JP2008168230A - 浴室洗浄装置及び浴室ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】浴槽と洗い場とを備えた浴室の洗い場床面を洗浄する浴室洗浄装置であって、前記洗い場床面の直上に配設され、シャワーホースが接続された水栓本体より下方に配置されたカウンターの下方に設けられ、前記洗い場床面の略全体に向けて吐水可能な吐水部を備えたこと、を特徴とする浴室洗浄装置が提供される。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る浴室洗浄装置を備えた浴室ユニットを説明するための模式図である。
図1に示すように、浴室ユニットの浴室3には、浴室洗浄装置の吐水部1、浴槽4、洗い場床面5、カウンター6、鏡7などが備えられている。また、この他にも図示しない給水栓、シャワーホース、給湯制御パネルなどが適宜備えられている。
カウンター6は、洗い場床面5の直上であって、浴槽4のフランジ面よりも上方に配設される図示しないシャワーホースが接続された水栓本体よりは下方に配置されている。尚、一般的に、浴槽4のフランジ面よりも上方には、シャンプーなどの小物を載置するための小物置き台があるが、本明細書におけるカウンター6はこれとは異なる。また、図1に示すように、カウンター6は小物置台よりも大きく、シャンプーなどの小物のみならず、洗面器やその他の人体洗浄に必要なものをおける程度のスペースを有する。
吐水部1は、カウンター6の下方に設けられ、浴室3外に設けられた吐水制御手段8を介して水道管9と接続されている。また、吐水制御手段8は、浴室3外に設けられた制御部2と電気的に接続され、制御部2からの信号で後述する吐水の制御ができるようになっている。
また、複数のノズル孔を設ける場合、吐出部10から洗浄対象面までの距離により、それぞれのノズル孔の水勢、吐水量、受け持つ洗浄範囲を考慮するようにすることが好ましい。
図2は、吐水部から洗浄対象までの距離と吐水の状態との関係を説明するための模式図である。図2(a)は、吐水の状態を洗い場の側方から見た場合の模式図、図2(b)は、吐水の状態を洗い場上方から見た場合の模式図、図2(c)は、吐水の噴射角度を説明するための模式図である。
図2に示すように、近傍の洗浄対象Xでは吐水の距離が近いため水勢の減衰が小さい、また、汚れに対する吐水の衝突角度も大きくすることができる(汚れに対して略垂直方向から吐水が行われる)。そのため、吐水部の近傍の汚れは比較的除去がしやすい。
これに対して、遠方の洗浄対象Zでは吐水の距離が遠いため水勢の減衰が大きい、また、汚れに対する吐水の衝突角度も小さくなる(汚れに対して略水平方向から吐水が行われる)。そのため、吐水部の遠方の汚れほど除去が困難となる。
本発明者は検討の結果、近傍への吐水量より遠方への単位面積あたりの吐水量を増やせば、除去が困難な遠方の汚れをも除去できるとの知見を得た。また、この場合、近傍のノズル孔が受け持つ洗浄範囲の面積も広くすることができる。
そのため、吐水部からの距離、吐水量、各ノズル孔が受け持つ洗浄範囲の面積の広さなどを考慮の上、各ノズルの吐水量や水勢を配分するようにすることが好ましい。例えば、このような配分は、各ノズル孔の開口総面積により調整することができる。ノズル孔の開口総面積は、ノズル孔自体の面積、ノズル孔の数、ノズル孔自体の面積とノズル孔の数との組み合わせなどにより調整することができる。この際、各ノズルが受け持つ洗浄範囲を細分化すれば、前述の配分の条件範囲が狭まるため、調整が容易となる。
図2に例示するものは、各ノズルが受け持つ洗浄範囲を3分割した場合である。この場合、近傍の洗浄対象Xを受け持つノズル孔は単位面積あたりの吐水量を少なくし、洗浄範囲の面積を大きくしている。そのようにしても、吐水量が少なく洗浄範囲の面積が大きいことを、水勢が強いこと、吐水の衝突角度が大きいことで補うことができるので洗浄効果が低下することはない。
また、遠方の洗浄対象Zを受け持つノズル孔は単位面積あたりの吐水量を多くし、洗浄範囲の面積を小さくしている。この場合、水勢の弱さと吐水の衝突角度が小さいことを吐水量を多くし、洗浄範囲の面積を小さくすることで補うことができるので洗浄効果が低下することはない。
また、近傍と遠方との間を受け持つノズルについては、吐水量と受け持つ洗浄範囲の面積を近傍用と遠方用のものの間としている。この部分は、水勢もある程度強く、吐水の衝突角度もある程度大きくすることができるので、遠方用より吐水量を減らし、洗浄範囲の面積をある程度広くしても洗浄効果が低下することはない。
すなわち、ノズル孔が受け持つ洗浄範囲が吐水部に近いほど、その洗浄範囲の面積を大きくすることができる。
また、洗浄範囲の面積については、吐水の噴射角度を考慮することが好ましい。
具体的には、図2(c)に示すように、近傍の洗浄対象Xを受け持つノズル孔からの吐水の噴射角度θ1と、近傍と遠方との間の洗浄対象Yを受け持つノズル孔からの吐水の噴射角度θ2と、遠方の洗浄対象Zを受け持つノズル孔からの吐水の噴射角度θ3との関係を、θ1>θ2>θ3とすることが好ましい。もし、すべての噴射角度が等しいものとすれば、洗浄対象が遠方になるほど洗浄範囲の面積が大きくなるので、単位面積当たりの吐水量が少なくなり、汚れの除去を効果的に行うことができなくなるおそれがあるからである。
尚、図2に例示をした分割数や各ノズルの条件は、これに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
本発明者の得た知見によれば、洗い場のようなフラットな面上に付着した汚れを除去するためには、ノズル孔からの水滴を直接、被洗浄面全体に当てるようにすることと、水勢を最大限に大きくすることの2点を満足することが重要である。これは、付着した汚れは、単に水が触れれば除去できるものではなく、除去のためには水が汚れにぶつかる際の打力が重要となるからである。
ここで、特許文献1に開示されている技術では、吐水部が浴室の高所に取り付けられている。そのため、浴室の下方に位置し、汚れの発生も多い洗い場近傍では、吐水の水勢が弱まり洗浄が不十分となるおそれがある。しかし、洗い場近傍(図1に示すものではカウンター6の下方)に吐水部1を設けるものとすれば、天井に比べて床面までの着水距離が短いので、水勢を保ったまま、直接水滴を汚れにあてることができる。その結果、洗浄水をあてることにより汚れを剥がれ落とすという物理的作用を充分に享受することが可能となる。
また、天井からの吐水では、カウンター6の下方は死角となり、水や殺菌水を吐水させることができなかったが、洗い場近傍(図1に示すものではカウンター6の下方)に吐水部1を設けるものとすれば、カウンター6の下方への水や殺菌水の吐水も可能となる。
ここで、カウンター6の裏面は、突出端(前面端)から奥側に向かうにつれ下方に向かうような勾配を有する傾斜面を備えている。そのため、カウンター6の裏面の吐水部1の直上に吐水された水が奥側(浴室壁面側)に誘導され、吐水された水がそのまま落下して吐水部に付着し、吐水部1を汚すようなことがない。
浴室内の汚れは、入浴時に人体洗浄が行われるカウンター6の付近を中心として浴室の下方、特に、洗い場床面5の直上であって、カウンター6の裏面より下方に位置する浴室内の部分に発生しやすい。
また、洗浄対象面の面積の広さに基づいて各ノズルの開口総面積を決めることが好ましい。すなわち、洗浄対象面の面積が狭ければ、洗浄のための吐水量も少量で足りるので、その部分の開口総面積を小さくして吐水量を減らし、洗浄対象面の面積が広い方のノズル孔にその分多くの吐水量が使えるようにすることが好ましい。この場合、例えば、面積が狭いカウンター6の裏面を洗浄するためのノズル孔1cの径を小さくし、面積の広い洗い場5を洗浄するためのノズル孔1aの径を大きくしたり、ノズル孔1cの数よりノズル孔1aの数を多くしたり、ノズル孔の開口面積とノズル孔の数とを組み合わせたりして、ノズル孔の開口総面積を決めるようにすることができる。
図7に示すように、吐水部20はカウンター6の裏面に取り付けられている。吐水部20のアーム部20bには複数のノズル孔20aが設けられ、水道水などが吐水可能となっている。また、アーム部20bはベース22に接合一体化され、ベース22の回転に伴い回転できるようになっている。また、アーム部20bの回転軸は洗い場の床面に対して略垂直(地面に対して略鉛直)となるように設置されている。それぞれのノズル孔20aは吐水方向が異なるように形成され、吐水された水道水などが届く場所・範囲が異なるようになっている。また、ノズル孔20aは楕円形状を呈し、回転の接線方向と略垂直に交差する垂線の方向に長径が存在するような向きに設けられている。そのため、各洗浄対象面(本実施の形態においては、洗い場床面5)を万遍なく洗浄できるようになっている。回転の際には、アーム部20bの先端がカウンター6の突出端(前面端)から出っ張らないようにすることが好ましい。そのようにすれば、入浴時の人体洗浄の際に人体と干渉することを抑制することができ、また、煩雑感がなくなるため見た目にも優れているからである。尚、吐水部10の取り付け位置を調整できるようにしておき、設置される浴室のカウンター6に合わせた設定をすることもできる。
図8は、吐水部20の模式断面図である。
図8に示すように、吐水部20のヘッド14は、そのフランジ部14bをカウンター6の裏面に保護材15を介して取り付けられている。へッド14はフランジ部14bの下方外周にネジ部14dを備え、さらにその下方に小径の軸部14eを備えている。ヘッド14内には給水通路18が縦設され、通路18の下端には180°離間して横方向に開口する連通路18a、18bを備え、連通路18a、18bは軸部14eの外周に180°離間して開口している。そして給水通路18の上部には、外部の給水源と連通させるための通路18cが備えられている。
外部の給水源から通路18cに供給された水道水などは、給水通路18、連通路18a、18bを通り流路20cに供給され、ノズル孔20aから吐水される。このとき、回転軸に対して対称に設けられたそれぞれのアーム部20bから吐水される水道水などの向きが逆のため、吐水の反力による回転力が発生し、べース22(アーム部20b)が軸部14eの周りを回転する。
また、説明の便宜上、略180°離間させたアーム部20bを例示したが、これに限定されるわけではなく、離間角度やアーム部20bの数は適宜変更することができる。例えば、アーム部20bは、1本であっても、3本以上であってもよく、回転軸に対して対称に配置されていなくてもよい。
また、吐水の方向も回転軸に対して対称とされていなくてもよく、吐水による反力で回転軸周りの回転力が得られるようになっていればよい。ただし、吐水の方向が回転円の接線に垂直な方向に近づくほど吐水による反力が小さくなるので、一定の角度をつけることが重要となる。例えば、吐水の方向が回転の接線方向に近づくほど、吐水による反力のうち回転に用いられる分が多くなり、垂線方向に近づくほど回転に用いられる分が少なくなる。
また、洗浄能力は、回転速度に大きく依存しており、アーム部20bの長さ及び吐水方向によって、回転速度を制御することが可能である。例えば、吐水方向が回転の接線方向に近づくほど回転速度は速くなり、垂線方向に近づくほど回転速度は遅くなる。
また、吐水部の回転速度は、水圧の変化によって変化する。そして、回転速度が変化すると、洗い場に付着した皮脂、石鹸かすなどの汚れに対する洗浄力も変化する。例えば、回転速度が速すぎると(早く回りすぎると)、水滴が汚れに当たる時間が少なくなり洗浄力が低下するおそれがある。そのため、吐水部をほぼ一定の最適な回転速度領域に保つために、その配管部に定圧手段を設けるようにすることが好ましい。定圧手段としては、例えば、定圧弁や定流量弁などを例示することができる。
尚、図7で説明をした吐水部20とは、カウンター6の裏面を洗浄するために、アーム部に対して上方側に吐水をさせるためのノズル孔30bが設けられている点のみが異なるだけのため、その構成と作用の説明は省略する
ここで、一般的にはカウンター6の裏面より洗い場床面5のほうが面積が広い。そのため、洗浄対象面の面積の大きさに基づいてノズル孔30aとノズル孔30bとの開口総面積を決めるようにすることが好ましい。すなわち、面積が狭いカウンター6の裏面は、洗浄のための吐水量も少量で足りるので、ノズル孔30bの開口総面積を小さくして吐水量を減らし、面積が広い洗い場床面5のノズル孔30aにその分多くの吐水量が使えるようにすることが好ましい。
図11の左側に示す大きな略楕円形の開口を洗い場床面5の洗浄用(例えば、図10のノズル孔30a)とし、右側に示す小さな略楕円形の開口をカウンター6の裏面用(例えば、図10のノズル孔30b)とすれば、洗浄対象面の面積の違いに応じた吐水量の決定をすることができる。尚、ノズル孔の開口面積のみならず、ノズル孔30bの数よりノズル孔30aの数を多くしたり、ノズル孔の開口面積とノズル孔の数とを組み合わせて開口総面積を決定することもできる。
尚、図1で説明をしたものと同様の部分には同じ符号を付し、説明は省略する。
図13に示すように、吐水部40はカウンター6の下方の浴室壁面に取り付けられている。吐水部40のアーム部40bには複数のノズル孔40aが設けられ、水道水などが吐水可能となっている。また、吐水部40には、揺動端において水路の機械的な切替を行う装置が内蔵されている。そのようなものとしては、例えば、特開2006−75678号公報に開示されているような技術を例示することができる。
尚、図13に示した駆動部400bは、駆動部400aと対称の配置となるだけなので説明は省略する。
図14乃至図16に示すように、駆動部400aは、ハウジング本体202とハウジング蓋203、204により形成されるハウジングから一方に吐水筒体280が突出した形態を有する。吐水筒体280は、内部に吐水流路282を有する中空構造となっており、先端にて開口している。ハウジング本体202に設けられた入水口212、214に水などの流体を導入すると、吐水筒体280が矢印Mの方向(図17を参照)に往復揺動運動をする。また、吐水筒体280はアーム部40bと接続されており、吐水筒体280によりアーム部40bが連動するようにして揺動運動するようになっている。そして、吐水流路282を流れた水などがノズル孔40aから吐水されるようになっている。
そして、中子は、中子本体220に中子蓋222を組合せることにより中子内流路224が形成され、この中子内流路224は、吐水筒体280に設けられた吐水流路282に連通している。中子本体220及び中子蓋222には、中子内流路224と圧力室216、218とを連通させる導入口232、234が設けられている。そして、この中子内流路224を横断するように、主弁242、244、スライドバー246、248が設けられている。
これら導入口232、234は、いずれも中子内流路224に連通している。つまり、導入口232は、ハウジング内の圧力室216と中子内流路224とを連通させ、導入口234は、圧力室218と中子内流路224とを連通させる。
図17は、駆動部の動作を説明するための模式図である。
これに対して、矢印Bで表したように入水口212から圧力室216に導入された水は、導入口232が閉じているために流出経路がなく、圧力室216の圧力を上昇させる。
つまり、導入口232、234の開度に差を設けることにより流路抵抗に差が生じ圧力差が生ずる。その結果として、圧力室218よりも圧力室216の圧力のほうが高くなり、中子は矢印Mの方向に押されて揺動する。
図17(b)に表した状態においては、矢印Bで表したように入水口212から圧力室216に導入された流体は、矢印Cで表したように、導入口232から中子内流路224に流入し、矢印Dで表したように吐水流路282を介して流出する。これに対して、矢印Aで表したように、入水口214から圧力室218に導入された流体は、導入口234が閉じているために流出経路がなく、圧力室218の圧力を上昇させる。その結果として、圧力室216、218に圧力差が生じ、中子は矢印Mで表したように右側に向けて揺動を開始する。
Claims (11)
- 浴槽と洗い場とを備えた浴室の洗い場床面を洗浄する浴室洗浄装置であって、
前記洗い場床面の直上に配設され、シャワーホースが接続された水栓本体より下方に配置されたカウンターの下方に設けられ、前記洗い場床面の略全体に向けて吐水可能な吐水部を備えたこと、を特徴とする浴室洗浄装置。 - 前記吐水部は、前記カウンターの先端よりも突出しないこと、を特徴とする請求項1記載の浴室洗浄装置。
- 前記吐水部は、カウンターの裏面より上方に配設されたものが直接、吐水されない位置に設けられていること、を特徴とする請求項1または2に記載の浴室洗浄装置。
- 前記吐水部は、前記カウンターの裏面に向けて吐水が可能なノズル孔を有すること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浴室洗浄装置。
- 前記カウンターの裏面に向けて吐水が可能なノズル孔の総開口面積は、前記洗い場床面に吐水が可能なノズル孔の開口総面積より小さいこと、を特徴とする請求項4記載の浴室洗浄装置。
- 前記吐水部は、洗浄対象までの距離に応じた複数のノズル孔を有し、前記洗い場床面に対する前記ノズル孔の受け持つ洗浄対象が前記吐水部に近いほど、その洗浄範囲の面積が大きくなること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浴室洗浄装置。
- 前記吐水部は、洗浄対象までの距離に応じた複数のノズル孔を有し、前記洗い場床面に対する前記ノズル孔の受け持つ洗浄対象が前記吐水部に近いほど、吐水の噴射角度が大きくなること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浴室洗浄装置。
- 前記吐水部は、開孔形状が略楕円のノズル孔を備え、かつ、回転可能とされており、前記楕円は、前記回転の接線方向と略垂直に交差する垂線の方向に長径が存在するような向きに設けられること、を特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の浴室洗浄装置。
- 前記吐水部は、揺動可能とされたこと、を特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の浴室洗浄装置。
- 前記吐水部は、吐水の反力により回転可能とされており、前記吐水部の配管には定圧手段が設けられていること、を特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の浴室洗浄装置。
- 洗い場と、
浴槽と、
前記洗い場床面の直上に配設され、シャワーホースが接続された水栓本体より下方に配置されたカウンターと、
請求項1〜10のいいずれか1つに記載の浴室洗浄装置と、
を備えたことを特徴とする浴室ユニット。
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