JPH0721644Y2 - 建設機械用運転室乗降装置 - Google Patents
建設機械用運転室乗降装置Info
- Publication number
- JPH0721644Y2 JPH0721644Y2 JP1991009271U JP927191U JPH0721644Y2 JP H0721644 Y2 JPH0721644 Y2 JP H0721644Y2 JP 1991009271 U JP1991009271 U JP 1991009271U JP 927191 U JP927191 U JP 927191U JP H0721644 Y2 JPH0721644 Y2 JP H0721644Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cab
- driver
- frame
- plate member
- machine body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/0833—Improving access, e.g. for maintenance, steps for improving driver's access, handrails
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Ladders (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は例えばショベル系掘削機
械やスクラップ処理機械等に用いられる建設機械用運転
室乗降装置に関するものである。
械やスクラップ処理機械等に用いられる建設機械用運転
室乗降装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の建設機械用運転室乗降装置
として、例えば図４乃至図６の構造のものが知られてい
る。
として、例えば図４乃至図６の構造のものが知られてい
る。
【０００３】この従来構造のものは、下部走行機体１上
に作業機構２、この場合ショベル系掘削機構を備える上
部旋回機体３を旋回軸４を中心にして旋回自在に配設
し、この上部旋回機体３の進行方向左側に架体５を立設
し、この架体５上に座席や操作機構を備えた運転室６を
配設して構成されている。
に作業機構２、この場合ショベル系掘削機構を備える上
部旋回機体３を旋回軸４を中心にして旋回自在に配設
し、この上部旋回機体３の進行方向左側に架体５を立設
し、この架体５上に座席や操作機構を備えた運転室６を
配設して構成されている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、上記運転室６への乗降手段として、架体５
の側部に梯子体７を取付け、下部走行機体１のフレーム
１ａに足掛桟１ｂを形成して構成され、しかして運転室
６へ昇る場合、下部走行機体１の足掛桟１ｂに足を掛け
て履体１ｃ上に上がり、そして梯子体７を使って運転室
６まで昇るようにしているため、梯子体７が垂直方向に
取付られていることもあって運転者に乗り降りの苦痛を
強いて作業能率が低下しているとともに足を踏み外した
りして落下の危険性があるという不都合を有している。
構造の場合、上記運転室６への乗降手段として、架体５
の側部に梯子体７を取付け、下部走行機体１のフレーム
１ａに足掛桟１ｂを形成して構成され、しかして運転室
６へ昇る場合、下部走行機体１の足掛桟１ｂに足を掛け
て履体１ｃ上に上がり、そして梯子体７を使って運転室
６まで昇るようにしているため、梯子体７が垂直方向に
取付られていることもあって運転者に乗り降りの苦痛を
強いて作業能率が低下しているとともに足を踏み外した
りして落下の危険性があるという不都合を有している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような不都
合を解決することを目的とするもので、その要旨は、下
部走行機体上に作業機構を備える上部旋回機体を配設
し、該上部旋回機体に架体を立設し、該架体上に運転室
を配設した建設機械において、上記架体を門型形状に形
成して中央部に通路口を設け、該通路口に進行方向前側
から後側に行くに従って昇る階段路面を形成し、該階段
路面の最上段と上部旋回機体の上板部材の上面とを面一
状態に形成し、かつ上記架体の外側部に該上板部材上か
ら進行方向前側に向けて昇って上記運転室の側部に連な
るステップ体を配設して構成したことを特徴とする建設
機械用運転室乗降装置にある。
合を解決することを目的とするもので、その要旨は、下
部走行機体上に作業機構を備える上部旋回機体を配設
し、該上部旋回機体に架体を立設し、該架体上に運転室
を配設した建設機械において、上記架体を門型形状に形
成して中央部に通路口を設け、該通路口に進行方向前側
から後側に行くに従って昇る階段路面を形成し、該階段
路面の最上段と上部旋回機体の上板部材の上面とを面一
状態に形成し、かつ上記架体の外側部に該上板部材上か
ら進行方向前側に向けて昇って上記運転室の側部に連な
るステップ体を配設して構成したことを特徴とする建設
機械用運転室乗降装置にある。
【０００６】
【作用】運転室へ昇る場合は、架体に形成した通路口を
くぐって階段路面を歩いて上がり、次いでステップ体を
昇り、運転室へ至ることになる。
くぐって階段路面を歩いて上がり、次いでステップ体を
昇り、運転室へ至ることになる。
【０００７】
【実施例】図１乃至図３は本考案の実施例を示すもので
ある。
ある。
【０００８】尚、上記図４乃至図６の従来構造と同一態
様部分には同符号を引用する。
様部分には同符号を引用する。
【０００９】５は架体であって、この場合上部旋回機体
３の下板部材８上の左側に立設され、下板部材８に門型
形状にして通路口９を形成した架体５を取付け、通路口
９の下部に複数個の踏板１０を配置して前側から後側に
行くに従って昇る階段路面１１を形成し、階段路面１１
の最上段面と上部旋回機体３の上板部材１２の上面とを
面一状態に形成し、架体５の上面に運転室６を配置して
いる。
３の下板部材８上の左側に立設され、下板部材８に門型
形状にして通路口９を形成した架体５を取付け、通路口
９の下部に複数個の踏板１０を配置して前側から後側に
行くに従って昇る階段路面１１を形成し、階段路面１１
の最上段面と上部旋回機体３の上板部材１２の上面とを
面一状態に形成し、架体５の上面に運転室６を配置して
いる。
【００１０】１３はステップ体であって、上記架体５の
外側部に取り付けられ、階段路面１１の上側から運転室
６の側部に連なる階段状の複数個の踏板１４を備え、ス
テップ体１３の外側には手摺り桟１５が設けられてい
る。
外側部に取り付けられ、階段路面１１の上側から運転室
６の側部に連なる階段状の複数個の踏板１４を備え、ス
テップ体１３の外側には手摺り桟１５が設けられてい
る。
【００１１】この実施例は上記構成であるから、運転室
６へ昇る場合は、例えば図２の実線矢印の如く、左側か
ら下部走行機体１の足掛桟１ｂに足を掛けて履体１ｃ上
に上がり、下板部材８を介して前側から後側にむかって
架体５の通路口９に入り、通路口９をくぐって階段路面
１１を踏み上がり、階段路面１１の上側に着いたら外側
へ回り込むようにして前側に向き、そのままステップ体
１３の踏板１４を昇りあがり、ステップ体１３の最上部
で運転室６へ入ることになり、このため運転室６への乗
り降りが非常に楽になって作業能率を向上することかで
き、かつ安全性を高めることができ、また上部旋回機体
３の上面を歩くことなく乗り降りすることができるため
履物に付着した泥土で機体を汚すことも防ぐことができ
る。
６へ昇る場合は、例えば図２の実線矢印の如く、左側か
ら下部走行機体１の足掛桟１ｂに足を掛けて履体１ｃ上
に上がり、下板部材８を介して前側から後側にむかって
架体５の通路口９に入り、通路口９をくぐって階段路面
１１を踏み上がり、階段路面１１の上側に着いたら外側
へ回り込むようにして前側に向き、そのままステップ体
１３の踏板１４を昇りあがり、ステップ体１３の最上部
で運転室６へ入ることになり、このため運転室６への乗
り降りが非常に楽になって作業能率を向上することかで
き、かつ安全性を高めることができ、また上部旋回機体
３の上面を歩くことなく乗り降りすることができるため
履物に付着した泥土で機体を汚すことも防ぐことができ
る。
【００１２】また必要な場合には図２の点線矢印の如
く、右側から下部走行機体１の足掛桟１ｂに足を掛けて
履体１ｃ上に上がり、上板部材１２上を歩いてステップ
体１３に至り、ステップ体１３を昇って運転室６へ入る
こともでき、右側のみならず左側からも乗り降りするこ
とができる。
く、右側から下部走行機体１の足掛桟１ｂに足を掛けて
履体１ｃ上に上がり、上板部材１２上を歩いてステップ
体１３に至り、ステップ体１３を昇って運転室６へ入る
こともでき、右側のみならず左側からも乗り降りするこ
とができる。
【００１３】またステップ体１３は架体５の外側部に取
り付けられており、この取付状態で例えばステップ体１
３の下端部が下板部材８の上面と面一状態となるまで延
長して形成したとすると、下部旋回機体３の許容旋回範
囲が狭められることになるが、この場合階段路面１１に
より昇れる高さ分だけステップ体１３の下端部を上側に
もってくることができ、その分だけステップ体１３の許
容旋回範囲が狭められることを抑制することができる。
り付けられており、この取付状態で例えばステップ体１
３の下端部が下板部材８の上面と面一状態となるまで延
長して形成したとすると、下部旋回機体３の許容旋回範
囲が狭められることになるが、この場合階段路面１１に
より昇れる高さ分だけステップ体１３の下端部を上側に
もってくることができ、その分だけステップ体１３の許
容旋回範囲が狭められることを抑制することができる。
【００１４】尚、架体５や通路口９、ステップ体１３の
構造は上記実施例に限られるものではなく、適宜変更し
て設計されるものである。
構造は上記実施例に限られるものではなく、適宜変更し
て設計されるものである。
【００１５】
【考案の効果】本考案は上述の如く、運転室へ昇る場合
は門型状の架体の通路口をくぐって進行方向後側に向っ
て階段路面を踏み上がり、上板部材上に至り、次いで廻
り込んでステップ体を前側に向って昇りあがり、ステッ
プ体の最上部で運転室へ入ることができ、このため運転
室への乗り降りが非常に楽になって作業能率を向上する
ことができ、かつ安全性を高めることができ、さらに上
部旋回機体の上面を歩くことなく乗り降りすることがで
きるため履物に付着した泥土で機体を汚すことも防ぐこ
とができ、しかもステップ体は架体の外側部に取り付け
られており、この取付状態で例えばステップ体の下端部
が下板部材の上面と面一状態となるまで延長して形成し
たとすると、下部旋回機体の許容旋回範囲が狭められる
ことになるが、この場合階段路面により昇れる高さ分だ
けステップ体の下端部を上側にもってくることができ、
その分だけステップ体の許容旋回範囲が狭められること
を抑制することができる。
は門型状の架体の通路口をくぐって進行方向後側に向っ
て階段路面を踏み上がり、上板部材上に至り、次いで廻
り込んでステップ体を前側に向って昇りあがり、ステッ
プ体の最上部で運転室へ入ることができ、このため運転
室への乗り降りが非常に楽になって作業能率を向上する
ことができ、かつ安全性を高めることができ、さらに上
部旋回機体の上面を歩くことなく乗り降りすることがで
きるため履物に付着した泥土で機体を汚すことも防ぐこ
とができ、しかもステップ体は架体の外側部に取り付け
られており、この取付状態で例えばステップ体の下端部
が下板部材の上面と面一状態となるまで延長して形成し
たとすると、下部旋回機体の許容旋回範囲が狭められる
ことになるが、この場合階段路面により昇れる高さ分だ
けステップ体の下端部を上側にもってくることができ、
その分だけステップ体の許容旋回範囲が狭められること
を抑制することができる。
【００１６】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
きる。
【図１】本考案の実施例の斜視図である。
【図２】図１で示す実施例の部分平面図である。
【図３】図１で示す実施例の部分側面図である。
【図４】従来構造例の斜視図である。
【図５】従来構造例の全体側面図である。
【図６】従来構造例の部分平面図である。
１ 下部走行機体 ２ 作業機構 ３ 上部旋回機体 ５ 架体 ６ 運転室 ９ 通路口 １１ 階段路面 １２ 上板部材 １３ ステップ体
Claims (1)
- 【請求項１】 下部走行機体上に作業機構を備える上部
旋回機体を配設し、該上部旋回機体に架体を立設し、該
架体上に運転室を配設した建設機械において、上記架体
を門型形状に形成して中央部に通路口を設け、該通路口
に進行方向前側から後側に行くに従って昇る階段路面を
形成し、該階段路面の最上段と上部旋回機体の上板部材
の上面とを面一状態に形成し、かつ上記架体の外側部に
該上板部材上から進行方向前側に向けて昇って上記運転
室の側部に連なるステップ体を配設して構成したことを
特徴とする建設機械用運転室乗降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991009271U JPH0721644Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 建設機械用運転室乗降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991009271U JPH0721644Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 建設機械用運転室乗降装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0499749U JPH0499749U (ja) | 1992-08-28 |
| JPH0721644Y2 true JPH0721644Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31741837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991009271U Expired - Lifetime JPH0721644Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 建設機械用運転室乗降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721644Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1037242A (ja) * | 1996-07-24 | 1998-02-10 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 油圧ショベルにおけるハンドレール |
| JP2019078119A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6525129B2 (ja) * | 2014-07-29 | 2019-06-05 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60137729U (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-12 | 三菱重工業株式会社 | ストラドルキヤリア |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP1991009271U patent/JPH0721644Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1037242A (ja) * | 1996-07-24 | 1998-02-10 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 油圧ショベルにおけるハンドレール |
| JP2019078119A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0499749U (ja) | 1992-08-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |