JP3265473B2 - 馬匹運搬車 - Google Patents

馬匹運搬車

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JP3265473B2
JP3265473B2 JP19002798A JP19002798A JP3265473B2 JP 3265473 B2 JP3265473 B2 JP 3265473B2 JP 19002798 A JP19002798 A JP 19002798A JP 19002798 A JP19002798 A JP 19002798A JP 3265473 B2 JP3265473 B2 JP 3265473B2
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horse
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賢且 鈴木
隆雄 中川
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Hino Motors Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は馬匹運搬車に係り、
特に、馬匹を乗降させる際の安全性を高くするようにし
た操作性に優れた馬匹運搬車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の馬匹運搬車としては、例えば実開
昭57−127038号公報などに見られるように、馬
匹の乗降口を覆う扉を構成するタラップの下縁を前記乗
降口の下縁に起伏回動可能に取り付けることにより、こ
のタラップを倒伏回動させて乗降口の下縁と地面を接続
する歩み板を構成するようにしたものがある。また、単
に歩み板を構成するのみでは乗降に際して馬匹が歩み板
を踏み外すことが懸念されるために、通常は歩み板の両
側に側板を取り付けて踏み外しなどの危険を回避してい
た。
【0003】ところで、歩み板を利用した乗降時に懸念
される踏み外しを確実に回避するためには側板の強度を
充分に大きくする必要性がある。従って、従来ではタラ
ップを倒伏回動させて歩み板を構成したうえで、堅牢で
重量が大きな側板を歩み板の側縁に手作業などで取り付
けていたために、馬匹の乗降に付随する準備・片付け作
業の負担が大きいという不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、乗降時に懸念される歩み板
からの踏み外しを確実に予防することができるにも拘ら
ず、準備・片付け作業の負担を軽減することができる馬
匹運搬車を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、馬匹の乗降口を覆う扉を構成するタラップ
の下端を前記乗降口の下縁に起伏回動可能に枢着する一
方、タラップの内側面に重合させた左右一対の側板の外
縁を前記タラップの側縁にそれぞれ起伏回動可能に枢着
している。
【0006】また、前記乗降口の側縁上部から延出した
ケーブルの先端を前記タラップの側縁に結合するととも
に、タラップの倒伏状態において前記ケーブルに係合し
て側板を起立保持させるフックを側板に取り付けたこと
を特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る馬匹運搬車
の一実施形態の馬匹の乗降口を開いた状態の斜視図、図
2は図1に示したタラップと側板の関係を示す断面図、
図3はタラップを閉じた馬匹乗降口の正面図、図4は図
3の側面図である。
【0008】これらの図において、馬匹運搬車1の後部
に設けた馬匹の乗降口2の下縁にヒンジ3を介して主タ
ラップ4の下縁を起伏回動可能に取り付けて乗降口2を
覆う扉を構成している。また、乗降口2の側縁上部から
延出させたケーブル5の先端を主タラップ4の側縁中間
部に結合するとともに、主タラップ4の外面に重合させ
た補助タラップ6の上縁を主タラップ4の上縁近傍にヒ
ンジ7を介して起伏回動可能に枢着することにより、常
時は図3および図4に示したように補助タラップ6を主
タラップ4の外面に折畳格納した状態で該主タラップ4
を起立回動保持させるようにしている。
【0009】そして、図示しないロックを外してケーブ
ル5を繰出操作することにより、補助タラップ6を伸延
させつつ主タラップ4を倒伏回動させて乗降口2の下縁
から地面に至る乗降用通路を構成するようにしている。
8は補助タラップ6の下端両側に設けたガイドローラで
ある。なお、ケーブル5は例えばスイッチ操作もしくは
レバー操作により制御される電動モータあるいは油圧シ
リンダなどを動力源として繰出または引込操作される。
【0010】前記主タラップ4の側縁には、該主タラッ
プ4の内側面に重合させた左右一対の主側板9の外縁を
それぞれ図示しないヒンジを介して起伏回動可能に枢着
している。また、各主側板9の表面に設けた枠体10に
それぞれ補助側板11を摺動可能に保持させることによ
り、主側板9を補助側板11とともに起立回動させた後
に補助側板11を引出移動させると、主タラップ4およ
び補助タラップ6が形成する乗降用通路の両側が主側板
9および補助側板11で覆われるようにしている。
【0011】ここに、補助側板11を主側板9に保持さ
せる枠体10には主タラップ9を倒伏回動させた状態で
ケーブル5と直交するガイド12を設けるとともに、ガ
イド12にスライダ13を摺動自在に取り付けている。
そして、先端を下方に向って屈曲させたフック14をス
ライダ13に設けることにより、このフック14による
ケーブル5への係合作用で主側板9および補助側板11
を起立回動保持させるようにしている。
【0012】従って、馬匹の乗降用通路を構成するに際
しては、ケーブル5を繰出作動させることにより、主タ
ラップ4および補助タラップ6を倒伏作動させる。次い
で、主タラップ4の内側面に折畳保持されている主側板
9の内端部を持ち上げ操作することにより、該主側板9
をその外端部を中心として起立回動操作し、枠体10に
設けたガイド12に沿ってスライダ13を移動させてフ
ック14をケーブル5に係合させる。
【0013】すると、主タラップ4の側縁にそれぞれ主
側板9が起立保持されて乗降用通路の側部を覆うため
に、踏み外しが予防される。なお、主側板9を起立保持
させた後に、必要に応じて枠体10に保持されている補
助側板11を引き出して補助タラップ6による乗降用通
路の側部を覆うことにより、歩み板からの踏み外しをよ
り確実に防止することができる。なお、馬匹の乗降口2
を閉じる場合は、上記と逆の手順を辿って側板を倒伏回
動させた後にタラップを持ち上げ回動させて図示しない
ロック機構を作動させればよい。
【0014】上記実施形態では、馬匹の乗降口2の側縁
上部から延出したケーブル5の先端を主タラップ4の側
縁に結合する一方、この主タラップ4の外面に折畳格納
保持させた補助タラップ6を主タラップ4とともに伸延
させて緩勾配の乗降通路を形成するようにしているが、
必ずしも補助タラップ6を設ける必要性はなく、主タラ
ップ4の開閉駆動機構も任意である。
【0015】また、主タラップ4の倒伏状態において前
記ケーブル5に係合するフック14を主側板9に取り付
けているために、側板の起立保持手段を簡略化すること
ができる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、馬匹の乗降口を覆う扉を構成するタラップの下端を
前記乗降口の下縁に起伏回動可能に枢着する一方、タラ
ップの内側面に重合させた左右一対の側板の外縁を前記
タラップの側縁にそれぞれ起伏回動可能に枢着するとと
もに、タラップを倒伏させた状態で側板を起立回動させ
てフックをケーブルに係合させるのみで乗降用通路の側
部を覆うことができる。従って、側板を堅牢にして踏み
外し防止効果を高くした場合においても、この側板を
伏回動操作してケーブルにフックを係合すれば所期の目
的を達成することができるために、馬匹の乗降に付随す
る準備・片付け作業の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る馬匹運搬車の一実施形態の馬匹の
乗降口を開いた状態の斜視図である。
【図2】図1に示したタラップと側板の関係を示す断面
図である。
【図3】タラップを閉じた馬匹乗降口の正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【符号の説明】 1 馬匹運搬車 2 馬匹の乗降口 3 ヒンジ 4 主タラップ 5 ケーブル 6 補助タラップ 7 ヒンジ 8 ガイドローラ 9 主側板 10 枠体 11 補助側板 12 ガイド 13 スライダ 14 フック
フロントページの続き (72)発明者 中川 隆雄 京都府京都市南区西九条森本町13番地 相互車両株式会社内 審査官 島田 信一 (56)参考文献 実公 昭12−2714(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 3/04 B60R 3/00 B62D 33/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 馬匹の乗降口(2)を覆う扉を構成するタ
    ラップ(4)の下端を前記乗降口(2)の下縁に起伏回動可
    能に枢着する一方、タラップ(4)の内側面に重合させた
    左右一対の側板(9)の外縁を前記タラップ(4)の側縁に
    それぞれ起伏回動可能に枢着し、前記乗降口(2)の側縁
    上部から延出したケーブル(5)の先端を前記タラップ
    (4)の側縁に結合するとともに、タラップ(4)の倒伏状
    態において前記ケーブル(5)に係合して側板(9)を起
    立保持させるフック(14)を側板(9)に取り付けたことを
    特徴とする馬匹運搬車。
JP19002798A 1998-07-06 1998-07-06 馬匹運搬車 Expired - Lifetime JP3265473B2 (ja)

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JP2000016156A JP2000016156A (ja) 2000-01-18
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KR20040022956A (ko) * 2002-09-10 2004-03-18 현대자동차주식회사 자동변속기 유용 냉각기 시스템
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