JP2005284892A - 作業機械 - Google Patents

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象平 神谷
Hideo Sorada
英男 空田
Shin Matsushita
慎 松下
Tsukasa Toyooka
司 豊岡
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Abstract

【課題】 機体のフレームに対する方向制御弁や操作レバー等の組付け作業を効率的に行うことができ、組立時の作業性を向上できるようにする。
【解決手段】 車体のフレーム3を、左,右に離間して前,後方向に延びた一対の左縦板4,右縦板5と、この左縦板4,右縦板5間を左,右方向で連結した底板6等とにより構成する。また、複数の方向制御弁からなる第1の制御弁装置33と第2の制御弁装置43とは、補正レバー49、複数の操作レバー62,63等およびリンク機構等と共に単一の取付板32に予め組付けてレバー・弁組立体31を構成しておく。そして、このように予備組立てしたレバー・弁組立体31は、フレーム3の左縦板4に対し取付板32を用いて複数の設置ボルト等により着脱可能に取付ける構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、クレーンまたはリフトトラック等の作業機械に関し、特に、建設作業や荷役作業等を行うために作業装置を油圧力によって作動させる構成とした作業機械に関する。
一般に、リフトトラック等の作業機械は、例えば地上から高所への荷物の運搬作業(荷役作業)を行なうために、自走可能な車体のフレームと、該フレームの後部側に起伏可能に設けられ油圧アクチュエータにより伸縮されるテレスコピック式の作業装置等とにより構成されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、前記車体のフレームには、前記作業装置の油圧アクチュエータに油圧配管を介して接続され油圧源からの圧油を油圧アクチュエータに給排して前記作業装置の作動を制御する方向制御弁と、前記油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するため該方向制御弁を手動操作(切換操作)する操作レバー等とが設けられている。
また、他の従来技術として、旋回フレームの前部側に土砂等の掘削作業を行う作業装置を設ける構成とした油圧ショベルが知られている。そして、この場合の旋回フレームには、前記作業装置の油圧アクチュエータに油圧配管を介して接続され油圧源からの圧油を油圧アクチュエータに給排して前記作業装置の作動を制御する方向制御弁と、前記油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するため該方向制御弁を切換操作する操作レバー等とが設けられている(例えば、特許文献2参照)。
そして、前記操作レバーと方向制御弁との間には操作伝達部材としてのリンク機構が設けられ、該リンク機構は、例えばオペレータが前記操作レバーを手動で傾動操作したときの操作力を前記方向制御弁に伝えることにより、該方向制御弁の切換操作を行う構成としている。
特許第2559831号公報 実開平5−40360号公報
ところで、上述した従来技術では、作業機械の組立作業を行う場合に、例えば方向制御弁をフレームに取付ける作業と、操作レバーを取付ける作業とを別々に行うようにしている。そして、前記方向制御弁と操作レバーとを別々にフレーム等に取付けた状態で、両者の間をリンク機構等により連結する作業を後工程で行うようにしている。
このため、作業機械の組立作業を効率的に行うことが難しく、特に、前記操作レバーと方向制御弁との間をリンク機構等で連結するときには、リンク機構の動きを円滑にするための調整作業等を車体(フレーム)内の狭い作業スペースで行う必要があり、組立時の作業性が非常に悪いという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、機体のフレームに対する方向制御弁や操作レバー等の組付け作業を効率的に行うことができ、組立時の作業性を向上できるようにした作業機械を提供することにある。
上述した課題を解決するため、請求項1の発明は、機体のフレームと、該フレームに設けられ油圧アクチュエータにより作動される作業装置と、該作業装置の油圧アクチュエータに圧油を給排して該作業装置の作動を制御する方向制御弁と、前記油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するため該方向制御弁を切換操作する操作レバーとを備えてなる作業機械において、前記操作レバーと方向制御弁とを単一のブラケットに組付けてレバー・弁組立体を構成し、該レバー・弁組立体は前記ブラケットを用いて前記フレームに着脱可能に取付ける構成としたことを特徴としている。
また、請求項2の発明は、自走可能な車体のフレームと、該フレームに設けられ複数の油圧アクチュエータにより作動される作業装置と、該作業装置の各油圧アクチュエータに圧油を給排して該作業装置の作動を制御する複数の方向制御弁と、前記各油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するため該各方向制御弁を切換操作する複数の操作レバーとを備えてなる作業機械において、前記複数の操作レバーと複数の方向制御弁とを単一のブラケットに組付けてレバー・弁組立体を構成し、該レバー・弁組立体は前記ブラケットを用いて前記フレームに着脱可能に取付ける構成としたことを特徴としている。
また、請求項3の発明によると、前記レバー・弁組立体は、前記操作レバーと方向制御弁との間に位置して前記ブラケットに取付けられる操作伝達部材を備え、該操作伝達部材は、前記操作レバーを方向制御弁に連結し前記操作レバーの操作を前記方向制御弁に伝える構成としている。
一方、請求項4の発明によると、前記フレームは、左,右に離間して前,後方向に延びる一対の縦板と、該一対の縦板を左,右方向で連結した底板とにより構成し、前記レバー・弁組立体は前記一対の縦板のうち一方の縦板に取付ける構成としている。
また、請求項5の発明は、前記レバー・弁組立体が取付けられた前記縦板に、前記操作レバーを操作するオペレータ用の運転席を設ける構成としている。
さらに、請求項6の発明は、前記レバー・弁組立体のブラケットに、前記操作レバーの操作を規制するためのロック機構を設ける構成としている。
上述の如く、請求項1に記載の発明は、操作レバーと方向制御弁とを単一のブラケットに予め組付けてレバー・弁組立体を構成しているので、該レバー・弁組立体のブラケットを機体のフレームに取付けるだけで、前記操作レバーと方向制御弁とをフレームに組付ける作業を効率的に行うことができ、作業機械の組立時における作業性を向上することができる。また、操作レバーの操作に対する方向制御弁の動作確認を、前記レバー・弁組立体を組立てた段階で容易に行うことができ、方向制御弁の動き等を微調整した後にブラケットを用いてフレームに対する取付作業を円滑に行うことができる。
また、請求項2に記載の発明は、複数の操作レバーと複数の方向制御弁とを単一のブラケットに予め組付けてレバー・弁組立体を構成しているので、この場合もレバー・弁組立体のブラケットを車体のフレームに取付けるだけで、前記複数の操作レバーと複数の方向制御弁とをフレームに対し一括して組付けることができ、組立時の作業性を向上することができる。そして、この場合も各操作レバーの操作に対する方向制御弁の動作確認を、前記レバー・弁組立体を組立てた段階で容易に行うことができ、各方向制御弁の動き等を微調整した後にブラケットを用いてフレームに対する取付作業を円滑に行うことができる。
また、請求項3に記載の発明は、操作レバーの操作を方向制御弁に伝える操作伝達部材を、前記操作レバーと方向制御弁との間に位置してブラケットに予め取付ける構成としているので、操作伝達部材(例えば、リンク機構等)や方向制御弁等の動きを円滑にするための調整作業等を、レバー・弁組立体の組立段階で広いスペースをもって容易に行うことができ、方向制御弁の動き等を微調整した後に前記ブラケットを用いてフレームに対するレバー・弁組立体の取付作業を円滑に行うことができる。また、前記操作伝達部材を操作レバー、方向制御弁と共に単一のブラケットに組付けてレバー・弁組立体を構成することにより、方向制御弁を含むレバー・弁組立体全体をコンパクトに形成できると共に、組立時の誤差等も小さく抑えることができる。
一方、請求項4に記載の発明では、フレームを一対の縦板と底板とにより構成し、前記一対の縦板のうち一方の縦板にレバー・弁組立体を取付ける構成としているので、例えばレバー・弁組立体のブラケットを縦板の内側面に横方向(左,右方向)からボルト等で締結するように取付けることができ、組立時の作業性を向上することができる。
また、請求項5に記載の発明は、レバー・弁組立体が取付けられた縦板に、操作レバーを操作するオペレータ用の運転席を設ける構成としているので、例えばオペレータは運転席部に着席した状態で、操作レバーを手動で傾動操作することにより方向制御弁を切換操作でき、油圧アクチュエータに対する圧油の給排制御(操作)を円滑に行うことができる。
さらに、請求項6に記載の発明によると、レバー・弁組立体のブラケットには、操作レバーの操作を規制するためのロック機構を設ける構成としているので、操作レバーおよび方向制御弁等からなるレバー・弁組立体にロック機構を組込んで全体をコンパクトに形成できると共に、ロック機構を作動させたときには操作レバーが誤って操作されるのを規制でき、操作上の安全性を確保し、信頼性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態による作業機械を、リフトトラックに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図11を参照しつつ詳細に説明する。
ここで、図1ないし図10は本発明の第1の実施の形態を示している。図中、1は作業機械としてのリフトトラックで、このリフトトラック1は、自走可能なホイール式の車体2と、後述の作業装置18とにより大略構成されている。そして、リフトトラック1は、例えば作業現場まで自走した後に作業装置18を用いて地上から高所へと荷物を運搬する荷役作業等を行うものである。
3は車体2のベースとなるフレームで、このフレーム3は、図2、図3に示すように厚肉な鋼板等を用いて形成され左,右に離間して前,後方向に延びた一対の縦板4,5(左縦板4,右縦板5)と、この縦板4,5と同様に厚肉な鋼板等を用いて形成され該縦板4,5間を左,右方向で連結(接合)した底板6等とにより、強固な支持構造体(機体のフレーム)を構成している。
そして、底板6の前部側には、後述の各前輪13を支持する前輪支持部6Aが設けられ、底板6の後部側には、後述の各後輪15を支持する後輪支持部6Bが設けられている。また、フレーム3の後部側には、左縦板4と右縦板5との間に後述する作業装置18のブーム19を俯仰動可能に取付けるための連結ピン7等が設けられている。
8はフレーム3の前端側に設けられたスタビライザ取付部で、該スタビライザ取付部8には、図1に示すように後述のスタビライザ25が左,右方向に張出し可能にピン結合されるものである。また、フレーム3の左縦板4には、スタビライザ取付部8と後述の機器支持部11との間で前輪支持部6Aと対応した位置にシリンダ取付部9が設けられ、このシリンダ取付部9には、後述の傾き補正シリンダ28がピン結合されるものである。
10,10はフレーム3の左縦板4に設けられたキャブ支持部で、該キャブ支持部10,10は、図2、図3に示すように左縦板4の前,後方向の中間部外側面から左側方(外向き)に張出している。そして、各キャブ支持部10は、左縦板4の内側面に設けられた支持座10Aと共に、後述のキャブ16をフレーム3の左縦板4を介して支持するものである。
11は右縦板5の前,後方向の中間部位に設けられた機器支持部で、該機器支持部11は、右縦板5から右側方に張出し、例えば原動機としてのエンジン、ラジエータ等の熱交換装置およびその他の機器類(いずれも図示せず)等を下側から支持するものである。そして、機器支持部11上には、図1に示すように機器カバー12等が設けられ、この機器カバー12は、前記エンジンの保守、点検時等に開閉されるものである。
13,13はフレーム3の前部側にアクスルハウジング14等を介して回転可能に設けられた左,右の前輪で、この左,右の前輪13,13は、図1に示すようにアクスルハウジング14の左,右両端側に車軸等を介して回転可能に取付けられている。そして、左,右の前輪13は、走行用の油圧モータ(図示せず)による回転駆動力が車軸等を介して伝達されることにより、後述の後輪15と共に車体2を走行駆動する。また、左,右の前輪13,13は、後述のキャブ16内に配設されたステアリング用のハンドル(図示せず)によって後輪15と共に4輪操舵され、車体2の走行方向を制御するものである。
ここで、アクスルハウジング14は、フレーム3の底板6に対し前輪支持部6Aの下面等に支持ピン(図示せず)を介して左,右方向で揺動可能に取付けられている。そして、アクスルハウジング14は、リフトトラック1のフレーム3が左,右方向で傾くのを、後述の傾き補正シリンダ28と共に補正する機能を有するものである。
15はフレーム3の後部側にアクスルハウジング等を介して回転可能に設けられた左,右の後輪(図1中に一方のみ図示)で、これら左,右の後輪15も、アクスルハウジングの左,右両端側に車軸等を介して回転可能に取付けられ、この場合のアクスルハウジングも、底板6の後輪支持部6Bに支持ピン(図示せず)等を介して揺動可能に支持されている。そして、左,右の後輪15は、前記走行用の油圧モータによる回転駆動力が車軸等を介して伝達され、前輪13と共に車体2を走行駆動する。また、左,右の後輪15は、前記ハンドルによって前輪13と共に4輪操舵され、車体2の走行方向を制御するものである。
16はリフトトラック1の操作運転部を構成するキャブで、該キャブ16は、図2ないし図5中に二点鎖線で示すようにフレーム3の左縦板4にキャブ支持部10等を介して取付けられ、内部に運転室を画成するものである。そして、キャブ16内には、オペレータが着席する後述の運転席17、ステアリング用のハンドル(図示せず)、後述の補正レバー49、操作レバー51,52,55,62,63等が設けられている。
17はキャブ16内に設けられた運転席で、該運転席17は、図1に示すようにフレーム3の左縦板4にキャブ16の床板(図示せず)等を介して取付けられるものである。そして、キャブ16内に乗降するオペレータは、例えば運転席17に着席した状態で後述の操作レバー51,52,55,62,63等を手動により傾動操作するものである。
18は車体2の後部側に俯仰動可能に設けられた荷役作業用の作業装置で、該作業装置18は、図1に示す如く基端側のボス部19Aがフレーム3(縦板4,5)の後部上端側に連結ピン7(図2参照)を介して俯仰動可能に連結され前,後方向に延びたブーム19と、該ブーム19の先端側に上,下方向に回動可能に取付けられた荷役作業具としてのフォーク20とにより大略構成されている。
そして、ブーム19は、複数段(例えば、3段)の伸縮式ブームにより構成されている。また、フレーム3とブーム19との間には、図10に例示するブーム起伏シリンダ21が設けられ、このブーム起伏シリンダ21は、後述の油圧ポンプ71から方向制御弁36を介して圧油が給排されることにより、図1に示す連結ピン7を中心としてブーム19を上,下に俯仰動するものである。
22は作業装置18に設けられたブーム伸縮シリンダで、このブーム伸縮シリンダ22は、図1に示すようにブーム19の外側等に設けられ、前述した伸縮式のブーム19を長さ方向に伸縮させるものである。また、ブーム19の先端部とフォーク20との間には、作業具用シリンダとしてのフォークシリンダ23(図10参照)が設けられ、該フォークシリンダ23は、ブーム19の先端側でフォーク20を上,下に回動するものである。
ここで、ブーム起伏シリンダ21、ブーム伸縮シリンダ22およびフォークシリンダ23等は、作業装置18を作動させる第1の油圧アクチュエータを構成している。そして、これらのシリンダ21,22,23は、図10に示す後述の方向制御弁36,37,38を介して油圧ポンプ71からの圧油が給排されることにより伸縮されるものである。
24は車体2の前部側に設けられた車体安定化装置で、この車体安定化装置24は、図1に示す如くフレーム3のスタビライザ取付部8に取付けられた左,右のスタビライザ25,25と、後述の傾き補正シリンダ28等とにより構成されている。また、左,右のスタビライザ25,25は、スタビライザシリンダ26,26を有している。
そして、スタビライザ25は、作業装置18を用いた荷役作業時等に図1に示す如くスタビライザシリンダ26をそれぞれ伸長させることにより、スタビライザ取付部8から左,右方向に張出して接地板27を地面に接地する。また、スタビライザシリンダ26を縮小させたときには、スタビライザ25の接地板27が地面から上向きに大きく上昇され、車両の走行時等にスタビライザ25が邪魔になるのを防ぐものである。
28はフレーム3の右縦板5にシリンダ取付部9を介して取付けられた傾き補正シリンダで、該傾き補正シリンダ28は、図1に示す如く前輪13側のアクスルハウジング14に伸縮可能に当接し、フレーム3の左,右方向における傾き補正(フレームレベリング)を行うものである。
即ち、リフトトラック1を傾斜地(例えば、車両が左,右方向に傾くような傾斜地)等に停車したときには、車体2のフレーム3が前輪13側のアクスルハウジング14等と共に左,右方向に傾くことがある。しかし、この場合にアクスルハウジング14は、底板6の前輪支持部6Aに対し前記支持ピン等を介して左,右方向で揺動可能に取付けられている。
このために、フレーム3とアクスルハウジング14との間で傾き補正シリンダ28を適宜に伸縮させれば、傾斜地により傾いた状態のアクスルハウジング14に対して、車体2のフレーム3(底板6)側を左,右方向で相対的に傾けるように揺動でき、これによって車体2の傾きを補正できるものである。
このように、車体安定化装置24は、荷役作業時(車両の停車時)等にスタビライザシリンダ26を用いてスタビライザ25を左,右に張出した状態で接地板27を地面に接地させると共に、傾き補正シリンダ28を用いて車体2の傾きを補正し、これによって車体2の転倒防止等を図るものである。
29は図1に示すようにフレーム3の後部側に設けられた燃料タンクで、該燃料タンク29は、フレーム3の一部を構成する右縦板5の後部側に側方から取付けられている。そして、燃料タンク29は、例えば高強度の合成樹脂材料により略長方形状をなす中空の容器として形成され、機器カバー12内の前記エンジンに燃料を供給するものである。
31は本実施の形態で採用したレバー・弁組立体で、該レバー・弁組立体31は、図2〜図9に示すように後述の取付板32、第1の制御弁装置33(方向制御弁36〜39)、第2の制御弁装置43(方向制御弁46〜48)、補正レバー49、リンク機構50、操作レバー51,52,55,62,63およびリンク機構53,54,56,59〜61等により構成されている。
そして、レバー・弁組立体31は、図8、図9に示すように制御弁装置33,43、補正レバー49、リンク機構50、操作レバー51,52,55,62,63およびリンク機構53,54,56,59〜61等を取付板32に予め取付けた状態で、この取付板32を用いてフレーム3の左縦板4に着脱可能に取付けられるものである。
この場合、レバー・弁組立体31の補正レバー49、操作レバー51,52,55,62,63は、図2ないし図5に示す如く取付板32の上端からキャブ16内に向けて突出するように配置され、キャブ16内に乗込んだオペレータによって手動で傾動操作されるものである。
そして、第1,第2の制御弁装置33,43は、取付板32の前,後方向に離間して取付けられ、第1の制御弁装置33は、作業装置18の連結ピン7(ブーム19の基端側)に近い位置に配置されている。また、第1の制御弁装置33よりも前側に位置する第2の制御弁装置43は、車体安定化装置24(スタビライザ取付部8、シリンダ取付部9)に近い位置に配置されている。
32はレバー・弁組立体31のブラケットを構成する取付板で、この取付板32は、図6ないし図9に示すように鋼板等を用いて平板状に形成され、左縦板4に沿って前,後方向に延びるものである。そして、取付板32は、例えば前,後方向の長さ寸法が100〜130cm程度で、上,下方向の幅寸法が50〜70cm程度の大きさに形成され、その板厚は4〜8mm程度となっている。
ここで、取付板32には、図7に示す如く前,後方向の両側に位置する制御弁取付部32A,32Bと、該制御弁取付部32A,32B間に位置する中間のリンク取付部32Cと、該リンク取付部32Cの上側に位置するレバー取付部32Dとが設けられている。
そして、レバー・弁組立体31の取付板32は、後述の設置ボルト66等を用いて左縦板4の内側面(車両の後方からみて左縦板4の右側面)に着脱可能に設置される。このときに、取付板32の制御弁取付部32Aは、車両の後部寄りの位置に配置され、他方の制御弁取付部32Bは、車両の前部寄りの位置に配置されるものである。
33は取付板32の制御弁取付部32Aに設けられた第1の制御弁装置で、該制御弁装置33は、図7、図8に示す如く下,上の継手プレート34,35と、該継手プレート34,35間に積層状態で重合わせるように配置された合計4個の方向制御弁36,37,38,39とにより構成されている。
そして、図7に例示するように上,下に互いに重合わせられた制御弁装置33の継手プレート34,35と方向制御弁36〜39とは、その側面(車両の後方からみて左側面)を取付板32の制御弁取付部32Aに衝合した状態で、該制御弁取付部32Aにボルト等を用いて固着されている。
ここで、制御弁装置33は、方向制御弁36〜39の間を図10に示す如くパラレル回路を用いて接続し、そのセンタバイパス管路33Aは、後述の油圧ポンプ71にポンプ管路40等を介して接続される。そして、制御弁装置33の方向制御弁36は、油圧ポンプ71からの圧油を作業装置18のブーム起伏シリンダ21に給排し、ブーム起伏シリンダ21の作動(伸縮)を制御するものである。
また、制御弁装置33の方向制御弁37は、油圧ポンプ71からの圧油をブーム伸縮シリンダ22に給排し、ブーム伸縮シリンダ22によりブーム19を長さ方向に伸縮させる。また、制御弁装置33の方向制御弁38は、油圧ポンプ71からの圧油をフォークシリンダ23に給排し、図1に示すフォーク20をブーム19の先端側で上,下に回動させるものである。
この場合、フォークシリンダ23には、図10に示す如くレベルシリンダ41が方向制御弁38に対して並列となるように接続されている。そして、このレベルシリンダ41は、ブーム起伏シリンダ21に追従して伸縮することにより、図1に示すブーム19の起伏動作に対してフォーク20の姿勢を自動的に補正するものである。
これにより、作業装置18のフォーク20は、ブーム19が上,下に俯仰動されるときにもフォーク19の先端部がほぼ水平状態を保つように、レベルシリンダ41によって前,後方向の傾きが補正される。また、制御弁装置33の方向制御弁39は、図10に示す予備の油圧シリンダ42等に油圧ポンプ71からの圧油を給排するものである。
43は取付板32の制御弁取付部32Bに設けられた第2の制御弁装置で、該制御弁装置43は、図7、図8に示す如く下,上の継手プレート44,45と、該継手プレート44,45間に積層状態で重合わせるように配置された合計3個の方向制御弁46,47,48とにより構成されている。
そして、上,下方向で互いに重合わせられた制御弁装置43の継手プレート44,45と方向制御弁46〜48とは、その側面(車両の後方からみて左側面)を取付板32の制御弁取付部32Bに衝合した状態で、該制御弁取付部32Bにボルト等を用いて固着されている。また、制御弁装置43の方向制御弁46〜48等は、後述する理由により図7に示す如く、車両に垂直な線に対して角度α分だけ斜めに傾いた仮想線A−Aに沿って配置されている。
ここで、制御弁装置43は、方向制御弁46〜48の間を図10に示すようにパラレル回路を用いて接続し、そのセンタバイパス管路43Aは、後述の油圧配管69を介して第1の制御弁装置33のセンタバイパス管路33Aに接続される。そして、制御弁装置43の方向制御弁46,47は、油圧ポンプ71からの圧油を左,右のスタイビライザシリンダ26,26に給排し、各スタビライザシリンダ26の作動(伸縮)を制御するものである。
また、制御弁装置43の方向制御弁48は、油圧ポンプ71からの圧油を傾き補正シリンダ28に給排し、傾き補正シリンダ28を上,下に伸縮させる。そして、傾き補正シリンダ28は、図1に示す車体2の傾きを補正することにより、例えば傾斜地等での車体2の姿勢を安定化するものである。
49は取付板32のレバー取付部32Dに傾転可能に設けられた傾き補正用の操作レバー(以下、補正レバー49という)で、該補正レバー49は、図9に示す矢示a方向に手動で傾動操作される。そして、補正レバー49は、方向制御弁48に操作伝達部材としてのリンク機構50を介して連結され、方向制御弁48を切換操作するものである。
51,52は補正レバー49から後方に離間して取付板32のレバー取付部32Dに傾転可能に設けられたスタビライザ用の操作レバー(以下、スタビライザ操作レバー51,52という)で、該スタビライザ操作レバー51,52は、図9に示す如く左,右方向で互いに接近して取付けられ、矢示b方向に互いに独立して手動で傾動操作される。
そして、スタビライザ操作レバー51,52は、方向制御弁46,47に操作伝達部材としてのリンク機構53,54を介して連結され、方向制御弁46,47を個別に切換操作することにより、図1に示す左,右のスタビライザ25,25を互いに独立して作動させるものである。また、車両のオペレータがスタビライザ操作レバー51,52を一括して傾動操作したときには、例えば左,右のスタビライザ25,25が均等に張出し操作される。
55はスタビライザ操作レバー51,52よりも後方に位置して取付板32のレバー取付部32Dに傾転可能に設けられた予備の操作レバーで、該操作レバー55は、第1の制御弁装置33の方向制御弁39に操作伝達部材としてのリンク機構56を介して連結され、前,後方向(例えば、図9中の矢示b方向)に傾動操作されることにより図10に示す予備の油圧シリンダ42等を作動させるものである。
57,58は補正レバー49とスタビライザ操作レバー51,52との間に位置して取付板32のレバー取付部32Dに設けられたレバー支持体で、該レバー支持体57,58は、後述の操作レバー62,63により左,右方向と、前,後方向とにそれぞれ傾転されるものである。
この場合、レバー支持体57,58は、操作レバー62,63がそれぞれ前,後方向(例えば、図9中の矢示b方向)に傾動操作されるときには互いに独立して同方向に傾転される。しかし、操作レバー62,63が左,右方向(例えば、図9中の矢示a方向)に傾動操作されるときには、レバー支持体57,58が互いに一体となって同方向に傾転されるように組付けられているものである。また、レバー支持体57,58には、後述のロックレバー64が係脱可能に挿嵌される筒状のストッパ部57A,58Aが設けられている。
59,60,61は取付板32のリンク取付部32Cに取付けられた操作伝達部材としてのリンク機構で、該リンク機構59〜61は、レバー支持体57,58と方向制御弁36〜38との間に組付けられ、このうちのリンク機構59は、レバー支持体58の前,後方向(例えば、図9中の矢示b方向)の傾転動作を方向制御弁36に伝えるものである。
また、リンク機構60は、レバー支持体57,58の左,右方向(例えば、図9中の矢示a方向)の傾転動作を方向制御弁37に伝える。そして、リンク機構61は、レバー支持体57の前,後方向の傾転動作を方向制御弁38に伝えるものである。
62,63は補正レバー49とスタビライザ操作レバー51,52との間に位置してレバー支持体57,58に設けられた左,右一対の操作レバーで、該操作レバー62,63のうち一方の操作レバー62は、レバー支持体57に固着して取付けられ、リンク機構60を介して方向制御弁37に連結されると共に、リンク機構61を介して方向制御弁38に連結されている。
また、他方の操作レバー63は、図9に示す如くレバー支持体58に固着して取付けられ、リンク機構59を介して方向制御弁36に連結されると共に、レバー支持体57およびリンク機構60を介して方向制御弁37にも連結されているものである。
このため、車両のオペレータが操作レバー62または操作レバー63を左,右方向に傾動操作すれば、この傾動操作がいずれの場合でもレバー支持体57、リンク機構60を介して方向制御弁37に伝えられる。これにより、方向制御弁37が切換操作され、図10に示すブーム伸縮シリンダ22を伸縮動作させるものである。
また、オペレータが操作レバー63を前,後方向に傾動操作したときには、この傾動操作がレバー支持体58、リンク機構59を介して方向制御弁36に伝えられ、図10に示すブーム起伏シリンダ21が伸縮動作される。また、オペレータが操作レバー62を前,後方向に傾動操作したときには、この傾動操作がレバー支持体57、リンク機構61を介して方向制御弁38に伝えられ、図10に示すフォークシリンダ23が伸縮動作されるものである。
64は操作レバー62,63の傾動操作を規制するためのロック機構を構成するロックレバーで、該ロックレバー64は、図8、図9に示す如く補正レバー49と操作レバー62,63との間に位置して取付板32のレバー取付部32Dに支持腕65を介して取付けられている。
そして、ロックレバー64は、図8に示すロック位置でレバー支持体57,58のストッパ部57A,58Aに挿嵌(係合)されることにより、レバー支持体57,58が操作レバー62,63で傾転されるのを規制する。また、ロックレバー64は、図8中に示す矢示c方向に引上げられると、ストッパ部57A,58Aに対する係合が解除されることにより、レバー支持体57,58が操作レバー62,63で傾転されるのを許すものである。
ここで、レバー・弁組立体31の補正レバー49および操作レバー51,52,55,62,63は、キャブ16内におけるオペレータの操作性を考慮して図7、図8に示す如く互いに斜めに傾けて配置され、その上端がフレーム3の前方から後方へと図7に示すように、車両に水平な線に対して角度βだけ傾斜した仮想線B−Bに沿って後上がりに配列されている。また、リンク機構50,53,54,56,59〜61は、それぞれのリンク連結部(回動点)がほぼ直角となるようにリンク接続され、方向制御弁46〜48、方向制御弁36〜39の各スプール(図示せず)とほぼ同一直線上に位置するように配設されている。
これにより、リンク機構50,53,54,56,59〜61は、補正レバー49および操作レバー51,52,55,62,63の操作力を方向制御弁46〜48、方向制御弁36〜39の各スプールに効率良く伝達することができ、補正レバー49および操作レバー51,52,55,62,63が傾動操作されるときの往復のレバーストロークに対してそれぞれ均等なスプール移動量を確保できる。そして、第2の制御弁装置43(方向制御弁46〜48)は、このために図7に示す如く仮想線A−Aに沿って斜めに配置されるものである。
66,66,…はレバー・弁組立体31をフレーム3の左縦板4に取付けるための設置ボルトで、これらの設置ボルト66は、図4ないし図7に示すように左縦板4の内側面に溶接して設けたねじ座67,68等にそれぞれ螺着され、これによりレバー・弁組立体31の取付板32を、左縦板4に対して着脱可能に締結するものである。
この場合、レバー・弁組立体31の取付板32と左縦板4との間には、図4、図5に示すように隙間S(例えば、20〜30mm程度)がねじ座67,68等により形成され、この隙間Sは、制御弁装置33,43等からの熱を取付板32を介して外部に放熱する機能等を有している。
69,70はレバー・弁組立体31の第1,第2の制御弁装置33,43間を接続する油圧配管で、該油圧配管69,70は、図3〜図7に示すように第1の制御弁装置33と第2の制御弁装置43との間に設けられ、このうちの一方の油圧配管69は、図10に示す如く制御弁装置43のセンタバイパス管路43Aを制御弁装置33のセンタバイパス管路33Aに接続するものである。
また、他方の油圧配管70は、図10に示すセンタバイパス管路43Aのうち方向制御弁48よりも下流側となる低圧側管路部43Bを、制御弁装置33の低圧側管路部33Bに接続するものである。そして、この油圧配管70は、後述の油圧配管73等を介してタンク72に接続されるものである。
71はタンク72と共に油圧源を構成する油圧ポンプで、この油圧ポンプ71は、例えば図3に示す縦板4,5間に位置して底板6の上側に配置され、機器支持部11上に搭載したエンジン(図示せず)により回転駆動されるものである。また、タンク72は、例えば左縦板4の外側に位置してキャブ16の下側に設けられる。そして、油圧ポンプ71は、図10示す如くタンク72内の作動油を吸込んで高圧の圧油をポンプ管路40内へと吐出し、この圧油が方向制御弁36〜39、46〜48を介して各シリンダ21〜23,42,26,28等に給排されるものである。
73は制御弁装置43の低圧側管路部43Bとタンク72との間に設けられる他の油圧配管で、該油圧配管73は、制御弁装置33の低圧側管路部33Bにも油圧配管70等を介して接続され、これらの低圧側管路部33B,43Bをタンク72に接続するものである。
本実施の形態によるリフトトラック1は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、リフトトラック1のキャブ16内に乗込んだオペレータが、運転席17に着席した状態でエンジンを起動すると、これによって油圧ポンプ71等が回転駆動される。そして、油圧ポンプ71から吐出される圧油を、例えば走行用の油圧モータ(図示せず)等に給排して後輪15等を走行駆動し、ハンドル等をステアリング操作して前輪13を操舵することにより、リフトトラック1を作業現場等へと自走できる。
また、リフトトラック1(車両)を走行させるときには、図1に示す左,右のスタビライザ25,25を予め上向きに上昇させ、それぞれの接地板27を地面から大きく離間させることにより、車両の走行時等にスタビライザ25が邪魔になるのを防ぐようにする。
次に、作業現場において作業装置18のフォーク20に荷物(図示せず)等を積載するときには、キャブ16内のオペレータがロックレバー64を把持して図7中の矢示c方向に引上げれば、レバー支持体57,58のストッパ部57A,58Aに対するロックレバー64の係合が解除され、これによって、レバー支持体57,58を操作レバー62,63により傾転することが可能となる。
そして、この状態で車両を荷物の方向に向けてゆっくりと前進させることにより、フォーク20を荷物の下側へと差込むように配置する。また、このときにキャブ16内のオペレータが操作レバー62を手動で傾動操作すると、操作レバー62の傾動操作がレバー支持体57、リンク機構61を介して方向制御弁38に伝えられる。
これにより、方向制御弁38を図10に例示する中立位置から切換えることができ、油圧ポンプ71からの圧油をフォークシリンダ23に給排して該シリンダ23を伸長方向に駆動できる。そして、フォークシリンダ23を僅かに伸長させることにより、例えば図1に示す作業装置18の先端側でフォーク20を僅かに上向きに回動させ、フォーク20の上側に荷物を安定させた状態で積込むことができる。
また、例えば作業現場が傾斜地等の場合には、傾き補正用の操作レバーである補正レバー49をキャブ16内のオペレータが傾動操作すれば、補正レバー49に対しリンク機構50を介して連結された方向制御弁48を切換操作できる。そして、方向制御弁48を切換操作することにより、油圧ポンプ71からの圧油を傾き補正シリンダ28に給排でき、図1に示す前輪13側のアクスルハウジング14上で傾き補正シリンダ28を伸縮させ、フレーム3の左,右方向における傾き補正(フレームレベリング)を行うことができる。
また、フォーク20の上側に荷物を積載した状態で、作業装置18を用いて上方(高所)へと荷物を持上げる荷役作業を行うときには、荷物の重量による影響等で車両が転倒するような外力を受けることがある。そして、車両の転倒を防ぐためには、左,右のスタビライザ25,25を図1に示す如く各スタビライザシリンダ26により左,右に張出した状態に配置する必要がある。
そこで、このような場合には、キャブ16内のオペレータがスタビライザ操作レバー51,52を傾動操作することにより、このときの操作力をリンク機構53,54を介して方向制御弁46,47に伝えつつ、該方向制御弁46,47を切換操作することによって、左,右のスタビライザシリンダ26,26を伸長方向に駆動する。
これによって、リフトトラック1の各スタビライザ25を、図1に示す如くスタビライザシリンダ26で左,右方向に張出す方向に駆動して、接地板27を地面に接地することができ、荷役作業等にあたって車体2を安定した状態に保持できると共に、これにより車体2の転倒防止等を図ることができる。
次に、このように車体2を安定化した状態で作業装置18を作動させるときには、前述の如くロックレバー64を予め解除した状態でキャブ16内のオペレータが、例えば操作レバー63を前,後方向に傾動操作すると、この傾動操作がレバー支持体58、リンク機構59を介して方向制御弁36に伝えられることにより、図10に示すブーム起伏シリンダ21が伸縮動作され、作業装置18のブーム19を上,下に起伏(俯仰動)することができる。
そして、キャブ16内のオペレータが操作レバー62または操作レバー63を左,右方向に傾動操作したときには、いずれの場合でも傾動操作がレバー支持体57、リンク機構60を介して方向制御弁37に伝えられ、このときに方向制御弁37を切換操作することにより図10に示すブーム伸縮シリンダ22を伸縮動作させ、作業装置18のブーム19を長手方向に伸縮させることができる。
また、オペレータが操作レバー62を前,後方向に傾動操作したときには、この傾動操作がレバー支持体57、リンク機構61を介して方向制御弁38に伝えられることにより、図10に示すフォークシリンダ23を伸縮動作させ、作業装置18の先端側でフォーク20を上,下に回動することができ、例えば前述の如くフォーク20上に積載した荷物等を適宜な場所(荷下ろし場所)へと運搬することができる。
そして、荷物の荷下ろしが完了した後には、キャブ16内のオペレータが操作レバー62または操作レバー63を傾動操作して作業装置18のブーム19を縮小させると共に、操作レバー63を傾動操作することによってブーム19を、例えば下向きに俯動(下降)させ、図1に示す如く作業装置18をフレーム3上に格納するように配置することができる。
かくして、本実施の形態によれば、第1の制御弁装置33(方向制御弁36〜39)、第2の制御弁装置43(方向制御弁46〜48)、補正レバー49、操作レバー51,52,55,62,63およびリンク機構50,53,54,56,59〜61等を、図8、図9に示すように取付板32に予め組付けてレバー・弁組立体31を構成している。
そして、このように予備組立てしたレバー・弁組立体31は、図2ないし図7に示すように取付板32を用いてフレーム3の左縦板4に、その内側から複数の設置ボルト66等により着脱可能に取付ける構成としているので、車体2のフレーム3に対する制御弁装置33,43、補正レバー49、操作レバー51,52,55,62,63およびリンク機構50,53,54,56,59〜61等の取付作業を効率的に行うことができる。
即ち、予備組立てしたレバー・弁組立体31をフレーム3の左縦板4に取付板32を介して取付けるため、従来技術のように方向制御弁をフレームに取付ける作業と、操作レバーを取付ける作業とを別々に行う必要がなくなる。そして、レバー・弁組立体31の取付板32をフレーム3の左縦板4に取付けるだけで、制御弁装置33,43、補正レバー49、操作レバー51,52,55,62,63等をフレーム3に対し一括して組付けることができ、組立時の作業性を向上することができる。
そして、レバー・弁組立体31の取付板32には、リンク機構50,53,54,56,59〜61等が予め組付けられているので、レバー・弁組立体31を組立てた段階で、例えば補正レバー49、操作レバー51,52,55,62,63の傾動操作に対する方向制御弁36〜39、46〜48の動作確認を容易に行うことができる。
また、この場合には、取付板32のリンク取付部32Cに組付けたリンク機構50,53,54,56,59〜61等を微調整して、それぞれのリンクの動きを円滑に調整することができる。そして、これらのリンク機構50,53,54,56,59〜61等を用いることにより、各方向制御弁36〜39、46〜48の動きを微調整できると共に、このような微調整作業を車体2内ではなく、例えば組立工場等の広い作業スペースを利用して容易に行うことができる。
即ち、リンク機構50,53,54,56,59〜61等の動きを円滑にするための調整作業等をレバー・弁組立体31の組立段階で、広い作業スペースをもって容易に行うことができると共に、方向制御弁36〜39、46〜48の動き等も容易に微調整することができる。
そして、レバー・弁組立体31は、方向制御弁36〜39、46〜48の動き等を微調整した後に、取付板32を用いてフレーム3の左縦板4に対し、該左縦板4の内側面に横方向(左,右方向)から設置ボルト66等で締結するように取付けることができ、車体2のフレーム3に対する取付作業を円滑に行うことができると共に、組立時の作業性を向上することができる。
また、レバー・弁組立体31は、リンク機構50,53,54,56,59〜61等を補正レバー49、操作レバー51,52,55,62,63、方向制御弁36〜39、46〜48と共に単一の取付板32に組付ける構成としているので、第1の制御弁装置33(方向制御弁36〜39)、第2の制御弁装置43(方向制御弁46〜48)を含むレバー・弁組立体31全体をコンパクトに形成することができると共に、組立時の誤差等も小さく抑えることができる。
従って、本実施の形態によれば、第1,第2の制御弁装置33,43、補正レバー49、操作レバー51,52,55,62,63およびリンク機構50,53,54,56,59〜61等を、1枚の取付板32に予め組付けてレバー・弁組立体31を構成することにより、制御弁装置33,43や操作レバー51,52,55,62,63等の組付け作業を効率的に行うことができ、車両組立時の作業性を大幅に向上できる。
また、レバー・弁組立体31が取付けられた左縦板4には、オペレータが乗降するキャブ16を設け、このキャブ16内に補正レバー49、操作レバー51,52,55,62,63等を配置する構成としているので、例えばキャブ16内に搭乗したオペレータは、補正レバー49、操作レバー51,52,55,62,63を手動で傾動操作することによって方向制御弁36〜39、46〜48を切換操作でき、各シリンダ21〜23、26,28,42に対する圧油の給排制御(操作)を円滑に行うことができる。
一方、レバー・弁組立体31の取付板32には、前,後方向に離間して第1,第2の制御弁装置33,43を組付ける構成としているので、第1の制御弁装置33を作業装置18の連結ピン7(ブーム19の基端側)に近い位置に配置することができ、第1の制御弁装置33よりも前側に位置する第2の制御弁装置43は、車体安定化装置24(スタビライザ取付部8、シリンダ取付部9)に近い位置に配置することができる。
このため、第1の制御弁装置33(方向制御弁36〜39)と作業装置18の各シリンダ21〜23、41,42との間に接続して設ける各油圧配管の長さを短くできると共に、第2の制御弁装置43(方向制御弁46〜48)と車体安定化装置24の各シリンダ26,28との間に接続して設ける各油圧配管の長さも確実に短縮することができる。
そして、このように各油圧配管の長さを短くできるため、油圧配管の長さ方向途中部位に用いる配管の留め具(図示せず)等を減らして部品点数を削減できると共に、油圧配管の引き回し作業等を簡略化することができ、これによっても車両組立時の作業性を向上することができる。
また、レバー・弁組立体31の取付板32には、操作レバー62,63の操作を規制するためのロックレバー64等を設けているので、制御弁装置33,43および操作レバー51,52,55,62,63等からなるレバー・弁組立体31にロックレバー64を組込んで全体をコンパクトに形成できると共に、ロックレバー64を作動させたときには操作レバー62,63が誤って操作されるのを規制でき、操作上の安全性を確保し、信頼性を向上することができる。
次に、図11は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、油圧パイロット式の操作弁を用いて方向制御弁を切換操作する構成としたことにある。なお、本実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、81は本実施の形態で採用したレバー・弁組立体で、該レバー・弁組立体81は、第1の実施の形態で述べたレバー・弁組立体31とほぼ同様に構成され、そのブラケットとなる取付板82には、後述する第1,第2の制御弁装置83,90と減圧弁型のパイロット操作弁96,99,100,105,108,109等とが設けられている。
そして、レバー・弁組立体81の取付板82は、第1の実施の形態で述べた取付板32とほぼ同様に構成されている。しかし、この場合の取付板82には、前,後方向の両側に位置する制御弁取付部82A,82Bと、上側に位置する操作弁取付部82Cとが設けられている。
83は取付板82の制御弁取付部82Aに設けられた第1の制御弁装置で、該制御弁装置83は、第1の実施の形態で述べた制御弁装置33とほぼ同様に構成され、下,上の継手プレート84,85と、該継手プレート84,85間に積層状態で配置された合計4個の方向制御弁86,87,88,89とを有している。しかし、この場合の制御弁装置83は、方向制御弁86〜89を油圧パイロット式の方向制御弁により構成している点で異なるものである。
90は取付板82の制御弁取付部82Bに設けられた第2の制御弁装置で、該制御弁装置90は、第1の実施の形態で述べた制御弁装置43とほぼ同様に構成され、下,上の継手プレート91,92と、該継手プレート91,92間に積層状態で配置された合計3個の方向制御弁93,94,95とを有している。しかし、この場合の制御弁装置90は、方向制御弁93〜95を油圧パイロット式の方向制御弁により構成している点で異なるものである。
96は取付板82の操作弁取付部82Cに設けられた信号出力手段としてのパイロット操作弁で、該パイロット操作弁96には、第1の実施の形態で述べた補正レバー49(傾き補正用の操作レバー)とほぼ同様の補正レバー97が傾動操作可能に設けられている。また、パイロット操作弁96の出力側は、信号伝達手段としての一対のパイロット配管98A,98Bを介して方向制御弁95に接続されている。
そして、パイロット操作弁96は、補正レバー97の傾動操作に従った信号としてのパイロット圧を方向制御弁95にパイロット配管98A,98Bを介して供給することにより、補正レバー97の傾動操作に従って方向制御弁95を切換操作するものである。
99,100は取付板82の操作弁取付部82Cに設けられた他の信号出力手段としてのパイロット操作弁で、該パイロット操作弁99,100には、第1の実施の形態で述べた操作レバー51,52とほぼ同様の操作レバー101,102が傾動操作可能に設けられている。また、パイロット操作弁99の出力側は、信号伝達手段としてのパイロット配管103A,103Bを介して方向制御弁93に接続され、パイロット操作弁100の出力側は、信号伝達手段としてのパイロット配管104A,104Bを介して方向制御弁94に接続されている。
そして、パイロット操作弁99,100は、操作レバー101,102の傾動操作に従った信号としてのパイロット圧を方向制御弁93,94に供給することにより、これらの方向制御弁93,94を操作レバー101,102の傾動操作に従って切換操作するものである。
105は取付板82の操作弁取付部82Cに設けられた別の信号出力手段としてのパイロット操作弁で、該パイロット操作弁105には、第1の実施の形態で述べた操作レバー55とほぼ同様の操作レバー106が傾動操作可能に設けられている。また、パイロット操作弁105の出力側は、信号伝達手段としてのパイロット配管107A,107Bを介して方向制御弁89に接続されている。
そして、パイロット操作弁105は、操作レバー106の傾動操作に従った信号としてのパイロット圧を方向制御弁89にパイロット配管107A,107Bを介して供給することにより、操作レバー106の傾動操作に従って方向制御弁89を切換操作するものである。
108,109は取付板82の操作弁取付部82Cに設けられた他の信号出力手段としてのパイロット操作弁で、該パイロット操作弁108,109には、第1の実施の形態で述べた操作レバー62,63とほぼ同様の操作レバー110,111が傾動操作可能に設けられている。
また、パイロット操作弁108の出力側は、信号伝達手段としてのパイロット配管112A,112Bを介して方向制御弁88に接続されると共に、同じく信号伝達手段としてのパイロット配管113A,113Bを介して方向制御弁87に接続されている。また、パイロット操作弁109の出力側は、信号伝達手段としてのパイロット配管114A,114Bを介して方向制御弁86に接続されると共に、方向制御弁87にもパイロット配管113A,113Bを介して接続されている。
そして、パイロット操作弁108,109は、操作レバー110,111を前,後方向に傾動操作したときに信号としてのパイロット圧を方向制御弁88,86に供給して該方向制御弁88,86を個別に切換操作し、操作レバー110,111を左,右方向に傾動操作したときには、いずれの場合でも傾動操作に従ったパイロット圧を方向制御弁87に供給して該方向制御弁87を切換操作するものである。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、レバー・弁組立体81を制御弁装置83,90およびパイロット操作弁96,99,100,105,108,109等により構成でき、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
特に、本実施の形態では、信号出力手段としてのパイロット操作弁96,99,100,105,108,109と方向制御弁86〜89、93〜95との間をパイロット配管98A,98B、103A,103B、104A,104B等を介して接続でき、第1の実施の形態で述べたリンク機構50,53,54,56,59〜61を不要にすることができる。
なお、前記第2の実施の形態では、方向制御弁86〜89、93〜95を油圧パイロット式の方向制御弁とし、信号出力手段としてはパイロット操作弁96,99,100,105,108,109を用いる場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば方向制御弁を電磁比例式制御弁とし、信号出力手段として電気レバー等を用いる構成としてもよい。
また、前記第1の実施の形態では、レバー・弁組立体31の操作伝達部材としてリンク機構50,53,54,56,59〜61を用いる場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばプッシュ・プルワイヤ等からなる操作伝達部材を用いて、操作レバーの操作を方向制御弁に伝える構成としてもよいものである。
一方、前記第1の実施の形態では、レバー・弁組立体31の取付板32に、第1,第2の制御弁装置33,43を前,後方向に離間して組付ける場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば1個または複数の方向制御弁と、該方向制御弁を切換操作する1個または複数の操作レバーとを単一のブラケット(1枚の取付板)に組付けてレバー・弁組立体を構成してもよく、複数の方向制御弁は、一つのブロックからなる制御弁装置として組立てる構成としてもよいものである。そして、この点は第2の実施の形態についても同様である。
また、前記各実施の形態では、作業機械として荷役作業等に用いられるリフトトラック1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば油圧ショベル、油圧クレーン、ホイールローダ等のように、操作レバーで方向制御弁を切換操作することにより油圧アクチュエータが作動される作業装置を備えた作業機械に広く適用することができるものである。
本発明の第1の実施の形態によるリフトトラックを示す斜視図である。 図1中の前輪、後輪および車体安定化装置等を取外した状態で車体のフレーム、レバー・弁組立体等を示す斜視図である。 図2中のフレーム、レバー・弁組立体等を上方からみた平面図である。 図3中のレバー・弁組立体等を拡大して示す要部拡大図である。 レバー・弁組立体等を図4中の矢示V−V方向からみた断面図である。 レバー・弁組立体をフレームの左縦板に取付けた状態で示す斜視図である。 図6中のレバー・弁組立体を拡大して示す正面図である。 図7中のレバー・弁組立体を単体として示す正面図である。 図8に示すレバー・弁組立体の斜視図である。 油圧ポンプ、複数の方向制御弁および作業装置の各シリンダ等をを示す油圧回路図である。 第2の実施の形態によるレバー・弁組立体を示す正面図である。
符号の説明
1 リフトトラック(作業機械)
2 車体
3 フレーム
4 左縦板
5 右縦板
6 底板
7 連結ピン
8 スタビライザ取付部
9 シリンダ取付部
10 キャブ支持部
11 機器支持部
13 前輪
14 アクスルハウジング
15 後輪
16 キャブ
17 運転席
18 作業装置
19 ブーム
20 フォーク(荷役作業具)
21 ブーム起伏シリンダ(油圧アクチュエータ)
22 ブーム伸縮シリンダ(油圧アクチュエータ)
23 フォークシリンダ(油圧アクチュエータ)
25 スタビライザ
26 スタビライザシリンダ(油圧アクチュエータ)
28 傾き補正シリンダ(油圧アクチュエータ)
31,81 レバー・弁組立体
32,82 取付板(ブラケット)
33,83 第1の制御弁装置
36〜39、86〜89 方向制御弁
41 レベルシリンダ(油圧アクチュエータ)
42 予備の油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)
43,90 第2の制御弁装置
46〜48、93〜95 方向制御弁
49,97 補正レバー(傾き補正用の操作レバー)
50,53,54,56,59〜61 リンク機構(操作伝達部材)
51,52,101,102 スタビライザ用の操作レバー
55,106 予備の操作レバー
57,58 レバー支持体
62,63,110,111 作業用の操作レバー
64 ロックレバー(ロック機構)
66 設置ボルト
67,68 ねじ座
69,70,73 油圧配管
71 油圧ポンプ
72 タンク

Claims (6)

  1. 機体のフレームと、該フレームに設けられ油圧アクチュエータにより作動される作業装置と、該作業装置の油圧アクチュエータに圧油を給排して該作業装置の作動を制御する方向制御弁と、前記油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するため該方向制御弁を切換操作する操作レバーとを備えてなる作業機械において、
    前記操作レバーと方向制御弁とを単一のブラケットに組付けてレバー・弁組立体を構成し、該レバー・弁組立体は前記ブラケットを用いて前記フレームに着脱可能に取付ける構成としたことを特徴とする作業機械。
  2. 自走可能な車体のフレームと、該フレームに設けられ複数の油圧アクチュエータにより作動される作業装置と、該作業装置の各油圧アクチュエータに圧油を給排して該作業装置の作動を制御する複数の方向制御弁と、前記各油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するため該各方向制御弁を切換操作する複数の操作レバーとを備えてなる作業機械において、
    前記複数の操作レバーと複数の方向制御弁とを単一のブラケットに組付けてレバー・弁組立体を構成し、該レバー・弁組立体は前記ブラケットを用いて前記フレームに着脱可能に取付ける構成としたことを特徴とする作業機械。
  3. 前記レバー・弁組立体は、前記操作レバーと方向制御弁との間に位置して前記ブラケットに取付けられる操作伝達部材を備え、該操作伝達部材は、前記操作レバーを方向制御弁に連結し前記操作レバーの操作を前記方向制御弁に伝える構成としてなる請求項1または2に記載の作業機械。
  4. 前記フレームは、左,右に離間して前,後方向に延びる一対の縦板と、該一対の縦板を左,右方向で連結した底板とにより構成し、前記レバー・弁組立体は前記一対の縦板のうち一方の縦板に取付ける構成としてなる請求項1,2または3に記載の作業機械。
  5. 前記レバー・弁組立体が取付けられた前記縦板には、前記操作レバーを操作するオペレータ用の運転席を設けてなる請求項4に記載の作業機械。
  6. 前記レバー・弁組立体のブラケットには、前記操作レバーの操作を規制するためのロック機構を設ける構成としてなる請求項1,2,3,4または5に記載の作業機械。
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