JP6939253B2 - 包装体 - Google Patents

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本発明は、包装袋内部に箱体を収納する包装体に関する。
従来の包装体は特許文献1に開示されている。この包装体は包装袋内部に箱体を収納して構成される。箱体は矩形状の底面板と底面板の4辺から夫々立設する側面板とを有して上面に開口部を開口する。箱体に収納された内容物は包装袋を開封して開封口から箱体を引き出して取出される。
特開2000−23621号公報(第2頁〜第3頁、第4図)
しかしながら、上記従来の包装体によると、箱体が内装されていることに気づかずに使用者が直接内容物を取り出した際に、側面板の上部と手指が擦れて不快感を招く。このため、包装袋の使用性が悪い問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、使用感を向上できる包装体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の包装体は、矩形状の底面板と前記底面板の4辺から夫々立設する側面板とを有して上面に開口部を開口する箱体と、積層体の周縁を熱接着部により熱接着して内部に前記箱体を収納するとともに所定位置で開封した開封口を介して前記箱体が取り出せる包装袋とを備えた包装体において、前記包装袋の前記開封口に対向する前記側面板には上部の中央部に下方に折曲可能な折曲片が設けられていることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の包装体において、前記折曲片の上端部には差込片が上方に突出するとともに前記側面板と前記底面板との境界線上には前記差込片が挿入される差込孔が設けられていると好ましい。
また本発明は、上記構成の包装体において、前記折曲片の折り線がミシン目から成ると好ましい。
また本発明は、上記構成の包装体において、前記折曲片の上端部が円弧状に形成されていると好ましい。
また本発明は、上記構成の包装体において、前記包装袋は前記開口部と対向する上面部と、前記底面板と対向する底面部と、前記上面部及び前記背面部を連結する一対の側面部とを有し、前記側面部は前記上面部及び前記背面部と連設する辺に沿って熱接着されたヘムシール部が形成されていると好ましい。
本発明の包装体によると、包装袋の開封口に対向する側面板には上部の中央部に下方に折曲可能な折曲片が設けられている。このため、箱体が内装されていることに気づかずに使用者が開封口から手指を挿入したときに手指が折曲片に当接して箱体に気づく。これにより、使用者は折曲片を押圧して下方に折曲し、箱体を引き出して内容物が取り出される。従って、側面板の上部と手指とが擦れないため不快感を防止することができ、包装体の使用性を向上することができる。
本発明の第1実施形態に係る包装体の斜視図。 本発明の第1実施形態に係る包装体の開封後の状態を示す側面図。 本発明の第1実施形態に係る包装体の箱体の斜視図。 本発明の第1実施形態に係る包装体の箱体の展開図。 本発明の第1実施形態に係る包装体の包装袋の層構成を示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る包装体の箱体の展開図。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の第1実施形態を説明する。図1は第1実施形態に係る包装体1の斜視図であり、図2は第1実施形態に係る包装体1の開封状態を示す側面図である。
包装体1は包装袋10の内部に箱体20を収納して構成される。包装袋10は箱体20を収納した状態において、上面部12と底面部13と一対の側面部14とを有する。上面部12は箱体20の開口部20aと対向し、底面部13は箱体20の底面板21と対向する。側面部14は上面部12と底面部13とを連結する。
包装袋20は後述の積層フィルム30の対向する端縁を熱接着部11aにより合掌貼りして筒状体を形成し、熱接着部11aは底面部13に配される。筒状体の開口部は熱接着部11b、11cにより熱接着して箱体20が密封される。
熱接着部11b、11cは側面部14を内側に折り畳んで上面部12と底面部13とで挟持してシールバーで外側から挟み込んで熱接着することにより形成される。
また、側面部14と上面部12とを連設する辺、側面部14と底面部13とを辺に沿ってヘムシール部11dが形成されている。ヘムシール部11dを形成することにより、包装袋10を箱体20の形状に沿って形成することができ、包装体1を小型化することができる。
ヘムシール部11dは積層フィルム30の最内層の熱接着性樹脂層32(図5参照)同士が対向するように所定幅で折返してシールバーで外側から挟み込んで熱接着することにより形成される。なお、ヘムシール部11dは5〜15mmのシール幅で形成することが好ましい。
使用者は合掌貼りされた熱接着部11aを片手で摘持して上面部12を残る片手で摘持し、両手が離れる方向に引張ることにより、前面部12と底面部13との熱接着部11bが引き剥されて開封口10aが形成される。開封口10aを介して箱体20は包装袋10から引き出される。
図3は包装体1の箱体20の斜視図である。包装体1は包装袋10の内部に箱体20を収納して構成される。箱体20は矩形状の底面板21と底面板21の4辺から夫々立設する側面板22a〜22dとを有し、上面に開口部20aを開口する。
側面板22aの上部の中央部には折り線24を介して下方に折曲可能な折曲片23が設けられている。また、折曲片23の上端部は円弧状に形成され、折曲片23の上端部に手指が接触したときに使用者が不快に感じるのを防止することができる。また、折り線24はミシン目から成り、折曲片23を容易に折曲することができる。
箱体20が内装されていることに気づかずに使用者が開封口10aを介して手指を包装袋10内部に挿入したときに、手指が折曲片23に当接して箱体20に気づく。これにより、使用者は折曲片23を押圧して下方に折曲し、箱体20を引き出して内容物が取り出される。従って、側面板22aの上部と手指とが擦れないため不快感を防止することができ、包装体1の使用性を向上することができる。
図4は箱体20の展開図である。箱体20を展開したブランク板29は所定の坪量を有するマニラボール、ボール紙、カード紙、クラフトボール等の板紙のシートを打ち抜いて形成される。なお、樹脂板によりブランク板29を形成してもよい。
ブランク板29は矩形状の底面板21の4辺には矩形状の側面板22a〜22dが折り線26を介してそれぞれ連設される。また、対向する側面板22a、22cの両側部には折り線26を介して糊代片25がそれぞれ連設される。
側面板22aの上端には一対の切欠き23aが形成され、切欠き23aの中間に折曲片23が配されている。また、切欠き23aの下端に跨って折り線24が形成されている。これにより、折り線24に沿って折曲片23を下方に折曲すると側面板22aの上端部が中央部において凹状に形成され、包装袋10と側面板22aの上端部との間に隙間が形成される。従って、側面板22aの中央部に手指を掛けて箱体20を包装袋10から容易に引き出すことができる。
ブランク板29を折り線26で折曲して箱体20が形成される。即ち、側面板22a〜22dを底面板21の周縁から折曲して立設し、糊代片25を隣接する側面板22b、22dの内面に接着剤を介して各々接着する。これにより、隣接する側面板22a〜22dが夫々連結する箱体20が形成される。
なお、糊代片25の代わりに隣接する側面板22b、22dに形成されたスリットに挿入される挿入片を側面板22a、22cの両側部に設けても隣接する側面板22a〜22dを夫々連結することができる。
図5は包装袋1を構成する積層フィルム30の層構成を示す断面図である。積層フィルム30は、基材層31、熱接着性樹脂層32が順に積層されている。なお、基材層31と熱接着性樹脂層32との間にガスバリア性を有する金属箔や金属の蒸着膜から成る中間層を配してもよい。
基材層31は樹脂フィルムを用いることができ、例えば、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の公知の樹脂を任意に選択することができる。また、これらの樹脂から選ばれた1種ないし2種以上を使用して基材層31を形成してもよい。また、樹脂フィルムの代わりに紙基材を用いてもよい。
基材層31の外面には印刷層31aが配され、印刷層31aはグラビア印刷またはオフセット印刷によってインキ材を所定位置に印刷塗布して形成される。印刷層31aにより、例えば、文字、図形、記号等の所望の絵柄を基材層31の外面に任意に形成することができる。
熱接着性樹脂層32は熱によって溶融して対向する熱接着性樹脂層32と融着して熱接着し得る樹脂で構成される。例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・α−オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー等のポリオレフィン系樹脂が挙げられる。
本実施形態の包装体1によると、包装袋10の開封口10aに対向する側面板22aには上部の中央部に下方に折曲可能な折曲片23が設けられている。このため、箱体20が内装されていることに気づかずに使用者が開封口10aから手指を挿入したときに手指が折曲片23に当接して箱体20に気づく。これにより、使用者は折曲片23を押圧して下方に折曲し、箱体20を引き出して内容物が取り出される。従って、側面板22aの上部と手指とが擦れないため不快感を防止することができ、包装体1の使用性を向上することができる。
また、折曲片23の折り線24がミシン目から成り、折曲片23を容易に折曲することができる。
また、折曲片23の上端部が円弧状に形成され、折曲片23の上端部に手指が接触したときに使用者が不快に感じるのを防止することができる。
また、側面部14は上面部12及び底面部13と連設する辺に沿って熱接着されたヘムシール部11dが形成することにより、包装袋10を箱体20の形状に沿って形成することができ、包装体1を小型化することができる。
<第2実施形態>
図6は第2実施形態の箱体20の側面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対し、折曲片23の形状が異なる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
側面板22aの上端には底面板21側に延びる一対の切込み23bが形成され、切込み23bの中間に折曲片23が配されている。また、切込み23bの下端に跨って折り線24が形成されている。
また、折曲片23の上端部には差込片23cが上方に突出するとともに側面板22aと底面板21との境界線上には差込孔23dが設けられている。これにより、折曲片23を下方に折曲して差込片23cを差込孔23dに挿入することにより、側面板22aに折曲片23が固定されて側面板22aの強度が向上する。従って、側面板22aの中央部に手指を掛けて箱体20を包装袋10から出し入れする際に箱体20が破損するのを防止することができる。
1 包装体
10 包装袋
10a 開封口
11a、11b、11c 熱接着部
11d ヘムシール部
12 上面部
13 底面部
14 側面部
20 箱体
20a 開口部
21 底面板
22a〜22d 側面板
23 折曲片
23a 切欠き
23b 切込み
23c 差込片
23d 差込孔
24 折り線
25 糊代片
26 折り線
30 積層フィルム
31 基材層
31a 印刷層
32 熱接着性樹脂層

Claims (5)

  1. 矩形状の底面板と前記底面板の4辺から夫々立設する側面板とを有して上面に開口部を開口する箱体と、積層体の周縁を熱接着部により熱接着して内部に前記箱体を収納するとともに所定位置で開封した開封口を介して前記箱体が取り出せる包装袋とを備えた包装体において、
    前記包装袋の開封口に対向する前記側面板には上部の中央部に下方に折曲可能な折曲片が設けられていることを特徴とする包装体。
  2. 前記折曲片の上端部には差込片が上方に突出するとともに前記側面板と前記底面板との境界線上には前記差込片が挿入される差込孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
  3. 前記折曲片の折り線がミシン目から成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装体。
  4. 前記折曲片の上端部が円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装体。
  5. 前記包装袋は前記開口部と対向する上面部と、前記底面板と対向する底面部と、前記上面部及び前記底面部を連結する一対の側面部とを有し、
    前記側面部は前記上面部及び前記底面部と連設する辺に沿って熱接着されたヘムシール部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装体。
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