JP2004211446A - スキッドステアローダにおける保護カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】固有の操作部材を設けることなく、開閉操作可能な保護カバーを備えたスキッドステアローダを提供することにある。
【解決手段】運転室20前側には、乗降口24の下部を開閉するための保護カバー28がガイド溝28a内に昇降可能に支持されている。保護カバーはワイヤ40を介して、シートバー27と連結しており、シートバー27が座席20a上方の待機位置Aにある状態では、ワイヤ40の張力が緩み、保護カバー28は、運転室20の床面20bより下方或は面一位置にあり、シートバー27が運転者保護位置Bでは、シートバー27の回動作用に連動してワイヤ40により保護カバー28が引き上げられ、保護カバー28が上昇し乗降口24を閉鎖する。
【選択図】図2
【解決手段】運転室20前側には、乗降口24の下部を開閉するための保護カバー28がガイド溝28a内に昇降可能に支持されている。保護カバーはワイヤ40を介して、シートバー27と連結しており、シートバー27が座席20a上方の待機位置Aにある状態では、ワイヤ40の張力が緩み、保護カバー28は、運転室20の床面20bより下方或は面一位置にあり、シートバー27が運転者保護位置Bでは、シートバー27の回動作用に連動してワイヤ40により保護カバー28が引き上げられ、保護カバー28が上昇し乗降口24を閉鎖する。
【選択図】図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、前部乗降型のスキッドステアローダにおける運転者保護用の保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図4に示されるように、スキッドステアローダ1は中央部に運転室20を、下部に駆動輪21を備えた機台2と、機台2両側に備えられたアーム30及びそのアーム30の前部に備えられたショベル等とからなる荷役装置3を備える。
【0003】
運転室20には、その中央部に座席20aが配設され、座席20aを囲んで四本のヘッドガードピラー22が立設され、運転室20の天井はヘッドガード25により左右側面及び後側面はガード部材23によりそれぞれ覆われている。運転室20の前側は運転者の乗降口24として開放されている。
【0004】
上述のように、運転室20の前側、すなわち運転室20と荷役装置3との間は、乗降口24として開放されているため、荷役作業時には運転者の目の前を荷役装置3が動き、初心者や不慣れな運転者が荷役装置3の作動に心理的に圧迫された状況下での荷役作業を強いられる畏れがあった。また、荷役作業の対象物、作業の仕方によっては荷役装置3から土砂、水等の一部が漏れ、運転室20内へ飛散してくる可能性があった。
【0005】
また、例えば図5に示されるように、開放型の運転室60を備えた産業車両において、座席60aの足元前方に固定防護柵61を備え、該固定防護柵61に開閉防護柵62を開閉可能に連結するとともに、開閉防護柵62を押し引き作動可能なプッシュプル式ワイヤ63を介して座席60aの肘掛けの側面に配設した開閉操作レバー64に連結し、開閉操作レバー64の上方操作により開閉防護柵62が開かれ、下方操作により開閉防護柵62が閉じられる構成のものも知られている。
【0006】
上記構成によって、運転者の乗降に際しては、運転者の操作によって乗降口に対する開閉防護柵62の開閉作動は可能で、運転者乗降の際の通路スペースが一部拡がり、乗降に便利となっている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献】
特開平7−90886号公報(第2−3頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、運転席が機台上を旋回し、かつ乗降口が機台側方に配置されていて、運転席の前方から乗降はなされないブルドーザ等にあっては、運転席空間が広く、操作機器を増やしてもスペース的な拘束による影響が小さいため、機台側方の乗降口を拡大することは大きなメリットがあるが、スキッドステアローダにおいて、上述のように開閉式保護カバーを開閉するための専用の開閉操作レバーを設けることは、限られたスペースである運転室内をより狭くし、さらに開閉操作レバーを操作するという手数が増えるため、運転者の作業が煩雑となる可能性があった。
【0008】
前記問題点に鑑みて、本発明の目的の一つ目は、荷役作業中における荷役装置からの土砂、水等飛散物の足元への飛散を防ぐことである。目的の二つ目は、飛散物から足元を守る保護カバーを固有の開閉操作部材を設けることなく開閉操作可能にしたスキッドステアローダの保護カバーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明では、機台中央部に運転室が、機台前部にショベル等の荷役装置が備えられ、運転室の荷役装置側に乗降口が配置されてなるスキッドステアローダの前記運転室の乗降口に保護カバーを配設し、その保護カバーは、連動手段を介して前記運転室内に備えられた始動操縦関連機器の作動と連動して乗降口を開閉することを要旨とする。
【0010】
この発明によると、始動操縦関連機器の作動に連動して前記保護カバーによって乗降口が開閉される。
【0011】
請求項2の発明では、前記保護カバーは、前記運転室の床面に対して上下方向に昇降することを要旨とする。
【0012】
この発明によると、前記保護カバーは、床面に対して略垂直方向に昇降することにより乗降口を開閉する。
【0013】
請求項3の発明では、前記保護カバーは、前記運転室の床面に対して略水平位置及び略垂直位置間を回動することを要旨とする。
【0014】
この発明によると、前記保護カバーは、運転室の床面に対して略垂直位置となることにより保護カバーとして乗降口を閉鎖し、運転室の床面に対して略水平位置となることにより乗降口を開放すると共に該保護カバーが乗降用ステップとして使用される。
【0015】
請求項4の発明では、前記始動操縦関連機器は、シートバーであることを要旨とする。
【0016】
この発明によると、シートバーを運転者保護位置に移動することによって保護カバーが乗降口を閉鎖し、シートバーを待機位置に移動することによって保護カバーが乗降口を開放する。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
以下、本発明をスキッドステアローダに適用した第一実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1に示されるように、スキッドステアローダ1は中央部に運転室20を、下部に駆動輪21を備えた機台2と、機台2の両側に備えられたアーム30及びそのアーム30の前部に備えられたショベル等とからなる荷役装置3を備える。
【0018】
運転室20には、その中央部に座席20aが配設され、座席20aを囲んで立設された四本のヘッドガードピラー22に沿って、運転室20の左右側面及び後側面にはガード部材23が備えられている。運転室20の前側すなわち荷役装置3側は運転者の乗降口24として開放されている。四本のヘッドガードピラー22上端にはヘッドガード25が固定され、運転室20の頭上を覆っている。
【0019】
座席20aの左右及び足元周辺には、荷役装置3等を操縦するための各種操縦関連機器26が備えられている。図中27は、スキッドステアローダを始動させる前に操作する始動操縦関連機器であって、具体的には着席した運転者の飛び出し等を防止する略U字状のシートバーである。シートバー27は、その基端が座席20a背後のガード部材23(ヘッドガード25後部部材、ヘッドガードピラー22であっても良い)に上下方向へ回動可能に軸着27aされている。シートバー27は、運転者が着座していない時は運転席上方(ヘッドガード25側)に跳ね上がった待機位置Aにあり、運転者が着席してシートバー27を運転者の胸元まで下ろすことにより運転者の飛び出し等を防止する保護位置Bとなる。なお図中29は、付勢部材であって、シートバー27が前記待機位置A、保護位置Bを維持するように付勢している。
【0020】
荷役装置3具体的にはショベルが下降位置にある際のショベル3上壁面及び、左右のアーム30を機台2前方で連結するタイプレート30aの上面ならびに運転室20の床面20b前端の各部位には運転室20内への乗降用ステップ3a、30b、20cとしての滑り止めが各々備えられている。図中31は、ガイドプレートで、機台2の前壁2aと間隔をもって並行して機台底板2cと運転室の床面20bとの間に固定されており、前記間隔は、後述する保護カバー28のガイド溝28aを形成する。また、ガイドプレート31の左右端寄りには上下方向の切欠溝31aが形成されている。なお、この切欠溝31aはガイドプレート31の車体中央部位置に1条のみ形成しても良い。
【0021】
前述した保護カバー28は、乗降口24を開閉するためのものであって、四辺形の板状部材(パイプ材等を組み合わせた四辺形の柵部材等であってもよい)より成り、前記ガイド溝28a内に昇降可能に嵌合されている。また、保護カバー28の左右端寄り下部における前記切欠溝31aと対峙する部分には、ブラケット28bが固着されており、このブラケット28bを切欠溝31aに嵌合させ、切欠溝31a底壁に当接させることによって保護カバー28のこれ以上の降下が阻止される。
なお、この保護カバー28の左右幅は、乗降口24の下部側全幅を閉鎖できる幅を有することが望ましく、上下幅は、上昇位置(保護カバーが床面20bより突出した状態)において運転者の視界を妨げず、下降位置(保護カバー28が床面20bより下方にある状態)においてガイド溝28a内に収容されてその頂端が床面20bと面一となる大きさであることが望ましい。
【0022】
次に、保護カバー28とシートバー27の連動手段としてのワイヤ40の配設について図2を参照して説明する。シートバー27の基端には、支軸27aを挟んでワイヤ固定部27bが延在している。ワイヤ固定部27bの先端には、プッシュプル式のワイヤ40の一端が締結されており、他端は、座席20a背後を通り運転室20床下後部から前部へと延在し、ローラ41により方向を垂下方向に転換されて機台2前部のガイドプレート31に沿って下降し、保護カバー28下部に備えられたワイヤ固定用のブラケット28bに締結されている。
【0023】
上述の保護カバー28とシートバー27の連動は次のように行われる。運転者が搭乗せず、シートバー27が座席20a上方の待機位置Aにある状態では、シートバー27のワイヤ固定部27bとワイヤ40との締結点は、支軸27aより下側位置にあり、これに伴いワイヤ40には保護カバー28を引き上げる方向への張力が働かず、保護カバー28は自重により下降位置にあって、保護カバー28の上端面も運転室20の床面20bと面一となっている(図2中実線)。この状態では、保護カバー28は運転者の乗降の妨げになることがなく、運転者は各乗降用ステップ3a、30b、20cを踏んで容易に運転室20内に搭乗できる。
【0024】
運転者が運転室20内に搭乗し、座席20aに着席してシートバー27を運転者の胸元まで下ろすと、シートバー27は保護位置Bへと移動する。これに伴いワイヤ固定部27bとワイヤ40との締結点は、支軸27aより上側位置へと回動し、ワイヤ40に上方への引張力が作用して保護カバー28のブラケット28bをガイドプレート31の切欠溝31aに沿って引き上げ、保護カバー28の上部端が床面20bより突出して乗降口24下部を閉鎖する(図2中想像線)。
【0025】
第一実施形態では、以下の効果が得られる。
(1)保護カバー28が開閉式であって、運転者の乗降の際はカバーが下降し乗降口24を開放するため乗降の妨げにならず、運転時には保護カバー28が上昇し乗降口24を閉鎖して荷役作業時の土砂、水等飛散物の足元への飛散を防ぎ、飛散物から運転者を保護することが可能となる。また、荷役装置3と運転者との間に保護カバー28が備えられることにより、初心者や不慣れな運転者が心理的に圧迫された状態での作業感を抱くことなく落ち着いて運転することができる。
【0026】
(2)シートバー27を運転者保護位置に下降させるという、始動操縦関連行為を行うことによって、自動的に保護カバー28により乗降口24が閉鎖されるため、固有の操作レバー等を備える必要がなく、運転室空間は現状維持できる。また、運転者の作業手数を増加させることなく保護カバー28の開閉を行うことができるため、運転者の心理的負担が増えず作業性が高まる。
【0027】
(第二実施形態)
第一実施形態においては、保護カバーは運転室の床面に対して昇降可能に備えられているが、保護カバーが運転室の床面に対して略水平位置と略垂直位置間を回動可能に備えられる構成とした第二実施形態について、以下、図3を参照して説明する。なお、第一実施形態と同様の構成、及び重複する作用・効果については説明を省略する。また、同じ構成部材については同じ符合により説明する。
【0028】
運転室20の前側における前壁2aには、保護カバー48が、床面20bに対して略垂直位置C及び略水平位置D間を回動自在に軸着49されている。前記保護カバー48は、側面視略L字状をなし、L字状の基端側がワイヤ固定部48aとなり、他端側が保護カバー本体部48bとなっている。保護カバー本体部48bの略水平位置Dにおける上面には、乗降用ステップ48cとしての滑り止めが施されている。保護カバー48が略水平位置Dにある時には、左右のアーム30を機台2前方で連結するタイプレート30aの上面により、保護カバー本体部48bが支持されるようになっている。
【0029】
次に、保護カバー48とシートバー27の連動手段としてのワイヤ50の配設について説明する。シートバー27の基端に設けられたワイヤ固定部27bには、プッシュプル式のワイヤ50の一端が締結されており、他端は、運転室20の床下後部から前部へと延在し、保護カバー48のワイヤ固定部48a側に締結されている。図中51は、保護カバー48の略垂直位置C、略水平位置D状態を維持させるための付勢部材である。
【0030】
上述の保護カバー48とシートバー27との連動は次のように行われる。運転者が搭乗せず、シートバー27が座席20a上方の待機位置Aにある状態では、第一実施形態同様、ワイヤ50には保護カバー48を略垂直位置側へ起立させる方向の引張力が作用せず、保護カバー本体部48bはタイプレート30a上に載置された略水平位置にある(図3中実線)。この状態では、運転者は各乗降用ステップ3a、30b及び保護カバー48裏面の乗降用ステップ48cを踏んで容易に運転室20内に搭乗できる。
【0031】
運転者が運転室20内に搭乗し、座席20aに着席してシートバー27を運転者の胸元まで下ろすと、シートバー27は運転者の飛び出し等を防止する保護位置Bへと移動する。これに伴いワイヤ固定部27bが回動し、ワイヤ50が引き上げられ、保護カバー48のワイヤ固定部48aを引き寄せ、保護カバー48が回動して保護カバー本体部48bが略垂直位置Cに移動し、乗降口24下部を閉鎖する(図3中想像線)。
【0032】
第二実施形態では、第一実施形態の効果に加え以下の効果が得られる。
(1)従来のタイプレート30a上面を使用した乗降用ステップ30bに比較して、乗降用ステップ48cを幅広に構成することができるため、運転者がステップ上に足を載せ易く、乗降時の安全性も更に向上した。
【0033】
(2)左右のアーム30を機台2前方で連結する剛性の高いタイプレート30a上面によって、略水平位置となった保護カバー本体部48bが支持されるため、保護カバー48単独で乗降用ステップとして使用する場合に比較して、乗降用ステップの強度を高めることができる。
【0034】
なお、上記各実施形態は、次のように変更して実施することも可能である。
○上記実施形態において、保護カバー28、48は乗降口24の左右全幅に設けられているが、必ずしも全幅である必要はなく、乗降口24の左右幅の一部を覆うように設けられてもよい。
【0035】
○上記実施形態において、保護カバー28、48は運転室20の床面20a側に備えられているが、保護カバー28、48の備えられる場所はこれに限られず、例えば運転室の上方部分を覆うヘッドガード25側に備えられてヘッドガード25側からヘッドガードピラー22に沿ってスライド昇降するように構成されてもよい。
【0036】
○上記実施形態において、保護カバー28、48の素材は金属性であるが、前方視野を確保するために例えば透明の強化樹脂材や、金網或は透明のシート材等を採用することも可能である。これらの素材を使用することにより、前方視野確保の観点から保護カバー28、48の上下高さを制限する必要性が小さくなり、運転者保護の観点から比較的高い位置まで乗降口24を閉鎖したり、ひいては乗降口24全体を閉鎖することも考えられる。
【0037】
○上記実施形態において、始動操縦関連機器と保護カバー28、48との連動機構はプッシュプル式のワイヤ40、50により構成されていたが、他に機械的な構成として、リンク等によることも可能である。また、電気的な構成として、例えば始動操縦関連部材側に設けられたスイッチと、保護カバー側に設けられた電動モータとによる組合せも可能である。
【0038】
○上記実施形態において、保護カバー28、48の開閉はシートバー27に連動していたが、これ以外にも始動操縦関連機器としてのサイドブレーキ、デッドマン式シート、シートベルトの係合、駆動用キースイッチ等に連動させることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば固有の操作部材を設けることなく、開閉操作可能な保護カバーを備えたことにより荷役作業中においては、荷役装置からの土砂、水等飛散物の足元への飛散を防ぐとともに、乗降時には、その保護カバーが乗降の障害物となることが全くなく、他の機能をももたせることができ、運転者の保護と乗降の容易性をもったスキッドステアローダにおける保護カバーを提供できる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態におけるスキッドステアローダの全体図。
【図2】第一実施形態のスキッドステアローダにおける要部の部分側面図。
【図3】第二実施形態のスキッドステアローダにおける要部の部分側面図。
【図4】従来技術におけるスキッドステアローダの全体図。
【図5】従来技術における開閉式の保護カバーを備えた産業車両の部分斜視図。
【符号の説明】
1 スキッドステアローダ
2 機台
3 荷役装置
20 運転室
20a 床面
20c、30b、3a、48c 乗降用ステップ
24 乗降口
27 始動操縦関連機器としてのシートバー
28、48 保護カバー
31 ショベル
40、50 連動手段
【発明が属する技術分野】
本発明は、前部乗降型のスキッドステアローダにおける運転者保護用の保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図4に示されるように、スキッドステアローダ1は中央部に運転室20を、下部に駆動輪21を備えた機台2と、機台2両側に備えられたアーム30及びそのアーム30の前部に備えられたショベル等とからなる荷役装置3を備える。
【0003】
運転室20には、その中央部に座席20aが配設され、座席20aを囲んで四本のヘッドガードピラー22が立設され、運転室20の天井はヘッドガード25により左右側面及び後側面はガード部材23によりそれぞれ覆われている。運転室20の前側は運転者の乗降口24として開放されている。
【0004】
上述のように、運転室20の前側、すなわち運転室20と荷役装置3との間は、乗降口24として開放されているため、荷役作業時には運転者の目の前を荷役装置3が動き、初心者や不慣れな運転者が荷役装置3の作動に心理的に圧迫された状況下での荷役作業を強いられる畏れがあった。また、荷役作業の対象物、作業の仕方によっては荷役装置3から土砂、水等の一部が漏れ、運転室20内へ飛散してくる可能性があった。
【0005】
また、例えば図5に示されるように、開放型の運転室60を備えた産業車両において、座席60aの足元前方に固定防護柵61を備え、該固定防護柵61に開閉防護柵62を開閉可能に連結するとともに、開閉防護柵62を押し引き作動可能なプッシュプル式ワイヤ63を介して座席60aの肘掛けの側面に配設した開閉操作レバー64に連結し、開閉操作レバー64の上方操作により開閉防護柵62が開かれ、下方操作により開閉防護柵62が閉じられる構成のものも知られている。
【0006】
上記構成によって、運転者の乗降に際しては、運転者の操作によって乗降口に対する開閉防護柵62の開閉作動は可能で、運転者乗降の際の通路スペースが一部拡がり、乗降に便利となっている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献】
特開平7−90886号公報(第2−3頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、運転席が機台上を旋回し、かつ乗降口が機台側方に配置されていて、運転席の前方から乗降はなされないブルドーザ等にあっては、運転席空間が広く、操作機器を増やしてもスペース的な拘束による影響が小さいため、機台側方の乗降口を拡大することは大きなメリットがあるが、スキッドステアローダにおいて、上述のように開閉式保護カバーを開閉するための専用の開閉操作レバーを設けることは、限られたスペースである運転室内をより狭くし、さらに開閉操作レバーを操作するという手数が増えるため、運転者の作業が煩雑となる可能性があった。
【0008】
前記問題点に鑑みて、本発明の目的の一つ目は、荷役作業中における荷役装置からの土砂、水等飛散物の足元への飛散を防ぐことである。目的の二つ目は、飛散物から足元を守る保護カバーを固有の開閉操作部材を設けることなく開閉操作可能にしたスキッドステアローダの保護カバーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明では、機台中央部に運転室が、機台前部にショベル等の荷役装置が備えられ、運転室の荷役装置側に乗降口が配置されてなるスキッドステアローダの前記運転室の乗降口に保護カバーを配設し、その保護カバーは、連動手段を介して前記運転室内に備えられた始動操縦関連機器の作動と連動して乗降口を開閉することを要旨とする。
【0010】
この発明によると、始動操縦関連機器の作動に連動して前記保護カバーによって乗降口が開閉される。
【0011】
請求項2の発明では、前記保護カバーは、前記運転室の床面に対して上下方向に昇降することを要旨とする。
【0012】
この発明によると、前記保護カバーは、床面に対して略垂直方向に昇降することにより乗降口を開閉する。
【0013】
請求項3の発明では、前記保護カバーは、前記運転室の床面に対して略水平位置及び略垂直位置間を回動することを要旨とする。
【0014】
この発明によると、前記保護カバーは、運転室の床面に対して略垂直位置となることにより保護カバーとして乗降口を閉鎖し、運転室の床面に対して略水平位置となることにより乗降口を開放すると共に該保護カバーが乗降用ステップとして使用される。
【0015】
請求項4の発明では、前記始動操縦関連機器は、シートバーであることを要旨とする。
【0016】
この発明によると、シートバーを運転者保護位置に移動することによって保護カバーが乗降口を閉鎖し、シートバーを待機位置に移動することによって保護カバーが乗降口を開放する。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
以下、本発明をスキッドステアローダに適用した第一実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1に示されるように、スキッドステアローダ1は中央部に運転室20を、下部に駆動輪21を備えた機台2と、機台2の両側に備えられたアーム30及びそのアーム30の前部に備えられたショベル等とからなる荷役装置3を備える。
【0018】
運転室20には、その中央部に座席20aが配設され、座席20aを囲んで立設された四本のヘッドガードピラー22に沿って、運転室20の左右側面及び後側面にはガード部材23が備えられている。運転室20の前側すなわち荷役装置3側は運転者の乗降口24として開放されている。四本のヘッドガードピラー22上端にはヘッドガード25が固定され、運転室20の頭上を覆っている。
【0019】
座席20aの左右及び足元周辺には、荷役装置3等を操縦するための各種操縦関連機器26が備えられている。図中27は、スキッドステアローダを始動させる前に操作する始動操縦関連機器であって、具体的には着席した運転者の飛び出し等を防止する略U字状のシートバーである。シートバー27は、その基端が座席20a背後のガード部材23(ヘッドガード25後部部材、ヘッドガードピラー22であっても良い)に上下方向へ回動可能に軸着27aされている。シートバー27は、運転者が着座していない時は運転席上方(ヘッドガード25側)に跳ね上がった待機位置Aにあり、運転者が着席してシートバー27を運転者の胸元まで下ろすことにより運転者の飛び出し等を防止する保護位置Bとなる。なお図中29は、付勢部材であって、シートバー27が前記待機位置A、保護位置Bを維持するように付勢している。
【0020】
荷役装置3具体的にはショベルが下降位置にある際のショベル3上壁面及び、左右のアーム30を機台2前方で連結するタイプレート30aの上面ならびに運転室20の床面20b前端の各部位には運転室20内への乗降用ステップ3a、30b、20cとしての滑り止めが各々備えられている。図中31は、ガイドプレートで、機台2の前壁2aと間隔をもって並行して機台底板2cと運転室の床面20bとの間に固定されており、前記間隔は、後述する保護カバー28のガイド溝28aを形成する。また、ガイドプレート31の左右端寄りには上下方向の切欠溝31aが形成されている。なお、この切欠溝31aはガイドプレート31の車体中央部位置に1条のみ形成しても良い。
【0021】
前述した保護カバー28は、乗降口24を開閉するためのものであって、四辺形の板状部材(パイプ材等を組み合わせた四辺形の柵部材等であってもよい)より成り、前記ガイド溝28a内に昇降可能に嵌合されている。また、保護カバー28の左右端寄り下部における前記切欠溝31aと対峙する部分には、ブラケット28bが固着されており、このブラケット28bを切欠溝31aに嵌合させ、切欠溝31a底壁に当接させることによって保護カバー28のこれ以上の降下が阻止される。
なお、この保護カバー28の左右幅は、乗降口24の下部側全幅を閉鎖できる幅を有することが望ましく、上下幅は、上昇位置(保護カバーが床面20bより突出した状態)において運転者の視界を妨げず、下降位置(保護カバー28が床面20bより下方にある状態)においてガイド溝28a内に収容されてその頂端が床面20bと面一となる大きさであることが望ましい。
【0022】
次に、保護カバー28とシートバー27の連動手段としてのワイヤ40の配設について図2を参照して説明する。シートバー27の基端には、支軸27aを挟んでワイヤ固定部27bが延在している。ワイヤ固定部27bの先端には、プッシュプル式のワイヤ40の一端が締結されており、他端は、座席20a背後を通り運転室20床下後部から前部へと延在し、ローラ41により方向を垂下方向に転換されて機台2前部のガイドプレート31に沿って下降し、保護カバー28下部に備えられたワイヤ固定用のブラケット28bに締結されている。
【0023】
上述の保護カバー28とシートバー27の連動は次のように行われる。運転者が搭乗せず、シートバー27が座席20a上方の待機位置Aにある状態では、シートバー27のワイヤ固定部27bとワイヤ40との締結点は、支軸27aより下側位置にあり、これに伴いワイヤ40には保護カバー28を引き上げる方向への張力が働かず、保護カバー28は自重により下降位置にあって、保護カバー28の上端面も運転室20の床面20bと面一となっている(図2中実線)。この状態では、保護カバー28は運転者の乗降の妨げになることがなく、運転者は各乗降用ステップ3a、30b、20cを踏んで容易に運転室20内に搭乗できる。
【0024】
運転者が運転室20内に搭乗し、座席20aに着席してシートバー27を運転者の胸元まで下ろすと、シートバー27は保護位置Bへと移動する。これに伴いワイヤ固定部27bとワイヤ40との締結点は、支軸27aより上側位置へと回動し、ワイヤ40に上方への引張力が作用して保護カバー28のブラケット28bをガイドプレート31の切欠溝31aに沿って引き上げ、保護カバー28の上部端が床面20bより突出して乗降口24下部を閉鎖する(図2中想像線)。
【0025】
第一実施形態では、以下の効果が得られる。
(1)保護カバー28が開閉式であって、運転者の乗降の際はカバーが下降し乗降口24を開放するため乗降の妨げにならず、運転時には保護カバー28が上昇し乗降口24を閉鎖して荷役作業時の土砂、水等飛散物の足元への飛散を防ぎ、飛散物から運転者を保護することが可能となる。また、荷役装置3と運転者との間に保護カバー28が備えられることにより、初心者や不慣れな運転者が心理的に圧迫された状態での作業感を抱くことなく落ち着いて運転することができる。
【0026】
(2)シートバー27を運転者保護位置に下降させるという、始動操縦関連行為を行うことによって、自動的に保護カバー28により乗降口24が閉鎖されるため、固有の操作レバー等を備える必要がなく、運転室空間は現状維持できる。また、運転者の作業手数を増加させることなく保護カバー28の開閉を行うことができるため、運転者の心理的負担が増えず作業性が高まる。
【0027】
(第二実施形態)
第一実施形態においては、保護カバーは運転室の床面に対して昇降可能に備えられているが、保護カバーが運転室の床面に対して略水平位置と略垂直位置間を回動可能に備えられる構成とした第二実施形態について、以下、図3を参照して説明する。なお、第一実施形態と同様の構成、及び重複する作用・効果については説明を省略する。また、同じ構成部材については同じ符合により説明する。
【0028】
運転室20の前側における前壁2aには、保護カバー48が、床面20bに対して略垂直位置C及び略水平位置D間を回動自在に軸着49されている。前記保護カバー48は、側面視略L字状をなし、L字状の基端側がワイヤ固定部48aとなり、他端側が保護カバー本体部48bとなっている。保護カバー本体部48bの略水平位置Dにおける上面には、乗降用ステップ48cとしての滑り止めが施されている。保護カバー48が略水平位置Dにある時には、左右のアーム30を機台2前方で連結するタイプレート30aの上面により、保護カバー本体部48bが支持されるようになっている。
【0029】
次に、保護カバー48とシートバー27の連動手段としてのワイヤ50の配設について説明する。シートバー27の基端に設けられたワイヤ固定部27bには、プッシュプル式のワイヤ50の一端が締結されており、他端は、運転室20の床下後部から前部へと延在し、保護カバー48のワイヤ固定部48a側に締結されている。図中51は、保護カバー48の略垂直位置C、略水平位置D状態を維持させるための付勢部材である。
【0030】
上述の保護カバー48とシートバー27との連動は次のように行われる。運転者が搭乗せず、シートバー27が座席20a上方の待機位置Aにある状態では、第一実施形態同様、ワイヤ50には保護カバー48を略垂直位置側へ起立させる方向の引張力が作用せず、保護カバー本体部48bはタイプレート30a上に載置された略水平位置にある(図3中実線)。この状態では、運転者は各乗降用ステップ3a、30b及び保護カバー48裏面の乗降用ステップ48cを踏んで容易に運転室20内に搭乗できる。
【0031】
運転者が運転室20内に搭乗し、座席20aに着席してシートバー27を運転者の胸元まで下ろすと、シートバー27は運転者の飛び出し等を防止する保護位置Bへと移動する。これに伴いワイヤ固定部27bが回動し、ワイヤ50が引き上げられ、保護カバー48のワイヤ固定部48aを引き寄せ、保護カバー48が回動して保護カバー本体部48bが略垂直位置Cに移動し、乗降口24下部を閉鎖する(図3中想像線)。
【0032】
第二実施形態では、第一実施形態の効果に加え以下の効果が得られる。
(1)従来のタイプレート30a上面を使用した乗降用ステップ30bに比較して、乗降用ステップ48cを幅広に構成することができるため、運転者がステップ上に足を載せ易く、乗降時の安全性も更に向上した。
【0033】
(2)左右のアーム30を機台2前方で連結する剛性の高いタイプレート30a上面によって、略水平位置となった保護カバー本体部48bが支持されるため、保護カバー48単独で乗降用ステップとして使用する場合に比較して、乗降用ステップの強度を高めることができる。
【0034】
なお、上記各実施形態は、次のように変更して実施することも可能である。
○上記実施形態において、保護カバー28、48は乗降口24の左右全幅に設けられているが、必ずしも全幅である必要はなく、乗降口24の左右幅の一部を覆うように設けられてもよい。
【0035】
○上記実施形態において、保護カバー28、48は運転室20の床面20a側に備えられているが、保護カバー28、48の備えられる場所はこれに限られず、例えば運転室の上方部分を覆うヘッドガード25側に備えられてヘッドガード25側からヘッドガードピラー22に沿ってスライド昇降するように構成されてもよい。
【0036】
○上記実施形態において、保護カバー28、48の素材は金属性であるが、前方視野を確保するために例えば透明の強化樹脂材や、金網或は透明のシート材等を採用することも可能である。これらの素材を使用することにより、前方視野確保の観点から保護カバー28、48の上下高さを制限する必要性が小さくなり、運転者保護の観点から比較的高い位置まで乗降口24を閉鎖したり、ひいては乗降口24全体を閉鎖することも考えられる。
【0037】
○上記実施形態において、始動操縦関連機器と保護カバー28、48との連動機構はプッシュプル式のワイヤ40、50により構成されていたが、他に機械的な構成として、リンク等によることも可能である。また、電気的な構成として、例えば始動操縦関連部材側に設けられたスイッチと、保護カバー側に設けられた電動モータとによる組合せも可能である。
【0038】
○上記実施形態において、保護カバー28、48の開閉はシートバー27に連動していたが、これ以外にも始動操縦関連機器としてのサイドブレーキ、デッドマン式シート、シートベルトの係合、駆動用キースイッチ等に連動させることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば固有の操作部材を設けることなく、開閉操作可能な保護カバーを備えたことにより荷役作業中においては、荷役装置からの土砂、水等飛散物の足元への飛散を防ぐとともに、乗降時には、その保護カバーが乗降の障害物となることが全くなく、他の機能をももたせることができ、運転者の保護と乗降の容易性をもったスキッドステアローダにおける保護カバーを提供できる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態におけるスキッドステアローダの全体図。
【図2】第一実施形態のスキッドステアローダにおける要部の部分側面図。
【図3】第二実施形態のスキッドステアローダにおける要部の部分側面図。
【図4】従来技術におけるスキッドステアローダの全体図。
【図5】従来技術における開閉式の保護カバーを備えた産業車両の部分斜視図。
【符号の説明】
1 スキッドステアローダ
2 機台
3 荷役装置
20 運転室
20a 床面
20c、30b、3a、48c 乗降用ステップ
24 乗降口
27 始動操縦関連機器としてのシートバー
28、48 保護カバー
31 ショベル
40、50 連動手段
Claims (4)
- 機台中央部に運転室が、機台前部にショベル等の荷役装置が備えられ、運転室の荷役装置側に乗降口が配置されてなるスキッドステアローダの前記運転室の乗降口に保護カバーを配設し、その保護カバーは、連動手段を介して前記運転室内に備えられた始動操縦関連機器の作動と連動して乗降口を開閉することを特徴とするスキッドステアローダにおける保護カバー。
- 前記保護カバーは、前記運転室の床面に対して上下方向に昇降することを特徴とする請求項1に記載のスキッドステアローダにおける保護カバー。
- 前記保護カバーは、前記運転室の床面に対して略水平位置及び略垂直位置間を回動することを特徴とする請求項1記載のスキッドステアローダにおける保護カバー。
- 前記始動操縦関連機器は、シートバーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のスキッドステアローダにおける保護カバー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003000852A JP2004211446A (ja) | 2003-01-07 | 2003-01-07 | スキッドステアローダにおける保護カバー |
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JP2004211446A true JP2004211446A (ja) | 2004-07-29 |
Family
ID=32819023
Family Applications (1)
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JP2003000852A Pending JP2004211446A (ja) | 2003-01-07 | 2003-01-07 | スキッドステアローダにおける保護カバー |
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016030945A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
JP2016070003A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社クボタ | 作業機 |
CN106514594A (zh) * | 2016-12-26 | 2017-03-22 | 郑州游爱网络技术有限公司 | 一种带有防护装置的墙绘用升降座椅 |
-
2003
- 2003-01-07 JP JP2003000852A patent/JP2004211446A/ja active Pending
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JP2016070003A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社クボタ | 作業機 |
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