JP2016070003A - 作業機 - Google Patents

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【課題】ブームと連結パイプとの接合部分での応力集中を抑制する。【解決手段】機体と、機体に搭載された運転席と、運転席の右側及び左側に配備され且つ上下揺動可能なブームと、ブームの前部であるブーム前部と、ブーム前部同士を連結する連結パイプとを備え、連結パイプは、第1壁と、第1壁の前方に設けられた第2壁と、第1壁の一端と第2壁の一端とを連結する第3壁とを有し、第1壁は、第2壁に向かって湾曲状に形成され、第2壁は、前方に向かって湾曲状に形成され、第1壁及び第2壁は、第3壁から離れるにしたがって接近している。【選択図】図9

Description

本発明は、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ等の作業機に関するものである。
従来、作業機として特許文献1に記載された作業機がある。この作業機は、機体と、機体に搭載された運転席と、運転席の右側及び左側に配備され且つ上下揺動可能なブームと、ブームの前部であるブーム前部と、ブーム前部同士を連結する連結パイプとを備えている。連結パイプは断面台形状に形成されている。
また、ブームの先端部には枢支軸が設けられ、この枢支軸に装着部が回転自在に支持されている。装着部にはバケット等の作業具が着脱自在に装着される。また、各ブーム前部には装着部を回転させる油圧シリンダである作業具シリンダが設けられている。
特開2010−59684号公報
従来の作業機にあっては、ブームと連結パイプとの接合部分に応力集中がしやすく応力緩和のために補強リブを設けているが、この補強リブが重量アップの要因となっている。
また、作業具シリンダに油圧ホースを配置する場合、油圧ホースを連結パイプの中央で分岐させて作業具シリンダに配置している作業機がある。この作業機にあっては、連結パイプ上に沿わす油圧ホースが嵩張り、この連結パイプ上に沿わされた油圧ホースを覆うカバーが大きくなり、前方視界が低下する虞がある。
そこで、本発明は、上記したような問題点を解決すべくなされたものであって、ブームと連結パイプとの接合部分での応力集中を抑制することができる作業機を提供することを目的とする。また、連結パイプ上に沿わす油圧ホースの嵩張りを抑えることができる作業機を提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
請求項1に係る発明では、機体と、前記機体に搭載された運転席と、前記運転席の右側及び左側に配備され且つ上下揺動可能なブームと、前記ブームの前部であるブーム前部と、前記ブーム前部同士を連結する連結パイプと、を備え、前記連結パイプは、第1壁と、前記第1壁の前方に設けられた第2壁と、前記第1壁の一端と第2壁の一端とを連結する第3壁とを有し、前記第1壁は、前記第2壁に向かって湾曲状に形成され、前記第2壁は、前方に向かって湾曲状に形成され、前記第1壁及び第2壁は、第3壁から離れるにしたがって接近している。
請求項2に係る発明では、前記機体の右側及び左側に設けられた走行装置を備え、前記ブーム前部は、嵌込み凹部を有し、前記連結パイプは前記嵌込み凹部に嵌めこまれ、前記第1壁は、前記走行装置の前輪に対応している。
請求項3に係る発明では、機体と、前記機体に搭載された運転席と、前記運転席の右側及び左側に配備され且つ上下揺動可能なブームと、前記ブームの前部であるブーム前部と、前記ブーム前部同士を連結する連結パイプと、を備え、前記ブーム前部側に揺動可能に枢支される作業具と、右側及び左側のブームに設けられ且つ前記作業具を作動させる油圧アクチュエータと、右側又は左側のブームの後部から前部に延びる油圧ホースと、を備え、前記油圧ホースは、右側又は左側のブームの前部側で分岐されて前記油圧アクチュエータへ接続されている。
請求項4に係る発明では、前記連結パイプに固定される一対のブラケットと、前記一対のブラケットにボルトによって着脱自在に取り付けられた乗降ステップと、を備え、前記各ブラケットは規制凹部を有し、前記乗降ステップは前記規制凹部に嵌り込んで当該乗降ステップが前記ボルト回りに回るのを規制する規制部を有する。
請求項5に係る発明では、前記連結パイプに沿って延びる油圧ホースを覆うホースカバーを備え、前記ホースカバーは、前記連結パイプ上であって、前記乗降ステップの後方に並ぶ位置に固定されている。
本発明によれば、ブーム前部同士を連結する連結パイプを、第1壁と、第1壁の前方に設けられた第2壁と、第1壁の一端と第2壁の一端とを連結する第3壁とを有し、第1壁は第2壁に向かって湾曲状に形成され、第2壁は前方に湾曲状に形成され、第1壁及び第2壁は、第3壁から離れるにしたがって接近する形状とすることにより、ブームと連結パイプとの接合部分に応力集中を抑制することができる。
また、作業具を作動させる油圧アクチュエータに作動油を流す油圧ホースを、右側又は左側のブームの前部側で分岐して各油圧アクチュエータへ接続することにより、連結パイプ上に沿わす油圧ホースの嵩張りを抑えることができる。
機体を斜め前方から見た斜視図である。 機体を斜め後方から見た斜視図である。 リフトリンク及びブームシリンダの配置部分を前から見た斜視図である。 ブームの分解斜視図である。 リフトリンク及びブームシリンダの上部の取付部分の背面からみた斜視図である。 ブーム、リフトリンク及びブームシリンダの背面図である。 リフトリンク配置部分の側面図である。 図7のA−A線矢視断面図である。 作業装置前部の斜視図である。 乗降ステップ及びホースカバーの分解斜視図である。 乗降ステップ及びホースカバーの配置部分の側面断面図である。 右側のブームの前部の側面図である。 装着体の取付部分の背面図である。 装着体の取付部分の背面斜視図である。 ブームを最も上昇させたときのブーム前部の下部の側面図である。 作業機の側面図である。 作業機の平面図である。 作業機の正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図16は本発明に係る作業機1の側面図である。図17は作業機1の平面図である。図18は作業機1の正面図である。
図16〜18では、作業機1の一例としてスキッドステアローダを示している。但し、本発明に係る作業機1はスキッドステアローダに限定されず、例えば、コンパクトトラックローダ等の他の種類の作業機であってもよい。
作業機1は、機体2と、キャビン3と、作業装置4と、走行装置5とを備えている。
キャビン3は、機体2に搭載され、作業装置4は機体2に装着されている。走行装置5は、機体2の右外側と左外側にそれぞれ設けられている。
機体2内の後部には、原動機6が搭載されている。原動機6は、エンジン、モータ等である。実施形態では、エンジンを採用している。キャビン3内の後部には、運転席8が設けられている。
尚、本発明の全ての実施形態において、作業機1の運転席8に着座した運転者の前側(図16の左側)を前方、運転者の後側(図16の右側)を後方、運転者の左側(図16の手前側)を左方、運転者の右側(図16の奥側)を右方として説明する。前後に直交する方向である水平方向Kを機体幅方向として説明する。
図18に示すように、機体2の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を機体外方として説明する。言い換えれば、機体外方とは、機体幅方向Kであって機体2から離れる方向のことである。機体外方とは反対の方向を、機体内方として説明する。言い換えれば、機体内方とは、機体幅方向Kであって機体2に近づく方向のことである。
作業装置4は、ブーム10と、作業具11と、リフトリンク12と、制御リンク13と、ブームシリンダ14と、バケットシリンダ15とを有している。
ブーム10は、キャビン3の右側及び左側に上下揺動自在に設けられている。作業具11は、例えば、バケットであって、当該バケット11は、ブーム10の先端部(前端部)に上下揺動自在に設けられている。リフトリンク12及び制御リンク13は、ブーム10が上下揺動自在となるように、ブーム10の基部(後部)を支持している。ブームシリンダ14は、伸縮することによりブーム10を昇降させる。バケットシリンダ15は、伸縮することによりバケット11を揺動させる。
左側及び右側の各ブーム10の前部同士は、異形の連結パイプ7(前連結パイプ)で連結されている。各ブーム10の基部(後部)同士は、円形の連結パイプ9(後連結パイプ)で連結されている。
リフトリンク12、制御リンク13及びブームシリンダ14は、左側と右側の各ブーム10に対応して機体2の左側と右側にそれぞれ設けられている。
リフトリンク12は、各ブーム10の基部の後部に、縦向きに設けられている。このリフトリンク12の上部(一端側)は、各ブーム10の基部の後部寄りに枢支軸16(第1枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。また、リフトリンク12の下部(他端側)は、機体2の後部寄りに枢支軸17(第2枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第2枢支軸17は、第1枢支軸16の下方に設けられている。
ブームシリンダ14の上部(一端側)は、枢支軸18(第3枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第3枢支軸18は、各ブーム10の基部であって、第1枢支軸16の前方に設けられている。ブームシリンダ14の下部(他端側)は、枢支軸19(第4枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第4枢支軸19は、機体2の後部の下部寄りであって第3枢支軸18の下方に設けられている。
制御リンク13は、リフトリンク12の前方に設けられている。この制御リンク13の一端は、枢支軸20(第5枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第5枢支軸20は、機体2に設けられている。制御リンク13の他端は、枢支軸21(第6枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第6枢支軸21は、ブーム2であって、第2枢支軸17の前方で且つ第2枢支軸17の上方に設けられている。
ブームシリンダ14を伸縮することにより、リフトリンク12及び制御リンク13によって各ブーム10の基部が支持されながら、各ブーム10の先端部が昇降するように、各ブーム10が第1枢支軸16回りに上下揺動する。制御リンク13は、各ブーム10の上下揺動に伴って第5枢支軸20回りに上下揺動する。リフトリンク12は、制御リンク13の上下揺動に伴って第2枢支軸17回りに前後揺動する。
図16、図17に示すように、バケット11は、各ブーム10の前部(先端部)に枢支された装着装置201に着脱可能である。この装着装置201は、装着体23と、ロック機構202と、ロックシリンダ203とを有する。各ブーム10の前部に枢支ピン24が設けられ、枢支ピン24に装着体23が横軸回りに揺動自在に枢支されている。右側の装着体23と左側の装着体23とは連結部材204によって連結されている。ロック機構202は、装着体23からバケット11が離脱するのを阻止する機構である。
ロックシリンダ203は、ロック機構202のロック操作及びロック解除操作を行うである。このロックシリンダ203は、複動型油圧シリンダで構成されている。
装着装置201にはバケット11の代わりに別の作業具が装着可能とされている。別の作業具としては、例えば、油圧圧砕機、油圧ブレーカ、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノウブロア等のアタッチメント(予備アタッチメント)である。
バケットシリンダ15は、各ブーム10の前部寄りにそれぞれ配置されている。このバケットシリンダ15の上部は、各ブーム10に第1バケットシリンダピン26を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。バケットシリンダ15の下部は、装着体23に第2バケットシリンダピン27を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。このバケットシリンダ15を伸縮することで、バケット11が揺動される。
左側及び右側の各走行装置5は、本実施形態では前輪5F及び後輪5Rを有する車輪型の走行装置が採用されている。尚、走行装置5としてクローラ型(セミクローラ型を含む)の走行装置を採用してもよい。
図1、図2に示すように、機体2は、メインフレーム205と、支持フレーム206と、連結フレーム232とを有する。
メインフレーム205は、右側枠部208と、左側枠部209と、前枠部210と、底枠部211とを有する。右側枠部208は機体2の右部を構成する。左側枠部209は機体2の左部を構成する。前枠部210は機体2の前部を構成する。底枠部211は機体2の底部を構成する。右側枠部208及び左側枠部209は、それぞれ、側部部材212と、上板材213と、カバー214とを有する。
各支持フレーム206は、一対の支持壁229a、229bと、後壁230とを有する。一方の支持壁229aは、他方の支持壁229bに対して、水平方向Kに離れている。支持壁229aと支持壁229bとは対向している。
一対の支持壁229a、229bのうち、一方の支持壁229a(内側の支持壁229aともいう)は、上板材213に固定されている。他方の支持壁229b(外側の支持壁229bともいう)は、支持壁229aの機体の外方に位置する。
後壁230は、支持壁229aの後端と支持壁229aの後端とを連結する。一対の支持壁229a、229bの間には後輪5Rの後上方を覆うフェンダ231が設けられている。連結フレーム232は、支持フレーム206の間に配置され、支持フレーム206同士を連結する。
図3に示すように、右側のリフトリンク12の下部は、右側の支持フレーム206の支持壁229aと支持壁229bとの間に挿入されている。これと同じように、左側のリフトリンク12の下部は、左側の支持フレーム206の支持壁229aと支持壁229bとの間に挿入されている。すなわち、支持フレーム206の一対の支持壁229a、229bは、一方がリフトリンク12の下部の一側方に位置しており、他方がリフトリンク12の下部の他側方に位置している。
リフトリンク12の下部を枢支する第2枢支軸17は、一対の支持壁229a、229b間にわたって設けられている。
図3に示すように、右側のブームシリンダ14の下部は、右側の支持フレーム206の支持壁229aと支持壁229bとの間に挿入されている。これと同じように、左側のブームシリンダ14の下部は、左側の支持フレーム206の支持壁229aと支持壁229bとの間に挿入されている。すなわち、支持フレーム206の一対の支持壁229a、229bは、一方がブームシリンダ14の下部の一側方に位置しており、他方がブームシリンダ14の下部の他側方に位置している。ブームシリンダ14を枢支する第4枢支軸19は、一対の支持壁229a、229b間にわたって設けられている。
図4を参照してブーム10の構造を説明する。図4は右側のブーム10を示している。右側のブーム10は左側のブーム10と主要部が同じ構成である。
図4に示すように、ブーム10は、ブーム基部600と、ブーム前部601と、ブーム中間部602とを有する。ブーム基部600は、ブームの後部を構成し、機体2の後部に対応する位置に設けられる。ブーム前部601はブームの前部を構成し、機体2の前部側に位置する。ブーム中間部602は、ブーム基部600とブーム前部601の間を構成し、ブーム基部600とブーム前部601とを連結する。
ブーム基部600は、内側壁603と、外側壁604と、上連結壁605と、下連結壁606とを有する。内側壁603と外側壁604は、機体幅方向Kで対向する。外側壁604は、内側壁603の機体外方に位置する。
内側壁603の下部には、下方に突出する延長部607が設けられている。この延長部607の下部に制御リンク13の後部が第6枢支軸21によって枢支される。上連結壁605は、内側壁603と外側壁604の上部同士を連結する。下連結壁606は、内側壁603と外側壁604の下部同士を連結する。
上連結壁605の後端と下連結壁606の後端との間によって、油圧ホースをブーム10内に挿入するホース入口608が形成されている。
ブーム前部601は、内壁609と、外壁610と、前連結壁611と、後連結壁612とを有する。内壁609と外壁610は、機体幅方向Kで対向する。外壁610は、内壁609の機体外方に位置する。
内壁609と外壁610は、それぞれ第1部位613と、第2部位614とを有する。第2部位614は、第1部位613の前部から下方に延出されている。
内壁609の長手方向の中途部は、側面視で屈曲している。外壁610の長手方向の中途部は、側面視で屈曲している。内壁609の第1部位613には、通し穴615を形成する環状の縁部が形成されている。
内壁609と外壁610の第2部位614には、それぞれ嵌込み凹部616が形成されている。この嵌込み凹部616には、前連結パイプ7が嵌め込まれる。
前連結壁611は、内壁609と外壁610の第2部位614の前部同士を連結する。
後連結壁612は、第1部材612aと第2部材612bとを有している。第1部材612aは、嵌込み凹部616の後方に位置する。第2部材612bは嵌込み凹部616の前方に位置する。第1部材612aと第2部材612bは、内壁609と外壁610の第2部位614の後部同士を連結する。
ブーム中間部602は、前端及び後端が筒状に形成されている。ブーム中間部602の後部は、ブーム基部600の内側壁603と外側壁604の間に挿入されて固定されている。ブーム中間部602の前部は、ブーム前部601の内壁609と外壁610の間に挿入されて固定されている。
ブーム中間部602の内側の壁部602aの前部には、通し穴615に連通するホース出口617が形成されている。
ブーム前部601の下端(ブーム10の先端部)には、内壁609と外壁610との間、即ち、前連結壁611と後連結壁612との間には、ボス部618(先端ボスという)が設けられている。この先端ボス618には、装着体23を枢支する枢支ピン24が固定される。枢支ピン24は、先端ボス618から機体内方に向けて突出している。
図5に示すように、リフトリンク12は板材で構成されている。リフトリンク12の上部が、ブーム基部600の後部であって、内側壁603と外側壁604の間に挿入されている。内側壁603と外側壁604とリフトリンク12とには、第1枢支軸が挿入されている。この第1枢支軸によって、内側壁603、外側壁604及びリフトリンク12が枢支されている。
図5に示すように、ブーム基部600の前部であって、内側壁603と外側壁604の間に、ブームシリンダ14の上部が挿入される。内側壁603の前部には支持ボス619が設けられている。この支持ボス619と外側壁604との間にブームシリンダ14の上端の枢支部620が配置されている。
支持ボス、外側壁604及びブームシリンダ14の枢支部620には、第3枢支軸18が挿通されている。これによって、ブームシリンダ14の枢支部620がブーム基部600に枢支されている。
ところで、作業機1にあっては、キャビン3の幅(運転席8の周囲の空間)を広く採るためにブーム10間の間隔はできるだけ広くする必要がある。また、機体2を旋回した際に、支持フレーム206(後壁230と支持壁229bとのコーナ部)が旋回半径の制約となる。右側の支持壁229bと左側の支持壁229bとの間(リフトリンク12の下部の外側面間の間隔)を狭くすることによって、旋回半径を小さくすることができる。
従来のリフトリンクは、内側板と外側板とを有している。内側板と外側板との間にブーム基部600の後部を挿入している。従来では、ブーム10間の間隔を広く採りながら、右側のリフトリンクの外側面と左側のリフトリンクの外側面との間隔を狭くするために、リフトリンクの上部の幅(内側板と外側板との間隔)よりも下部の幅を狭くしている。即ち、左側のリフトリンクの上部と右側のリフトリンクの上部との間隔に対し、左側のリフトリンクの下部と右側のリフトリンクの下部との間隔を狭くしている。そうすると、リフトリンクの両端にかかる負荷位置のずれが生じ、リフトリンクの曲げ剛性、ねじれ剛性を上げる必要が生じる。その結果、リフトリンクの重量の増加を招いてしまう。
これに対し、本実施形態の作業装置1では、図5、図6に示すように、リフトリンク12の上部は、ブーム基部600であって内側壁603と外側壁604との間に挿入されている。そのため、背面からみて、ブーム10、リフトリンク12、ブームシリンダ14を略一直線上に並べることが可能となる。その結果、リフトリンク12両端にかかる負荷位置のずれを生じるのを防止できる。また、ブーム10間の間隔を広く採りながら、リフトリンク12の下部の外面間の間隔を狭くすることもできる。さらに、リフトリンク12の両端にかかる負荷位置のずれを防止できるので、リフトリンク12とブーム基部600との枢支部分及びリフトリンク12と支持フレーム206との枢支部分の構造を簡素化でき、軽量化につながる。
図7に示すように、リフトリンク12は、長手方向中央部が側面視で前方に向けて突出する湾曲状に形成されている。また、リフトリンク12は、ブーム10を上下に揺動させる際に、第2枢支軸17を中心に揺動する。これによって、リフトリンク12をブームシリンダ14から後方に離してブームシリンダ14との干渉防止を確保しながらリフトリンク12と支持フレーム206の後壁206a上端との干渉防止も確保することができる。また、運転席8からみたリフトリンク12の後方側の視界が広がる(運転席8からみて、斜め後方の視野が広がる)。
図5、図8に示すように、リフトリンク12は、上下方向に延びる主壁部12Aと、主壁部12Aから突出する突出部12Bとを有している。突出部12Bは、主壁部12Aの後部から右方及び左方に突出する。突出部12Bは、主壁部12Aの上端から下端に亘って形成されている。主壁部12A及び突出部12Bによって、水平方向の断面形状は略T字形状に形成されている。これにより、リフトリンク12のネジリ剛性を確保している。
図9に示すように、ブーム前部601の間には、バケットシリンダ15に作動油を供給するバケット用油圧ホース621、622が設けられている。このバケット用油圧ホース621、622は、ボトム用ホース621と、ロッド用ホース622とがある。ロッド用ホース621は、バケットシリンダ15のロッド側に作動油を供給するホースである。ボトム用ホース622はバケットシリンダ15のボトム側に作動油を供給するホースである。
ロッド用ホース621は、第1ホース623と、第2ホース624と、第3ホース625とを有する。ボトム用ホース622は、第4ホース626と、第5ホース627とを有する。
第1ホース623と第4ホース626は、右側のブーム基部600のホース入口608から挿入されて右側のブーム10に内装され且つホース出口617及び通し穴615を通して外部に引き出されている。また、ブーム前部601の間であって、右寄りには、第1分岐部材628と、第2分岐部材629とが設けられている。第1分岐部材628は、第1接続部630と、第2接続部631と、第3接続部632とを有する。
第1接続部630に第1ホース623が接続され、第2接続部631に第2ホース624が接続され、第3接続部632に第3ホース625が接続されている。第2ホース624は、右側のバケットシリンダ15のロッド側に接続されている。第3ホース625は、左側のバケットシリンダ15のロッド側に接続されている。
第2分岐部材629は、第4接続部633と、第5接続部634と、第6接続部635とを有する。第4接続部633に第4ホース626が接続され、第5接続部634に第5ホース627が接続され、第6接続部635は、右側のバケットシリンダ15のボトム側に接続されている。第5ホース627は左側のバケットシリンダ15のボトム側に接続されている。第3ホース625及び第5ホース627は、前連結パイプ7上に沿わせて配置されている。
なお、第1ホース623及び第4ホース626は、左側のブーム10に内装してもよい。この場合は、第1分岐部材628及び第2分岐部材629は、ブーム前部601の間の左側のブーム10寄りに設けられる。
従来では、バケットシリンダ15のボトム側に接続するボトム用ホースと、ロッド用ホースとの両方を、前連結パイプ7上に配置している。そして、前連結パイプ7上でボトム用ホースを分岐して、分岐した第1油圧ホースをバケットシリンダ15のボトム側に接続している。これに対して、本発明では、ボトム用ホースを、バケットシリンダ15のボトムに近接するブーム10の前部で分岐し、分岐した第1油圧ホースをバケットシリンダ15のボトム側に接続している。それゆえ、前連結パイプ7上に沿わす油圧ホースを減らすことができ、前連結パイプ7上の油圧ホースの嵩張りを抑えることができる。
図9、図10及び図11に示すように、前連結パイプ7の前部には、乗降ステップ636が設けられている。この乗降ステップ636は、キャビン3に乗り込むとき及びキャビン3から降りるときに、運転者が踏むための部材である。
乗降ステップ636は、前連結パイプ7の前上部に設けられたブラケット637に取り付けられている。このブラケット637は、板材からなり、一対設けられている。一対のブラケット637は、機体幅方向Kで対向している。各ブラケット637の対向面には、ナット638が設けられている。各ブラケット637の前部には、規制凹部639が形成されている。
乗降ステップ636は、板材から構成され、第1取付アーム640と、第2取付アーム641と、連結部642と、規制部643と、補強板644とを有する。
第1取付アーム640の後部は、右側のブラケット637の対向面に対応する位置に設けられている。第1取付アーム640の後部と右側のブラケット637とは、ナット638に螺合される取付ボルト645によって取り付けられる。
第2取付アーム641の後部は、左側のブラケット637の対向面に対応する位置に設けられている。第2取付アーム641の後部と左側のブラケット637とは、ナット638に螺合される取付ボルト645によって取り付けられる。
連結部642は、第1取付アーム640と第2取付アーム641の前端同士を連結する。
規制部643は、第1取付アーム640と第2取付アーム641の中途部同士を連結する。この規制部643は、第1取付アーム640と第2取付アーム641がブラケット637に取り付けられた状態で規制凹部639に嵌る。
補強板644は、連結部642と規制部643とを連結する。
前記乗降ステップ636にあっては、規制部643が規制凹部639に嵌ることにより、乗り降りする際に、負荷がかかる方向(下方)に乗降ステップ636が回転するのが規制され、取付ボルト645に作用する負荷を軽減している。
図10、図11に示すように、乗降ステップ636の後方に並ぶ位置には、ホースカバー646が設けられている。このホースカバー646は、前連結パイプ7上に沿わせて配置された第3ホース625及び第5ホース627を覆うカバーである。
ホースカバー646は、連結パイプ7上であって、乗降ステップ636の後方に並ぶ位置に固定されている。ホースカバー646は、乗降ステップ636の真後ろに位置している。また、ホースカバー646の上面の位置と、乗降ステップ636の上端とが側面視で、略同じ高さである。
ホースカバー646は、上壁647と、前壁648と、後壁649とを有する。上壁647は、前連結パイプ7の上方に位置している。前壁648は、上壁647の前端から前連結パイプ7に向けて突出している。後壁649は、上壁647の後端から前連結パイプ7に向けて突出している。前連結パイプ7にはナット部材650が設けられている。固定ボルト651を、上壁647及びナット部材650に挿入して当該固定ボルト651を締め付けることにより、上壁647(ホースカバー646)を固定することができる。
図11に示すように、前連結パイプ7は、第1壁622と、第2壁653と、第3壁654とを有する。第2壁653は、第1壁652の前方に設けられている。第1壁652は、前方に、即ち、第2壁653に向けて湾曲状に形成されている。第2壁653は、前方に、即ち、第1壁652とは反対側に向けて湾曲状に形成されている。
第1壁652と第2壁653の曲率は略同じである。本実施形態では、第1壁652が第2壁653より若干曲率が大きい。第1壁652と第2壁653とは、下方に行くに従って接近している。即ち、第1壁652と第2壁653とは、第3壁654から離れるに従って接近している。第1壁652と第2壁653とは下端側で、円弧状の第1接続部位655で接続されている。
第3壁654は、第1壁652及び第2壁653の上方、即ち、第1接続部位655と反対側に位置し、第1壁652と第2壁653の上端(一端)同士を連結している。第3壁654と第1壁652との接続部分656(第2接続部位)は円弧状とされている。また、第3壁654と第2壁653との接続部分657(第3接続部位632)も円弧状とされている。
図16に示すように、前連結パイプ7は、ブーム前部601の後部の嵌込み凹部616に嵌め込まれている。ブーム10を下げた状態において、第1壁652の後面の後方に前輪5Fが位置している。また、第1壁652の後面の形状は、走行装置5の前輪5Fに対応した形状になっている。第1壁652の後面の曲率は、前輪5Fの外周面の曲率と略同じに設定されている。
以上の構成の前連結パイプ7にあっては、第1壁652と、第1壁652から前方に設けられた第2壁653と、第1壁652の一端と第2壁653の一端とを連結する第3壁654とを有している。また、第1壁652は、第2壁653に向けて湾曲状に形成されている。第2壁653は、第1壁652とは反対側に湾曲状に形成されている。第1壁652及び第2壁653は、第3壁654から離れるにしたがって接近する形状とされている。したがって、ブーム10と前連結パイプ7との接合部分に応力集中が発生しにくくすることができる。
また、第1壁652の後面は、走行装置5の前輪5Fに対応するように湾曲しているので、ブーム10を下げた状態で前輪5Fとの間の隙間を確保することができる。
また、第2壁653は、バケットシリンダ15を最も伸長したときに、バケットシリンダ15のシリンダチューブと略平行になる。これによって、バケットシリンダ15と前連結パイプ7との干渉防止を確保している。
また、従来、前連結パイプは、板材を組み合わせて溶接によって相互に連結することにより三角形状のパイプにしている。そうすると、溶接ひずみが生じる。
これに対し、本実施形態の前連結パイプ7は、円形のパイプをローラによって変形させることで形成されている。これによって、ひずみ発生の防止を図っている。
図12、図13、図14に示すように、ブーム前部601には、規制ストッパ658が設けられている。装着体23には、当たり部659が設けられている。
当たり部659は、装着体23の回転に伴って装着体23と一体移動する。この当たり部659が規制ストッパ658に接当することにより、装着体23の回転端が規制される。
当たり部659は、第1当たり部660と、第2当たり部661とを有する。第2当たり部661は、第1当たり部660と異なる位置に設けられている。
規制ストッパ658は、ブロック状に形成され、第1接当面662と、第2接当面663とを有する。
第1当たり部660は、バケット11、即ち、装着体23を一方向に回転させた場合に第1接当面662に接当する。これにより、バケット11の一方向の回転を規制する。具体的には、バケット11をダンプ動作させる方向に回転させた場合に、第1当たり部660と第1接当面662とが当たることで、ダンプ動作における回転が規制される。
また、第2当たり部661は、バケット11、即ち、装着体23を他方向に回転させた場合に第2接当面663に接当する。これにより、バケット11の他方向の回転を規制する。具体的には、バケット11をバケット11を掬い動作させる方向に回転させた場合に、第2当たり部661と第2接当面663とが当たることで、掬い動作による回転が規制される。
規制ストッパ658は、ブーム前部601の内壁609の側方であって外壁610の反対側に設けられている。規制ストッパ658は、内壁609並びに第1補強部材664及び第2補強部材665に溶接によって固定されている。
第1補強部材664は、規制ストッパ658の上方に配置されている。この第1補強部材664は、内壁609の側面であって外壁610とは反対側の面に溶接によって固定されている。
第2補強部材665は、後連結壁612の第2部材612bの下端で且つ規制ストッパ658の側方に配置されている。第2部材612bに溶接によって固定されている。
また、第1補強部材664の近傍に、第3補強部材669が設けられている。この第3補強部材669は、内壁609の側面であって外壁610とは反対側の面に溶接によって固定されている。第3補強部材669には、第1補強部材664が入り込む凹部670が形成されている。この第3補強部材669によって第1補強部材664を固定する部分等の補強が図られている。
規制ストッパ658は、ブーム前部601の先端ボス618の後方で且つ先端ボス618よりも上方に設けられている。
図15は、ブーム10を最も上昇させたときのブーム前部601の下部を示している。この図15に示すように、規制ストッパ658は、ブーム10を最も上昇させた状態で、先端ボス618の下端であるラインLよりも上方に位置している。即ち、規制ストッパ658は、ブーム10を最も上昇させた状態で、先端ボス618より下方に突出しない。
装着体23は、ブーム前部601の内壁609の側方であって、ブーム前部601の外壁610の反対側に配置されている。
装着体23は、一対の支持板666a、666bと、連結板667と、装着板668とを有する。
一対の支持板666a、666bは、機体幅方向Kで対向する。一対の支持板666a、666bのうち、ブーム前部601に近い側を外支持板666aともいい、ブーム前部601から遠い側を内支持板666bともいう。
外支持板666aと内支持板666bの間の上部に、バケットシリンダ15の下端の枢支部が挿入されて第2バケットシリンダ15ピン27によって枢支されている。
外支持板666aの下部と内支持板666bの下部との間に、枢支ピン24が設けられている。枢支ピン24は、ブーム前部601の先端ボス618を挿通してこの先端ボス618に固定されている。また、枢支ピン24は、装着体23に向けて突出しており、外支持板666aと内支持板666bを貫通している。
連結板667は、外支持板666aと内支持板666bと間に設けられ、支持板666a、666b同士を連結している。
装着板668は、一対の支持板666a、666bの前端側に固定されている。この装着板668はバケット11の背面に係合する。外支持板666aは、内壁609の一側方であって外壁610の反対側で且つ規制ストッパ658に対応する位置に設けられている。第1当たり部660及び第2当たり部661は、この外支持板666aに設けられている。
詳しくは、外支持板666aの外周面に第1当たり部660及び第2当たり部661が設けられている。第1当たり部660は、ブロック体によって形成され、外支持板666aの外周面に溶接固定されている。第2当たり部661は、外支持板666aを構成する板材に一体形成されている。
図12に示すように、バケット11を設置させた状態で、第1当たり部660は、枢支ピン24の下方に位置し、第2当たり部661は、枢支ピン24の上方に位置する。
従来のように、当たり部を装着体23の外側面に設け、規制ストッパがブーム前部601の先端部の下端側に設けられている場合、当たり部を装着体23の外面からブーム10の先端部へと突出させなければならない。当たり部が、装着体23の外側面からブーム10の先端部へと外側方に突出状とされている場合は、バケット11を回転させて当たり部が規制ストッパに接当した際に、当たり部の取付部分に大きな荷重が作用する。
これに対し、本実施形態では、規制ストッパ658を、ブーム10の前部の内壁609の側方であって、外壁610の反対側に設けている。また、当たり部659を、内壁609の一側方であって外壁610の反対側で且つ規制ストッパ658に対応する位置に設けられた支持板666aの外周面に設けている。
したがって、従来のように、当たり部が取付部分から大きく突出することがなく、バケット11を回転させて当たり部が規制ストッパ658に接当した際に、当たり部659に作用する荷重を軽減することができる。
また、従来のように、規制ストッパがブーム前部601の先端部の下端側に設けられていると、ブーム10を上昇させたときに、規制ストッパが先端ボス618よりも下方に突出する。そのため、トラックの荷台に土砂などを積み込む作業をする際に、規制ストッパ658を荷台のあおりに当てやすい。
これに対して、本実施形態では、規制ストッパ658は、ブーム10を最も上昇させた状態で、先端ボス618よりも上方に位置し、先端ボス618より下方に突出しないので、トラックの荷台に積み込み作業する際に、規制ストッパ658を荷台のあおりに当てることがなく、積み込み作業で有効な最大高さを確保できる。
2 機体
5 走行装置
7 連結パイプ
8 運転席
10 ブーム
11 作業具(バケット)
15 油圧アクチュエータ(バケットシリンダ)
601 ブーム前部
616 嵌込み凹部
621 油圧ホース
622 油圧ホース
636 乗降ステップ
637 ブラケット
639 規制凹部
645 ボルト
646 ホースカバー
652 第1壁
653 第2壁
654 第3壁

Claims (5)

  1. 機体と、
    前記機体に搭載された運転席と、
    前記運転席の右側及び左側に配備され且つ上下揺動可能なブームと、
    前記ブームの前部であるブーム前部と、
    前記ブーム前部同士を連結する連結パイプと、
    を備え、
    前記連結パイプは、第1壁と、前記第1壁の前方に設けられた第2壁と、前記第1壁の一端と第2壁の一端とを連結する第3壁とを有し、
    前記第1壁は、前記第2壁に向かって湾曲状に形成され、前記第2壁は、前方に向かって湾曲状に形成され、
    前記第1壁及び第2壁は、第3壁から離れるにしたがって接近している作業機。
  2. 前記機体の右側及び左側に設けられた走行装置を備え、
    前記ブーム前部は、嵌込み凹部を有し、前記連結パイプは前記嵌込み凹部に嵌めこまれ、
    前記第1壁は、前記走行装置の前輪に対応している請求項1に記載の作業機。
  3. 機体と、
    前記機体に搭載された運転席と、
    前記運転席の右側及び左側に配備され且つ上下揺動可能なブームと、
    前記ブームの前部であるブーム前部と、
    前記ブーム前部同士を連結する連結パイプと、
    を備え、
    前記ブーム前部側に揺動可能に枢支される作業具と、
    右側及び左側のブームに設けられ且つ前記作業具を作動させる油圧アクチュエータと、
    右側又は左側のブームの後部から前部に延びる油圧ホースと、
    を備え、
    前記油圧ホースは、右側又は左側のブームの前部側で分岐されて前記油圧アクチュエータへ接続されている作業機。
  4. 前記連結パイプに固定される一対のブラケットと、
    前記一対のブラケットにボルトによって着脱自在に取り付けられた乗降ステップと、
    を備え、
    前記各ブラケットは規制凹部を有し、
    前記乗降ステップは前記規制凹部に嵌り込んで当該乗降ステップが前記ボルト回りに回るのを規制する規制部を有する請求項3に記載の作業機。
  5. 前記連結パイプに沿って延びる油圧ホースを覆うホースカバーを備え、
    前記ホースカバーは、前記連結パイプ上であって、前記乗降ステップの後方に並ぶ位置に固定されている請求項4に記載の作業機。
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