JP5841504B2 - 旋回作業機 - Google Patents
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Description
本発明は、乗降ステップ取付用凹部の底面を水平面に形成し、この水平状底面の周囲から立ち上がり面を形成することにより、乗降ステップ部材の脱落を防止でき、凹部の加工も容易にできるようにした旋回作業機を提供することを目的とする。
第1に、走行装置2に支持された旋回台3上に運転席5を配置し、この運転席5の前下部にフロアステップ23を設け、このフロアステップ23の乗降側であって旋回台3の外側部に旋回台側カバー33を設け、この旋回台側カバー33の上壁33aに乗降ステップ用凹部35を形成しかつその凹部35に乗降ステップ部材34Aを設けた旋回作業機であって、
前記凹部35の底面35Aを水平面に形成し、底面35Aの周囲から立ち上がり傾斜面35Bを介して旋回台側カバー33の上面に接続しており、
前記乗降ステップ部材34Aは、前記底面35A上に載置される下壁と、この下壁の左右方向内側縁から該下壁に直交する上方に向けて立ち上がる縦壁と、この縦壁の上端から左右方向内方で且つ前記立ち上がり傾斜面35Bの上部に向けて延出された延出壁とを有することを特徴とする。
前記開閉ドア7Eは、閉鎖時において、前記延出壁とオーバラップし且つ前記縦壁の左右方向外側縁より左右方向内方に位置しており、
前記乗降ステップ部材34Aの前記延出壁から左右方向の外側縁34bまでは、凹凸のある滑り止め面34Abとされていることを特徴とする。
即ち、請求項1に係る発明は、凹部35の底面35Aを水平面に形成し、底面35Aの周囲から立ち上がり傾斜面35Bを介して旋回台側カバー33の上面に接続しているので、乗降ステップ部材34Aには垂直な負荷はかかっても斜め方向の負荷はかかり難く、乗降ステップ部材34Aの脱落を防止でき、凹部35の加工も容易にできる。
請求項3に係る発明は、開閉ドア7Eの下部外面と凹部35の立ち上がり傾斜面35Bの上縁及び乗降ステップ部材34Aの内側縁34aとを略直線状に形成し、旋回台側カバー33の外側面及び乗降ステップ部材34Aの外側縁34bを外方突出の円弧形状に形成しているので、凹部35の加工が容易にできる。
図1〜5において、旋回作業機1として後方小旋回型バックホーを例示しており、このバックホー1はクローラ式の走行装置2上に縦軸廻り旋回可能な旋回台3を支持し、旋回台3の前部にバケット式の掘削装置4を有し、旋回台3上に運転席5を有する操縦部6を包囲したキャビン7を搭載している。
前記席台21の左右上部には、掘削装置4のブームシリンダ及びバケットシリンダ、旋回台3用の旋回モータ等を操縦するレバー操縦装置22R、22Lが運転席5を挟んで左右に振り分け配置されている。
車両補器12の内側方を覆う補器側カバー15Aは、キャビン7の右側壁を形成しており、この補器側カバー15Aと操作機器27としてのエアーダクト25との間には、エンジン11を制御する電子機器であるエンジンコントロールユニット(ECU)30が配置されている。
このエンジンコントロールユニット30はそれのみでエンジン11を制御するもの、または、エンジンカバー13内にエンジン11を主制御する主エンジンコントロールユニットが設けられていて、その主エンジンコントロールユニットに接続されてエンジン11を補助制御するものである。
エンジンコントロールユニット30は、操縦部6の右側方で車両補器12を覆う補器カバー15の補器側カバー15Aと、エアーダクト25及びメータパネル26を有する操作機器27との間に支持部材29によって配置支持されている。
前記エンジンコントロールユニット30は、箱形状のケースカバー30A内に電子機器本体であるユニット本体30Bを取り付けており、ケースカバー30Aを外側ブラケット29Cの上部でボルトを介して吊り持ち、側面でもボルト固定している。
このハーネスガイド部材32は図6〜10、17、18に示すように、平面視L字状で、中途部分に支柱29Aに嵌合する嵌合部32Cと、この嵌合部32Cの左側方に位置する第1挿通口32Aaと、嵌合部32Cの前側方に位置する第2挿通口32Abとを有し、エンジンコントロールユニット30とエンジン11または主エンジンコントロールユニットに接続されるハーネス31を挿通し旋回台3内に案内している。
従って、ハーネスガイド部材32は外側ブラケット29Cの下部に装着され、複数本のハーネス31を前後・左右に分離して案内し、足置き面32Bを設けることにより、運転者の足がハーネス31にかかるのを防止している。
フロアステップ23は左右に長い平板をプレス打ち抜き加工及び絞り加工したものであり、左右方向に長い上向き突出状の膨出部38を前後に複数本(2本)形成し、このフロアステップ23の左右一側(右側)でかつ後膨出部38Bの端部前方にエンジンコントロールユニット(電子機器)30用のハーネス31を挿通する開口部40を設け、この開口部40より左右方向中途部側に後膨出部38Bと前膨出部38Aとを繋ぐ連結膨出部38Cを形成している。
前膨出部38Aは連結膨出部38Cとの繋ぎ側端部が、その他の部分に比べて前後方向広幅に形成され、前膨出部38Aの右端部38Aaが開口部40の前方まで回り込めるようになっている。
フロアステップ23上にはフロアマット39が敷設される。このフロアマット39はフロアステップ23の周囲だけではなく前後膨出部38A、38B間にも入るリブを下面に形成しており、フロアステップ23の上面の全面に載置される。
乗降ステップ34はキャビン7の下枠7D及び開閉ドア7Eの下部とオーバラップする位置に配置され、左側の旋回台側カバー33の上面に底面35Aが水平状の凹部35が形成され、この凹部35に乗降ステップ部材34Aが設けられており、乗降ステップ部材34Aの外側縁34bは左旋回台側カバー33の側面と平行な円弧形状であり、内側縁34aはキャビン7の開閉ドア7Eの下部外面より内側に位置していて略平行な直線形状になっている。
この凹部35は、底面35Aが水平でかつ上壁33aの上面と平行に形成され、底面35Aの周囲から斜め上向きに立ち上がった立ち上がり傾斜面35Bが形成され、この立ち上がり傾斜面35Bの上縁が上壁33aの上面と接続されている。
乗降ステップ部材34Aは樹脂又はゴム等で形成されていて、凹部35に挿入して、ボルト等の締結部材で左旋回台側カバー33に取り付けられる。
乗降ステップ部材34Aの外側縁34bは、旋回台側カバー33の外側面及び凹部35の外側縁と平行な外方突出状の円弧形状に形成されている。
例えば、乗降ステップ34はキャビン7の代わりに4柱式キャノピを搭載している旋回作業機にも適用できる。
2 走行装置
3 旋回台
3A 旋回フレーム
4 掘削装置
5 運転席
6 操縦部
7 キャビン
7E 開閉ドア
11 エンジン
12 車両補器
15A 補器側カバー
20 エアコン装置
21 席台
22R 右レバー操縦装置
23 フロアステップ
25 エアーダクト
26 メータパネル
27 操作機器
29 支持部材
30 エンジンコントロールユニット(電子機器)
31 ハーネス
32 ハーネスガイド部材
33 旋回台側カバー
33a 上壁
33b 側壁
34 乗降ステップ
34A 乗降ステップ部材
34a 内側縁
34b 外側縁
35 凹部
35A 底面
35B 立ち上がり傾斜面
Claims (3)
- 走行装置(2)に支持された旋回台(3)上に運転席(5)を配置し、この運転席(5)の前下部にフロアステップ(23)を設け、このフロアステップ(23)の乗降側であって旋回台(3)の外側部に旋回台側カバー(33)を設け、この旋回台側カバー(33)の上壁(33a)に乗降ステップ用凹部(35)を形成しかつその凹部(35)に乗降ステップ部材(34A)を設けた旋回作業機であって、
前記凹部(35)の底面(35A)を水平面に形成し、底面(35A)の周囲から立ち上がり傾斜面(35B)を介して旋回台側カバー(33)の上面に接続しており、
前記乗降ステップ部材(34A)は、前記底面(35A)上に載置される下壁と、この下壁の左右方向内側縁から該下壁に直交する上方に向けて立ち上がる縦壁と、この縦壁の上端から左右方向内方で且つ前記立ち上がり傾斜面35Bの上部に向けて延出された延出壁とを有することを特徴とする旋回作業機。 - 前記旋回台(3)上に運転席(5)を包囲するキャビン(7)を搭載し、このキャビン(7)の側部に旋回台側カバー(33)とオーバラップする位置に開閉ドア(7E)を配置しており、
前記開閉ドア(7E)は、閉鎖時において、前記延出壁とオーバラップし且つ前記縦壁の左右方向外側縁より左右方向内方に位置しており、
前記乗降ステップ部材(34A)の前記延出壁から左右方向の外側縁(34b)までは、凹凸のある滑り止め面(34Ab)とされていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。 - 前記立ち上がり傾斜面(35B)は、前記底面(35A)の左右方向内側縁から左右方向内方にいくに従って上方に移行する傾斜方向に立ち上がって旋回台側カバー(33)の上面に接続された側部部位を有し、前記底面(35A)の左右方向内側縁に前記縦壁が位置しており、前記側部部位の上部に前記延出壁の左右方向の内端部位が位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回作業機。
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2012174123A Active JP5841504B2 (ja) | 2012-08-06 | 2012-08-06 | 旋回作業機 |
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