JP6562780B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本実施形態に係る画像形成装置201は、図1にその概略構成を示すように、フルカラーレーザビームプリンタを一例とする画像形成装置である。画像形成装置201は、画像形成装置本体である装置本体201A(プリンタ本体)の内部に、シートPに画像を形成する画像形成部201B及びシートPに画像を定着させる定着部220等を備えている。装置本体201Aの上方には、原稿の画像データを読み取る画像読取装置202が、原稿の載置面が略水平となる姿勢で配置されている。画像読取装置202と装置本体201Aとの間にはシートPが排出される排出トレイ230が設けられている。また、装置本体201Aには、画像形成部201BにシートPを給送するシート給送部201Eが設けられている。シート給送部201Eは、装置本体201Aの下部に配置されるシート給送装置100A,100B,100C,100Dと、装置本体201Aの右側部に配置される手差し給送装置100Mとを有している。
次に、シート給送装置100Aを例にして、シート給送装置(シート搬送装置)の構成を説明する。なお、このシート給送装置100Aの下方に配置されるシート給送装置100B,100C,100Dは、シート給送装置100Aと同様に構成されるため、説明を省略する。また、シートPに接触する回転部材(ローラ部材)の回転方向を表す場合、シートPの給送方向に沿う方向である場合は「送り方向」とし、給送方向に逆らう方向である場合は「戻し方向」とする。
続いて、上述したように構成されるシート給送装置100Aがシートを給送する際に発生し得る現象について、図3に基づいて説明する。図3(a)〜(c)はいずれも、取出しローラ2、給送ローラ3、及び分離ローラ4を装置本体201Aの正面から視た様子を表しており、最上位のシートP1は矢印Fdにて示される給送方向(搬送方向)に搬送される。
シート給送動作に関わる画像形成装置201の制御系は、図4のブロック図に示すように、シート給送動作を制御する制御手段としての制御部9に複数の入出力装置が接続されて構成されている。制御部9の入力側には、給送センサ12、レジストレーションセンサ15、及びタイマ13等が接続され、制御部9の出力側には、給送モータM1及び引抜モータM2等が接続されている。制御部9は、給送モータM1及び引抜モータM2のそれぞれに制御信号を送信して、駆動の開始及び停止のタイミング並びに駆動時の出力等を制御している。また、制御部9は計時手段としてのタイマ13を用いて、シート給送動作中の経過時間(例えば給送センサ12がON又はOFFの信号を発したタイミングからの経過時間)を計測可能である。
次に、シート給送動作において給送モータM1の駆動を停止するタイミングについて説明する。図5に示すように、給送モータM1は、引抜モータM2の停止タイミング(時刻T3)よりも早いタイミングで駆動を停止される。上記搬送タイミング制御において、制御部9が引抜モータM2を変速させる制御信号を送信してから、引抜モータM2の出力が第2速度V2に対応する回転数で安定するまでには、所定の時間幅(変速時間t1)が必要となる。この変速時間t1の値は、モータの応答特性(制御信号の入力から回転数変化までの遅延時間)や、変速ショックによるシートのダメージを防ぐこと等を考慮して設定される。本実施形態に係る制御部9は、引抜モータM2に制御信号を送信してから、少なくとも変速時間t1が経過した後に、給送モータM1の駆動を停止している。
次に、制御部9が行うシート給送動作の制御フローについて、図6に示すフローチャートに沿って説明する。制御部9は、給送モータM1及び引抜モータM2に、第1速度V1に対応する出力で駆動を開始させる信号を送ってシート給送動作を開始させる(S1)。そして、シートP1の前端が給送センサ12の検出位置に到達すると、給送センサ12がOn信号を発する(S2:On)。すると、制御部9は新たな搬送速度である第2速度V2の値を決定して、引抜モータM2(及び給送モータM1)の出力を第2速度V2に対応する出力へと変更させる(S3)。このとき、制御部9はタイマ13を用いて速度変更開始からの経過時間tの計測を開始する(t=0)。
シート給送装置100Aは、上述したように搬送タイミング制御を行い、シートP1がレジストレーションローラ対240に到達するタイミングを揃えている。これにより、搬送タイミングが遅れる場合を考慮してレジストレーションローラ対240の動作開始タイミング(図5の時刻Tr)を遅く設定する必要がなく、画像形成装置201の生産性を向上できる。また、シートを連続搬送する際にシート同士の間隔が適切に制御されるため、シートを安定して搬送させることができる。
上述した実施形態において、制御部9はレジストレーションローラ対240への到達タイミングを揃える搬送タイミング制御として引抜モータM2の出力を変更させているが、他の目的で引抜モータM2を変速する制御を行う場合にも適用可能である。このような場合としては、比較的小さな搬送速度でシートの給送を開始させた後、シートが給送カセットから十分に前進した段階で搬送速度を大きくすることでシートの重送を防ぐ構成が挙げられる。この場合も、搬送速度の変速が完了し、かつ分離ローラよりも下流の搬送部材にシートの前端が到達したことを条件に給送モータ(第1駆動手段)の駆動を停止することで、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
Claims (7)
- シートを搬送方向に搬送する第1搬送部材と、
前記第1搬送部材を駆動する第1駆動手段と、
前記第1搬送部材に圧接されると共に、トルクリミッタを介して前記第1駆動手段に接続されて前記搬送方向に逆らう方向に駆動される分離ローラと、
前記搬送方向において前記第1搬送部材の下流に配置され、シートを前記搬送方向に搬送する第2搬送部材と、
前記第2搬送部材を駆動する第2駆動手段と、
シートを第1速度で搬送させるように前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段の駆動を開始させた後、シートを前記第1速度とは異なる第2速度で搬送させるように前記第2駆動手段の出力を変更すると共に、前記第2駆動手段の出力の変更が完了し、かつシートの前端が前記第2搬送部材に到達したことを条件として、前記第1駆動手段の駆動を停止させる制御手段と、を備える、
ことを特徴とするシート搬送装置。 - 前記搬送方向において、前記第1搬送部材と、前記第2搬送部材よりも下流の所定位置との間に配置され、シートを検知可能なシート検知手段を備え、
前記制御手段は、前記シート検知手段からの検知信号に基づいて、前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段の駆動を開始させてからシートの前端が前記所定位置に到達するまでの経過時間を設定値に近付けるように、前記第2駆動手段の出力を変更する、
請求項1に記載のシート搬送装置。 - 前記所定位置には、シートの前端が突き当てられた状態でシートの搬送を一時停止すると共に、装置本体の動作タイミングに合わせてシートの搬送を再開するレジストレーションローラ対が設けられる、
請求項2に記載のシート搬送装置。 - 前記シート検知手段は、前記搬送方向において前記第2搬送部材の上流に配置される、
請求項2又は3に記載のシート搬送装置。 - 前記制御手段は、シートの前端が前記搬送方向において前記第2搬送部材よりも下流の所定位置に到達するタイミングで、前記第1駆動手段の駆動を停止させる、
請求項4に記載のシート搬送装置。 - 前記第2搬送部材は、対向ローラとの間にシートを挟持可能なニップ部を形成するローラ部材であり、
前記所定位置は、前記ニップ部を基準として、前記搬送方向の下流10mm以上20mm以下の位置である、
請求項5に記載のシート搬送装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
前記シート搬送装置によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置。
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JP2015173511A JP6562780B2 (ja) | 2015-09-03 | 2015-09-03 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015173511A JP6562780B2 (ja) | 2015-09-03 | 2015-09-03 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
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