JP6562780B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、及びこのシート搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
プリンタ等の画像形成装置には、分離ローラを用いてシートを分離しながらシートを搬送するシート搬送装置が広く用いられている。このようなシート搬送装置として、従来、シートを搬送方向に搬送するフィードローラと、フィードローラに圧接されるリタードローラとを備えた給紙装置が知られている(特許文献1参照)。この給紙装置において、リタードローラは、トルクリミッタを介してフィードローラを駆動するモータに接続されており、シートの搬送方向に逆らう方向(戻し方向)の駆動力を入力されている。これにより、フィードローラとリタードローラとの間のニップ部に複数枚のシートが進入すると、リタードローラがシートを押し戻しながら戻し方向に回転してシートの重送状態を解消する。
また、従来から、シートを搬送する搬送動作の途中で、シートの搬送速度を搬送動作の開始時の速度とは異なる速度へと変速するシート搬送装置が知られている。このようなシート搬送装置として、カセットに積載されたシートを給送する給送ローラと、給送ローラの下流に配置される搬送ローラと、給送ローラと搬送ローラとの間に配置される給送センサとを備えたものが提案されている(特許文献2参照)。このシート搬送装置において、シートの搬送速度を制御する制御装置は、給送センサを用いて複数枚のシートを連続搬送する際のシートの間隔を測定する。そして、給送ローラ及び搬送ローラの駆動速度は、搬送ローラの下流に設けられるレジストレーションローラにシートが到達する間隔が一定となるように制御される。
特開平6−1472号公報 特許第4708594号公報
ところで、特許文献1に記載の給紙装置のようにリタードローラを有する構成において、リタードローラに戻し方向の駆動力が入力されている状態でシートが搬送されると、リタードローラが正転と逆転とを小刻みに繰り返して振動することがある。このようなリタードローラの振動が継続して発生すると、耳障りな振動音が生じる虞がある。そこで、駆動手段の駆動を可能な限り早いタイミングで停止させて、振動音を低減させることが考えられる。
しかしながら、特許文献2に記載のシート搬送装置のように搬送動作の途中で搬送速度を変更する制御を行う構成において、振動音を低減する目的で駆動手段の駆動を停止させると、シートが重送されてしまう場合があった。すなわち、駆動を停止されたリタードローラに対して搬送速度の変動に伴って不規則に変動するトルク負荷が掛かると、リタードローラの挙動が不安定となってシートの重送につながる場合があった。
そこで、本発明は、シートの重送を防ぐと共に、振動音を低減することが可能なシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係るシート搬送装置は、シートを搬送方向に搬送する第1搬送部材と、前記第1搬送部材を駆動する第1駆動手段と、前記第1搬送部材に圧接されると共に、トルクリミッタを介して前記第1駆動手段に接続されて前記搬送方向に逆らう方向に駆動される分離ローラと、前記搬送方向において前記第1搬送部材の下流に配置され、シートを前記搬送方向に搬送する第2搬送部材と、前記第2搬送部材を駆動する第2駆動手段と、シートを第1速度で搬送させるように前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段の駆動を開始させた後、シートを前記第1速度とは異なる第2速度で搬送させるように前記第2駆動手段の出力を変更すると共に、前記第2駆動手段の出力の変更が完了し、かつシートの前端が前記第2搬送部材に到達したことを条件として、前記第1駆動手段の駆動を停止させる制御手段と、を備える、ことを特徴とする。
本発明に係るシート搬送装置は、シートの重送を防ぐと共に、振動音を低減することができる。
本実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図。 シート給送装置の要部を示す斜視図。 シート給送動作において生じる現象を説明する図であり、(a)は分離ニップ部に1枚のシートが挟持された状態、(b)は分離ニップ部に2枚のシートが進入した状態、(c)は分離ローラが正転と逆転とを繰り返している状態を表している。 シート給送装置の動作を制御するための制御ブロック図。 シート給送動作における給送モータ及び引抜モータのタイミングチャートを、シートの位置を表す線図と組み合わせた図。 シート給送動作の制御プロセスを示すフローチャート。 第1の比較例に係る給送モータ及び引抜モータのタイミングチャートを、シートの位置を表す線図と組み合わせた図。 第2の比較例に係る給送モータ及び引抜モータのタイミングチャートを、シートの位置を表す線図と組み合わせた図。
以下、図面に沿って本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、画像形成装置を正面から視た状態(図1の視点)を基準にして上下左右の位置関係を表すものとする。また、シートの前端とは、シートを搬送する際の搬送方向における下流側の端部を表すものとし、シートの後端とは、搬送方向における上流側の端部を表すものとする。
[画像形成装置]
本実施形態に係る画像形成装置201は、図1にその概略構成を示すように、フルカラーレーザビームプリンタを一例とする画像形成装置である。画像形成装置201は、画像形成装置本体である装置本体201A(プリンタ本体)の内部に、シートPに画像を形成する画像形成部201B及びシートPに画像を定着させる定着部220等を備えている。装置本体201Aの上方には、原稿の画像データを読み取る画像読取装置202が、原稿の載置面が略水平となる姿勢で配置されている。画像読取装置202と装置本体201Aとの間にはシートPが排出される排出トレイ230が設けられている。また、装置本体201Aには、画像形成部201BにシートPを給送するシート給送部201Eが設けられている。シート給送部201Eは、装置本体201Aの下部に配置されるシート給送装置100A,100B,100C,100Dと、装置本体201Aの右側部に配置される手差し給送装置100Mとを有している。
画像形成手段としての画像形成部201Bは、レーザスキャナ210と、4個のプロセスカートリッジ211と、中間転写ユニット201Cとを備えた、所謂4ドラムフルカラー方式の画像形成部である。これらプロセスカートリッジは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像を形成する。各プロセスカートリッジ211は、感光ドラム212(感光体)、帯電器213、現像器214、及び不図示のクリーナ等を備えている。なお、画像形成部201Bの上方には、各色のトナーを収容したトナーカートリッジ215が、装置本体201Aに対して着脱自在に装着されている。
中間転写ユニット201Cは、中間転写体としての中間転写ベルト216が駆動ローラ216a及びテンションローラ216b等に巻き掛けられて構成され、4つのプロセスカートリッジ211の上方に配置されている。中間転写ベルト216は、各プロセスカートリッジ211の感光ドラム212に接触するように配置されると共に、不図示の駆動部に駆動される駆動ローラ216aによって、反時計回り方向(矢印Qの方向)に回転駆動される。中間転写ユニット201Cは、各感光ドラム212と対向する位置において中間転写ベルト216の内周面に当接する1次転写ローラ219を備えており、中間転写ベルト216と感光ドラム212との間のニップ部として1次転写部Tr1が形成されている。また、画像形成部201Bは、駆動ローラ216aと対向する位置において中間転写ベルト216の外周面に当接する2次転写ローラ217を備えている。この2次転写ローラ217と中間転写ベルト216との間のニップ部として、中間転写ベルト216に担持されたトナー像がシートPに転写される2次転写部Tr2が形成されている。
上述のように構成される各プロセスカートリッジ211において、感光ドラム212の表面には、レーザスキャナ210によって静電潜像が描き込まれた後、現像器214からトナーが供給されることで負極性に帯電した各色のトナー像が形成される。これらのトナー像は、1次転写ローラ219に正極性の転写バイアス電圧が印加されることで、各1次転写部Tr1において順次中間転写ベルト216へと多重転写(1次転写)されて、中間転写ベルト216にフルカラーのトナー像が形成される。
このようなトナー像の形成プロセスに並行して、シート給送部201Eから給送されたシートPはレジストレーションローラ対240へ向けて搬送され、このレジストレーションローラ対240によって斜行補正される。レジストレーションローラ対240は、中間転写ベルト216に形成されたフルカラーのトナー像の転写タイミングに合わせたタイミングで、シートPを2次転写部Tr2に搬送する。中間転写ベルト216に担持されたトナー像は、2次転写ローラ217に正極性の転写バイアス電圧が印加されることで、2次転写部Tr2においてシートPへと2次転写される。
トナー像を転写されたシートPは、定着部220において加熱及び加圧され、カラー画像がシートPに定着させられる。定着部220は、定着ローラ220aと、定着ローラ220bに圧接される220bと、不図示の加熱手段(ヒータ)と、を有し、2次転写部Tr2における画像形成速度に対応する速度でシートPを搬送する。画像が定着したシートPは、排出ローラ対225によって排出トレイ230へと排出されて積載される。なお、シートPの両面に画像を形成する場合には、シートPは定着部220を通過した後、反転搬送部201Dに設けられる正逆転可能な反転ローラ対222によってスイッチバックされる。そして、シートPは再搬送通路Rを介して画像形成部201Bへと再度搬送され、裏面に画像を形成される。
[シート給送装置]
次に、シート給送装置100Aを例にして、シート給送装置(シート搬送装置)の構成を説明する。なお、このシート給送装置100Aの下方に配置されるシート給送装置100B,100C,100Dは、シート給送装置100Aと同様に構成されるため、説明を省略する。また、シートPに接触する回転部材(ローラ部材)の回転方向を表す場合、シートPの給送方向に沿う方向である場合は「送り方向」とし、給送方向に逆らう方向である場合は「戻し方向」とする。
シート給送装置100Aは、図2に示すように、給送カセット7と、給送ユニット1と、引抜ローラ対8(図1参照)とを備えている。シートPが積載される積載手段としての給送カセット7は、装置本体201Aに引出し可能に収納されており、側端規制板71及び不図示の後端規制板等を備えている。給送カセット7に積載されたシートPは、後端規制板によってカセット壁7aに突き当てられることで給送方向(矢印Fdの方向)に位置決めされると共に、側端規制板71によって幅方向に位置決めされる。
給送カセット7に積載されたシートPを1枚ずつ分離して搬送する給送ユニット1は、取出しローラ2(ピックアップローラ)と、給送ローラ3(フィードローラ)と、分離ローラ4(リタードローラ)と、駆動機構6と、を備えている。取出しローラ2、給送ローラ3、及び分離ローラ4は、軸方向をシートPの幅方向(装置本体201Aの奥行方向)に向けた姿勢で、取出しローラ軸2b、給送ローラ軸3a、及び分離ローラ軸4aにそれぞれ支持されている。
給送ローラ軸3aは、給送ユニット1の支持枠体をなす支持部材(不図示)によって回転自在に支持されると共に、給送ローラ3を回転自在に支持している。分離ローラ軸4aは、給送ローラ軸3aと平行に配置され、分離ローラ4を給送ローラ3と対向する位置に保持すると共に、不図示の付勢部材に付勢されて分離ローラ4を給送ローラ3に圧接させている。取出しローラ軸2bは、給送ローラ軸3aを中心にして上下方向に回動可能な昇降プレート2aに取付けられ、取出しローラ2を回転自在に支持している。
駆動機構6は、ギヤ群(6a〜6g)及びトルクリミッタ5等を有し、装置本体201Aに設けられる給送モータM1の駆動力を給送ユニット1の各ローラに分配する。給送モータM1の出力軸に設けられる出力ギヤ6aは、給送ローラ軸3aの一方の端部に設けられる入力ギヤ6bに噛合い、給送ローラ3を給送方向に沿う方向(送り方向)に回転させる。給送ローラ軸3aの他方側には分配ギヤ6cが設けられており、分配ギヤ6cの回転は昇降プレート2aに支持されたアイドルギヤ6dを介して取出しローラ軸2bに設けられる取出しギヤ6eに伝達される。従って、取出しローラ2は、給送ローラ3と同時に送り方向に回転駆動される。
なお、昇降プレート2aは不図示の付勢手段に接続されており、取出しローラ2を給送カセット7に積載されたシート束の最上位のシートPに当接させる給送位置と、給送位置よりも上方の待機位置とに移動可能に構成されている。また、給送ローラ3と給送ローラ軸3aとの間、及び取出しローラ2と取出しローラ軸2bとの間には、それぞれワンウェイクラッチ(不図示)が設けられており、給送ローラ3及び取出しローラ2は送り方向に空転可能に構成されている。
分離ローラ軸4aに設けられる分離ギヤ6gは、アイドルギヤ6fを介して入力ギヤ6bに連結されており、シートPの給送方向に逆らう方向である戻し方向の回転を入力される。分離ローラ軸4aと分離ローラ4との間に設けられるトルクリミッタ5は、分離ローラ軸4aの駆動力を分離ローラ4に伝達する。また、分離ローラ4に所定のトルク容量以上のトルクが作用した場合には、トルクリミッタ5に滑りが生じて、分離ローラ4は分離ローラ軸4aに対して送り方向に相対回転する。
図1に示すように、引抜ローラ対8は引抜ローラ8aと対向ローラ8bとによって構成されている。引抜ローラ8aは、シートの給送方向において給送ローラ3の下流側に配置されると共に、装置本体201Aに設けられる引抜モータM2(図4参照)によって送り方向に回転駆動される。対向ローラ8bは引抜ローラ8aとの間にシートPを挟持可能な引抜ニップ部を形成すると共に、引抜ローラ8aの回転に伴って送り方向に従動回転する。従って、引抜ローラ8aは、第1搬送部材としての給送ローラ3から受取ったシートPを給送方向に搬送する第2搬送部材として設けられている。また、給送モータM1は給送ローラ3及び分離ローラ4を駆動する第1駆動手段として設けられており、引抜モータM2は引抜ローラ8aを駆動する第2駆動手段として設けられている。
なお、給送方向における給送ローラ3と引抜ローラ8aとの間には、シートPを検出可能なシート検知手段としての給送センサ12が配設されている(図1参照)。給送センサ12は、例えば発光部から照射された光を検知可能な受光部と、シートPに接触して受光部を遮光可能なフラグ部材とを備えた光学式センサが用いられ、所定の検出位置におけるシートPの有無を検知して検知信号を発する。また、引抜ローラ対8よりも給送方向の下流であって、レジストレーションローラ対240の上流側の近傍位置には、シートPを検知可能なレジストレーションセンサ15が配設されている。給送センサ12は、後述する搬送タイミング制御に用いられる一方で、レジストレーションセンサ15と共に、シート搬送の遅滞を監視するジャム処理制御に用いられる。
[分離ローラの振動]
続いて、上述したように構成されるシート給送装置100Aがシートを給送する際に発生し得る現象について、図3に基づいて説明する。図3(a)〜(c)はいずれも、取出しローラ2、給送ローラ3、及び分離ローラ4を装置本体201Aの正面から視た様子を表しており、最上位のシートP1は矢印Fdにて示される給送方向(搬送方向)に搬送される。
図3(a)に示すように、取出しローラ2によって繰り出された最上位のシートP1が給送ローラ3と分離ローラ4との間に形成された分離ニップ部N1に到達すると、シートP1は給送ローラ3によってさらに給送方向へと搬送される。分離ニップ部N1に最上位のシートP1のみが進入している状態(図3(a)の状態)では、シートP1を介して分離ローラ4にはトルクリミッタ5のトルク容量よりも大きな送り方向R1のトルクが作用する。すると、トルクリミッタ5に滑りが生じて、分離ローラ4は給送モータM1から受け取る戻し方向の駆動力Drに抗して送り方向R1に回転する。
一方、図3(b)に示すように、分離ニップ部N1に複数枚(図中では2枚)のシートP1,P2が進入している状態(重送状態)では、分離ローラ4は給送モータM1からの駆動力Drに従って戻し方向R2に回転する。言い換えると、トルクリミッタ5のトルク容量が、重なったシートP1,P2の間に生じうる摩擦力よりも大きな値となるように設定されている。これにより、最上位のシートP1が給送方向に搬送されると共に、最上位以外のシートである重送シートP2が分離ニップ部N1の上流側に押し戻されて、重送状態が解消される。
ところで、図3(c)に示すように、分離ローラ4に給送モータM1からの駆動力が入力されている状態でシートP1,P2が搬送される場合、分離ローラ4が正転と逆転とを繰り返す振動現象が発生することがある。すなわち、重送シートP2の前端が分離ニップ部N1の上流側の近傍に到達した状態で給送モータM1が回転すると、分離ローラ4はシートP1に連れ回って送り方向R1に回転する。すると、シートP1,P2の間に働く摩擦力によって、重送シートP2の前端部が分離ニップ部N1に進入する。そして、上述した通り分離ローラ4が戻し方向R2の回転を開始して、重送シートP2を分離ニップ部N1の上流側に押し戻す。重送シートP2の前端が分離ニップ部N1から押し戻されると、分離ローラ4は、再びシートP1に連れ回って送り方向R1に回転する。
このように、重送シートP2が分離ニップ部N1へ進入する動作と分離ニップ部N1から押し戻される動作とを繰り返すのに伴って、分離ローラ4は、送り方向R1の回転(正転)と戻し方向R2の回転(逆転)とを小刻みに繰り返す挙動(振動)を示す。このような振動は、重送シートP2の前端が分離ニップ部N1に進入し得る位置にあり、かつ分離ローラ4に駆動力が供給されている場合には継続して発生し得る。そして、分離ローラ4の振動が継続すると、耳障りな振動音(異音)が発生する可能性がある。
そこで、本実施形態に係るシート給送装置100Aは、所定の条件が満たされた場合に給送モータM1の駆動を停止することで、分離ローラ4の振動音が発生し得る時間を短縮して稼働時の騒音を低減させている。以下、シート給送装置100Aが装置本体201AにシートPを供給する動作であるシート給送動作を制御する制御プロセスについて説明する。
[シート給送動作]
シート給送動作に関わる画像形成装置201の制御系は、図4のブロック図に示すように、シート給送動作を制御する制御手段としての制御部9に複数の入出力装置が接続されて構成されている。制御部9の入力側には、給送センサ12、レジストレーションセンサ15、及びタイマ13等が接続され、制御部9の出力側には、給送モータM1及び引抜モータM2等が接続されている。制御部9は、給送モータM1及び引抜モータM2のそれぞれに制御信号を送信して、駆動の開始及び停止のタイミング並びに駆動時の出力等を制御している。また、制御部9は計時手段としてのタイマ13を用いて、シート給送動作中の経過時間(例えば給送センサ12がON又はOFFの信号を発したタイミングからの経過時間)を計測可能である。
制御部9による給送モータM1及び引抜モータM2の駆動制御について、図5に基づいて説明する。ただし、図5は給送モータM1及び引抜モータM2の駆動を制御するタイミングチャートに、最上位のシートP1の位置変化を表す線図を組み合わせた図であり、横軸が時間を表し、縦軸がモータ出力及び搬送経路上の位置(搬送距離)を表している。給送モータM1の出力Dは給送ローラ3の駆動速度(周速)として描かれており、引抜モータM2の出力Eは引抜ローラ8aの駆動速度(周速)として描かれている。なお、上述した通り、給送モータM1の出力Dは給送ローラ3、分離ローラ4及び取出しローラ2に分配されている。また、シートP1の位置は、それぞれ前端位置及び後端位置を表す折れ線Pt,Peによって示されている。
図5に示すように、給送モータM1及び引抜モータM2が、時刻Tsに第1速度V1でシートP1を搬送するように設定された出力で駆動を開始されることでシート給送動作が開始される。すると、ピックアップローラ2によって最上位のシートPが繰り出され、シートP1の前端(Pt)がカセット壁7aを乗り越えて給送方向下流(図中上方)へ向けて移動を開始する。そして、時刻T1にシートP1の前端が給送センサ12によって検出されると、制御部9はその検出タイミングに応じて、シートP1がレジストレーションローラ対240に到達するタイミングを揃える制御(搬送タイミング制御)を開始する。
ここで、シートP1の搬送タイミングがずれる場合について説明する。図5に破線として示す理想線A1は、シートP1が設定された速度で搬送される場合の前端位置を表している。一方、実際のシートP1は、実線として示す実搬送線A2のように、理想線A1から遅れて搬送される場合がある。このような遅延が発生する要因としては、ローラの表面を覆うゴム部材の劣化等による搬送効率の低下、シートをカセットにセットする際の位置ずれ、及びシート寸法のばらつき等が挙げられる。シートP1が理想線A1から大きく遅れて搬送されると、搬送経路の下流に位置するレジストレーションローラ対240への到達が遅れるため、画像形成装置201の生産性を向上する際の妨げとなる。
また、シートP1が理想線A1よりも早まって搬送される場合(早着)もある。このような早着が発生する要因としては、複数枚のシートを連続搬送する際に最上位のシートP1が下に重なるシートを引きずること、シートをカセットにセットする際の位置ずれ、及びシート寸法のばらつき等が挙げられる。シートP1が理想線A1よりも大幅に早まって搬送されると、例えばシートP1よりも前に搬送されるシートの後端に衝突してしまうなど、シート搬送の安定性を損なう虞がある。
そこで、制御部9は、シートP1の前端が給送センサ12に検出されたタイミングが理想線A1よりも遅れている場合には、第1速度V1よりも大きい第2速度V2でシートP1を搬送するように引抜モータM2の出力を変更(変速)する。また、シートP1の前端が給送センサ12に検出されたタイミングが理想線A1よりも早まっている場合には、第1速度V1よりも小さい第2速度でシートP1を搬送するように引抜モータM2の出力を変更する。
要するに、制御部9は、シート給送動作を開始してから、引抜ローラ8aの下流の所定位置に設けられるレジストレーションローラ対240にシートP1の前端が到達するまでの経過時間を、予め定められた設定値に近付けるように制御している。ただし、この設定値は、画像形成装置201の生産性等を考慮して設定される値である。なお、本実施形態においては、引抜モータM2の変速に合わせて給送モータM1の出力も同時に変更されているが、引抜モータM2のみを変速する構成としてもよい。
このような搬送タイミング制御を経て、シートP1の前端がレジストレーションローラ対240に突き当てられると、時刻T3に引抜モータM2の駆動が停止されてシートP1の搬送が一時停止される。その後、レジストレーションローラ対240は、2次転写部Tr2におけるトナー像の転写タイミング(画像形成部201Bの動作タイミング)に合わせて、時刻TrにシートP1の搬送を再開して画像形成部201BにシートP1を供給する。なお、図5に示す実施例では、レジストレーションローラ対240の駆動開始(時刻Tr)に合わせて引抜モータM2の駆動を再開させて、レジストレーションローラ対240によるシートの搬送を補助させている。その後、シートP1の後端が引抜ローラ対8のニップ部を抜けた後のタイミングで、引抜モータM2の駆動が停止される。
[駆動停止タイミング]
次に、シート給送動作において給送モータM1の駆動を停止するタイミングについて説明する。図5に示すように、給送モータM1は、引抜モータM2の停止タイミング(時刻T3)よりも早いタイミングで駆動を停止される。上記搬送タイミング制御において、制御部9が引抜モータM2を変速させる制御信号を送信してから、引抜モータM2の出力が第2速度V2に対応する回転数で安定するまでには、所定の時間幅(変速時間t1)が必要となる。この変速時間t1の値は、モータの応答特性(制御信号の入力から回転数変化までの遅延時間)や、変速ショックによるシートのダメージを防ぐこと等を考慮して設定される。本実施形態に係る制御部9は、引抜モータM2に制御信号を送信してから、少なくとも変速時間t1が経過した後に、給送モータM1の駆動を停止している。
また、制御部9は、給送センサ12がシートP1の前端を検出した際の検出信号をトリガとして、シートP1の前端が引抜ローラ8aに到達するまでの所要時間である搬送時間t2を算出する。そして、時刻T1に給送センサ12がON信号を発してから、少なくとも搬送時間t2が経過した後に、給送モータM1の駆動が停止される。すなわち、制御部9は、引抜モータM2の変速が完了し、かつ、シートP1の前端が引抜ローラ8aに到達したことを条件として、給送モータM1の駆動を停止させる。図5に示す実施例ではt1<t2であるため、給送モータM1は搬送時間t2が経過したタイミングで駆動停止されている。
なお、上記搬送時間t2は、シートP1の前端が引抜ローラ対8のニップ部よりも所定距離x1だけ下流となる位置(所定位置)に到達するように設定される。ただし、この所定距離x1とは、部品の公差やシート寸法のばらつき、及びモータ出力の設定値と実際の回転速度のずれ等を考慮して、シートP1を引抜ローラ対8に確実に引渡し得るように設定される距離である。本実施形態においては、所定距離x1を、例えば引抜ローラ対8のニップ部の下流10mm以上20mm以下の範囲に設定すると好適である。
給送モータM1が駆動停止された後も、シートP1は引抜ローラ8aによってレジストレーションローラ対240へ向けて継続して搬送される。このとき、取出しローラ2及び給送ローラ3は、ワンウェイクラッチの作用により、シートP1に連れ回って送り方向に空転する。一方、分離ローラ4は、トルクリミッタ5を介して給送モータM1に駆動連結されているため、送り方向への回転を制限される。すなわち、分離ローラ4に送り方向のモーメントが作用すると、停止状態にある給送モータM1の機械的負荷によって、分離ローラ4の送り方向の回転に抵抗する力が分離ローラ軸4aから分離ローラ4に作用する。従って、分離ローラ4は、分離ニップ部N1に1枚のシートP1が挟持された状態では(図3(a)参照)、シートP1の搬送に伴って送り方向に回転する。また、分離ニップ部N1に重送シートが進入すると(図3(b)参照)、分離ローラ4は回転を停止して摩擦力によって重送シートを保持する。
[制御フロー]
次に、制御部9が行うシート給送動作の制御フローについて、図6に示すフローチャートに沿って説明する。制御部9は、給送モータM1及び引抜モータM2に、第1速度V1に対応する出力で駆動を開始させる信号を送ってシート給送動作を開始させる(S1)。そして、シートP1の前端が給送センサ12の検出位置に到達すると、給送センサ12がOn信号を発する(S2:On)。すると、制御部9は新たな搬送速度である第2速度V2の値を決定して、引抜モータM2(及び給送モータM1)の出力を第2速度V2に対応する出力へと変更させる(S3)。このとき、制御部9はタイマ13を用いて速度変更開始からの経過時間tの計測を開始する(t=0)。
その後、経過時間tが変速時間t1より大きく(S4:Y)、かつ搬送時間t2よりも大きな値となった(S5:Y)ことを条件として、制御部9は給送モータM1の駆動を停止する(S6)。シートP1の前端がレジストレーションセンサ15の検出位置に到達すると、レジストレーションセンサ15がOn信号を発する(S7:On)。すると、制御部9はシートP1の前端がレジストレーションローラ対240に突き当てられた状態となるように、所定の時間待機した後で引抜モータM2の駆動を停止させ(S8)、シート給送動作を終了する。
[本実施形態の効果]
シート給送装置100Aは、上述したように搬送タイミング制御を行い、シートP1がレジストレーションローラ対240に到達するタイミングを揃えている。これにより、搬送タイミングが遅れる場合を考慮してレジストレーションローラ対240の動作開始タイミング(図5の時刻Tr)を遅く設定する必要がなく、画像形成装置201の生産性を向上できる。また、シートを連続搬送する際にシート同士の間隔が適切に制御されるため、シートを安定して搬送させることができる。
ここで、本実施形態に対する第1の比較例として、図7に示すように給送モータM1の駆動が本実施形態よりも長く継続される構成について説明する。すなわち、この構成においては、引抜モータM2の変速が完了し、シートP1が引抜ローラ8aに到達した後も給送モータM1の駆動が継続される。そして、シートP1の前端がレジストレーションローラ対240に到達した後のタイミング(時刻T3)で、引抜モータM2と共に給送モータM1の駆動が一時停止される。なお、この比較例では、引抜モータM2の駆動再開(時刻Tr)と共に給送モータM1の駆動が再開された後、シートP1の後端が取出しローラ2の所定距離x2上流に到達したタイミング(時刻T4)で駆動停止されている。ただし、所定距離x2は、部品の公差やシート寸法のばらつき、及びモータ出力の設定値と実際の回転速度のずれ等を考慮して、取出しローラ2が最上位のシートP1の次のシートを繰り出さないように設定される。
しかしながら、第1の比較例のような構成では、本実施形態に比して給送モータM1の駆動時間が長く、分離ローラ4に長時間に亘って戻し方向の駆動力が入力される。このため、上述したように分離ローラ4の振動が継続的に発生してしまい、耳障りな振動音が発生する虞がある。一方、本実施形態に係るシート給送装置100Aでは、第1の比較例に比して給送モータM1の駆動が速やかに駆動停止されて分離ローラ4の振動が抑制されるため、振動音を低減させることができる。また、駆動停止のタイミングはシートP1の前端が引抜ローラ8aに到達するタイミングよりも後に設定されるため、給送モータM1が停止する前にシートP1を引抜ローラ対8に確実に引渡して、安定してシートを搬送させることができる。
また、本実施形態に対する第2の比較例として、図8に示すように給送モータM1の駆動が引抜モータM2の変速中に停止される構成について説明する。すなわち、この構成においては、引抜モータM2の変速が完了する時刻T5よりも前のタイミングで、給送モータM1の駆動が停止される。しかしながら、変速時間t1の間はシートP1の搬送速度が変化しつつある状態のため、分離ローラ4に伝わるトルク負荷が不規則に変動する。また、分離ローラ4に戻し方向の駆動力が入力されていない状態では、駆動力が入力される場合に比して分離ローラ4がシートPの重送を防ぐ作用は弱まっている。このため、この比較例のようにシートP1の搬送速度が変更されつつある状態で分離ローラ4への駆動力の供給が中断されると、搬送速度の変動によって分離ローラ4の挙動が不安定となり、シートの重送が発生する虞がある。
一方、本実施形態に係るシート給送装置100Aにおいては、制御部9が少なくとも変速時間t1の間待機することで、引抜モータM2が変速後の回転数で安定した状態で給送モータM1の駆動が停止される。このため、分離ローラ4に不規則なトルク負荷が作用することを防いで、シートの重送を防ぐことができる。すなわち、本実施形態に係るシート給送装置100Aは、シートの重送を防ぐと共に、振動音を低減することができる。
また、本実施形態において、搬送タイミング制御のトリガとなる給送センサ12は、引抜ローラ8aの上流に配置されている。このため、制御部9はシートP1の前端が引抜ローラ対8のニップ部に到達する前に引抜モータM2の変速を開始させることで、シートP1が引抜ローラ8aに到達した際に、速やかに給送モータM1の駆動を停止させることができる。そして、例えば給送センサ12を引抜ローラ8aよりも下流に配置するものに比して、分離ローラ4に駆動力が供給される時間を短縮して、振動音を一層効果的に低減させることができる。
[他の実施形態]
上述した実施形態において、制御部9はレジストレーションローラ対240への到達タイミングを揃える搬送タイミング制御として引抜モータM2の出力を変更させているが、他の目的で引抜モータM2を変速する制御を行う場合にも適用可能である。このような場合としては、比較的小さな搬送速度でシートの給送を開始させた後、シートが給送カセットから十分に前進した段階で搬送速度を大きくすることでシートの重送を防ぐ構成が挙げられる。この場合も、搬送速度の変速が完了し、かつ分離ローラよりも下流の搬送部材にシートの前端が到達したことを条件に給送モータ(第1駆動手段)の駆動を停止することで、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態においてシートP1の搬送タイミングを揃える目標位置(所定位置)にはレジストレーションローラ対240が設けられているが、他の位置を目標に搬送タイミングを制御する構成であっても構わない。
また、給送センサ12は引抜ローラ8aよりも下流に配置されてもよい。この場合、制御部9は給送センサがシートP1の前端を検出したタイミングで引抜モータM2の変速を開始すると共に、変速が完了したタイミングで給送モータM1の駆動を停止することで、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態に係る給送ローラ3及び分離ローラ4は、給送モータM1からの駆動力を分配されて同時に駆動される構成としているが、第1駆動手段として、給送ローラ3及び分離ローラ4をそれぞれ駆動する2つの駆動源(モータ)を設けてもよい。
また、本実施形態に係るシート搬送装置は画像形成部201Bにシートを給送するシート給送装置として構成されているが、他の部位においてシートを搬送するシート搬送装置にも適用可能である。このようなシート搬送装置としては、画像読取装置202(図1参照)の読取り部位に原稿シートを1枚ずつ分離して供給する原稿送り装置(ADF)が挙げられる。
3…第1搬送部材(給送ローラ)/4…分離ローラ/5…トルクリミッタ/8a…第2搬送部材、ローラ部材(引抜ローラ)/8b…対向ローラ/9…制御手段(制御部)/12…シート検知手段(給送センサ)/100A,100B,100C,100D…シート搬送装置(シート給送装置)/201…画像形成装置/201B…画像形成手段(画像形成部)/240…レジストレーションローラ対/M1…第1駆動手段(給送モータ)/M2…・第2駆動手段(引抜モータ)/P,P1,P2…シート/Fd…搬送方向(給送方向)

Claims (7)

  1. シートを搬送方向に搬送する第1搬送部材と、
    前記第1搬送部材を駆動する第1駆動手段と、
    前記第1搬送部材に圧接されると共に、トルクリミッタを介して前記第1駆動手段に接続されて前記搬送方向に逆らう方向に駆動される分離ローラと、
    前記搬送方向において前記第1搬送部材の下流に配置され、シートを前記搬送方向に搬送する第2搬送部材と、
    前記第2搬送部材を駆動する第2駆動手段と、
    シートを第1速度で搬送させるように前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段の駆動を開始させた後、シートを前記第1速度とは異なる第2速度で搬送させるように前記第2駆動手段の出力を変更すると共に、前記第2駆動手段の出力の変更が完了し、かつシートの前端が前記第2搬送部材に到達したことを条件として、前記第1駆動手段の駆動を停止させる制御手段と、を備える、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記搬送方向において、前記第1搬送部材と、前記第2搬送部材よりも下流の所定位置との間に配置され、シートを検知可能なシート検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記シート検知手段からの検知信号に基づいて、前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段の駆動を開始させてからシートの前端が前記所定位置に到達するまでの経過時間を設定値に近付けるように、前記第2駆動手段の出力を変更する、
    請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記所定位置には、シートの前端が突き当てられた状態でシートの搬送を一時停止すると共に、装置本体の動作タイミングに合わせてシートの搬送を再開するレジストレーションローラ対が設けられる、
    請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記シート検知手段は、前記搬送方向において前記第2搬送部材の上流に配置される、
    請求項2又は3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記制御手段は、シートの前端が前記搬送方向において前記第2搬送部材よりも下流の所定位置に到達するタイミングで、前記第1駆動手段の駆動を停止させる、
    請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記第2搬送部材は、対向ローラとの間にシートを挟持可能なニップ部を形成するローラ部材であり、
    前記所定位置は、前記ニップ部を基準として、前記搬送方向の下流10mm以上20mm以下の位置である、
    請求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置。
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