JP5847493B2 - 作業機械の折り畳み手摺り装置 - Google Patents
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Description
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の作業機械の折り畳み手摺り装置において、前記固定手摺りは、前記建屋の側面に沿った面内において前記建屋の前後方向に所定間隔をあけて立設する複数の固定支柱と、前記固定支柱の上端を連結する水平部材を少なくとも有し、前記回動機構は、前記複数の固定支柱の上部にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1または2に記載の作業機械の折り畳み手摺り装置において、前記上部水平部材と前記回動支柱の前記上部側連結部には前記上部連結機構が挿通される上部貫通孔が設けられ、前記下部水平部材と前記回動支柱の前記下部側連結部には前記下部連結機構が挿通される下部貫通孔が設けられ、前記上部水平部材には、前記移動手摺りが前記輸送姿勢にあるときに前記移動手摺りを固定するための固定用貫通孔がさらに設けられ、前記固定用貫通孔は、前記移動手摺りが輸送姿勢にあるとき、前記回動支柱の前記下部貫通孔と対峙し、前記固定用貫通孔と前記回動支柱の前記下部貫通孔に前記下部連結機構が挿通されて移動手摺りの回動が拘束されることを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の作業機械の折り畳み手摺り装置において、前記複数の回動機構の少なくとも一つには、輸送姿勢の移動手摺りが作業姿勢まで操作されたとき、それ以上輸送姿勢側とは反対側に回動することを阻止するストッパ機構が設けられていることを特徴とする。
図1に示すように、クレーンは、走行体101と、走行体101上に旋回可能に設けられた旋回体102と、旋回体102に起伏可能に軸支されたブーム103と、旋回体102の後面に設置されたカウンタウエイト装置115とを有する。旋回体102は、中央部のメインフレーム102Cと、メインフレーム102Cの左右に設置された不図示の左右フレームとで構成されている。
図3は、右建屋109Rの屋根に設置した折り畳み手摺り装置200をクレーン右斜め後方の上方から見た図であり、手摺り装置200は作業姿勢にある。図4は、作業姿勢の折り畳み手摺り装置200の正面図、図5は、固定支柱211と回動支柱221の側面図である。
固定手摺り210は、右建屋109Rの屋根の側端に沿って所定間隔で立設された3本の固定支柱211と、一対の固定支柱211の基部を連結する所定長さの連結部材212と、一対の固定支柱211の上部を連結する所定長さの上部水平部材213と、一対の固定支柱211の下部を連結する所定長さの下部水平部材214と、上部水平部材213と基部連結部材212とを接続する接続板215とを備えている。すなわち、固定手摺り210の複数の固定支柱211は、右建屋109Rの側面109RPに沿った面内においてクレーン前後方向に所定間隔をあけて立設し、固定支柱211の上端は水平部材213で連結されている。
固定支柱211の上端部にはフォーク211aが設けられている。回動支柱221の下端部にはフォーク211aに嵌合する突部221aが突設されている。図6Bに示すように、突部221aが嵌合されるフォーク211aの外周にはU字形状の金具251が設けられている。金具251、フォーク211aおよび突部221aには貫通孔が設けられ、それら3つの部材はボルト252とナット253により締結されている。
輸送姿勢の移動手摺り220を作業姿勢にするため、水平状態にある回動支柱221は反時計回転方向に操作される。この操作の過程で、回動支柱221が垂直姿勢に起立したとき、回動支柱221はU字形状の金具251に当接して、移動手摺り220がそれ以上反時計回転方向に回動しないように構成されている。すなわち、左端の回動機構250には、回動支柱221が輸送姿勢とは反対側へそれ以上回動することを阻止するストッパ機構が設けられている。
なお、取り外した3つのボルト225と3つの蝶ナット226のうち、残り2本は、下部水平部材222aLの貫通孔に取付られて輸送時の部品の紛失を防止している。
上部水平部材222aUの貫通孔224uに挿入したボルト225を、蝶ナット226を緩めて抜き取る。また、下部水平部材222aLに取付けたボルト225と蝶ナット226も抜き取る。水平姿勢にある回動支柱221、すなわち輸送姿勢にある移動手摺り220を回動機構250を回動軸にして反時計回転方向に操作する。回動支柱221は、起立状態となるとU字形状の金具251に当接してさらなる反時計回転方向への回動が阻止される。この状態で、移動手摺り220の上下水平部材222aLと222aUの貫通孔が回動機構250の貫通孔に対向するから、ボルト225と蝶ナット226の挿入が容易である。
図9は、左建屋109Lの屋根に設置した折り畳み手摺り装置300をカウンタウエイト装置115の中央上方から見た図であり、手摺り装置300は作業姿勢にある。図10は、作業姿勢の折り畳み手摺り装置300の正面図、図11は、図9の折り畳み装置300の要部拡大斜視図である。
固定手摺り310Fは、左屋109Lの屋根の側端に沿って所定間隔で立設された3本の固定支柱311と、3本の固定支柱311の基部をそれぞれ連結する所定長さの連結部材312と、3本の固定支柱311の上端部を連結する所定長さの上側連結部材313と、3本の固定支柱311の下端部を連結する所定長さの下側連結部材314とを備えている。
固定手摺り310Fと310Rは、それらの間に位置する固定支柱311の間が連結基部315と連結水平部材316により連結されている。
(1)固定手摺り210を固定支柱211と水平部材212,213とによる格子形状に構成したが、格子形状に替えて、ネット形状としてもよい。
(2)移動手摺り220を回動支柱221と水平部材222aU、222aLによる格子形状の安全柵222とにより構成したが、格子形状の安全柵222に代えてネット形状の安全柵としてもよい。
(3)回動機構250を固定支柱211の上端に設けたが、移動手摺り220が固定手摺り210に対して回動する箇所であれば、回動機構250の設置箇所は固定支柱211の上端に限定されない。
102:車体
109R、109L:建屋
200、300:折り畳み手摺り装置
210、310:固定手摺り
211、311:固定支柱
220、320:移動手摺り
221、321:回動支柱
222、322:安全柵
223,224、323,324:上部連結機構(ボルト、ナット、蝶ナット)
225,226、325,326:下部連結機構(ボルト、ナット、蝶ナット)
250、350:回動機構
Claims (4)
- 走行体の上部に設けられた車体に設置された各種装置と、前記各種装置を覆う建屋と、前記建屋の屋根に登るため前記建屋の側面に設けられた梯子とを備えた作業機械の折り畳み手摺り装置において、
前記建屋の屋根の側端に沿って建屋の前後方向に立設された固定手摺りと、
前記固定手摺りに回動機構を介して設置され、前記建屋の側面に沿った面内で作業機械の前後方向に回動して、全高が低い輸送姿勢と全高が高い作業姿勢とをとる移動手摺りとを備え、
前記移動手摺りは、前記回動機構に回動可能に連結された複数の回動支柱と、前記複数の回動支柱に取り付けられた安全柵とを有し、
前記安全柵は、上部水平部材と、下部水平部材と、上下の水平部材を連結する複数の垂直部材とを有し、
前記安全柵は、その上部水平部材が上部側連結部において前記回動支柱と上部連結機構で連結され、前記下部水平部材が下部側連結部において前記回動支柱と下部連結機構でそれぞれ連結され、
前記下部連結機構を取り外し、前記上部側連結部の上部連結機構を回動中心として、前記移動手摺りに対して、前記上部側連結部を中心とする前記作業機械の前後方向への回動力を与えることにより、前記移動手摺りを前記作業姿勢と輸送姿勢との間で回動することを特徴とする作業機械の折り畳み手摺り装置。 - 請求項1に記載の作業機械の折り畳み手摺り装置において、
前記固定手摺りは、前記建屋の側面に沿った面内において前記建屋の前後方向に所定間隔をあけて立設する複数の固定支柱と、前記固定支柱の上端を連結する水平部材を少なくとも有し、
前記回動機構は、前記複数の固定支柱の上部にそれぞれ設けられていることを特徴とする作業機械の折り畳み手摺り装置。 - 請求項1または2に記載の作業機械の折り畳み手摺り装置において、
前記上部水平部材と前記回動支柱の前記上部側連結部には前記上部連結機構が挿通される上部貫通孔が設けられ、前記下部水平部材と前記回動支柱の前記下部側連結部には前記下部連結機構が挿通される下部貫通孔が設けられ、
前記上部水平部材には、前記移動手摺りが前記輸送姿勢にあるときに前記移動手摺りを固定するための固定用貫通孔がさらに設けられ、
前記固定用貫通孔は、前記移動手摺りが輸送姿勢にあるとき、前記回動支柱の前記下部貫通孔と対峙し、前記固定用貫通孔と前記回動支柱の前記下部貫通孔に前記下部連結機構が挿通されて移動手摺りの回動が拘束されることを特徴とする作業機械の折り畳み手摺り装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の作業機械の折り畳み手摺り装置において、
前記複数の回動機構の少なくとも一つには、輸送姿勢の移動手摺りが作業姿勢まで操作されたとき、それ以上輸送姿勢側とは反対側に回動することを阻止するストッパ機構が設けられていることを特徴とする作業機械の折り畳み手摺り装置。
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