JP2019085069A - 車両のシール材の取付け構造、及びシール材 - Google Patents

車両のシール材の取付け構造、及びシール材 Download PDF

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Abstract

【課題】シール材の取付けに手間が掛からないようにするとともに、シール材の被覆部がパネルの端面から経時的に剥がれないようにすることである。【解決手段】パネル20aの端面には、見切り隙Mに沿って形成されて、シール材40が取付けられる被取付け部20fと、被取付け部20fからパネル面Eまでの寸法が大きい幅広端面部Wが設けられており、シール材40には、パネル20aの端面の被取付け部20fに取付けられる取付け部43と、取付け部43から張り出して端面の幅広端面部Wを覆う幅広被覆部47,48とが設けられており、シール材40の幅広被覆部47,48は、その幅広被覆部47,48の一部49がパネル面Eとパネル面Eに固定される部品30間に挟持されることで、パネル20aの端面の幅広端面部Wに保持される。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の一方のパネルと他方のパネル間の見切り隙をシールするシール材をいずれかの前記パネルの端面に取付ける車両のシール材の取付け構造、及びそのシール材に関する。
車両のフロントドアとスライドドア間の見切り隙をシールするシール材の取付け構造に関する技術が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のシール材104は、図7に示すように、スライドドア102の前端フランジ部102fに対して外側から嵌め込まれるグリップ部114を備えている。また、シール材104は、スライドドア102の前端面102mを覆う板状の被覆部124と、フロントドア101とスライドドア102間の見切り隙Mをシールするシール本体部125とを備えている。ここで、シール材104の被覆部124の幅寸法は、スライドドア102のベルトラインの位置(窓枠部とドア本体部との境界位置)で最も大きくなる。このため、シール材104の被覆部124は、一般的に、ベルトラインの位置で両面テープ、あるいは接着剤等によりスライドドア102の前端面102mに固定されている。
特開2011−73556号公報
しかし、シール材104の被覆部124を両面テープ等によりスライドドア102の前端面102mに固定する方法では、スライドドア102の前端面102mの脱脂作業が必要になり、手間が掛かる。また、経時的にシール材104の被覆部124がスライドドア102の前端面102mから剥がれるリスクがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シール材の取付けに手間が掛からないようにするとともに、シール材の被覆部がパネルの端面から経時的に剥がれないようにすることである。
上記した課題は、各発明によって解決される。第1の発明は、車両の一方のパネルのパネル面と他方のパネルのパネル面間の見切り隙をシールするシール材をいずれかの前記パネルの端面に取付ける車両のシール材の取付け構造であって、前記パネルの端面には、前記見切り隙に沿って形成されて、前記シール材が取付けられる被取付け部と、前記被取付け部から前記パネル面までの寸法が小さい幅狭端面部と、前記被取付け部から前記パネル面までの寸法が大きい幅広端面部とが設けられており、前記シール材には、前記パネルの端面の被取付け部に取付けられる取付け部と、その取付け部から張り出して前記端面の幅狭端面部を覆う幅狭被覆部と、前記取付け部から張り出して前記端面の幅広端面部を覆う幅広被覆部とが設けられており、前記シール材の幅広被覆部は、その幅広被覆部の一部が前記パネル面と前記パネル面に固定される部品間に挟持されることで、前記パネルの端面の幅広端面部に保持されるように構成されている。
本発明によると、シール材の幅広被覆部は、その幅広被覆部の一部がパネル面と前記パネル面に固定される部品間に挟持されることで、前記パネルの端面の幅広端面部に保持されるように構成されている。このため、シール材の幅広被覆部を、例えば、両面テープ、接着剤等で前記パネルの端面の幅広端面部に保持する必要がなくなる。したがって、前記パネルの端面の脱脂作業等が不要になり、シール材の取付けに手間が掛からない。さらにシール材の幅広被覆部がパネルの端面の幅広端面部から経時的に剥がれ難くなる。
第2の発明によると、パネル面に固定される部品には、前記パネル面に対向する位置に前記シール材の幅広被覆部の一部を押さえる押さえ面が形成されており、前記押さえ面に凸部が設けられている。このため、シール材の幅広被覆部の一部がパネル面と部品の押さえ面間に挟持された状態で、前記押さえ面の凸部がシール材の幅広被覆部の一部に食い込むようになる。これにより、シール材の幅広被覆部の一部を強固にパネル面と部品間で挟持でき、幅広被覆部の経時的な外れを防止できる。
第3の発明によると、シール材は、後席ドアのドアパネルの前端面に取付けられて、前記後席ドアと前席ドア間の見切り隙をシール可能な構成であり、前記シール材の幅広被覆部の裏面に設けられた張り出し部が前記ドアパネルの表面と、前記ドアパネルの表面に固定された外装部品間に挟持されるように構成されている。
第4の発明は、車両の一方のパネルのパネル面と他方のパネルのパネル面間の見切り隙をシール可能で、前記見切り隙に沿っていずれかの前記パネルの端面に形成された被取付け部に取付けられる取付け部と、その取付け部からの張り出し寸法が小さい幅狭被覆部と、前記張り出し寸法が大きい幅広被覆部とを備える車両のシール材であって、前記幅広被覆部には、前記パネル面と前記パネル面に固定される部品間に挟持されることで、その幅広被覆部を前記パネルの端面に保持するための張り出し部が設けられている。
第5の発明に係るシール材には、車両の一方のパネルのパネル面と他方のパネルのパネル面間の見切り隙に異物が挟まれたことを検出可能なタッチセンサーを収納するタッチセンサー収納部が設けられている。
本発明によると、シール材の取付けに手間が掛からない。また、シール材の幅広被覆部がパネルの幅広端面部から経時的に剥がれることがない。
本発明の実施形態1に係るシール材の取付け構造を備える車両の側面図である。 前記車両のベルトラインの高さにおけるスライドドアの前端面を表す斜視図(図1のII矢視部拡大図)である。 図2のIII-III矢視平断面図である。 図2のIV-IV矢視平断面図である。 前記スライドドアの前端面に取付けられるシール材のベルトラインの近傍における斜視図である。 図5の前記シール材を裏側から見た斜視図である。 従来のシール材の取付け構造を表す平断面図である。
[実施形態1]
以下、図1から図6に基づいて、本発明の実施形態1に係る車両のシール材の取付け構造の説明を行う。本実施形態に係る車両のシール材の取付け構造は、ワンボックス車両のフロントドアとスライドドア間の見切り隙をシールするシール材の取付け構造である。ここで、図中における前後左右及び上下は、ワンボックス車両の前後左右及び上下に対応している。
<ワンボックス車両Cの概要について>
ワンボックス車両C(以下、車両Cという)のボディ10の前部には、図1に示すように、左右両側に前側ドア開口部(図番省略)が形成されており、左右の前側ドア開口部が扉状のフロントドア12によって開閉可能に構成されている。また、車両Cのボディ10の中央部には、左側面に中央ドア開口部(図番省略)が形成されており、前記中央ドア開口部がスライドドア20によって開閉可能に構成されている。即ち、スライドドア20は、図1に示す前端位置から後方にスライドすることで中央ドア開口部を開放し、開放位置から前方にスライドすることで中央ドア開口部を閉鎖できるように構成されている。そして、フロントドア12とスライドドア20とが閉じられた状態で、図3、図4の平断面図に示すように、フロントドア12の後端部とスライドドア20の前端部間には見切り隙Mが形成される。即ち、フロントドア12が本発明の前席ドアに相当し、スライドドア20が本発明の後席ドアに相当する。
<スライドドア20について>
スライドドア20は、図1に示すように、ドア本体部22と窓部24とから構成されており、前記ドア本体部22と窓部24との境界位置が車両CのベルトラインBと一致している。スライドドア20の窓部24は、窓枠部24kと、その窓枠部24kに固定された窓ガラス24wとから構成されている。そして、スライドドア20の前側に設けられた窓枠部24kが下側で幅広、上側で幅細となる略直角三角形状に形成されている。略直角三角形状の窓枠部24kの意匠面Eには、装飾用の外装部品30が取付けられている。
スライドドア20は、図3、図4に示すように、ドアアウタパネル20aとドアインナパネル20bとが表裏から合わせられ、互いの端縁がヘミング加工により接合されることで、中空平断面状に形成されている。即ち、スライドドア20のドア本体部22と窓枠部24kとはドアアウタパネル20aとドアインナパネル20bとにより中空平断面状に形成されている。そして、ドアアウタパネル20aとドアインナパネル20bとの接合部分には、ヘミング加工によるフランジ部20fが形成されている。即ち、スライドドア20のドアアウタパネル20aの意匠面E(スライドドア20の前後の端面を除く部分)が本発明のパネル面に相当する。
スライドドア20の厚み寸法は、窓枠部24k側で小さく、ドア本体部22側で大きくなるよう設定されている。このため、スライドドア20のベルトラインBの近傍では、図2に示すように、スライドドア20の厚み寸法が大きく変化する。このため、スライドドア20の前端面の幅寸法は、図3、図4に示すように、スライドドア20の厚み寸法に合わせて窓枠部24k側で小さくなる。また、スライドドア20の前端面の幅寸法は、ベルトラインBの近傍で下側が大きくなるように変化し、ドア本体部22側で大きな値に保持されている。
スライドドア20の前端面に設けられたフランジ部20fには、図2〜図4に示すように、スライドドア20とフロントドア12間の見切り隙Mを塞ぐシール材40が取付けられている。ここで、スライドドア20の前端面のフランジ部20fは、図2に示すように、シール材40を見切り隙Mに沿って配置できるように位置決めされている。即ち、スライドドア20の窓枠部24k側におけるドアアウタパネル20aの意匠面Eからフランジ部20fまでの寸法と、ドア本体部22側におけるドアアウタパネル20aの意匠面Eからフランジ部20fまでの寸法とはほぼ等しい値に設定されている。しかし、スライドドア20のベルトラインBの近傍では、スライドドア20の厚み寸法が大きく変化するため、ドアアウタパネル20aの意匠面Eからフランジ部20fまでの寸法は他の部位と比較して大きな値に設定されている。
即ち、スライドドア20のベルトラインBの近傍では、ドアアウタパネル20aの意匠面Eからフランジ部20fまでの範囲(端面)が幅広に形成されている。このため、幅広に形成されているフランジ部20fからドアアウタパネル20aの意匠面Eまでの範囲を、以後、幅広端面部Wと呼ぶことにする(図4参照)。これに対し、スライドドア20のベルトラインBの近傍以外、即ち、窓枠部24kの意匠面E、及びドア本体部22側の意匠面Eからフランジ部20fまでの範囲(端面)はベルトラインBの近傍と比較して幅狭に形成されている。このため、幅狭に形成されているドアアウタパネル20aの意匠面Eからフランジ部20fまでの範囲を、以後、幅狭端面部Sと呼ぶことにする(図3参照)。このように、スライドドア20の前端面のフランジ部20fが本発明の被取付け部に相当する。
<シール材40について>
シール材40は、図2に示すように、スライドドア20が開かれたときに、そのスライドドア20の前端面を構成するドアアウタパネル20aの幅狭端面部Sと幅広端面部Wとが外部から見えないように(露出しないように)、スライドドア20の前端面に取付けられる。シール材40は、スライドドア20の前端面の幅狭端面部Sを覆えるように構成された上側部40u(窓枠部24k側)、及び下側部40d(ドア本体部22側)と、幅広端面部Wを覆えるように構成された中央部40mとを備えている。そして、シール材40の上側部40uと中央部40mと下側部40dとが互いに接続された状態で筒状に形成されている。シール材40の上側部40u、中央部40m、及び下側部40dは、図3、図4に示すように、スライドドア20の前端面のフランジ部20fに対して外側から嵌め込まれて、そのフランジ部20fに取付けられる取付け部43を備えている。そして、シール材40の取付け部43の前端位置には、スライドドア20の前端面のフランジ部20fに沿ってタッチセンサー(図示省略)を収納する円筒状のタッチセンサー収納部43xが形成されている。
スライドドア20の前端面の幅狭端面部Sを覆うシール材40の上側部40uと下側部40dとは、図2、図3、及び図5、図6に示すように、取付け部43に対して表側(左側)に設けられた幅狭被覆部44と、幅狭被覆部44の先端から折り返されたシール本体部45とを備えている。そして、シール材40のシール本体部45がスライドドア20とフロントドア12間の見切り隙Mを塞げるように構成されている。
スライドドア20の前端面の幅広端面部Wを覆うシール材40の中央部40mは、図2、図4、及び図5、図6に示すように、取付け部43に対して表側(左側)に設けられたシール本体部47と、シール本体部47の先端で折り曲げられて、スライドドア20の幅広端面部Wを覆う幅広被覆部48とを備えている。そして、シール材40の幅広被覆部48の裏面に、図4〜図6に示すように、幅広被覆部48に対してほぼ直角に突出してスライドドア20のドアアウタパネル20aの表面(以下、窓枠部24kの意匠面Eという)を覆う角形の張り出し部49が設けられている。
<外装部品30について>
外装部品30は、スライドドア20の略直角三角形状の窓枠部24kの意匠面Eを装飾するとともに、図4に示すように、シール材40の張り出し部49を押さえる部品である。外装部品30は、図3、図4に示すように、窓枠部24kの意匠面Eに固定される板状ブラケット32と、板状ブラケット32の表面の窪み部32xに嵌め込まれる緩衝材33と、板状ブラケット32の表面、及び緩衝材33を覆う装飾板34とから構成されている。
外装部品30の前側下角部では、図2に示すように、装飾板34に膨らみ部34hが設けられている。そして、外装部品30の装飾板34の膨らみ部34hに対応する板状ブラケット32の前下端部には、図4に示すように、シール材40の張り出し部49を押さえる窪み状の押さえ面32kが形成されている。板状ブラケット32の押さえ面32kには、シール材40の張り出し部49を押さえたときに食い込むように、断面略三角形状の突条32tが形成されている。板状ブラケット32は、図2、図3に示すように、前後方向における中央部が高さ方向に複数箇所でクリップ35により、スライドドア20の窓枠部24kの意匠面Eに固定されるように構成されている。また、板状ブラケット32の前端縁と後端縁とが両面テープにより窓枠部24kの意匠面Eに固定される。即ち、外装部品30の板状ブラケット32の突条32tが本発明の部品における凸部に相当する。
<シール材40の取付けについて>
シール材40をスライドドア20の前端面に取付ける際、タッチセンサー(図示省略)は予めシール材40の取付け部43のタッチセンサー収納部43xに収納されている。この状態で、先ず、シール材40の取付け部43をスライドドア20の前端面のフランジ部20fに対して外側から嵌め込むようにする。これにより、図2に示すように、シール材40の上側部40uと下側部40dとの幅狭被覆部44がスライドドア20の前端面における幅狭端面部Sを覆うようになる。また、シール材40の中央部40mのシール本体部47と幅広被覆部48とがスライドドア20の前端面における幅広端面部Wを覆うようになる。そして、シール材40の幅広被覆部48の裏面の張り出し部49がスライドドア20の窓枠部24kの意匠面E上に配置される。次に、外装部品30をクリップ35と両面テープにより窓枠部24kの意匠面Eに固定する。これにより、シール材40の幅広被覆部48の裏面に形成された張り出し部49が、図4に示すように、窓枠部24kの意匠面Eと外装部品30の板状ブラケット32の押さえ面32k間で挟持される。これにより、シール材40の幅広被覆部48がスライドドア20の前端面の幅広端面部Wに保持されるようになる。
<本実施形態に係るシール材40の取付け構造の長所について>
本実施形態に係るシール材40の取付け構造によると、シール材40の幅広被覆部48は、その幅広被覆部48の張り出し部49(一部)が窓枠部24kの意匠面E(パネル面)と外装部品30間に挟持されることで、スライドドア20の前端面の幅広端面部W(パネルの端面の幅広端面部)に保持される。これにより、シール材40の幅広被覆部48を、例えば、両面テープ、接着剤等でスライドドア20の前端面の幅広端面部Wに保持する必要がなくなる。このため、シール材40の取付けに手間が掛からず、さらにシール材40の幅広被覆部48がスライドドア20の前端面の幅広端面部Wから経時的に剥がれるようなことがない。
また、外装部品30には、スライドドア20の窓枠部24kの意匠面E(パネル面)に対向する位置にシール材40の幅広被覆部48の張り出し部49を押さえる押さえ面32kが形成されており、押さえ面32kに突条32t(凸部)が設けられている。このため、シール材40の幅広被覆部48の張り出し部49が窓枠部24kの意匠面E(パネル面)と外装部品30の押さえ面32k間に挟持された状態で、押さえ面32kの突条32tがシール材40の幅広被覆部48の一部に食い込むようになる。これにより、シール材40の幅広被覆部48の張り出し部49を強固に窓枠部24kの意匠面Eと外装部品30間で挟持でき、幅広被覆部48の経時的な外れを防止できる。
<変更例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、車両のフロントドア12とスライドドア20間の見切り隙Mをシールするシール材40の取付け構造について説明した。しかし、例えば、車両のボディパネルとスライドドア20間の見切り隙Mをシールするシール材40の取付け構造に本発明を適用することも可能である。また、車両のボディパネル、あるいはフロントドアとスイングドア間の見切り隙Mをシールするシール材40の取付け構造に本発明を適用することも可能である。また、本実施形態では、シール材40をスライドドア20の前端面に取付ける例を示した。しかし、シール材40をボディパネル側に設け、シール材40の幅広被覆部48の張り出し部49をボディパネル面と、そのボディパネル面に固定される部品間で挟持する構成でも可能である。
12・・・・フロントドア(前席ドア)
B・・・・・ベルトライン
M・・・・・見切り隙
20・・・・スライドドア(後席ドア)
20a・・・ドアアウタパネル(パネル)
20b・・・ドアインナパネル
20f・・・フランジ部(被取付け部)
24k・・・窓枠部
S・・・・・幅狭端面部
W・・・・・幅広端面部
E・・・・・意匠面(パネル面)
30・・・・外装部品(部品)
32t・・・突条(凸部)
32・・・・板状ブラケット
32k・・・押さえ面
35・・・・クリップ
40・・・・シール材
43x・・・タッチセンサー収納部
43・・・・取付け部
44・・・・幅狭被覆部
48・・・・幅広被覆部
49・・・・張り出し部

Claims (5)

  1. 車両の一方のパネルのパネル面と他方のパネルのパネル面間の見切り隙をシールするシール材をいずれかの前記パネルの端面に取付ける車両のシール材の取付け構造であって、
    前記パネルの端面には、前記見切り隙に沿って形成されて、前記シール材が取付けられる被取付け部と、前記被取付け部から前記パネル面までの寸法が小さい幅狭端面部と、前記被取付け部から前記パネル面までの寸法が大きい幅広端面部とが設けられており、
    前記シール材には、前記パネルの端面の被取付け部に取付けられる取付け部と、その取付け部から張り出して前記端面の幅狭端面部を覆う幅狭被覆部と、前記取付け部から張り出して前記端面の幅広端面部を覆う幅広被覆部とが設けられており、
    前記シール材の幅広被覆部は、その幅広被覆部の一部が前記パネル面と前記パネル面に固定される部品間に挟持されることで、前記パネルの端面の幅広端面部に保持されるように構成されている車両のシール材の取付け構造。
  2. 請求項1に記載された車両のシール材の取付け構造であって、
    前記パネル面に固定される部品には、前記パネル面に対向する位置に前記シール材の幅広被覆部の一部を押さえる押さえ面が形成されており、前記押さえ面に凸部が設けられている車両のシール材の取付け構造。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された車両のシール材の取付け構造であって、
    前記シール材は、後席ドアのドアパネルの前端面に取付けられて、前記後席ドアと前席ドア間の見切り隙をシール可能な構成であり、
    前記シール材の幅広被覆部の裏面に設けられた張り出し部が前記ドアパネルの表面と、前記ドアパネルの表面に固定された外装部品間に挟持されるように構成されている車両のシール材の取付け構造。
  4. 車両の一方のパネルのパネル面と他方のパネルのパネル面間の見切り隙をシール可能で、前記見切り隙に沿っていずれかの前記パネルの端面に形成された被取付け部に取付けられる取付け部と、その取付け部からの張り出し寸法が小さい幅狭被覆部と、前記張り出し寸法が大きい幅広被覆部とを備える車両のシール材であって、
    前記幅広被覆部には、前記パネル面と前記パネル面に固定される部品間に挟持されることで、その幅広被覆部を前記パネルの端面に保持するための張り出し部が設けられている車両のシール材。
  5. 請求項4に記載された車両のシール材であって、
    車両の一方のパネルのパネル面と他方のパネルのパネル面間の見切り隙に異物が挟まれたことを検出可能なタッチセンサーを収納するタッチセンサー収納部が設けられている車両のシール材。


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