JP2019112221A - シート給送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給送性能の低下を招くことなく、生産性の向上を図ること。【解決手段】リタードローラ104の回転状態に応じた信号を出力するエンコーダ109と、ピックアップローラ101を駆動する給送モータ110と、を有するシート給送装置において、給送モータ110を制御し、ピックアップローラ101により第1のシートを給送させ、第1のシートの後端が分離ニップ部102を通過した後、エンコーダ109から出力された信号に基づいて(区間3、4)、ピックアップローラ101により第1のシートに後続する第2のシートを給送させるタイミングを変更する(区間5)制御部150を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、シート給送装置に関し、特に、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に設けられ、記録シートや原稿等のシートを供給するシート給送装置に関する。
従来の画像形成装置においては、シートに画像を形成する画像形成部に向けてシートを自動的に給送するためのシート給送装置を備えたものがある。シート給送装置では、シート積載部に昇降可能に設けられたシート積載部と、シート積載部に積載されるシートの最上位のシートを送り出すシート給送部とを備えている。そして、シート積載部を上昇させて、最上位のシートをシート給送可能位置に位置させた後、シート給送部により最上位のシートを画像形成部に送り出す。
図13(a)、(b)を用いて、シート給送装置の一例を説明する。シート積載部としての給送カセット1006は、装置本体1100に引き出し可能となっており、引き出された状態で、給送カセット1006に設けられているシート積載部としての中板1007上にシートSが装填される。装置本体1100には、中板1007上に積載されているシートSを順次送り出すためのシート給送部1000が配置されている。このシート給送部1000は、中板1007上のシートSの上面に当接して最上位のシートS1を送り出すピックアップローラ1001とピックアップローラ1001から送り出されたシートSを1枚ずつに分離するための分離部1002を備えている。この分離部1002は、フィードローラ1003と、リタードローラ1004とを備えている。フィードローラ1003は、シートSを給送する方向に回転駆動される。リタードローラ1004は、揺動中心1004cを中心に揺動可能で、バネ(不図示)により矢印Y1方向に付勢されることで、フィードローラ1003に圧接し、トルクリミッタ(不図示)を介し、シートSを戻す方向に回転駆動される。
従来の画像形成装置においては、シートを連続して給送する場合には、スループットを一定に保つため、一定の時間間隔で給送を行うものがある。また、給送時のシート間を一定に保つため、搬送路中に設けられたセンサで、先行シートの後端が通過したことを検知し、その検知結果を基準として、その直後又は所定時間後に次シートの給送を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。スループットとは、単位時間あたりの画像形成枚数のことである。シート間とは、先行シートの後端から次シートの先端までの距離のことである。
特開2003−206038号公報
近年、画像形成装置において、特に、給送した後に、そのシートに転写するための画像の書き出しを開始する構成の画像形成装置においては、生産性向上等の理由から、給送時のシート間をできるだけ短縮したいというニーズが大きい。しかしながら、給送時のシート間を狭くしすぎると、以下のような給送不良が発生しやすくなる。給送される先行シートの後端が、分離部1002を通過すると、通過したシートの勢いで、リタードローラ1004がフィードローラ1003から離間し、揺動中心1004cを中心に揺動し振動する。リタードローラ1004が振動し、フィードローラ1003から離間している間、リタードローラ1004の給送方向に対して逆方向の回転駆動に対して抵抗はない。しかし、フィードローラ1003に当接している間は、逆回転に対して反力を受けるため、リタードローラ1004の回転が不安定になる。そのため、リタードローラ1004が振動している間に、次シートを給送し、次シート先端が分離部1002に突入すると、次のようなことが起こる。すなわち、回転していない又は給送方向に対して逆方向に回転しているリタードローラ1004に次シート先端が当接することで、次シート先端が折れてしまうことがある。また、リタードローラ1004がフィードローラ1003から離間している間に、シート束が分離部1002に搬送されてしまうと、シート束を1枚1枚に分離することができないため、重送等の給送不良が発生しやすくなる。リタードローラ1004が振動する時間は、次の要因によって変動する。例えば、リタードローラ1004のフィードローラ1003に対する圧接圧、シート摩擦係数・シートの剛性・フィードローラ1003やリタードローラ1004の摩擦係数・リタードローラ軸上に設けられたトルクリミッタ(不図示)のトルク等である。そのため、従来は、一定の時間間隔で給送を行うものに関しては、振動時間が最も長い場合においても給送不良が発生しないシート間となるように、給送間隔を設定している。また、搬送路中に設けられたセンサで、先行シートの後端が通過したことを検知し、その検知結果を基準として、その直後又は所定時間後に次シートの給送を行うものに関しては、次のようにしている。すなわち、分離部1002からセンサまでの給送方向の距離や、センサが先行シート後端を検知してから次シートを給送開始するまでの時間を設定している。しかしながら、従来のように給送時のシート間を設定すると、使用されるシート給送装置の条件によっては、不必要に長いシート間となり、スループットが最適化されていなかった。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、給送性能の低下を招くことなく、生産性の向上を図ることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)シートが積載されるシート積載部と、前記シート積載部からシートを給送する給送回転体と、前記給送回転体により給送されたシートを搬送する搬送回転体と、前記搬送回転体とニップ部を形成し、前記ニップ部においてシートを1枚に分離する分離回転体であって、付勢部材により前記搬送回転体に対して付勢された分離回転体と、前記分離回転体の回転状態に応じた信号を出力する出力手段と、前記給送回転体を駆動する駆動手段と、を有するシート給送装置において、前記駆動手段を制御し、前記給送回転体により第1のシートを給送させ、前記第1のシートの後端が前記ニップ部を通過した後、前記出力手段から出力された前記信号に基づいて、前記給送回転体により前記第1のシートに後続する第2のシートを給送させるタイミングを変更する制御手段を有することを特徴とするシート給送装置。
(2)シートが積載されるシート積載部と、前記シート積載部からシートを給送する給送回転体と、前記給送回転体により給送されたシートを搬送する搬送回転体と、前記搬送回転体とニップ部を形成し、前記ニップ部においてシートを1枚に分離する分離回転体であって、付勢部材によって前記搬送回転体に対して付勢された分離回転体と、前記分離回転体を保持するホルダと、前記ホルダの加速度を検知する検知手段と、前記給送回転体を駆動する駆動手段と、を有するシート給送装置において、前記駆動手段を制御し、前記給送回転体により第1のシートを給送させ、前記第1のシートの後端が前記ニップ部を通過した後、前記検知手段により検知された前記加速度に基づいて、前記給送回転体により前記第1のシートに後続する第2のシートを給送させるタイミングを変更する制御手段を有することを特徴とするシート給送装置。
本発明によれば、給送性能の低下を招くことなく、生産性の向上を図ることができる。
実施例1〜4のプリンタ1の全体斜視図 実施例1〜4のプリンタ1の断面図 実施例1のシート給送部100の駆動列の概略図 実施例1のシート給送部100の断面図 実施例1のシート給送部100の断面図 実施例1シート給送部100の一連の動作の説明図 実施例1のエンコーダ109の出力信号を示す図 実施例2のシート給送部100の駆動列の概略図 実施例2のシート給送部100の一連の動作の説明図 実施例3のシート給送部100の斜視図 実施例3のシート給送部100の一連の動作の説明図 実施例4のシート給送部100の断面図 従来例の画像形成装置を示す全体斜視図、シート給送部1000の断面図
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により図面を参照しながら詳しく説明する。
[画像形成装置]
実施例1の画像形成装置としてのレーザービームプリンタ(以下、プリンタという)に設けられるシート給送装置を例にして説明する。まず、図1と図2を用いてプリンタの構成の概略を説明する。図1は、プリンタの全体像であり、図2は、シート積載部である給送カセット106を備えたプリンタの全体構成を示した断面図である。画像形成装置であるプリンタ1は、プリンタ1の内部に設けられた、シートSを積載収納する給送カセット106と、ユーザーに対して情報を表示する表示部121と、を備えている。給送カセット106は、シートSを積載する中板107を設け、シートSの給送方向(搬送方向でもある)及び給送方向と反対方向(逆の方向)に移動可能である。給送カセット106は、中板107に積載されるシートSの給送方向における後端の位置を規制するシート後端規制部120を有している。給送カセット106の上部には、シート給送部100が設けられている。シート給送部100は、給送回転体であるピックアップローラ101と、第1の搬送回転体であるフィードローラ103と、分離回転体であるリタードローラ104と、を有している。リタードローラ104は、揺動中心104cを中心に揺動可能である。リタードローラ104は、付勢部材によってバネ(不図示)によりフィードローラ103に向かって付勢されることで、フィードローラ103に圧接している。ピックアップローラ101は、給送カセット106に積載されたシートSの最上位のシートS1に当接して送り出す。フィードローラ103とリタードローラ104は互いに当接して分離ニップ部102を形成しており、その分離ニップ部102においてピックアップローラ101により送り出されたシートSが1枚ずつ分離して搬送される。
プロセスカートリッジ7は、画像形成に関する公知の電子写真方式のプロセス手段を内蔵したプロセスカートリッジであり、プリンタ1に対して着脱可能に設けられている。プロセスカートリッジ7内には、像担持体としての感光ドラム7aが内蔵されており、感光ドラム7aに対してレーザー露光装置8により画像情報に応じてレーザー光が照射されて書き込みが行われる。また、感光ドラム7aの周りには、帯電器7b、現像器7c、クリーニング器7d等が配置されていて、トナー像の現像やクリーニングを行う。シート給送部100から送り出されたシートSは、破線で示すシート搬送路に設けられている第2の搬送回転体である搬送ローラ105、レジストレーションローラ(以下、レジストローラという)6を通過する。レジストローラ6を通過したシートSは、レジストローラ6よりも搬送方向の下流側に配置されたトップセンサ13により先端を検知されると、シートSとトナー像の位置を合わせるように、転写ニップ部まで搬送される。ここで、転写ニップ部とは、感光ドラム7aと感光ドラム7aに当接している転写手段である転写ローラ9とで形成されるニップ部である。その後、感光ドラム7aと転写ローラ9間を通過するシートSに、感光ドラム7aの表面に現像されたトナー像が転写される。定着装置10は、未定着のトナー像が転写されたシートSに対して熱及び圧力を印加することでトナー像の定着を行う。そして、トナー像の定着後のシートSは、排出ローラ対11によりプリンタ1の上面に形成された排出トレイ12に画像面を下側にして排出される。なお、プリンタ1の画像形成部の構成は他の構成、例えば複数の色に対応する複数のプロセスカートリッジを備えたカラーのプリンタでもよく、図2の構成に限定されない。
プリンタ1は、制御手段である制御部150を備えている。制御部150は、内部に有する例えばROM等(不図示)に予め記憶されたプログラムに従って、内部に有する例えばRAM等(不図示)を作業領域として使用しながらプリンタ1全体の動作を制御する。制御部150は、シート給送装置としてのシート給送部100によるシートSの給送動作等も制御する。すなわち、制御部150は、後述する給送モータ110の制御や電磁クラッチ112(図3等参照)の接続又は切断(給送信号による電磁クラッチ112のON/OFF)等を制御する。また、制御部150は、後述するピックアップローラ101のシートSへの当接/離間を制御する。また、制御部150は、後述する検知手段の検知結果に基づく各種判断等を実行する(図6等参照)。更に、制御部150は、内部にタイマ(不図示)を有し、後述する時間(t1、t2、t3)の経過をタイマにより計測する。実施例2以降についても同様である。
[シート給送部]
ここで、実施例1のシート給送部100の詳細な構成について、図3と図4を用いて説明する。図3は、シート給送部100の駆動列の概略図であり、図4は、シート給送部100の断面図である。図3(a)は駆動力の伝達を説明するブロック部、(b)、(c)は駆動源から各ローラへの駆動力の伝達を説明する側面図である。駆動源である給送モータ110は、電磁クラッチ112を有するフィードローラ駆動ギア列113を介し、フィードローラ103、ピックアップローラ101を給送方向に回転駆動する。また、フィードローラ駆動ギア列113は、ワンウェイクラッチが内蔵されたワンウェイクラッチギア114を有する。ワンウェイクラッチギア114は、ピックアップローラ101に回転負荷を与え、フィードローラ103を保持するフィード軸118を給送方向に対して逆回転させたときに、空回転するように設定してある。
一方、リタードローラ104は、給送モータ110を駆動源として、トルクリミッタ108を有するリタードローラ駆動ギア列111を介し、給送方向とは逆方向の駆動が伝達される。トルクリミッタ108の駆動伝達力は、使用されるシートSの摩擦係数によりシート間に発生する摩擦力よりも必ず大きく設定されている。また、トルクリミッタ108の駆動伝達力は、シートSとフィードローラ103との間の摩擦係数による摩擦力よりも小さく設定されている。そのため、分離ニップ部102に入り込むシートSが1枚の場合、又は、シートSが入っていない場合には、リタードローラ104は、シートS又はフィードローラ103に連れ回りする。また、分離ニップ部102にシートSが2枚以上入り込んだ場合には、リタードローラ104は給送方向と逆方向に回転して、シートSを1枚ずつ分離する。
また、リタードローラ駆動ギア列111は、リタードローラ104を保持するリタード軸116に、コードホイール115が設けられている。エンコーダ109は、コードホイール115の回転状態に応じた信号を制御部150に対して出力する出力手段である。制御部150は、エンコーダ109の出力信号に基づいて、リタードローラ104が正回転又は逆回転であることや、リタードローラ104の回転の角速度等を判断することができる。これにより、制御部150は、リタードローラ104がリタードローラ揺動中心104cを揺動中心として、矢印Y2方向に振動していると、リタードローラ104の回転が不安定となっていることを検知することができる。更に、ピックアップローラ101は、ピックアップローラ揺動中心101cを揺動中心として矢印Y3方向に揺動することにより、給送カセット106に積載されたシートSの最上位のシートS1に対して、当接したり離間したりすることが可能となっている。
<1枚指定のプリントジョブの場合のシート給送部100の一連の動作>
図5(a)と図5(b)は、ピックアップローラ101がシートSに対して離間している状態を表しており、図5(a)は、左側面からの断面図であり、図5(b)は右側面からの断面図である。図5(c)と図5(d)は、ピックアップローラ101がシートSに対して当接している状態を表しており、図5(c)は、左側面からの断面図であり、図5(d)は右側面からの断面図である。各図にシートSの搬送方向(給送方向)を矢印で示す。
図5(a)と図5(b)に示すように、ピックローラ押圧バネ125は、ピックアップローラ101を保持するピックホルダ126を、ピックアップローラ101がシートSに当接する方向に常に押圧している。給送動作の開始前は、ピックローラ当接離間カム124をピックホルダ126に当接させる位相にすることで、ピックアップローラ101は、シートSに対して離間している。給送動作を開始させる給送信号が送られてくると、給送モータ110が回転駆動し、リタードローラ104は、トルクリミッタ108を介して、給送方向に対して逆回転する。このとき、電磁クラッチ112は通電していない状態で駆動連結していないため、逆回転しているリタードローラ104と当接しているフィードローラ103は、リタードローラ104に連れ回り給送方向に対して逆回転する。
そして、給送モータ110の回転駆動の開始とともに、図5(c)と図5(d)に示すように、ピックローラ当接離間カム124をピックホルダ126に対して離間させる位相にする。シートSに対して離間していたピックアップローラ101は、ピックアップローラ揺動中心101cを揺動中心として、矢印Y3方向に揺動し、ピックローラ押圧バネ125の押圧力によりシートSに対して当接する。シートSに当接した後のピックアップローラ101は、ワンウェイクラッチギア114が空回転することにより回転しない。その後、電磁クラッチ112に通電することで、電磁クラッチ112は駆動を連結し、フィードローラ103とピックアップローラ101を給送方向に回転させ、シートSを給送カセット106から給送する。ピックアップローラ101は、搬送中のシートSの先端が分離ニップ部102を通過した後に、ピックローラ当接離間カム124をピックホルダ126に当接させる位相にすることで、シートSに対して離間する。そして、シートSの先端が搬送ローラ105を通過した後に、電磁クラッチ112の通電を停止して駆動の連結を解除する。フィードローラ103とリタードローラ104は、搬送ローラ105により搬送されるシートSに連れ回る。給送モータ110は、給送モータ110が駆動しているローラの中で給送方向の最も下流に位置するローラであるレジストローラ6のニップ部を、シートSの後端が通過した後に回転駆動を停止する。
<連続給送中のシート給送部100の一連の動作>
ピックアップローラ101によって複数のシートを連続して給送する(以下、連続給送という)場合の動作を、図6を用いて、時間を区間に分けて説明する。図6(a)は横軸が時間で、縦軸は、リタードローラ104挙動、フィードローラ103挙動、ピックアップローラ101挙動、エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果、電磁クラッチ112のON/OFF、区間を示している。各ローラの挙動は、「正回転」、「不安定」、「逆回転」等で表される。なお、各ローラについては、給送方向への回転を正回転、給送方向と反対方向への回転を逆回転とする。また、電磁クラッチ112のON/OFFは給送信号に対応しており、給送信号がハイレベルのとき電磁クラッチ112は「ON」で駆動連結していることを示し、給送信号がローレベルのとき電磁クラッチ112は「OFF」で駆動していないことを示す。更に、区間は、区間1から区間6までである。図6(b)〜図6(g)は、それぞれ区間1〜区間6のシート給送部100の断面図である。また、各ローラの回転方向を示す矢印において、実線は駆動源により回転していることを示し、破線は従動回転していることを示す。
連続給送中、給送モータ110は常に回転駆動しており、リタードローラ104は、図3(c)で説明したとおり、トルクリミッタ108を介して給送方向とは逆方向(逆回転する方向)に駆動がかかっている。制御部150は、エンコーダ109の出力信号の波形に基づいて、リタードローラ104の回転数の角速度や角加速度の絶対値を測定する。制御部150は、エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果からリタードローラ104の角加速度の絶対値が所定の角加速度の絶対値より小さい状態が所定時間連続して続いた場合、回転が定常状態となり安定したと判断する(安定領域)。一方、制御部150は、エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果からリタードローラ104の角加速度の絶対値が所定の角加速度の絶対値以上である場合、リタードローラ104は加速中、又は、減速中であると判断する(不安定領域)。この様子を図7に示す。図7はエンコーダ109の出力信号と、それに基づくリタードローラ104の回転数の角加速度の絶対値(区間平均)を示している。角加速度の絶対値が小さい安定領域では、均一な幅のパルス信号が出力されている。一方、角加速度の絶対値が大きい不安定領域では、パルス信号の幅が変化している。なお、先行して給送されたシートを先行シート(第1のシート)といい、先行シートに続いて給送される後続のシートを次シート(第2のシート)という。更に、次シートに続いて給送される後続のシートを次々シート(第3のシート)という。なお、1枚のシートについて、ピックアップローラ101により給送が開始されてから(区間4から)、給送されたシートの後端が分離ニップ部102を通過するまで(次の区間4まで)を給送動作とする。このため、図6(a)では、区間1から区間4までが先行シートの給送動作であり、同じ区間4から次の区間4までが次シートの給送動作となる。
◆区間1
区間1では、先行シートの先端位置と後端位置、次シートは以下のようになっている。
先行シート先端位置:搬送ローラ105より下流
先行シート後端位置:ピックアップローラ101よりXmm(図6(c)参照)を超えた上流
次シート :給送カセット106内
また、各ローラ、エンコーダ109、電磁クラッチ112は以下のようになっている。
・リタードローラ104挙動
先行シートに連れ回りし(破線矢印)、給送方向に対して正回転している。
・フィードローラ103挙動
先行シートに連れ回りし(破線矢印)、給送方向に対して正回転している。
・ピックアップローラ101挙動
先行シートに対して離間している。
給送方向に対して正回転している。なお、後述するように電磁クラッチ112はOFFとされるため、正回転方向への矢印は破線で示している。
・エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果
リタードローラ104は正回転で安定していると検知している。なお、制御部150はエンコーダ109の出力信号からだけではリタードローラ104が正回転しているか逆回転しているかは判断できない。しかし、制御部150はリタードローラ104が正回転しかできない区間、逆回転しかできない区間をカウンタで管理しているため、リタードローラ104が正回転しているか逆回転しているかを判断することができる。
・電磁クラッチ112(給送信号)
先行シート先端が搬送ローラ105を通過した後に、電磁クラッチ112をOFFにし、駆動連結を解除する。
◆区間2
区間2では、先行シートの先端位置と後端位置、次シートは以下のようになっている。
先行シート先端位置:搬送ローラ105より下流
先行シート後端位置:ピックアップローラ101よりXmm上流の位置と分離ニップ部102との間
次シート :給送カセット106内
また、各ローラ、エンコーダ109、電磁クラッチ112は以下のようになっている。
・リタードローラ104挙動
先行シートに連れ回りし(破線矢印)、給送方向に対して正回転している。
・フィードローラ103挙動
先行シートに連れ回りし(破線矢印)、給送方向に対して正回転している。
・ピックアップローラ101挙動
先行シートの給送信号ONから所定時間t2が経過した後に、先行シートに対して当接する。所定時間t2は、設定されたシート長によって決められる。すなわち、所定時間t2は、先行シートの後端が、ピックアップローラ101と先行シートとが当接する位置(以下、単に当接位置とする)よりも給送方向における上流側に所定距離Xmmだけ手前の位置を通過する時間に基づき決定される。言い換えれば、先行シートの後端よりも給送方向における下流側の所定距離Xmmの位置がピックアップローラ101を通過する時間ともいえる。シート長が短い場合には、シートの給送が開始されてからシートの後端が当接位置より給送方向の上流側の所定距離Xmmを通過する時間は短くなる。一方、シート長が長い場合には、シートの給送が開始されてからシートの後端が当接位置より給送方向の上流側の所定距離Xmmを通過する時間は、シート長が短い場合よりも長くなる。なお、シート長とは、給送方向におけるシートSの長さである。
ピックアップローラ101の周速よりフィードローラ103の周速の方が速く設定されている。そのため、区間2の間、ピックアップローラ101の周速よりも、先行シートの搬送速度の方が速くなる。また、ワンウェイクラッチギア114にワンウェイクラッチが内蔵されているため、区間2では、ピックアップローラ101は、先行シートに対して連れ回り(破線矢印)空回転する。
・エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果
リタードローラ104は正回転で安定していると検知している。
・電磁クラッチ112(給送信号)
電磁クラッチはOFFで、駆動は連結していない。
ピックアップローラ101は、次シートの給送信号ONとなる前に、先行シートに対して当接することで、次シートの給送信号を受信してからシートが給送される時間を最小化している。ピックアップローラ101は、先行シートを給送カセット106から給送する際に先行シートと当接する。ピックアップローラ101は、先行シートの先端が分離ニップ部102を通過すると先行シートから離間する。ピックアップローラ101は、ピックアップローラ101と先行シートとが当接する位置から給送方向とは逆の方向に所定距離(上述したXmm)の位置を、先行シートの後端が通過するタイミングで先行シートと再度当接(再度前記第1のシートに当接)する。
◆区間3
区間3では、先行シートの先端位置と後端位置、次シートは以下のようになっている。
先行シート先端位置:搬送ローラ105より下流
先行シート後端位置:分離ニップ部102通過直後
次シート :給送カセット106内
また、各ローラ、エンコーダ109、電磁クラッチ112は以下のようになっている。
・リタードローラ104挙動
先行シートの後端が、分離ニップ部102を通過した衝撃で、リタードローラ104は、フィードローラ103に対して、リタードローラ揺動中心104cを揺動中心として矢印Y2方向に振動し、回転が不安定になる(図中、実線・破線で示す円)。
・フィードローラ103挙動
フィードローラ103に駆動はかかっておらず、かつ、リタードローラ104の回転が不安定であるため、フィードローラ103の回転も不安定になる。
・ピックアップローラ101挙動
次シートに対して当接している。回転していない。
・エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果
リタードローラ104の不安定な正回転(点線)か不安定な逆回転(実線)を検知している。
・電磁クラッチ112(給送信号)
電磁クラッチ112はOFFで、駆動は連結していない。
◆区間4
区間4では、先行シートの先端位置と後端位置、次シートは以下のようになっている。
先行シート先端位置:搬送ローラ105より下流
先行シート後端位置:分離ニップ部102より下流
次シート :給送カセット106内
また、各ローラ、エンコーダ109、電磁クラッチ112は以下のようになっている。
・リタードローラ104挙動
リタードローラ104の振動が収束し、所定の回転数以上の逆回転(実線矢印)で安定する。
・フィードローラ103挙動
リタードローラ104に連れ回り(破線矢印)、逆回転している。
・ピックアップローラ101挙動
次シートに対して当接している。回転していない。
・エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果
リタードローラ104は逆回転で安定している。
・電磁クラッチ112(給送信号)
電磁クラッチはOFFで、駆動は連結していない。
◆区間5
区間5では、先行シートの先端位置と後端位置、次シートは以下のようになっている。
先行シート先端位置:搬送ローラ105より下流
先行シート後端位置:分離ニップ部102より下流
次シート先端位置 :分離ニップ部102より上流
また、各ローラ、エンコーダ109、電磁クラッチ112は以下のようになっている。
・リタードローラ104挙動
フィードローラ103が正回転(実線矢印)になることにより、リタードローラ104は、フィードローラ103に連れ回り(破線矢印)、正回転で加速中である。なお、図6(a)では加速中も不安定の欄に記載している。
・フィードローラ103挙動
正回転している(実線矢印)。
・ピックアップローラ101挙動
次シートに対して当接している。正回転駆動し(実線矢印)、次シートを給送する。
・エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果
リタードローラ104の正回転加速中を検知する。
・電磁クラッチ112(給送信号)
エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果が、逆回転安定になったことを基準として、給送信号をONにする。または、エンコーダ109の出力信号の波形より、逆回転安定になるタイミングを推測し、給送信号のONを開始してから、実際にシートSが給送されるまでの時間を鑑み、その時間分を逆回転安定になるタイミングから前倒して給送信号を発信してもよい。
◆区間6
区間6では、先行シートの先端位置と後端位置、次シートは以下のようになっている。
先行シート先端位置:搬送ローラ105より下流
先行シート後端位置:分離ニップ部102より下流
次シート先端位置 :分離ニップ部102より下流の位置と搬送ローラ105の位置との間
また、各ローラ、エンコーダ109、電磁クラッチ112は以下のようになっている。
・リタードローラ104挙動
次シートが重送していない場合は、次シートに連れ回りし(破線矢印)、給送方向に対して正回転している。次シートが重送している場合は、給送方向に対して逆回転している(実線矢印)(図6(a)に破線で示す「重送時の挙動」)。
・フィードローラ103挙動
正回転している(実線矢印)。
・ピックアップローラ101挙動
次シートの給送信号ONから所定時間t1が経過した後(t1<t2)で、かつ、給送中の次シートの先端が分離ニップ部102を通過した後に、次シートに対して離間する。
・エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果
次シートが重送していない場合は、リタードローラ104は正回転で安定していると検知している(実線)。次シートが重送している場合は、リタードローラ104は逆回転を検知している(破線で示す「重送時の挙動」)。なお、区間5、6中に重送が解消され、リタードローラ104が逆回転から正回転に向かう場合もあるため、図6(a)中には「加速中」にも破線を示している。
・電磁クラッチ112(給送信号)
電磁クラッチはONで、駆動は連結している。
(その他の設計要件)
・給送を開始し、シートSが重送した場合のリタードローラ104の挙動は、図6の区間5から区間1における破線で示すように、シート束を分離しているときは、逆回転となり、分離が終了するとフィードローラ103の正回転に連れ回る。このため、シート束分離時のリタードローラ104の逆回転動作中に次々シートの給送を開始しないように構成する。すなわち、次シートの給送信号をONとした発信の区間5の開始から、ピックアップローラ101が次シートの後端に当接する区間2の開始までの間、次々シートの給送を禁止する給送禁止区間(期間)としている。図6(a)には、先行シートの給送動作中における次シートの給送禁止区間(の一部)も図示している。
・予め設定されたシートSの給送方向における長さ(シート長)が、実際のシート長よりも長い場合、区間1と区間2をまたいで、エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果が逆回転安定を検知する場合がある。この検知結果に基づき給送を開始すると、シート間が不必要に長くなり最適なスループットではなくなる。そのため、制御部150は、例えばタイマ(不図示)により逆回転安定となっている時間を計測し、逆回転安定となった時間が、シート長に基づき想定される逆回転安定となる時間よりも長くなった場合には、給送を開始せず印刷を停止する。そして、制御部150は、設定されたシート長と実際のシート長の不一致を表示部121に表示しユーザーに報知する。またプリンタ1が、シート後端規制部120の位置でシート長を自動で検知する構成の場合は、制御部150は、シート後端規制部120の位置の修正を促すように、表示部121にそれらの情報を表示しユーザーに報知する。
このようにリタードローラ104の逆回転が安定するとともに振動が収束した後(振動が収束するタイミング以降)に、次シートの給送を開始する。これにより、使用されるシート給送装置の条件によって最適なシート間となる。その結果、給送時のシート間が狭すぎることによる給送性能の低下を招くことがなく、最短のシート間で給送を行うことができるため、生産性向上を図ることが可能となる。実施例1では、給送モータ110を制御し、ピックアップローラ101により第1のシートを給送させる。第1のシートの後端が分離ニップ部102を通過した後、エンコーダ109から出力された信号に基づいて、ピックアップローラ101により第1のシートに後続する第2のシートを給送させるタイミングを変更する。以上、実施例1によれば、給送性能の低下を招くことなく、生産性の向上を図ることができる。
次に、実施例2に関して、図8を用いて説明する。図8(a)は駆動力の伝達を説明するブロック部、(b)、(c)は駆動源から各ローラへの駆動力の伝達を説明する側面図である。実施例2では、実施例1に加えて、軸受119とワンウェイクラッチ117を有する。軸受119は、装置本体に回転不可に支持され、ワンウェイクラッチ117は、軸受119に回転不可に支持されている。そして、ワンウェイクラッチ117は、フィードローラ103を有するフィード軸118を軸支し、フィードローラ103を給送方向に対して逆回転方向には回転不可とする設定である。その結果、リタードローラ104に逆回転駆動がかかっても、フィードローラ103は逆回転しない。また、リタードローラ104とフィードローラ103の当接したローラ表面同士の摩擦係数が一定以上の場合、トルクリミッタ108の駆動伝達力よりもフィードローラ103のリタードローラ104の回転力に対する反力が大きくなる。このため、リタードローラ104は回転しない。なお、その他の構成は実施例1と同じであるため、同じ構成については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
<連続給送中のシート給送部100の一連の動作>
図9を用いて、時間を区間に分けて説明する。なお、図9(a)、(b)は図6(a)、(b)と同様の図であり、図の見方の説明は省略する。なお、リタードローラ104の挙動において「逆回転」(図6(a))ではなく「停止」(図9(a))となっている。また、フィードローラ103は逆回転方向には回転不可となっているため、フィードローラ103の挙動において「逆回転」(図6(a))ではなく「停止」(図9(a))となっている。更に、エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果に関しては、「逆回転 不安定 or 加速中」、「逆回転 安定」(図6(a))ではなく「逆回転 不安定」(図9(a))となっている。
◆区間1〜区間2
実施例1と同じであり、説明を省略する。
◆区間3
区間3では、先行シートの先端位置と後端位置、次シートは以下のようになっている。
先行シート先端位置:搬送ローラ105より下流
先行シート後端位置:分離ニップ部102を通過した直後
次シート :給送カセット106内
また、各ローラ、エンコーダ109、電磁クラッチ112は以下のようになっている。
・リタードローラ104挙動
先行シートの後端が、分離ニップ部102を通過した衝撃で、リタードローラ104は、フィードローラ103に対して、リタードローラ揺動中心104cを揺動中心として矢印Y2方向に振動し、回転が不安定になる。
・フィードローラ103挙動
フィードローラ103に駆動はかかっておらず、かつ、ワンウェイクラッチ117によりフィードローラ103は逆回転しないため、停止している。
・ピックアップローラ101挙動
次シートに対して当接している。回転していない。
・エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果
リタードローラ104の破線で示す不安定な正回転か実線で示す不安定な逆回転を検知している。
・電磁クラッチ112(給送信号)
電磁クラッチはOFFで、駆動は連結していない。
◆区間4
区間4では、先行シートの先端位置と後端位置、次シートは以下のようになっている。
先行シート先端位置:搬送ローラ105より下流
先行シート後端位置:分離ニップ部102より下流
次シート :給送カセット106内
また、各ローラ、エンコーダ109、電磁クラッチ112は以下のようになっている。
・リタードローラ104挙動
リタードローラ104の振動が収束し、実施例2の構成によって回転は停止している。
・フィードローラ103挙動
停止している。
・ピックアップローラ101挙動
次シートに対して当接している。回転していない。
・エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果
リタードローラ104の停止を検知している。
・電磁クラッチ112(給送信号)
電磁クラッチはOFFで、駆動は連結していない。
◆区間5
区間5では、先行シートの先端位置と後端位置、次シートの先端位置は以下のようになっている。
先行シート先端位置:搬送ローラ105より下流
先行シート後端位置:分離ニップ部102より下流
次シート先端位置 :分離ニップ部102より上流
また、各ローラ、エンコーダ109、電磁クラッチ112は以下のようになっている。
・リタードローラ104挙動
フィードローラ103が正回転になることにより、リタードローラ104はフィードローラ103に連れ回り、区間4の停止状態から正回転で加速中である。このため、図9(a)中では「不安定」としている。
・フィードローラ103挙動
正回転している。
・ピックアップローラ101挙動
次シートに対して当接している。正回転駆動し、次シートを給送する。
・エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果
リタードローラ104の正回転加速中を検知する。
・電磁クラッチ112(給送信号)
エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果が停止になったことを基準として、給送信号をONにする。または、エンコーダ109の出力信号の波形より、停止になるタイミングを推測し、給送信号ONから、実際にシートSが給送されるまでの時間を鑑み、その時間分を停止になるタイミングから前倒して給送信号をONにしてもよい。
◆区間6
区間6では、先行シートの先端位置と後端位置、次シートの先端位置は以下のようになっている。
先行シート先端位置:搬送ローラ105より下流
先行シート後端位置:分離ニップ部102より下流
次シート先端位置 :分離ニップ部102より下流の位置と搬送ローラ105の位置との間
また、各ローラ、エンコーダ109、電磁クラッチ112は以下のようになっている。
・リタードローラ104挙動
次シートが重送していない場合は、次シートに連れ回りし、給送方向に対して正回転している。次シートが重送している場合は、給送方向に対して逆回転している。なお、図9(a)には「逆回転」を図示していないため、重送の場合は図示していない。
・フィードローラ103挙動
正回転している。
・ピックアップローラ101挙動
次シートの給送信号ONから所定時間t1後(t1<t2)で、かつ、搬送中の先行シート先端が分離ニップ部102を通過した後に、次シートに対して離間する。
・エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果
次シートが重送していない場合は、リタードローラ104は正回転で安定していると検知している。次シートが重送している場合は、リタードローラ104は逆回転を検知している。なお、図9(a)には「逆回転 安定」を図示していないため、重送の場合は図示していない。
・電磁クラッチ112(給送信号)
電磁クラッチはONで、駆動は連結している。
(その他の設計要件)
・フィードローラ103とリタードローラ104のローラ表面の摩擦係数は、使用が進んだことによるローラ表面の削れや、ローラ表面に紙粉が付着することで低下する。摩擦係数が一定値を下回ると、区間4においてリタードローラ104は停止せず、逆回転する場合がある。その場合は、エンコーダ109はリタードローラ104の停止を検知できず、いつまでも給送が開始されない。このため、その対策として、制御部150は、給送信号がONにならなくても、先行シートの給送開始を基準とした第3の時間である所定時間t3が経過した後に強制的に給送を開始する。この強制給送が、連続して所定回数発生した場合、制御部150がフィードローラ103とリタードローラ104の交換等を促す情報を表示部121に表示するようにしてもよい。
実施例2では、リタードローラ104の回転が停止したと略同時に振動が収束した後に、次シートの給送を開始している。ため、実施例1と同様の効果を得ることができる。以上、実施例2によれば、給送性能の低下を招くことなく、生産性の向上を図ることができる。
<分離部の構成>
次に、実施例3を説明する。実施例1と同じ構成については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。図10は実施例3の分離ニップ部102の構成を示す図である。図10に示すように、実施例3では、実施例1と実施例2に対して、リタードローラ104の検知手段であるコードホイール115とエンコーダ109の代わりに、次のように構成している。すなわち、実施例3では、リタードローラ揺動中心104cを揺動中心とし、リタードローラ104、リタード軸116、トルクリミッタ108を保持するリタードホルダ122に、加速度を検知する検知手段である加速度センサ123を設けている。実施例3では、区間3におけるリタードローラ104の不安定な振動を加速度センサ123により検知する。制御部150は、加速度センサ123の検知結果に基づいて、リタードローラ104の不安定な振動が収束し安定したことを判断する。
<連続給送中のシート給送部100の一連の動作>
図11を用いて、時間を区間に分けて一連の動作を説明する。なお、図11は図9(a)と同様の図であるが、図9(a)の「エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果」が「加速度センサ123の検知結果」に置き換わっている。加速度センサ123の検知結果は、「加減速あり」と「定常状態」の状態がある。また、加速度センサ123の検知結果を除く他のローラ等の挙動等は図9(a)と同様であり、説明を省略する。実施例1と実施例2では、制御部150は、エンコーダ109によりリタードローラ104の回転状態に応じて出力された出力信号に基づく検知結果を基準として給送信号をONにしている。これに対し、実施例3では、制御部150は、区間4において加速度センサ123の検知結果に基づいて、検知した加速度の絶対値が所定の値以下となったこと、すなわち、所定時間定常状態となったことを基準に給送信号をONにする。
実施例1と実施例2では、次シートを給送するための給送信号を発信した後の区間5の開始から、ピックアップローラ101が次シートの後端に当接する区間2の開始までの間を、次々シートの給送禁止区間としている(図6(a)参照)。実施例1、2では、エンコーダ109の出力信号に基づく検知結果によってリタードローラ104の状態に応じた(例えば、正逆回転や、角速度等)検知している。しかし、実施例3では、加速度センサ123はリタードホルダ122に設けられており、「加減速あり」か「定常状態」か、を検知している。このため、実施例3では、次シートの区間5から区間2の間に加速度センサ123が定常状態となる場合もあり、このような場合、次シートの後端が分離ニップ部102を通過する前に次々シートの給送を開始してしまうことも発生する。そのため、実施例3では、次シートの区間5から次シートの後端が確実に分離ニップ部102を通過する区間3の開始以降の間を、次々シートの給送禁止区間としている。この次々シートの給送禁止区間(クローズ時間)は、設定されたシートSの給送方向のシート長に基づいて決定している。
また、実施例1と実施例2ではリタードローラ104に給送方向に対して逆回転駆動をかけているが、実施例3では、矢印Y2方向の加速度センサ123により加速度を検知しているため、リタードローラ104に逆回転駆動をかけなくてもよい。
このように加速度センサ123の検知結果に基づいてリタードローラ104の振動が収束した後に、給送開始しているため、実施例1と同様の効果を得ることができる。以上、実施例3によれば、給送性能の低下を招くことなく、生産性の向上を図ることができる。
次に、実施例4を説明する。実施例1〜実施例3では、リタードローラ104の回転又は振動を検知し、その検知結果に基づいて次シートの給送を開始している。すなわち、先行シートの給送開始から次シートの給送開始までの間隔は一定時間ではない。これに対して、実施例4では、先行シートの給送開始から次シートの給送開始までの間隔は一定時間としている。
図12はシート給送部100をあまり使用していない状態(a)と使用が進んだ状態(b)を示す図である。実施例1と同様の構成には同じ符号を付している。また、リタードローラ104sは、リタードローラ104が揺動してフィードローラ103に対して最も離れた位置(以下、揺動止め位置という)にあるときを示している。リタードローラ104tは、リタードローラ104がフィードローラ103に当接している位置にあるときを示している。図12に示すように、シート給送部100の使用が進むと、フィードローラ103やリタードローラ104のローラ径が小さくなる。なお、使用が進むことを以下、耐久という。このため、揺動止め位置にあるリタードローラ104sとフィードローラ103に当接しているリタードローラ104tの揺動角度が、次のようになる。
耐久前A1<耐久後A2
ここで、耐久前A1は、あまり使用していない状態のリタードローラ104sとリタードローラ104tの揺動角度である。耐久後A2は、使用が進んだ状態のリタードローラ104sとリタードローラ104tの揺動角度である。
その結果、使用が進むとリタードローラ104の振動が収束し、回転が安定するまでの時間が延びることとなる。このため、先行シートの給送開始から次シートの給送開始までの間隔を一定時間としていると、一定時間内にリタードローラ104の振動がまだ収束しておらず、回転が不安定なタイミングに次シートの給送開始となり、給送不良が発生しやすくなる場合がある。その対策として、実施例4では、制御部150は、一定時間経過後の給送開始時に、リタードローラ104の振動が収束し回転が安定していない場合には、次シートの給送を開始せず、振動が収束し回転が安定してから給送を開始するように設定している。このように、リタードローラ104の使用時間に応じて次シートの給送開始を変える。つまり、一定時間内にリタードローラ104の振動が収束した場合は、一定時間が経過したタイミングで次のシートを給送する。そして、一定時間内にリタードローラ104の振動が収束しなかった場合は、リタードローラ104の振動が収束した一定時間経過後のタイミングで次のシートを給送する。
また、その際には、制御部150は、ユーザーにフィードローラ103やリタードローラ104の交換が必要である旨を表示部121に表示し報知する。その結果、リタードローラ104の振動中に次シートの給送を開始することによる給送不良を低減しつつ、スループットは低下するが、フィードローラ103やリタードローラ104の交換タイミングを遅らせることができる。これにより、ユーザーがフィードローラ103やリタードローラ104の交換部品を購入し交換するまでのダウンタイムをなくすことが可能となる。以上、実施例4によれば、給送性能の低下を招くことなく、生産性の向上を図ることができる。
なお、上記の実施例1乃至4においては、シートSの給送方向とは逆方向に駆動が伝達されるリタードローラ104を例に説明を行ったが、駆動源から駆動が伝達されない所謂分離ローラにも本発明を適用できる。
101 ピックアップローラ
102 分離ニップ部
103 フィードローラ
104 リタードローラ
105 搬送ローラ
106 給送カセット
109 エンコーダ
150 制御部

Claims (18)

  1. シートが積載されるシート積載部と、
    前記シート積載部からシートを給送する給送回転体と、
    前記給送回転体により給送されたシートを搬送する搬送回転体と、
    前記搬送回転体とニップ部を形成し、前記ニップ部においてシートを1枚に分離する分離回転体であって、付勢部材により前記搬送回転体に対して付勢された分離回転体と、
    前記分離回転体の回転状態に応じた信号を出力する出力手段と、
    前記給送回転体を駆動する駆動手段と、を有するシート給送装置において、
    前記駆動手段を制御し、前記給送回転体により第1のシートを給送させ、前記第1のシートの後端が前記ニップ部を通過した後、前記出力手段から出力された前記信号に基づいて、前記給送回転体により前記第1のシートに後続する第2のシートを給送させるタイミングを変更する制御手段を有することを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記制御手段は、前記出力手段から出力された前記信号に基づいて、前記第1のシートが前記ニップ部を通過したことによる前記分離回転体の振動が収束するタイミングを判断し、前記給送回転体により前記第2のシートを給送させるタイミングを前記分離回転体の振動が収束するタイミング以降に変更することを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記分離回転体は、トルクリミッタを有し、シートの搬送方向とは反対の方向に回転するように駆動力を受け、
    前記制御手段は、前記出力手段から出力された前記信号に基づき、前記分離回転体の角加速度の絶対値が所定の値よりも小さいと判断したタイミングに基づいて、前記給送回転体により前記第2のシートの給送を開始させることを特徴とする請求項1または2に記載のシート給送装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記第2のシートの給送を開始するタイミングを、前記第1のシートの給送を開始させてから第1の時間が経過したタイミングに予め設定し、
    前記第1の時間が経過するまでに、前記分離回転体の角加速度の絶対値が所定の値よりも小さいと判断した場合は、前記第1の時間が経過したタイミングで前記第2のシートの給送を開始させ、前記第1の時間が経過しても、前記分離回転体の角加速度の絶対値が前記所定の値よりも小さいと判断できない場合には、前記第1の時間が経過した後、前記分離回転体の角加速度の絶対値が所定の角加速度の絶対値よりも小さいと判断したタイミングに基づいて、前記第2のシートの給送を開始させることを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  5. 前記分離回転体は、トルクリミッタを有し、
    前記搬送回転体は、ワンウェイクラッチを有し、
    前記制御手段は、前記出力手段から出力された前記信号に基づき、前記分離回転体の回転が停止していると判断したタイミングに基づいて、前記給送回転体により前記第2のシートの給送を開始させることを特徴とする請求項1または2に記載のシート給送装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記第2のシートの給送を開始するタイミングを、前記第1のシートの給送を開始させてから第1の時間が経過したタイミングに予め設定し、
    前記第1の時間が経過するまでに、前記分離回転体の回転が停止していると判断した場合は、前記第1の時間が経過したタイミングで前記第2のシートの給送を開始させ、前記第1の時間が経過しても、前記分離回転体の回転が停止していると判断できない場合には、前記第1の時間が経過した後、前記分離回転体の回転が停止していると判断したタイミングに基づいて、前記第2のシートの給送を開始させることを特徴とする請求項5に記載のシート給送装置。
  7. 前記ニップ部よりもシートの搬送方向における下流側に設けられた第2の搬送回転体を備え、
    前記制御手段は、前記第1のシートの先端が前記第2の搬送回転体を通過した後に前記給送回転体により前記第2のシートの給送を開始させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  8. 前記駆動手段は、駆動力を発生する駆動源と、前記駆動源と前記給送回転体とを接続する又は切断するクラッチと、を含み、
    前記制御手段は、前記給送回転体により給送された前記第1のシートの後端が前記ニップ部を通過した後、前記出力手段から出力された前記信号に基づいて前記クラッチを制御し、前記駆動源と前記給送回転体とを接続させることで前記第2のシートの給送を開始させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  9. 前記制御手段は、前記第1のシートの先端が前記ニップ部を通過した後に、前記第1のシートに当接している前記給送回転体を前記第1のシートから離間させ、前記クラッチにより前記駆動源と前記給送回転体とが接続されたタイミングから第2の時間が経過したタイミングで前記給送回転体を再度前記第1のシートに当接させることを特徴とする請求項8に記載のシート給送装置。
  10. 前記第2の時間は、前記第1のシートの搬送方向における長さに基づき決定されることを特徴とする請求項9に記載のシート給送装置。
  11. シートが積載されるシート積載部と、
    前記シート積載部からシートを給送する給送回転体と、
    前記給送回転体により給送されたシートを搬送する搬送回転体と、
    前記搬送回転体とニップ部を形成し、前記ニップ部においてシートを1枚に分離する分離回転体であって、付勢部材によって前記搬送回転体に対して付勢された分離回転体と、
    前記分離回転体を保持するホルダと、
    前記ホルダの加速度を検知する検知手段と、
    前記給送回転体を駆動する駆動手段と、を有するシート給送装置において、
    前記駆動手段を制御し、前記給送回転体により第1のシートを給送させ、前記第1のシートの後端が前記ニップ部を通過した後、前記検知手段により検知された前記加速度に基づいて、前記給送回転体により前記第1のシートに後続する第2のシートを給送させるタイミングを変更する制御手段を有することを特徴とするシート給送装置。
  12. 前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記加速度に基づいて、前記第1のシートが前記ニップ部を通過したことによる前記分離回転体の振動が収束するタイミングを判断し、前記給送回転体により前記第2のシートを給送させるタイミングを前記分離回転体の振動が収束するタイミング以降に変更することを特徴とする請求項11に記載のシート給送装置。
  13. 前記制御手段は、前記検知手段により検知した前記加速度の絶対値が所定の値以下となったタイミングに基づいて、前記給送回転体により前記第2のシートの給送を開始させることを特徴とする請求項11または12に記載のシート給送装置。
  14. 前記制御手段は、
    前記第2のシートの給送を開始するタイミングを、前記第1のシートの給送を開始させてから第1の時間が経過したタイミングに予め設定し、
    前記第1の時間が経過するまでに、前記検知手段により検知した前記加速度の絶対値が前記所定の値よりも小さいと判断した場合は、前記第1の時間が経過したタイミングで前記第2のシートの給送を開始させ、前記第1の時間が経過しても、前記検知手段により検知した前記加速度の絶対値が前記所定の値よりも小さいと判断できない場合には、前記第1の時間が経過した後、前記検知手段により検知した前記加速度の絶対値が前記所定の値よりも小さいと判断したタイミングに基づいて、前記第2のシートの給送を開始させることを特徴とする請求項13に記載のシート給送装置。
  15. 前記ニップ部よりもシートの搬送方向における下流側に設けられた第2の搬送回転体を備え、
    前記制御手段は、前記第1のシートの先端が前記第2の搬送回転体を通過した後に前記給送回転体により前記第2のシートの給送を開始させることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  16. 前記駆動手段は、駆動力を発生する駆動源と、前記駆動源と前記給送回転体とを接続させる又は切断するクラッチと、を含み、
    前記制御手段は、前記給送回転体により給送された前記第1のシートの後端が前記ニップ部を通過した後、前記検知手段により検知された前記加速度に基づいて、前記クラッチを制御し、前記駆動源と前記給送回転体とを接続させることで前記第2のシートの給送を開始させることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  17. 前記制御手段は、前記第1のシートの先端が前記ニップ部を通過した後に、前記第1のシートに当接している前記給送回転体を前記前記第1のシートから離間させ、前記クラッチにより前記駆動源と前記給送回転体とが接続されたタイミングから第2の時間が経過したタイミングで前記給送回転体を再度前記第1のシートに当接させることを特徴とする請求項16に記載のシート給送装置。
  18. 前記第2の時間は、前記第1のシートの搬送方向における長さに基づき決定されることを特徴とする請求項17に記載のシート給送装置。
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