JP2022023285A - 包装用箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】仕切板の傾倒を防止し、収容品の箱詰めを容易にできるとともに、取出口の開口を容易とし、収容品を取出す取出操作を容易にできる包装用箱を提供する。【解決手段】包装用箱は、方形状の前方板11、底板12、後方板13、及び天板14と、第1易破断部20と、側蓋片31と、第1接着板50と、仕切板61と、第2接着板70と、第2易破断部80とを具備する。第1易破断部20は、天板14に開口される取出口100の開口形状に沿って形成される。側蓋片31は、一方側蓋30を形成する。第1接着板50は、第2方向X2に、側蓋片31から直接又は間接に突設され、底板12と接着される。仕切板61は、第1接着板50から第1方向X1に突設される。第2接着板70は、仕切板61から第1方向X1に突設され、天板14の開口領域14aに接着される。第2易破断部80は、仕切板61と第2接着板70とを連結する。【選択図】図2

Description

本発明は、包装用箱に関し、特に、中仕切を具備し、緩衝性に優れるとともに、開封性及び収容品の取出し性に優れている包装用箱に関するものである。
中仕切を具備する包装用箱として、特許文献1には、角筒状の箱本体と、箱本体と一体に形成されている中仕切とを具備する包装用箱が記載されている。特許文献1に記載の包装用箱においては、中仕切が箱本体に収容される各収容品の間に配設されることによって、箱本体の内部で収容品が搖動しても、中仕切がクッションの役目をし、収容品の破損を防止できる。
実登第2601431号公報
しかしながら、特許文献1に記載の包装用箱においては、中仕切を形成する仕切板の一側部が箱本体を形成する一つの側板に糊付けされ、一つの側板だけで仕切板が支持されている。従って、仕切板が箱本体の内部で傾倒することがあり、仕切板が傾倒すると、例えば箱本体における軸方向の端部開口を介し、収容品を機械詰めするとき、収容品をスムーズに箱詰めできなくなる。
仕切板の傾倒を防止する方法としては、箱本体を形成する二対の対向板のうちの一対の対向板に仕切板の両端を糊付けし、仕切板を一対の対向板で支持することが考えられる。ところが、一対の対向板の一方に収容品の取出口を開口するようにミシン目や弱め線などの易破断部を形成した場合に、一対の対向板に仕切板の両端を糊付けすると、仕切板によって、一対の対向板の一方における開口領域が、一対の対向板の他方に繋ぎとめられることとなり、取出口をスムーズに開口できず、収容品を取出し難くなることがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、仕切板の傾倒を防止し、収容品の箱詰めを容易にできるとともに、取出口の開口を容易とし、収容品を取出す取出操作を容易にできる包装用箱を提供することにある。
本願に開示する包装用箱は、ブランクシート(1)を材料として形成される包装用箱であって、方形状の前方板(11)、底板(12)、後方板(13)、及び天板(14)と、第1易破断部(20)と、側蓋片(31)と、第1接着板(50)と、仕切板(61)と、第2接着板(70)と、第2易破断部(80)とを具備する。前記前方板(11)、前記底板(12)、前記後方板(13)、及び前記天板(14)は、角筒状の箱本体(10)を形成し、前記ブランクシート(1)における第1方向(X1)に連設される。前記第1易破断部(20)は、前記天板(14)に開口される取出口(100)の開口形状に沿って形成される。前記側蓋片(31)は、一方側蓋(30)の少なくとも一部分を形成し、前記第1方向(X1)と交差する第2方向(X2)に前記底板(12)から突設される。前記一方側蓋(30)は、前記箱本体(10)における軸方向両端の各開口を塞ぐ一対の側蓋(30、40)の一方である。前記第1接着板(50)は、前記第2方向(X2)に、前記側蓋片(31)から直接又は間接に突設され、前記底板(12)の前記箱本体(10)における内側面と接着される。前記仕切板(61)は、前記箱本体(10)の内部に配設される中仕切(60)を形成し、前記第1接着板(50)から、前記第1方向(X1)、又は前記第1方向(X1)と反対方向に突設される。前記第2接着板(70)は、前記仕切板(61)から前記第1方向(X1)、又は前記第1方向(X1)と反対方向に突設され、開口領域(14a)の前記箱本体(10)における内側面に接着される。前記開口領域(14a)は、前記天板(14)のうち、前記第1易破断部(20)によって囲われる領域である。前記第2易破断部(80)は、前記仕切板(61)と前記第2接着板(70)との境界線(62)に沿って延びており、前記仕切板(61)と前記第2接着板(70)とを連結する。第1易破断部(20)が取出口(100)の開口形状に沿って天板(14)に形成されることによって、取出口(100)を容易に開口できるとともに、第2易破断部(80)が、仕切板(61)と第2接着板(70)とを連結していることによって、取出口(100)を開口する際に、天板(14)の開口領域(14a)が底板(12)に繋ぎとめられることがなく、取出口(100)の開口を更に容易にでき、収容品の取出操作を更に容易できる。
本願に開示する包装用箱において、前記第2易破断部(80)は、前記第1方向(X1)に対し傾いている少なくとも1つの傾斜切れ目(81)を含んでいる。前記第2易破断部(80)が、少なくとも1つの傾斜切れ目(81)を含んでいることによって、取出口(100)を開口する際に、より確実に前記第2易破断部(80)を破断でき、より確実に、収容品の取出操作を容易にできる。
また、本願に開示する包装用箱は、緩衝脚板(91)と、緩衝台板(92)とを更に具備する。前記緩衝脚板(91)と前記緩衝台板(92)とは、緩衝部90を形成する。緩衝部90は、前記一方側蓋(30)と収容品(2)との間に配される。また、前記緩衝脚板(91)は、前記側蓋片(31)から前記第2方向(X2)に突設される。前記緩衝台板(92)は、前記緩衝脚板(91)から前記第2方向(X2)に突設されるとともに、前記第1接着板(50)が前記第2方向(X2)に突設される。
本発明の包装用箱によれば、仕切板の傾倒を防止し、収容品の箱詰めを容易にできるとともに、取出口の開口を容易とし、収容品を取出す取出操作を容易にできる。
本発明の実施形態に係る包装用箱を示す斜視図である。 包装用箱のブランクシートを示す平面図である。 包装用箱の中仕切と緩衝部とを示す斜視図である。 一側の蓋部が開放されている包装用箱を示す斜視図である。 取出口が開封されている包装用箱を示す斜視図である。 包装用箱の要部を示すブランクシートの一部拡大図である。
以下、本発明の実施形態に係る包装用箱を図面に基づいて詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するのに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨が明記されていない限り、この実施形態に限定されるものではない。
〈実施形態〉
図1~図6を参照して、本発明の実施形態に係る包装用箱を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る包装用箱を示す斜視図である。図2は、包装用箱のブランクシートを示す平面図である。図3は、包装用箱の中仕切と緩衝部とを示す斜視図である。図4は、一側の蓋部が開放されている包装用箱を示す斜視図である。図5は、取出口が開封されている包装用箱を示す斜視図である。図6は、包装用箱の要部を示すブランクシートの一部拡大図である。
図1、図2に示すように、実施形態に係る包装用箱は、ブランクシート1を材料として形成される包装用箱であって、方形の箱本体10を具備する。箱本体10は、角筒状であり、軸方向の各端部に、軸方向両端の各開口を塞ぐ一対の側蓋30、40を有している。
図2に示すように、箱本体10は、方形状の前方板11、底板12、後方板13、天板14、及び前被せ板15から形成される。前方板11、底板12、後方板13、天板14、及び前被せ板15は、ブランクシート1における第1方向X1に折目を介し連設される。
なお、図2の紙面には、前方板11、底板12、後方板13、天板14、及び前被せ板15の二つの表面のうち、箱本体10の外側面となる面が表れている。以下、図2に示す包装用箱の全ての部分について、便宜的に、図2に表れている方の面を「外側面」と称し、反対側の面を「内側面」と称する。
また、本明細書において、「前」、「後」、「天」、「底」という用語は、発明の理解を容易とするために、各部材の名称に便宜的に用いたものであり、何ら発明を限定する趣旨のものではない。例えば、前方板、底板、後方板、天板を、それぞれ、第1板、第2板、第3板、第4板と呼び替えても発明の内容に相違はない。
前方板11は、箱本体10における軸方向の各端部に一対のフラップ片11a、11bが折目を介し突設されている。一対のフラップ片11a、11bは、箱本体10において、一対の側蓋30、40の内側に配置される。また、前方板11は、第1方向X1と交差する左右方向の中央に、左右方向に長い円弧状の切れ目11cを有している。切れ目11cは、包装用箱の開封後に、後述の摘み片15aを切れ目11cに差込み、包装用箱を再封できるように形成されている。
底板12は、箱本体10における軸方向の各端部に、第1側蓋片31、及び第2側蓋片41が折目を介し突設されている。
第1側蓋片31は、ブランクシート1において、第1方向X1と交差する二方向のうちの一方向である第2方向X2に突設され、第1側蓋30の少なくとも一部分を形成する。第1側蓋30は、一対の側蓋30、40の一方である。なお、実施形態においては、第2方向X2は、第1方向X1と直交する方向である。
第2側蓋片41は、ブランクシート1において、第2方向X2の反対方向に底板12から突設され、第2側蓋40の少なくとも一部分を形成する。第2側蓋40は、一対の側蓋30、40の他方である。
後方板13は、前方板11と略同一の形状であり、箱本体10における軸方向の各端部に一対のフラップ片13a、13bが折目を介し突設されている。一対のフラップ片13a、13bは、箱本体10において、一対の側蓋30、40の内側に配置される。
天板14は、底板12と略同一の形状であり、箱本体10における軸方向の各端部に、第3側蓋片32、及び第4側蓋片42が折目を介し突設されている。
第3側蓋片32は、ブランクシート1において、第2方向X2に天板14から突設され、第1側蓋30の少なくとも一部分を形成する。実施形態においては、第3側蓋片32が第1側蓋片31の外側面に重ね合わされ、第1側蓋30を形成する。
第4側蓋片42は、ブランクシート1において、第2方向X2と反対方向に天板14から突設され、第2側蓋40の少なくとも一部分を形成する。実施形態においては、第4側蓋片42が第2側蓋片41の外側面に重ね合わされ、第2側蓋40を形成する。
前被せ板15は、前方板11と略同一の形状を有し、前方板11の外側面に重ね合わされる。また、前被せ板15は、包装用箱を開封する際の摘み片15aと、摘み片15aに指を掛けるための孔部15bとを有している。
第1易破断部20は、実施形態においては、への字状の切れ目を連ねた弱め線であり、収容品2の取出口100(図5参照)の開口形状に沿って形成される。収容品2は、実施形態においては、円筒状の瓶である。また、図2に示すように、第1易破断部20は、使用者が摘み片15aを把持し、所定の開封操作を行うことによって取出口100を開口できるように、天板14から前被せ板15の摘み片15aまで延設されている。
第1接着板50は、図2に示すように、第2方向X2に、第1側蓋片31から直接又は間接に突設され、底板12の内側面と接着される。図2においては、第1接着板50が、糊付けなどによって底板12と接着される位置を二点鎖線によって示している。なお、実施形態においては、第1接着板50は、緩衝脚板91と緩衝台板92とを介し、第1側蓋片31から第2方向X2に突設される。
図3に示すように、仕切板61は、箱本体10の内部に配設される中仕切60を形成し、第1方向X1、又は第1方向X1と反対方向に折目を介し第1接着板50から突設される。実施形態においては、仕切板61は、詳細は省略するが、製函工程を容易とするために、第1方向X1に、第1接着板50から突設される。
図4に示すように、仕切板61は、箱本体10における軸方向の端部開口から箱本体10の内部を見たとき、箱本体10の内部空間を中央で二分割するように配設されており、収容品2は、仕切板61によって分割された各空間に箱本体10の端部開口を介し収容される。収容品2が、仕切板61によって分割された各空間に収容されることによって、収容品同士が接触し損傷されることを防止できる。
第2接着板70は、第1方向X1、又は第1方向X1と反対方向に折目を介し仕切板61から突設され、図5に示すように、天板14における開口領域14aの内側面に接着される。実施形態においては、第2接着板70は、仕切板61から第1方向X1に突設されている。開口領域14aは、天板14のうち第1易破断部20によって囲われる領域である。なお、図2においては、第2接着板70が天板14と接着される位置を二点鎖線によって示している。
図6に示すように、第2易破断部80は、仕切板61と第2接着板70との境界線62に沿って延びており、仕切板61と第2接着板70とを連結する。第2易破断部80は、第1方向X1に対し傾いている少なくとも1つの傾斜切れ目81を含んでいる。
実施形態においては、第2易破断部80は、境界線62に沿った方向において左右対称に形成される一対の傾斜切れ目81と、一対の第1平行切れ目82と、一対の第2平行切れ目83と、一つの第3平行切れ目84とを有している。
一対の第1平行切れ目82は、一対の傾斜切れ目81から各々他方の傾斜切れ目81に向かって、境界線62と略平行に延びるように同一の直線上に形成される。一対の第2平行切れ目83は、一対の傾斜切れ目81から各々他方の傾斜切れ目81と反対方向に、仕切板61及び第2接着板70の外縁まで境界線62と略平行に延びるように、同一の直線上に形成される。第3平行切れ目84は、一対の第2平行切れ目83の間に、一対の第2平行切れ目83とは不連続に、一対の第2平行切れ目83と同一の直線上に形成される。
また、図2に示すように、実施形態の包装用箱は、緩衝脚板91と、緩衝台板92とを更に具備する。図3、図5に示すように、緩衝脚板91と緩衝台板92とは、緩衝部90を形成する。緩衝部90は、第1側蓋30と収容品2との間に配され、包装用箱の外部から箱本体10の軸方向に沿って収容品2に加わる衝撃を緩衝する。
図2に示すように、緩衝脚板91は、第2方向X2に折目を介し第1側蓋片31から突設される。緩衝台板92は、第2方向X2に折目を介し緩衝脚板91から突設される。また、緩衝台板92から、第2方向X2に、第1接着板50が折目を介し突設される。
以上、図1~図6を参照して説明したように、実施形態の包装用箱によれば、中仕切60が角筒状の箱本体10の内部空間を軸方向に沿って中央で分割するように配設されている。従って、中仕切60によって分割された各空間に収容品2を収容でき、例えば瓶である収容品同士が接触し、損傷されることを防止できる。
また、図2、図4を参照して説明したように、実施形態の包装用箱によれば、第1接着板50が底板12に接着され、第2接着板70が天板14に接着される。従って、中仕切60を形成する仕切板61を底板12と天板14の両方で支持でき、仕切板61の傾倒を防止でき、収容品2の箱詰めを容易にできる。
また、実施形態の包装用箱によれば、第1易破断部20が、取出口100の開口形状に沿って形成されることによって、取出口100を容易に開口できる。また、実施形態の包装用箱によれば、仕切板61と第2接着板70との境界線62に沿って延びる第2易破断部80が、仕切板61と第2接着板70とを連結している。従って、図5に示すように、第2接着板70が天板14の開口領域14aと接着されていても、第1易破断部20を破断し取出口100を開口するとき、第2易破断部80が破断することによって、開口領域14aが底板14に繋ぎとめられることがなく、取出口100をスムーズに開口でき、取出口100から収容品2を取出す取出操作を容易にできる。
更に、図6を参照して説明したように、実施形態の包装用箱によれば、第2易破断部80が、第1方向X1に対し傾いている少なくとも1つの傾斜切れ目81を含んでいる。従って、主に境界線62に対し垂直な力だけが第2接着板70に加わったときにおいても、傾斜切れ目81を媒介として境界線62と平行な方向に力を伝えることができ、第2易破断部80を容易に破断でき、収容品2の取出操作を更に容易にできる。
例えば、仕切板61と第2接着板70との間の易破断部が単なるミシン目である場合には、境界線62に対し垂直な力だけが第2接着板70に加わると、ミシン目がスムーズに破断されず、取出口100をスムーズに開口できないことも考えられる。実施形態の包装用箱によれば、主に境界線62に対し垂直な力だけが第2接着板70に加わったときにおいても、傾斜切れ目81を媒介として、境界線62に沿って第2易破断部80を容易に破断でき、収容品2の取出操作を更に容易にできる。
また、図2、図3に示すように、仕切板61は、第1接着板50との接続部分よりも第2接着板70との接続部分の方が、幅が小さくなっている。第2接着板70との接続部分の幅が小さいことによって、第2易破断部80の破断を更に容易にすることができ、収容品2の取出操作を更に容易にできる。
更に、図2を参照して説明したように、実施形態の包装用箱によれば、緩衝部90が、第1側蓋30と収容品2の例えば瓶底との間に配置される。従って、包装用箱の外部から箱本体10の軸方向に収容品2に加わる衝撃を緩衝でき、中仕切60の緩衝作用と相まって、収容品2の損傷を更に効果的に防止できる。また、緩衝脚板91と緩衝台板92とが、ブランクシート1において、第1側蓋片31と第1接着板50との間に配置されることによって、1枚のブランクシートから中仕切60と緩衝部90とを含む包装用箱の全体を製函できる。従って、中仕切60と緩衝部90とを含む包装用箱の製造に使用される材料の種類を単一とし、包装用箱の製造工程を簡易にできる。
以上、図面(図1~図6)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
X1…第1方向
X2…第2方向
1…ブランクシート
2…収容品
10…箱本体
100…取出口
11…前方板
12…底板
13…後方板
14…天板
14a…開口領域
20…第1易破断部
30…第1側蓋
31…第1側蓋片
40…第2側蓋
50…第1接着板
60…中仕切
61…仕切板
62…境界線
70…第2接着板
80…第2易破断部
90…緩衝部
91…緩衝脚板
92…緩衝台板

Claims (3)

  1. ブランクシート(1)を材料として形成される包装用箱であって、
    角筒状の箱本体(10)を形成し、前記ブランクシート(1)における第1方向(X1)に連設される方形状の前方板(11)、底板(12)、後方板(13)、及び天板(14)と、
    前記天板(14)に開口される取出口(100)の開口形状に沿って形成される第1易破断部(20)と、
    前記箱本体(10)における軸方向両端の各開口を塞ぐ一対の側蓋(30、40)の一方である一方側蓋(30)の少なくとも一部分を形成し、前記第1方向(X1)と交差する第2方向(X2)に前記底板(12)から突設される側蓋片(31)と、
    前記第2方向(X2)に、前記側蓋片(31)から直接又は間接に突設され、前記底板(12)の前記箱本体(10)における内側面と接着される第1接着板(50)と、
    前記箱本体(10)の内部に配設される中仕切(60)を形成し、前記第1接着板(50)から、前記第1方向(X1)、又は前記第1方向(X1)と反対方向に突設される仕切板(61)と、
    前記仕切板(61)から前記第1方向(X1)、又は前記第1方向(X1)と反対方向に突設され、前記天板(14)の開口領域(14a)であって、前記第1易破断部(20)によって囲われる開口領域(14a)の前記箱本体(10)における内側面に接着される第2接着板(70)と、
    前記仕切板(61)と前記第2接着板(70)との境界線(62)に沿って延びるように設けられており、前記仕切板(61)と前記第2接着板(70)とを連結する第2易破断部(80)
    とを具備することを特徴とする包装用箱。
  2. 前記第2易破断部(80)は、前記第1方向(X1)に対し傾いている少なくとも1つの傾斜切れ目(81)を含んでいる、請求項1に記載の包装用箱の中仕切。
  3. 前記一方側蓋(30)と前記箱本体(10)に収容される収容品(2)との間に配置される緩衝部90を形成し、前記側蓋片(31)から前記第2方向(X2)に突設される緩衝脚板(91)と、前記緩衝脚板(91)から前記第2方向(X2)に突設されるとともに、前記第1接着板(50)が前記第2方向(X2)に突設される緩衝台板(92)とを更に具備する、請求項1又は請求項2に記載の包装用箱。
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