いた比較品10では、同様にべたつきが生じ、更に経時安定性に欠けるものであり、ポリイソブテンを用いた比較品11では、保湿の持続性には優れるものの、粘稠性が高くべたつくため、使用感に劣り、経時安定性にも欠けるものであった。また、成分(c)の代わりにイソドデカンを用いた比較品12では、浸透感には優れるものの、経時安定性には欠けるものであり、フェニルトリメチコンを用いた比較品13では、シリコーン骨格が肌に馴染みにくいため、浸透感に欠け、経時安定性にも欠けるものであった。これらの結果から、本発明において成分(a)、成分(b)及び成分(c)は必須の成分であり、このいずれが欠けても発明の効果が得られないことが示された。
上記した本発明品1を用いて、下記の手順でシート状化粧料およびエアゾール化粧料を検討した。
なお、評価方法と評価基準については、前述したものに従い、行った。評価結果については、表4、5に示した。
(本発明品14)
A:発明品1で得られた水中油型乳化化粧水を、不織布(ポリエステル・レーヨン複合)に25ml含浸させ、シート状化粧料を得た。
(本発明品15)
A:発明品1で得られた水中油型乳化化粧水50mlをエアゾール製容器に充填し、窒素ガスを封入してエアゾール化粧料を得た(充填割合:化粧料原液95部+ガス5部)。
下記に示す組成及び製法で、美容液を調製した。
(成分) (%)
(1)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)
ポリグリセリル−10 1.5
(2)トリプロピレングリコール 15.0
(3)グルコシルトレハロース 1.0
(4)L−テアニン 0.05
(5)1,3−ブチレングリコール 3.5
(6)1,2−ペンタンジオール 0.5
(7)精製水 残量
(8)グリセリン 5.0
(9)ポリエチレングリコール 2.0
(10)リン酸水素ナトリウム 0.3
(11)リン酸二水素ナトリウム 0.6
(12)エデト酸2ナトリウム 0.02
(13)メチルパラベン 0.1
(14)イソステアリン酸PEG−50硬化ヒマシ油 0.2
(15)PEG−60硬化ヒマシ油 0.2
(16)エタノール 5.0
(17)L−メントール 0.02
(18)ミリスチン酸イソプロピル
(比重0.850、IOB値0.18) 0.3
(19)トリオレイン酸ソルビタン 0.2
(20)トコトリエノール 0.02
(21)カルボマー 0.02
(22)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))
クロスポリマー(※13) 0.02
(23)キサンタンガム 0.01
(24)水酸化ナトリウム 0.01
(25)加水分解ヒアルロン酸 0.01
(※22)CARBOPOL1382(LUBRIZOL社製)
A.成分1〜13を室温で均一に混合する。
B.成分14〜20を均一に溶解した。
C.AにBを加え、ディスパーミキサーで1000rpm、5分間乳化する。
D.Cを攪拌しながら、成分21〜25を添加する。
E.Dを容器に充填し、美容液を得た。
(成分) (%)
(1)N−ステアロイル−L−グルタミン酸 0.5
(2)ジプロピレングリコール 10.0
(3)モノイソステアリン酸ソルビタン 0.1
(4)モノオレイン酸ソルビタン 0.2
(5)セトステアリルアルコール 0.3
(6)デシルテトラデカノール
(比重0.842、IOB値0.21) 1.0
(7)ジカプリン酸PG
(比重0.915、IOB値0.26) 0.5
(8)酢酸トコフェロール 0.02
(9)エチルパラベン 0.1
(10)水素添加大豆リン脂質 0.1
(11)精製水 残量
(12)水酸化ナトリウム 0.001
(13)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)
ポリグリセリル−10 1.0
(14)トリプロピレングリコール 8.0
(15)ジェランガム 0.001
(16)エタノール 8.0
(17)フェノキシエタノール 0.05
(18)香料 0.03
(19)シロキクラゲ多糖類 0.002
(20)アセチルヒアルロン酸ナトリウム 0.002
A:成分1〜10を70℃で均一に混合する。
B:成分11〜14を室温で均一に混合する。
C:AにBを加え、70℃においてディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dに15〜20を順次添加し、均一に混合する。
F:Eを容器に充填し、ボディミルクを得た。
Claims (10)
- 次の成分(a)〜(c);
(a)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10
(b)トリプロピレングリコール
(c)比重0.80〜0.95の油剤
を含有する、肌に塗布するための水中油型乳化組成物。 - 前記成分(a)及び(b)の含有質量比(b)/(a)が、5〜100である請求項1記載の水中油型乳化組成物。
- 前記成分(c)比重0.80〜0.95の油剤が、総炭素数18〜36の、分子内の炭化水素鎖に分岐構造又は不飽和結合を有している油剤である請求項1又は2記載の水中油型乳化組成物。
- 前記成分(c)が、オクチルドデカノール、オレイン酸エチル、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシルから選ばれる1種又は2種以上である請求項1〜3の何れかの項記載の水中油型乳化組成物。
- さらに成分(d)として、ビタミンEを含有する請求項1〜4のいずれかの項記載の水中油型乳化組成物。
- さらに成分(e)として、HLBが6以下の脂肪酸ソルビタンエステルを含有する請求項1〜5のいずれかの項記載の水中油型乳化組成物。
- 前記成分(e)の脂肪酸ソルビタンエステルの脂肪酸が、炭素数12〜18である請求項6記載の水中油型乳化組成物。
- 化粧料又は皮膚外用剤である請求項1〜7の何れかの項記載の水中油型乳化組成物。
- 請求項1〜8記載の水中油型乳化組成物をシート状基剤に含浸してなるシート状化粧料。
- 請求項1〜8記載の水中油型乳化組成物と、噴射剤とを含むエアゾール用化粧料。
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