JP3170609U - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】緩衝材等の包装副資材を使用せずに、同一の大きさの包装箱で、様々な大きさの物品を箱内で固定して包装できるようにすることである。【解決手段】板状体10の端部に折返片11、11を連設した押え板Pを使用する。前記折返片11、11を折返した前記押え板Pを物品Gと共に箱本体Bに収納し、折返した折返片11、11が戻ろうとする弾発力で物品Gを押さえるようにしたのである。【選択図】図5

Description

この考案は、様々な形状やサイズの異なった商品の包装に兼用でき、例えば多種類の商品を取扱う通信販売などに有用な包装箱に関する。
多種の商品を取扱う通信販売においては、あらゆる商品の形状、サイズ、数量に合せた包装箱を用意しておくのは不可能であるため、限られた種類の包装箱に様々なサイズの商品を収納する必要がある。このため、必然的に商品と包装箱の間に隙間が生じ、輸送等の取扱い時にがたつきが生じる。このがたつきを防止するため、従来は箱内の隙間に丸めた紙や気泡緩衝材、発泡緩衝材等を詰めていた。
また、商品を段ボール製の台紙に載せてシュリンクフィルムで包み、包装箱の底面に接着剤で貼り付けることにより、箱内でのがたつきを防止することもあった。
しかしながら上記のような方法では、通信販売業者は紙や気泡緩衝材、発泡緩衝材、シュリンクフィルム等の包装副資材を常に大量に準備しておく必要があり、シュリンクフィルムによる包装作業や商品と包装箱の隙間に合せて包装副資材を充填する必要があって作業性が悪く、また、開封後にはこれらの包装副資材が大量のごみとして発生するという問題がある。
そこで、この考案の課題は、包装副資材をできるだけ使用せずに、同一の大きさの包装箱で、様々な大きさの商品(以下物品という)を箱内で固定して包装できるようにすることである。
上記課題を解決するため、この考案においては、板状体の端部に折返片を連設した押え板を用意し、前記折返片を内側に折返して箱本体内に収納した物品の上に載置し、この押え板の折返片を蓋板やフラップで押圧してその弾発力で物品を押さえるようにしたのである。
折返片の罫線は板状体の厚み以下としておくのが好ましい。また、折返片の反発力を調整するため、罫線の中央部にスリットを設けておくことができる。板状体と折返片との境界となる罫線を複数の弧状の罫線とすれば、罫線に折ぐせが付いても弾発力を維持でき、押圧力が低下しない。
この考案に係る包装箱では、物品の大きさにかかわらず、押え板で押さえつけることにより、箱内でのがたつきを防止できる。
この考案に係る箱本体の展開平面図および押え板を示す平面図、 同上の箱本体を組立てた状態を示す斜視図、 押え板を空の箱本体に収納した状態を示す断面図、 同上の物品および押え板の収納状態を示す正面断面図、 同上の封緘状態を示す正面断面図、 この考案に係る押え板の第2の実施形態を示す平面図である。
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、この考案の包装箱は、箱本体Bと押え板Pより成る。箱本体Bを形成するためのブランクは、底板1の両側縁に通常の罫線を介して設けられた側板2、2と、底板1の両端縁に通常の罫線を介して設けられた端板3、3と、一方の側板2にミシン目罫線2aを介して設けられた蓋板4より成り、前記端板3、3には、ミシン目罫線3a、3aを介して、フラップ6、6がそれぞれ端板3、3のほぼ全長にわたって設けられている。このフラップ6、6の幅は、端板3、3の幅(高さ)以上であることが望ましい。また、前記側板2、2の両端には、それぞれ罫線を介して継代片7が設けられている。さらに、蓋板4の外側縁には、ミシン目罫線4aを介して貼付片5が設けられ、この貼付片5の幅方向の中間部に、長さ方向の全長に延びる切り取り用断続線5a(所謂ジッパ線)が設けられている。このジッパ線5a及びミシン目罫線2a、3aは、後述する開封を容易にするためのものである。
前記箱本体Bに挿入される押え板Pは、図1に示すように、箱本体Bの底板1とほぼ相似形で縦横のサイズがやや小さい板状体10と、その両端縁に罫線10a、10aを介して設けられた折返片11、11より成り、前記板状体10には、弾性を維持できるように、また後述する押え板Pを物品Gの上に載せた状態で物品Gを視認できるように、複数の透孔12や切欠き13が形成されている。この透孔12は円形、楕円形、長円形のような内周縁がアール状になったものが好ましいが、5角形以上の多角形であってもよい。また透孔12の長径は、約20mm〜約40mm程度が好ましい。個数は約10〜30/m2 がよく、板状体10が折れ曲って塑性変形してしまうのを防止するため、これらをランダムに配置するのがよい。特に、少くとも板状体10の縦と横方向に一列に並ばないように配置するのがよい。なお、切欠き13は、透孔12の一部形状を採ったものが好ましい。
前記罫線10a、10aは、折返片11、11を内側に(板状体10の方向へ)折り曲げて、板状体10に対して90度より小さく約30度以上の角度で傾斜させ、折返片11、11に対して上方から力を加えられたとき、罫線10a、10aに沿った折り返し部に生じる弾発力によって板状体10が後述のごとく物品に対して弾性的に圧接できるようにしたものである。従って罫線10a、10aを形成する押罫部材の巾は、押え板Pを形成する段ボール等の厚紙の厚さよりも小さくしておくのが好ましい。また、折返片11、11の弾発力を調整するため、罫線10a、10aの中央部にスリット10b、10bを設けておくことができる。
なお、図3に示すように、箱本体B内に押え板Pを収納したときに、折返片11、11が直立状態でその先端がフラップ6、6に近接するような幅Hを有するようにしておくのが望ましい。押え板Pを空の箱本体Bに収納した際に、蓋板4がはね上げられたりしないようにするためである。また、フラップ6、6が設けられていない場合には、蓋板4の内面に近接する幅Hを持たせるのがよい。
図2は、図1のブランクを組立てて箱本体Bを形成した状態を示す。まず、図1のブランクの両側板2、2及び両端板3、3を底板1の4辺の罫線に沿って垂直に立ち上げ、側板2、2の端部の継代片7を側板2、2に対して直角に折り曲げ、端板3、3の内面に接着する。そしてフラップ6、6を罫線3a、3aに沿って内側に折り、蓋板4も罫線2aに沿って内側に折り曲げておく。
また、押え板Pの折返片11、11も内側に折り曲げておく。
上記のような箱本体B及び押え板Pの使用方法を説明する。図4に示すように、まず物品Gを箱本体B内に収納する。この場合、物品Gは、その高さが箱本体Bの深さよりも低いものとし、個数も隙間なく収納するのに足りないものとする。この状態で図のようにフラップ6、6を外側に拡げ、押え板Pを箱本体B内に挿入して物品Gの上に載せる。そして図5に示すように、フラップ6、6を内側に倒して押え板Pの折返片11、11を押えるようにしながら蓋板4を箱本体Bの開口部に被せ、ジッパ線5aよりも外側部分に接着剤を塗布した(図4の点線部分)貼付片5を側板2に貼り付けて固着する。
これによって、フラップ6、6は蓋板4に押えられ、押え板Pの折返片11、11を押圧し、罫線10a、10aを介して折返片11、11の弾発力が板状体10に作用するため、板状体10は物品Gを弾力的に押圧し、物品Gをその位置に保持する。なお、不定形充填物、例えばスリットした紙屑、薄い木屑などを物品G間の隙間に充填してもよい。
上記のようにして包装した包装箱を開封する際には、側板2に固着した貼付片5のジッパ線5aより外側をジッパ線5aに沿って破断しながら剥離する。貼付片5のジッパ線5aより内側部分は接着されていないので、この操作によって蓋板4を開くことができる。その後、必要に応じてミシン目罫線2aに沿って破断し蓋板4を取り外し、さらにミシン目罫線3a、3aを破断してフラップ6、6を取り外すことができる。これによって、底板1の周囲を側板2、2及び端板3、3で取り囲んだ開口容器が得られる。
図6に押え板Pの他の例を示す。図示のように、折返片11、11と板状体10との間に、2本の弧状罫線10c、10dが設けられている。直線状罫線では折り癖がつき、弾発力が低下するおそれがあるので弧状にしたが、一本の弧状罫線では罫線以外の部分に折れ線が延びてしまうことがあるので、中央部で離れ、端部で接する二本の弧状罫線としたのである。2本の罫線10c、10dの中央部における間隔は、約4mm〜15mm、特に約6mm〜8mmがよい。また、板状体10の隅角部を切除しておくと、押え板Pを箱本体Bに挿入する際の引掛りを防止することができる。勿論アール状に隅角部を丸めておいてもよい。
なお、折返片11、11の長さは、板状体10の全幅に延びるものでもよいが、図示のように板状体10の幅の約半分程度でもよく、板状体10に対する押圧力を考慮して選択することができる。さらに、場合によっては3以上の折返片を設けることができる。
図1乃至図5に示す実施形態では、箱本体Bにフラップ6、6を設けて、これらのフラップが押え板Pの折返片11、11をそれぞれ押えるようにしたが、フラップを省略して蓋板4で直接折返片11、11を押えるようにしてもよい。
箱本体Bの平面形状は、図示のような4角形に限らず、その他の多角形でもよい。押え板Pは、箱本体Bと相似形とし、その板状体10が収納物品Gを押圧することができるように、適当な個所に折返片11を設ければよい。
包装箱の材料は、段ボール等の厚紙、合成樹脂、合成樹脂と厚紙の積層体など種々選択可能である。
1 底板
2 側板
3 端板
4 蓋板
5 貼付片
6 フラップ
7 継代片
10 板状体
10a 罫線
10b スリット
10c、10d 弧状罫線
11 折返片
12 透孔
13 切欠き
B 箱本体
P 押え板
G 物品
H 折返片の幅

Claims (5)

  1. 物品を収納する箱本体と、板状体の端部に折返片を連設した押え板より成り、前記折返片を板状体の内側方向に折返した押え板を箱本体に収納した物品の上に載置し、前記箱本体の開口部に設けた蓋板で前記押え板を物品と共に封止して、前記折返片を蓋板で押圧し、折返片の弾発力で前記板状体によって物品を押さえ物品の位置を保持するようにした包装箱。
  2. 前記箱本体に収納した押え板の折返片に対応して箱本体の開口部にフラップを設け、前記蓋板を封止したときに蓋板がフラップを介して折返片を押圧するようにした請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記押え板の板状体と折返片は罫線を介して設けられ、この罫線が板状体の厚みよりも小さい幅の押罫部材によって形成された請求項1または2に記載の包装箱。
  4. 前記押え板の板状体と折返片は2本の弧状罫線を介して設けられ、これらの弧状罫線は中間部で離れ両端部で接するようにした請求項1〜3のいずれかに記載の包装箱。
  5. 前記押え板の板状体にランダムな透孔と板状体の周縁に切欠きのいずれか、または両方を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の包装箱。
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