JP2019130282A - 調理用具立て - Google Patents
調理用具立て Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019130282A JP2019130282A JP2018158375A JP2018158375A JP2019130282A JP 2019130282 A JP2019130282 A JP 2019130282A JP 2018158375 A JP2018158375 A JP 2018158375A JP 2018158375 A JP2018158375 A JP 2018158375A JP 2019130282 A JP2019130282 A JP 2019130282A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- wall
- base
- space
- cooking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Abstract
Description
しかし、特許文献2のように容器本体Aに段部5があると、容器本体Aの内側底部を洗浄することが難しくなる。水切り器であれば、頻繁に洗浄するようなことを考えなくてもよいが、調理中の一時仮置きのために用いられる調理用具立てでは、所定の調理が終る毎に洗浄する必要がある。特に事業として行われている調理場では頻繁な洗浄が必要であるため、このような段部5の存在は煩わしく、また、このことが洗い残しの原因となって、衛生上好ましくない事態を招く恐れもある。
そうすると、仕切り板は複数の挿入空間を等分に分割するのではなく、複数の異なる方向に向けられた板材で、挿入空間を互いに大きさの異なる複数の空間に分割するため、異なる種類の調理用具に対応した種々の空間を形成できる。例えば、杓文字等のように厚さは薄いが幅が必要な調理用具に好ましい空間、卵型の先端部を有する泡だて器等のように直径の大きな厚みを必要とする調理用具に好ましい空間、箸等のように余り空間を必要としない調理用具に好ましい空間など、挿入空間を有効に分割することができる。このように、調理器回りの限られたスペースに設置可能で、限られた容量の容器本体に、味が移ることなく、種類の異なる複数の調理用具を収容可能となるため、衛生的で能率的な調理を可能にできる。
そうすると、台部と仕切り板とが接続固定されていると、台部と仕切り板との境目付近に付着した調味料等を洗浄し難くなるが、本構成では台部と仕切り板とを分離して、少なくとも台部と仕切り板との境目付近や、台部と仕切り板の個々を容易に洗浄できる。また、このように台部と仕切り板とを分離可能にしても、仕切り板には台部と略平行に載置される基部があるため、比較的安定して台部に載置することができる。
この際、この台部の上に置かれる基部は、その端部(全周縁部)が胴部の内壁に接するまで拡幅しているのが好ましい。これによって「胴部内壁」「胴部の内壁にまで接する基部」「基部から立設する壁部の一方の面側」で仕切られた空間は、3面で囲まれて他の空間と画された独立空間となる。従って、この独立空間に挿入された調理用具に付着した調味料等は他の空間へ移ることが防止される。
従って、仕切られる複数の空間のうち、基部が形成されない空間を1箇所以下とすることで、台部が他の空間と共用されることがなくなり、全ての空間が3方向から囲まれた独立した空間となり、調味料等が移ることを有効に防止できる。
折曲げられた仕切り板は、容器本体に挿入された状態で、折曲げ部を境にした一方の仕切り板と他方の仕切り板が互いに離間する方向に付勢力を発揮させることが可能となる。そうすると、この場合には、一方及び他方の仕切り板(壁部の端部と基部の端部)を胴部の内壁に押し付けて、該仕切り板と内壁との間を通って付着物が分割した複数の空間どうしの間を移行する事態をより防止でき、確実に調味料等の他の空間への移行を防止できる。更に、胴部内壁と仕切り板とのがたつきを防止して、調理用具を投げ入れた際に仕切り板が容器本体中で回転移動することを抑制でき、仕切り板の安定性を向上することもできる。
そうすると、この壁部が折曲げられた仕切り板を容器本体に挿入すれば、一方の仕切り板と他方の仕切り板の端部、および折曲げ部が、それぞれ内壁に略接するため、容器本体の挿入空間を容易に3つの空間に仕切ることができる。
かくして、仕切り板を容器本体に挿入すれば、これら独立性の高い3つの空間(中間空間、一方の空間、他方の空間)を容易に形成し、各空間に挿入された調理用具に付着した調味料等が互いに他の空間へ移ることを有効に防止する。
しかも、このように形成された仕切り板は台部と分離しているため、洗浄が容易であるばかりでなく、板状体の単なる曲げ加工だけで成形できるので製造コストを低減できる。
また、このように付勢力を発揮させると、仕切り板を容器本体に挿入する際は、上記付勢力に抗して一方の仕切り板と他方の仕切り板とを接近させて挿入する必要があるが、この際、基部は一方の仕切り板と他方の仕切り板との間には形成されていないので、基部が該接近させる作業を邪魔することがない。
そうすると、まず分離独立した第1仕切り板で挿入空間を2分割し、更にその2分割された内の1つの空間をさらに第2仕切り板で分割し、少なくとも挿入空間を3つに分割できる。従って、第1及び第2仕切り板を分離可能としても、この分割された空間の夫々の底部には、台部若しくは台部と略平行に載置される基部が構成されるので、各空間は3面で囲まれた独立した空間となり、それぞれに種類の異なる調理用具を立てても、調理用具に付着した調味料等が他の調理用具に移ることを防止することができる。そして、この第1仕切り板と第2仕切り板とは分離可能であるため、さらに個々の仕切り板の洗浄も容易となる。
そこで、好ましくは、前記第2仕切り板は、垂直方向の成分を有する方向に沿って折り曲げられた前記折曲げ部を有し、前記折曲げ部を境にして前記一方の壁部及び前記他方の壁部を有しており、前記一方の壁部が前記第1仕切り板の前記壁部に密着可能であり、前記他方の壁部が前記第1仕切り板の前記壁部から離間して前記内壁に略接するようになっていることを特徴とする。
しかも、所定の空間から他の空間に液体が移動しようとした場合、その液体は、第2仕切り板の一方の壁部と第1仕切り板の壁部とが密着した間に毛細管現象により吸い上げられ、該移動を抑制することができる。
そうすると、挿入された調理用具に付着した調味料等の液状物は、台部の上面に滞留することなく速やかに、容器本体胴部の内面に沿って容器本体の内側底部に落下させることができる。
また、台部と仕切り板とが分離可能な構成では、仕切り板の基部と台部との間に液体が回り込んで、仕切られた複数の空間同士の間を液体が移動する事態が生じ得るが、切り欠き部を介して液体を容器本体の内側底部に落とし、仕切られた複数の空間同士の間の液体の移動を防止できる。
このため、挿入された調理用具に付着した調味料等の液状物は、台部の上面に滞留することなく速やかに、該貫通孔から液体を落下させることができ、また、該貫通孔から覗いて底部に貯まった液体の量を目視することができる。
なお、台部の上に基部がある領域については、その上に箸などの先端の細い調理用具を置いても、それが貫通孔に刺さってしまう事態を防止できる。そして、この貫通孔が台部の基部がある領域に形成されていれば、基部と台部との隙間に液体が回り込んだとしても、該貫通孔から液体を落下させることができる。
これによって、テーパ状の胴部内壁に挿入される同一テーパの仕切り板は、下方へ挿入されるに伴って、その幅方向の端部が胴部内壁に向かって加圧され(挿入嵌合され)、仕切り板と胴部とがより密着して、仕切り板のがたつきを無くし、調理具の挿入時に仕切り板が容易に動くことがなくなる。また、仕切り板が胴部内壁に密着して、調理具の付着物の移動を抑制して、仕切り板で仕切った各空間の独立性を向上させることができる。また、胴部と仕切り板とは挿入嵌合のため、仕切り板の取り外しは最初が固いだけで至って容易である。
このため、台部は胴部の内側に収容されると、脚部により底部に支持されて止まり、台部と容器本体の内側底面との間に貯留空間を確実に形成することができる。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
また、以下の図で同一の符号を付した箇所は同様の構成である。
図1〜図4は、本発明の第1実施形態に係る調理用具立て10であり、図1はその分解斜視図、図2は正面図、図3は平面図、図4は使用状態図である。なお、図2では容器本体20と台部30の一部を切り欠いて図示している。また、図3では複数存在する貫通孔26の一部だけを図示している。
これらの図の調理用具立て10は、調理中に調理用具を一時的に立てて置くための道具であり、調理用具スタンドなどとも呼ばれる。
調理用具立て10は、容器本体20と、この容器本体20に対して着脱可能な台部30及び仕切り板40とを有している。
胴部22の水平断面は略円形状であり、本実施形態の場合、胴部22は水平断面が略正円状の円筒状とされている。この胴部22の内側空間が上記挿入空間Sとなる。本実施形態の胴部22の内径φ1は一定であるが、本発明はこれに限られず、胴部22は、内径φ1が上から下に向かうに従って僅かに小さくなるように形成されていても構わない。また、胴部22は水平断面が略円形状であれば円筒状に限られるものでない。
台部30は円形状の薄板であり、調理用具を置いても撓まない剛性を有する範囲で可及的に薄いのが好ましく、本実施形態ではステンレス金属製で、厚みD1は約0.5〜2mmである。
この仕切り板40は、挿入空間Sを分割するように立てて挿入空間S内に配置される。図3に示す仕切り板40は、複数の異なる方向に向けられた板状体により、挿入空間Sを互いに大きさの異なる複数の空間(図の場合は3つの空間S1,S2,S3)に分割できるように複数枚の板から形成されている。図の場合は2枚の板状体からなり、水平方向の寸法である幅寸法が相対的に大きな板部42と小さな板部43からなっている。
但し、この場合であっても、付着物は下に落ち易いことから、後述する窄み部28に近い領域の胴部内壁22aと上記両端部42a,42bとは密着するように接することが好ましい。
更に、このように胴部内壁22aがテーパ状である場合、図2及び図3に示す仕切り板40である大きな板部42は、その幅方向の寸法X1が上方に向って拡幅し、胴部内壁22aのテーパ状と略同じ角度となるテーパ状となるように、幅方向の両端部42a,42bを形成するのがより好ましい。即ち、大きな板部42の幅寸法X1も内径φ1に追従するように上から下に向かうに従って僅かに小さくするのがより好ましい。これにより、仕切り板40は胴部22に対して挿入し易くなると共に、押し込むと嵌合(挿入嵌合)され、両端部42a,42bと胴部内壁22aとが密着して、仕切り板40のがたつきを無くし、また、付着物の空間S1と空間S2,S3との間の移行を防止できる。この好ましいテーパ形状として、図の胴部内壁22aの内径φ1の上部内径(開口部25の上部)と下部内径(窄み部28の上部)との差を、約3〜10mmとすることが例示できる。
なお、図の大きな板部42は真っ直ぐな平板であるが、挿入する調理用具に合わせて湾曲させても構わない。また、大きな板部42は垂直に立っているが、垂直方向の成分を有する方向に沿って立っていればよく、傾斜しても構わない。
即ち、小さな板部43は、図3に示すように、空間S1よりも大きな空間(S2+S3)の方に配置され、空間S2と空間S3とに分割している。空間S2は、空間S3に比べて容量が大きく、図4に示すように、卵型の先端部を有する泡だて器等のように厚みのある調理用具3の収容に適し、空間S3は、箸等のように余り空間を必要としない調理用具4の収容に適している。
また、図3に示すように、小さな板部43の幅方向の一方の端部43aは、大きな板部42の主面に接続固定され、他方の端部43bは胴部22の内壁22aに接触するようになっている。図の他方の端部43bは内壁22aに沿って接触する面となるように折曲げ加工されている。これにより、仕切り板40は、三点(大きな板部42の両端部42a,42b、及び小さな板部43の他方の端部43b)が内壁22aに接触し、かつ、大きな板部42の中心線CL側への移動を小さな板部43が防止するため、安定性を向上することができる。
図5〜図7は本発明の第2実施形態に係る調理用具立て12であり、図5はその分解斜視図、図6は平面図、図7は図6のA―A断面図である。なお、図6の平行斜線は理解の便宜のために図示したもので、後述する基部35を示している。
これらの図において、図1〜図4の調理用具立て10と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
すなわち、本実施形態の仕切り板34と台部33とは分離可能であり、仕切り板34は台部33と接続固定されておらず、容器本体20から取出せば台部33と離れる。従って、例えば図1の仕切り板40と台部30との境目DS1付近の付着物を洗浄するのが困難であるのに対して、第2実施形態では図5のように仕切り板34と台部33とを分離し、少なくとも仕切り板34と台部33との境目の付着物を容易に洗浄できる。
図5の仕切り板34は、壁部45の折曲げ部37を境にして幅方向の一方に一方の仕切り板341、幅方向の他方に他方の仕切り板342を有している。換言すれば、一方の仕切り板341と、他方の仕切り板342とが、互いの壁部の一端部が繋がるように一体的に形成されて仕切り板34を構成している。
一方の仕切り板341は、一方の仕切り板341用の一方の壁部46及び基部36から構成され、他方の仕切り板342は、他方の仕切り板342用の他方の壁部47及び基部38から構成されている。すなわち、仕切り板34は、その壁部45に対応して、一方の仕切り板341用の一方の壁部46と、他方の仕切り板342用の他方の壁部47を有して全体が構成されている。
他方の壁部47は同じく真っ直ぐな平板であり、一方の壁部46に比べて幅寸法X2が小さく、一方の仕切り板341が挿入空間Sを分割することで形成した大きい空間の方を更に分割して空間S2,S3を形成している。空間S2,S3の容量は図4の空間S2,S3と同様であり、厚みのある調理用具に適した空間S2、及び余り空間を必要としない調理用具に適した空間S3との独立空間となる。
特に、仕切り板34は所定の弾性を有するステンレス等の金属材料又は合成樹脂材料から形成されている。このため一方の壁部46と他方の壁部47とは、容器本体20に挿入された状態で、垂直方向Zに沿って折り曲げられた折曲げ部37を軸に互いに離間する方向SEに付勢力を発揮する。このため、一方及び他方の壁部46,47の端部46a,47aを内壁22aに押し付けて、該端部46a,47aと内壁22aとの間を付着物が通って空間S1,S2,S3どうしの間を移行する事態を防止でき、更に、仕切り板34の位置の安定性を向上することができる。
この基部35(36,38)は、一方の壁部46と他方の壁部47との間DP(即ち、空間S2となる)には形成されていない。具体的には、展開図である図16に示すように基部35は折曲げ部37を境に一方の基部36と他方の基部38とに分割されており、折曲げ加工後は図5及び図6に示すように一方の壁部46と他方の壁部47との間には存在しない。従って、仕切り板34を容器本体20に挿入する際は、上記付勢力に抗して一方の仕切り板431と他方の仕切り板432とを接近させるように手で押さえて挿入する必要があるが、この際、基部36,38どうしを該接近させる作業を邪魔することがなく、容易に仕切り板34を容器本体20に挿入できる。さらに、一方及び他方の基部36,38の端部36a,38aが胴部内壁22aに当接した状態でも上記付勢力は発揮しているため、仕切り板34をより安定して容器本体20に接続することができる。
ここで、一方の壁部46と他方の壁部47の高さ寸法(H)は互いに異なる高さに形成しても構わない。例えば他方の壁部47を開口部25の高さと同じとし、一方の壁部46を開口部25よりも上に突出した突出部を設けることで、仕切り板34を把持し易くできる。また、分割された挿入空間に決められた調理具を挿入する際に、仕切り板の高さの相違を認識して、とっさの判断で迷うことなく挿入できる目印とすることができる。
そして、図7に示すように基部35は台部33の上にあって、中間空間S2にある付着物が例えば基部36と台部33との隙間に回り込んだとしても、基部36の端部36aが胴部内壁22aに密着しているので、空間S1への侵入を防止できる。また、図6に示す一方及び他方の空間S1,S3については、基部36,38の端部36a,38aが胴部内壁22aに密着して、付着物が基部36,38の下に回り込むことを有効に防止できる。かくして、一方の仕切り板341と他方の仕切り板342との間に基部35が存在しなくても、一方の空間S1と他方の空間S3と中間空間S2の独立性を高めることができる。
貫通孔27は、本体清掃等の分解時に容器本体20から台部33を取り出す際の指の挿入口として機能し、容器本体20を逆さまにすること無く台部33を取り出せ、また、台部33の周縁部33bが窄み部28に嵌合して取り出しにくい場合などにも有効である。
また、指が挿入可能な貫通孔27は、台部33に少なくとも1つ設けるのが好ましく、さらに、台部33のほぼ中心に設けるのが好ましい。これは台部33を再度組み立てる場合に、その方向性を考慮することなく組み立てられるからである。また、仮にその内径が非常に大きくとも、中心線CL上に位置する貫通孔27は、その少なくとも一部又は全部を、最大空間である中間空間S2に必ず配置することができるからである。
さらに、泡立て器等の比較的大きな調理用具を挿入することを想定した中間空間(最大空間)S2では、大型の調理用具に付着する付着物の量も当然多くなり、貫通孔27はこれらの付着物を有効に排出できる。
ここで、仮に貫通孔27がなくても、上述したように一方の空間S1と他方の空間S3と中間空間S2の空間的な独立性は高められているため、例えば図2及び図3に示すように空間S2と空間S3とが間隔SPを介して連通するような構造とはなっていないため、付着物(特に固形物)の行き来を防止できる。
また、調理用具の付着物が液体の場合、仮に該液体を一方の空間S1と他方の空間S3と中間空間S2の夫々に溜められない場合であっても、基部35の端部35aと胴部22の内壁22aとの僅かな隙間、及び、台部33の周縁部33bと窄み部28の内壁との僅かな隙間を通って、貯留空間S4に落下して溜められる。
図8〜図11は本発明の第3実施形態に係る調理用具立て14であり、図8はその仕切り板50の分解斜視図、図9は仕切り板50の第1仕切り板52と第2仕切り板54とを重ね合わせた状態の斜視図であり、図9(A)は図8のV1方向から視認した図、図9(B)は図8のV2方向から視認した図である。また、図10は調理用具立て14の平面図、図11は調理用具立て14の斜視図である。なお、図10の平行斜線は理解の便宜のために図示したもので、後述する基部59,61を示している。また、図11の容器本体20を透明にして図示している。また、図11の一点鎖線で囲った図はLA部分を縦に切断した場合の拡大断面図である。
これらの図において、図1〜図7の調理用具立て10,12と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
すなわち、第3実施形態の仕切り板50は、複数の異なる方向に向けられた複数の板材で構成され、この複数の板材が挿入空間Sを互いに容積の異なる複数の空間S1,S2,S3に分割している。仕切り板50は、互いに分離可能な第1仕切り板52と第2仕切り板54とからなり、この第1及び第2仕切り板52,54は、容器本体20に挿入された状態では互いに接触し、容器本体20から取り出されると互いに分離するようになっている。このため、図6の第2実施形態ではDS2付近の付着物の洗浄が困難であるのに対して、第1仕切り板52と第2仕切り板54とを分離させて容易な洗浄が可能となる。
そして、第2仕切り板54の壁部62は、垂直方向の成分を有する方向に沿って屈曲した屈曲部(図の場合は垂直方向に沿って屈曲した屈曲部(折り曲げられた折曲げ部))62aを有し、この屈曲部62aを境にして、幅方向の一方に一方の壁部78、幅方向の他方に他方の壁部77を有している。
ここで、一方の壁部78は第1仕切り板52の主面52cに背合わせの状態で接している。一方の壁部78は、屈曲部62aから幅方向に延伸した先の端部54aが、胴部22の内壁22aに接するのが好ましい。
他方の壁部77は、端部54bが胴部22の窄み部28より上の領域29の内壁22aに接することで、第1仕切り板52が挿入空間Sを分割することで形成した大きい空間の方を更に分割して空間S2,S3を形成している。胴部22の窄み部28より上の領域29の内径に比べて幅寸法が小さな第1仕切り板52は、胴部22の中心線CLより片側に寄って配置されて、中心線CL側の空間S2,S3に移動し易くなるが、第2仕切り板54がその移動を防止する支持部材となって、第1仕切り板52の安定性を向上することができる。なお、空間S2,S3の容量は図4の空間S2,S3と同様であり、厚みのある調理用具に適した空間S2、及び余り空間を必要としない調理用具に適した空間S3となる。
また、図10に示すように、他方の壁部77は、屈曲部62aから幅方向に延伸した先の端部54bが胴部22の内壁22aに接触し、これにより、第2仕切り板54の安定性を図っている。
そして、第2仕切り板54は、他方の壁部77の下端部から空間S3(上記離間して形成された空間)側に延伸して拡幅する基部61を有する。基部61は安定性を図るだけではなく、空間S1と空間S3との間の液体の移行を防止するための部材とされている。例えば、図11に示す基部59と台部33との隙間SP1を液体が通過した場合であっても、図11の一点鎖線で囲った図に示すように隙間SP1を流れてきた液体LQは、第2仕切り板54の基部61と台部33との間の隙間SP2に入り込むため、基部61の上に置かれた調理用具にその液体が付着することを防止できる。
なお、本実施形態の場合、空間S2にはそのような基部が存在しないが、第1仕切り板52の基部59と台部33との隙間SP1を液体が通っても、上述のように、第1仕切り板52の壁部60と第2仕切り板54の一方の壁部78とが密着した間HZに毛細管現象で液体が吸い上げられ、空間移動を抑制することができる。
また、台部33の略中心部に設けられた貫通孔27は該HZの直下まで到達しているため、毛細管現象で移動した液体は該貫通孔27から良好に排出することができる。
そのため、第2仕切り板の一方の壁部78と他方の壁部77とは、屈曲部を境にして付勢力を発揮させることが可能であり、この場合には、一方の壁部78の端部54aと他方の壁部77の端部54bとが胴部の内壁を内側から付勢して、一方の壁部78がこれと背合わせとなる第1仕切り板の壁部60を空間S1側へ押しつける。結果として、第1仕切り板52および第2仕切り板54のそれぞれの端部が胴部の内壁に強く接し、がたつきのない仕切り板の固定を可能にし、該仕切り板と内壁との間を通って付着物が分割した複数の空間どうしの間を移行する事態を防止できる。
図12〜図14は本発明の第3実施形態の第1変形例に係る調理用具立て16であり、図12はその仕切り板50と台部70との分解斜視図、図13は調理用具立て16の平面図、図14は図13のB―B断面図である。なお、図13の平行斜線は理解の便宜のために図示したもので、基部59,61を示している。
これらの図において、図1〜図11の調理用具立て10,12,14と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
すなわち、台部70は全体的に円形状ではあるが、その外周の端部(周縁部)が部分的に切り欠かれた切り欠き部68を複数有している。この切り欠き部68は、少なくとも台部70の上に載置された基部59,61の端部59a,61a周辺下部に位置する台部70に形成するとよい。これにより、図14の一点鎖線で囲った端部59a付近の拡大断面図に示されるように、基部59の端部59aまで流れてきた液体LQは、基部59と台部70との隙間に回り込もうとしても、切り欠き部68を介して容器本体20の内側底面24aに落として、該回り込みを防止することができる。
なお、挿入空間Sに露出する台部70については、切り欠き部68を形成せず、或いは切り欠きの深さD2を僅にして、箸やフォークの先端が入り込まないようにしてもよい。しかし、本実施形態の場合、箸などの先端が細い調理用具を置く空間S3には、切り欠き部68の上に基部61が配置されるため、切り欠き部68に箸やフォークの先端が入り込むことはない。従って、本実施形態のように先端が細い調理用具を置く空間S3に基部61を配置する場合、基部61の下の台部70に相当に大きな切り欠き部68を形成してもよく、又、全ての切り欠きの深さD2を同様としてもよい。
なお、切り欠き部68と切り欠き突出部69については本実施例に限られず、例えば、歯車の歯先形状のように多数の矩形を連続したもの、波板の断面のような曲線形状を連続させたものなど、切り欠き部68と切り欠き突出部69の形状、寸法、個数、配置などについて適宜に選択採用できる。
また、台部70の略中心には図5と同様の貫通孔27を形成することができる。
図15は本発明の第3実施形態の第2変形例に係る調理用具立て18の縦断面図であり、図14に対応している。
この図において、図1〜図14の調理用具立て10,12,14,16と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
すなわち、台部72は円形状の板であり、切り欠き部ではなく、厚み方向に貫通した貫通孔74を有している。この貫通孔74は、図1の貫通孔26、図5の貫通孔27と同様、調理用具の付着物を容器本体20の内側底面24aに落下させるための孔であるが、本変形例では、基部59,61がある領域(図13参照。以下、同様。)のみに形成されている。これにより、例えば図15の一点鎖線で囲った拡大断面図ように、基部59と台部72との隙間に液体LQが回り込んだとしても、貫通孔74から液体を落下させることができる。
例えば、上記実施形態では、仕切り板で分割して形成された空間は3つであるが、2つ、或いは4つ以上であっても構わない。
また、上記実施形態の台部は挿入空間内で水平に配置されているが、貯留空間S4さえ形成できれば傾斜しても構わない。この場合、例えば図14の基部59がある領域を下側にするように傾斜させ、基部59の下の台部70にのみ切り欠き部68を形成し、この傾斜した下側の切り欠き部68から積極的に液体を容器本体20の内側底面24aに落下させるとよい。
また、上記実施形態の仕切り板34,40,50の端部42a,42b,43b,46a,47a,52a,52b,54a,54bは、全体的に胴部内壁22aに接した状態とされているが、本発明はこれに限られず、該端部が全体的に胴部内壁22aに接触せずに多少隙間があり、胴部22内で仕切り板34,40,50が多少がたつくような状態であっても構わない。
また、第2実施形態の仕切り板34は、その壁部45の折曲げ部37で分断しても構わない。これにより、仕切り板34は独立した2つの仕切り板341及び342となり、第3実施形態における第1仕切り板及び第2仕切り板として構成することができる。この場合には、例えば仕切り板の回転を防止するための防止部を空間S2に配置することや、空間S2側に新たな基部を配置して固定化することができる。
図17〜図27は、本発明の第4実施形態に係る調理用具立て19を示す図であり、図17はその斜視図、図18は正面上方側からみた分解斜視図、図19は背面下方側からみた分解斜視図、図20は平面図、図21は図20のA−B−C線組み合わせ断面図である。図22は図21のD部分の部分拡大図、図23は正面図、図24は背面図、図25は底面図、図26は左側面図、図27は右側面図である。図28は、図17の台部33の平面図である。
これらの図において、第2実施形態の図5〜図7の調理用具立て12と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
第2実施形態と同様に、本実施形態の仕切り板34において、一方の壁部46と他方の壁部47とは、容器本体20の胴部22に挿入された状態で、折曲げ部37を軸に互いに離間する方向SEに付勢力を発揮する。このため、一方及び他方の壁部46,47の端部46a,47aを内壁22aに押し付けて、該端部46a,47aと内壁22aとの間を付着物が通って空間S1,S2,S3どうしの間を移行する事態を防止でき、更に、仕切り板34の位置の安定性を向上することができる。
なお、切り欠き部33cと切り欠き突出部33dについては本実施例に限られず、例えば、歯車の歯先形状のように多数の矩形を連続したもの、波板の断面のような曲線形状を連続させたものなど、切り欠き部33cと切り欠き突出部33dの形状、寸法、個数、配置などについて適宜に選択採用できる。
次に、第4実施形態の第1変形例に係る調理用具立てについて図面を参照して説明する。本変形例は、台部33Aに脚部33eが設けられている点で、第4実施形態の台部33と異なる。以下の説明において、第4実施形態の台部33と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
次に、第4実施形態の第2変形例に係る調理用具立てについて図面を参照して説明する。本変形例は、台部33Bに脚部33hが設けられている点で、第4実施形態の台部33と異なる。以下の説明において、第4実施形態の台部33と同一の符号を付した箇所は同様の構成であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
Claims (11)
- 調理用具が挿入される挿入空間を有する胴部、及び前記胴部の下側を塞ぐ底部を有する容器本体と、
前記挿入空間に対して収容可能であり、前記調理用具が置かれる台部と、
前記台部の上面に配置され、前記挿入空間を分割するように立てられる仕切り板と、
を備え、
前記仕切り板は、幅方向の両端部が前記胴部の内壁に略接するように立てられ、
前記胴部は、水平断面が略円形状あり、その下側の内径が前記底部に向かうに従って小さくなる窄み部を有し、
前記台部は略円形状の板であり、その外径が前記窄み部の内径に比べて大きく、前記底部との間に貯留空間を形成するように前記内壁及び/又は前記底部に支持されていることを特徴とする調理用具立て。 - 前記仕切り板は、複数の異なる方向に向けられた板で構成され、前記挿入空間を互いに容積の異なる複数の空間に分割していることを特徴とする請求項1に記載の調理用具立て。
- 前記台部と前記仕切り板とは分離可能であり、
前記仕切り板は前記台部に対して略平行に載置される基部と、この基部から立設して前記挿入空間を仕切る壁部とからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の調理用具立て。 - 前記仕切り板は、前記壁部が垂直方向の成分を有する方向に沿って折り曲げられた折曲げ部を有し、
前記折曲げ部を境にした一方の前記壁部と他方の前記壁部とは、前記仕切り板が前記胴部に挿入された状態で、前記折曲げ部を軸に互いに離間して前記内壁に押し付ける付勢力を発揮することを特徴とする請求項3に記載の調理用具立て。 - 前記仕切り板は、前記壁部が垂直方向の成分を有する方向に沿って折曲げられた折曲げ部を有し、この折曲げ部を境にして一方の仕切り板と他方の仕切り板とを有しており、
前記一方の仕切り板の端部および前記他方の仕切り板の端部が前記内壁に略接した状態において、前記折曲げ部は前記内壁に略接しており、
前記基部は、前記一方の仕切り板と前記他方の仕切り板との間には形成されていないことを特徴とする請求項3又は4に記載の調理用具立て。 - 前記仕切り板は、互いに分離した第1仕切り板と第2仕切り板とを有し、
前記第1仕切り板の幅寸法は、前記窄み部より上の領域の前記内壁の内径に比べて小さく、
前記第2仕切り板は、前記第1仕切り板で分割された空間のうち、大きな空間に配置され、前記大きな空間を複数の空間に分割していることを特徴とする請求項3又は4に記載の調理用具立て。 - 前記第2仕切り板は、垂直方向の成分を有する方向に沿って折り曲げられた前記折曲げ部を有し、前記折曲げ部を境にして前記一方の壁部及び前記他方の壁部を有しており、
前記一方の壁部が前記第1仕切り板の前記壁部に密着可能であり、前記他方の壁部が前記第1仕切り板の前記壁部から離間して前記内壁に略接するようになっていることを特徴とする請求項6に記載の調理用具立て。 - 前記台部は、その外周の端部に切り欠き部を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の調理用具立て。
- 前記台部は、厚み方向に貫通した貫通孔を有し、この貫通孔の少なくとも1つは指を挿入可能な形状とされていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の調理用具立て。
- 前記内壁は、前記窄み部より上側の内径が上方に向って拡径するテーパ状の傾斜面とされ、
前記仕切り板は、その幅方向の寸法が上方に向って拡幅し、前記テーパ状と略同じ角度となるテーパ状となるように、幅方向の両端部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の調理用具立て。 - 前記台部は、その下面から前記底部へ向けて突出する脚部を備え、前記底部との間に前記貯留空間を形成するように前記脚部を介して前記底部に支持されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の調理用具立て。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018017092 | 2018-02-02 | ||
JP2018017092 | 2018-02-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019130282A true JP2019130282A (ja) | 2019-08-08 |
JP7201210B2 JP7201210B2 (ja) | 2023-01-10 |
Family
ID=67545133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018158375A Active JP7201210B2 (ja) | 2018-02-02 | 2018-08-27 | 調理用具立て |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7201210B2 (ja) |
Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5339675U (ja) * | 1976-09-09 | 1978-04-06 | ||
JPS5850912A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-25 | 愛工業株式会社 | ぬれ物立て |
JPS5913479U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-27 | タカラベルモント株式会社 | 商品パツケ−ジ |
JPS6083547U (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-10 | 宗像 迪代 | おたまとしやもじの保持装置 |
JPS6135650U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-03-05 | タイガー魔法瓶株式会社 | 多槽式計量米びつ |
JPS6220575U (ja) * | 1985-07-22 | 1987-02-06 | ||
JPH0180068U (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-29 | ||
JPH0348564U (ja) * | 1989-09-18 | 1991-05-09 | ||
JPH0582368U (ja) * | 1992-04-13 | 1993-11-09 | 金雄 佐藤 | パーティー用皿 |
JPH0585689U (ja) * | 1992-04-23 | 1993-11-19 | 丸章工業株式会社 | 収容スタンド |
JPH0641644U (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-03 | 株式会社ダイヤコーポレーション | 小物入れ |
JP2002087486A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-27 | Sukeetaa Kk | ハム等のスライス食品の保存容器 |
JP2005231856A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Yoshihito Moriuchi | 流し台用生ゴミ保管容器 |
US20160367055A1 (en) * | 2015-06-19 | 2016-12-22 | Hantover, Inc. | Interconnectable utensil holders |
-
2018
- 2018-08-27 JP JP2018158375A patent/JP7201210B2/ja active Active
Patent Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5339675U (ja) * | 1976-09-09 | 1978-04-06 | ||
JPS5850912A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-25 | 愛工業株式会社 | ぬれ物立て |
JPS5913479U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-27 | タカラベルモント株式会社 | 商品パツケ−ジ |
JPS6083547U (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-10 | 宗像 迪代 | おたまとしやもじの保持装置 |
JPS6135650U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-03-05 | タイガー魔法瓶株式会社 | 多槽式計量米びつ |
JPS6220575U (ja) * | 1985-07-22 | 1987-02-06 | ||
JPH0180068U (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-29 | ||
JPH0348564U (ja) * | 1989-09-18 | 1991-05-09 | ||
JPH0582368U (ja) * | 1992-04-13 | 1993-11-09 | 金雄 佐藤 | パーティー用皿 |
JPH0585689U (ja) * | 1992-04-23 | 1993-11-19 | 丸章工業株式会社 | 収容スタンド |
JPH0641644U (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-03 | 株式会社ダイヤコーポレーション | 小物入れ |
JP2002087486A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-27 | Sukeetaa Kk | ハム等のスライス食品の保存容器 |
JP2005231856A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Yoshihito Moriuchi | 流し台用生ゴミ保管容器 |
US20160367055A1 (en) * | 2015-06-19 | 2016-12-22 | Hantover, Inc. | Interconnectable utensil holders |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7201210B2 (ja) | 2023-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7267308B1 (en) | Kitchen utensil and pot lid holder | |
US20070158339A1 (en) | Cooking utensil for use in microwave oven | |
JP5374274B2 (ja) | トレー機能を有するまな板 | |
WO2008031001A2 (en) | Container with utensil pocket | |
JP2017132507A (ja) | 食品用容器の蓋体、食品用容器 | |
JP2019130282A (ja) | 調理用具立て | |
US20070289983A1 (en) | Disposable pots and pans | |
US20070095841A1 (en) | Platter ensemble | |
KR20230044807A (ko) | 양념 종지 조립체 | |
JP3220129U (ja) | 調理器用オプション部品 | |
KR20130041564A (ko) | 접시 | |
US20110303679A1 (en) | Drip dish | |
US20120145865A1 (en) | Pot and utensil rest | |
JP2007075546A (ja) | 皿用台座兼用調味料容器トレィ | |
US6672550B1 (en) | Universal pan and pot lid holder | |
JP3175492U (ja) | 容器 | |
KR200401570Y1 (ko) | 일회용 종이후라이팬뚜껑 | |
JP6412668B1 (ja) | 水切り容器および水切り容器用台座 | |
JP3180057U (ja) | 調理器具 | |
JP3225175U (ja) | 調理器具セット | |
KR200453883Y1 (ko) | 결합이 용이한 조리기구 | |
CN217040052U (zh) | 餐具收纳结构、承载篮和家用电器 | |
JP3232414U (ja) | 調理用具置き付きまな板 | |
US6585200B2 (en) | Universal pan and pot lid holder | |
JP2009101185A (ja) | 流し台 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7201210 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |