JP2019094730A - 軽量盛土構造 - Google Patents
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Abstract
Description
図1〜図4を参照して、実施の形態における軽量盛土構造10について説明する。軽量盛土構造10は、たとえば山間地の斜面に沿って道路などを構築するためのものである。図1は、実施の形態における軽量盛土構造10を示す断面図であり、図2は、図1の中のII線によって囲まれた領域を拡大して示す断面図である。
下部コンクリート床版1は、下側積層体2を構成するための地盤の補強および表面均しのために、必要に応じて設けられるものであり、配筋を施してコンクリートを打設することで形成できる。コンクリートを打設する際には、型枠1a(図1)を用いるとともに、型枠1aから支持金具1bを突出させておくとよい。型枠1aは、木製の平板から構成されていてもよいし、後述する耐震金具4と同一または類似の形状を有していてもよい。支持金具1bには、柱部材7を介して外壁パネル8が固定される。
中間コンクリート床版3は、下側積層体2の上に設けられる。中間コンクリート床版3は、下側積層体2の積層状態をより安定化させるという機能と、中間コンクリート床版3に作用する荷重を面内方向に分散させることによって軽量盛土構造10の全体的な強度を向上させるという機能とを備える。中間コンクリート床版3は、下側積層体2の上面2s上に、図示しない配筋を施してコンクリートを打設することで形成することができる。
図1および図2を参照して、上側積層体5は、複数の第2樹脂発泡体ブロック5a,5b,5c,5dと、複数の緊結金具5fとを含む。第1樹脂発泡体ブロック2a,2b,2cと第2樹脂発泡体ブロック5a,5b,5c,5dとは、同一の材料から構成され、大きさのみ適宜異なるものが採用される。
図2を参照して、本実施の形態においては、複数の耐震金具4の各々の立壁部4eは、中間コンクリート床版3の側面3tに接して側面3tを覆うとともに、中間コンクリート床版3の直上に位置する第2樹脂発泡体ブロック5aの側面5tのうち、高さ方向における下側の1/3の範囲に少なくとも接して当該範囲を覆うように設けられている。
図5は、比較例における軽量盛土構造10Z(およびその内部構造)の一部を模式的に示す斜視図である。軽量盛土構造10Zにおいては、中間コンクリート床版3を打設するために、木製の平板4zが型枠として用いられている。平板4zは、木製であるため金属に比べて剛性が低く、ロッキング現象の対策としては十分ではない。
図1を参照して、型枠1aを利用して下部コンクリート床版1を打設した後に、下部コンクリート床版1の上に、複数の第1樹脂発泡体ブロック2a,2b,2cを積層するとともに、複数の緊結金具2fを用いてこれらを相互に緊結する。これにより、下部コンクリート床版1の上に下側積層体2が構成される。
Claims (4)
- 複数の第1樹脂発泡体ブロックを含み、複数の前記第1樹脂発泡体ブロックが積層されるとともに相互に緊結されることで一体化された下側積層体と、
各々が立壁部および底板部を有し、前記下側積層体の上面のうちの外縁部分を複数の前記底板部が覆い、複数の前記立壁部が連なって並ぶとともに各々が上方に向かって起立するように配置された複数の耐震金具と、
複数の前記立壁部を型枠として打設されるとともに、前記下側積層体の前記上面と複数の前記底板部とを覆うように設けられた中間コンクリート床版と、
複数の第2樹脂発泡体ブロックを含み、複数の前記第2樹脂発泡体ブロックが積層されるとともに相互に緊結されることで一体化され、前記中間コンクリート床版の上面を覆うように設けられた上側積層体と、を備え、
複数の前記立壁部の各々は、前記中間コンクリート床版の側面を覆うとともに、前記中間コンクリート床版の直上に位置する前記第2樹脂発泡体ブロックの側面のうち、高さ方向における下側の1/3の範囲を少なくとも覆うように設けられている、
軽量盛土構造。 - 複数のうちの少なくとも1つの前記耐震金具の前記底板部には、下向きに延びる爪部が設けられており、
前記爪部は、複数のうちの最上層に位置する前記第1樹脂発泡体ブロックに刺し込まれている、
請求項1に記載の軽量盛土構造。 - 固定具材をさらに備え、
複数のうちの少なくとも1つの前記耐震金具の前記底板部には、開口部が設けられており、
前記固定具材は、前記開口部に挿入され、複数のうちの最上層に位置する前記第1樹脂発泡体ブロックに刺し込まれている、
請求項1または2に記載の軽量盛土構造。 - 一端および他端を有する支持金具をさらに備え、
複数のうちの少なくとも1つの前記耐震金具の前記立壁部には、貫通孔が設けられており、
前記支持金具は、前記貫通孔に挿入されており、
前記支持金具の一端は、前記中間コンクリート床版の中に埋設されており、
前記支持金具の他端には、外壁パネルが固定されている、
請求項1から3のいずれか1項に記載の軽量盛土構造。
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