JP5693031B2 - 移動式リフトクレーンの組立て方法 - Google Patents

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Description

本開示は、クレーンに起伏ジブが用いられる場合に、索具取付けウインチドラム及び索具を使用することによって折り畳み式ジブ主ストラットの組み立てを促進する移動式リフトクレーンに関する。さらに、本開示は、作業現場に搬入したり、又はそこから搬出したりする間、ストラットキャップのシーブを掛け回したままにしておくことが可能であり、そのため、新しい作業現場でストラットキャップの掛け回しを再度行わなくてもすむ方法による、作業現場における起伏ジブストラットの分解及び組立に関する。
移動式リフトクレーンは、典型的には、可動地面係合部材を有するカーボディと;地面係合部材に対して旋回することができるようにカーボディに回転自在に接続される回転台と;回転台の前部に枢動自在に装着されたブームであって、荷重巻上げラインがそこから伸張するブームと、クレーンが荷重を吊り上げるときにクレーンの平衡を補助するカウンタウェイトとを備える。加えて、クレーンが特に高層の建築物若しくは構造物、又は限られた空間内で作業する必要があるときには、所要のリーチを提供するため、ブームの上端に枢動自在に装着された起伏ジブが伸長され得る。起伏ジブが用いられる場合、ブームの上端又は起伏ジブの下端に1本又は複数の起伏ジブストラットが接続される。これらのストラットは、起伏ジブ索具装置及びバックステイストラップを支持するもので、ジブを起立させて、起伏ジブにより吊り上げられる荷重を支持するための力を加えることができるよう、モーメントアームを提供する。
クレーンは様々な場所で使用され得るため、ある作業現場から次の作業現場へと輸送することができるように設計される必要がある。これにより通常、クレーンは、公道の輸送制限内でトラックにより輸送することができるサイズ及び重量の構成要素に解体されることが求められる。クレーンの解体及び設置の容易さは、クレーンの全体的な使用コストに影響を有する。従って、クレーンの設置に必要な工数を減らすことが求められる点で、クレーンの所有者又は借主には直接的な利益がある。起伏ジブ索具装置がストラット間に複数の索線部品を含む場合、通常、各ストラットキャップは複数のシーブを備え、クレーンを設置する度にそれらにジブ巻上げラインを掛け回さなくてはならず、これには多大な時間がかかる。
過去には、起伏ジブをその起伏ジブストラットと組み立てるためのいくつかの方法が用いられている。それらの方法のうちの少なくとも1つは、組み立てられたジブストラットをブームの端部に取り付け、ジブストラットのキャップにジブ巻上げラインを掛け回すことを含む。この掛け回しプロセスは時間がかかる。次に、ブームの基部に接続されたバックステイ懸架部を主ストラットの上端にピン固定することができる点まで、補巻上げラインを使用して2本のジブストラット(ジブ主ストラット)の上端を補助クレーンによって起立させながら、中間に引き寄せ得る。補助クレーンは、この引き上げる動作を実施するため、引き上げながら移動しなければならず、組立て作業者は、バックステイ懸架部のピン固定において地上から離れて高所で作業する必要があり、これはプロセスを長引かせるとともに、組立て作業者をさらなる危険にさらし得る。
米国特許出願第12/023,902号明細書 米国特許出願第61/098,632号明細書
従って、本開示は、ジブストラットの組立て方法をより効率的且つより安全なものとすることによる、これまでの方法に伴う上記の欠点に対する解決策を含む。例えば、作業現場においてクレーンを設置する間に、ジブストラットキャップを再度掛け回す必要がなくなり、主ストラットを立ち上げるときに補助クレーンを移動させなくともよく、且つ地面により近いところで組み立てステップが行われ得る。
本開示の起伏ジブシステムを利用する移動式リフトクレーンの好ましい実施形態の側面立面図である。 図1のクレーンの拡大した側面立面図であり、明確にするため構成要素の一部は省略している。 ジブ巻上げドラムと、図1のクレーンの一対の取り外されたストラットキャップに掛け回されたそのジブ巻上げラインとの側面図であり、第1の輸送形態の実施形態を示す。 図1のジブストラットの側面図であって、主ストラットのストラットキャップがジブストラットのストラットキャップと共に掛け回され、且つそこに取り付けられており、第2の輸送形態の実施形態を示す。 図1のジブストラットの側面立面図であって、主ストラットのストラットキャップがジブストラットの側部に取り付けられ、且つジブストラットのストラットキャップと共に掛け回されており、第3の輸送形態の実施形態を示す。 図6〜図15は、図1のクレーンの側面立面図であり、段階を追ってジブストラットの組立てを示す。図6は、取り付けられたジブストラットと、ジブストラットキャップへのジブ巻上げラインの迅速な掛け回しを示す。 主ストラットのうち、組み立てられた主ストラット突合せ部と第1のインサートとを含む第1のストラット部分の、ブームの上端との枢動接続を示す。 ブームと主ストラット突合せ部との間へのストラットストッパのテレスコープ式の取付け、及び第1のインサートの上端との索具取付けウインチラインの接続を示す。 組み立てられた主ストラットトップと第2のインサートとを含む第2のストラット部分の、第1のインサートとの、主ストラットを折り返すような形での枢動接続を示し、及び、主ストラットキャップへのバックステイストラップ部分材の取付けを示す。 掛け回されたジブ巻上げラインを繰り出しながら行われる、主ストラットキャップ及びバックステイストラップの部分材の引上げを示す。 主ストラットキャップの降下、及びバックステイストラップの部分材の、ブームの下端に接続されたバックステイストラップのさらなる部分材とのピン固定を示す。 主ストラットのストラットトップとの主ストラットキャップの接続を示す。 主ストラットのストラットトップとの主ストラットキャップの接続を示す。 主ストラットのストラットトップとの主ストラットキャップの接続を示す。 主ストラットトップを、そこに取り付けられた持上げ用ペンダントと共に引き上げながら索具取付けウインチラインを引き込むことにより、折り畳み式主ストラットを閉じ、それによって起伏ジブストラットの組み立てを完了するところを示す。
ここで、本開示がさらに説明される。以下の節では、本開示の種々の態様がさらに詳細に定義される。そのように定義される各態様は、明確にそれに反する旨が示されない限り、任意の他の1つ又は複数の態様と組み合わされてもよい。特に、好ましい、又は有利であるとして示される任意の特徴が、好ましい、又は有利であるとして示される任意の他の1つ又は複数の特徴と組み合わされてもよい。
本明細書及び特許請求の範囲において使用されるいくつかの用語は、以下のとおり定義される意味を有する。
用語「ストラットキャップ」は、全体としてジブ巻上げラインの複数の部分間に張力を分散させる働きをするように支持構造体に一体に固定されたシーブの装置を意味する。ストラットキャップは対で機能する。第1のストラットキャップ及び第2のストラットキャップの各々はいくつものシーブを備え、それらにはワイヤロープが掛け回される。本開示では、対の各ストラットキャップは、通常のクレーン動作中、起伏ジブストラットの一方の上端に接続される。
用語「ジブ主ストラット」、又は単に「主ストラット」は、ブームのより下方の位置に接続される起伏ジブストラットを意味する。主ストラットの端部からブームの下端に接続される少なくとも1つのバックステイストラップにより、主ストラットとブームとの間が固定角度に維持される。折り畳み式起伏ジブストラットの立ち上げについて考察するときに本開示が参照するのは、この主ストラットである。
用語「ジブストラット」は、ブームにおいてより高いところ(例えば、その上端)、及び起伏ジブの下端、或いはそのどちらか一方に接続される起伏ジブストラットを意味する。ジブストラットの端部から起伏ジブの上端に接続される少なくとも1つのジブ支持ストラップにより、ジブストラットと起伏ジブとの間が固定角度に維持される。
用語「ジブ巻上げドラム」は、2本の起伏ジブストラット(主ストラットとジブストラットと)の間の角度を制御するために用いられる索線を巻き取ったり、繰り出したりするために使用されるウインチを意味する。ジブ巻上げドラムは、ジブ巻上げラインが巻回される円筒形本体、並びに円筒形本体の回転を制御するための機械式及び油圧式制御装置を備える。
用語「ジブ巻上げドラムフレーム」は、ジブ巻上げドラムの構成要素を一体に保持し、必要であればそれらを他のクレーン構成要素に装着するために使用される構造を意味する。また、他の構成要素がフレームに装着されることもある。用語「装着された」は、構成要素が、それを装着する構造に対し動かないようにすることを含む。しかしながら、用語「フレーム」は、ドラムに適度に近いサイズの、上記に列挙された目的に使用される構造を意味するように意図される。従って、クレーンの別の主構成要素として使用される構造、又はドラムの円筒形部分の長さの2倍を上回るか、若しくはドラムの直径の2倍を上回る構造は、ドラムのフレームの一部であるとは見なされない。
用語「ストラットストッパ」は、起伏ジブの後方への倒回を防止するために使用される構造を意味し、ジブ主ストラットとブームとの間に接続される。ストラットストッパは、少なくとも1つのバックステイストラップと協働することによりジブ主ストラットとブームとの間を固定角度に保ち、従ってジブストラットがブームに向かって回転し過ぎることを防止する。
用語として「ピン固定された」(及び「ピン固定している」などのその変形)は、構成要素間で力を移動させることが可能で、且つ分解が容易な接続も可能とする構成要素間の接続を意味するように意図される。最も典型的には、ピン固定された接続は、2つの接続された構造体中の孔を挿通するピンにかかる剪断力によって力を移動させるものである。この用語が本明細書で使用されるときの「ピン固定された」接続を行うには、ピンに加え、ボルトを使用することができる。
本開示は、多くの種類のクレーンに対する適用性を有するが、動作時の構成で図1に示される移動式リフトクレーン10に関連して説明するものとする。移動式リフトクレーン10は、カーボディ12とも称される下部体と、クローラ14及び16の形態の可動地面係合部材とを備える。2つのフロントクローラ14と2つのリアクローラ16とがあり、図1の側面図では、そのうち各1つしか見ることができない。クレーン10では、地面係合部材は、各側に1つのクローラの、一組だけのクローラであってもよい。当然ながら、図示されるものに追加されるクローラを使用することができ、さらには、タイヤなどの他のタイプの地面係合部材を使用することもできる。
回転台20が、地面係合部材に対して旋回することができるようにカーボディ12に回転自在に接続される。回転台は、旋回リングによってカーボディ12に装着され、従って回転台20は、地面係合部材14、16に対して軸を中心に旋回することができる。回転台は、回転台の前部に枢動自在に装着されたブーム22と;その第1の端部で回転台に装着されたマスト28であって、下部イコライザ47がマストの第2の端部に隣接してマストに接続された、マスト28と;マスト28と回転台20の後部分との間に接続されたバックヒッチ30と;可動カウンタウェイトユニット34とを支持する。カウンタウェイトユニット34で使用されるカウンタウェイトは、個々のカウンタウェイト部材(又はブロック)44が支持部材上に複数積層された形態であり得る。
マスト28の上端とブーム22との間のブーム巻上げ索具(以下でさらに詳細に説明される)を用いてブーム角度を制御し、荷重を移動させることにより、カウンタウェイトを利用して、クレーンによって吊り上げられる荷重のバランスをとることができる。荷重巻上げライン24は、ブーム22のプーリに掛けられ、フック26を支持する。他端では、荷重巻上げラインは、回転台に接続された第1の荷重巻上げ主ドラム70に巻回され、これは以下でさらに詳細に説明される。回転台20は、移動式リフトクレーンに一般的に存在する他の要素、例えば、運転室、ブーム巻上げ索具用の巻上げドラム50、第2の巻上げ主ドラム80、及び補巻き索線用の荷重巻上げ補助ドラム90などを備え、これらも同様に以下でさらに詳細に説明される。
図1に示されるとおり、ブーム22は、主ブーム22の上端に枢動自在に装着された起伏ジブ23を備える。クレーンはまた、本明細書でそれぞれジブストラット及び主ストラットとも称される第1のジブストラット27及び第2のジブストラット29も備え、さらに、関連する起伏ジブ索具及び起伏ジブ巻上げドラム100も備える。起伏ジブ巻上げドラム100は、図示される実施形態では、回転台20のフロントローラキャリアに装着される。他の実施形態において、起伏ジブ巻上げドラム100は、主ブーム22、マスト28、又は回転台20に装着される別の構造に取り付けられてもよい。起伏ジブ巻上げライン19が、ドラム100から1つ又は複数のワイヤガイド18を通り、ジブストラット27と主ストラット29との間の角度を制御する索具装置まで渡される。一実施形態において、起伏ジブ巻上げライン19は、厚さが約34mmのワイヤロープである。ストラット間の角度を制御する索具装置は第1のストラットキャップ31及び第2のストラットキャップ31を備え、各々は、それぞれ第1のストラット27及び第2のストラット29に取り付けられる。ジブ巻上げライン19は、第1のストラットキャップ31及び第2のストラットキャップ31のシーブに掛け回される。ストラットのストラットキャップ31は、ある実施形態において取外し可能である。起伏ジブ巻上げライン19は、ストラットキャップ31のいずれか、又は第1のストラット27及び第2のストラット29の一方で終端となる。
主ストラット29の端部、例えばそのキャップと、ブーム22の下端との間に、2本のバックステイストラップ33Aが接続される。これらのバックステイストラップは、複数の固定長の部分材から作製される。部分材の数及び各部分材の長さを選択することにより、異なるブーム長さに対応して、主ストラット29とブーム22との間に形成される固定角度の三角形の斜辺を変化させることができる。バックステイストラップ33Aの長さを変化させることにより、ブームの各長さについて主ストラット29とブーム22との間を、クレーンの設計どおりの一定の角度に維持し得る。
同様に、ジブストラット27の端部と起伏ジブ23の上端に隣接したところとの間に、それらの間を一定の角度に維持するため、ジブ支持ストラップ33Bの部分材が接続され得る。説明されるとおりジブ支持ストラップ33Bを用いることにより、起伏ジブ巻上げライン19を繰り出したり、又は引き込んだりすることで、第1のジブストラット27と第2のジブストラット29との間の角度だけを大きくしたり、又は小さくしたりすることができる。さらに、主ストラット29とブーム22との間にストラットストッパ35が接続され、ジブに荷重がなく、主ストラットを引き上げる力が主ストラットを引き下ろす力より小さい場合に、主ストラット29に支持を提供する。
バックヒッチ30は、マスト28の上端に隣接して、但し、マストに接続される他の構成品を妨害しないようにマストの下方に十分離して接続される。バックヒッチ30は、図1に示されるとおり、圧縮荷重及び引張荷重の双方を支えるように設計されたラチス部材を含み得る。クレーン10では、マスト28は、つかみ上げ、移動させて、置く動作などのクレーンの動作中、回転台20に対して固定角度に保たれる。
カウンタウェイトユニット34は、回転台20の残りの部分に対して移動可能である。マストの上端に隣接して接続された引張部材32が、カウンタウェイトユニットを懸垂式に支持する。回転台とカウンタウェイトユニットとの間にカウンタウェイト移動構造が接続され、それによりカウンタウェイトユニットを、マスト28の上端より前方の第1の位置まで移動させてそこに保持し、及びマストの上端より後方の第2の位置まで移動させてそこに保持することができ、これは、米国特許出願第12/023,902号にさらに詳しく説明されている。
クレーン10のカウンタウェイト移動構造においては、少なくとも1つの線形駆動装置36、例えば、油圧シリンダか、或いはラックピニオンアセンブリと、第1の端部で回転台に、且つ第2の端部で線形駆動装置36に枢動自在に接続された少なくとも1本のアームとを使用して、カウンタウェイトの位置が変えられる。アーム及び線形駆動装置36は回転台とカウンタウェイトユニットとの間に接続され、従って線形駆動装置36の伸縮によって、カウンタウェイトユニットの回転台に対する位置が変わる。図1は、カウンタウェイトユニットのその最前方位置を示すが、線形駆動装置36は部分的又は完全に拡がることができ、それにより、フック26から荷重が吊り下げられるときなどに、カウンタウェイトユニットは中央及び後方の位置に、又は任意の中間位置に動く。
カウンタウェイト移動構造の好ましい実施形態において、回転台20と線形駆動装置36の第2の端部との間に枢動フレーム40が接続され、これは中実の溶接プレート構造であり得る。枢動フレーム40とカウンタウェイトユニット34との間には後部アーム38が接続される。後部アーム38もまた溶接プレート構造であり、枢動フレーム40に接続する端部に傾斜部分39を有する。これにより、アーム38を枢動フレーム40と一列に直接接続することが可能となる。バックヒッチ30は、脚が下方に拡がったA字形構成を有し、必要に応じてカウンタウェイト移動構造を脚の間に通すことができる。
クレーン10にはカウンタウェイト支持システム46が装備され、国によっては、これはクレーンに関する規制に準拠することが求められ得る。カウンタウェイト移動構造及びカウンタウェイト支持構造は、米国特許出願第12/023,902号にさらに詳しく開示されている。
ブーム巻上げ索具装置は、ワイヤロープ25の形態のブーム巻上げラインを備え、これは、ブーム巻上げドラム50に巻回され、下部イコライザ47及び上部イコライザ48のシーブに掛け回される。ブーム巻上げドラムは、回転台に接続されたフレーム60(図2)に装着される。索具装置はまた、ブーム上端と上部イコライザ48との間に接続された固定長のペンダント21も備える。下部イコライザ47は、マスト28を介して回転台20に接続される。この構成により、ブーム巻上げドラム50を回転させると下部イコライザ47と上部イコライザ48との間のブーム巻上げライン25の長さが変化し、それにより回転台20とブーム22との間の角度を変えることが可能となる。
ブーム巻上げドラムフレーム60、下部イコライザ47及び上部イコライザ48は、各々、協働する取付け構造を備え、それにより下部イコライザ及び上部イコライザをブーム巻上げドラムフレームに取外し可能に接続することができるため、ブーム巻上げドラムと、下部イコライザと、上部イコライザと、ブーム巻上げラインとを、合体したアセンブリとして輸送することができる。合体したブーム巻上げドラム50と、フレーム60と、下部イコライザ47と、上部イコライザ48とは、作業現場間の輸送用となり得るように構成され、これは、米国特許出願第61/098,632号に説明されている。
上述のとおり、好ましい実施形態において、クレーンは4つのドラムを備え、その各々はフレームに装着され、積層された構成で回転台に接続される。(回転台は、主フレーム並びにフロント及びリアローラキャリアを備える)。ジブ巻上げドラムは、フロントローラキャリアの前面に取り付けられたフレームに装着される。4つの積層されたドラムのうちの2つのフレームは回転台に直接接続され、一方、残りの2つのドラムのフレームは、回転台に直接接続された2つのドラムフレームの少なくとも1つと直接接続されることによって、回転台に間接的に接続される。この場合、4つの積層されたドラムは、好ましくは、荷重巻上げライン24が巻回される第1の荷重巻上げ主ドラム70と、荷重巻上げライン17が巻回される第2の荷重巻上げ主ドラム80と、補巻きライン13が巻回される荷重巻上げ補助ドラム90と、ブーム巻上げライン25が巻回されるブーム巻上げドラム50とである。好ましくは、荷重巻上げ補助ドラム90のフレーム91及び第2の荷重巻上げ主ドラム80のフレーム81が回転台に直接接続され(フレーム91はその前部でフロントローラキャリアにピン固定される)、第1の荷重巻上げ主ドラム70のフレーム71がフレーム81及び91の双方に接続され、一方、ブーム巻上げドラム50のフレーム60がフレーム81に接続される。この点について、従ってブーム巻上げドラムフレーム60は、第2の荷重巻上げ主ドラムフレーム81の上に積層されて直接ピン固定され、第1の荷重巻上げ主ドラムフレーム71は荷重巻上げ補助ドラムフレーム91の上に積層されて直接ピン固定される。ドラムフレームは着脱可能なピンによって回転台と、及び互いに接続され、そのためフレームは回転台と切り離して別々に輸送することが可能である。
第6のドラムとして索具取付けウインチドラム110が挙げられ、そこには索具取付けウインチライン111が巻回される。索具取付けウインチドラム110は回転台20の下部分に取り付けられ、他のドラムより軽量である。索具取付けウインチライン111は、一実施形態において、クレーンの組み立てを補助するために一般的に用いられる19mmのウインチラインであってもよい。本明細書では、索具取付けウインチライン111は、ストラットキャップ31のシーブの掛け回しの迅速化、及び主ストラット29の組立てを補助するために用いられる。
ストラットキャップ31は、対として一体に掛け回されたまま作業現場間を輸送され得る。この構想のいくつかの異なる実施形態のうち3つの実施形態が、図3〜図5に示される。ストラットキャップ31は、一体に掛け回され、場合によってはジブストラット27、29の一方に取り付けられているとき、輸送が容易となり、且つクレーンを組み立てる間、ジブストラット27、29に関する用途に用いることができる。第1の実施形態が図3に示され、ここでは、一対の取り外されたストラットキャップ31に起伏ジブ巻上げライン19が掛け回され、起伏ジブ巻上げドラム100と共に輸送される。第2の実施形態が図4に示され、ここでは、一対の取り付けられたストラットキャップ31が一体に掛け回され、起伏ジブストラット27、29の一方に取り付けられている。第3の実施形態が図5に示され、ここでは、双方のストラットキャップ31が起伏ジブストラットの端部に取り付けられ、一体に掛け回されたままの状態にある。
より詳細には、図3は、起伏ジブ巻上げライン19が掛け回された一対の取り外されたストラットキャップ31を示し、ここで起伏ジブ巻上げライン19は引き込まれているため、ストラットキャップ31はジブ巻上げドラム100と同じキャリアで輸送され得る。ある実施形態において、ストラットキャップ31は、それらが一体に掛け回されたままの状態であるよう互いに隣接して輸送される。図3の実施形態では、ジブ巻上げライン19はブーム22のワイヤガイド18から、そこを通り抜けることなく引き込まれ、従って、分解及び組立中にストラットキャップ27、29のシーブを掛け外し、その後に再度掛け回す必要が回避される。従って、ブーム22に取り付けられた任意のワイヤガイド18は、取外し可能な(又はヒンジ機構の)部分を伴い構成され、それによりジブ巻上げライン19をその取外し可能な部分から直接、速やかに外すことができるようにされる。
各ストラットキャップ31は、記載されるとおり、複数のシーブを備え、また、各々が貫通開口115を有する一対のサイドブラケット114も備える。さらに、各ストラットキャップ31は、各々が貫通開口を有する第1の突出部116と第2の突出部118とを備える。突出部116、118は、ストラットキャップを、別のストラットキャップ、ジブストラット27若しくは主ストラット29、又はジブ巻上げドラム100のフレームに取り付けるために用いられ得る。これらの取付けは、ピン固定によって行われ得る。例えば、図3には、第1の突出部116を介してストラットキャップ31を互いに接続するためのピンが示される。図3は、このように取り付けられたストラットキャップ31を示すが、輸送に際してストラットキャップ31はなお一体に掛け回されているため、取り付けられる必要がなく、掛け回されたままの状態であるよう互いに隣接しているだけでよい。さらに、第1の突出部116若しくは第2の突出部118、又はブラケット114は、輸送に際してストラットキャップ31をジブ巻上げドラム100のフレームに取り付けるために用いられ得る。或いは、キャップは索具取付けウインチドラム110と共に輸送されてもよく、この場合、索具取付けウインチライン111がストラットキャップ31のシーブに掛け回され得る。
図4は、ストラットキャップの輸送の代替的実施形態を示し、この場合、ストラットキャップ31の一方が、ジブストラット27又は主ストラット29の一方の端部に取り付けられる。本明細書に開示される組立及び分解の実施形態に関連して説明されるとおり、好ましい実施形態では、このストラットがジブ(又は第1の)ストラット27であり、図中の接続されていないストラットキャップ31が、主(又は第2の)ストラット29のものとされる。輸送中にストラットキャップ31が一体に掛け回されたままの状態とするため、クレーンの分解中、補助(又は第1の)ライン119がストラットキャップ31のシーブに掛け回され得る。補助ライン119は他より短い部品であるが、ストラットキャップ31のシーブに掛け回すには十分な長さであり、ストラットキャップの一方か、又はストラットを終端とする。補助ライン119は、索具取付けウインチドラム110のものと同様に19mmの索線であってもよく、単体部品のワイヤロープか、又は同様に索具取付けウインチドラム110に接続された索具装置ラインであってもよい。
ストラットキャップ31への補助ライン119の掛け回しは、起伏ジブ巻上げライン19の終端を取り外し、それを補助ラインに取り付けることによって行われ得る。このような2本のラインの互いの取付けはシンブル(図示せず)によって行われ、このシンブルは、起伏ジブ巻上げライン19の端部に取り付けられる孔を有する。19mmの索線は、孔を有する楔形の二股の端部を備え、それらの孔は、次に2本の索線を互いにピン固定できるようにシンブル上に配置され得る。この構成は、2本の索線を互いに固定して取り付けるために一般的に用いられるいくつかの方法のなかの1つである。起伏ジブ巻上げライン19は、補助ライン119に取り付けられると、補助ライン119がストラットキャップのシーブに掛け回されるまで、ジブ巻上げドラム100内に引き込まれる。次に起伏ジブ巻上げライン19が補助ライン119から取り外され、輸送のため残りの部分がそのドラム100の中に引き込まれる。補助ライン119は、ストラットキャップの一方又はストラットを終端とし得るが、そうである必要はなく、及びストラットキャップ31は、互いに取り付けられても、又は取り付けられなくともよい。次に、補助ライン119を掛け回されたストラットキャップ31が取り付けられたジブストラット27又は主ストラット29が、アセンブリとして輸送され得る。
図5は、図4に示される実施形態の代替的実施形態を示し、ジブストラット27又は主ストラット29に取り付けられたストラットキャップが取外し不可能であり、及び取り外されたストラットキャップ31が、取外し不可能なストラットキャップ31の近傍で、それらがなお一体に掛け回され得るようにストラットのストラットトップに取り付けられている点が異なる。この実施形態において、ブラケット114の他にも支持を追加するため、突出部118がストラットに取り付けられ得る。前と同じく、好ましい実施形態では、このストラットがジブ(又は第1の)ストラット27であり、このときクレーンの分解中に分解されるのは主ストラット29である。図4又は図5のいずれの実施形態においても、分解又は組立中には支持スタンド122がストラットの下に配置され得る。
作業現場に到着後、図6に示される位置までクレーン10を立設することができ、これには、ブーム22の端部に対するジブストラット27の取付けが含まれる。ブーム22の下に支持体123が展開され、ブームの下側に索具取付けウインチライン111及びジブ巻上げライン19のための間隙を提供し得る。図3〜図5のなかでどの実施形態がストラットキャップ31の輸送に用いられるかによって、組立ては多少異なり得る。しかしながら、目的は、ジブ巻上げライン19がストラットキャップ31のシーブにまだ掛け回されていないならば、それを掛け回すことである。例えば、図3に示される第1の実施形態が輸送に用いられる場合、ジブストラット27がブームの上端に接続されると、次にストラットキャップ31をジブ巻上げドラム100から引き離すだけでよく、この間、ジブ巻上げライン19を繰り出し、それによりジブ巻上げライン19に弛みを設けることで、ジブストラット27にそのストラットキャップ31を取り付け得る。
図4又は図5に示される実施形態の場合、輸送のため補助ライン119がストラットキャップ31に掛け回されたので、それを使用してストラットキャップのシーブに別のラインが迅速に掛け回され得る。例えば、第2の実施形態(図示せず)では、索具取付けウインチライン111が補助ライン119の一方の端部に、及びジブ巻上げライン19が他方の端部に接続され得る。次に、補助ラインが取り出され、ジブ巻上げライン19がストラットキャップのシーブに掛け回されるまで、索具取付けウインチライン111がドラム110に引き込まれる。次に、索具取付けウインチライン111は切り離し、以下で考察される後のステップで再び使用されるまで、引き込んで片付けておくことができる。補助ライン119もまた、取り払われるものの、クレーンの使用後にストラットキャップ31の輸送準備が整ったとき、こうしたステップを逆に行うために再び用いることができる。第3の実施形態では、前と同じくジブ巻上げライン19が補助ライン119の端部に接続されるが、補助ライン119の他方の端部には補助クレーンライン124が接続され得る。補助クレーンがそのライン124を引き上げ、そのようにして補助ライン119が取り出される一方、そこにジブ巻上げライン19が掛け回される。
図7は、主ストラット29のうち、組み立てられた主ストラット突合せ部126と第1のインサート127とを含む第1のストラット部分の、ブームの上端との枢動接続を示す。ブーム22との取付け位置は重要ではないが、ジブストラット27の取付け箇所からいくらか離れた箇所であり得る。主ストラット29が組み立てられる間、ジブ巻上げライン19は、それがこのプロセスの邪魔にならないよう、一時的にジブストラット27の側部に退けた位置に置かれ得る。
図8は、ブーム22と主ストラット突合せ部126との間へのストラットストッパ35の取付けを示す。ストラットストッパ35は、主ストラット突合せ部126の上端に取り付ける際にはテレスコープ式に伸びるが、主ストラット29が閉鎖位置(図15)まで引き上げられると、より短い位置に縮むように構成される。索具取付けウインチライン111が主ストラット29の第1のインサート127の上端に接続される。
図9は、組み立てられた主ストラットトップ128と第2のインサート129とを含む第2のストラット部分の、第1のインサート127との、主ストラット29を折り返すような形での枢動接続を示す。ブーム22の高さに応じて、バックステイストラップ33Aのいくつかの部分材が主ストラットキャップ31にピン固定される。例えば、ブームの下端にピン固定されるバックステイストラップ33Aの部分材の数は一定に保たれてもよく、主ストラットキャップ31にピン固定されるバックステイストラップ33Aの部分材の数が、ブーム長さを変化させるために必要な長さに従い選択されてもよい。開示される実施形態は、主ストラット29とブーム22との間を、90度を少しだけ下回る角度などの一定の角度に維持しようとしていることを念頭に置かれたい。また、図9では、ジブ巻上げライン19は、主ストラットキャップ31の空中への引上げに備え、折り畳まれた主ストラット29の上面にかかるよう持ち上げられている。
図10は、掛け回されたジブ巻上げライン19を繰り出しながら行われる、主ストラットキャップ31及びバックステイストラップ33の引上げを示す。ジブ巻上げライン19を繰り出すと、図11に示されるとおり、主ストラットキャップ31(バックステイストラップ33Aの部分材を含む)を主ストラット129のストラットトップ128まで降下させ得るような弛みがもたらされる。主ストラットキャップ31に固定されたバックステイストラップ33Aの部分材は、ブーム22の下端に接続されたバックステイストラップ33Aの部分材とピン固定され、それによりストラット29とブーム22との間に一連の剛性のバックステイストラップ33が完成する(図15)。
次に、図12〜図14に示されるとおり、主ストラットキャップ31が主ストラット29の上端に取り付けられ(ピン固定され)、これは、ブラケット114の一方を使用して主ストラットキャップ31の片側が取り付けられ、次にストラットキャップが他方のブラケット114の側に枢動され、もう一方の側が取り付けられる。主ストラットキャップ31を枢動させる間、バックステイストラップはストラットトップ128の下側、ストラットストッパ35の上側に配置され、及び必要に応じて、ストラットキャップ31に掛け回された索線の過剰な弛みを巻き取るため、ジブ巻上げライン19が引き寄せられる。バックステイストラップ33Aの部分材−ブームの下端に取り付けられたものと、主ストラットキャップに取り付けられたものと−は、主ストラットキャップ31が主ストラット29に取り付けられた前であっても、又はその後であっても、一体にピン固定し得ることに留意されたい。
図15は、主ストラットトップ128及び主ストラットキャップ31を引き上げながら索具取付けウインチライン111を引き込むところを示す。持上げ用ペンダント130、又は剛性のポールがストラットトップ128又は主ストラットキャップ31にピン固定されてもよく、これは、格納形態では主ストラット29に取り付けられるよう枢動可能で、起立形態では、補助クレーン(図示せず)に接続するため引き起こし得る。索具取付けウインチライン11を索具取付けウインチドラム110に引き入れながら、補助クレーンが持上げ用ペンダント130を真上に引き上げてもよく、それにより第1のインサート127の側部と第2のインサート129の側部とが互いに整列して一体となり、このとき主ストラット29は直線状となって閉鎖される。従って、補助クレーンは移動しなくともよく、及び起伏ジブストラットの組立てが簡略化される。
次に、ストラットインサート127、129の他方の側部が互いにピン固定され、ジブ主ストラット29の組立てが完了し得る。索具取付けウインチライン111が切り離され、補助クレーンも同様に持上げ用ペンダント130から切り離される。クレーン10の動作中に格納するため、持上げ用ペンダントは主ストラット29に取り付けられる。ここでジブ巻上げライン19を引き込んでジブストラット27を地面から引き離してもよく、それによりブーム22の端部に、そこに起伏ジブ23を取り付けるための地面に対する空間が生じる。図示されないが、起伏ジブ23の上端とジブ(又は第1の)ストラット27の端部との間にジブ支持ストラップ33Bの部分材がピン固定される。従って、ジブストラット27を地面から引き離す前に、ジブ支持ストラップ33Bの初めのいくつかの部分材をジブストラットキャップ31に接続することで、起伏ジブ23の端部にピン固定されたジブ支持ストラップの残りの部分材に対するジブ支持ストラップの初めのいくつかの部分材のピン固定を容易にすることができる。
当業者には、本明細書に記載される好ましい本実施形態に対する様々な変更及び修正が明らかであろうことは理解されなければならない。例えば、ストラットキャップの1つ又は複数は着脱可能とされなくともよい。さらに、ジブストラット間の索線は剛性とされ、その一方で、ブームと、それぞれ主ストラット及びジブストラットとの間の角度の一方を、掛け回されたジブ巻上げラインによって変更可能とし、それにより起伏ジブをどれだけ上昇及び降下させるかをいくらか変化させてもよい。クレーンの輸送及びストラットの組立又は分解の特定のステップは、異なる順序で実施されてもよい;従って、添付の特許請求の範囲に挙げられるかかる方法ステップのいかなる順序も、特許請求の範囲の記載によって特に要求されない限り、必須の順序であることは含意しない。かかる変更及び修正は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、且つ、その意図される利点を損なうことなく行うことができる。従って、かかる変更及び修正は、添付の特許請求の範囲に包含されることが意図される。

Claims (4)

  1. 動作時の構成として、i)起伏ジブ巻上げドラム及び起伏ジブ巻上げラインと、索具取付けウインチドラム及び索具取付けウインチラインとが取り付けられた回転台と、ii)前記回転台に枢動自在に装着されたブームと、iii)前記ブームの先端部に枢動自在に装着された起伏ジブと、iv)同様に前記ブームの前記先端部に枢動自在に接続された第1のストラットと、v)前記第1のストラットの接続点より下側で前記ブームに接続された第2のストラットと、vi)前記第1のストラットに取付けられ、複数のシーブを有する第1のストラットキャップと、前記第2のストラットに取付けられ、複数のシーブを有する第2のストラットキャップと、を含む、移動式リフトクレーンの組立て方法であって、
    a)前記第1のストラットを前記ブームの前記先端部に枢動自在に接続するステップと、
    b)前記第2のストラットの第1の部分を前記第1のストラットに隣接して前記ブームの前記先端部に枢動自在に接続するステップと、
    c)前記第1及び第2のストラットキャップの前記複数のシーブに前記起伏ジブ巻上げラインを掛け回すステップと、
    前記ステップcの後に前記索具取付けウインチラインを前記第1の部分の前記先端部に接続するステップと、
    )前記第2のストラットの第2の部分を、前記第2の部分が前記第1の部分の上に折り重なって、折り畳まれた第2のストラットを形成するように、前記第1の部分に枢動自在に取り付けるステップと、
    )前記索具取付けウインチラインを引き込みながら補助クレーンを使用して前記第2の部分の頂部に取り付けられた持上げ用ペンダントを巻上げて前記第2の部分を引き上げるステップであって、それによって前記第1の部分と前記第2の部分とを互いに整列した状態にするステップと、
    を含む、移動式リフトクレーンの組立て方法。
  2. 前記リフトクレーンが、動作時の構成として、vi)前記第2のストラットと前記ブームとの間に接続されたストラットストッパをさらに備えている、請求項1に記載の移動式リフトクレーンの組立て方法であって、
    前記ブームと前記第2のストラットの前記第1の部分との間に前記ストラットストッパを接続するステップさらに含む、移動式リフトクレーンの組立て方法。
  3. 前記起伏ジブ巻上げラインを掛け回すステップが、前記起伏ジブ巻上げラインの終端を前記第1及び第2のストラットキャップの一方又は前記第1及び第2のストラットの一方に接続することを含む、請求項2に記載の移動式リフトクレーンの組立て方法であって、
    前記第2のストラットの前記第1の部分と前記第2の部分との間の少なくとも1つの接続についてピン固定を外すステップと、
    前記索具取付けウインチラインを前記第1の部分から取り外すステップと、
    をさらに含む、移動式リフトクレーンの組立て方法。
  4. 前記リフトクレーンが、動作時の構成として、さらに、vii)前記ブームの基端部と前記第2のストラットに取り付けられた前記第2のストラットキャップとの間に接続された少なくとも一つのジブバックステイストラップを備えており、
    当該移動式リフトクレーンの組立て方法が、
    I)前記第2のストラットの前記掛け回された第2のストラットキャップを前記第2の部分の先端部に接続するステップと、
    II)前記第2のストラットキャップを前記第2のストラットに接続する前に、前記少なくとも一つのジブバックステイストラップの部分材を前記第2のストラットキャップに接続し、前記第2のストラットキャップに接続された前記少なくとも一つのジブバックステイストラップの前記部分材を、前記少なくとも一つのジブバックステイストラップの、前記ブームの前記基端部に取り付けられている複数のさらなる部分材に接続するステップと、をさらに含む、請求項3に記載の移動式リフトクレーンの組立て方法。
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