JP7071830B2 - 皮膚外用剤または化粧料 - Google Patents
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Description
一方、浸透促進剤として化粧料等に用いられるシクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールは両親媒性の特性を有し、水溶性の性質と油溶性の性質を有する特性があり、どちらか一方にのみ溶けるという性質ではないことから、皮膚外用剤または化粧料に対して多量に含有することが難しい場合があった。
次の成分(A)~(E);
(A)ニコチン酸アミド 1~10質量%
(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.1~5質量%
(C)ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及び両性活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤
(D)液状油
(E)IOB値が2.2~3.4の多価アルコール
を含有する皮膚外用剤または化粧料に関するものである。
実施例1(本発明品1~18)および比較品1~9:水中油型乳化化粧水
表1~表3に示す組成物を下記製造方法にて調整した。これらの試料について、化粧料評価専門パネル20名により、各試料を顔に塗布した後、「浸透感」、「べたつき感のなさ」、「保湿感の持続性」について評価した。合わせて「50℃ 1か月の経時安定性」についても評価した。評価は下記評価方法1~3については下記評価基準(a)~(c)に従って行い、さらに全パネルの評点の各々の平均点を、下記判定基準(d)に従って判定した。評価方法4については下記判定基準(e)に従って判定した。結果を併せて表1~3に示す。
(本発明品1~18、比較品1~9)
A:成分1~8及び16~22を室温で混合し、均一に溶解する。
B:成分9~15を室温で混合し、均一に溶解する。
C:AにBを加え、ディスパーミキサーで1000rpm、5分間撹拌する。
D:Cを容器に充填し、水中油型乳化化粧水を得た。
専門パネル20名が、本発明品1~18及び比較品1~9の各試料2gを顔全体に手で塗布して馴染ませ、肌に塗布する際の、肌に対する浸透感について下記の評価基準にしたがって4段階評価し、試料ごとに評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を下記の判定基準に従って判定した。
(評点):(評価)
4点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分以内に肌上の試料を感じなくなる
3点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分を超えて、1分15秒以内に肌上の試料を感じなくなる
2点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分15秒を超えて、1分30秒以内に肌上の試料を感じなくなる
1点:塗布後に手で馴染ませた際に、1分30秒を超えても肌上の試料を感じる
(評点の平均点) :(判 定)
3.25以上 : ◎
2.5以上~3.25未満 : ○
1.75以上~2.5未満 : △
1.75未満 : ×
専門パネル20名が、本発明品1~18及び比較品1~9の各試料2gを顔全体に手で塗布して馴染ませ、使用後に肌上の試料を感じなくなった際のべたつき感のなさについて下記の評価基準にしたがって4段階評価し、試料ごとに評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を下記の判定基準に従って判定した。
(評点):(評価)
4点:使用後の肌に手を当てた際に、全く肌の粘着を感じない
3点:使用後の肌に手を当てた際に、あまり肌の粘着を感じない
2点:使用後の肌に手を当てた際に、わずかに肌の粘着を感じる
1点:使用後の肌に手を当てた際に、非常に肌の粘着を感じる
(評点の平均点) :(判 定)
3.25以上 : ◎
2.5以上~3.25未満 : ○
1.75以上~2.5未満 : △
1.75未満 : ×
専門パネル20名が、本発明品1~18及び比較品1~9の各試料2gを顔全体に手で塗布して馴染ませ、塗布3時間後の保湿感の持続性について下記の評価基準にしたがって4段階評価し、試料ごとに評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を下記の判定基準に従って判定した。
(評点):(評価)
4点:非常に保湿感がある。
3点:保湿感がある。
2点:あまり保湿感がない。
1点:全く保湿感がない。
(評点の平均点) :(判 定)
3.25以上 : ◎
2.5以上~3.25未満 : ○
1.75以上~2.5未満 : △
1.75未満 : ×
本発明品1~18及び比較品1~9各試料について50℃1ヶ月静置した後に、目視評価でクリーミングを確認し、下記判定基準によりそれぞれ評価した。
◎:クリーミング層が確認されなかった。
〇:クリーミング層が0.5mm未満で確認され、再分散すると、クリーミング層が消失した。
△:クリーミング層が0.5mm以上1mm未満で確認され、再分散すると、クリーミング層が消失した。
×:明らかにクリーミング層が確認され、再分散してもクリーミング層が消失しなかった。
これに対して成分(A)の含有量が1%未満である比較品1は、保湿感の持続性について満足のいくものではなく、成分(B)が溶解しにくいことから経時安定性に劣るものであった。成分(B)の含有量が0.1%未満である比較品2は、肌に対する浸透感に劣るものであった。成分(C)を含有しない比較品3は、経時安定性にについて劣るものであった。成分(D)を含有しない比較品4は、保湿感の持続性について満足のいくものではなく、経時安定性についても劣るものであった。成分(E)を含有しない比較品5は、保湿感の持続性について満足のいくものではなく、経時安定性についても劣るものであった。成分(A)の代わりに水溶性ビタミンであるL-アスコルビン酸2-グルコシドを用いた比較品6では、肌に塗布した後のべたつき感があり、成分(B)が溶解しにくいことから経時安定性に劣るものであった。成分(E)にIOB値が2.2~3.4から外れる1,2-ペンタンジオールを用いた比較品7では、肌に対する浸透感に劣り、肌に塗布した後のべたつき感があり、経時安定性に劣るものであった。成分(A)の含有量10%を超える比較品8と、成分(B)の含有量が5%を超える比較品9では、肌に塗布した後のべたつき感があり、経時安定性についても劣るものであった。これらの結果から、本発明において成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)及び成分(E)は必須の成分であり、このいずれが欠けても発明の効果が得られないことが示された。
なお、評価方法と評価基準については、前述したものに従い、行った。評価結果については、表4に示した。
(本発明品19)
A:発明品16で得られた水中油型乳化化粧水を、不織布(ポリエステル・レーヨン複合)に25ml含浸させ、シート状皮膚外用剤または化粧料 を得た。
なお、評価方法と評価基準については、前述したものに従い、行った。評価結果については、表4に示した。
(本発明品20)
A:発明品6で得られた水中油型乳化化粧水50mlをエアゾール製容器に充填し、窒素ガスを封入してエアゾール用皮膚外用剤または化粧料 を得た(充填割合:化粧料原液95部+ガス5部)。
下記に示す組成及び製法で、美容液を調製した。
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 3.0
(2)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 1.5
(3)モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.) 0.8
(4)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(10E.O.) 0.2
(5)プロピレングリコール 5.0
(6)1,3-ブチレングリコール 5.0
(7)精製水 残量
(8)グリセリン 5.0
(9)ポリエチレングリコール※10 2.0
(10)リン酸水素ナトリウム 0.3
(11)リン酸二水素ナトリウム 0.6
(12)エデト酸2ナトリウム 0.02
(13)メチルパラベン 0.1
(14)エタノール 5.0
(15)L-メントール 0.02
(16)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 5.0
(17)イソノナン酸イソノニル 2.0
(18)トコトリエノール 0.02
(19)カルボマー 0.02
(20)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))
クロスポリマー 0.02
(21)キサンタンガム 0.01
(22)水酸化ナトリウム 0.01
(23)加水分解ヒアルロン酸 0.01
※10:POLYGLYKOL 300(IOB値:2.40)(クラリアントジャパン社製)
A.成分(1)~(15)を室温で均一に混合する。
B.成分(16)~(18)を均一に溶解し、Aに攪拌しながら添加後冷却する。
C.AにBを加え、ディスパーミキサーで1000rpm、5分間乳化する。
D.Cを攪拌しながら、成分(19)~(23)を添加する。
E.Dを容器に充填し、美容液を得た。
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 6.0
(2)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 2.5
(3)ポリエチレングリコール ※11 5.0
(4)1,3-ブチレングリコール 5.0
(5)精製水 残量
(6)ジグリセリン 5.0
(7)ポリオキシプロピレンメチルグルコシド 2.0
(8)クエン酸ナトリウム 0.6
(9)クエン酸 0.1
(10)ジエチレントリアミン5酢酸5ナトリウム 0.05
(11)プロピルパラベン 0.1
(12)フェノキシエタノール 0.3
(13)DL-カンフル 0.02
(14)モノステアリン酸ポリエチレングリコール(55E.O.) 1.0
(15)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 0.2
(16)ステアリルアルコール 3.0
(17)イソノナン酸イソトリデシル 5.0
(18)ジフェニルジメチコン 0.5
(19)ワセリン 2.0
(20)トリメリト酸トリトリデシル 1.0
(21)酢酸トコフェロール 0.02
(22)カルボマー 0.02
(23)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))
クロスポリマー(※) 0.04
(24)ローカストビーンガム 0.02
(25)水酸化ナトリウム 0.02
(26)加水分解コラーゲン 0.01
(27)アセチルヒアルロン酸ナトリウム 0.005
※11:POLYGLYKOL 200(IOB値:2.66)(クラリアントジャパン社製)
A:成分1~13を室温で均一に混合する。
B:成分14~21を70℃で均一に混合する。
C:AにBを加え、70℃で、ディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dに22~27を順次添加し、均一に混合する。
F:Eを容器に充填し、乳液を得た。
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 8.0
(2)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 4.0
(3)プロピレングリコール 5.0
(4)1,3-ブチレングリコール 10.0
(5)精製水 残量
(6)ポリオキシエチレングリセリン(26E.O.) 3.0
(7)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 2.0
(8)クエン酸ナトリウム 0.6
(9)リン酸水素ナトリウム 0.3
(10)エデト酸2ナトリウム 0.05
(11)エチルパラベン 0.1
(12)フェノキシエタノール 0.3
(13)L-テアニン 0.5
(14)モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)
1.0
(15)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5
(16)セスキステアリン酸ソルビタン 0.2
(17)セトステアリルアルコール 2.0
(18)ベヘニルアルコール 1.0
(19)ミツロウ 1.0
(20)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
1.5
(21)オレイン酸オレイル 0.5
(22)ワセリン 1.5
(23)水添ポリイソブテン 0.5
(24)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 0.5
(25)ホホバ油 2.0
(26)トコフェロール 0.02
(27)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))
クロスポリマー 0.05
(28)ジェランガム 0.01
(29)シロキクラゲ多糖類 0.005
(30)水酸化ナトリウム 0.03
(31)加水分解ヒアルロン酸 0.01
(32)ヒアルロン酸プロピレングリコール 0.005
A:成分1~13を室温で均一に混合する。
B:成分14~26を80℃で均一に混合する。
C:AにBを加え、80℃で、ディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dに27~32を順次添加し、均一に混合する。
F:Eを容器に充填し、クリームを得た。
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 1.5
(2)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 1.5
(3)プロピレングリコール 2.0
(4)1,3-ブチレングリコール 5.0
(4)ポリエチレングリコール※9 5.0
(5)精製水 残量
(6)トリプロピレングリコール 2.0
(7)ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル 1.0
(8)エタノール 5.0
(9)香料 0.03
(10)クエン酸ナトリウム 0.6
(11)クエン酸 0.1
(12)エデト酸2ナトリウム 0.05
(13)メチルパラベン 0.1
(14)フェノキシエタノール 0.3
(15)グリシルグリシン 0.1
(16)グリシン 0.1
(17)テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット 0.3
(18)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体※12
0.3
(19)N-ステアロイル-L-グルタミン酸 0.2
(20)ジステアリン酸ソルビタン 0.1
(21)セトステアリルアルコール 2.0
(22)オレイン酸エチル 0.5
(23)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 0.5
(24)ジメチコン 0.2
(25)フェニルトリメチコン 0.2
(26)水添ポリデセン 0.2
(27)酢酸トコフェロール 0.02
(28)カルボマー 0.02
(29)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))
クロスポリマー 0.02
(30)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.01
(31)キサンタンガム 0.005
(32)水酸化ナトリウム 0.01
(33)ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム 0.005
(34)カルボキシメチルヒアルロン酸Na 0.005
※12 KF-6011(信越化学工業社製)
A:成分1~16を室温で均一に混合する。
B:成分17~27を70℃で均一に混合する。
C:AにBを加え、70℃で、ディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dに28~34を順次添加し、均一に混合する。
F:Eを容器に充填し、ボディミルクを得た。
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 3.0
(2)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 1.0
(3)ポリエチレングリコール※10 2.0
(4)1,3-ブチレングリコール 5.0
(5)精製水 残量
(6)グリセリン 2.0
(7)エタノール 10.0
(8)マイカ(粒子径20μm) 1.0
(9)タルク(粒子径10μm) 1.0
(10)クエン酸ナトリウム 0.3
(11)クエン酸 0.05
(12)エデト酸2ナトリウム 0.05
(13)メチルパラベン 0.1
(14)フェノキシエタノール 0.3
(15)L-メントール 0.02
(16)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 1.5
(17)ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 0.2
(18)ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 0.1
(19)ポリヒドロキシステアリン酸 0.2
(20)セトステアリルアルコール 1.0
(21)ベヘニルアルコール 1.0
(22)イソノナン酸イソトリデシル 1.0
(23)安息香酸アルキル(C12~15) 2.0
(24)ビスエチルヘキシルオキシフェノール
メトキシフェニルトリアジン 0.5
(25)パラメトキシケイ皮酸オクチル 6.0
(26)ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル1.0
(27)デカメチルシクロペンタシロキサン 0.5
(28)トコフェロール 0.02
(29)カルボマー 0.02
(30)(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))
クロスポリマー 0.04
(31)(アクリル酸Na・アクリロイルジメチルタウリンNa)
コポリマー 0.8
(32)水酸化ナトリウム 0.02
(33)加水分解シルク 0.01
(34)ヒアルロン酸ナトリウム 0.005
A:成分1~15を室温で均一に混合する。
B:成分16~27を80℃で均一に混合する。
C:AにBを加え、80℃で、ディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dに28~34を順次添加し、均一に混合する。
F:Eを容器に充填し、ボディミルクを得た。
(成分) (%)
(1)ニコチン酸アミド 4.0
(2)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール 2.0
(3)プロピレングリコール 3.0
(4)1,3-ブチレングリコール 5.0
(5)精製水 残量
(6)グリセリン 10.0
(7)リン酸水素ナトリウム 0.4
(8)リン酸二水素ナトリウム 0.2
(9)エデト酸2ナトリウム 0.05
(10)メチルパラベン 0.1
(11)フェノキシエタノール 0.3
(12)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 2.5
(13)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5
(14)セトステアリルアルコール 5.0
(15)ポリエチレン 3.0
(15)モクロウ 5.0
(16)トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 5.0
(17)ワセリン 5.0
A:成分1~11を室温で均一に混合する。
B:成分12~17を80℃で均一に混合する。
C:AにBを加え、80℃で、ディスパーミキサーで2000rpm、5分間乳化する。
D:Cを40℃まで冷却する。
E:Dを容器に充填し、クリームを得た。
Claims (6)
- 次の成分(A)~(E);
(A)ニコチン酸アミド 3~10質量%
(B)シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.1~5質量%
(C)ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤 0.05~15質量%
(D)液状油 0.01~30質量%
(E)IOB値が2.2~3.4の多価アルコール 0.0005~20質量%
を含有する皮膚外用剤または化粧料。 - 前記成分(C)が親水基にポリオキシエチレン鎖を有する界面活性剤である請求項1記載の皮膚外用剤または化粧料。
- 前記成分(D)が極性油である請求項1又は2記載の皮膚外用剤または化粧料。
- 前記成分(C)及び(D)の含有質量割合(D)/(C)が、0.02~30である請求項1~3のいずれか1項に記載の皮膚外用剤または化粧料。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載の皮膚外用剤または化粧料をシート状基剤に含浸してなるシート状皮膚外用剤または化粧料。
- ミスト状に噴霧可能な容器に充填してなる、請求項1~4のいずれか1項に記載の皮膚外用剤または化粧料。
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