JP2019094674A - 浴室 - Google Patents
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Abstract
Description
第1の発明によれば、使用者が入浴などの浴室利用行為が完了した後、浴槽の排水栓を開くとともに、操作部を操作した際に、浴槽水排出相当時間である300秒以上の長さで電解水を吐出させる。
浴槽の排水栓が開かれると、浴槽排水が遮蔽部材に衝突することで流入室内に渦流が発生し、その渦流によって封水内に遠心力が発生し、一時的に、排水トラップと封水とが接する封水ラインの水位が上昇する。これにより、実際の封水ラインよりも上方の排水口内部の内壁に付着した皮脂や髪毛などを洗い流すことができる。
そして、制御部は、操作部が操作されてから、浴槽水排出相当時間である300秒以上の長さで、電解水を排水口へ向かって吐出させるので、浴槽水の排出が完了した後、すなわち、排水トラップ内での上記渦流の発生による一時的な水位の上昇が終わった後(渦流が消失した後)に、排水トラップ内に電解水を流入させることができる。
このため、黒ずみが発生しやすい本来の封水ラインにたどり着く前に排水口内部の内壁に付着した皮脂との接触によって電解水の除菌成分の濃度が低下してしまうのを抑制できる。すなわち、除菌成分の濃度を低下させずに電解水を排水口内部の封水ラインへ流入させることができる。したがって、電解水を除菌水として利用した場合であっても、封水ラインにおける黒ずみの発生を適切に抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記操作部は、使用者の操作によって前記実行指令を前記制御部へ送信するとともに、前記浴槽の前記排水栓を開状態にすることを特徴とする。
第2の発明によれば、上記渦流によって、封水ラインより上方の排水口内部の内壁に付着した皮脂や髪毛などを確実に洗い流した後に、電解水を排水口へ向かって流入させることができる。これにより、除菌成分濃度の低下を抑えた電解水を確実に封水ラインに流入させることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記電解水吐出装置は、前記制御部が前記実行指令を受信した後、浴槽水が排出開始してから排出完了するまでの時間と想定される浴槽水排出相当時間である300秒以上の長さで電解水を前記洗い場床に吐出させ、前記洗い場床から流れた電解水が前記排水口へ流入することを特徴とする。
第3の発明によれば、浴槽水排出相当時間の序盤に吐出される電解水で洗い場床を除菌し、その後除菌された洗い場床を経由して電解水が排水口へ流入されることになる。したがって、排水口内部の封水ラインだけでなく、洗い場床も効率的に除菌できる。
第4の発明は、第3の発明において、前記電解水吐出装置は、前記制御部が前記実行指令を受信した後、浴槽水が排出開始してから排出完了するまでの時間と想定される浴槽水排出相当時間である300秒以上の長さで電解水を前記洗い場床に吐出させ、前記洗い場床から流れた電解水が前記排水口へ流入させるとともに、徐々にその着水位置を前記排水口へ近づくように移動させることを特徴とする。
第4の発明によれば、渦流によって封水内に遠心力が発生し一時的に排水トラップと封水とが接する水位の上昇が終了した際に、排水口に、もしくはできるだけ排水口に近い位置に電解水を着水させやすくできる。したがって、渦流が消失し、水位上昇が終了した際に、除菌成分の濃度があまり低下していない電解水を排水口内部の封水ラインへ流入させやすくできる。
図2(b)は、浴室500におけるカウンター530の近傍を拡大した模式斜視図である。
図3は、浴槽510の平面図である。
Claims (4)
- 浴槽と、前記浴槽に設けられた排水栓と、洗い場床に形成された排水口の下方に設置された排水トラップと、前記排水トラップへ向かって除菌作用を有する電解水を吐出可能な電解水吐出装置と、電解水吐出の実行指令を受信すると電解水を吐出させる制御を実行する制御部と、使用者の操作によって前記実行指令を前記制御部へ送信する操作部と、を備えた浴室であって、
前記排水トラップは、
本体内を、天面から垂設された遮蔽部材により流入室と流出室との2室に区画し、
前記流入室の天面に洗い場床排水流入用の開口を設け、
前記遮蔽部材と本体底面との間の封水に水没する部位に、前記流入室と前記流出室との連通部を設け、
前記流出室に流出口を設け、
前記流入室の側面に浴槽排水が流入する浴槽排水流入口を設け、
前記浴槽排水が前記遮蔽部材に衝突することで前記流入室内に渦流を発生させるように構成されており、
前記制御部は、前記実行指令を受信した後、浴槽水が排出開始してから排出完了するまでの時間と想定される浴槽水排出相当時間である300秒以上の長さで電解水を吐出させるように制御を実行することを特徴とする浴室。 - 前記操作部は、使用者の操作によって前記実行指令を前記制御部へ送信するとともに、前記浴槽の前記排水栓を開状態にすることを特徴とする請求項1記載の浴室。
- 前記電解水吐出装置は、前記制御部が前記実行指令を受信した後、浴槽水が排出開始してから排出完了するまでの時間と想定される浴槽水排出相当時間である300秒以上の長さで電解水を前記洗い場床に吐出させ、前記洗い場床から流れた電解水が前記排水口へ流入することを特徴とする請求項1または2に記載の浴室。
- 前記電解水吐出装置は、前記制御部が前記実行指令を受信した後、浴槽水が排出開始してから排出完了するまでの時間と想定される浴槽水排出相当時間である300秒以上の長さで電解水を前記洗い場床に吐出させ、前記洗い場床から流れた電解水が前記排水口へ流入させるとともに、徐々にその着水位置を前記排水口へ近づくように移動させる請求項3記載の浴室。
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