JP2019091535A - 燃料電池用セパレータの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱硬化性樹脂のシール部を有する燃料電池用セパレータの生産性を、従来よりも向上させることが可能な燃料電池用セパレータの製造方法を提供する。【解決手段】基材に未硬化の熱硬化性樹脂を配置する配置工程S111と、基材に配置された未硬化の熱硬化性樹脂を予備硬化させる予備硬化工程S112と、複数の基材を集積させた状態で予備硬化された熱硬化性樹脂を本硬化させて複数の基材にシール部を一括して形成する本硬化工程S113と、を有する燃料電池用セパレータの製造方法S100。【選択図】図1A

Description

本発明は、燃料電池用セパレータの製造方法に関する。
従来から燃料電池用セパレータに関する発明が知られている(下記特許文献1を参照)。特許文献1に記載された発明は、部品点数の増加を抑え、低コストで製造を簡単にしてコア面が直接腐食雰囲気に触れることがない燃料電池用セパレータを提供することを課題としている。この課題を解決するために、特許文献1は、次の構成を備える燃料電池用複合金属材を開示している。
特許文献1に記載された燃料電池用複合金属材は、金属からなるコアの表面が、耐食性を有する金属からなる被覆層で覆われており、これらコアと被覆層を貫通する貫通孔が形成されている。さらに、この燃料電池用複合金属材は、上記貫通孔のコア内周面に、上記貫通孔の被覆層内周面よりも凹んだ凹部が形成されている。
さらに、特許文献1は、上記凹部に、上記コアの溶出を防止する樹脂などの溶出防止材を充填することを開示している。また、特許文献1は、上記構成を備えた燃料電池用複合金属材の効果として、燃料電池用セパレータを始めとした燃料電池用金属複合材加工品の寿命が向上し、コア素材の選択の幅が広がることを開示している。
特開2009−076303号公報
前記従来の燃料電池用複合金属材は、上記溶出防止材の一例として、エポキシ樹脂を主剤とし、ポリアミドアミンを硬化剤とした2成分タイプの接着剤を開示している。このような接着剤は、硬化させるのに長時間を要する。また、複数の燃料電池セルを積層させた燃料電池スタックには、数百枚のセパレータが用いられるため、セパレータごとに接着剤を硬化させていると膨大な時間を要し、燃料電池用セパレータの生産性が低下する。
そのため、未硬化の接着剤が配置された複数のセパレータを集積させ、複数のセパレータに配置された未硬化の接着剤を一括して硬化させることが考えられる。しかし、未硬化の接着剤は、流動性を有しているため、セパレータの搬送中に形状が乱れたり、想定外の位置で接着剤が硬化したりするおそれがある。
本発明の一態様は、熱硬化性樹脂のシール部を有する燃料電池用セパレータの製造方法であって、基材に未硬化の熱硬化性樹脂を配置する配置工程と、前記基材に配置された未硬化の前記熱硬化性樹脂を予備硬化させる予備硬化工程と、複数の前記基材を集積させた状態で予備硬化された前記熱硬化性樹脂を本硬化させて複数の前記基材に前記シール部を一括して形成する本硬化工程と、を有することを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法である。
前述の配置工程は、燃料電池用セパレータの基材において、熱硬化性樹脂のシール部が設けられる部分に、未硬化の熱硬化性樹脂を配置する工程である。燃料電池用セパレータのシール部は、たとえば、基材に設けられた貫通孔の内周面や、基材の表面の一部に設けられる。すなわち、配置工程において、未硬化の熱硬化性樹脂は、基材の一部に配置される。
燃料電池用セパレータの基材に設けられた貫通孔は、たとえば、複数の燃料電池セルを積層させて燃料電池スタックを構成したときに、反応ガスや冷媒の供給または排出を行うためのマニホールドを構成する。また、燃料電用セパレータの基材の表面は、たとえば、燃料電池セルを積層させて燃料電池スタックを構成したときに、燃料電池セルの間に形成される冷媒流路を構成する。
燃料電池用セパレータの基材に設けられた貫通孔の内周面に配置されるシール部は、たとえば、基材の貫通孔の内周面が反応ガスや冷媒に接触しないように、基材の貫通孔の内周面を被覆する。燃料電池用セパレータの基材の表面に配置されるシール部は、たとえば、燃料電池セルを積層させて燃料電池スタックを構成したときに、互いに対向する燃料電池セルの間に形成される冷媒流路をシールして、冷媒の漏れを防止する。
前述のように、予備硬化工程は、基材に配置された未硬化の熱硬化性樹脂を予備硬化させる工程である。ここで、予備硬化とは、未硬化の熱硬化性樹脂が予備加熱されて完全には硬化しておらず、熱硬化性樹脂が完全に架橋する前の半架橋状態であることを意味する。予備硬化工程によって、基材に配置された未硬化の熱硬化性樹脂が予備硬化されることで、熱硬化性樹脂が流動することが防止され、基材に未硬化の熱硬化性樹脂が配置されている状態と比較して、基材の搬送などのハンドリングを容易にすることができる。
前述のように、本硬化工程は、予備硬化工程を経た複数の基材を集積させた状態で、基材上の予備硬化された熱硬化性樹脂を本硬化させ、複数の基材にシール部を一括して形成する工程である。このように、複数の基材を集積させた状態で、複数の基材にシール部を一括して形成することで、基材ごとに熱硬化性樹脂を本硬化させる場合と比較して、燃料電池用セパレータの生産性を著しく向上させることができる。また、予備硬化工程で熱硬化性樹脂が予備硬化されることで、熱硬化性樹脂が流動することが防止され、燃料電池用セパレータに形成される熱硬化性樹脂のシール部の形状や位置を安定させることができる。
前記した配置工程は、前記基材の表面に未硬化の前記熱硬化性樹脂を塗工する塗工工程と、前記基材を成形型に配置し、前記塗工工程で前記基材の前記表面に塗布された未硬化の前記熱硬化性樹脂を前記成形型によって加圧して流動させ、前記基材に設けられた貫通孔に流し込むことによって、前記貫通孔の内周面に未硬化の前記熱硬化性樹脂を配置する加圧工程と、を有してもよい。この場合、燃料電池用セパレータの製造工程において、既存の工程である熱プレス工程の途中で配置工程を完了させることができ、工数を削減して、燃料電池用セパレータの生産性を向上させることができる。
また、前記した配置工程において、成形型に配置された前記基材に未硬化の前記熱硬化性樹脂を射出成形によって配置し、前記予備硬化工程において、前記成形型を加熱して前記配置工程において前記基材に配置された未硬化の前記熱硬化性樹脂を予備硬化させてもよい。この場合、成形型を使用して、配置工程と予備硬化工程を行うことができ、燃料電池用セパレータの生産性を向上させることができる。
また、前記した本硬化工程の前に、前記配置工程と前記予備硬化工程を複数回繰り返してもよい。これにより、燃料電池用セパレータが複数の異なる位置にシール部を有する場合に、シール部の位置に応じて適切な配置工程と予備硬化工程を適用して、燃料電池用セパレータの生産性を向上させることができる。
より具体的には、燃料電池用セパレータの製造方法は、たとえば、基材加工工程と、絶縁部塗工工程と、導電部塗工工程と、熱プレス工程と、射出成形工程と、熱処理工程と、を有することができる。
基材加工工程は、基材の材料である母材を、切断、トリミング、および洗浄し、燃料電池用セパレータの基材に加工する工程である。絶縁部塗工工程は、基材の表面の周縁部に電気絶縁性を有する未硬化の熱硬化性樹脂を、たとえばスクリーン印刷によって枠状に塗工する工程である。導電部塗工工程は、基材の表面の周縁部に枠状に塗工された熱硬化性樹脂の内側で、基材の表面の中央部に、カーボン等の導電性材料が含有されて導電性が付与された未硬化の熱硬化性樹脂を、たとえばスロットダイ方式によって塗工する工程である。
熱プレス工程は、絶縁部塗工工程および導電部塗工工程を経た基材を成形型に配置してプレスし、燃料電池セルにおいて反応ガスの流路を構成する燃料電池用セパレータの凹凸形状または波形形状を基材に付与する工程である。この熱プレス工程において、基材の表面の周縁部に塗工された未硬化の熱硬化性樹脂を加圧して流動させ、未硬化の熱硬化性樹脂を基材に設けられた貫通孔に流入させ、貫通孔の内周面に配置する。さらに、この熱プレス工程において、成形型を加熱して未硬化の熱硬化性樹脂を予備硬化させる。
射出成形工程は、熱プレス工程後に、成形型に配置された基材の表面の一部に未硬化の熱硬化性樹脂を射出成形によって配置し、さらに成形型を加熱して基材に配置された未硬化の熱硬化性樹脂を予備硬化させる工程である。熱処理工程は、射出成形工程後に、基材を成形型から取り出し、複数の基材を集積させた状態で加熱し、予備硬化された前記熱硬化性樹脂を本硬化させて複数の前記基材に前記シール部を一括して形成する工程である。
このように、燃料電池用セパレータの製造方法が、基材加工工程と、絶縁部塗工工程と、導電部塗工工程と、熱プレス工程と、射出成形工程と、熱処理工程とを有する場合、絶縁部塗工工程と熱プレス工程におけるプレスが、前述の配置工程に相当する。より詳細には、絶縁部塗工工程が、前述の配置工程の塗工工程に相当し、熱プレス工程におけるプレスが、前述の配置工程の加圧工程に相当し、熱プレス工程における加熱が、前述の予備硬化工程に相当する。また、射出成形工程が前述の二回目の配置工程および予備硬化工程に相当し、熱処理工程が前述の本硬化工程に相当する。
本発明の一態様によれば、燃料電池用セパレータに形成される熱硬化性樹脂のシール部の形状や位置を乱すことなく、従来よりも燃料電池用セパレータの生産性を向上させることが可能な燃料電池用セパレータの製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る燃料電池用セパレータの製造方法のフロー図。 本発明の一実施形態に係る燃料電池用セパレータの製造方法のフロー図。 図1Bに示す基材加工工程の模式図。 図2Aに示す基材加工工程によって加工された基材の模式的な平面図。 図1Bに示す絶縁部塗工工程の模式図。 図3Aに示す絶縁部塗工工程によって加工された基材の模式的な平面図。 図3Bに示すiiic−iiic線に沿う拡大断面図。 図1Bに示す導電部塗工工程の模式図。 図4Aに示す導電部塗工工程によって加工された基材の模式的な平面図。 図4Bに示すivc−ivc線に沿う拡大断面図。 図1Bに示す熱プレス工程の模式図。 図5Aに示す熱プレス工程によって加工された基材の模式的な平面図。 基材のプレス時の図5Bに示すvc−vc線に沿う拡大断面図。 基材の加熱時の図5Bに示すvd−vd線に沿う拡大断面図。 図1Bに示す射出成形工程の模式図。 図6Aに示す射出成形工程によって加工された基材の模式的な平面図。 射出成形工程における基材の図6Bに示すvic−vic線に沿う拡大断面図。 図1Bに示す熱処理工程の模式図。
以下、図面を参照して本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法の一実施形態を説明する。図1Aおよび図1Bは、本発明の一実施形態に係る燃料電池用セパレータの製造方法S100のフロー図である。
本実施形態の製造方法S100によって製造される燃料電池用セパレータは、燃料電池セルを構成する板状の部材である。燃料電池セルを構成するセパレータは、膜電極ガス拡散層接合体(Membrane-Electrode-Gas Diffusion Layer Assembly:MEGA)を挟むようにMEGAの両側に配置され、MEGAの一方の面と他方の面に沿う反応ガスの流路を形成する。また、複数の燃料電池セルが積層された燃料電池スタックにおいて、積層方向に隣り合う燃料電池セルのセパレータは、冷媒の流路を形成する。
詳細については後述するが、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法S100は、熱硬化性樹脂2,4のシール部11,12(図6Cを参照)を有する燃料電池用セパレータの製造方法であって、図1Aに示すように、配置工程S111と、予備硬化工程S112と、本硬化工程S113と、を有することを特徴とする。配置工程S111は、基材1に未硬化の熱硬化性樹脂2を配置する工程である(図3Aから図3Cおよび図6Aを参照)。予備硬化工程S112は、基材1に配置された未硬化の熱硬化性樹脂2を予備硬化させる工程である(図5Dおよび図6Cを参照)。本硬化工程S113は、複数の基材1を集積させた状態で予備硬化された熱硬化性樹脂2を本硬化させて、複数の基材1にシール部11を一括して形成する工程である(図7を参照)。
また、図1Aに示す例において、燃料電池用セパレータの製造方法S100は、本硬化工程S113の前に、配置工程S111と予備硬化工程S112を二回にわたって繰り返している。一回目の配置工程S111は、塗工工程S111aと加圧工程S111bを有している。塗工工程S111aは、基材1の表面に未硬化の熱硬化性樹脂2を塗工する工程である(図3Aを参照)。加圧工程S111bは、基材1を成形型D2に配置し、塗工工程S111aで基材1の表面に塗布された未硬化の熱硬化性樹脂2を成形型D2によって加圧して流動させ、基材1に設けられた貫通孔1aに流し込むことによって、貫通孔1aの内周面に未硬化の熱硬化性樹脂2を配置する工程である(図5Cを参照)。
また、図1Aに示す例において、燃料電池用セパレータの製造方法S100は、二回目の配置工程S111において、成形型D2に配置された基材1に未硬化の熱硬化性樹脂4を射出成形によって配置し(図6Aを参照)、二回目の予備硬化工程S112において、成形型D2を加熱して、二回目の配置工程S111で基材1に配置された未硬化の熱硬化性樹脂4を予備硬化させる(図6Cを参照)。なお、本硬化工程S113の前に、配置工程S111と予備硬化工程S112を繰り返す回数は、二回に限定されず、三回以上の複数回であってもよい。
より具体的には、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法S100は、たとえば、図1Bに示すように、基材加工工程S121と、絶縁部塗工工程S122と、導電部塗工工程S123と、熱プレス工程S124と、射出成形工程S125と、熱処理工程S126と、を有している。
図2Aは、図1Bに示す基材加工工程S121の模式図である。図2Bは、図2Aに示す基材加工工程S121によって加工された基材1の模式的な平面図である。基材加工工程S121は、燃料電池用セパレータの基材1の材料である母材BMを、切断、トリミング、および洗浄し、燃料電池用セパレータの基材1に加工する工程である。
母材BMとしては、たとえば、ステンレス鋼の薄板のコイルを用いることができる。ステンレス鋼としては、たとえば、耐食性および成形性に優れたSUS316Lを用いることができる。コイルから引き出された帯板状の母材BMは、たとえば、パンチP1とダイD1によってプレス打抜き加工されることで、おおむね長方形の輪郭形状を有し、周縁部に複数の貫通孔1aが設けられた基材1に加工される。
基材1に設けられた貫通孔1aは、たとえば、複数の燃料電池セルを積層させて燃料電池スタックを構成したときに、反応ガスや冷媒の供給または排出を行うためのマニホールドを構成する。基材1の一方の表面は、たとえば、燃料電池セルを積層させて燃料電池スタックを構成したときに、燃料電池セルの間に形成される冷媒流路を構成する。母材BMから打抜き加工された基材1は、洗浄および乾燥を経て、絶縁部塗工工程S122に搬送される。
図3Aは、図1Bに示す絶縁部塗工工程S122の模式図である。図3Bは、図3Aに示す絶縁部塗工工程S122によって加工された基材1の模式的な平面図である。図3Cは、図3Bに示すiiic−iiic線に沿う基材1の拡大断面図である。絶縁部塗工工程S122は、基材1の表面の周縁部に電気絶縁性を有する未硬化の熱硬化性樹脂2を、たとえばスクリーン印刷によって枠状に塗工する工程である。
より具体的には、絶縁部塗工工程S122では、基材1の中央部のMEGAが配置される領域を除き、基材1の表面の周縁部に、スクリーン印刷によって未硬化の熱硬化性樹脂2を塗工する。このとき、未硬化の熱硬化性樹脂2は、基材1の周縁部の貫通孔1aの内周面には配置されない。熱硬化性樹脂2としては、たとえば、約180℃の温度による約1分の加熱時間によって完全に硬化する一液性エポキシ樹脂を用いることができる。周縁部に電気絶縁性を有する未硬化の熱硬化性樹脂2が塗工された基材1は、導電部塗工工程S123に搬送される。
図4Aは、図1Bに示す導電部塗工工程S123の模式図である。図4Bは、図4Aに示す導電部塗工工程S123によって加工された基材1の模式的な平面図である。図4Cは、図4Bに示すivc−ivc線に沿う基材1の拡大断面図である。導電部塗工工程S123は、基材1の表面の周縁部に枠状に塗工された熱硬化性樹脂2の内側で、基材1の表面の中央部に、カーボン等の導電性材料が含有されて導電性が付与された未硬化の熱硬化性樹脂3を、たとえばスロットダイ方式によって塗工する工程である。
より具体的には、導電部塗工工程S123では、ダイヘッドDHから未硬化の熱硬化性樹脂3を押し出しながら基材1に塗工する。塗工された未硬化の熱硬化性樹脂3の厚さはダイヘッドDHからの吐出量と、ダイヘッドDHと基材1の相対速度によって決定される。ダイヘッドDHの吐出口の寸法は未硬化の熱硬化性樹脂3の粘度や目標の塗工厚に応じて決定される。
導電性が付与された未硬化の熱硬化性樹脂3としては、たとえば、絶縁部塗工工程S122で用いた未硬化の熱硬化性樹脂2と同様の一液性のエポキシ樹脂を30[wt%]、カーボンブラックを50[wt%]、溶剤を20[wt%]の割合で混合したスラリーを用いることができる。表面の周縁部に電気絶縁性を有する未硬化の熱硬化性樹脂2が塗工され、その内側の中央部に導電性を有する未硬化の熱硬化性樹脂3が塗工された基材1は、熱プレス工程S124に搬送される。
図5Aは、図1Bに示す熱プレス工程S124の模式図である。図5Bは、図5Aに示す熱プレス工程S124によって加工された基材1の模式的な平面図である。図5Cは、図5Aに示す熱プレス工程S124におけるプレス時の基材1の図5Bに示すvc−vc線に沿う拡大断面図である。図5Dは、図5Aに示す熱プレス工程S124における加熱時の基材1の図5Bに示すvd−vd線に沿う拡大断面図である。
熱プレス工程S124は、絶縁部塗工工程S122および導電部塗工工程S123を経た基材1を成形型D2に配置してプレスし、燃料電池セルにおいて反応ガスの流路を構成する燃料電池用セパレータの凹凸または波形の形状1bを基材1に付与する工程である。このプレス工程では、基材1に凹凸または波形の形状1bを付与するのと同時に、図5Cに示すように、成形型D2によって基材1をプレスして基材1の表面の周縁部に塗工された未硬化の熱硬化性樹脂2を加圧して流動させる。これにより、未硬化の熱硬化性樹脂2を基材1に設けられた貫通孔1aに流入させ、貫通孔1aの内周面に配置する。
さらに、この熱プレス工程S124では、基材1に設けられた貫通孔1aの内周面に配置された未硬化の熱硬化性樹脂2を、図5Dに示すように、成形型D2を加熱して予備硬化させる。なお、熱プレス工程S124において、プレスと加熱は同時に行ってもよいし、プレスと加熱との間に時間差を設けてもよい。前述のように、未硬化の熱硬化性樹脂2に、約180℃の温度による約1分の加熱時間によって完全に硬化する一液性エポキシ樹脂を用いる場合、たとえば成形型D2による加熱温度を約180℃とし、加熱時間を約10秒程度として、未硬化の熱硬化性樹脂2の予備硬化を行うことができる。
ここで、予備硬化とは、未硬化の熱硬化性樹脂2が予備加熱されて完全には硬化しておらず、熱硬化性樹脂2が完全に架橋する前の半架橋状態であることを意味する。熱プレス工程S124によって予備硬化された熱硬化性樹脂2を備えた基材1は、たとえば、ロータリー式の成形型D2を回転させて未硬化の熱硬化性樹脂3を射出する射出機Iに隣接して配置することで、射出成形工程S125に搬送される(図6Aを参照)。
図6Aは、図1Bに示す射出成形工程S125の模式図である。図6Bは、図6Aに示す射出成形工程S125によって加工された基材1の模式的な平面図である。図6Cは、図6Aに示す射出成形工程S125における基材1の図6Bに示すvic−vic線に沿う拡大断面図である。射出成形工程S125は、熱プレス工程S124後に、成形型D2に配置された基材1の表面の一部に未硬化の熱硬化性樹脂4を射出成形によって配置し、さらに成形型D2を加熱して基材1に配置された未硬化の熱硬化性樹脂4を予備硬化させる工程である。
より具体的には、成形型D2は、たとえば一部分が分割された入れ子型の構成を備え、熱プレス工程S124後に、成形型D2の入れ子型を組み替えることで、基材1の表面に熱硬化性樹脂4を射出成形可能な構成になる。射出成形工程S125では、この成形型D2によって、基材1の表面に未硬化の熱硬化性樹脂4を射出成形して配置し、その後、たとえば成形型D2による加熱温度を約180℃とし、加熱時間を約10秒程度として、未硬化の熱硬化性樹脂4の予備硬化を行う。
射出成形工程S125において、基材1の表面に予備硬化された熱硬化性樹脂2を介して配置される未硬化の熱硬化性樹脂4としては、たとえば、架橋時間が60秒程度のエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)を用いることができる。射出成形工程S125によって予備硬化された熱硬化性樹脂4を備えた基材1は、成形型D2から取り出される脱型を経て、熱処理工程S126に搬送される。
図7は、図1Bに示す熱処理工程S126の模式図である。熱処理工程S126は、射出成形工程S125後に、基材1を成形型D2から取り出し、複数の基材1を集積させた状態で加熱し、予備硬化された熱硬化性樹脂2,4を本硬化させて複数の基材1にシール部11,12(図6Cを参照)を一括して形成する工程である。
より具体的には、射出成形工程S125を経た複数の基材1をトレーに配置して連続炉Hに収容し、たとえば、約150℃の加熱温度で、約50秒の加熱時間にわたって熱処理を行い、前の工程で予備硬化させた熱硬化性樹脂2,3,4を、熱架橋および熱硬化させて本硬化させる。連続炉Hには、たとえば、300枚以上の基材1を収容可能である。以上の工程により、少なくとも基材1の表面と貫通孔1aの内周面に熱硬化性樹脂2,4のシール部11,12を有する燃料電池用セパレータを製造することができる。
ここで、絶縁部塗工工程S122と熱プレス工程S124におけるプレスが、前述の配置工程S111に相当する。また、熱プレス工程S124における加熱が、前述の予備硬化工程S112に相当する。また、射出成形工程S125における射出成形が、前述の配置工程S111に相当し、射出成形工程S125における加熱が、前述の予備硬化工程S112に相当する。また、熱処理工程S126が、前述の本硬化工程S113に相当する。
すなわち、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法S100は、熱硬化性樹脂のシール部11,12を有する燃料電池用セパレータの製造方法であって、基材1に未硬化の熱硬化性樹脂2,4を配置する配置工程S111と、基材1に配置された未硬化の熱硬化性樹脂2,4を予備硬化させる予備硬化工程S112と、複数の基材1を集積させた状態で予備硬化された熱硬化性樹脂2,4を本硬化させて複数の基材1にシール部11,12を一括して形成する本硬化工程S113と、を有している。
以下、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法S100の作用について説明する。
燃料電池用セパレータのシール部11,12は、前述のように、たとえば、基材1に設けられた貫通孔1aの内周面や、たとえば貫通孔1aの周囲などの基材1の表面の一部に設けられる。基材1に設けられた貫通孔1aの内周面に設けられたシール部11は、たとえば、基材1の貫通孔1aの内周面が反応ガスや冷媒に接触しないように、基材1の貫通孔1aの内周面を被覆する。基材1の一方の表面に配置されるシール部12は、たとえば、燃料電池セルを積層させて燃料電池スタックを構成したときに、互いに対向する燃料電池セルの間に形成される冷媒流路をシールして、冷媒の漏れを防止する。
本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法S100は、前述のように、熱硬化性樹脂2,4のシール部11,12を有する燃料電池用セパレータの製造方法であって、基材1に未硬化の熱硬化性樹脂2,4を配置する配置工程S111と、基材1に配置された未硬化の熱硬化性樹脂2,4を予備硬化させる予備硬化工程S112とを有している。このように、予備硬化工程S112によって、基材1に配置された未硬化の熱硬化性樹脂2,4が予備硬化されることで、基材1に未硬化の熱硬化性樹脂2,4が配置されている状態と比較して、基材1の搬送などのハンドリングを容易にすることができる。
また、予備硬化工程S112では、熱硬化性樹脂2,4を完全に硬化させる必要がないため、成形型D2を高サイクルで使用することができ、燃料電池用セパレータの製造方法S100の生産性を向上させることができる。さらに、配置工程S111と予備硬化工程S112において同一の成形型D2を使用することで、昇降温の工程を集約でき、燃料電池用セパレータの製造方法S100の生産性を向上させることができる。
さらに、前述の熱処理工程S126に相当する本硬化工程S113は、予備硬化工程S112を経た複数の基材1を集積させた状態で、基材1上の予備硬化された熱硬化性樹脂2,4を本硬化させ、複数の基材1にシール部11,12を一括して形成する工程である。このように、複数の基材1を集積させた状態で、複数の基材1にシール部11,12を一括して形成することで、基材1ごとに熱硬化性樹脂2,4を本硬化させる場合と比較して、燃料電池用セパレータの生産性を著しく向上させることができる。また、予備硬化工程S112で熱硬化性樹脂2,4が予備硬化されることで、熱硬化性樹脂2,4が流動することが防止され、燃料電池用セパレータに形成される熱硬化性樹脂2,4のシール部11,12の形状や位置を安定させることができる。
また、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法S100において、配置工程S111は、前述の絶縁部塗工工程S122に相当する塗工工程S111aと、前述の熱プレス工程S124におけるプレスに相当する加圧工程S111bと、を有している。塗工工程S111aは、基材1の表面に未硬化の熱硬化性樹脂2を塗工する工程である。また、加圧工程S111bは、基材1を成形型D2に配置し、塗工工程S111aで基材1の表面に塗布された未硬化の熱硬化性樹脂2を成形型D2によって加圧して流動させ、基材1に設けられた貫通孔1aに流し込むことによって、貫通孔1aの内周面に未硬化の熱硬化性樹脂2を配置する工程である。この場合、燃料電池用セパレータの製造方法S100において、既存の工程である熱プレス工程S124の途中で配置工程S111を完了させることができ、工数を削減して、燃料電池用セパレータの生産性を向上させることができる。
また、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法S100は、前記した二回目の配置工程S111において、成形型D2に配置された基材1に未硬化の熱硬化性樹脂4を射出成形によって配置し、二回目の予備硬化工程S112において、成形型D2を加熱して、二回目の配置工程S111において基材1に配置された未硬化の熱硬化性樹脂4を予備硬化させている。これにより、成形型D2を使用して、配置工程S111と予備硬化工程S112を行うことができ、燃料電池用セパレータの生産性を向上させることができる。
また、本実施形態の燃料電池用セパレータの製造方法S100は、前記した本硬化工程S113の前に、配置工程S111と予備硬化工程S112を複数回繰り返している。これにより、燃料電池用セパレータが複数の異なる位置にシール部11,12を有する場合に、シール部11,12の位置に応じて適切な配置工程S111と予備硬化工程S112を適用して、燃料電池用セパレータの生産性を向上させることができる。
以上説明したように、本発明の上記一実施形態によれば、燃料電池用セパレータに形成される熱硬化性樹脂2,4のシール部11,12の形状や位置を乱すことなく、従来よりも生産性を向上させることが可能な燃料電池用セパレータの製造方法S100を提供することができる。
なお、熱硬化性樹脂2,3,4の熱硬化温度および熱架橋温度は、たとえば、100℃以上かつ200℃以下で、同等な材料を用いることが好ましい。これにより、本硬化工程S113において、熱硬化性樹脂2,3,4の架橋を一括して行うことが可能になる。
以上、図面を用いて本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1 基材
1a 貫通孔
2 熱硬化性樹脂
4 熱硬化性樹脂
11 シール部
12 シール部
D2 成形型
S100 燃料電池用セパレータの製造方法
S111 配置工程
S111a 塗工工程
S111b 加圧工程
S112 予備硬化工程
S113 本硬化工程

Claims (4)

  1. 熱硬化性樹脂のシール部を有する燃料電池用セパレータの製造方法であって、
    基材に未硬化の熱硬化性樹脂を配置する配置工程と、
    前記基材に配置された未硬化の前記熱硬化性樹脂を予備硬化させる予備硬化工程と、
    複数の前記基材を集積させた状態で予備硬化された前記熱硬化性樹脂を本硬化させて複数の前記基材に前記シール部を一括して形成する本硬化工程と、を有することを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法。
  2. 前記配置工程は、
    前記基材の表面に未硬化の前記熱硬化性樹脂を塗工する塗工工程と、
    前記基材を成形型に配置し、前記塗工工程で前記基材の前記表面に塗布された未硬化の前記熱硬化性樹脂を前記成形型によって加圧して流動させ、前記基材に設けられた貫通孔に流し込むことによって、前記貫通孔の内周面に未硬化の前記熱硬化性樹脂を配置する加圧工程と、を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
  3. 前記配置工程において、成形型に配置された前記基材に未硬化の前記熱硬化性樹脂を射出成形によって配置し、
    前記予備硬化工程において、前記成形型を加熱して前記配置工程において前記基材に配置された未硬化の前記熱硬化性樹脂を予備硬化させることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
  4. 前記本硬化工程の前に、前記配置工程と前記予備硬化工程を複数回繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
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