JP7338353B2 - 手摺装置 - Google Patents

手摺装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7338353B2
JP7338353B2 JP2019171922A JP2019171922A JP7338353B2 JP 7338353 B2 JP7338353 B2 JP 7338353B2 JP 2019171922 A JP2019171922 A JP 2019171922A JP 2019171922 A JP2019171922 A JP 2019171922A JP 7338353 B2 JP7338353 B2 JP 7338353B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
pole
pipe
connecting member
rope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019171922A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020055692A (ja
Inventor
景子 稲田
靖生 市川
徹也 小畠
拓也 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to EP20865168.7A priority Critical patent/EP4001198A4/en
Priority to US17/641,006 priority patent/US20220340399A1/en
Priority to PCT/JP2020/011915 priority patent/WO2021053863A1/ja
Publication of JP2020055692A publication Critical patent/JP2020055692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7338353B2 publication Critical patent/JP7338353B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/62Constructional features or details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C15/00Safety gear

Description

本発明は、作業機械のブームに設けられた手摺装置に関する。
クローラクレーンなどの大型の作業機械を現場間などで輸送する場合には、ブームを複数の単位ブームに分解して輸送し、輸送先で組み立てている。その際、地上まで倒したブームの上を作業者が歩行する。
そこで、特許文献1には、ブームの背面に取り付けられる作業足場装置が開示されている。複数のポール(支柱)間に命綱を渡した手摺を、横倒しされたブームの背面に設けて、命綱と作業者とを安全帯で繋ぐことで、作業の安全を図っている。
特開平8-133671号公報
ところで、海外規格では、作業者が万一落下して命綱が引っ張られても、作業者が地面まで落ちないように、特許文献1のものよりも手摺全体の強度を増加させる必要がある。そこで、ブームの側面図である図9に示すように、隣り合う単位ブーム31の一方に設けられたポール2の先端部と、他方に設けられた連結部材との間に控え綱6を張り渡すことで、手摺全体の強度を増加させている。
単位ブーム31の上面図である図10に示すように、連結部材5は、単位ブーム31の両端部にそれぞれ取り付けられた専用のパイプ34に固定されている。このパイプ34は、単位ブーム31の幅方向に延びて支柱32同士を繋ぐパイプ33よりも単位ブーム31の長手方向の内側に配置されている。
しかしながら、連結部材5を固定するための専用のパイプ34を単位ブーム31に設けると、ブームの質量やコストが増加する。
本発明の目的は、手摺全体の強度を増加させながら、ブームの質量やコストの増加を抑えることが可能な手摺装置を提供することである。
本発明は、作業機械のブームに設けられた手摺装置であって、前記ブームは、複数の単位ブームがその長手方向に連結されて構成されており、隣り合う前記単位ブームの各々は、前記長手方向に延びる支柱を、前記単位ブームの幅方向の両端部にそれぞれ有し、隣り合う前記単位ブームの各々は、前記幅方向に延びて前記支柱同士を繋ぐパイプを、前記長手方向の両端部にそれぞれ有し、隣り合う前記単位ブームの各々に複数設けられ、前記長手方向および前記幅方向に直交する方向に延びるポールと、隣り合う前記単位ブームの各々において、前記ポール同士の間に張り渡された親綱と、隣り合う前記単位ブームの各々において、前記支柱または前記パイプに固定され、前記ポールを支持するポール支持部材と、隣り合う前記単位ブームの各々において、前記支柱及び前記パイプのうち、前記ポール支持部材が固定されている方に固定された連結部材と、隣り合う前記単位ブームの一方である第1単位ブームに設けられた前記ポールと、他方である第2単位ブームに設けられた前記連結部材との間に張り渡された控え綱である第1控え綱と、前記第2単位ブームに設けられた前記ポールと、前記第1単位ブームに設けられた前記連結部材との間に張り渡された前記控え綱である第2控え綱と、を有することを特徴とする。
本発明によると、ポールを支持するポール支持部材と、控え綱が連結される連結部材とが、隣り合う単位ブームの各々の、支柱及びパイプの一方にそれぞれ固定されている。よって、連結部材を固定するための専用のパイプを、支柱同士を繋ぐパイプとは異なる位置において、単位ブームに取り付ける従来の構成に比べて、強度が必要な部材の数を抑えることができる。これにより、手摺全体の強度を増加させながら、ブームの質量やコストの増加を抑えることができる。ブームの質量を抑えることで、ブームによる吊荷の吊り上げ能力を向上させることができるとともに、ブームを起こすときの負荷を軽くすることができる。また、仮に、隣り合う単位ブームの各々から作業者が同時に落下し、隣り合う単位ブームの各々の親綱に同時に下向きの力が作用した場合を考える。この場合において、支柱及びパイプの一方にポール支持部材と連結部材とがそれぞれ固定されているので、ポールに作用する、ポールから支柱またはパイプに向かう方向の力と、連結部材に作用する、支柱またはパイプからポールに向かう方向の力とは、ほぼ打ち消し合う。よって、この場合には、手摺全体に作用する力が弱まるので、2人の作業者を十分に支持することができる。
クレーンの側面図である。 横倒しにしたブームの側面図である。 図2の要部Aの拡大斜視図である。 図2の要部Bの拡大図である。 図3の要部Eの側面図である。 変形例における図3の要部Eの側面図である。 単位ブームの端部を上方から見た図である。 図7をF方向から見た図である。 従来の構成におけるブームの側面図である。 従来の構成における単位ブームの上面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
[第1実施形態]
(クレーンの構成)
第1本実施形態による手摺装置は、作業機械であるクレーンに設けられている。クレーン10の側面図である図1に示すように、クレーン10は、クローラ式の下部走行体11の上部に上部旋回体12が旋回可能に設けられた構成となっている。以下、図1の右側を前側、図1の左側を後側として説明する。なお、作業機械は、クローラ式のクレーンに限定されず、ホイール式のクレーンであってもよい。
上部旋回体12は、旋回フレーム13と、ブーム14と、マスト15と、ウインチ16と、下部スプレッダ17と、カウンタウエイト18と、バックストップ装置19と、を有している。
旋回フレーム13は、下部走行体11に取り付けられている。ブーム14は、旋回フレーム13の前部に、旋回フレーム13に対して起伏可能に連結されている。ブーム14は、複数の単位ブーム31(下部ブーム31a、中間ブーム31b、および、上部ブーム31c)がその長手方向に連結されて構成されている。中間ブーム31bの数は1つに限られない。
マスト15は、ブーム14の後側において、旋回フレーム13に対して起伏可能に連結されている。マスト15の先端部と、ブーム14の先端部とは、ガイリンク20を介して連結されている。
ウインチ16は、旋回フレーム13に配置されている。ウインチ16は、ワイヤロープの巻取り、および繰出しを行うものであり、吊荷の巻上および巻下、ならびに、ブーム14の起伏などに用いられる。
下部スプレッダ17は、旋回フレーム13の後部に設けられている。マスト15の先端部に設けられた上部スプレッダ21と、下部スプレッダ17とは、ブーム起伏ロープ22を介して連結されている。ウインチ16で、ブーム起伏ロープ22を巻取り及び巻出しすることで、マスト15が起伏する結果、ブーム14が起伏する。
カウンタウエイト18は、旋回フレーム13の後部に搭載されている。バックストップ装置19は、ブーム14の背面に取り付けられ、ブーム14の背面から旋回フレーム13に向かって延びている。バックストップ装置19は、旋回フレーム13に固定されたバックストップ受け23に受けられることで、ブーム14の後側への回転を規制する。
(手摺装置の構成)
横倒しにしたブーム14の側面図である図2に示すように、ブーム14は、ブーム14の組立作業あるいは分解作業を行うために地上まで倒される。隣り合う単位ブーム31の各々の上面には、板状の足場板(図示せず)が取り付けられている。この足場板は、ブーム14の組立作業あるいは分解作業を行う作業者の足場である。作業者は、足場板の上を移動しながら、単位ブーム31同士の連結作業や、荷吊り用ワイヤロープのウインチ16からの送り出し作業を行う。
隣り合う単位ブーム31の各々は、マスト15側(図中上側)と、その反対側(図中下側)とに、それぞれ一対の支柱32を有している。支柱32は、単位ブーム31の長手方向に延びている。支柱32は、単位ブーム31の幅方向(紙面に直交する方向)の両端部にそれぞれ設けられている。
また、図2の要部Aの拡大斜視図である図3に示すように、隣り合う単位ブーム31の各々は、単位ブーム31の幅方向に延びるパイプ33を、単位ブーム31の長手方向の両端部にそれぞれ有している。パイプ33は、単位ブーム31の幅方向の両端部にそれぞれ設けられた支柱32同士を繋いでいる。
図2に示すように、手摺装置1は、ポール2と、親綱3と、控え綱6と、を有している。また、図3に示すように、手摺装置1は、ポール支持部材4と、連結部材5と、を有している。
図2に示すように、ポール2は、隣り合う単位ブーム31の各々に複数設けられている。ポール2は、単位ブーム31の長手方向および幅方向に直交する方向(紙面縦方向)に延びている。図3に示すように、ポール2の上端部には、親綱3の一端が締結される第1締結部2aと、控え綱6の一端が締結される第2締結部2bと、がそれぞれ設けられている。
図2に示すように、親綱3は、隣り合う単位ブーム31の各々において、ポール2の第1締結部2a同士の間に張り渡されている。親綱3と作業者とは、図示しない安全帯で繋がれる。親綱3は、ブーム14の組立作業時あるいは分解作業時に、ポール2同士の間に張り渡され、クレーン作業時に取り外される。
図3に示すように、ポール支持部材4は、隣り合う単位ブーム31の各々において、ボルトや溶接によってパイプ33に固定されている。ポール支持部材4は、ポール2を、支柱32の上に突出した使用位置(図2に図示する位置)と、使用位置よりも下方に引っ込んだ(ポール2の上端部が支柱32に近接した)格納位置との間で移動可能に支持している。ポール2は、ブーム14の組立作業時あるいは分解作業時に、使用位置に位置され、クレーン作業時に格納位置に位置される。
連結部材5は、隣り合う単位ブーム31の各々において、ボルトや溶接によってパイプ33に固定されている。本実施形態において、連結部材5は、ポール支持部材4よりも単位ブーム31の長手方向の端部側に配置されている。
図2に示すように、控え綱6は、第1控え綱6aと、第2控え綱6bとを有している。隣り合う単位ブーム31の一方(左側)を第1単位ブーム31d、他方(右側)を第2単位ブーム31eとすると、第1控え綱6aは、第1単位ブーム31dに設けられたポール2の第2締結部2bと、第2単位ブーム31eに設けられた連結部材5との間に張り渡されている。第2控え綱6bは、第2単位ブーム31eに設けられたポール2の第2締結部2bと、第1単位ブーム31dに設けられた連結部材5との間に張り渡されている。控え綱6は、ブーム14の組立作業時あるいは分解作業時に、ポール2と連結部材5との間に張り渡され、クレーン作業時に取り外される。
このように、ポール2を支持するポール支持部材4と、控え綱6が連結される連結部材5とが、隣り合う単位ブーム31の各々のパイプ33にそれぞれ固定されている。よって、連結部材5を固定するための専用のパイプ34を、支柱32同士を繋ぐパイプ33とは異なる位置において、単位ブーム31に取り付ける従来の構成(図8参照)に比べて、強度が必要な部材の数を抑えることができる。これにより、手摺全体の強度を増加させながら、ブーム14の質量やコストの増加を抑えることができる。ブーム14の質量を抑えることで、ブーム14による吊荷の吊り上げ能力を向上させることができるとともに、ブーム14を起こすときの負荷を軽くすることができる。
また、仮に、隣り合う単位ブーム31の各々から作業者が同時に落下し、隣り合う単位ブーム31の各々の親綱3に同時に下向きの力が作用した場合を考える。この場合において、同じパイプ33にポール支持部材4と連結部材5とがそれぞれ固定されているので、図2の要部Bの拡大図である図4に示すように、ポール2に作用する、ポール2からパイプ33に向かう方向の力Cと、連結部材5に作用する、パイプ33からポール2に向かう方向の力Dとは、ほぼ打ち消し合う。よって、この場合には、手摺全体に作用する力が弱まるので、2人の作業者を十分に支持することができる。
また、図3に示すように、連結部材5が、ポール支持部材4よりも単位ブーム31の長手方向の端部側に配置されている。よって、控え綱6がポール2に干渉しない。図9に示すように、従来の構成では、単位ブーム31の幅方向から見て控え綱6がポール2に交差しているため、ポール2に対して控え綱6を幅方向にずらす必要があったが、本実施形態ではその必要がない。
また、図3の要部Eの側面図である図5に示すように、連結部材5の長手方向が、控え綱6が張り渡されている方向と一致している。これにより、連結部材5の長手方向が、控え綱6が張り渡されている方向と一致していない場合と比べて、控え綱6から連結部材5に伝わる力を、パイプ33で好適に受けることができる。
また、図5に示すように、連結部材5と控え綱6との連結箇所が、単位ブーム31の長手方向におけるパイプ33の外周の位置に位置している。これにより、単位ブーム31の長手方向に連結部材5が単位ブーム31から突出する長さを抑えることができるので、手摺装置1を含めたブーム14全体の長手方向における長さを抑えることができる。なお、連結部材5と控え綱6との連結箇所が、単位ブーム31の長手方向におけるパイプ33の外周の位置よりもパイプ33の内側に位置していてもよい。
(変形例)
なお、図3の要部Eの側面図である図6に示すように、ポール支持部材4と連結部材5とが一体であってもよい。この変形例では、中間部材7を介してポール支持部材4と連結部材5とが一体にされている。中間部材7は、ボルトや溶接によってパイプ33に固定されている。ポール支持部材4および連結部材5は、ボルトや溶接によって中間部材7にそれぞれ固定されている。このように、ポール支持部材4と連結部材5とが一体であれば、ポール支持部材4および連結部材5のパイプ33への取り付けが一度で済むので、工数およびコストを抑えることができる。また、控え綱6により連結部材5に作用する力がパイプ33をあまり介さずにポール支持部材4にスムーズに伝わるので、パイプ33に局所的な力がかかりにくい。
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係る手摺装置1によると、ポール2を支持するポール支持部材4と、控え綱6が連結される連結部材5とが、隣り合う単位ブーム31の各々のパイプ33にそれぞれ固定されている。よって、連結部材5を固定するための専用のパイプ34を、支柱32同士を繋ぐパイプ33とは異なる位置において、単位ブーム31に取り付ける従来の構成に比べて、強度が必要な部材の数を抑えることができる。これにより、手摺全体の強度を増加させながら、ブーム14の質量やコストの増加を抑えることができる。ブーム14の質量を抑えることで、ブーム14による吊荷の吊り上げ能力を向上させることができるとともに、ブーム14を起こすときの負荷を軽くすることができる。
また、仮に、隣り合う単位ブーム31の各々から作業者が同時に落下し、隣り合う単位ブーム31の各々の親綱3に同時に下向きの力が作用した場合を考える。この場合において、同じパイプ33にポール支持部材4と連結部材5とがそれぞれ固定されているので、ポール2に作用する、ポール2からパイプ33に向かう方向の力Cと、連結部材5に作用する、パイプ33からポール2に向かう方向の力Dとは、ほぼ打ち消し合う。よって、この場合には、手摺全体に作用する力が弱まるので、2人の作業者を十分に支持することができる。
また、ポール支持部材4と連結部材5とが一体である場合には、ポール支持部材4および連結部材5のパイプ33への取り付けが一度で済むので、工数およびコストを抑えることができる。
また、連結部材5が、ポール支持部材4よりも単位ブーム31の長手方向の端部側に配置されている。よって、控え綱6がポール2に干渉しない。従来の構成では、単位ブーム31の幅方向から見て控え綱6がポール2に交差しているため、ポール2に対して控え綱6を幅方向にずらす必要があったが、本実施形態ではその必要がない。
また、連結部材5の長手方向が、控え綱6が張り渡されている方向と一致している。これにより、連結部材5の長手方向が、控え綱6が張り渡されている方向と一致していない場合に比べて、控え綱6から連結部材5に伝わる力を、パイプ33で好適に受けることができる。
また、連結部材5と控え綱6との連結箇所が、単位ブーム31の長手方向におけるパイプ33の外周の位置、または長手方向におけるパイプ33の外周の位置よりもパイプ33の内側に位置している。これにより、単位ブーム31の長手方向に連結部材5が単位ブーム31から突出する長さを抑えることができるので、手摺装置1を含めたブーム14全体の長手方向における長さを抑えることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の手摺装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、第1実施形態と共通する構成およびそれにより奏される効果については説明を省略し、主に、第1実施形態と異なる点について説明する。なお、第1実施形態と同じ部材については、第1実施形態と同じ符号を付している。
(手摺装置の構成)
単位ブーム31の端部を上方から見た図である図7に示すように、本実施形態の手摺装置101では、ポール支持部材4および連結部材5は、支柱32の外側の側面にそれぞれ固定されている。
図7をF方向から見た図である図8にも示すように、支柱32の側面には、円筒状のブラケット41がボルトや溶接によって固定されている。図8に示すように、このブラケット41の上部には、断面コ字状の第1接続部材42がボルトや溶接によって固定されている。この第1接続部材42の上面に、連結部材5がボルトや溶接によって固定されている。
図7に示すように、ポール支持部材4には、平板状の第2接続部材43が一体で形成されている。この第2接続部材43には、連結部材5を避けるための凹部が形成されている。図8に示すように、第1接続部材42と第2接続部材43とがボルトや溶接によって固定されることで、ポール支持部材4が支柱32に固定される。
このような構成であっても、連結部材5を固定するための専用のパイプ34を、支柱32同士を繋ぐパイプ33とは異なる位置において、単位ブーム31に取り付ける従来の構成に比べて、強度が必要な部材の数を抑えることができる。
また、連結部材5は、ポール支持部材4よりも単位ブーム31の長手方向の端部側に配置されている。よって、控え綱6がポール2に干渉しない。また、連結部材5の長手方向が、控え綱6が張り渡されている方向と一致している。よって、連結部材5の長手方向が、控え綱6が張り渡されている方向と一致していない場合に比べて、控え綱6から連結部材5に伝わる力を、支柱32で好適に受けることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1,101 手摺装置
2 ポール
2a 第1締結部
2b 第2締結部
3 親綱
4 ポール支持部材
5 連結部材
6 控え綱
6a 第1控え綱
6b 第2控え綱
7 中間部材
10 クレーン
11 下部走行体
12 上部旋回体
13 旋回フレーム
14 ブーム
15 マスト
16 ウインチ
17 下部スプレッダ
18 カウンタウエイト
19 バックストップ装置
20 ガイリンク
21 上部スプレッダ
22 ブーム起伏ロープ
23 バックストップ受け
31 単位ブーム
31a 下部ブーム
31b 中間ブーム
31c 上部ブーム
31d 第1単位ブーム
31e 第2単位ブーム
32 支柱
33 パイプ
34 パイプ
41 ブラケット
42 第1接続部材
43 第2接続部材

Claims (5)

  1. 作業機械のブームに設けられた手摺装置であって、
    前記ブームは、複数の単位ブームがその長手方向に連結されて構成されており、
    隣り合う前記単位ブームの各々は、前記長手方向に延びる支柱を、前記単位ブームの幅方向の両端部にそれぞれ有し、
    隣り合う前記単位ブームの各々は、前記幅方向に延びて前記支柱同士を繋ぐパイプを、前記長手方向の両端部にそれぞれ有し、
    隣り合う前記単位ブームの各々に複数設けられ、前記長手方向および前記幅方向に直交する方向に延びるポールと、
    隣り合う前記単位ブームの各々において、前記ポール同士の間に張り渡された親綱と、
    隣り合う前記単位ブームの各々において、前記支柱または前記パイプに固定され、前記ポールを支持するポール支持部材と、
    隣り合う前記単位ブームの各々において、前記支柱及び前記パイプのうち、前記ポール支持部材が固定されている方に固定された連結部材と、
    隣り合う前記単位ブームの一方である第1単位ブームに設けられた前記ポールと、他方である第2単位ブームに設けられた前記連結部材との間に張り渡された控え綱である第1控え綱と、
    前記第2単位ブームに設けられた前記ポールと、前記第1単位ブームに設けられた前記連結部材との間に張り渡された前記控え綱である第2控え綱と、
    を有することを特徴とする手摺装置。
  2. 前記ポール支持部材と前記連結部材とが一体であることを特徴とする請求項1に記載の手摺装置。
  3. 前記連結部材が、前記ポール支持部材よりも前記長手方向の端部側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の手摺装置。
  4. 前記連結部材の長手方向が、前記控え綱が張り渡されている方向と一致していることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の手摺装置。
  5. 前記ポール支持部材および前記連結部材が、前記パイプにそれぞれ固定されており、
    前記連結部材と前記控え綱との連結箇所が、前記長手方向における前記パイプの外周の位置、または前記長手方向における前記パイプの外周の位置よりも前記パイプの内側に位置していることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の手摺装置。
JP2019171922A 2018-09-28 2019-09-20 手摺装置 Active JP7338353B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP20865168.7A EP4001198A4 (en) 2018-09-28 2020-03-18 HANDRAIL DEVICE AND WORKING MACHINE INCLUDING THE SAME
US17/641,006 US20220340399A1 (en) 2018-09-28 2020-03-18 Handrail device and work machine comprising same
PCT/JP2020/011915 WO2021053863A1 (ja) 2018-09-28 2020-03-18 手摺装置及びこれを備えた作業機械

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018184907 2018-09-28
JP2018184907 2018-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020055692A JP2020055692A (ja) 2020-04-09
JP7338353B2 true JP7338353B2 (ja) 2023-09-05

Family

ID=70107161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019171922A Active JP7338353B2 (ja) 2018-09-28 2019-09-20 手摺装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20220340399A1 (ja)
EP (1) EP4001198A4 (ja)
JP (1) JP7338353B2 (ja)
WO (1) WO2021053863A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017137171A (ja) 2016-02-04 2017-08-10 コベルコクレーン株式会社 クレーン、およびクレーンのブーム取付方法
JP2018167973A (ja) 2017-03-30 2018-11-01 コベルコ建機株式会社 起伏部材の引き起こし方法、およびクレーン

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575408Y2 (ja) * 1975-06-05 1982-02-01
DE3214410A1 (de) * 1982-04-20 1983-10-20 Heinrich Giesers Geruest zur anbringung an dachraendern
JPS63159192A (ja) * 1986-12-24 1988-07-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 甲板開口部のガツタ−及び手摺取付方法
JPH0769585A (ja) * 1993-09-03 1995-03-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd クレーンブーム組立体
JPH08133671A (ja) 1994-11-16 1996-05-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd クレーンブームの作業足場装置
JPH10120365A (ja) * 1996-10-16 1998-05-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd クレーンブームの手摺り装置
JP2003137495A (ja) * 2001-11-01 2003-05-14 Ishikawajima Constr Mach Co ポール支持器
US8839966B2 (en) * 2009-03-31 2014-09-23 Manitowoc Crane Companies, Llc Folding jib main strut and transportable reeved strut caps
WO2015033100A1 (en) * 2013-09-05 2015-03-12 Robert Gerrard Crash barrier
JP6197836B2 (ja) * 2015-07-27 2017-09-20 コベルコ建機株式会社 移動式クレーンに備えられたスタンション
KR101832365B1 (ko) * 2016-03-29 2018-02-26 주식회사 이도산업 로프타입 펜스의 장력조절장치

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017137171A (ja) 2016-02-04 2017-08-10 コベルコクレーン株式会社 クレーン、およびクレーンのブーム取付方法
JP2018167973A (ja) 2017-03-30 2018-11-01 コベルコ建機株式会社 起伏部材の引き起こし方法、およびクレーン

Also Published As

Publication number Publication date
EP4001198A1 (en) 2022-05-25
JP2020055692A (ja) 2020-04-09
WO2021053863A1 (ja) 2021-03-25
US20220340399A1 (en) 2022-10-27
EP4001198A4 (en) 2023-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5693031B2 (ja) 移動式リフトクレーンの組立て方法
JP2014144853A (ja) ブーム及び起伏部材
CN102897677A (zh) 起重机副臂自拆装装置及方法、起重机
US11066281B2 (en) Construction machine
JP7275625B2 (ja) ストラットバックストップ装置
US3125227A (en) Boom construction
JP6128163B2 (ja) 移動式クレーン及び移動式クレーンのブーム起立方法
KR20080096143A (ko) 타워크레인용 지브
JP6767288B2 (ja) タワークレーン
JP7338353B2 (ja) 手摺装置
KR100846209B1 (ko) 타워크레인용 트롤리
JPH10120365A (ja) クレーンブームの手摺り装置
JP6098453B2 (ja) ジブ用吊り具
US6067735A (en) Boom support structure for a hoist rope support sheave
JP2015231914A (ja) 作業機械の旋回フレーム
JP4430861B2 (ja) 伸縮ブーム式作業機械
WO2013152574A1 (zh) 起重臂臂根节及包含该起重臂臂根节的塔式起重机
JP5847694B2 (ja) 建設機械
JP2017137171A (ja) クレーン、およびクレーンのブーム取付方法
KR101831409B1 (ko) 타워 크레인
JP6531505B2 (ja) 伸縮ブームの取付構造
JP7136161B2 (ja) 連結機構及び連結方法
JP7187856B2 (ja) リンク機構
JP2019077541A (ja) クレーン及びクレーン分解方法
WO2024018911A1 (ja) クレーン、および、クレーンの組立分解方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7338353

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150