JP4817124B2 - 供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、供給装置及び画像形成装置に関する。
例えば画像形成装置には、画像が形成される記録媒体である用紙(シート)を供給する給紙装置が用いられる。従来の給紙装置として、積み重ねられたシートに接触部材を圧接させ、該接触部材の該シートとの接触面を所定の方向に移動させることによって該シートを送り出す送出手段と、前記接触部材が前記シートに加える荷重を増減させる調整手段と、前記シートの移動速度を測定するシート速度測定手段と、前記接触面の移動速度を測定する接触面速度測定手段と、前記シート速度測定手段で測定された前記シートの移動速度と前記接触面速度測定手段で測定された前記接触面の移動速度との速度差が所定値に達した場合には、前記調整手段によって荷重を増加させる制御手段とを有するものが知られている(特許文献1)。
特開2006−27842号公報
本発明の目的は、被供給物の供給誤りを少なくすることができる供給装置及び画像形成装置を提供することにある。
請求項1に係る本発明は、複数の被供給物が積層されて収納される収納部と、この収納部に収納された一つの被供給物に接触し、回転して被供給物を前記収納部から送り出す送出し部材と、この送出し部材を支持し、揺動自在である揺動部材と、駆動源と、前記揺動部材に回転自在に支持された少なくとも一つの回転部材を有し、前記駆動源からの駆動を前記送出し部材に伝達する駆動伝達機構と、前記送出し部材の回転に関する因子を調節する調節手段とを有し、前記調節手段は、前記送出し部材及び前記回転部材の少なくとも一方の慣性モーメントを調節する供給装置である。
請求項2に係る本発明は、前記調節手段は、前記送出し部材の角加速度をさらに調節する請求項1記載の供給装置である。
請求項3に係る本発明は、前記駆動源の時間に対する速度の設定を複数記憶する記憶手段をさらに有し、前記調節手段は前記記憶手段に記憶されている前記駆動源の時間に対する速度の設定を切り替える請求項2記載の供給装置である。
請求項に係る本発明は、被供給物の種別を設定する設定手段と、この設定手段の設定結果に応じて前記調節手段を制御する制御手段とをさらに有する請求項1乃至いずれか記載の供給装置である。
請求項に係る本発明は、前記送出し部材により送り出された被供給物の状態を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に応じて前記調節手段を制御する制御手段とをさらに有する請求項1乃至いずれか記載の供給装置。
請求項に係る本発明は、複数の被供給物が積層されて収納される収納部と、この収納部に収納された一つの被供給物に接触し、回転して被供給物を前記収納部から送り出す送出し部材と、この送出し部材を支持し、揺動自在である揺動部材と、駆動源と、前記揺動部材に回転自在に支持された少なくとも一つの回転部材を有し、前記駆動源からの駆動を前記送出し部材に伝達する駆動伝達機構と、前記送出し部材及び前記回転部材の少なくとも一方の慣性モーメントを調節するとともに、前記駆動源の時間に対する速度の設定を制御する制御部とを有する供給装置である。
請求項に係る本発明は、複数の被供給物が積層されて収納される収納部と、この収納部に収納された一つの被供給物に接触し、回転して被供給物を前記収納部から送り出す送出し部材と、この送出し部材を支持し、揺動自在である揺動部材と、駆動源と、前記揺動部材に回転自在に支持された少なくとも一つの回転部材を有し、前記駆動源からの駆動を前記送出し部材に伝達する駆動伝達機構と、前記送出し部材及び前記回転部材の少なくとも一方に着脱自在に固定され、送出し部材及び前記回転部材の少なくとも一方の慣性モーメントを調節する慣性モーメント調節部材とを有する供給装置である。
請求項に係る本発明は、記録媒体に画像を形成する像形成部と、この像形成部に記録媒体を供給する記録媒体供給装置とを有し、前記記録媒体供給装置は、複数の記録媒体が積層されて収納される収納部と、この収納部に収納された一つの記録媒体に接触し、回転して記録媒体を前記収納部から送り出す送出し部材と、この送出し部材を支持し、揺動自在である揺動部材と、駆動源と、前記揺動部材に回転自在に支持された少なくとも一つの回転部材を有し、前記駆動源からの駆動を前記送出し部材に伝達する駆動伝達機構と、前記送出し部材の回転に関する因子を調節する調節手段とを有し、前記調節手段は、前記送出し部材及び前記回転部材の少なくとも一方の慣性モーメントを調節する画像形成装置である。
請求項1に係る本発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、被供給物の供給誤りを少なくすることができる媒体供給装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加えて、送出し部材の回転に関する因子の調節を容易に行うことができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項2に係る本発明の効果に加えて、角加速度の調節を容易に行うことができる。
請求項に係る本発明によれば、請求項1乃至いずれかに係る本発明の効果に加えて、被供給物の種類に応じて送出し部材の回転に関する因子を調節することができる。
請求項に係る本発明によれば、請求項1乃至いずれかに係る本発明の効果に加えて、被供給物の状態に応じて送出し部材の回転に関する因子を調節することができる。
請求項に係る本発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、被供給物の供給誤りを簡単な構成により少なくすることができる媒体供給装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、被供給物の供給誤りを簡単な構成により少なくすることができる媒体供給装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、記録媒体の供給誤りを少なくすることができる画像形成装置を提供することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10を示す側面図である。図1において、画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成部14が配置されている。画像形成装置本体12の上部には排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば2段の記録媒体供給装置18が設けられている。
記録媒体供給装置18は、供給装置本体20と、記録媒体収納部22とを有し、この記録媒体収納部22が供給装置本体20に挿入及び抜き出し自在に設けられている。供給装置本体20は、画像形成装置本体12の下部に一体に固定されている。記録媒体収納部22は、用紙、OHP(over head projector)シート等の記録媒体が多数積層される。また、記録媒体供給装置18は、ロール状の送出し部材24、搬送部材26及び捌き部材28が配置されている。送出し部材24は、記録媒体収納部22の最上位に配置された記録媒体に接触し、回転することにより記録媒体を記録媒体収納部22から送り出す。搬送部材26と捌き部材28とは互いに所定の圧力をもって接触し、押圧部を構成している。搬送部材26は、送出し部材24により送り出された記録媒体を下流側へ搬送する。捌き部材28は、例えば一方向クラッチが設けられ、搬送部材26と捌き部材28との間に一枚の記録媒体が供給された場合には給紙部材26に連れ回るが、搬送部材26と捌き部材28との間に複数枚の記録媒体が供給された場合には反対方向に回転又は停止し、搬送部材26と協働して記録媒体を捌くようになっている。この搬送部材26と捌き部材28との下流側にはレジストロール30が配置されている。
さらにレジストロール30の下流側には、後述するプロセスカートリッジ32の像保持体34と転写装置36とが設けられ、さらにその下流側には定着装置38が設けられている。
したがって、記録媒体供給装置18の記録媒体収納部22から送出し部材24により送り出された記録媒体は、搬送部材26により搬送され、レジストロール30により一時停止され、タイミングをとって像保持体34と転写装置36との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置38により定着され、排出ロール40により排出部16へ排出される。
像形成部14は電子写真式のもので、感光体からなる像保持体34と、この像保持体34を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置42と、この帯電装置42により帯電された像保持体34に、光により潜像を書き込む光書込み装置44と、この光書込み装置44により形成された像保持体34の潜像を現像剤により可視化する現像装置46と、この現像装置46による現像剤像を記録媒体に転写する例えば転写ロールからなる転写装置36と、像保持体34に残存する現像剤をクリーニングするクリーニング装置48と、転写装置36により転写された記録媒体上の現像剤像を記録媒体に定着させる例えば加圧ロールと加熱ロールとからなる定着装置38とから構成されている。光書込み装置44は例えば走査型のレーザ露光装置からなり、後述するプロセスカートリッジ32内を横切り、像保持体34に潜像を形成する。
なお、光書込み装置44は、他の実施形態としてLEDや面発光レーザ等を用いることができる。
プロセスカートリッジ32は、像保持体34、帯電装置42、現像装置46及びクリーニング装置48を一体化したものであり、これらを一体として交換できるようになっている。このプロセスカートリッジ32は、図1の2点鎖線で示すように、画像形成装置本体12に開閉自在に設けられた排出部16を開くことにより取り出すことができる。
次に記録媒体供給装置18の搬送機構部分について詳述する。
図2は、記録媒体供給装置18の搬送機構部分に関する第1の実施形態を示す側面図であり、図3は同実施形態の平面図である。図2及び図3において、多数枚の記録媒体が積層された記録媒体収納部22の先端には案内部50が形成され、上位に積層された複数枚の記録媒体を除いた記録媒体の先端が案内部50に突き当てられている。また、前述した送出し部材24は、第1の揺動部材52に回転自在であるように支持されている。この第1の揺動部材52は、第1の揺動軸54を中心に揺動自在であり、この第1の揺動軸54は、画像形成装置本体12又は供給装置本体20に回転自在であるように支持されている。また、この第1の揺動軸54に前述した搬送部材26が固定されている。
第1の付勢部材56は、画像形成装置本体12又は供給装置本体20と、送出し部材24の軸受け又は第1の揺動部材52の送出し部材24を支持している部分との間に介在され、この第1の付勢部材56により送出し部材24を記録媒体に押し付ける力(以下、初期荷重F0という。)が作用する。
捌き部材28は、第2の揺動部材58に回転自在であるように支持されている。第2の揺動部材58は、第2の揺動軸60を中心として揺動自在であり、この第2の揺動軸60は、供給装置本体20に回転自在であるように支持されている。
第2の付勢部材62は、供給装置本体20と第2の揺動部材58との間に介在され、この第2の付勢部材56により捌き部材28を搬送部材26に押し付けるようにしてある。
駆動源64は、例えばパルスモータであり、画像形成装置本体12又は供給装置本体20に設けられている。この駆動源64と送出し部材24及び搬送部材26との間には駆動源64の駆動を伝達する駆動伝達機構66が介在されている。
駆動伝達機構66は、例えば6つの歯車からなる歯車列から構成されている。即ち、駆動伝達機構66は、駆動源64の駆動軸に固定された第1の歯車68と、この第1の歯車68に噛み合う第2の歯車70と、この第2の歯車70に噛み合い、第1の揺動軸54に固定された第3の歯車72と、搬送部材24の回転軸及び第1の揺動軸54に固定された第4の歯車74と、この第4の歯車74に噛み合い、第1の揺動部材52に回転自在に支持された回転部材である第5の歯車76と、この第5の歯車76に噛み合い、送出し部材24の回転軸に固定された第6の歯車78を有する。
したがって、駆動源66のトルクは、駆動伝達機構66を介して送出し部材24及び搬送部材26に伝達され、送出し部材24及び搬送部材26が回転し、最上位の記録媒体が送り出される。ここで、送出し部材24の記録媒体を搬送部材26と捌き部材28との間に向けて搬送する搬送力Fnrは次のように表すことができる。
Fnr=μ×Fn・・・・(1)
μは送出し部材24と記録媒体との間の摩擦係数、Fnは送出し部材24が記録媒体を押圧する力(以下、接圧荷重という。)である。
接圧荷重Fnは、初期荷重F0のみならず、送出し部材24の回転に関する因子によっても影響される。
図4は、接圧荷重Fnを説明するためのモデル図である。駆動源からのトルクを搬送部材26が受けると、搬送部材26は、図中矢印で示すように、第1の揺動軸54を中心として反時計方向の駆動トルクが作用する。第1の揺動部材52に設けられた第5の歯車76は、搬送部材26の駆動トルクを受けて、図中矢印で示すように、時計方向に回転する。さらに送出し部材24は、第5の歯車76を介して搬送部材26の駆動トルクを受けて、図中矢印で示すように、反時計方向に角加速度αで回転する。したがって、第1の揺動部材52には、第5の歯車76及び送出し部材24の慣性モーメントと送出し部材24の角加速度αとに関連する第1の揺動軸54を中心とする反時計方向のトルクを受け、この第1の揺動部材24の反時計方向のトルクが送出し部材24の下方への力となる。また、外乱として記録媒体による搬送抵抗力Wが接圧荷重Fnに影響を与える。
以上のモデルから次の(2)式がモデル式として導かれる。
Figure 0004817124
I1は送出し部材24の慣性モーメント、I2は第5の歯車76の慣性モーメント、A,B,C,D,Eは設計値による定数である。
さらに図5及び図6を用いて接圧荷重Fnと供給誤り(ミスフィード)との関係について説明する。
図5は、接圧荷重Fnに対する記録媒体の動作を示す動作線図である。図5において、直線Aと直線Bとは、接圧荷重Fnを規定する因子である例えば角加速度αや慣性モーメントI1,I2を変えた場合の動作線を示す。例えば角加速度αがα1の場合は、記録媒体の搬送は外乱が変化に対して直線Aに沿って変化し、角加速度αがα1よりも大きいα2の場合は、記録媒体の搬送は外乱が変化に対して直線Bに沿って変化する。外乱が一定の場合の動作点は、角加速度αの増加に応じて接圧荷重Fnと搬送力Fnrとの増加をもたらすが、ミスフィード領域のまでの距離が増大し、フィード余裕が増大させることができる。即ち、例えば角加速度αを増大させることにより記録媒体がミスフィードする可能性を少なくすることができる。
図6は、接圧荷重Fnの変化に対する送出し部材と記録媒体との滑り率(送出し部材の周速に対する記録媒体の搬送速度との比×100)との関係を示す関係図である。捌き抵抗が異なる記録媒体A及びB共に接圧荷重Fnを大きくすると滑り率が低下するが、同じ接圧荷重であれば、捌き抵抗が大きい記録媒体Bの方が捌き抵抗が小さい記録媒体Aよりも滑り率が大きく、ミスフィードとなる可能性が高い。即ち、記録媒体の種類によりミスフィードする可能性が変化することを示している。
次に上記原理に基づいた制御例について説明する。
図7は、制御装置を示すブロック図であり、図8は、図6の制御部80の動作例を示すフローチャートであり、図9は、図6のメモリ82に格納されている駆動源の速度仕様(速度プロファイル)と接圧荷重Fnとを示す線図である。
図7において、制御部80は例えばCPU(中央処理装置)等から構成され、この制御部80に記録媒体種別設定部84からの設定信号が入力される。記録媒体種別設定部84は、前述した記録媒体収納部22に収納される記録媒体の種別を設定するものである。また、制御部80は、メモリ82と送受信し、演算処理を行なって駆動源64を制御する。
制御部80は、図8に示すように、まずステップS10において、記録媒体種別設定部84からの信号に基づいて記録媒体A、Bのいずれかが選択されたかを判定する。ステップS10において、記録媒体Aが選択されたと判定された場合は、ステップS12に進み、メモリ82から速度プロファイル(1)を読み出す。ステップS10において、記録媒体Bが選択されたと判定された場合は、ステップS14に進み、メモリ82から速度プロファイル(2)を読み出す。次のステップS16においては、ステップS12、S14で読み出した速度プロファイルに従って駆動源64を制御し、処理を終了する。
図9において、時刻t1は搬送開始タイミングを示し、時刻t2は搬送加速度終了タイミングを示し、時刻t3は前述した搬送部材26と捌き部材28と間の押圧部に到達したタイミングを示す。図8の実線で示す速度プロファイル(1)は、搬送開始から加速し、その後一定速度として搬送を終了する。一方、図8の破線で示す速度プロファイル(2)は、搬送開始から加速し、その後一定速度とし、その後減速して搬送を終了する。速度プロファイル(1)及び(2)ともに時刻t3では速度が増加しているが、これは記録媒体が押圧部に到達することにより、記録媒体の搬送が送出し部材24から送出し部材24よりも搬送速度が大きい搬送部材26と捌き部材28とに受け渡されるためである。
速度プロファイル(1)と(2)とを比較すると、速度プロファイル(2)の方が速度プロファイル(1)よりも時刻t1における速度(起動速度)が大きく、かつ時刻t1から時刻t2までの加速度が大きく、また、速度プロファイル(2)のみに減速期間が設けられている。このような速度プロファイル(1),(2)に対する接圧荷重Fnを例えばロードセルにより測定すると、速度プロファイル(2)による方が速度プロファイル(1)によるよりも送出し部材24の角加速度が大きいために接圧荷重Fnが大きくなる。したがって、図4で示したように、速度プロファイル(2)によれば速度プロファイル(1)よりもフィード余裕を増大させることができる。
速度プロファイル(1)及び(2)によれば起動直後に接圧荷重Fnが増加し、その後接圧荷重Fnが減少する。特に速度プロファイル(2)によれば、減速期間が設けれているので、この減速期間での接圧荷重Fnを抑えることができる。
図10乃至図14において、本発明の第2の実施形態が示されている。図10は記録媒体供給装置18の搬送機構部分に関する第2の実施形態を示す側面図であり、図11は同実施形態の平面図であり、図12は、送出し部材24の周辺部分を示す断面図であり、図13は、第5の歯車76の周辺部分を示す断面図であり、図14は駆動源の速度プロファイルと接圧荷重Fnとを示す線図である。
この第2の実施形態は、慣性モーメントI1,I2を変えて接圧荷重Fnを調節するものである。即ち、式(2)によれば、第1の実施形態のように角加速度αを調節するのと同様に、送出し部材24の慣性モーメントI1若しくは第5の歯車76の慣性モーメントI2の一方、又は送出し部材24の慣性モーメントI1及び第5の歯車76の慣性モーメントI2の双方を変えることにより接圧荷重Fnを調節することができる。
この第2の実施形態の構成をさらに詳細に説明する。
第1の支持軸86は、揺動部材52に固定され、送出し部材24及び第6の歯車78を回転自在に支持している。この第1の支持軸86に第1の慣性モーメント調節部材88が摺動自在に設けられている。この第1の慣性モーメント調節部材88は、送出し部材24側に例えば凹状の第1の係合部90が形成されている。一方、送出し部材24には、例えば凸状の第1の被係合部92が形成されている。この第1の慣性モーメント調節部材88の第1の係合部90が送出し部材24の第1の被係合部92に係合する。また、第1の慣性モーメント調節部材88は、例えば鉄等の強磁性体から構成されている。一方、第1の支持軸86の反送出し部材側には磁石94が設けられている。第1の慣性モーメント調節部材88を第1の支持軸86に沿って軸方向にスライドさせ、磁石94に吸着させることにより、図12の2点鎖線で示すように、送出し部材24と第1の慣性モーメント調節部材88との係合を解くことができる。送出し部材24の慣性モーメントI1は、第1の慣性モーメント調節部材88を送出し部材24に係合することにより増大し、係合を解くことにより減少する。
第2の支持軸96は、揺動部材52に固定され、第5の歯車76を回転自在に支持している。この第2の支持軸96に第2の慣性モーメント調節部材98が摺動自在に設けられている。この第2の慣性モーメント調節部材98は、第5の歯車76側に例えば凹状の第2の係合部100が形成されている。一方、第5の歯車76には、例えば凸状の第2の被係合部102が形成されている。この第2の慣性モーメント調節部材98の第2の係合部100が第5の歯車76の第2の被係合部102に係合する。また、第2の慣性モーメント調節部材98は、例えば鉄等の強磁性体から構成されている。一方、第2の支持軸96の反第5の歯車側には磁石104が設けられている。第2の慣性モーメント調節部材98を第2の支持軸96に沿って軸方向にスライドさせ、磁石104に吸着させることにより、図13の2点鎖線で示すように、第5の歯車76と第2の慣性モーメント調節部材98との係合を解くことができる。第5の歯車76の慣性モーメントI2は、第2の慣性モーメント調節部材98を第5の歯車76に係合することにより増大し、係合を解くことにより減少する。
図14に示すように、速度プロファルが同じであっても、送出し部材24及び第5の歯車76に慣性モーメント調節部材88,98を係合させずに慣性モーメントI1,I2を小さくした場合には、接圧加重Fnが小さくなり、送出し部材24及び第5の歯車76に慣性モーメント調節部材88,98を係合させて慣性モーメントI1,I2を大きくした場合には、接圧加重Fnが大きくなる。このように、慣性モーメントI1,I2を調節する場合も、前述した第1の実施形態のように角加速度αを調節する場合と同様に、起動直後の接圧荷重Fnを増減させ、加速度終了後の接圧荷重Fnを略一定に小さく抑えることができる。
なお、この第2の実施形態においては、慣性モーメント調節部材88,98のスライド操作は手動により行う。また、この第2の実施形態の説明にあたっては、第1の実施形態と同一な部分については図面に同一番号を付してその説明を省略した。
図15乃至図18において、本発明の第3の実施形態が示されている。図15は、制御装置を示すブロック図であり、図16は、図15の制御部80の動作例を示すフローチャートであり、図17は、制御モードに対応する制御内容を示す図表であり、図18は速度プロファイルを示す線図である。
この第3の実施形態においては、第2の実施形態における磁石104を電磁石106とし、この電磁石106への通電をオンオフ制御することにより、慣性モーメント調節部材88,98(いずれか一方のみでもよい)の係合、離脱を制御することができるようになっている。
即ち、この第3の実施形態は、図15に示すように、制御部80は、記録媒体種別設定部84からの設定信号が入力され、メモリ82と送受信し、演算処理を行なって駆動源64及び電磁石106を制御する。
制御部80は、図16に示すように、まずステップS20において、記録媒体種別設定部84からの信号に基づいて、制御すべきモードを判定する。ステップS20において、通常モードとすべき記録媒体が設定されたと判定された場合は、ステップS22に進み、メモリ82から通常モードの制御内容を読み出す。ステップS20において、弱モードとすべき記録媒体が設定されたと判定された場合は、ステップS24に進み、メモリ82から弱モードの制御内容を読み出す。ステップS20において、強モードとすべき記録媒体が設定されたと判定された場合は、ステップS26に進み、メモリ82から強モードの制御内容を読み出す。次のステップ28において、モードに応じて駆動源64を制御し、次のステップS30において、モードに応じて電磁石106を制御し、処理を終了する。
なお、通常モード、弱モード及び強モードとは、調節すべき接圧荷重Fnの制御状態の段階であり、弱モード、通常モード、強モードの順で接圧荷重Fnが増加するようになる。
通常モード、弱モード及び強モードの具体例が図17及び図18に示されており、通常モードにおいては、起動速度が中、加速度が中、減速期間があり、慣性モーメントが小とする。弱モードにおいては、起動速度が低、加速度が低、減速期間があり、慣性モーメントが小とする。強モードにおいては、起動速度が高、加速度が高、減速期間がなく、慣性モーメントが小とする。
図19乃至図22において、本発明の第4の実施形態が示されている。図19は、記録媒体供給装置18の搬送機構部分に関する第4の実施形態を示す側面図であり、図20は、制御装置を示すブロック図であり、図21は、図20の制御部80の動作例を示すフローチャートである。図22は、搬送遅れに対応する制御モードを示す図表である。
図19において、記録媒体検出器108は、例えば発光素子と受光素子とから構成され、記録媒体の先端が通過したことを検出する。この記録媒体検出器108は、例えば搬送部材26と捌き部材28との押圧部の下流側に配置され、送出し部材24の記録媒体を押圧する点からの距離が一定である。したがって、送出し部材24の搬送開始タイミングから記録媒体検出器108で記録媒体の先端が通過するまでのタイミングまでの到達時間T1を測定することができ、記録媒体の搬送に遅れがない場合の時間T2とすれば、搬送遅れD%は次のように表わすことができる。
D=(T1−T2)/T2×100・・・・・(3)
図20において、制御部80は、記録媒体検出器108からの検出信号が入力され、メモリ82と送受信し、演算処理を行なって駆動源64及び電磁石106を制御する。
制御部80は、図21に示すように、まずステップS40において、記録媒体検出器108からの検出信号を入力し、次のステップS42において、搬送遅れを前述した式(3)により演算する。次のステップS44においては、ステップS42で演算した搬送遅れに基づいて、制御すべきモードを判定する。図22にも示すように、例えば搬送遅れが10%以上20%未満の場合は通常モードとし(ステップS22)、搬送遅れが0%から10%未満の場合は弱モードとし(ステップS24)、搬送遅れが20%以上の場合は強モードとする(ステップS26)。その後は、第3の実施形態と同様に、ステップ28において、モードに応じて駆動源64を制御し、次のステップS30において、モードに応じて電磁石106を制御し、処理を終了する。
なお、この第4の実施形態の説明にあたっては、第3の実施形態と同一な部分については図面に同一番号を付してその説明を省略した。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態における記録媒体供給装置の搬送機構部分を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態における記録媒体供給装置の搬送機構部分を示す平面図である。 接圧荷重Fnを説明するためのモデル図である。 接圧荷重Fnに対する記録媒体の動作を示す動作線図である。 接圧荷重Fnの変化に対する送出し部材と記録媒体との滑り率との関係を示す関係図である。 本発明の第1の実施形態における制御装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における制御部の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるメモリに格納されている駆動源の速度プロファイルと接圧荷重Fnとを示す線図である。 本発明の第2の実施形態における記録媒体供給装置の搬送機構部分を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態における記録媒体供給装置の搬送機構部分を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態における送出し部材の周辺部分を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態における第5の歯車の周辺部分を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態における駆動源の速度プロファイルと接圧荷重Fnとを示す線図である。 本発明の第3の実施形態における制御装置を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態における制御部の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における制御モードに対応する制御内容を示す図表である。 本発明の第3の実施形態における速度プロファイルを示す線図である。 本発明の第4の実施形態における記録媒体供給装置の搬送機構部分を示す側面図である。 本発明の第4の実施形態における制御装置を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態における制御部の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態における搬送遅れに対応する制御モードを示す図表である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 像形成部
18 記録媒体供給装置
22 記録媒体収納部
24 送出し部材
26 搬送部材
28 捌き部材
52 第1の揺動部材
64 駆動源
66 駆動伝達機構
76 第5の歯車
80 制御部
82 メモリ
84 記録媒体種別設定部

88 第1の慣性能率調節部材
98 第2の慣性能率調節部材
108 記録媒体検出器

Claims (8)

  1. 複数の被供給物が積層されて収納される収納部と、
    この収納部に収納された一つの被供給物に接触し、回転して被供給物を前記収納部から送り出す送出し部材と、
    この送出し部材を支持し、揺動自在である揺動部材と、
    駆動源と、
    前記揺動部材に回転自在に支持された少なくとも一つの回転部材を有し、前記駆動源からの駆動を前記送出し部材に伝達する駆動伝達機構と、
    前記送出し部材の回転に関する因子を調節する調節手段と
    を有し、
    前記調節手段は、前記送出し部材及び前記回転部材の少なくとも一方の慣性モーメントを調節する供給装置。
  2. 前記調節手段は、前記送出し部材の角加速度をさらに調節する請求項1記載の供給装置。
  3. 前記駆動源の時間に対する速度の設定を複数記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記調節手段は前記記憶手段に記憶されている前記駆動源の時間に対する速度の設定を切り替える請求項2記載の供給装置。
  4. 被供給物の種別を設定する設定手段と、
    この設定手段の設定結果に応じて前記調節手段を制御する制御手段と
    をさらに有する請求項1乃至いずれか記載の供給装置。
  5. 前記送出し部材により送り出された被供給物の状態を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に応じて前記調節手段を制御する制御手段と
    をさらに有する請求項1乃至いずれか記載の供給装置。
  6. 複数の被供給物が積層されて収納される収納部と、
    この収納部に収納された一つの被供給物に接触し、回転して被供給物を前記収納部から送り出す送出し部材と、
    この送出し部材を支持し、揺動自在である揺動部材と、
    駆動源と、
    前記揺動部材に回転自在に支持された少なくとも一つの回転部材を有し、前記駆動源からの駆動を前記送出し部材に伝達する駆動伝達機構と、
    前記送出し部材及び前記回転部材の少なくとも一方の慣性モーメントを調節するとともに、前記駆動源の時間に対する速度の設定を制御する制御部と
    を有する供給装置。
  7. 複数の被供給物が積層されて収納される収納部と、
    この収納部に収納された一つの被供給物に接触し、回転して被供給物を前記収納部から送り出す送出し部材と、
    この送出し部材を支持し、揺動自在である揺動部材と、
    駆動源と、
    前記揺動部材に回転自在に支持された少なくとも一つの回転部材を有し、前記駆動源からの駆動を前記送出し部材に伝達する駆動伝達機構と、
    前記送出し部材及び前記回転部材の少なくとも一方に着脱自在に固定され、送出し部材及び前記回転部材の少なくとも一方の慣性モーメントを調節する慣性モーメント調節部材と
    を有する供給装置。
  8. 記録媒体に画像を形成する像形成部と、
    この像形成部に記録媒体を供給する記録媒体供給装置と
    を有し、
    前記記録媒体供給装置は、
    複数の記録媒体が積層されて収納される収納部と、
    この収納部に収納された一つの記録媒体に接触し、回転して記録媒体を前記収納部から送り出す送出し部材と、
    この送出し部材を支持し、揺動自在である揺動部材と、
    駆動源と、
    前記揺動部材に回転自在に支持された少なくとも一つの回転部材を有し、前記駆動源からの駆動を前記送出し部材に伝達する駆動伝達機構と、
    前記送出し部材の回転に関する因子を調節する調節手段と
    を有し、
    前記調節手段は、前記送出し部材及び前記回転部材の少なくとも一方の慣性モーメントを調節する画像形成装置。
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