JP2019078119A - 作業機械 - Google Patents
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Abstract
Description
−作業機械−
図1は本発明の第1実施形態に係る作業機械の全体構造を表す左側面図、図2はその正面図、図3はその平面図である。以降、運転席に着いた作業者の前側(図1中の左側)、後側(同右側)、左側(図1中紙面直交方向の手前側)、右側(同奥側)を作業機械の前、後、左、右とする。正面図は前から見た図、平面図は上から見た図である。なお、図2及び図3においては、繁雑防止のため後述する作業機30を図示省略してある。
基礎構造体10は地面に固定された架台で構成される場合もあるが、本実施形態では走行体で構成されている。作業機械100はこの走行体により走行して移動することができる。基礎構造体10はホイール式の走行体でも良いが本実施形態ではクローラ式の走行体であり、トラックフレーム13、従動輪(アイドラ)14、駆動輪15、クローラ(履帯)16及び走行駆動装置17を備えている。トラックフレーム13は、図示していないが上から見てH型に形成されており、左右両側の前部に従動輪14、後部に駆動輪15を回転自在に支持している。左右の駆動輪15の軸にはそれぞれ走行駆動装置17の出力軸が連結されている。走行駆動装置17は走行用油圧モータと減速機等からなる。クローラ16は左右両側において従動輪14及び駆動輪15に掛け回されている。また、トラックフレーム13の中央部には上部に旋回装置25を介して旋回フレーム21が旋回可能に設けられている。走行駆動装置17や旋回装置25は運転室22内の操作レバー装置(不図示)の操作に応じて駆動される。
旋回体20は、旋回フレーム21、運転室22、カウンタウェイト23、動力室24等を備えている。
作業機30は、作業腕31及び作業具である作業具32を含む多関節型のフロント作業装置である。作業腕31は、ブーム33、アーム34、ブームシリンダ35、アームシリンダ36及び作業具シリンダ37を備えている。ブーム33は旋回体20の前部に上下方向に回動可能に連結され、アーム34はブーム33の先端に、作業具32はアーム34の先端に、それぞれ回動可能に連結されている。ブームシリンダ35は旋回体20及びブーム33に、アームシリンダ36はブーム33及びアーム34に、それぞれ両端が連結されている。作業具シリンダ37は、基端がアーム34に連結される一方、先端がリンク38,39を介してそれぞれアーム34の先端部及び作業具32に連結されている。ブームシリンダ35、アームシリンダ36及び作業具シリンダ37はいずれも油圧シリンダである。本実施形態では作業具32として標準的なバケットを作業腕31に装着した場合を例示しているが、グラップルやマグネット、クラムシェルバケット等が用いられることもある。
作業機械100には地上と運転室22との間を歩いて上り下りするための乗降路40が設置されている。乗降路40は、階段41、通路42、階段43及びフロア44を含んでいる。階段41は旋回体20の右前部の段差を利用して構成したものであり、図3等に示したように各段の上面に設けた滑り止めを踏み面としている。通路42は動力室24の上面に設けられており、例えば作業機30の後側で左右に渡っている。この通路42の経路上にも間欠的に滑り止めが設けられている。階段43は動力室24の上面(通路42)とこれよりも高く配置されたフロア44とを連絡するステップであり、運転室22の後側でフロア44の右側に位置している。
作業機械100は、サポート61、通路屋根62、連結機構63を備えている。サポート61は通路屋根62の先端側を支持する支えであり、複数(本実施形態では3本)設けられている。各サポート61は、柵47の上部(前後に延びる棒状の手摺部分)から上方に延びて立ち上がる。各サポート61の下部は、図4に示したように前方又は後方に折れ曲がっており、この部分が柵47の上部(手摺部分)に留め具64で固定されている。本実施形態では留め具64にクランプを採用している。通路屋根62は上から見て四角形状の薄板で構成された部材であり、基端側(本実施形態では右辺側)が運転室22の上部における通路屋根62側の縁部にボルト等の固定具で固定されている。この通路屋根62は運転室22に固定された基端から左右方向の一方側(本実施形態では左側)に展開し(延び)、運転室22の乗降口27に対応する位置を含んでフロア44の一部を覆っている。本実施形態では、図3に示したように通路屋根62がフロア44の左右方向の全幅を覆っている。前後方向には通路屋根62はフロア44の一部を覆っている。この通路屋根62には、先端側の縁部(本実施形態では左辺)付近に前後方向に複数(本実施形態では3つ)の円孔である貫通孔65(図5)が備わっている。
(1)本実施形態によれば、運転室22の乗降口27付近において通路屋根62でカバーすることによって乗降路40への塵埃の堆積を抑制することができる。従って高位置に配置された乗降口27付近の乗降路40において降雨等によって足元が滑り易い状態になり難く、例えば高所を苦手とする作業者の心理的負担を軽減することができる。また、運転室22に乗降する際に開閉扉28の開け閉め等で立ち止まる乗降口27付近に通路屋根62があることで、作業者を雨や日差しから保護することもできる。
図7は本発明の第2実施形態に係る作業機械に備えられた通路屋根とサポートの連結機構を前方から見た図である。本実施形態において第1実施形態と同一又は対応する要素には既出図面と同符号を付して説明を省略する。本実施形態が第1実施形態と相違する点は、第1弾性部材67が第2弾性部材68と一体である、言い換えれば第1弾性部材67が第2弾性部材68の一部である点である。
図8は本発明の第3実施形態に係る作業機械に備えられた通路屋根とサポートの連結機構を前方から見た図である。本実施形態において第1実施形態と同一又は対応する要素には既出図面と同符号を付して説明を省略する。本実施形態が第1実施形態と相違する点は、第2弾性部材68がばね(本実施形態ではコイルばね)で構成されている点である。
図9は本発明の第4実施形態に係る作業機械に備えられた通路屋根とサポートの連結機構を前方から見た図である。本実施形態において第1実施形態と同一又は対応する要素には既出図面と同符号を付して説明を省略する。本実施形態が第1実施形態と相違する点は、ケーシング66及びこれを固定するナット72が省略されている点である。また、支柱69には寸切りボルト(全ねじ)が用いてある。本実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様である。本実施形態のようにケーシング66を省略しても第1実施形態と同様の効果が得られる。
図10は本発明の第5実施形態に係る作業機械に備えられた通路屋根とサポートの連結機構を前方から見た図である。本実施形態において第1実施形態と同一又は対応する要素には既出図面と同符号を付して説明を省略する。本実施形態が第1実施形態と相違する点は、通路屋根62を貫通する支柱69が省略されている点である。
図11は本発明の第6実施形態に係る作業機械に備えられた通路屋根とサポートの連結機構を前方から見た図である。本実施形態は第5実施形態において通路屋根62に上下のネジ軸76と同軸の貫通孔78を設けた例である。上下の弾性部材74は、先端の一部が貫通孔78に入り込んでいる。通路屋根62に貫通孔78を設けた点を除いて本実施形態は第5実施形態と同様の構成であり、第5実施形態と同一又は対応する要素には図10と同符号を付して説明を省略する。
図12は本発明の第7実施形態に係る作業機械に備えられた通路屋根とサポートの連結機構を上方から見た図、図13は前方から見た図である。本実施形態が第1実施形態と相違する点は、連結機構63が、通路屋根62に対する位置を調整する位置調整機構80を備えている点である。第1実施形態と同一又は対応する要素には既出図面と同符号を付して説明を省略する。
Claims (6)
- 基礎構造体と、
前記基礎構造体の上部に設けた旋回体と、
前記旋回体の旋回フレームの上部に配置され、左右方向の一方側に乗降口及び前記乗降口の開閉扉を有する運転室と、
前記旋回体に連結された作業機と、
前記旋回フレームと前記運転室との間に介在した架台、前記基礎構造体と前記旋回フレームとの間に介在したポスト、及び前記運転室を支持するベッドを前記旋回フレームに対して連結するリンクの少なくとも一つと、
前記運転室の左右方向の一方側に位置するように前記旋回フレーム又は前記架台に設けた乗降路と、
前記乗降路に設けた柵とを備えた作業機械において、
前記柵の上部に固定されて前記柵の上部から上方に延びるサポートと、
前記運転室の上部に固定されて左右方向の一方側に展開し前記乗降路の少なくとも一部を覆うように設けた通路屋根と、
前記サポートに対して前記通路屋根を弾性的に連結する連結機構とを備えたことを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、前記架台、前記ポスト又は前記ベッドに対して前記運転室を弾性的に支持する防振部材を備えていることを特徴とする作業機械。
- 請求項1に記載の作業機械において、前記連結機構は、前記通路屋根の上下方向、前後方向及び左右方向の動きを弾性的に拘束するように構成されていることを特徴とする作業機械。
- 請求項3に記載の作業機械において、
前記通路屋根は貫通孔を備えており、
前記連結機構は、前記貫通孔に収容した第1弾性部材、前記通路屋根を上下から挟み込む一対の第2弾性部材、前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材を上下方向に貫通し前記サポートに固定された支柱、及び前記支柱に対して前記第2弾性部材を拘束し上下位置が調整可能な拘束部材を備えていることを特徴とする作業機械。 - 請求項3に記載の作業機械において、
前記連結機構は、前記通路屋根を上下から挟み込む一対の弾性部材、前記サポートに支持されたケーシング、及び前記ケーシングに対して前記一対の弾性部材をそれぞれ支持すると共に前記ケーシングに対する前記一対の弾性部材の繰り出し量を調整するアジャスタを備えていることを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、前記連結機構は、前記通路屋根に対する位置を調整する位置調整機構を備えていることを特徴とする作業機械。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7445506B2 (ja) | 2020-04-21 | 2024-03-07 | 日本車輌製造株式会社 | 建設機械 |
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