JP2019110185A - 太陽電池の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な方法で太陽電池の裏面構造を形成でき、TOPCon構造の太陽電池において低コスト化が可能な太陽電池の製造方法を提供する。【解決手段】太陽電池の製造方法は、結晶系シリコン基板100の表面に絶縁層を形成することを含む。上記絶縁層の表面に第1導電型の第1非晶質シリコン層が形成される。上記第1非晶質シリコン層内に第2導電型の不純物元素が選択的に注入されて、上記不純物元素が注入された領域の導電型を反転させることにより、上記領域に第2導電型の非晶質領域が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池の製造方法に関する。
近年、高い光電効率を有する結晶シリコン太陽電池として、TOPCon(Tunnel oxide passivated contacts)構造の太陽電池が注目されている(例えば、特許文献1参照)。
TOPCon型の太陽電池に、例えば、HBC(ヘテロバックコンタクト)型の太陽電池の構造を適用した場合、結晶シリコン基板の裏面(受光面の反対側に位置する面)に、数ナノオーダーの絶縁層が設けられ、絶縁層上にp型シリコン層とn型シリコン層とが設けられることになる。
特開2017−188629号公報
しかしながら、上記の太陽電池においては、結晶シリコン基板の裏面側に、導電型が異なるp型シリコン層及びn型シリコン層を形成する必要があるため、その製造工程においては成膜工程、フォトリソグラフィ工程及びエッチング工程等が複数回繰り返されることになる。この結果、製造コスト上昇を招来してしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、簡便な方法で太陽電池の裏面構造を形成でき、TOPCon構造の太陽電池において低コスト化が可能な太陽電池の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る太陽電池の製造方法は、結晶系シリコン基板の表面に絶縁層を形成することを含む。上記絶縁層の表面に第1導電型の第1非晶質シリコン層が形成される。上記第1非晶質シリコン層内に第2導電型の不純物元素が選択的に注入されて、上記不純物元素が注入された領域の導電型を反転させることにより、上記領域に第2導電型の非晶質領域が形成される。
これにより、太陽電池の製造工程数が簡便になり、製造工程数の増加が抑えられる。この結果、太陽電池の低コスト化が実現する。
上記の太陽電池の製造方法においては、上記不純物元素が注入された後、上記第1非晶質シリコン層及び上記非晶質領域に700℃以上900℃以下での加熱処理がされてもよい。
これにより、第1非晶質シリコン層及び非晶質領域が結晶化し、第1非晶質シリコン層及び非晶質領域の抵抗率が下がる。この結果、光電効率が向上する。
上記の太陽電池の製造方法においては、上記第1非晶質シリコン層内に第2導電型の上記不純物元素とともに水素が注入されてもよい。
これにより、イオン注入による欠陥が水素で修復されて、太陽電池のライフタイムがより向上する。
上記の太陽電池の製造方法においては、上記第1非晶質シリコン層内に第2導電型の上記不純物元素と上記水素とを含むイオンが注入されてもよい。
これにより、第2導電型の不純物元素と水素とを含むイオンが一括して第1非晶質シリコン層内に注入されるので、太陽電池の製造コストがより低コストになる。
上記の太陽電池の製造方法においては、上記不純物元素は、非質量分離型のイオン注入法によって注入されてもよい。
これにより、大面積で不純物元素を注入することができるので、太陽電池の生産性が向上する。
以上述べたように、本発明によれば、簡便な方法で太陽電池の裏面構造を形成でき、TOPCon構造の太陽電池において低コスト化が可能な太陽電池の製造方法が提供される。
図(a)は、本実施形態に係る太陽電池の製造方法により製造される太陽電池の概略構成図である。図(b)は、本実施形態に係る太陽電池の製造方法に適用されるイオン注入装置の概略構成図である。 本実施形態に係る太陽電池の製造方法の概略的フロー図である。 本実施形態に係る太陽電池の製造方法を説明する概略断面図である。 本実施形態に係る太陽電池の製造方法を説明する概略断面図である。 本実施形態に係る太陽電池の製造方法を説明する概略断面図である。 キャリアのライフタイムの一例を示す概略的な棒グラフである。 加熱処理後のキャリアのライフタイムの回復率の一例を示す概略的な3次元棒グラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。各図面には、XYZ軸座標が導入される場合がある。
[太陽電池の概要]
図1(a)は、本実施形態に係る太陽電池の製造方法により製造される太陽電池の概略構成図である。
図1(a)に示す太陽電池100は、TOPCon型の結晶系太陽電池である。太陽電池100は、n型の結晶系シリコン基板110と、絶縁層115と、p型シリコン層111pと、n型シリコン領域111nと、反射防止膜120と、n側電極130nと、p側電極130pとを具備する。本実施形態では、p型を第1導電型、n型を第2導電型とするが、p型を第2導電型、n型を第2導電型として入れ替えても、同じ効果が得られる。
太陽電池100では、結晶系シリコン基板110の下面(第1面)110aに絶縁層115が設けられている。絶縁層115の上面115bは、結晶系シリコン基板110の下面110aに接している。絶縁層115の厚さd1は、例えば、0.5nm以上3.0nm以下である。絶縁層115は、例えば、酸化シリコン膜(SiO膜)である。
絶縁層115の下面115aには、p型シリコン層111pと、n型シリコン領域111nとが設けられている。p型シリコン層111pは、p型ポリシリコン層である。n型シリコン領域111nは、n型ポリシリコン領域である。
p型シリコン層111pは、絶縁層115の下面115aにCVD法と加熱処理とによって形成された層である。p型シリコン層111pは、Z軸方向において絶縁層115に接する。p型シリコン層111pと結晶系シリコン基板110との間には、絶縁層115の一部が存在する。p型シリコン層111pの厚さdpは、例えば、5nm以上100nm以下である。
n型シリコン領域111nは、p型シリコン層111pにn型の不純物元素が注入されて、加熱処理されて形成された局在領域である。n型シリコン領域111nは、p型シリコン層111pに、いわゆるカウンタドープ法により形成される。n型シリコン領域111nは、p型シリコン層111pに選択的に設けられている。n型シリコン領域111nは、Z軸方向において絶縁層115に接する。n型シリコン領域111nは、Y軸方向においてp型シリコン層111pに接する。n型シリコン領域111nと結晶系シリコン基板110との間には、絶縁層115の他の一部が存在する。n型シリコン領域111nの厚さdnは、例えば、5nm以上100nm以下である。
p側電極130pは、p型シリコン層111pに接続されている。n側電極130nは、n型シリコン領域111nに接続されている。p側電極130pまたはn側電極130nは、例えば、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)等の少なくともいずれかを含む。
太陽電池100では、受光面が結晶系シリコン基板110の下面110aとは反対側に位置している。例えば、結晶系シリコン基板110の上面110b(第2面)は、太陽光を効率よく取り込むために凹凸構造(テクスチャ構造)を有する。上面110bには、上面110bの凹凸表面に沿って、太陽光の反射による光量損失を抑制する反射防止膜120が設けられている。反射防止膜120は、例えば、窒化ケイ素膜(SiN膜)である。なお、反射防止膜120と結晶系シリコン基板110との間に、絶縁層115を設けてもよい。
このように、太陽電池100では、結晶系シリコン基板110の上面110bから太陽光を受光し、上面110bとは反対側に電極構造(裏面電極構造)が設けられている。これにより、太陽電池100では、電極パターンが受光面側にない構造となり、電極パターンによる太陽光のシャドウロスが抑制される。
また、太陽電池100では、結晶系シリコン基板110の下面110a及び上面110bが絶縁層で覆われている。これにより、結晶系シリコン基板110と絶縁層との界面(ヘテロ接合界面)でのキャリア(正孔、電子)の再結合が抑制されて(パッシベーション効果)、結晶系シリコン基板110で発生したキャリアのライフタイムが長くなる。
さらに、結晶系シリコン基板110の下面110aに形成された絶縁層115は、その厚みが極薄(3.0nm以下)に設定されている。結晶系シリコン基板110とp型シリコン層111pとの間、及び結晶系シリコン基板110とn型シリコン領域111nとの間には、電位障壁が形成されるものの、結晶系シリコン基板110で発生したキャリアは、トンネル効果によって絶縁層115を通過し、p型シリコン層111pまたはn型シリコン領域111nに到達する。この結果、太陽電池100では、高い開放電圧(Voc)が得られる。
また、本実施形態では、絶縁層115にp型シリコン層111pを形成した後、n型シリコン領域111nがカウンタドープ法により形成される。これにより、p型シリコン層111p及びn型シリコン領域111nを製造する製造工程数が減少し、製造ラインのコストが減少する。さらに、p型シリコン層111pを形成するときには、マスクを用いない。これにより、p型シリコン層111pの位置あわせが不要になり、製造過程が簡便になる。
また、イオン注入法としては、非質量分離型のイオン注入(プラズマドーピング)が用いので、大面積に渡り不純物元素を注入することができる。これにより、太陽電池製造におけるスループットが向上する。
また、非質量分離型のイオン注入によれば、n型シリコン領域111nを形成する際には、n型不純物元素とともに、水素(H)もp型シリコン層111pに導入することが可能になる。これにより、イオン注入によって発生したn型シリコン領域111n中の欠陥が水素によって終端される。この結果、結晶系シリコン基板110で発生したキャリアのライフタイム減少がさらに抑制される。
また、水素による修復効果によって、より多くのn型の不純物元素をp型シリコン層111pに注入することも可能である。これにより、予め高濃度のp型不純物元素が導入されたp型シリコン層111pを形成しておき、高濃度のn型不純物元素を注入したn型シリコン領域111nを形成すれば、p型シリコン層111p及びn型シリコン領域111nの抵抗率をさらに下げることが可能になる。この結果、開放電圧(Voc)がより高い太陽電池100が得られる。
なお、不純物元素をイオンの状態で導入するものであれば、手法は非質量分離型のイオン注入法には限らず、質量分離型のイオン注入法などでも可能である。以下の説明では、不純物導入法の代表例として非質量分離型のイオン注入法を用いて詳述する。簡便のため、非質量分離型のイオン注入を「イオン注入」と表現することとする。次に、イオン注入を行う装置を説明する。なお、p型シリコン層111pがCVD法によって形成される場合は、通常のCVD装置が用いられる。
[イオン注入装置の概要]
図1(b)は、本実施形態に係る太陽電池の製造方法に適用されるイオン注入装置の概略構成図である。
図1(b)に示すイオン注入装置1000は、真空槽1001(下側真空槽)と、真空槽1002(上側真空槽)と、絶縁部材1003と、ステージ1004と、ガス供給源1005とを具備する。イオン注入装置1000は、さらに、RF導入コイル1100と、永久磁石1101と、RF導入窓(石英窓)1102と、電極1200と、電極1201と、直流電源1300と、交流電源1301とを具備する。
真空槽1002は、真空槽1001よりも小径で、絶縁部材1003を介して真空槽1001上に設けられている。真空槽1001及び真空槽1002は、ターボ分子ポンプ等の真空排気手段により減圧状態を維持することができる。ステージ1004は、真空槽1001内に設けられている。ステージ1004は、基板S1を支持することができる。ステージ1004内には、基板S1を加熱する加熱機構が設けられてもよい。基板S1は、太陽電池100の製造用の半導体ウェーハ、ガラス基板等である。また、真空槽1002内にはガス供給源1005によってイオン注入用のガスが導入される。
RF導入コイル1100は、RF導入窓1102上に永久磁石1101を囲むように配置される。永久磁石1101の形状は、リング状である。RF導入コイル1100の形状は、コイル状である。RF導入コイル1100の直径は、基板S1のサイズに応じて適宜設定できる。真空槽1002内にイオン注入用のガスが導入されて、RF導入コイル1100に交流電源1301から所定の電力が供給されると、ICP(Inductively Coupled Plasma)放電により真空槽1002内にプラズマ1010が発生する。
電極1200は、複数の開口を有する電極(例えば、メッシュ電極)であり、絶縁部材1003に支持されている。電極1200の電位は、浮遊電位である。これにより、真空槽1002と電極1200とによって囲まれた空間に、安定したプラズマ1010が発生する。
電極1200の下には、複数の開口を有する別の電極(例えば、メッシュ電極)1201が配置されている。電極1201は、基板S1に対向している。電極1201とRF導入コイル1100との間には直流電源1300が接続され、電極1201には負の電位(加速電圧)が印加される。これにより、プラズマ1010中の正イオンが電極1201によってプラズマ1010から引き出される。
引き出された正イオンは、メッシュ状の電極1200、1201を通過して基板S1にまで到達することができる。イオン注入装置1000において、正イオンの加速電圧は、例えば、1kV以上30kV以下の範囲で設定することができる。また、ステージ1004には、加速電圧を調整できるバイアス電源を接続してもよい。
真空槽1002には、基板S1に注入する不純物元素を含むガスが導入される。イオン注入装置1000では、n型不純物元素のほかに、p型不純物元素の注入も可能である。これらのガスによって真空槽1002内にプラズマ1010が形成されて、プラズマ1010中のn型不純物イオンまたはp型不純物イオンが基板S1に注入される。n型不純物イオンは、例えば、P(リン)、PX、PX 、PX 等の少なくも1つである。ここで、「X」は、水素のほか、ハロゲン(F、Cl)等も含まれる。p型不純物イオンは、例えば、B(ホウ素)、BY、BY 、BY 、B 、B 、B 等の少なくも1つである。ここで、「Y」は、水素のほか、ハロゲン(F、Cl)のいずれかである。
n型シリコン領域111nの不純物元素及びp型シリコン層111pの不純物元素の濃度は、n型シリコン領域111n及びp型シリコン層111pの導電率が最適になるように調整される。但し、n型シリコン領域111nに注入される不純物元素の濃度は、結晶系シリコン基板110におけるn型不純物元素の濃度より高く設定される。
本実施形態では、プラズマ1010を形成する手段として、ICP方式に限らず、電子サイクロトン共鳴プラズマ(Electron Cyclotron resonance Plasma)方式、ヘリコン波励起プラズマ(Helicon Wave Plasma)方式等でもよい。
[太陽電池の製造方法]
図2は、本実施形態に係る太陽電池の製造方法の概略的フロー図である。
例えば、結晶系シリコン基板110の下面110aに、例えば、湿式または乾式の酸化処理がなされて、絶縁層115が形成される(ステップS10)。
次に、絶縁層115の下面115aに、CVD法によりp型非晶質シリコン層111ipが形成される(ステップS20)。
次に、p型非晶質シリコン層111ip内にn型の不純物元素が選択的に注入され、n型の不純物元素が選択的に注入された領域の導電型がp型からn型に反転することにより、この領域にn型非晶質領域111inが形成される(ステップS30)。
次に、p型非晶質シリコン層111ip及びn型非晶質領域111inに700℃以上900℃以下での加熱処理がなされる(ステップS40)。これにより、p型非晶質シリコン層111ipがp型シリコン層111pになり、n型非晶質領域111inがn型シリコン領域111nになる。
このような製造方法によれば、裏面電極構造を形成するために、p型シリコン層111p及びn型シリコン領域111nを形成するために、成膜工程、フォトリソグラフィ工程及びエッチング工程のそれぞれを複数回繰り返す必要がなくなり、太陽電池を製造する製造工程数がより削減する。また、700℃以上900℃以下での加熱処理によって、p型非晶質シリコン層111ip及びn型非晶質領域111inが結晶化(ポリシリコン化)すると、より低抵抗率のp型シリコン層111p及びn型シリコン領域111nが形成される。この結果、光電効率が向上する。
さらに、本実施形態では、p型非晶質シリコン層111ip内にn型不純物元素とともに水素が注入されてもよい。これにより、イオン注入による欠陥が水素で修復されて、太陽電池のライフタイムがより向上する。この場合、p型非晶質シリコン層111ip内にn型不純物元素と水素とを含むイオンが一括して注入されてもよい。これにより、n型不純物元素と水素とを含むイオンが一括してp型非晶質シリコン層111ip内に注入されるので、太陽電池の製造コストがより低コストになる。
本実施形態に係る太陽電池の製造方法の具体的な工程を説明する。
図3(a)〜図5(b)は、本実施形態に係る太陽電池の製造方法を説明する概略断面図である。
図3(a)に示すように、結晶系シリコン基板110の上面110bに凹凸(テクスチャ構造)が形成される。例えば、結晶系シリコン基板110の上面110bには、Y軸方向にマスクM1が周期的に配置される。そして、マスクM1から露出された結晶系シリコン基板110の上面110bに、エッチング溶液(例えば、水酸化カリウム溶液、水酸化ナトリウム溶液等)を接触させる。これにより、マスクM1から露出された上面110bがウェットエッチングにより除去され、結晶系シリコン基板110の上面110bに凹凸が形成される。マスクM1は、この後、除去される。
次に、図3(b)に示すように、結晶系シリコン基板110の下面110aに、オゾン(O)を含む水が晒されて、結晶系シリコン基板110の下面110a側の一部が酸化することにより、絶縁層115が形成される。絶縁層115を形成する手法としては、湿式法のほか、紫外線でオゾンを活性化させたガスを結晶系シリコン基板110に晒してもよい。
次に、図4(a)に示すように、絶縁層115の下面115aの全域に、p型非晶質シリコン層111ipがCVD法により形成される。ここで、成膜用ガスには、ジボラン(B)等のガスが添加される。p型非晶質シリコン層111ipは、絶縁層115の下面115aの全域に形成されることから、p型非晶質シリコン層111ipを下面115aに選択的することを要しない。p型非晶質シリコン層111ipの不純物濃度は、例えば、1×1015(atoms/cm)以上1×1017(atoms/cm)以下である。p型非晶質シリコン層111ipの厚さdpは、5nm以上100nm以下である。なお、本実施形態での「非晶質シリコン層」、「非晶質領域」は、水素化非晶質シリコン層を含む。
p型非晶質シリコン層111ipは、イオン注入法によっても形成され得る。例えば、絶縁層115の下面115aの全域に、i型の非晶質シリコン層をCVD法で予め形成し、この後に、p型不純物元素をi型の非晶質シリコン層の全域に注入する。p型非晶質シリコン層111ipは、CVD法またはイオン注入法によって形成されるので、結晶となりにくく、非晶質状態を維持する。
次に、図4(b)に示すように、p型非晶質シリコン層111ipにマスクM2を対向させる。マスクM2については、開口M2hがn型非晶質領域111inの位置に対応するように位置あわせが行われる。マスクM2は、板状のマスクであり、バッチごとの繰り返し使用が可能になっている。また、マスクM2は、p型非晶質シリコン層111ipと離れて配置されているが、p型非晶質シリコン層111ipに接触させてもよい。
次に、図5(a)に示すように、n型不純物イオン150nが開口M2hで露出したp型非晶質シリコン層111ipに選択的に注入される。これにより、n型非晶質領域111inがp型非晶質シリコン層111ipに選択的に形成される。例えば、マスクM2を介してp型非晶質シリコン層111ipにn型不純物イオン150nを照射すると、マスクM2によって遮蔽されないn型不純物イオン150nが開口M2hを通過する。そして、開口M2hを通過したn型不純物イオン150nは、p型非晶質シリコン層111ipの所定領域に選択的に注入される。n型不純物イオン150nとしては、例えば、PH が用いられる。
n型不純物イオン150nは、n型不純物イオンが注入されるp型非晶質シリコン層111ipの領域の導電型がn型に反転するまでp型非晶質シリコン層111ipに注入される。また、n型不純物イオン150nは、n型非晶質領域111inが絶縁層115を通過し、結晶系シリコン基板110に到達しない程度に注入される。これにより、絶縁層115の下面115aから厚さdnが5nm以上100nm以下のn型シリコン領域111nが形成される。この後、マスクM2は、除去される。
n型不純物イオン150nの加速エネルギーは、例えば、2KeV以上20KeV以下であることが好ましい。ここで、n型不純物イオン150nの加速エネルギーが2KeVより小さくなると、n型非晶質領域111inを加熱処理した後の活性化が充分でなくなる。一方、n型不純物イオン150nの加速エネルギーが20KeVより大きくなると、n型不純物イオン150nが絶縁層115を突き抜けて結晶系シリコン基板110にまで到達したり、n型非晶質領域111inに欠陥が発生しやすくなったりする。このような場合、結晶系シリコン基板110で発生したキャリアがn型シリコン領域111n中で捕獲されやすく、キャリアのライフタイムが短くなる。
また、n型不純物イオン150nのドーズ量は、2×1015(ions/cm)以上1×1017(ions/cm)以下に設定される。これにより、太陽電池100においては、最適なライフタイムが得られる。ここで、n型不純物イオン150nのドーズ量が2×1015(ions/cm)より小さくなると、カウンタドープが充分になされず、p型非晶質シリコン層111ipが選択的にn型非晶質領域111inにならない場合がある。一方、n型不純物イオン150nのドーズ量が1×1017(ions/cm)より大きくなると、絶縁層115またはn型非晶質領域111inに欠陥が発生しやすくなる。このような場合、結晶系シリコン基板110で発生したキャリアが絶縁層115中の欠陥またはn型シリコン領域111n中の欠陥に捕獲され、ライフタイムが短くなる。
続いて、p型非晶質シリコン層111ip及びn型非晶質領域111inには、700℃以上900℃以下の加熱処理がなされる。これにより、p型非晶質シリコン層111ipがp型シリコン層111pになり、n型非晶質領域111inがn型シリコン領域111nになる(図5(b))。
この加熱処理により、例えば、n型不純物イオン及びp型不純物イオンが充分に活性化されたり、p型非晶質シリコン層111ipまたはn型非晶質領域111inで発生したダングリングボンドが水素によって終端されたりして、キャリアのライフタイム低減が抑制される。ここで、加熱処理における温度が700℃より小さくなると、ダングリングボンドの水素終端、またはn型不純物イオン、p型不純物イオンの活性化が不充分になりキャリアのライフタイムが低下する。
続いて、結晶系シリコン基板110の上面110bには、反射防止膜120がCVD法、スパッタリング法等によって形成される。さらに、n型シリコン領域111nに接続されたn側電極130nが形成される。また、p型シリコン層111pに接続されたp側電極130pが形成される。
このように、本実施形態によれば、n型シリコン領域111n及びp型シリコン層111pを形成するために、成膜工程、フォトリソグラフィ工程及びエッチング工程のそれぞれを複数回行う必要がなくなり、太陽電池を製造する製造工程数がより削減する。これにより、太陽電池を製造する製造コストがより低減する。
[太陽電池の評価]
図6(a)及び図6(b)は、キャリアのライフタイムの一例を示す概略的な棒グラフである。
図6(a)、(b)のそれぞれにおいて、3つのサンプルが準備されている。図6(a)、(b)には、3つのサンプルのそれぞれについて、p型非晶質シリコン層にn型非晶質領域を形成する前の結晶系シリコン基板におけるキャリアのライフタイム(T1)と、p型非晶質シリコン層にn型不純物イオンを注入してp型非晶質シリコン層内にn型非晶質領域を形成した後の結晶系シリコン基板におけるキャリアのライフタイム(T2)と、p型非晶質シリコン層内にn型非晶質領域を形成し、加熱処理をした後の結晶系シリコン基板におけるキャリアのライフタイム(T3)とが示されている。ここで、ライフタイム(T1)は、不純物イオンが注入される前の初期値である。なお、ここでは加熱温度を実際のアニール温度(700℃以上900℃以下)よりも低く、例えば、250℃としている。これは、加熱する場合と加熱しない場合とで、ライフタイムがどのような変化をするのかを確認する意義に基づく。
3つのサンプル中、サンプルAでは、n型不純物イオンとして、PH のみが注入されている。サンプルBでは、n型不純物イオンとして、Pが注入された後に、Hが注入されている。サンプルCでは、n型不純物イオンとして、Pが注入されている。
また、図6(a)では、イオン注入のドーズ量が1×1015個/cmに設定され、図6(b)では、イオン注入のドーズ量が1×1016個/cmに設定されている。図6(a)、(b)では、縦軸方向におけるバーの長さが長いほど、キャリアのライフタイム(μs)が長いことを意味する。
図6(a)に示すように、Pのみが注入されたサンプルCでは、Pが注入されると、ライフタイムがおよそ1/100程度にまで減少することが分かった。さらに、サンプルCに加熱処理を行ってもライフタイムに大きな回復が認めらなかった。
これに対し、Pを注入した後にHを注入したサンプルBでは、Pが注入されると、ライフタイムがおよそ1/100程度にまで減少するものの、加熱処理を行うことでライフタイムに大きな回復が認められた。但し、サンプルBでは、イオン注入工程で、Pの注入と、Hの注入とをそれぞれ分けて行う必要があった。
これに対し、PH を注入したサンプルAでは、PH が注入されると、ライフタイムがおよそ1/100程度にまで減少するものの、加熱処理を行うことでライフタイムに大きな回復が認められた。さらに、サンプルAでは、イオン注入を2回に分ける必要がなく、PH のみの1回の注入で足りている。
さらに図6(a)よりもドーズ量が高い図6(b)の結果では、PH を注入したサンプルAのほうがPを注入した後にHを注入したサンプルBよりも、加熱処理後のライフタイムがより増加することが分かった。
以上の結果から、p型非晶質シリコン層111ipにn型非晶質領域111inを形成するには、n型不純物元素と水素とを含む不純物イオンを一括して注入することにより、イオン注入工程も1回で済み、さらにドーズ量を増加させた場合、加熱処理後の回復率がより増加することが分かった。
図7は、加熱処理後のキャリアのライフタイムの回復率の一例を示す概略的な3次元棒グラフである。
縦軸は、キャリアのライフタイムの回復率の規格値(0〜1(1は100%に相当))を示している。縦軸方向におけるバーの長さが長いほど、キャリアのライフタイムの回復率が高くなる。横軸には、結晶系シリコン基板とn型非晶質領域との界面における、リン濃度(個/cm)と、水素濃度(個/cm)とが示されている。
図7に示すように、リン濃度が高くなるほど、キャリアのライフタイムの回復率が低くなっている。しかし、水素濃度を高く設定することにより、その回復率が高くなることが分かった。特に、リン濃度よりも水素濃度を高くすることで、回復率が略1に近くなることが分かった。従って、n型不純物元素と水素とを含む不純物イオンとして、リン化水素を用いる場合、リンに対しての水素の化学量論比が1より大きいリン化水素(例えば、PH 、PH )を用いることが望ましく、リンに対しての水素の化学量論比が3とするとよいことが分かった。
(変形例)
また、非質量分離型のイオン注入では、n型不純物イオン150nのエネルギーを調整することにより、n型シリコン領域111nにおけるn型不純物元素の濃度プロファイルに関し、そのピーク位置をn側電極130n側に寄せたり、絶縁層115側に寄せたりすることが可能になる。例えば、そのピーク位置の調整で電極とのコンタクト抵抗の調整ができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。各実施形態は、独立の形態とは限らず、技術的に可能な限り複合させることができる。
100…太陽電池
110…結晶系シリコン基板
110a…下面
110b…上面
111n…n型シリコン領域
111in…n型非晶質領域
111p…p型シリコン層
111ip…p型非晶質シリコン層
115…絶縁層
115a…下面
115b…上面
120…反射防止膜
130n…n側電極
130p…p側電極
150n…n型不純物イオン
1000…イオン注入装置
1001、1002…真空槽
1003…絶縁部材
1004…ステージ
1005…ガス供給源
1010…プラズマ
1100…RF導入コイル
1101…永久磁石
1102…RF導入窓
1200、1201…電極
1300…直流電源
1301…交流電源
S1…基板
M1、M2…マスク
M2h…開口

Claims (5)

  1. 結晶系シリコン基板の表面に絶縁層を形成し、
    前記絶縁層の表面に第1導電型の第1非晶質シリコン層を形成し、
    前記第1非晶質シリコン層内に第2導電型の不純物元素を選択的に注入して、前記不純物元素が注入された領域の導電型を反転させることにより、前記領域に第2導電型の非晶質領域を形成する
    太陽電池の製造方法。
  2. 請求項1に記載された太陽電池の製造方法であって、
    前記不純物元素が注入された後、前記第1非晶質シリコン層及び前記非晶質領域に700℃以上900℃以下での加熱処理がされる
    太陽電池の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載された太陽電池の製造方法であって、
    前記第1非晶質シリコン層内に第2導電型の前記不純物元素以外に水素が注入される
    太陽電池の製造方法。
  4. 請求項3に記載された太陽電池の製造方法であって、
    前記第1非晶質シリコン層内に第2導電型の前記不純物元素と前記水素とを含むイオンが注入される
    太陽電池の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載された太陽電池の製造方法であって、
    前記不純物元素は、非質量分離型のイオン注入法によって注入される
    太陽電池の製造方法。
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