JP2019100329A - ポンプ - Google Patents
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Abstract
Description
図2は、モータ12とクランク部13とを示す斜視図である。図2には、後述の可動部22も併せて示されている。図3は、図2に示す構成の一部を分解して示した斜視図である。駆動部10は、モータ12に加えてクランク部13を有する。クランク部13は、筐体11の内部に配置される。筐体11の前面に固定されるモータ12の出力軸12aは、筐体11の内部に露出し、クランク部13に連結される。図2及び図3に示すように、クランク部13は、偏心回転体131と、コンロッド132と、バランサ133と、軸受134とを有する。
図4は、図1に示すポンプ1の一部を分解して示した分解斜視図である。図4においては、第1ねじ2は省略されている。図4に示すように、第1ブロック体20は、第1枠体部21と可動部22とを有する。すなわち、ポンプ1は可動部22を有する。第1枠体部21は上下方向に延びる。可動部22は、外周部が第1枠体部21の上部によって支持される。
図5は、第2ブロック体30を下側から見た斜視図である。図4及び図5に示すように、第2ブロック体30は、第2枠体部31と、第2枠体部31に囲まれた円板状の隔壁部32とを有する。すなわち、ポンプ1は隔壁部32を有する。第2枠体部31と隔壁部32とは単一部材でもよいが、別部材であってもよい。本実施形態では、第1枠体部31はプラスチック材で構成される。隔壁部32は、プラスチック材で構成され、上面側にゴム材が配置される。隔壁部32は、板状であり、第2枠体部31の上部側に位置する。このために、図5に示すように、第2ブロック体30は、下面側に、上側に向けて凹む第2ブロック体凹部33を有する。
図7は、蓋体40を下方から見た斜視図である。例えば図6及び図7に示すように、蓋体40は、隔壁部32の上側に配置される。蓋体40は、下側に開口するカップ状である。図4及び図7に示すように、蓋体40の前側面には、吸入ポート41及び排出ポート42が設けられる。すなわち、ポンプ1は、吸入ポート41と排出ポート42とを有する。吸入ポート41は、吸入側流体通過部341と通じ、流体を吸入する。排出ポート42は、排出側流体通過部342と通じ、流体を排出する。吸入ポート41及び排出ポート42は、いずれも、前後方向に延びる筒状である。ポンプ1が真空ポンプである場合、吸入ポート41は、真空にする容器と、例えばチューブ等を用いて通じる。ポンプ1の駆動によって、容器から気体が吸入ポート41を介してポンプ室60に送り込まれる。気体は、ポンプ室60から排出ポート42を介して外部に排出される。蓋体40、吸入ポート41、及び排出ポート42は、例えば樹脂成形によって構成される単一部材であってよい。吸入ポート41及び排出ポート42は、蓋体40と別部材であってもよい。
図8は、蓋体40における流体の流れを示す図である。主に、図6及び図8を参照して、ポンプ1の動作を説明する。
図9は、弁座部35の構成例を説明するための模式図である。図9には、弁体36の軸部36aも示されている。図9において、弁座部35は、複数の通気孔37が振り分けられる第1領域R1と第2領域R2とを有する。軸部36aの中心線Cを含む互いに直交する2つの平面P1、P2によって区画される四区画S1〜S4のうち、中心線Cを中心として互いに対向する2つの区画S1、S3の一方に第1領域R1は位置し、他方に第2領域R2は位置する。互いに直交する2つの平面P1、P2は、仮想の平面であり、任意に設定される。本実施形態では、区画S1に第1領域R1は位置し、区画S3に第2領域R2は位置する。なお、軸部36aの中心線Cは図6に示すように上下方向に延びる。図9においては、軸部36aの中心線Cは紙面と直交する方向に延びる。
上述のように、ポンプ1は複数の弁体36を有する。複数の弁体36は、第1弁体361と第2弁体362とを有する。第1弁体361は第1材質で構成される。第2弁体362は、第1材質と異なる第2材質で構成される。これによれば、複数の弁体36の中に材質が異なる複数種類の弁体が含まれるために、環境毎に適した材質の弁体を配置することができる。この結果、例えばポンプ1の耐久性を向上することができる。また、この結果、例えばポンプ1の低騒音化を図ることができる。
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。また、本明細書中に示される複数の実施形態及び変形例は可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
10・・・駆動部
22・・・可動部
32・・・隔壁部
34・・・流体通過部
35・・・弁座部
36・・・弁体
36a・・・軸部
37・・・通気孔
40・・・蓋体
41・・・吸入ポート
42・・・排出ポート
46・・・第1仕切壁
46a・・・開口部
47・・・第2仕切壁
60・・・ポンプ室
341・・・吸入側流体通過部
342・・・排出側流体通過部
351・・・吸入側弁座部
352・・・排出側弁座部
361・・・吸入側弁体(第1弁体)
362・・・排出側弁体(第2弁体)
C・・・中心線
P1、P2・・・平面
R1・・・第1領域
R2・・・第2領域
S1〜S4・・・区画
Claims (12)
- 流体用ポンプであって、
駆動部と、
前記駆動部の駆動により動く可動部と、
前記可動部の動きにより容積が増減するポンプ室と、
前記ポンプ室の上壁を構成する隔壁部と、
前記隔壁部に設けられ、流体が上下方向に通過する複数の流体通過部と、
を有し、
各前記流体通過部は、
前記隔壁部を上下方向に貫通する通気孔を有する弁座部と、
前記通気孔を開閉する弁体と、
を有し、
複数の前記弁体は、
第1材質で構成される第1弁体と、
前記第1材質と異なる第2材質で構成される第2弁体と、
を有する、ポンプ。 - 前記流体通過部は、
前記ポンプ室に流体を吸入する吸入側流体通過部と、
前記ポンプ室から流体を排出する排出側流体通過部と、
を有し、
前記吸入側流体通過部は、前記第1弁体を有し
前記排出側流体通過部は、前記第2弁体を有する、請求項1に記載のポンプ。 - 前記第2材質は、前記第1材質よりも耐熱性が高い、請求項1又は2に記載のポンプ。
- 前記第2材質はシリコーン系の弾性材である、請求項1から3のいずれか1項に記載のポンプ。
- 前記第1材質はエチレンプロピレンジエンゴムである、請求項4に記載のポンプ。
- 前記第2材質のタイプAデュロメータ硬さは、45以上55以下である、請求項4又は5に記載のポンプ。
- 前記第1材質のタイプAデュロメータ硬さは、前記第2材質と同じである、請求項6に記載のポンプ。
- 前記弁体は、上下方向に延びる軸部を有し、
前記吸入側流体通過部と前記排出側流体通過部とのうち、少なくとも前記排出側流体通過部の排出側弁座部は、複数の前記通気孔が振り分けられる第1領域及び第2領域を有し、
前記軸部の中心線を含む互いに直交する2つの平面によって区画される四区画のうち、前記中心線を中心として互いに対向する2つの区画の一方に前記第1領域が位置し、他方に前記第2領域が位置する、請求項2に記載のポンプ。 - 前記吸入側流体通過部の吸入側弁座部は、複数の前記通気孔の配列が、前記排出側弁座部と異なる、請求項8に記載のポンプ。
- 前記吸入側弁座部は、前記排出側弁座部より多くの前記通気孔を有し、
前記吸入側弁座部の複数の前記通気孔は、前記軸部の中心線を中心とする周方向に等間隔に配置される、請求項8または9に記載のポンプ。 - 前記可動部は、前記駆動部の駆動により振動するダイヤフラムである、請求項1から10のいずれか1項に記載のポンプ。
- 前記駆動部はモータを有する、請求項1から11のいずれか1項に記載のポンプ。
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- 2018-11-05 CN CN201821810158.5U patent/CN213016730U/zh active Active
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