JP2019097075A - デジタルノイズフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ジッタを低減することが可能なデジタルノイズフィルタを実現する。【解決手段】入力信号が、Off信号またはOn信号であり、入力信号からノイズを除去するデジタルノイズフィルタ(11)であって、入力信号について所定の周期でサンプリングを行うサンプリング処理部(11a)と、連続する所定の回数のサンプリングにおいて、On信号の割合に基づいて、出力する信号をOn信号またはOff信号とするノイズ処理部(11b)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、信号に含まれるノイズを除去するためのデジタルノイズフィルタに関する。
従来、所定の事象を検出しているか否かに応じてOn信号またはOff信号の2種類の信号を出力するセンサが存在する。当該センサにおいては、ノイズに起因して出力が変化する虞がある。当該出力の変化を低減するため、センサの信号を入力信号として、当該入力信号についてサンプリングを行い、所定の回数連続して同じ信号が入力された場合に当該信号を出力信号とするデジタルノイズフィルタが併せて用いられていた。換言すれば、当該デジタルノイズフィルタは、同じ信号が連続する回数が所定の回数未満であれば、当該信号をノイズとして無視する。
しかしながら、上記のデジタルノイズフィルタでは、入力信号において同じ信号が所定の回数連続する前にノイズにより入力信号が変化した場合、同じ信号が再度所定の回数連続するまで出力信号が変化しない。このため、上記のデジタルノイズフィルタでは、入力信号がノイズの影響をうける環境下において、出力信号が変化するまでの時間のバラツキ、いわゆるジッタが大きくなる。
特許文献1には、デジタル信号が入力され、アップ又はダウンカウンティングするためのカウンティング手段としての係数部を備えるデジタルノイズフィルタが開示されている。計数部は、入力信号がハイ信号である場合にアップカウンティングし、ロウ信号である場合にダウンカウンティングする。計数部による計数値が所定の値になると、出力信号がハイ信号になる。このようなデジタルノイズフィルタによれば、入力信号がノイズの影響をうける環境下において、上記の従来技術と比較してジッタを低減することができる。
特開平10−70444号公報(1998年3月10日公開)
しかしながら、特許文献1に開示されているデジタルノイズフィルタによっても、ジッタを十分に低減することはできない。
本発明の一態様は、入力信号がノイズの影響をうける環境下において、よりジッタを低減することが可能なデジタルノイズフィルタを実現することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本発明の一側面に係るデジタルノイズフィルタは、入力信号が、第1信号値または第2信号値のいずれかをとるデジタル信号に対応した電気信号であり、前記入力信号からノイズを除去した信号を出力するデジタルノイズフィルタであって、前記入力信号について所定の周期でサンプリングを行うサンプリング処理部と、連続する所定の回数の前記サンプリングにおいて、前記第2信号値の割合が所定の割合以上である場合に、出力する信号を前記第2信号値とし、前記第2信号値の割合が所定の割合未満である場合に、出力する信号を前記第1信号値とするノイズ処理部と、を備える。
上記構成では、デジタルノイズフィルタは、サンプリング処理部と、ノイズ処理部と、を備える。サンプリング処理部は、第1信号値または第2信号値のいずれかをとるデジタル信号に対応した電気信号である入力信号について、所定の周期でサンプリングを行う。ノイズ処理部は、サンプリング処理部による、連続する所定の回数のサンプリングにおいて、第2信号値の割合が所定の割合以上である場合に、出力する信号を第2信号値とし、第2信号値の割合が所定の割合未満である場合に、出力する信号を第1信号値とする。デジタルノイズフィルタは、ノイズ処理部が出力した信号を出力することで、入力信号からノイズを除去した信号を出力する。
したがって、デジタルノイズフィルタにおいては、連続する所定の回数のサンプリングにおける、第2信号値の割合に基づいて出力が決定される。このため、連続する所定の回数のサンプリングにおいて、ノイズの影響により第2信号値の連続が途切れた場合でも、途切れる前の第2信号値を含む所定の回数のサンプリングに基づいて出力が決定され、出力が第2信号値になるまでの時間が短縮される。
上記一側面に係るデジタルノイズフィルタにおいて、当該デジタルノイズフィルタは、外部からの指示入力に基づき、前記所定の周期、前記所定の回数、および前記所定の割合のうち、少なくともいずれか1つを設定するパラメータ設定部をさらに備える。
上記の構成によれば、ユーザは、外部からパラメータ設定部に対して指示入力を行うことで、サンプリング処理部によるサンプリングの周期、ノイズ処理部が出力を決定するためのサンプリングの回数、および出力を決定するための第2信号値の割合の、少なくともいずれか1つを設定することができる。よって、例えばデジタルノイズフィルタへの入力について想定されるノイズなどに応じて、適切なパラメータを設定することができる。
上記一側面に係るデジタルノイズフィルタにおいて、前記入力信号は、所定の事象を検出していない状態において前記第1信号値を出力し、所定の事象を検出した状態において前記第2信号値を出力するセンサからの出力信号である。
センサからの入力信号においては、外乱に起因するノイズにより、所定の事象について、実際の検出状態とは逆の信号が短時間のみ入力される虞がある。上記の構成によれば、デジタルノイズフィルタは、連続する所定の回数のサンプリングにおいて、ノイズの影響により実際の検出状態とは逆の信号が短時間のみ入力された場合でも、当該ノイズの影響を低減することができる。
本発明の一側面によれば、入力信号がノイズの影響をうける環境下において、ジッタを低減することが可能なデジタルノイズフィルタを実現することができる。
本発明の実施形態に係るデジタルノイズフィルタの適用場面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るデジタルノイズフィルタについてのグラフであって、(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(b)は、(a)に示した信号を入力信号とするデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフであり、(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(d)は、(c)に示した信号を入力信号とするデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。 背景技術の欄で述べた従来のデジタルノイズフィルタについてのグラフであって、(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第1の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフであり、(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第1の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。 特許文献1に開示のデジタルノイズフィルタについてのグラフであって、(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第2の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフであり、(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第2の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るデジタルノイズフィルタについてのグラフであって、(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(b)は、(a)に示した信号を入力信号とするデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフであり、(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(d)は、(c)に示した信号を入力信号とするデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るデジタルノイズフィルタについてのグラフであって、(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第3の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフであり、(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第3の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。 背景技術の欄で述べた従来のデジタルノイズフィルタについてのグラフであって、(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第4の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフであり、(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第4の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。 背景技術の欄で述べた従来のデジタルノイズフィルタについてのグラフであって、(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第5の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフであり、(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第5の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。 特許文献1に開示のデジタルノイズフィルタについてのグラフであって、(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第6の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフであり、(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第6の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。 特許文献1に開示のデジタルノイズフィルタについてのグラフであって、(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第7の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフであり、(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサの出力信号の例を示すグラフであり、(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第7の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメータ、マシン語等で指定される。
§1 適用例
まず、図1を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本実施形態に係るデジタルノイズフィルタ11の適用場面の一例を示す図である。デジタルノイズフィルタ11は、Off信号(第1信号値)またはOn信号(第2信号値)のいずれかをとるデジタル信号に対応した電気信号を入力信号とし、入力信号からノイズを除去した信号を出力信号として出力する。図1に示す例では、電気機器10にデジタルノイズフィルタ11が適用されている。図1に示すように、電気機器10は、デジタルノイズフィルタ11と、絶縁回路12と、通信回路13と、記憶装置14とを有する。デジタルノイズフィルタ11には、絶縁回路12を介してセンサ100が接続されている。また、デジタルノイズフィルタ11には、通信回路13を介してパソコン200が接続されている。
デジタルノイズフィルタ11は、センサ100から電気機器10への入力信号からノイズを除去する。具体的には、デジタルノイズフィルタ11は、サンプリング処理部11aと、ノイズ処理部11bと、パラメータ設定部11cとを備える。
サンプリング処理部11aは、センサ100からの入力信号について、所定の周期でサンプリングを行う。所定の周期は、例えば250μsである。ノイズ処理部11bは、サンプリング処理部11aによる、連続する所定の回数のサンプリングにおいて、On信号の割合が所定の割合以上である場合に、出力する信号をOn信号とする。また、ノイズ処理部11bは、上記サンプリングにおいて、On信号の割合が所定の割合未満である場合に、出力する信号をOff信号とする。換言すれば、ノイズ処理部11bは、連続する所定の回数のサンプリングにおける、入力信号の移動平均が一定の割合以上であるか否かに基づいて、出力信号をOn信号またはOff信号とする。
パラメータ設定部11cは、外部からの指示入力に基づき、(i)サンプリング処理部11aがサンプリングを行う所定の周期、(ii)ノイズ処理部11bが出力を決定するための、サンプリングの所定の回数、および(iii)ノイズ処理部11bが出力を決定するための、On信号の所定の割合のうち、少なくともいずれか1つを設定する。パラメータ設定部11cにより設定されたパラメータは、記憶装置14に記憶され、サンプリング処理部11aおよびノイズ処理部11bにより参照される。また、上記パラメータのうち1つ以上について、ユーザが設定できない固定された値とする場合には、当該値が記憶装置14に記憶され、サンプリング処理部11aおよびノイズ処理部11bにより参照される。
例えば、ノイズ処理部11bが出力を決定するための、サンプリングの所定の回数を増加させた場合、ノイズにより誤った出力信号を出力する虞が低減されるという長所がある。一方で、On信号が出力されるまでに必要なOn信号の回数が増加するため、On信号が出力されるまでの平均時間が長くなるという短所がある。サンプリングの回数を減少させた場合には、これらの長所および短所が逆になる。
また、ノイズ処理部11bが出力を決定するための、On信号の所定の割合を大きくした場合、ノイズによるOn信号が入力された場合に、誤ってOn信号を出力する虞が低減されるという長所がある。一方で、ノイズにより幅の長いOff信号が入力された場合に、On信号が出力されない虞があるという短所がある。On信号の所定の割合を小さくした場合には、これらの長所および短所が逆になる。
絶縁回路12は、デジタルノイズフィルタ11とセンサ100との間を絶縁し、かつセンサ100の出力信号をデジタルノイズフィルタ11へ入力するための回路である。センサ100は、所定の事象を検出していない状態においてOff信号を出力し、所定の事象を検出した状態においてOn信号を出力する。
通信回路13は、デジタルノイズフィルタ11とパソコン200とを通信可能に接続するための回路である。図1に示す例では、通信回路13は、デジタルノイズフィルタ11とパソコン200とを有線により接続しているが、無線により接続してもよい。パソコン200は、パラメータ設定部11cに対してユーザがパラメータについて外部から指示入力を行うために用いられる。
記憶装置14は、デジタルノイズフィルタ11の動作に必要な情報を記憶する記憶媒体である。例えば記憶装置14は、パラメータ設定部11cにより設定された上記の設定値を記憶する。
§2 構成例
次に、電気機器10のハードウェア構成の一例について説明する。
電気機器10は、例えばインバータ、サーボ、またはPLC(Programmable Logic Controller)入力ユニットである。この場合、センサ100の例としては、光電センサが挙げられる。すなわち、センサ100は光源およびフォトダイオードを備え、光源からの光の入射をフォトダイオードが検出していない状態においてOff信号を出力し、検出している状態においてOn信号を出力する。
デジタルノイズフィルタ11は、例えばMPU(Micro Processing Unit)により実現されてよい。すなわち、デジタルノイズフィルタ11は、マイクロコンピュータとして構成されてよい。また、絶縁回路12は、例えばフォトカプラが組み込まれたものであってよい。また、通信回路13は、例えば通信ネットワークを介してデジタルノイズフィルタ11とパソコン200とを接続するものであってよい。また、記憶装置14は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)(登録商標)であってよい。また、パソコン200は、例えば上述した設定値を変更するためのツールとしてのプログラムが組み込まれた、汎用のパソコンであってよい。
§3 動作例1
以下に、本実施形態のデジタルノイズフィルタ11、ならびに第1および第2の比較例のデジタルノイズフィルタの動作例を説明する。本動作例で説明するデジタルノイズフィルタは、いずれも最大で1ms幅のノイズを除去することが可能である。また、本動作例で説明するデジタルノイズフィルタのサンプリング周期はいずれも250μsである。
(本実施形態)
デジタルノイズフィルタ11の動作例について説明する。本動作例では、デジタルノイズフィルタ11は、センサ100からの入力信号について、ノイズ除去に用いるサンプリングの回数を6回とし、On信号の割合が80%以上であればOn信号を出力する。すなわち、デジタルノイズフィルタ11は、入力信号についての連続する6回のサンプリングのうち、On信号の回数が5回以上であればOn信号を出力する。
図2は、デジタルノイズフィルタ11についてのグラフである。図2の(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図2の(b)は、(a)に示した信号を入力信号とするデジタルノイズフィルタ11の出力信号を示すグラフである。図2の(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図2の(d)は、(c)に示した信号を入力信号とするデジタルノイズフィルタ11の出力信号を示すグラフである。
図2の(a)〜(d)において、横軸は時間である。tn(nは整数)はいずれもサンプリングが行われる時刻を示す。上述したとおり、サンプリング周期は250μsであるため、時刻tn同士の間隔はそれぞれ250μsである。また、図2の(a)〜(d)において、縦軸は信号であり、OffまたはOnである。より詳細には、縦軸は、図2の(a)および(c)においてはセンサ100の出力信号、すなわちデジタルノイズフィルタ11への入力信号であり、図2の(b)および(d)においてはデジタルノイズフィルタ11の出力信号である。また、図2の(a)および(c)においては、それぞれの時刻における、当該時刻を含む、当該時刻までの6回のサンプリングにおけるOn信号の回数をグラフ上に数字で表記している。
まず、図2の(a)および(b)に示す例について説明する。図2の(a)に示す例では、センサ100の出力信号は、時刻t0においてはOff信号である。また、図示しないが、時刻t0以前のサンプリングにおいても、センサ100の出力信号はOff信号であるものとする。センサ100の出力信号は、時刻t0と時刻t1との間でOn信号に変化し、その後は時刻t6まで連続してOn信号である。
この場合、時刻t0〜t4においては、当該時刻を含む、当該時刻までの6回のサンプリングにおいて、On信号の回数は4回以下である。すなわち、入力信号においてOn信号が占める割合は80%よりも小さい。このため、図2の(b)に示すように、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、時刻t4まではOff信号である。
一方、時刻t5においては、当該時刻を含む、当該時刻までの6回のサンプリングにおいて、On信号の回数は5回となる。すなわち、6回のサンプリングにおいてOn信号が占める割合は80%以上になる。このため、図2の(b)に示すように、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、時刻t5においてOn信号になる。さらに、時刻t6以降も、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、On信号が占める割合が80%以上である状態が継続する。このため、デジタルノイズフィルタ11の出力信号についてもOn信号の状態が継続する。
次に、図2の(c)および(d)に示す例について説明する。図2の(c)に示す例においても、センサ100の出力信号は、時刻t0およびそれ以前のサンプリングではOff信号であり、時刻t0と時刻t1との間でOn信号に変化する。しかしながら、図2の(c)に示す例において、センサ100の出力信号は、時刻t4と時刻t5との間でノイズの影響により変化し、時刻t5のサンプリングではOff信号になる。その後、時刻t5と時刻t6との間でセンサ100の出力信号はOn信号に戻る。このため、時刻t6以降のサンプリングでは、センサ100の出力信号は継続してOn信号である。
この場合、図2の(b)に示した例と同様、時刻t0〜t4においては、当該時刻を含む、当該時刻までの6回のサンプリングにおいて、On信号が占める割合は80%よりも小さい。このため、図2の(d)に示すように、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、時刻t4まではOff信号である。
さらに、時刻t5において、センサ100の出力信号が一時的にOff信号になる。このため、時刻t5においても、当該時刻を含む、当該時刻までの6回のサンプリングにおいて、On信号が占める割合は80%よりも小さい。したがって、図2の(d)に示すように、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は時刻t5においてもOff信号である。
時刻t6において、センサ100の出力信号が再度On信号になると、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、On信号の回数は5回となり、On信号が占める割合は80%よりも大きくなる。このため、図2の(d)に示すように、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、時刻t6においてOn信号になる。時刻t7以降も、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、On信号が占める割合が80%以上である状態が継続する。このため、デジタルノイズフィルタ11の出力信号についてもOn信号が継続する。
以上の説明のとおり、図2の(a)〜(d)に示した例においては、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、ノイズの影響を受けない場合には時刻t5においてOn信号になる。一方、時刻t5においてノイズの影響を受けた場合には、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、時刻t6においてOn信号になる。したがって、デジタルノイズフィルタ11においては、時刻t5においてノイズの影響を受けた場合のジッタは、図2の(b)と(d)とを比較して分かる通り、サンプリング1回分の時間、すなわち250μsとなる。
(比較例1)
図3を参照して、第1の比較例のデジタルノイズフィルタの動作例について説明する。第1の比較例のデジタルノイズフィルタは、背景技術の欄で述べた従来のデジタルノイズフィルタである。具体的には、第1の比較例のデジタルノイズフィルタは、入力信号が5回連続でOn信号となった場合にOn信号を出力する。
図3は、背景技術の欄で述べた従来のデジタルノイズフィルタについてのグラフである。図3の(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図3の(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第1の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図3の(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図3の(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第1の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図3の(a)〜(d)における横軸および縦軸は、図2の(a)〜(d)における横軸および縦軸と同様である。また、図3の(a)および(c)においては、それぞれの時刻における、当該時刻までOn信号が連続している回数をグラフ上に数字で表記している。
図3の(a)および(b)に示す、センサ100の出力信号にノイズが存在しない場合における例については、図2の(a)および(b)に示した例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図3の(c)に示す例において、センサ100の出力信号は、図2の(c)に示す例と同様である。すなわち、センサ100の出力信号は、時刻t0およびそれ以前においてはOff信号であり、時刻t0と時刻t1との間でOn信号に変化し、時刻t5においてノイズの影響によりOff信号になり、時刻t6において再度On信号になる。
この場合、第1の比較例のデジタルノイズフィルタの出力も、デジタルノイズフィルタ11と同様、時刻t5まではOff信号である。しかし、時刻t5においてセンサ100の出力のOn信号の連続が途切れるため、時刻t6においてセンサ100の出力がOn信号に戻っても、第1の比較例のデジタルノイズフィルタの出力は、時刻t9までOff信号のままである。時刻t10において、時刻t6〜t10までの5回のサンプリング値が連続して5回On信号となるため、第1の比較例のデジタルノイズフィルタの出力がOn信号となる。したがって、第1の比較例のデジタルノイズフィルタにおいては、時刻t5においてノイズの影響を受けた場合のジッタは、図3の(b)と(d)とを比較して分かる通り、サンプリング5回分の時間、すなわち1250μsとなる。
(比較例2)
図4を参照して、第2の比較例のデジタルノイズフィルタの動作例について説明する。第2の比較例のデジタルノイズフィルタは、特許文献1に開示のデジタルノイズフィルタである。具体的には、第2の比較例のデジタルノイズフィルタは、初期値が0であるカウンタの値を、入力信号がOn信号である場合に1増加、Off信号である場合に1減少させ、カウンタの値が5になった場合にOn信号を出力する。ただし、カウンタの値が0である場合において入力信号がOff信号である場合には、カウンタの値は変化しない。
図4は、特許文献1に開示のデジタルノイズフィルタについてのグラフである。図4の(a)は、ノイズが存在しない場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図4の(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第2の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図4の(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図4の(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第2の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図4の(a)〜(d)における横軸および縦軸は、図2の(a)〜(d)における横軸および縦軸と同様である。また、図4の(a)および(c)においては、それぞれの時刻におけるカウンタの値をグラフ上に数字で表記している。
図4の(a)および(b)に示す、センサ100の出力信号にノイズが存在しない場合における例については、図2の(a)および(b)に示した例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図4の(c)に示す例において、センサ100の出力信号は、図2の(c)に示す例と同様である。すなわち、センサ100の出力信号は、時刻t0およびそれ以前においてはOff信号であり、時刻t0と時刻t1との間でOn信号に変化し、時刻t5においてノイズの影響でOff信号になり、時刻t6において再度On信号になる。
この場合、カウンタの値は時刻t4においては4であり、時刻t5において3に減少する。その後、カウンタの値は、時刻t6において再度4になり、時刻t7において5になる。したがって、第2の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号は、図4の(d)に示すように、時刻t0〜t6まではOff信号であり、時刻t7以降はOn信号になる。したがって、第2の比較例のデジタルノイズフィルタにおいては、時刻t5においてノイズの影響を受けた場合のジッタは、図4の(b)と(d)とを比較して分かる通り、サンプリング2回分の時間、すなわち500μsとなる。
§4 動作例2
以下に、本実施形態のデジタルノイズフィルタ11および比較例のデジタルノイズフィルタの、別の動作例を説明する。
(比較例3)
図6を参照して、先に第3の比較例のデジタルノイズフィルタの動作例について説明する。第3の比較例のデジタルノイズフィルタは、本実施形態のデジタルノイズフィルタ11と構成上は同一であり、入力信号が上述した動作例1とは異なる。
図6は、第3の比較例としてのデジタルノイズフィルタ11についてのグラフである。図6の(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図6の(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第3の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図6の(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図6の(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第3の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図6の(a)〜(d)における横軸および縦軸は、図2の(a)〜(d)における横軸および縦軸と同様である。また、図6の(a)および(c)においては、それぞれの時刻における、当該時刻を含む、当該時刻までの6回のサンプリングにおけるOn信号の回数をグラフ上に数字で表記している。
図6の(a)および(b)に示す、センサ100の出力信号にノイズが存在しない場合における例については、図2の(a)および(b)に示した例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図6の(c)に示す例においても、センサ100の出力信号は、時刻t0およびそれ以前においてはOff信号であり、時刻t0と時刻t1との間でOn信号になる。しかしながら、図6の(c)に示す例では、センサ100の出力信号は、時刻t4と時刻t5との間でノイズの影響により変化し、時刻t5およびt6におけるサンプリング値がOff信号になる。その後、時刻t6と時刻t7との間でセンサ100の出力信号はOn信号に戻り、時刻t7以降はOn信号が継続する。
この場合、時刻t0〜t4においては、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、On信号の回数は5回未満である。さらに、センサ100の出力信号がOff信号になる時刻t5およびt6、ならびにセンサ100の出力信号がOn信号に戻った後の時刻t7〜t10においても、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、On信号の回数は4回である。したがって、比較例3のデジタルノイズフィルタにおいては、時刻t0〜t10における出力は全てOff信号である。
時刻t11において、当該時刻を含む6回のサンプリングにおけるOn信号の回数が5回となり、第3の比較例のデジタルノイズフィルタの出力がOn信号となる。したがって、第3の比較例のデジタルノイズフィルタにおいては、時刻t5およびt6においてノイズの影響を受けた場合のジッタは、図6の(b)と(d)とを比較して分かる通り、サンプリング6回分の時間、すなわち1500μsとなる。
(本実施形態)
次に、デジタルノイズフィルタ11の別の動作例について説明する。本動作例のデジタルノイズフィルタ11は、最大で750μs幅のノイズを除去することが可能である。本動作例では、デジタルノイズフィルタ11は、センサ100からの入力信号について、ノイズ除去に用いるサンプリングの回数を6回とし、On信号の割合が60%以上であればOn信号を出力する。すなわち、本動作例のデジタルノイズフィルタ11は、センサ100からの入力信号についての、連続する6回のサンプリングのうち4回以上がOn信号であれば、On信号を出力する。
図5は、本動作例のデジタルノイズフィルタ11についてのグラフである。図5の(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図5の(b)は、(a)に示した信号を入力信号とするデジタルノイズフィルタ11の出力信号を示すグラフである。図5の(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図5の(d)は、(c)に示した信号を入力信号とするデジタルノイズフィルタ11の出力信号を示すグラフである。図5の(a)〜(d)における横軸および縦軸は、図2の(a)〜(d)における横軸および縦軸と同様である。また、図5の(a)および(c)においては、それぞれの時刻における、当該時刻を含む、当該時刻までの6回のサンプリングにおけるOn信号の回数をグラフ上に数字で表記している。
図5の(a)に示す、センサ100の出力信号の例は、図2の(a)に示した例と同様であるため、説明を省略する。時刻t0〜t3においては、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、入力信号においてOn信号の回数は4回以下であり、On信号が占める割合は60%よりも小さい。このため、図5の(b)に示すように、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、時刻t4まではOff信号である。
一方、時刻t4において、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、入力信号においてOn信号の回数は4回となり、On信号が占める割合は60%以上になる。このため、図5の(b)に示すように、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、時刻t4においてOn信号になる。時刻t5以降も、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、入力信号においてOn信号が占める割合が60%以上になる状態が継続するため、デジタルノイズフィルタ11の出力信号についてもOn信号が継続する。
次に、図5の(c)および(d)に示す例について説明する。図5の(c)に示す例において、センサ100の出力信号は、時刻t0およびそれ以前においてはOff信号であり、時刻t0と時刻t1との間でOn信号になる。また、図5の(c)に示す例では、センサ100の出力信号は、時刻t3と時刻t4との間でノイズの影響により変化し、時刻t4においてOff信号になる。さらに、図5の(c)に示す例では、センサ100の出力信号は、時刻t5においても継続してOff信号であり、時刻t6においてOn信号に戻る。
この場合、図5の(b)に示した例と同様、時刻t0〜t3においては、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、入力信号においてOn信号が占める割合は60%よりも小さい。このため、図5の(d)に示すように、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、時刻t3まではOff信号である。
さらに、時刻t4において、センサ100の出力信号が一時的にOff信号になり、時刻t5においても引き続きOff信号である。このため、時刻t4およびt5においても、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、入力信号においてOn信号が占める割合は60%よりも小さい。したがって、図5の(d)に示すように、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、時刻t4およびt5においてもOff信号である。
時刻t6において、センサ100の出力信号が再度On信号になると、当該時刻を含む6回のサンプリングにおいて、On信号の回数は4回となり、On信号が占める割合は60%よりも大きくなる。このため、図5の(d)に示すように、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、時刻t6においてOn信号になる。
以上の例においては、デジタルノイズフィルタ11の出力信号は、ノイズの影響を受けない場合には時刻t4においてOn信号になり、時刻t4およびt5においてノイズの影響を受けた場合には時刻t6においてOn信号になる。したがって、デジタルノイズフィルタ11においては、時刻t4およびt5においてノイズの影響を受けた場合のジッタは、図5の(b)と(d)とを比較して分かる通り、サンプリング2回分の時間、すなわち500μsとなる。
このように、デジタルノイズフィルタ11によれば、センサ100の出力信号に対するノイズの影響の長さに応じて、(i)サンプリング回数、および(ii)サンプリング回数に対するOn信号の回数の割合、を適切に設定することで、どのような入力信号に対しても、ジッタを極小化することができる。
(比較例4)
図7を参照して、第4の比較例のデジタルノイズフィルタの動作例について説明する。第4の比較例のデジタルノイズフィルタは、第1の比較例のデジタルノイズフィルタと同様、背景技術の欄で述べた従来のデジタルノイズフィルタである。具体的には、第4の比較例のデジタルノイズフィルタは、入力信号が5回連続でOn信号となった場合にOn信号を出力する。
図7は、背景技術の欄で述べた従来のデジタルノイズフィルタについてのグラフである。図7の(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図7の(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第4の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図7の(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図7の(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第4の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図7の(a)〜(d)における横軸および縦軸は、図2の(a)〜(d)における横軸および縦軸と同様である。また、図7の(a)および(c)においては、それぞれの時刻における、当該時刻までOn信号が連続している回数をグラフ上に数字で表記している。
図7の(a)および(b)に示す、センサ100の出力信号にノイズが存在しない場合における例については、図2の(a)および(b)に示した例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図7の(c)に示す例において、センサ100の出力信号は、図6の(c)に示す例と同様である。すなわち、センサ100の出力信号は、時刻t0およびそれ以前においてはOff信号であり、時刻t0と時刻t1との間でOn信号になり、時刻t5においてノイズの影響によりOff信号になる。さらに、センサ100の出力信号は、時刻t6においても継続してOff信号であり、時刻t7において再度On信号になる。
この場合、第4の比較例のデジタルノイズフィルタの出力も、デジタルノイズフィルタ11と同様、時刻t4まではOff信号である。しかし、時刻t5およびt6においてセンサ100の出力のOn信号の連続が途切れるため、時刻t7においてセンサ100の出力がOn信号に戻っても、第4の比較例のデジタルノイズフィルタの出力は、時刻t10までOff信号のままである。時刻t11において、時刻t7〜t11までの5回のサンプリング値が連続して5回On信号となるため、第4の比較例のデジタルノイズフィルタの出力がOn信号となる。したがって、第4の比較例のデジタルノイズフィルタにおいては、時刻t5およびt6においてノイズの影響を受けた場合のジッタは、図7の(b)と(d)とを比較して分かる通り、サンプリング6回分の時間、すなわち1500μsとなる。
(比較例5)
図8を参照して、第5の比較例のデジタルノイズフィルタの動作例について説明する。第5の比較例のデジタルノイズフィルタは、第4の比較例のデジタルノイズフィルタと同様、背景技術の欄で述べた従来のデジタルノイズフィルタである。ただし、第5の比較例のデジタルノイズフィルタは、入力信号が4回連続でOn信号となった場合にOn信号を出力する。
図8は、背景技術の欄で述べた従来のデジタルノイズフィルタについてのグラフである。図8の(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図8の(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第5の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図8の(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図8の(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第5の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図8の(a)〜(d)における横軸および縦軸は、図2の(a)〜(d)における横軸および縦軸と同様である。また、図8の(a)および(c)においては、それぞれの時刻における、当該時刻までOn信号が連続している回数をグラフ上に数字で表記している。
図8の(a)および(b)に示す、センサ100の出力信号にノイズが存在しない場合における例については、図5の(a)および(b)に示した例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図8の(c)に示す例において、センサ100の出力信号は、図5の(c)に示す例と同様である。すなわち、センサ100の出力信号は、時刻t0およびそれ以前においてはOff信号であり、時刻t0と時刻t1との間でOn信号になり、時刻t4においてノイズの影響によりOff信号になる。さらに、センサ100の出力信号は、時刻t5においても継続してOff信号であり、時刻t6において再度On信号になる。
この場合、第5の比較例のデジタルノイズフィルタの出力も、デジタルノイズフィルタ11と同様、時刻t3まではOff信号である。しかし、時刻t4およびt5においてセンサ100の出力のOn信号の連続が途切れるため、時刻t6においてセンサ100の出力がOn信号に戻っても、第5の比較例のデジタルノイズフィルタの出力は、時刻t8までOff信号のままである。時刻t9において、時刻t6〜t9までの4回のサンプリング値が連続して4回On信号となるため、第5の比較例のデジタルノイズフィルタの出力がOn信号となる。したがって、第5の比較例のデジタルノイズフィルタにおいては、時刻t4およびt5においてノイズの影響を受けた場合のジッタは、図8の(b)と(d)とを比較して分かる通り、サンプリング5回分の時間、すなわち1250μsとなる。
(比較例6)
図9を参照して、第6の比較例のデジタルノイズフィルタの動作例について説明する。第6の比較例のデジタルノイズフィルタは、比較例2と同様、特許文献1に開示のデジタルノイズフィルタである。具体的には、第6の比較例のデジタルノイズフィルタは、初期値が0であるカウンタの値を、入力信号がOn信号である場合に1増加、Off信号である場合に1減少させ、カウンタの値が5になった場合にOn信号を出力する。ただし、カウンタの値が0である場合において入力信号がOff信号である場合には、カウンタの値は変化しない。
図9は、特許文献1に開示のデジタルノイズフィルタについてのグラフである。図9の(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図9の(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第6の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図9の(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図9の(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第6の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図9の(a)〜(d)における横軸および縦軸は、図2の(a)〜(d)における横軸および縦軸と同様である。また、図9の(a)および(c)においては、それぞれの時刻におけるカウンタの値をグラフ上に数字で表記している。
図9の(a)および(b)に示す、センサ100の出力信号にノイズが存在しない場合における例については、図2の(a)および(b)に示した例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図9の(c)に示す例において、センサ100の出力信号は、図6の(c)に示す例と同様である。すなわち、センサ100の出力信号は、時刻t0およびそれ以前においてはOff信号であり、時刻t0と時刻t1との間でOn信号になり、時刻t5においてノイズの影響によりOff信号になる。さらに、センサ100の出力信号は、時刻t6においても継続してOff信号であり、時刻t7において再度On信号になる。
この場合、第6の比較例のデジタルノイズフィルタの出力も、デジタルノイズフィルタ11と同様、時刻t4までOff信号である。時刻t4においては、カウンタの値は4まで増加する。しかし、時刻t5およびt6においてセンサ100の出力がOff信号になるため、カウンタの値は時刻t5において3に減少し、時刻t6において2に減少する。その後、時刻t7においてセンサ100の出力がOn信号に戻ると、カウンタの値は再度増加し始める。時刻t9においてカウンタの値は5となるため、第6の比較例のデジタルノイズフィルタの出力がOn信号となる。したがって、第4の比較例のデジタルノイズフィルタにおいては、時刻t5およびt6においてノイズの影響を受けた場合のジッタは、図9の(b)と(d)とを比較して分かる通り、サンプリング4回分の時間、すなわち1000μsとなる。
(比較例7)
図10を参照して、第7の比較例のデジタルノイズフィルタの動作例について説明する。第7の比較例のデジタルノイズフィルタは、比較例2と同様、特許文献1に開示のデジタルノイズフィルタである。ただし、第7の比較例のデジタルノイズフィルタは、カウンタの値が4になった場合にOn信号を出力する。
図10は、特許文献1に開示のデジタルノイズフィルタについてのグラフである。図10の(a)は、ノイズの影響がない場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図10の(b)は、(a)に示した信号を入力信号とする第7の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図10の(c)は、ノイズの影響がある場合におけるセンサ100の出力信号の例を示すグラフである。図10の(d)は、(c)に示した信号を入力信号とする第7の比較例のデジタルノイズフィルタの出力信号を示すグラフである。図10の(a)〜(d)における横軸および縦軸は、図2の(a)〜(d)における横軸および縦軸と同様である。また、図10の(a)および(c)においては、それぞれの時刻におけるカウンタの値をグラフ上に数字で表記している。
図10の(a)および(b)に示す、センサ100の出力信号にノイズが存在しない場合における例については、図5の(a)および(b)に示した例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図10の(c)に示す例において、センサ100の出力信号は、図5の(c)に示す例と同様である。すなわち、センサ100の出力信号は、時刻t0およびそれ以前においてはOff信号であり、時刻t0と時刻t1との間でOn信号になり、時刻t4においてノイズの影響によりOff信号になる。さらに、センサ100の出力信号は、時刻t5においても継続してOff信号であり、時刻t6において再度On信号になる。
この場合、第7の比較例のデジタルノイズフィルタの出力も、デジタルノイズフィルタ11と同様、時刻t3までOff信号である。時刻t3においては、カウンタの値は3まで増加する。しかし、時刻t4およびt5においてセンサ100の出力がOff信号になるため、カウンタの値は時刻t4において2に減少し、時刻t5において1に減少する。その後、時刻t6においてセンサ100の出力がOn信号に戻ると、カウンタの値は再度増加し始める。時刻t8においてカウンタの値は4となるため、第7の比較例のデジタルノイズフィルタの出力がOn信号となる。したがって、第7の比較例のデジタルノイズフィルタにおいては、時刻t4およびt5においてノイズの影響を受けた場合のジッタは、図10の(b)と(d)とを比較して分かる通り、サンプリング4回分の時間、すなわち1000μsとなる。
比較例4〜7のデジタルノイズフィルタは、従来技術、または特許文献1のデジタルノイズフィルタである。本実施形態のデジタルノイズフィルタ11は、適切にパラメータを設定することで、図5に示すように、比較例4〜7のデジタルノイズフィルタと比較して、ジッタの大きさを低減することができる。
(効果)
以上の動作例のとおり、本実施形態のデジタルノイズフィルタ11においては、サンプリング回数およびOn信号の割合といった設定値を適切に設定すれば、ジッタの最大値は、入力信号のサンプリング値がノイズによってOff信号になった期間に等しい。これに対し、第1の比較例のデジタルノイズフィルタでは、ジッタの最大値は、(i)サンプリング値がノイズによってOff信号になった期間と、(ii)デジタルノイズフィルタに設定された、On信号を出力するまでに入力信号にOn信号の連続する回数と、の和に等しい。また、第2の比較例のデジタルノイズフィルタでは、ジッタの最大値は、サンプリング値がノイズによってOff信号になった期間の2倍に等しい。
したがって、本実施形態のデジタルノイズフィルタ11によれば、比較例1および2のデジタルノイズフィルタと比較して、ジッタを低減することができる。
なお、上述した設定値については、実際に出力される信号のノイズが最小化されるように、ユーザが適宜調整すればよい。具体的には、例えば上述した設定値を適当な初期値に設定して試運転を行い、当該試運転におけるエラーおよびジッタに基づいて、設定値を適宜調整すればよい。
また、上述した実施形態では、デジタルノイズフィルタ11には、所定の事象を検出していない状態において前記第1信号値を出力し、所定の事象を検出した状態において前記第2信号値を出力するセンサ100からの出力信号が入力される。このため、デジタルノイズフィルタ11は、センサ100が所定の事象を検出した場合に出力する第2信号値に対するノイズの影響を低減することができる。
なお、上述した動作例では、いずれも各動作例および比較例のデジタルノイズフィルタの出力がOff信号からOn信号へ切り替わる場合について説明した。本実施形態のデジタルノイズフィルタ11の出力がOn信号からOff信号へ切り替わる場合には、上述した動作例とは逆に、所定の回数のサンプリングにおいて、入力信号がOff信号である回数が所定の割合以上であった場合に出力が切り替わる。
§5 変形例
電気機器10のデジタルノイズフィルタ11は、上述したようにMPU、すなわちソフトウェアによって実現してもよいし、ハードウェアによって実現してもよい。
また、通信回路13は、例えばUSB(Universal Serial Bas)によりデジタルノイズフィルタ11とパソコン200とを接続するものであってよい。また、記憶装置14は、例えばSSD(Solid State Drive)またはフラッシュメモリであってよい。また、デジタルノイズフィルタ11は、内部に記憶装置14を備えず、外部に設けられた記憶装置に接続されていてもよい。
また、ノイズ処理部11bが出力信号を決定するために用いるサンプリングの回数、および、出力信号をOn信号にするための、入力信号におけるOn信号の割合は、上述したとおり、ユーザによる入力に基づいて変更可能である。したがって、上記サンプリングの回数は6回以外の回数に設定されてもよく、上記On信号の割合を80%および60%のいずれとも異なる割合に設定されてもよい。また、サンプリングの周期が250μs以外の長さに設定されてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
11 デジタルノイズフィルタ
11a サンプリング処理部
11b ノイズ処理部
11c パラメータ設定部
100 センサ

Claims (3)

  1. 入力信号が、第1信号値または第2信号値のいずれかをとるデジタル信号であり、前記入力信号からノイズを除去した信号を出力するデジタルノイズフィルタであって、
    前記入力信号について所定の周期でサンプリングを行うサンプリング処理部と、
    連続する所定の回数の前記サンプリングにおいて、前記第2信号値の割合が所定の割合以上である場合に、出力する信号を前記第2信号値とし、前記第2信号値の割合が所定の割合未満である場合に、出力する信号を前記第1信号値とするノイズ処理部と、を備えることを特徴とするデジタルノイズフィルタ。
  2. 外部からの指示入力に基づき、前記所定の周期、前記所定の回数、および前記所定の割合のうち、少なくともいずれか1つを設定するパラメータ設定部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルノイズフィルタ。
  3. 前記入力信号が、所定の事象を検出していない状態において前記第1信号値を出力し、所定の事象を検出した状態において前記第2信号値を出力するセンサからの出力信号であることを特徴とする請求項1または2に記載のデジタルノイズフィルタ。
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