JP2016048057A - バキュームポンプ - Google Patents

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桂介 若松
勝彦 牧野
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勝彦 牧野
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Atsushi Sugimoto
篤 杉本
翔太 山中
Shota Yamanaka
翔太 山中
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Abstract

【課題】ポンプ性能を維持できるバキュームポンプを提供する。【解決手段】本発明の一態様は、負圧が発生するポンプ室28と、ポンプ室28内に配置される筒状のロータ30と、ポンプ室28内に空気を吸入するための吸入口40と、ポンプ室28内から空気を排出するための排出口42と、を有する電動バキュームポンプ1において、吸入口40と排出口42は、それぞれ、ロータ30の中心軸方向の両端側に配置されるようにして、対をなして形成されており、対をなす吸入口40同士と対をなす排出口42同士は、それぞれ、ロータ30の周方向の同じ位置に配置されている。【選択図】図6

Description

本発明は、負圧を生成するバキュームポンプに関するものであり、例えば自動車等の車両のブレーキブースタで用いられる。
特許文献1のバキュームポンプは、リング状のハウジングの内部にポンプ室が形成されている。そして、ポンプ室内に配置されるロータに対し当該ロータの中心軸方向の一方に配置されるベースプレートに、ポンプ室内へ気体を吸入するための吸入口が形成されている。また、ロータに対し当該ロータの中心軸方向の他方に配置されるカバーに、ポンプ室内から気体を排出するための排出口が形成されている。
米国特許第6491505号
しかしながら、特許文献1のバキュームポンプにおいては、吸入口がロータに対し当該ロータの中心軸方向の一方側にのみ形成され、かつ、排出口がロータに対し当該ロータの中心軸方向の他方側にのみ形成されている。そのため、吸引動作を行うポンプ作動時において、ポンプ室が吸入口や排気口に開口する際のポンプ室内での圧力変化および気体の流れの影響により、ロータに作用する当該ロータの中心軸方向の荷重の大きさが変動して、ロータの振動が発生するおそれがある。なお、このときのロータに作用する当該ロータの中心軸方向の荷重の変動に関する解析結果を、図10の第2比較例として示す。
すると、ロータが振動して、カバーやベースプレートに対するロータの摺動が顕著になり、ロータの摩耗が促進されてしまう。そのため、気体漏れなどが生じて、バキュームポンプのポンプ性能(吸引動作の能力)が低下するおそれがある。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、ポンプ性能を維持できるバキュームポンプを提供すること、を課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様は、負圧が発生するポンプ室と、前記ポンプ室内に配置される筒状のロータと、前記ポンプ室内に気体を吸入するための吸入口と、前記ポンプ室内から前記気体を排出するための排出口と、を有するバキュームポンプにおいて、前記吸入口と前記排出口は、それぞれ、前記ロータの中心軸方向の両端側に配置されるようにして、対をなして形成されており、対をなす前記吸入口同士と対をなす前記排出口同士は、それぞれ、前記ロータの周方向について同じ位置に配置されていること、を特徴とする。
この態様によれば、バキュームポンプが吸引動作を行うポンプ作動時に、ポンプ室におけるロータの中心軸方向の両端部にて、同様な圧力変化が生じることになる。そのため、ロータに対して当該ロータの中心軸方向に作用する荷重の変動は、生じ難くなる。したがって、ロータの振動の発生が抑制されるので、ロータの摩耗が抑制される。ゆえに、ポンプ性能が維持される。また、ポンプ作動時に発生する騒音が低減される。
上記の態様においては、筒状のポンプハウジングと、前記ポンプハウジングの中心軸方向の両端に配置される一対のカバー部材と、を有し、前記ポンプ室は、前記ポンプハウジングと前記一対のカバー部材とにより区画されて形成されており、前記吸入口と前記排出口は、前記一対のカバー部材または前記ポンプハウジングに形成されていること、が好ましい。
この態様によれば、より確実に、ポンプ性能が維持される。
上記の態様においては、対をなす前記吸入口同士と対をなす前記排出口同士の少なくとも一方は、前記ポンプハウジングに形成される連通路を介して連通していること、が好ましい。
この態様によれば、ポンプ作動時において、連通路内に気体が流れる。そのため、ポンプ室内で発生する摩擦熱が冷却される。したがって、ポンプ部が冷却されるので、温度上昇によるポンプ効率の低下が抑制される。
本発明に係るバキュームポンプによれば、ポンプ性能を維持できる。
電動バキュームポンプの断面図(一部外観図)である。 ポンプ部の断面図であり、吸気工程における吸気開始時を示す。 ポンプ部の断面図であり、吸気工程における吸気終了時を示す。 ポンプ部の断面図であり、排気工程における排気開始時を示す。 ポンプ部の断面図であり、排気工程における排気終了時を示す。 実施例1におけるポンプ部を模式化した断面図である。 実施例1におけるロータZ方向荷重をモデル化して示した解析図である。 第1比較例におけるロータZ方向荷重をモデル化して示した解析図である。 第2比較例におけるロータZ方向荷重をモデル化して示した解析図である。 実施例1と第1比較例と第2比較におけるロータの回転角度に対するロータZ方向荷重を示す図である。 ポンプ室が縦長に形成されている例を示す図である。 実施例1の変形例におけるポンプ部を模式化した断面図である。 実施例2におけるポンプ部を模式化した断面図である。 実施例2の変形例におけるポンプ部を模式化した断面図である。 実施例3におけるポンプ部を模式化した断面図である。
<電動バキュームポンプの全体構成>
まず、電動バキュームポンプ1の全体構成について説明する。電動バキュームポンプ1は、円筒形状をなしており、図1に示すように、その側面に吸気ポート24を備え、その上面に排気ポート44を備えている。
図1に示すように、電動バキュームポンプ1は、回路部10と、モータ部12と、ポンプ部14と、ポンプ部用ケース16と、蓋18と、サイレンサ部20などを有している。そして、ポンプ部14は、ポンプ部用ケース16の内部空間内に配置されている。また、ポンプ部用ケース16は、蓋18により閉塞されている。
回路部10は、モータ部12へ電力を供給する。モータ部12は、電動モータ(不図示)と、シャフト22などを備えている。シャフト22は、電動モータの回転子(不図示)と一体に取り付けられている。
ポンプ部14は、ベーン式バキュームポンプにより構成され、ポンプ部用ケース16内においてモータ部12の上部に配置されている。そして、ポンプ部14は、モータ部12に連動して駆動する。また、ポンプ部用ケース16は、吸気ポート24を備えている。吸気ポート24は、電動バキュームポンプ1の内部へ空気を吸い込むための部分である。
ここで、ベーン式バキュームポンプは、筒状のポンプハウジング26の内周面26aの内側に形成されるポンプ室28内に偏心状態で配置される円筒状のロータ30に複数の溝32を設け、この溝32に複数のベーン34がロータ30の径方向に移動可能に挿入された構造を有している。
また、ポンプハウジング26に対して当該ポンプハウジング26の中心軸方向の両端に一対のカバー部材が配置されている。すなわち、ポンプハウジング26に対してサイレンサ部20側に第1カバー部材36が配置され、ポンプハウジング26に対してモータ部12側に第2カバー部材38が配置されている。そして、このようにして、ポンプ室28は、ポンプハウジング26と第1カバー部材36と第2カバー部材38とにより区画されて形成されている。
そして、ロータ30が回転すると、遠心力によりベーン34が溝32から突出し、ベーン34がポンプハウジング26の内周面26aと接しながら摺動する。そして、ベーン34により区画された閉塞空間の容積が増減することで、気体(例えば、空気)の吸入、圧縮、排出が行われ、ポンプ室28内に負圧が発生するようになっている。
ポンプ室28の内部は、吸入口40および排出口42(図6等参照)を介して外部と連通している。ここで、図1に示す吸入口40(40A,40B)は一例を示しているに過ぎず、吸入口40や排出口42に関する詳細については、後述する。なお、吸入口40は、ポンプ室28内に気体を吸入する部分である。また、排出口42は、ポンプ室28内から空気を排出する部分である。
蓋18は、ポンプ部14を収容するポンプ部用ケース16の上部開口端を閉塞する樹脂部材である。蓋18は、ポンプ部14の排出口42に連通する空間が設けられたサイレンサ部20と、ポンプ部14から排出された空気を外部へ排出する排気ポート44などを備えている。
そして、サイレンサ部20は、蓋18の内部空間に形成されている。これにより、ポンプ部14の排出口42から排出された空気は、サイレンサ部20を通過した後、排気ポート44を流れて電動バキュームポンプ1の外部へ排出される。
そして、このような構成を有する電動バキュームポンプ1は、以下のように作用する。ここで、図2〜図5は、ポンプ部14において当該ポンプ部14をサイレンサ部20側から見たときの径方向についての断面図である。図2は、吸気工程における吸気開始時を示す。図3は、吸気工程における吸気終了時を示す。図4は、排気工程における排気開始時を示す。図5は、排気工程における排気終了時を示す。
モータ部12が駆動してシャフト22が回転すると、ロータ30が回転する。そして、このロータ30の回転に伴い、図2〜図5に示すように、ベーン34により区画された各閉塞空間の体積が膨張または圧縮する。
このようにして、図2と図3に示す吸気工程において、空気は、吸気ポート24から吸入口40を介してポンプ室28内に吸入される。また、図4と図5に示す排気工程において、空気は、排出口42からポンプ室28外のサイレンサ部20内に排出される。この動作により、ポンプ室28内に負圧が作り出される。そして、空気は、サイレンサ部20内に排出された後、排気ポート44を介して、電動バキュームポンプ1の外部へ排出される。
<ポンプ部について>
次に、ポンプ部14について説明する。
〔実施例1〕
まず、実施例1について説明する。本実施例において、吸入口40は、ロータ30の中心軸方向の両端側に配置されるようにして、対をなして形成されている。吸入口40は、例えば、一対形成されている。具体的には、図6に示すように、吸入口40は、第1カバー部材36と第2カバー部材38の両方の部材に形成されている。すなわち、第1吸入口40Aは第1カバー部材36に形成され、第2吸入口40Bは第2カバー部材38に形成されている。
そして、対をなす吸入口40同士は、ロータ30の周方向について同じ位置に配置されている。具体的には、図6に示すように、第1吸入口40Aと第2吸入口40Bは、ロータ30の中心軸方向に互いに向かい合う位置に配置されている。
また、吸入口40と同様に、排出口42は、ロータ30の中心軸方向の両端側に配置されるようにして、対をなして形成されている。排出口42は、例えば、一対形成されている。具体的には、図6に示すように、排出口42は、第1カバー部材36と第2カバー部材38の両方の部材に形成されている。すなわち、第1排出口42Aは第1カバー部材36に形成され、第2排出口42Bは第2カバー部材38に形成されている。
そして、対をなす排出口42同士は、ロータ30の周方向について同じ位置に配置されている。具体的には、図6に示すように、第1排出口42Aと第2排出口42Bは、ロータ30の中心軸方向に互いに向かい合う位置に配置されている。
以上のように本実施例によれば、吸入口40と排出口42は、それぞれ、ロータ30の中心軸方向の両端側に配置されるようにして、対をなして形成されている。そして、対をなす吸入口40同士と対をなす排出口42同士は、それぞれ、ロータ30の周方向について同じ位置に配置されている。
これにより、電動バキュームポンプ1が吸引動作を行うポンプ作動時に、ロータ30の中心軸方向の両側からポンプ室28内に空気が吸入され、ロータ30の中心軸方向の両側からポンプ室28外に空気が排出されることになる。そのため、ポンプ室28内におけるロータ30の中心軸方向の両端部にて、同様の圧力変化が生じることになるので、ロータ30に対して当該ロータ30の中心軸方向に作用する荷重の変動は、生じ難くなる。したがって、ロータ30の振動の発生が抑制されるので、第1カバー部材36や第2カバー部材38に対するロータ30の摺動が抑制される。ゆえに、ロータ30の摩耗が抑制されるので、ポンプ性能(吸引能力)が維持される。また、ポンプ作動時に発生する騒音が低減される。
ここで、ロータ30に対して当該ロータ30の中心軸方向に作用する荷重(以下、「ロータZ方向荷重」ともいう。)に関する解析結果について説明する。図7〜図9は、ロータ30に対して作用するロータZ方向荷重をモデル化して(ハッチングを施した部分として)示した解析図である。そして、図7は、本実施例を示す。また、図8は、第1比較例であり、吸入口40と排出口42がともに第1カバー部材36のみに形成されている例を示す。また、図9は、第2比較例であり、吸入口40が第2カバー部材38のみに形成され、かつ、排出口42が第1カバー部材36のみに形成されている例(前記の特許文献1の例)を示す。さらに、図10は、ロータ30の回転角度に対するロータZ方向荷重の変動を示している。
図10に示すように、本実施例によれば、ロータZ方向荷重の変動が第1比較例や第2比較例よりも非常に小さくなった。このように、本実施例によれば、ポンプ作動時に、ロータ30の振動の発生が抑制されることが確認された。
また、図11に示すようにポンプ室28が前記の図6に示す例よりも縦長に形成されてポンプハウジング26の内径が小さい場合においても、本実施例によれば、対をなす吸入口40同士と対をなす排出口42同士は、それぞれ、ロータ30の中心軸方向に互いに向かい合う位置に配置されているので、吸入口40と排出口42のポンプ室28に対する開口面積を十分に確保できる。そのため、ポンプ部14における吸排気のタイミングを、ポンプ性能を確保するための最適なタイミングに設定することができる。
また、本実施例によれば、一対の吸入口40を構成する第1吸入口40Aと第2吸入口40Bは、それぞれ、単独で、ポンプ性能を維持できる空気の吸入量を確保できるようにポンプ室28に対して十分な開口面積を有している。また、一対の排出口42を構成する第1排出口42Aと第2排出口42Bは、それぞれ、単独で、ポンプ性能を維持できる空気の排出量を確保できるようにポンプ室28に対して十分な開口面積を有している。これにより、第1吸入口40Aと第2吸入口40Bのいずれか一方、および/または、第1排出口42Aと第2排出口42Bのいずれか一方が異物などにより塞がった場合であっても、ポンプ性能を維持できる。
なお、変形例として、図12に示すように、吸入口40と排出口42は、ポンプハウジング26に形成されていてもよい。すなわち、図12に示すように、吸入口40と排出口42は、それぞれ、ポンプハウジング26におけるロータ30の中心軸方向の両端側に配置されるようにして、対をなして形成されている。なお、図12に示す例においても、対をなす吸入口40同士と対をなす排出口42同士は、それぞれ、ロータ30の周方向の同じ位置に配置されている。
〔実施例2〕
次に、実施例2について説明するが、実施例1と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に述べる。
本実施例では、図13に示すように、ポンプハウジング26に、連通路46が形成されている。連通路46は、第1吸入口40Aと第2吸入口40Bとを連通させている。
また、図13に示すように、ポンプハウジング26に、連通路48が形成されている。連通路48は、第1排出口42Aと第2排出口42Bとを連通させている。
なお、図13に示す例においても、吸入口40と排出口42は、それぞれ、ロータ30の中心軸方向の両端側に配置されるようにして、対をなして形成されている。すなわち、吸入口40と排出口42は、それぞれ、一対のカバー部材を構成する第1カバー部材36と第2カバー部材38の両方の部材に形成されている。そして、対をなす吸入口40同士と対をなす排出口42同士は、それぞれ、ロータ30の周方向の同じ位置に配置されている。
以上のように本実施例によれば、対をなす吸入口40同士は、ポンプハウジング26に形成される連通路46を介して連通している。さらに、対をなす排出口42同士は、ポンプハウジング26に形成される連通路48を介して連通している。
これにより、ポンプ作動時において、連通路46内に空気(吸気)が流れ、かつ、連通路48内に空気(排気)が流れる。そのため、特に連通路46内を流れる空気(吸気)によりポンプハウジング26が冷却されるので、ベーン34とポンプハウジング26の内周面26aとの間で発生する摩擦熱が冷却される。したがって、ポンプ部14が冷却されるので、温度上昇によるポンプ効率の低下が抑制される。
また、変形例として、図14に示すように、ポンプハウジング26に、吸入口40と排出口42が形成され、かつ、連通路46と連通路48が形成されていていてもよい。なお、このとき、第2カバー部材38は、連通路46をポンプ部14の外部(例えば、吸気ポート24)に連通させる連通路50を備えている。また、第1カバー部材36は、連通路48をポンプ部14の外部(例えば、サイレンサ部20)に連通させる連通路52を備えている。
〔実施例3〕
次に、実施例3について説明するが、実施例1,2と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に述べる。
本実施例では、ポンプハウジング26に、連通路46と連通路48のいずれか一方のみが形成されている。具体的には、例えば、図15に示すように、ポンプハウジング26に、連通路48が形成されているが、前記の連通路46は形成されていない。
なお、図15に示す具体例の他に、ポンプハウジング26に、連通路46が形成されているが、連通路48は形成されていないという例も考えられる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。
1 電動バキュームポンプ
14 ポンプ部
16 ポンプ部用ケース
24 吸気ポート
26 ポンプハウジング
26a 内周面
28 ポンプ室
30 ロータ
32 溝
34 ベーン
36 第1カバー部材
38 第2カバー部材
40 吸入口
40A 第1吸入口
40B 第2吸入口
42 排出口
42A 第1排出口
42B 第2排出口
44 排気ポート
46 連通路
48 連通路
50 連通路
52 連通路

Claims (3)

  1. 負圧が発生するポンプ室と、前記ポンプ室内に配置される筒状のロータと、前記ポンプ室内に気体を吸入するための吸入口と、前記ポンプ室内から前記気体を排出するための排出口と、を有するバキュームポンプにおいて、
    前記吸入口と前記排出口は、それぞれ、前記ロータの中心軸方向の両端側に配置されるようにして、対をなして形成されており、
    対をなす前記吸入口同士と対をなす前記排出口同士は、それぞれ、前記ロータの周方向について同じ位置に配置されていること、
    を特徴とするバキュームポンプ。
  2. 請求項1のバキュームポンプにおいて、
    筒状のポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングの中心軸方向の両端に配置される一対のカバー部材と、を有し、
    前記ポンプ室は、前記ポンプハウジングと前記一対のカバー部材とにより区画されて形成されており、
    前記吸入口と前記排出口は、前記一対のカバー部材または前記ポンプハウジングに形成されていること、
    を特徴とするバキュームポンプ。
  3. 請求項2のバキュームポンプにおいて、
    対をなす前記吸入口同士と対をなす前記排出口同士の少なくとも一方は、前記ポンプハウジングに形成される連通路を介して連通していること、
    を特徴とするバキュームポンプ。
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