JP2558224Y2 - 建設用車両の乗降装置 - Google Patents

建設用車両の乗降装置

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JP2558224Y2
JP2558224Y2 JP1991095837U JP9583791U JP2558224Y2 JP 2558224 Y2 JP2558224 Y2 JP 2558224Y2 JP 1991095837 U JP1991095837 U JP 1991095837U JP 9583791 U JP9583791 U JP 9583791U JP 2558224 Y2 JP2558224 Y2 JP 2558224Y2
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JP
Japan
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lower door
door
cab
treads
opened
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JP1991095837U
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JPH0612202U (ja
Inventor
徹郎 西脇
則彦 藤村
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
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Publication date
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は履帯式走行装置を有する
油圧ショベル、ブルトーザー又はローダ等の建設用車両
に好適な乗降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3には従来の建設用車両の乗降装置が
示されている。図3において、1は履帯、2はキャブ、
3は履帯1を支持するためのトラックフレーム、4は上
部フレームである。上部フレーム4上にはキャブ2が設
けられ、この側面にはオペレータの出入口5が設けられ
ている。出入口5の左側には手すり6、右側には手すり
7及び後方に開くキャブドア8が取り付けられている。
トラックフレーム3には踏板9が側方に突出するように
突設され、上部フレーム4には足のせ10が形成されてい
る。オペレータはこれら踏板9及び履帯1の上面及び足
のせ10を利用してキャブ2に乗降できるようになってい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、オペレータが踏板9や足のせ10を踏む際にすべっ
たり、踏み外したりして大けがをする危険があり、ま
た、すべり易い履帯1を踏段として用いるのは更に危険
であった。そこで安全上必要な項目として国際規格ISO2
867 「アクセス」で次の寸法が定められているが、これ
らの寸法を全て満足するのは極めて困難であった。ステ
ップ, 足のせ ( 踏板) 初段ステップ高さ 700 以下 けあげ 400 以下 径又は巾 19以上 左右巾( 片足) 160 以上 足の入る隙間 150以上 ( 両足) 320 以上 足のせの奥行き 150以上 また、踏板9には泥が溜り易いのみならずこの踏板9は
岩石との衝突によって破損し易いという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために考案されたものであって、その要旨とすると
ころは、履帯式走行装置を有する建設用車両のキャブド
アを上下に2分割することによって上部ドアと下部ドア
を構成し、上記上部ドアを後方、前方又は上方へ開くよ
うにキャブ取り付けるとともに上記下部ドアを上記履帯
式走行装置を跨いで斜め下方へ開くようにキャブの出入
口の下側に取り付け、かつ、この下部ドアの内側に1又
は2以上の踏板を回動自在に枢支するとともにこの下部
ドアを開いたときに上記各踏板を起立させて水平とし、
下部ドアを閉めたときに上記各踏板を折り畳んで下部ド
アの内面に添接させるリンク機構を上記下部ドアと上記
各踏板との間に設置したことを特徴とする建設用車両の
乗降装置にある。
【0005】
【作用】本考案においては、上記構成を具えているた
め、オペレータはキャブに乗降する際、上部ドアを開
き、下部ドアを斜め下方に開く。すると、1又は2以上
の踏板は自動的に起立して水平となるので、オペレータ
はこれら踏板を踏んでキャブに乗降する。下部ドアを閉
めると踏板は自動的に折り畳まれて下部ドアの内面に添
接する。
【0006】
【実施例】図1及び図2には本考案の1実施例が示され
ている。図1に示すように、キャブドアを上下に2分割
することによって上部ドア11と下部ドア12が構成されて
いる。上部ドア11は出入口5の右側に蝶番を介して後方
に開くように取り付けられている。下部ドア12は出入口
5の下側に斜め下方に開くように取り付けられている。
この下部ドア12の内面には複数( 図には2個)の踏板1
5、16が取り付けられている。
【0007】図2には下部ドア12の詳細が示されてい
る。下部ドア12はその両側にそれぞれ側板14を備え、こ
れら一対の側板14の一端は出入口5の下端に設置されて
水平に伸びるピン13まわりに回動自在に取り付けられて
いる。そして、一対の側板14には踏板15、16の両端部内
縁がピン23、25により回動自在に枢支されている。一
方、リンク17の一端がキャブ2にピン20により枢着さ
れ、リンク17の他端はピン21によりリンク18の一端に枢
着されている。このリンク18の他端はピン22により踏板
15の外縁に枢着されている。そして、リンク19の両端は
ピン22、24により踏板15、16の外縁に枢着されている。
なお、26はストッパである。
【0008】しかして、下部ドア12を開くと、図に実線
で示すように、踏板15及び16はピン23、25のまわりに回
動して起立し、踏板15はストッパ26に当接して水平とな
る。これに伴って踏板16も水平となり、リンク17、18、
19は実線で示す位置を占める。そこで、オペレータはこ
れら踏板15、16を踏んでキャブ2に乗降できる。一方、
下部ドア12を閉めると、踏板15、16及びリンク17、18、
19はそれぞれ折り畳まれて図に一点鎖線で示す位置を占
めて下部ドア12の内面に添接する。
【0009】上記実施例は上部ドア11が後方に開く場
合を示したが、上部ドア11を前方又は上方に開くよう
にすることができる。
【0010】
【考案の効果】本考案においては、下部ドアを履帯式走
行装置を跨いで斜め下方へ開くようにキャブの出入口の
下側に取り付け、この下部ドアを開いたときその内側に
枢支された1又は2以上の踏板が自動的に起立して水平
となるため、ISO規格を守るのが容易になるとともに
下部ドアを開いたとき履帯式走行装置は下部ドアによっ
て掩蓋されるので、オペレータが履帯を踏板として利用
する危険を排除できる。また、踏板は下部ドアを閉めた
ときに自動的に折り畳まれて下部ドアの内面に添接する
ので、踏板がキャブ内のオペレータの邪魔になることが
なく、また、踏板が岩石に衝突して破損するのを回避で
きるとともに踏板に泥が付着することがないので、乗降
の際の安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す斜視図である。
【図2】上記実施例における下部ドアの詳細を示し、
(A)は側面図、 (B)は (A)のF矢に沿う部分的正面図で
ある。
【図3】従来の建設用車両の乗降装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 履帯 2 キャブ 5 出入口 11 上部ドア 12 下部ドア 15、16 踏板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 履帯式走行装置を有する建設用車両のキ
    ャブドアを上下に2分割することによって上部ドアと下
    部ドアを構成し、上記上部ドアを後方、前方又は上方へ
    開くようにキャブに取り付けるとともに上記下部ドアを
    上記履帯式走行装置を跨いで斜め下へ開くようにキャ
    の出入口の下側に取り付け、かつ、この下部ドアの
    側に1又は2以上の踏板を回動自在に枢支するとともに
    この下部ドアを開いたときに上記各踏板を起立させて水
    平とし、下部ドアを閉めたときに上記各踏板を折り畳ん
    下部ドアの内面に添接させるリンク機構を上記下部ド
    アと上記各踏板との間に設置したことを特徴とする建設
    用車両の乗降装置。
JP1991095837U 1991-10-25 1991-10-25 建設用車両の乗降装置 Expired - Lifetime JP2558224Y2 (ja)

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JPH0612202U JPH0612202U (ja) 1994-02-15
JP2558224Y2 true JP2558224Y2 (ja) 1997-12-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5189300A (en) * 1975-02-03 1976-08-04 Hataishodondonyoru kenmasayooryoshitaru byosokukenmashikikuridashinaifu
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