JP2018046177A - 太陽電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記第1非晶質シリコン層の表面に第1導電型の第2非晶質シリコン層が形成される。
前記第2非晶質シリコン層内に第2導電型の不純物元素が選択的に注入される。前記不純物元素が注入された前記第2非晶質シリコン層の領域の導電型を反転させることにより、前記領域に第2導電型の非晶質シリコン領域が形成される。
これにより、太陽電池の製造工程数がより削減され得る。この結果、製造ラインのコストが減少する。
これにより、太陽電池においては、最適なライフタイムが得られる。
これにより、太陽電池においては、さらに最適なライフタイムが得られる。
これにより、第2非晶質シリコン層は、結晶となりにくく、非晶質状態を維持する。
これにより、結晶系シリコン基板の上下の主面に非晶質シリコン層が設けられ、非晶質シリコン層によるパシベーション効果が促進し、結晶系シリコン基板で発生したキャリアのライフタイムが長くなる。
これにより、大面積に渡り不純物元素を注入することができるので、太陽電池製造におけるスループットが向上する。
前記第1非晶質シリコン層内に第1導電型の非晶質シリコン領域が選択的に形成される。
前記第1非晶質シリコン層内及び前記非晶質シリコン領域内に前記非晶質シリコン領域の導電型が反転しないように第2導電型の不純物元素が注入される。前記第1非晶質シリコン層の前記表面に、第2導電型の第2非晶質シリコン層と、第1導電型の前記非晶質シリコン領域と、が形成される。
これにより、太陽電池の製造工程数がより削減され得る。この結果、製造ラインのコストが減少する。
図1Aは、本実施形態に係る太陽電池の製造方法により製造される太陽電池の概略構成図である。
図1Bは、本実施形態に係る太陽電池の製造方法に適用されるイオン注入装置の概略構成図である。
図2は、本実施形態に係る太陽電池の製造方法の概略的フロー図である。
例えば、結晶系シリコン基板110の下面110aに、例えば、CVD法によって、i型の非晶質シリコン層111が形成される(ステップS10)。さらに、結晶系シリコン基板110の上面110bに、例えば、CVD法によってi型の非晶質シリコン層112が形成される。
次に、非晶質シリコン層111内にp型の不純物元素を注入するか、または、CVD法により、非晶質シリコン層111の表面にp型非晶質シリコン層111pが形成される(ステップS20)。
次に、p型非晶質シリコン層111p内にn型の不純物元素を選択的に注入され、n型の不純物元素が選択的に注入された領域の導電型を反転させることにより、この領域にn型非晶質領域111nが形成される(ステップS30)。
図3A〜図5Bは、本実施形態に係る太陽電池の製造方法を説明する概略断面図である。
図6Aは、本実施形態に係るサンプルの電流電圧曲線を示す概略的なグラフ図である。図6Bは、図6Aのデータを取得したサンプルの概略断面図である。
図6Aの横軸は、電圧(V)であり、縦軸は、電流値(規格値(n.u.))である。
図7の横軸は、p型不純物イオン(例えば、ボロンイオン)の加速エネルギー(KeV)である。図7の縦軸は、暗導電率(S/cm)である。
図8Aの横軸は、ドーズ量(ions/cm2)であり、縦軸は、キャリアのライフタイム(規格値(n.u.))である。縦軸のライフタイム値は、図8Bに示すサンプル300のライフタイム(μs)に対する図8Cに示すサンプル300のライフタイム(μs)の割合である。図8Aの横軸、縦軸は、対数表示になっている。
図10A〜図11は、本実施形態に係る太陽電池の製造方法の変形例を説明する概略断面図である。
非晶質シリコン層111の厚さd1は、例えば、5nm以上150nm以下である。
110a…下面
110b…上面
110…結晶系シリコン基板
111…非晶質シリコン層
111p…p型非晶質シリコン層
111n…n型非晶質領域
111b…上面
111a…下面
112…非晶質シリコン層
120…反射防止膜
130n…n側電極
130p…p側電極
150n…n型不純物イオン
150p…p型不純物イオン
200、300…サンプル
210、310…結晶系シリコン基板
211a、211b、311a、311b…非晶質シリコン層
211p、311p…p型非晶質シリコン層
230n…n側電極
230p…p側電極
311n…n型非晶質領域
315…SiN層
1000…イオン注入装置
1001、1002…真空槽
1003…絶縁部材
1004…ステージ
1005…ガス供給源
1010…プラズマ
1100…RF導入コイル
1101…永久磁石
1102…RF導入窓
1200、1201…電極
1300…直流電源
1301…交流電源
M1、M2…マスク
M2h…開口
S1…基板
Claims (8)
- 結晶系シリコン基板の表面にi型の第1非晶質シリコン層を形成し、
前記第1非晶質シリコン層の表面に第1導電型の第2非晶質シリコン層を形成し、
前記第2非晶質シリコン層内に第2導電型の不純物元素を選択的に注入して、前記不純物元素が注入された前記第2非晶質シリコン層の領域の導電型を反転させることにより、前記領域に第2導電型の非晶質領域を形成する
太陽電池の製造方法。 - 請求項1に記載された太陽電池の製造方法であって、
前記不純物元素のドーズ量は、2×1015(ions/cm2)以上1×1017(ions/cm2)以下である
太陽電池の製造方法。 - 請求項1または2に記載された太陽電池の製造方法であって、
前記不純物元素が注入された後、前記非晶質領域に200℃以上280℃以下での加熱処理がされる
太陽電池の製造方法。 - 請求項3に記載された太陽電池の製造方法であって、
前記加熱処理の時間は、少なくとも30分間行われる
太陽電池の製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載された太陽電池の製造方法であって、
前記第2非晶質シリコン層は、化学的気相成長法またはイオン注入により形成される
太陽電池の製造方法。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載された太陽電池の製造方法であって、
前記第1非晶質シリコン層が形成された前記結晶系シリコン基板の前記表面とは反対側の表面に、i型の第3の非晶質シリコン層がさらに形成される
太陽電池の製造方法。 - 請求項1〜6のいずれか1つに記載された太陽電池の製造方法であって、
前記不純物元素は、非質量分離型のイオン注入法によって注入される
太陽電池の製造方法。 - 結晶系シリコン基板の表面にi型の第1非晶質シリコン層を形成し、
前記第1非晶質シリコン層内に第1導電型の非晶質領域を選択的に形成し、
前記第1非晶質シリコン層内及び前記非晶質領域内に前記非晶質領域の導電型が反転しないように第2導電型の不純物元素を注入して、前記第1非晶質シリコン層の前記表面に、第2導電型の第2非晶質シリコン層と、第1導電型の前記非晶質領域と、を形成する
太陽電池の製造方法。
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- 2016-09-15 JP JP2016180330A patent/JP2018046177A/ja active Pending
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