JPH09500945A - マイクロダイヤフラムポンプ - Google Patents

マイクロダイヤフラムポンプ

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    • F04B43/02Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
    • F04B43/04Pumps having electric drive
    • F04B43/043Micropumps

Abstract

(57)【要約】 本発明は、マイクロダイヤフラムポンプに関し、2つの弁室、弁室間に配置された1つのポンプ室を備えており、この場合、各弁室が通路を介してポンプ室に接続されており、ポンプ駆動部及びダイヤフラムを備えており、ダイヤフラムが3つの室を閉鎖しており、この場合、ダイヤフラムが一方の弁室の領域に入口弁を保持しかつ他方の弁室の領域に出口弁を保持している。本発明の課題は、ポンプを改善して、両方の弁をダイヤフラムの同じ側に構成し、かつポンプ本体のための製造過程を著しく簡単にすることである。この課題が、弁をダイヤフラム内に統合して、ダイヤフラム上に構造化された弁部分を同じダイヤフラム側に位置させ、かつポンプ室及び弁室を含むポンプ本体を一体成形することによって解決された。

Description

【発明の詳細な説明】 マイクロダイヤフラムポンプ 本発明は、請求項1又は9の上位概念に記載の形式のマイクロダイヤフラムポ ンプに関し、このようなマイクロダイヤフラムポンプは1993年2月17日〜 18日、“FH Regensburg(FHレーゲンスブルク)”において開かれた“3.Sympos ium Mikrosystemtechnik(第3回マイクロシステムテクニック・シンポジウム)” の“Tagungsband(報告書)”、第124頁〜第133頁から公知である。 マイクロポンプはこれまでもっぱらシリコン・テクノロジー(Silizium-Techno logie)で製造され、この場合、それぞれシリコン及びガラスから成る構造化(str ukturieren)された1つ若しくは複数のウエハーが陽極のボンドによって互いに 結合される。このような材料の1つから成るポンプダイヤフラムもある。 FHレーゲンスブルクでの“1.Symposium Mikro-systemtechnik(1991年)” における“J.Uhlemann(J.ウレマン)”、“T.Wetzig(T.ヴェツイヒ)”、“W.R otsch(W.ロッチュ)”の“Montage-technologie strukturierter Flaechenelemen te am Beispiel einer Mikropumpe(マイクロポンプの例における構造化された面 エレメントの組立科学技術)” により、ガラスダイヤフラムを備えたポンプが公知である。 さらに、“University of Twente(トゥウェント大学)”の“F.C.M.van de Po l(F.C.M.ヴァン・ドウ・ポール)”の“A pump based on micro engineering tec hniques”(1991年)により、単結晶質のシリコン(einkristallines silizi um)から成るダイヤフラムを備えたポンプが公知であり、日本国での“Electroni cs and communication”における“S.Shoji(S.ショージ)”“M.Esashi(M.エサ シ)”の“Fabri-cation of a micropump integrated chemical analizing syste ms”、部分2、第72巻、Nr.10(1989年)、52頁〜59頁からポリ シリコン(Polysilizium)製の弁を備えたポンプが公知である。 製造技術に基づき、シリコンから成るダイヤフラムはほぼ20μmの厚さであ り、ガラスから成るダイヤフラムは少なくとも40μmの厚さであり、その結果 、最大25μmのわずかなダイヤフラム変位量しか得られない。結晶質のシリコ ンの異方性のエッチング(anisotropes Aetzen)の際の結晶平面における結合から 、制限された幾何学形状のポンプダイヤフラム、例えば正方形のダイヤフラムが 形成される。このようなダイヤフラムはダイヤフラム変位における不均一な応力 分布を生ぜしめ、これによって許容可能な変位が付加的に制限される。ダイヤフ ラム変位のためにダイヤ フラム材料及びダイヤフラム厚さに応じて大きな作用圧力が必要である。 シリコンから成る弁の機能は、開口を開放若しくは閉鎖するたわみ舌片(Biege zunge)の変位に基づいている。たわみ舌片がシリコンから成っていて、たわみ舌 片に生じる圧力差によって弾性的に変形させられる。十分な貫流を保証するため に、弁はシリコンの高い弾性係数(Elastizitaetsmodul)に基づき相応に大きく (2〜8mm直径に)構成されていなければならない。シリコンをベースに製造 されたすべてのポンプは、吐出媒体(Foerdermedium)としての流体(Fluessigkeit )で運転される。この場合に流体は、弁機能、例えば密接な閉鎖を損なわないた めに著しく粒子なしでなければならない。シリコンは疎水性(hydrophob)の材料 であるので、ポンプに水を最初に満たすことが困難である。ガスの供給のために は従来、機能するマイクロポンプが公知である。 さらに、運動可能な部分なしに十分なマイクロポンプがある。このマイクロポ ンプはエレクトロハイドロダイナミックな原理(elektrohydrodynamisches Prin zip)に基づいており、この原理は“VDI-Berichte 960(ドイツ技術協会報960 )”、1992年、235頁〜249頁、“A.Richter et al.Elektro-hydrod ynamische Mikropumpen(A.リヒターのエレクトロハイドロダイナミック式のマ イクロポンプ)”に よって公知である。 しかしながらこのようなポンプでは、導電率の低い有機的な溶媒、例えばエタ ノール(Ethanol)しか供給できない。従って、例えば医療技術(Medizintechnik) のために必要な水溶液若しくはガスは供給できない。 冒頭に述べた弁の欠点が、製造に際して両方の弁が個別に製造して分離され、 ダイヤフラムの相対する側に取り付けられねばならないことにある。従って、高 い組立及び調節費用が必要である。 本発明の課題は、冒頭に述べた形式のポンプを改善して、両方の弁をダイヤフ ラムの同じ側に構成して、ポンプ本体のための製造過程を著しく簡単にすること である。 本発明の前記課題が請求項1若しくは請求項9に記載の構成によって解決され た。 従属項に本発明の有利な構成が記載してある。 本発明の利点は: −製造の際のコストの低下、 −生産性及び品質の改善、 −吐出過程の、ガラスから成る閉鎖プレート若しくは例えば“PMMA”若しくは“ PVDF”のような透明性のプラスチックから成るポンプ本体を介した視覚的なコン トロール、 −ポンプの著しい部分構成要素のバッチ製造(Batch-fabrikation)の可能である ことに基づく経済的な大量 生産、 −“PVDF”若しくは“PFA”のような耐化学的な不活性の材料から成るポンプ本 体の並列的な成形、 −光学的なリトグラフを用いた薄膜技術による弁及びダイヤフラムの製造である 。 以下に、本発明を図1乃至図4の2つの実施例に基づき詳細に説明する。 図1は剛性の異なる2つの弁を備えたポンプの横断面を概略的に示しており、 図2は同じ弁を備えたポンプの横断面を概略的に示している。 図3は特に有利な弁の構造を概略的に示しており、図4は寸法例を示している 。 図1の上側の部分は下側のポンプ本体1を示しており、該ポンプ本体は上方を ダイヤフラム2によって密接に閉じられている。下側のポンプ本体上には該ポン プ本体と密接に(例えば接着によって)結合して上側のポンプ本体3が装着され ている。下側のポンプ本体は両方の弁室4,5、ポンプ室6、並びに両方の通路 9,10を有しており、通路は両方の弁室とポンプ室とを接続している。 ダイヤフラム2は左側に入口弁7を有し、右側に出口弁8を有している。ポン プ室6の上側のダイヤフラム領域はポンプ駆動部として用いられる。 上側のポンプ本体3は、供給すべき媒体のための入口通路11及び出口通路1 2並びにポンプ駆動部13 のためのチャンバーを有している。空気力式の駆動の場合には、図示してあるよ うに、駆動媒体のための供給管路が設けられており、駆動媒体が圧力変動によっ てポンプを駆動する。 両方の弁7,8は図1の下側の部分に拡大して示してある。この場合、弁は弁 8の、ダイヤフラム2上に構造化(strukturiert)された部分の剛性(Steifig-kei t)がダイヤフラムの剛性よりも大きく、かつ弁7の、ダイヤフラム2上に構造化 された部分の剛性がダイヤフラムの剛性よりも小さくなるように構成されている 。従って、ポンプ室6内の過圧(Ueberdruck)が弁8を開いて、弁7を閉じ、かつ ポンプ室6内の負圧(Unterdruck)が弁7を開いて、弁8を閉じる。弁の寸法は後 に詳細に述べる。 図2の実施例において、拡大して示した弁7,8は同一に構成されている。図 示のポンプは図1のポンプと出口弁8の領域でのみ異なっている。弁8の前で通 路10に転向通路14を接続してあり、転向通路がダイヤフラム2を貫通してい て、媒体流を弁8の反対側に転向するようになっている。弁室5が、同じくダイ ヤフラムを貫通する転向通路15を介して出口通路12に接続されている。転向 通路15の代わりに、出口通路12が下方に導かれていてよい。両方の図面の矢 印が供給される媒体の方向を示している。 図3に示す弁は、ドイツ連邦共和国特許出願第41 39668A1号の図3bに示す弁の構造に相応している。ダイヤフラム2が弁 座3に対応し、弁7,8が弁本体6に対応している。ここに述べた弁は、弁7, 8及びダイヤフラム2内の開口の有利な形状によって特徴付けられている。ダイ ヤフラム2内の開口は、ダイヤフラム2内の三放射の星形(dreistrahliger Ster n)を示す3つのスリットである。スリットの経過は星形の中心に向かって楕円形 に湾曲されており、この場合、楕円形のスリットライン(Schlitzlinie)の長軸に よって規定される直線は、等辺の三角形を形成する。スリットは端部で頂点を越 えて延びており、それぞれ2つのスリットの隣接の端部が曲げられた縁部で以て 漏斗状に外側へ延びている。その下側にダイヤフラムと弁との間の中空室16を 示してあり、中空室は弁製造に際して薄い犠牲層(Operschicht)のエッチングに よって生ぜしめられる。中空室の縁部でダイヤフラムと弁とが互いに堅く結合さ れている。結合線が3つのスリットの外側縁部に沿ってスリットの端部まで、か つそこから外側へ湾曲された円弧で隣接のスリットの隣接の端部まで延びている 。中空室16は図平面に対して垂直な三次元(dreizaehlig)の1つの回転軸及び 図平面内の二次元(zweizaehlig)の3つの回転軸を有している。 下に弁7,8が示してある。弁は、互いに接近するように配列された孔によっ て規定された3つの列の孔 を有しており、列は中空室16の二次元の3つの回転軸に沿って延びている。弁 7,8内の孔は弁の閉鎖状態でのダイヤフラムと弁との接触に際してダイヤフラ ム内のスリットから十分に離れている。この場合、孔の縁部がスリットから少な くとも40μmだけ離れている。これによって、十分なシール作用が保証されて いる。 一般的な場合には三放射よりも多くの放射の星形も選ばれ得る。 図4は寸法例を示しており、この場合、平面で示す弁がポリイミド(Polyimid) から成っており、ダイヤフラムがチタンから成っている。中央の3つの弁孔のみ が示されており、残りの弁孔は図示されておらず、それというのはこの金属組み 合わせ例では省略されてもよいからである。 この場合寸法は: φp:500μm l :155μm r : 36μm s : 73μm μ1: 22μm μ2: 55μm である。 ポリイミドとチタンの材料組合せ(Material-kombination)の弁は、ドイツ連邦 共和国特許出願第4139668A1号明細書に記載の方法で製造される 。 チタンダイヤフラムが容易に伸長可能なダイヤフラムであるような弁を得るた めに、ポリイミドダイヤフラムが電気メッキ(galvanisiert)された厚い層によっ て代替される。電気メッキ材料(Galvanikmaterial)としてニッケルが用いられ、 それというのはニッケルは使用可能な電気メッキ材料の200GPaで最大の弾 性係数を有しているからである。 チタンに比べてニッケルは、1.5倍の大きさの二軸モジュール(Biaxialmodu ls)E/(1−Υ)に基づき同じ厚さ及び形状で大きな曲げ剛性を有している。 さらにニッケルにとってチタンの2.7μmより明らかに大きな厚さを選ぶと、 差圧力の作用に際してチタンダイヤフラムがニッケル層よりも大きく伸長される 。 ドイツ連邦共和国特許第4139668A1号明細書に記載の製造過程に類似 して、構造化されたチタンダイヤフラムに犠牲層が施されて、同じく構造化され る。次いでドイツ連邦共和国特許第4139668A1号明細書に記載の製造過 程と異なって2つの作業過程でそれぞれ16μmのフォトラッカー(Fotlack)が 形成されて、光学的(lichtoptisch)に構造化される。次いでKOHを利用して、 機械現像器(Maschinen-entwickler)内でフォトラッカーの現像が行われる。次い で、構造化されたフォトラッカーが電気メッキで 埋められる(galvanisch auffuellen)。次いで、フォトラッカーがアセトンで除 去され、犠牲層が溶解除去(herausloesen)される。個別の弁を得るために、フレ ームが取り付けられ、フレームの周囲でチタンダイヤフラムが切断され、弁がシ リコンサブストレートから離される。次いでさらに炭素層が酸素プラズマ(Sauer stoffplasma)内で除去される。 可能な種々の材料組合せにとって、下に示す式1乃至5から構造のための示唆 が読みとれる。 この場合、 インデックス M :ダイヤフラム材料(例えば、Ti) インデックス S/E:入口弁の弁材料(例えばPI) インデックス S/A:出口弁の弁材料(例えば、Ni) △P :圧力差(Druckdifferenz) E′=E/1-ν :二軸モジュール a :円形のダイヤフラムのダイヤフラム半径 d :ダイヤフラム厚さ Y :ダイヤフラムデザインの幾何学ファクタ( Geometriefaktor des Membrandesigns) ω :ダイヤフラム変位(Membranauslenkung) ν :横収縮係数(Querkontraktionszahl) E :弾性係数(Elastizitaetmodul) σo :ダイヤフラムの固有応力(Eigenspannung)である。 式(1)及び式(3)から: 従って、 側面の同じ弁大きさの要求に基づき次の式が当てはまり: 従って、 変化例A: 両方の弁が厚さを除いて幾何学的に同じ 変化例B: 同じ弁材料及び弁厚さ 及び、これから簡単な変形によって: 2つのダイヤフラムから成る異なるダイヤフラム弁の弁特性を互いに比較する ために、次のことが想定され: 1.弁特性が特に、圧力負荷下で両方の弁ダイヤフラム間の間隔によって規定さ れる。2つの弁の同一の弁特性を得るために、ダイヤフラム間隔が圧力負荷下で 同一であらねばならない(式1)。 2.両方の弁ダイヤフラムに同じ差圧力(Differenzdruck)が作用する。円形のダ イヤフラム(孔なし)の圧力負荷下での変位のための式が、式(2)によって 表されている。これから、ダイヤフラム変位のために式(3)が得られ、この場 合: −ダイヤフラムの固有応力は考慮されていない。 −弁デザイン(Ventildesign)の、円形の幾何学形状からのずれ(Abweichung)及び 弁ダイヤフラム内の孔が幾何学ファクタYによって考慮される。 式(1)に式(3)を代入して式(4)が得られる。これを簡単にして式(5 )が得られ、この場合、次のことが考慮され: −入口及び出口のダイヤフラム(例えば、Ti・ダイヤフラム[Ti-Membran])の1 つが同じ材料から成っていて、かつ同じ厚さを有している(式4a若しくは式4 b)。 −すべてのダイヤフラム(弁)の外側寸法が同一である(式4c−e)。 変化例A: 入口弁と出口弁とが幾何学的に同一な弁デザインでダイヤフラム材料を異なっ ている。 例: 入口弁:チタン・及びポリイミドダイヤフラム 出口弁:ニッケル・及びチタンダイヤフラム 両方の弁がデザインに関連して同一に構成されているので、式(5)内で両方 の弁ダイヤフラムのための異なる2つの幾何学ファクタしか必要としない。これ から式(5a)が得られる。両方の弁ダイヤフラムが デザインに関連して同一である場合(互いに回動された同一なダイヤフラム孔) においては、式(5a)内のすべての幾何学ファクタが省略される。 変化例B: 弁ダイヤフラムのダイヤフラム材料の同じで、形状剛性(Formsteifigkeit)の 異なる(デザインの異なる)場合。 例: 人口弁及び出口弁がそれぞれ1つのチタンダイヤフラム及びポリイミドダイヤ フラムから成っている。両方の弁においてチタンダイヤフラムの厚さもポリイミ ドダイヤフラムの厚さも同一である。しかしながら入口弁と出口弁とは幾何学フ ァクタを異にしている。 これによって式(5b1)が得られ、かつ簡単な展開によって式(5b2)が 得られる。 変化例C: 入口弁と出口弁との異なるダイヤフラム材料及び異なる形状剛性(弁デザイン )。 異なる4つの幾何学ファクタを有する式5が当てはまる。 ニッケルダイヤフラムはできるだけたわみ剛性(biegesteif)に構成される。即 ち、チタンに比べて大きな厚さのダイヤフラム(10μm)が選ばれる。さらに 、このダイヤフラムはもっぱら小さい孔しか有さず、その結果、いずれにせよ良 好な材料剛性(二軸モ ジュールによって与えられる)のほかに高い形状剛性が得られる。 これに対して、それ自体高い材料剛性(Material-steifigkeit)を有する(もち ろんニッケルの材料剛性よりも小さい)チタンダイヤフラムは、ダイヤフラムの 形状剛性が著しく小さくなるように構造化されねばならない。このことは、チタ ンダイヤフラム内に三極形(Tripol-aehnlich)の構造を形成することによって達 成される。三極形のアームは細く、従ってたわみやすい。外側輪郭の選択に際し て、切欠き応力(Kerb-spannung)が小さく保たれるように考慮される。それとい うのは、薄いチタンダイヤフラム内に三極構造(Tripolstruktur)を制限及び規定 するための構造化されたスリットに沿って裂け目を発生させて進展させるような 高い応力が生じるからである。チタンとニッケルとは三極構造の外側で互いに堅 く結合されており、従って“行程運動”がもっぱら三極構造の領域に制限して維 持される。 可能性2: 同一の入口弁及び出口弁、この場合、吐出媒体の転向がダイヤフラムの接続部 の付加的な開口によって行われる。 同一の弁の使用に際しては、それぞれ同じ弁側からの流入が必要である。従っ て、吐出媒体が弁において別の平面内に転向させられねばならない。部分3は同 じくマイクロ構造(Mikrostruktur)であってよく、マイクロ構造がLIGA・法(LIGA -Verfahren)若しくは別の構造化方法(Strukturierungsverfahren)に基づいて形 成される。マイクロ構造は付加的にポンプの駆動部(熱空気圧式[thermopneumat isch]、若しくは空気圧式の駆動部のための接続部)を含んでいてよい。転向を 入口弁で若しくは出口弁で行うかは、使用される弁及び弁の組み込み位置に関連 している。弁がそれぞれ1つのチタン及びポリイミドダイヤフラムから成ってお り、かつチタンダイヤフラムが同時にポンプダイヤフラムとして用いられ、ポン プダイヤフラムにおいてポンプ室の壁がLIGA・構造(LIGA-Struktur)として形成 される場合には、例えば転向が出口弁で行われねばならない。同じく、ダイヤフ ラム及び弁のための次のような材料組合せが考えられ: −チタン/ニッケル −ポリイミド/金。 後者の変化例は、ポンプダイヤフラムとして極端に弾性的なダイヤフラムが使 用できるという利点を有している。 別の可能性が、ポンプ本体1,3を唯一の材料から成るプラスチック部分とし て、例えばプラスチック成形(Kunststoffabformung)によって製造することにあ る。プラスチック部分のための型が、ポンプ本体の所望の寸法に応じて精密機械 工学法若しくはLIGA・法に よって製作される。ポンプ本体の1つ若しくは両方が金属から成っていてよい。 ダイヤフラム2にポンプ本体1の壁を形成して、次いでポンプ本体を閉鎖プレー トの取り付けによって閉鎖する代わりに、ダイヤフラムが(弁と一緒に)、あら かじめ製造されたポンプ本体に例えば接着若しくは溶接によって取り付けられて よい。これは、冒頭に述べた形式のポンプに対してダイヤフラムに別の構造を形 成する必要がないという利点を有している。 ポンプ本体1,3は付加的に、入口弁4及び出口弁5のための液体の接続部、 転向通路14,15及び、例えば空気圧式のポンプ駆動部のためのポンプ室6の 上側の接続部を備えた別の室を含んでいる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年7月27日 【補正内容】 本発明の課題は、冒頭に述べた形式のポンプを改善して、両方の弁をダイヤフ ラムの同じ側に構成して、ポンプ本体のための製造過程を著しく簡単にすること である。 本発明の前記課題が請求項1に記載の構成によって解決された。 従属項に本発明の有利な構成が記載してある。 本発明の利点は: −製造の際のコストの低下、 −生産性及び品質の改善、 −吐出過程の、ガラスから成る閉鎖プレート若しくは例えば“PMMA”若しくは“ PVDF”のような透明性のプラスチックから成るポンプ本体を介した視覚的なコン トロール、 −ポンプの著しい部分構成要素のバッチ製造(Batch-fabrikation)の可能である ことに基づく経済的な大量生産、 −“PVDF”若しくは“PFA”のような耐化学的な不活性の材料から成るポンプ本 体の並列的な成形、 −光学的なリトグラフを用いた薄膜技術による弁及びダイヤフラムの製造である 。 以下に、本発明を図1乃至図4の2つの実施例に基づき詳細に説明する。 図1は剛性の異なる2つの弁を備えたポンプの横断面を概略的に示しており、 図2は同じ弁を備えたポン プの横断面を概略的に示している。 図3は特に有利な弁の構造を概略的に示しており、図4は寸法例を示している 。 図1の上側の部分は下側のポンプ本体1を示しており、該ポンプ本体は上方を ダイヤフラム2によって密接に閉じられている。下側のポンプ本体上には該ポン プ本体と密接に(例えば接着によって)結合して上側のポンプ本体3が装着され ている。 請求の範囲 1.マイクロダイヤフラムポンプであって、2つの弁室、弁室間に配置された 1つのポンプ室を備えており、この場合、各弁室が通路を介してポンプ室に接続 されており、ポンプ駆動部及びダイヤフラムを備えており、ダイヤフラムが3つ の室を閉鎖しており、この場合、ダイヤフラムが一方の弁室の領域に入口弁を保 持しかつ他方の弁室の領域に出口弁を保持しており、この場合、該入口弁がダイ ヤフラム上に構造化されている形式のものにおいて、 a)弁(7,8)の、ダイヤフラム(2)上に構造化された弁部分が同じダイヤ フラム側に位置しており、 b)ポンプの運転にとって必要なすべての室及び供給通路が、ダイヤフラム(2 )と密接に接続された下側のポンプ本体(1)及び上側のポンプ本体(3)内に 構造化されていることを特徴とするマイクロダイヤフラムポンプ。 2.両方の弁(7,8)が同じに構成されており、転向通路(4)が、媒体流 をダイヤフラムの別の側に導く弁室に配置されている請求項1記載のマイクロダ イヤフラムポンプ。 3.一方の弁の、ダイヤフラム(2)上に構造化された部分の剛性がダイヤフ ラムの剛性よりも大きく、かつ他方の弁の、ダイヤフラム(2)上に構造化され た部分の剛性がダイヤフラムの剛性よりも小さくなっている請求項1記載のマイ クロダイヤフラムポンプ。 4.弁(7,8)が少なくとも3つの列の互いに接近する孔を有しており、ダ イヤフラム(2)が弁(7,8)の領域で内側に向かって湾曲された少なくとも 3つのスリットを有している請求項1から3のいずれか1項記載のマイクロダイ ヤフラムポンプ。 5.ポンプ室(6)及び弁室(4,5)を含むポンプ本体(1)がプラスチッ クから成っている請求項1から4のいずれか1項記載のマイクロダイヤフラムポ ンプ。 6.ポンプ室(6)及び弁室(4,5)を含むポンプ本体(1)が金属から成 っている請求項1から4のいずれか1項記載のマイクロダイヤフラムポンプ。 7.ダイヤフラム(2)がポリイミドから成っている請求項1から6のいずれ か1項記載のマイクロダイヤフラムポンプ。 8.ダイヤフラム(2)が金属から成っている請求項1から6のいずれか1項 記載のマイクロダイヤフラムポンプ。 9.ポンプ室(6)及び弁室(4,5)を含むポンプ本体(1)が一体成形さ れている請求項1から8のいずれか1項記載のマイクロダイヤフラムポンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リヒャルト ラップ ドイツ連邦共和国 D―76297 シュトゥ ーテンゼー クロークスヴェーク 6 (72)発明者 ヘルムート カルプ ドイツ連邦共和国 D―74632 ノイエン シュタイン アイヒホーファー シュトラ ーセ 12 (72)発明者 ヴァルター シュタルク ドイツ連邦共和国 D―74572 ブラウフ ェルデン ゲーテヴェーク 43 (72)発明者 ディーター ザイデル ドイツ連邦共和国 D―76344 エッゲン シュタイン―レオポルツハーフェン ヴュ ルッテムベルガーシュトラーセ 1 (72)発明者 ハンス ビーダーマン ドイツ連邦共和国 D―76646 ブルフザ ール ズィートルングスシュトラーセ 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.マイクロダイヤフラムポンプであって、2つの弁室、弁室間に配置された 1つのポンプ室を備えており、この場合、各弁室が通路を介してポンプ室に接続 されており、ポンプ駆動部及びダイヤフラムを備えており、ダイヤフラムが3つ の室を閉鎖しており、この場合、ダイヤフラムが一方の弁室の領域に入口弁を保 持しかつ他方の弁室の領域に出口弁を保持しており、この場合、該弁がダイヤフ ラム内に組み込まれている形式のものにおいて、 a)ダイヤフラム(2)上に構造化された弁部分が同じダイヤフラム側に位置し ており、 b)ポンプの運転にとって必要なすべての室及び供給通路が、ダイヤフラム(2 )と密接に接続された下側のポンプ本体(1)及び上側のポンプ本体(3)内に 構造化されており、これによってもっぱら弁(7,8)がダイヤフラム上に構造 化されていることを特徴とするマイクロダイヤフラムポンプ。 2.両方の弁(7,8)が同じに構成されており、転向通路(4)が、媒体流 をダイヤフラムの別の側に導く弁室に配置されている請求項1記載のマイクロダ イヤフラムポンプ。 3.一方の弁の、ダイヤフラム(2)上に構造化された部分の剛性がダイヤフ ラムの剛性よりも大きく、 かつ他方の弁の、ダイヤフラム(2)上に構造化された部分の剛性がダイヤフラ ムの剛性よりも小さくなっている請求項1記載のマイクロダイヤフラムポンプ。 4.弁(7,8)が少なくとも3つの列の互いに接近する孔を有しており、ダ イヤフラム(2)が弁(7,8)の領域で内側に向かって湾曲された少なくとも 3つのスリットを有している請求項1から3のいずれか1項記載のマイクロダイ ヤフラムポンプ。 5.ポンプ室(6)及び弁室(4,5)を含むポンプ本体(1)がプラスチッ クから成っている請求項1から4のいずれか1項記載のマイクロダイヤフラムポ ンプ。 6.ポンプ室(6)及び弁室(4,5)を含むポンプ本体(1)が金属から成 っている請求項1から4のいずれか1項記載のマイクロダイヤフラムポンプ。 7.ダイヤフラム(2)がポリイミドから成っている請求項1から6のいずれ か1項記載のマイクロダイヤフラムポンプ。 8.ダイヤフラム(2)が金属から成っている請求項1から6のいずれか1項 記載のマイクロダイヤフラムポンプ。 9.マイクロダイヤフラムポンプであって、2つの弁室、弁室間に配置された 1つのポンプ室を備えており、この場合、各弁室が通路を介してポンプ室に接続 されており、ポンプ駆動部及びダイヤフラムを備えて おり、ダイヤフラムが3つの室を閉鎖しており、この場合、ダイヤフラムが一方 の弁室の領域に入口弁を保持しかつ他方の弁室の領域に出口弁を保持している形 式のものにおいて、ポンプ室(6)及び弁室(4,5)を含むポンプ本体(1) が一体成形されていることを特徴とするマイクロダイヤフラムポンプ。
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