JP2019104500A - 包装体 - Google Patents

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【課題】開封時の利便性を向上できる包装体を提供する。【解決手段】矩形状の底面板21と底面板21の4辺から夫々立設する側面板22a〜22dとを有して上面に開口部20aを開口する箱体20と、積層体の端縁を合掌貼りして一方向に延びる背シール部11aを有するピロー型に形成されて箱体20を収納する包装袋10とを備えた包装体1において、包装袋10は背シール部11aを配して開口部20aに対向する上面部12と、底面板21に対向する底面部13と、上面部12と底面部13とを連結する一対の側面部14とを有し、背シール部11aの延在方向Xと直交する方向Yに易裂性を有するとともに側面部14の下端と底面部13の側端とを熱接着したヘムシール部11dを備え、背シール部11a上に設けた開封開始部Nから包装袋10が上面部12及び側面部14を横断して開封される。【選択図】図1

Description

本発明は、包装袋内部に箱体を収納する包装体に関する。
従来の包装体は特許文献1に開示されている。この包装体は包装袋内部に箱体を収納して構成される。箱体は矩形状の底面板と底面板の4辺から夫々立設する側面板とを有して上面に開口部を開口する。包装袋は箱体の底面板と対向する底面部と開口部と対向する上面部とを有し、底面部と上面部の両側端に配される端縁シール部を熱接着して内部に箱体を収納する。
包装袋の開封時に片手で底面部を摘持して上面部を残る片手で摘持し、両手が離れる方向に引張って端縁シール部を剥離して開封口を形成する。箱体に収納された内容物は開封口から箱体を引き出して取出される。
特開2000−23621号公報(第2頁〜第3頁、第4図)
しかしながら、上記従来の包装体によると、開封時に端縁シール部を剥離する際の勢いで包装袋が引裂かれて内容物がこぼれることがあり、包装体の利便性が低い問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、開封時の利便性を向上できる包装体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の包装体は、矩形状の底面板と前記底面板の4辺から夫々立設する側面板とを有して上面に開口部を開口する箱体と、積層体の端縁を合掌貼りして一方向に延びる背シール部を有するピロー型に形成されて前記箱体を収納する包装袋とを備えた包装体において、前記包装袋は前記背シール部を配して前記開口部に対向する上面部と、前記底面板に対向する底面部と、前記上面部と前記底面部とを連結する一対の側面部とを有し、前記背シール部の延在方向と直交する方向に易裂性を有するとともに前記側面部の下端と前記底面部の側端とを熱接着したヘムシール部を備え、前記背シール部上に設けた開封開始部から前記包装袋が前記上面部及び前記側面部を横断して開封されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の包装体において、前記開封開始部が前記延在方向の一方に偏って設けられるとともに前記包装袋内で他方に偏って配された前記箱体の前記開口部上に配されると好ましい。
また本発明は、上記構成の包装体において、前記背シール部から開封された前記包装袋の開封口に対向する前記側面板には上部の中央部に下方に折曲可能な折曲片が設けられていると好ましい。
また本発明は、上記構成の包装体において、前記折曲片の上端部には差込片が上方に突出するとともに前記側面板と前記底面板との境界線上には前記差込片が挿入される差込孔が設けられていると好ましい。
また本発明は、上記構成の包装体において、前記包装袋の開封口に対向する前記側面板の上端部が中央部において凹状に形成されていると好ましい。
本発明の包装体によると、包装袋は背シール部の延在方向と直交する方向に易裂性を有するとともに側面部の下端と底面部の側端とを熱接着したヘムシール部を備える。これにより、開封開始部を起点にして背シール部が上下の相反する方向に引っ張られると積層体の易裂方向に沿って上面部及び側面部が破断する。このとき、包装袋は背シール部の延在方向に直交する方向に円滑に開裂し、ヘムシール部に到達したときに開裂が止まる。従って、包装体を容易に開封することができ、包装体の開封時の利便性を向上することができる。
本発明の第1実施形態に係る包装体の斜視図。 本発明の第1実施形態に係る包装体の断面図。 本発明の第1実施形態に係る包装体の箱体の斜視図。 本発明の第1実施形態に係る包装体の箱体の展開図。 本発明の第1実施形態に係る包装体の包装袋の層構成を示す断面図。 本発明の第1実施形態に係る包装体の開封後の状態を示す斜視図。 本発明の第2実施形態に係る包装体の箱体の斜視図。 本発明の第3実施形態に係る包装体の箱体の展開図。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の第1実施形態を説明する。図1は第1実施形態に係る包装体1の斜視図であり、図2は第1実施形態に係る包装体1の断面図である。
包装体1は包装袋10の内部に箱体20を収納して構成される。包装袋10は背シール部11aを有するピロー型に形成され、上面部12と底面部13と一対の側面部14とを有する。上面部12は背シール部11aを配して箱体20の開口部20aと対向する。底面部13は箱体20の底面板21と対向する。側面部14は上面部12と底面部13とを連結する。
包装袋10は後述する印刷層31a(図5参照)によって印刷が施されており、店頭では底面部13を正面に配して陳列される。
また、包装袋10は一方向に易裂性を有する四角形状に予め断裁された積層体30(図5参照)を一枚用意して対向する端縁の熱接着性樹脂層32(図5参照)同士を重ねて合掌貼りする。後述するように、包装袋10の上面部12は背シール部11aの延在方向Xと直交する方向(開封方向Y)に易裂性を有する。
次に、筒状に形成された積層体30の開口部において上面部12と底面部13とを熱接着して端縁シール部11b、11cを形成し、箱体20を包装袋10内に密封する。
端縁シール部11b、11cは側面部14を内側に折り畳んで上面部12と底面部13とをシールバーにより外側から挟み込んで熱接着することにより形成される。
また、側面部14の下端と底面部13の側端とを熱接着してヘムシール部11dが形成されている。ヘムシール部11dを形成することにより、包装袋10を箱体20の形状に沿って形成することができ、包装体1を小型化することができる。
ヘムシール部11dは積層体30の最内層の熱接着性樹脂層32(図5参照)同士が対向するように所定幅で折返してシールバーにより外側から挟み込んで熱接着することにより形成される。なお、ヘムシール部11dは5〜15mmのシール幅で形成することが好ましい。
背シール部11aには包装袋10の開封を開始させる開封開始部Nが設けられている。開封開始部NはVノッチにより形成される。なお、開封開始部NをIノッチまたはUノッチにより形成してもよく、複数の微細な突き刺し孔からなる傷痕群により形成してもよい。また、切断位置を認識可能な印刷により開封開始部Nを形成してもよい。
また、開封開始部Nは背シール部11aの延在方向Xの一方(端縁シール部11b側)に偏って設けられ、包装袋10内に箱体20を他方(端縁シール部11c側)に偏って配した時に開封開始部Nは開口部20a上に配される。
図3、図4は箱体20の斜視図及び展開図である。箱体20は矩形状の底面板21と底面板21の4辺から夫々立設する側面板22a〜22dとを有し、上面に開口部20aを開口する。
側面板22aの上端部が中央部において凹状に形成され、包装袋10と側面板22aの上端部との間に隙間が形成される。従って、側面板22aの中央部に手指を掛けて箱体20を包装袋10から容易に引き出すことができる。
箱体20を展開したブランク板29は所定の坪量を有するマニラボール、ボール紙、カード紙、クラフトボール等の板紙のシートを打ち抜いて形成される。なお、樹脂板によりブランク板29を形成してもよい。
ブランク板29は矩形状の底面板21の4辺には矩形状の側面板22a〜22dが折り線26を介してそれぞれ連設される。また、対向する側面板22a、22cの両側部には折り線26を介して糊代片25がそれぞれ連設される。
ブランク板29を折り線26で折曲して箱体20が形成される。即ち、側面板22a〜22dを底面板21の周縁から折曲して立設し、糊代片25を隣接する側面板22b、22dの内面に接着剤を介して各々接着する。これにより、隣接する側面板22a〜22dが夫々連結する箱体20が形成される。
なお、糊代片25の代わりに隣接する側面板22b、22dに形成されたスリットに挿入される挿入片を側面板22a、22cの両側部に設けても隣接する側面板22a〜22dを夫々連結することができる。
図5は包装袋10を構成する積層体30の層構成を示す断面図である。積層体30は、基材層31、熱接着性樹脂層32が順に積層されている。
基材層31は一軸延伸フィルムが用いられ、フィルムの巾方向(TD方向)に易裂性及び優れた直線引裂性を有する。このため、一軸延伸フィルムのTD方向を開封方向Y(図1参照)に一致させて包装袋10を製袋することにより、包装袋10を開封方向Yに沿って直線状に開裂することができる。
一軸延伸フィルムとして具体的には、一軸延伸ナイロン、一軸延伸非晶性ポリエステル(A−PET)、一軸延伸ポリエチレンテレフタレート、一軸延伸ポリエチレンナフタレート等の公知の樹脂を任意に選択することができる。また、これらの樹脂から選ばれた1種ないし2種以上を使用して基材層31を形成してもよい。
また、基材層31を二軸延伸フィルムにより形成してもよい。この時、MD方向(流れ方向)とTD方向(巾方向)との延伸倍率が異なる二軸延伸フィルムを用いることにより、基材層31が一方向に易裂性を有する。
二軸延伸フィルムとして具体的には、二軸延伸ポリアミドフィルム、二軸延伸ポリエステルフィルムが好ましく、二軸延伸ナイロンフィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを用いることがより望ましい。
基材層31の内面には印刷層31aが配され、印刷層31aはグラビア印刷またはオフセット印刷によってインキ材を所定位置に印刷塗布して形成される。印刷層31aにより、例えば、文字、図形、記号等の所望の絵柄を基材層31の内面に任意に形成することができる。
熱接着性樹脂層32は熱によって溶融して対向する熱接着性樹脂層32と融着して熱接着し得る樹脂で構成される。例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・α−オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー等のポリオレフィン系樹脂が挙げられる。
なお、基材層31と熱接着性樹脂層32との間にガスバリア性を有するバリア層(不図示)を配してもよい。バリア層は外部から包装袋10の内部に水蒸気や酸素が浸入することを防止して内容物(不図示)の劣化を防止することができる。バリア層としては、例えば、アルミニウム、ニッケル等の金属箔、アルミニウム等の金属の蒸着膜、酸化アルミニウム、酸化珪素等の無機酸化物の蒸着膜により形成される。
バリア層を金属箔で構成する場合、ドライラミネーション法や押出しラミネーション法で基材層31と熱接着性樹脂層32との間に金属箔を積層する。
また、バリア層を蒸着膜で構成する場合、基材層31又は熱接着性樹脂層32を構成するフィルムに金属又は無機酸化物を蒸着して蒸着膜を積層する。また、基材層31と熱接着性樹脂層32との間に金属又は無機酸化物を蒸着して成る蒸着層を備えた樹脂フィルム、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルムにアルミ蒸着を施したフィルム(VM−PETとよばれるヴァキュームメタライジング・ポリエチレンテレフタレートフィルム)を用いてもよい。更に、基材層31と熱接着性樹脂層32との間に上述した基材層31と同様の易裂性及び優れた直線引裂性を有する樹脂フィルムを配することにより、積層体30は一方向に易裂性を有する。
なお、図5の積層体30は、基材層31及び熱接着性樹脂層32で構成された二層構成であり、基材層31に一軸延伸フィルム又はTD方向の延伸倍率が大きい横延伸フィルムを用いる。これにより、包装体1に対して開封方向Y(図1参照)に引裂性を付与することができる。一方、積層体30を構成する層の数を増やして、基材層31以外の層によって積層体30に引裂性を付与してもよい。例えば、基材層31及び熱接着性樹脂層32の間に引裂き性を有する横延伸フィルムを配してもよい。この場合、積層体30の層構成は、二軸延伸PET(基材層31)/印刷層31a/横延伸フィルム/アルミ蒸着PET(バリア層)/ポリエチレン(熱接着性樹脂層32)とすることができる。
図6は包装体1の開封後の状態を示す斜視図であり、使用者は片手で図1に示した包装体1の開封開始部Nよりも端縁シール部11b側の背シール部11aを摘持し、残る片手で開封開始部Nよりも端縁シール部11c側の背シール部11aを摘持する。
次に、両手が離れる方向に引張ることにより、開封開始部Nを起点にして上面部12が開封方向Yに沿って側端側へ開裂した後、側面部14が積層体30の易裂方向に沿って下方に開裂する。その後、開裂がヘムシール部11dに到達したときに開裂が止まり、上面部12及び側面部14を横断する開封口10aが形成される。
なお、ヘムシール部11dを開裂するには積層体30の易裂方向の開裂と比べて強い力で引裂く必要がある。このため、使用者は開裂がヘムシール部11dに到達したことを容易に認識することができる。これにより、開封時に包装袋10が切り離されず一体にゴミとして廃棄することができる。
開封口10aを介して箱体20を包装袋10から引き出して内容物が取り出される。従って、内容物をこぼさずに包装袋10を容易に開封することができ、開封時の包装体1の利便性を向上することができる。
また、開封後、包装袋10内に箱体20を挿入したとき、側面板22aは開封口10aより外側に突出する。このため、開裂した端縁シール部11b側の包装袋10を側面板22aの両側端上部に引掛けて開封口10aを再度閉じることができる。これにより、包装体1の利便性をより向上することができる。
本実施形態の包装体1によると、包装袋10は背シール部11aの延在方向Xと直交する方向Yに易裂性を有するとともに側面部14の下端と底面部13の側端とを熱接着したヘムシール部11dを備える。これにより、開封開始部Nを起点にして背シール部11aが上下の相反する方向に引っ張られると積層体30の易裂方向に沿って上面部12及び側面部14が破断する。このとき、包装袋10は背シール部11aの延在方向Xに直交する方向Yに円滑に開裂し、ヘムシール部11dに到達したときに開裂が止まる。従って、包装体1を容易に開封することができ、開封時に包装袋10が切り離されず一体にゴミとして廃棄することができる。これにより、包装体1の開封時の利便性を向上することができる。
また、開封開始部Nが延在方向Xの一方に偏って設けられるとともに包装袋20内で他方に偏って配された箱体20の開口部20a上に配される。これにより、開封後、包装袋10内に箱体20を挿入したとき、側面板22aは開封口10aより外側に突出する。このため、開裂した端縁シール部11b側の包装袋10を側面板22aの両側端上部に引掛けて開封口10aを再度閉じることができる。これにより、包装体1の利便性をより向上することができる。
また、包装袋10の開封口10aに対向する側面板22aの上端部が中央部において凹状に形成され。包装袋10と側面板22aの上端部との間に隙間が形成される。従って、側面板22aの中央部に手指を掛けて箱体20を包装袋10から容易に引き出すことができる。
<第2実施形態>
図7は第2実施形態の箱体20の側面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図6に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対し、側面板22aの上部の中央部には折り線24を介して下方に折曲可能な折曲片23が設けられている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
側面板22aの上部の中央部には折り線24を介して下方に折曲可能な折曲片23が設けられている。また、折曲片23の上端部は円弧状に形成され、折曲片23の上端部に手指が接触したときに使用者が不快に感じるのを防止することができる。また、折り線24はミシン目から成り、折曲片23を容易に折曲することができる。
折曲片23の両側には一対の切欠き23aが形成され。折り線24は切欠き23aの下端に跨って形成されている。これにより、折り線24に沿って折曲片23を下方に折曲すると側面板22aの上端部が中央部において凹状に形成され、包装袋10と側面板22aの上端部との間に隙間が形成される。従って、側面板22aの中央部に手指を掛けて箱体20を包装袋10から容易に引き出すことができる。
箱体20が内装されていることに気づかずに使用者が開封口10aを介して手指を包装袋10内部に挿入したときに、手指が折曲片23に当接して箱体20に気づく。これにより、使用者は折曲片23を押圧して下方に折曲し、箱体20を引き出して内容物が取り出される。従って、側面板22aの上部と手指とが擦れないため不快感を防止することができ、包装体1の使用性を向上することができる。
<第3実施形態>
図8は第3実施形態の箱体20の展開図を示している。説明の便宜上、前述の図7に示した第2実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第2実施形態に対し、折曲片23の形状が異なる。その他の部分は第2実施形態と同様である。
側面板22aの上端には底面板21側に延びる一対の切込み23bが形成され、切込み23bの中間に折曲片23が配されている。また、切込み23bの下端に跨って折り線24が形成されている。
また、折曲片23の上端部には差込片23cが上方に突出するとともに側面板22aと底面板21との境界線上には差込孔23dが設けられている。これにより、折曲片23を下方に折曲して差込片23cを差込孔23dに挿入することにより、側面板22aに折曲片23が固定されて側面板22aの強度が向上する。従って、側面板22aの中央部に手指を掛けて箱体20を包装袋10から出し入れする際に箱体20が破損するのを防止することができる。
1 包装体
10 包装袋
10a 開封口
11a 背シール部
11b、11c 端縁シール部
11d ヘムシール部
12 上面部
13 底面部
14 側面部
20 箱体
20a 開口部
21 底面板
22a〜22d 側面板
23 折曲片
23a 切欠き
23b 切込み
23c 差込片
23d 差込孔
24 折り線
25 糊代片
26 折り線
30 積層体
31 基材層
31a 印刷層
32 熱接着性樹脂層
N 開封開始部
X 延在方向
Y 開封方向

Claims (5)

  1. 矩形状の底面板と前記底面板の4辺から夫々立設する側面板とを有して上面に開口部を開口する箱体と、積層体の端縁を合掌貼りして一方向に延びる背シール部を有するピロー型に形成されて前記箱体を収納する包装袋とを備えた包装体において、
    前記包装袋は前記背シール部を配して前記開口部に対向する上面部と、前記底面板に対向する底面部と、前記上面部と前記底面部とを連結する一対の側面部とを有し、前記背シール部の延在方向と直交する方向に易裂性を有するとともに前記側面部の下端と前記底面部の側端とを熱接着したヘムシール部を備え、前記背シール部上に設けた開封開始部から前記包装袋が前記上面部及び前記側面部を横断して開封されることを特徴とする包装体。
  2. 前記開封開始部が前記延在方向の一方に偏って設けられるとともに前記包装袋内で他方に偏って配された前記箱体の前記開口部上に配されることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
  3. 前記背シール部から開封された前記包装袋の開封口に対向する前記側面板には上部の中央部に下方に折曲可能な折曲片が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装体。
  4. 前記折曲片の上端部には差込片が上方に突出するとともに前記側面板と前記底面板との境界線上には前記差込片が挿入される差込孔が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の包装体。
  5. 前記包装袋の開封口に対向する前記側面板の上端部が中央部において凹状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装体。
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