JP2019055794A - 梱包構造体、半導体ウェーハの梱包方法および輸送方法 - Google Patents

梱包構造体、半導体ウェーハの梱包方法および輸送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造した半導体ウェーハを輸送する際に、半導体ウェーハの外周部に樹脂付着物が付着するのを防止することができる梱包構造体、半導体ウェーハの梱包方法および輸送方法を提案する。【解決手段】複数枚の半導体ウェーハを収容したウェーハ収容容器30を挟んで配置される複数の緩衝材21〜23と、該複数の緩衝材21〜23を収容するコンテナ本体11と該コンテナ本体11の開口部に着脱自在に嵌め合わされる蓋体12とを有する輸送用コンテナ10とを備える梱包構造体1において、緩衝材21〜23と輸送用コンテナ10のコンテナ本体11の側面部11aとの間に、第1の衝撃吸収材50が配置されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、梱包構造体、半導体ウェーハの梱包方法および輸送方法に関する。
ウェーハ製造元で製造したシリコンウェーハ等の半導体ウェーハを出荷・輸送する際、複数枚の半導体ウェーハを互いに平行にウェーハ収容容器内に収容し、このウェーハ収容容器を、輸送時の衝撃を緩和する緩衝材を介して輸送用コンテナの内部に収容して、出荷先に搬送する。現在、環境負荷やコストの点から、使用後のウェーハ収容容器および輸送用コンテナは、出荷先から回収して、再利用されている。
図1は、半導体ウェーハを輸送する際に使用する従来の梱包構造体を示す図である。図1に示した梱包構造体100は、複数枚の半導体ウェーハを収容したウェーハ収容容器30を挟んで配置される複数の緩衝材21〜23と、該複数の緩衝材21〜23を収容するコンテナ本体11と該コンテナ本体11の開口部に着脱自在に嵌め合わされる蓋体12とを有する輸送用コンテナ10とを備える。各ウェーハ収容容器30においては、複数枚(例えば、25枚)の半導体ウェーハが、互いに平行に、かつウェーハ面内方向が鉛直方向に平行となるように(すなわち、半導体ウェーハを立てた状態で)配置されている。
半導体ウェーハの輸送中、輸送用コンテナ10には、外部の様々な方向から衝撃が与えられ、ウェーハ収容容器30内に収容された半導体ウェーハは振動する。特に、鉛直方向の振動成分が大きく、これにより半導体ウェーハは回転する。半導体ウェーハの鉛直方向の振動は、緩衝材21〜23によって十分に抑制することができないため、輸送用コンテナ10外部からの衝撃を低減するよう、緩衝材23とコンテナ本体11の底面部11bとの間に衝撃吸収材40が配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−16549号公報
ところで最近、製造した半導体ウェーハ上に半導体デバイスを形成するデバイス形成工程において、ウェーハ外周部に微小な樹脂(以下、「樹脂付着物」とも言う。)が付着し、研磨工程の際に研磨布上に樹脂付着物が落下して、半導体ウェーハ表面に傷が発生する場合があることが判明した。
半導体ウェーハに樹脂付着物が付着する原因として考えられるのは、ウェーハ収容容器30に設けられた、半導体ウェーハを保持する樹脂製のウェーハ保持部と半導体ウェーハとの擦動である。すなわち、ウェーハ収容容器30において、各半導体ウェーハは、ウェーハ保持部に設けられた溝に挿入されて保持されている。そのため、半導体ウェーハの輸送時に、外部から衝撃が与えられて半導体ウェーハが振動すると、半導体ウェーハと樹脂製のウェーハ保持部とが擦動して樹脂付着物が発生し、ウェーハ外周部に付着したものと考えられる。
そこで、本発明の目的は、製造した半導体ウェーハを輸送する際に、半導体ウェーハの外周部に樹脂付着物が付着するのを防止することができる梱包構造体、半導体ウェーハの梱包方法および輸送方法を提案することにある。
上記課題を解決するための本発明の要旨構成は以下の通りである。
(1)複数枚の半導体ウェーハを収容したウェーハ収容容器を挟んで配置される複数の緩衝材と、該複数の緩衝材を収容するコンテナ本体と該コンテナ本体の開口部に着脱自在に嵌め合わされる蓋体とを有する輸送用コンテナとを備える梱包構造体において、
前記緩衝材と前記輸送用コンテナの前記コンテナ本体の側面部との間に、第1の衝撃吸収材が配置されていることを特徴とする梱包構造体。
(2)前記緩衝材と前記第1の衝撃吸収材との間、および前記第1の衝撃吸収材と前記コンテナ本体の側面部との間に空隙が設けられていない、前記(1)に記載の梱包構造体。
前記緩衝材と前記第1の衝撃吸収材とが樹脂プレートを介して固定されている、前記(1)または(2)に記載の梱包構造体。
(4)前記第1の衝撃吸収材の前記コンテナ本体の側面部側の表面に樹脂パネルが配置されている、前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の梱包構造体。
(5)前記緩衝材と前記輸送用コンテナの底面部との間に第2の衝撃吸収材が配置されている、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の梱包構造体。
(6)前記緩衝材と前記輸送用コンテナの蓋体との間に第3の衝撃吸収材が配置されている、前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の梱包構造体。
(7)前記緩衝材と前記第3の衝撃吸収材との間、および前記第3の衝撃吸収材と前記輸送用コンテナの蓋体との間に空隙が設けられていない、前記(6)に記載の梱包構造体。
(8)前記コンテナ本体の側面部の少なくとも1つが外側に開く構造を有している、前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の梱包構造体。
(9)前記半導体ウェーハはシリコンウェーハである、前記(1)〜(8)のいずれか一項に記載の梱包構造体。
(10)複数枚の半導体ウェーハをウェーハ収容容器内に互いに平行に収容するウェーハ収容工程と、前記ウェーハ収容容器を前記半導体ウェーハの面内方向が鉛直方向に平行となる状態で、複数の緩衝材で挟み込んで、輸送用コンテナの内部に収容する容器収容工程とを備える半導体ウェーハの梱包方法において、
前記容器収容工程において、前記緩衝材と、前記輸送用コンテナのコンテナ本体の側面部との間に、第1の衝撃吸収材を配置することを特徴とする、半導体ウェーハの梱包方法。
(11)前記容器収容工程において、前記緩衝材と前記第1の衝撃吸収材との間、および前記第1の衝撃吸収材と前記コンテナ本体の側面部との間に空隙を設けない、前記(10)に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
(12)前記容器収容工程において、前記緩衝材と前記第1の衝撃吸収材とを樹脂プレートを介して固定する、前記(10)または(11)に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
(13)前記容器収容工程において、前記第1の衝撃吸収材の前記コンテナ本体の側面部側の表面に樹脂パネルを配置する、前記(10)〜(12)のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
(14)前記容器収容工程において、前記緩衝材と前記輸送用コンテナの底面部との間に第2の衝撃吸収材を配置する、前記(10)〜(13)のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
(15)前記容器収容工程において、前記緩衝材と前記輸送用コンテナの蓋体との間に第3の衝撃吸収材を配置する、前記(10)〜(14)のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
(16)前記容器収容工程において、前記緩衝材と前記第3の衝撃吸収材との間、および前記第3の衝撃吸収材と前記輸送用コンテナの蓋体との間に空隙を設けない、前記(15)に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
(17)前記半導体ウェーハはシリコンウェーハである、前記(10)〜(16)のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
(18)前記(10)〜(17)のいずれかに記載の半導体ウェーハの梱包方法により複数枚の半導体ウェーハを梱包する梱包工程と、
梱包した前記複数枚の半導体ウェーハを所定の場所に輸送する輸送工程と、
を備えることを特徴とする半導体ウェーハの輸送方法。
本発明によれば、製造した半導体ウェーハを輸送する際に、半導体ウェーハの外周部に樹脂付着物が付着するのを防止することができる。
従来の梱包構造体を示す図である。 本発明による梱包構造体を示す図である。 半導体ウェーハのウェーハ面内方向の振動により、樹脂付着物がウェーハ外周部に付着する様子を示す図である。 外側に開く構造を有する、コンテナ本体の側面部を示す図である。 緩衝材との間、およびコンテナ本体の側面部との間に空隙がないように第1の衝撃吸収材が配置されていることを示す図である。 緩衝材と第1の衝撃吸収材とが樹脂プレートを介して固定され、また第1の衝撃吸収材のコンテナ本体の側面部側の表面に、樹脂パネルが配置されていることを示す図である。 緩衝材と輸送用コンテナの底面部との間に、第2の衝撃吸収材が配置されていることを示す図である。 緩衝材と輸送用コンテナの蓋体との間に、第3の衝撃吸収材が配置されていることを示す図である。 緩衝材との間、および輸送用コンテナの蓋体との間に、空隙がないように第3の衝撃吸収材が設けられていることを示す図である。 本発明による半導体ウェーハの梱包方法のフローチャートである。 本発明による半導体ウェーハの輸送方法のフローチャートである。 測定された振動加速度のウェーハ厚み方向の成分を示す図である。 測定された振動加速度の鉛直方向の成分を示す図である。
(梱包構造体)
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図2は、本発明による梱包構造体を示している。なお、図2において、図1と同じ構成には、同じ符号が付されている。図2に示した梱包構造体1は、複数枚の半導体ウェーハを収容したウェーハ収容容器30を挟んで配置される複数の緩衝材21〜23と、該複数の緩衝材21〜23を収容するコンテナ本体11と該コンテナ本体11の開口部に着脱自在に嵌め合わされる蓋体12とを有する輸送用コンテナ10とを備える。ここで、緩衝材21〜23と輸送用コンテナ10におけるコンテナ本体11の側面部11aとの間に、衝撃吸収材50(第1の衝撃吸収材)が配置されていることを特徴とする。
本発明者は、ウェーハ製造元で製造した半導体ウェーハを出荷先に輸送する際に、半導体ウェーハの外周部に樹脂付着物が付着するのを防止する方途について鋭意検討した。上述のように、デバイス形成工程における半導体ウェーハへの樹脂付着物の付着は、半導体ウェーハの輸送時に、ウェーハ収容容器30内の半導体ウェーハに衝撃が与えられて振動し、半導体ウェーハと樹脂製のウェーハ保持部との間で擦動が生じたためと考えられる。
図1に示した従来の梱包構造体100においては、緩衝材23とコンテナ本体11の底面部11bとの間に、衝撃吸収材40を配置して、半導体ウェーハの鉛直方向の振動を抑制する対策は既に講じられている。しかしながら、本発明者が詳細に調査した結果、上記樹脂付着物の発生に関与する振動は、半導体ウェーハの鉛直方向の振動ではなく、図3に模式的に示すように、ウェーハ面内方向に垂直な方向、つまりウェーハ厚み方向の振動であることが判明した。
すなわち、図3に示すように、ウェーハ収容容器30内に設けられたウェーハ保持部31の溝31aに保持された半導体ウェーハWがウェーハ厚み方向に振動すると、半導体ウェーハWとウェーハ保持部31との間で摺動が発生し、半導体ウェーハの外周部に樹脂付着物Rが付着するのである。
図1に示した梱包構造体100における輸送用コンテナ10においては、ウェーハ製造元における半導体ウェーハWの収容作業や出荷先におけるウェーハの取り出し作業での作業性の点から、緩衝材21〜23とコンテナ本体11の側面部11aとの間には隙間(クリアランス)が設けられている。
しかし、上記樹脂付着物Rの付着を防止するために、本発明者は、緩衝材21〜23のサイズを大きくして、緩衝材21〜23とコンテナ本体部11の側面部11aとの間の隙間(クリアランス)を無くすように構成してみた。しかしながら、樹脂付着物Rは依然としてウェーハ外周部に付着した。
この結果を受けて、本発明者は、ウェーハ厚み方向の振動をより抑制して樹脂付着物Rの付着を防止する方途について鋭意検討した。その結果、緩衝材21〜23と、コンテナ本体11の側面部11aとの間に、衝撃吸収材(第1の衝撃吸収材)50を配置することが極めて有効であることを見出し、本発明を完成させたのである。
以上の説明から明らかなように、本発明は、緩衝材21〜23と、コンテナ本体11の側面部11aとの間に、第1の衝撃吸収材50を配置することを特徴としている。よって、その他の構成は特に限定されず、従来公知の構成を用いることができる。
輸送用コンテナ10のコンテナ本体11は、例えばポリプロピレン製の円柱成型シートを上下から同素材のシートで挟むことによって構成された板材を、輸送パレット上で四枚囲い組み合わせることによって構成することができる。また、輸送用コンテナ10の蓋体12は、例えばポリプロピレンで構成された板材をコンテナ本体11に嵌め込む溝を設けて構成することができる。
上記コンテナ本体11の側面部11aの少なくとも1つは、図4に示すように、外側に開く構造を有していることが好ましい。これにより、ウェーハ製造元における緩衝材21〜23のコンテナ本体11への収容作業や、出荷先での緩衝材21〜23の取り出し作業をより容易にすることができる。側面部11aが外側に開くようにする構成は特に限定されず、例えばヒンジを使用して外側に開くように構成することができる。
緩衝材21〜23は、ウェーハ収容容器30、ひいては半導体ウェーハWへの衝撃を緩和する部材である。本明細書において、「緩衝材」とは、圧縮されると外力を蓄えて反発する性質(弾性)を有してバネの機能を有する部材を指し、後述する第1の衝撃吸収材50とは明確に区別される。この緩衝材21〜23としては、ポリエチレンやポリスチレンなどを主原料とした発泡材料で成型された部材を用いることができる。緩衝材は、反発する際に力を分散させる特徴を有するため、局所的な外部入力から保護対象物のダメージを防ぐことには適しているが、連続した振動の抑制には適していない。
第1の衝撃吸収材50は、半導体ウェーハWの厚み方向の衝撃を吸収する部材である。本明細書において、「衝撃吸収材」とは、圧縮された後に下に戻る速度が低く、振動や衝撃吸収性能が高い性質(粘性)を有してダンパーの機能を有する部材であり、上記した緩衝材21〜23とは明確に区別される。この第1の衝撃吸収材50としては、ポリウレタンなどの樹脂製の低反発粘性体を用いることができる。
また、第1の衝撃吸収材50の厚みは、5mm以上であることが好ましい。また、第1の衝撃吸収材50の体積や、側面部11aと接触する面の面積、配置する個数については、特に限定されず、半導体ウェーハの振動を抑制できるように、適切な大きさのものを適切な数だけ配置すればよい。
また、第1の衝撃吸収材50の形状は特に限定されず、三角柱形や四角柱形、円柱形など、適切な形状とすることができる。中でも、加圧時に均等に変形することから、円柱形が好ましい。
こうした梱包構造体1において、図5に示すように、緩衝材21〜23と第1の衝撃吸収材50との間、および第1の衝撃吸収材50とコンテナ本体11の側面部11aとの間に、空隙(クリアランス)が設けられていないことが好ましい。これにより、半導体ウェーハWのウェーハ厚み方向の振動をより抑制することができる。
また、図6に示すように、緩衝材21〜23(図では緩衝材22)と第1の衝撃吸収材50とが樹脂プレート60を介して固定されていることが好ましい。これにより、半導体ウェーハWのウェーハ厚み方向の振動をより抑制することができる。緩衝材21〜23と第1の衝撃吸収材50とが接着剤で固定されていることが好ましく、図6に示したように、ボルトBを用いて固定することがより好ましい。これにより、外部からの衝撃に対する耐久性を高めることができる。
上記樹脂プレート60としては、スーパーエンジニアリング樹脂であるフッ素樹脂/peekやエンジニアリング樹脂であるポリカーボネート、汎用樹脂であるポリプロピレンなどで構成されたものを用いることができる。中でも、機械的強度が高いことからポリカーボネートで構成されたものを用いることが好ましい。
さらに、図6に示すように、衝撃吸収材50のコンテナ本体11の側面部11a側の表面に、樹脂パネル70が配置されていることが好ましい。一般に、樹脂で構成された樹脂パネル70の表面の摩擦係数は小さいため、緩衝材21〜23とコンテナ本体11の側面部11aとの間の摩擦を低減して、ウェーハ製造元における緩衝材21〜23のコンテナ本体11への収容作業や、出荷先での緩衝材21〜23の取り出し作業を容易に行うことができる。この樹脂パネルについても、緩衝材21〜23と第1の衝撃吸収材50とが接着剤で固定されていることが好ましい。これにより、外部からの衝撃に対する耐久性を高めることができる。
上記樹脂パネル70としては、スーパーエンジニアリング樹脂であるフッ素樹脂/peekやエンジニアリング樹脂であるポリカーボネート、汎用樹脂であるポリプロピレンなどで構成されたものを用いることができる。中でも、表面の摩擦係数が小さく耐摩耗性が高いことから、peekで構成されたものを用いることが好ましい。
また、図7に示すように、緩衝材23と輸送用コンテナ10の底面部11bとの間に、衝撃吸収材(第2の衝撃吸収材)80が配置されていることが好ましい。これにより、従来の梱包構造体100と同様に、鉛直方向の振動を抑制することができる。この第2の衝撃吸収材80は、第1の衝撃吸収材50と同じ材料や形状で構成することができる。
さらに、図8に示すように、緩衝材21〜23と輸送用コンテナ10の蓋体12との間に衝撃吸収材(第3の衝撃吸収材)90が配置されていることが好ましい。これにより、半導体ウェーハの鉛直方向の振動をより抑制することができる。この第3の衝撃吸収材90についても、第1の衝撃吸収材50と同じ材料や形状で構成することができる。
上記第3の衝撃吸収材90を配置する際に、図9に示すように、緩衝材21と第3の衝撃吸収材90との間、および第3の衝撃吸収材90と輸送用コンテナ10の蓋体12との間に、空隙(クリアランス)が設けられていないことが好ましい。これにより、半導体ウェーハWの鉛直方向の振動をさらに抑制することができる。
また、本発明による梱包構造体に梱包する半導体ウェーハWは、特に限定されず、例えばシリコンウェーハとすることができる。また、半導体ウェーハWの径についても特に限定されず、200mm、300mm、450mmなどとすることができる。
上記半導体ウェーハWを収容するウェーハ収容容器30としては、複数枚の半導体ウェーハWが接触しないように保持できる公知の適切な容器を使用することができる。こうした容器として、例えばFOSB(Front Opening Shipping Box)が知られている(例えば、特開2005−353898号公報や、特表2005−518318号公報、特表2014−527721号公報参照)。FOSBは、SEMI規格M31で標準化されている。
ウェーハ収容容器30の内部には、半導体ウェーハWを保持する樹脂製のウェーハ保持部31が設けられており、このウェーハ保持部31に形成された溝31aに半導体ウェーハWを挿入することによって半導体ウェーハWを保持するように構成されている。
このような本発明による梱包構造体1により、製造した半導体ウェーハWを輸送する際に、半導体ウェーハWのウェーハ厚み方向の振動を抑制して、半導体ウェーハWの外周部に樹脂付着物Rが付着するのを防止することができる。
(半導体ウェーハの梱包方法)
次に、本発明による半導体ウェーハの梱包方法について説明する。図10は、本発明による半導体ウェーハの梱包方法のフローチャートを示している。本発明による半導体ウェーハの梱包方法は、複数枚の半導体ウェーハWをウェーハ収容容器30内に互いに平行に収容するウェーハ収容工程(ステップS1)と、ウェーハ収容容器30を半導体ウェーハWの面内方向が鉛直方向に平行となる状態で、複数の緩衝材21〜23で挟み込んで、輸送用コンテナ10の内部に収容する容器収容工程(ステップS2)とを備える。ここで、上記容器収容工程において、緩衝材21〜23と、輸送用コンテナ10のコンテナ本体11の側面部11aとの間に、衝撃吸収材(第1の衝撃吸収材)50を配置することを特徴とする。
まず、ステップS1において、複数枚の半導体ウェーハWをウェーハ収容容器30内に互いに平行に収容する(ウェーハ収容工程)。このウェーハ収容工程では、ウェーハ製造元で製造された複数枚(例えば、25枚)の半導体ウェーハWを、ウェーハ収容容器30に収容する。
半導体ウェーハWは、特に限定されず、例えばシリコンウェーハとすることができること、半導体ウェーハWの径についても特に限定されず、200mm、300mm、450mmなどとすることができることは既述の通りである。
また、ウェーハ収容容器30としては、複数枚の半導体ウェーハWが接触しないように保持することができる公知の適切な容器を使用することができ、例えばFOSBを使用できることは記述の通りである。半導体ウェーハWは、ウェーハ収容容器30内に設けられたウェーハ保持部31に形成された溝31aに挿入して、ウェーハ収容容器30内に収容する。
次に、ステップS2において、ウェーハ収容容器30を半導体ウェーハWの面内方向が鉛直方向に平行となる状態で、緩衝材21〜23を介して輸送用コンテナ10の内部に収容する(容器収容工程)。その際、緩衝材21〜23と、輸送用コンテナ10の半導体ウェーハWの面内方向に平行な側面部11aとの間に、第1の衝撃吸収材50を配置することが肝要である。これにより、製造した半導体ウェーハWを輸送する際に、半導体ウェーハWのウェーハ厚み方向の振動を抑制することができる。その結果、半導体ウェーハWとウェーハ収容容器30内のウェーハ保持部31との擦動を抑制して、半導体ウェーハW外周部への樹脂付着物Rの付着を防止することができる。
本容器収容工程において、緩衝材21〜23と第1の衝撃吸収材50との間、および第1の衝撃吸収材50とコンテナ本体11の側面部11aとの間に空隙(クリアランス)を設けないことが好ましいことは既述の通りである。
また、本容器収容工程において、緩衝材21〜23と第1の衝撃吸収材50とが樹脂プレート60を介して固定されていることが好ましいこと、緩衝材21〜23の輸送用コンテナ10におけるコンテナ本体11の側面部11a側の表面に樹脂パネル70を配置することが好ましいことも既述の通りである。
さらに、本容器収容工程において、緩衝材23と輸送用コンテナ10の底面部11bとの間に、衝撃吸収材(第2の衝撃吸収材)80が配置することが好ましいことも既述の通りである。
さらにまた、本容器収容工程において、緩衝材21〜23と輸送用コンテナ10の蓋体12との間に衝撃吸収材(第3の衝撃吸収材)90を配置することが好ましいこと、緩衝材21と第3の衝撃吸収材90との間、および第3の衝撃吸収材90と蓋体12との間に空隙を設けないことが好ましいことも既述の通りである。
このような本発明による半導体ウェーハの梱包方法により、製造した半導体ウェーハWを輸送する際に、半導体ウェーハWのウェーハ厚み方向の振動を抑制して、半導体ウェーハWの外周部に樹脂付着物Rが付着するのを防止することができる。
(半導体ウェーハの輸送方法)
続いて、本発明による半導体ウェーハの輸送方法について説明する。図11は、本発明による半導体ウェーハの梱包方法のフローチャートを示している。本発明による半導体ウェーハの輸送方法は、上述した本発明による半導体ウェーハの梱包方法により複数枚の半導体ウェーハWを梱包する梱包工程(ステップS11)と、梱包した複数枚の半導体ウェーハWを所定の場所に輸送する輸送工程(ステップS12)とを備えることを特徴とする。
本発明による半導体ウェーハの輸送方法は、ステップS11の梱包工程において、上述した本発明による半導体ウェーハの梱包方法により複数枚の半導体ウェーハWを梱包することを特徴としている。これにより、半導体ウェーハWのウェーハ厚み方向の振動を抑制して、半導体ウェーハWの外周部に樹脂付着物が付着するのを防止することができる。上記ステップS11における梱包工程は、図10におけるステップS1のウェーハ収容工程S1と、ステップS2の容器収容工程とからなり、説明は省略する。
ステップS12において、ステップS11にて梱包した複数枚の半導体ウェーハWを所定の場所に輸送する。これは、例えば車により行うことができる。
こうして、本発明による半導体ウェーハの輸送方法により、製造した半導体ウェーハWを輸送する際に、半導体ウェーハWのウェーハ厚み方向の振動を抑制して、半導体ウェーハWの外周部に樹脂付着物Rが付着するのを防止することができる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明は実施例に限定されない。
(発明例1)
図10に示したフローチャートに従って、製造した半導体ウェーハWを梱包した。具体的には、直径300mmのシリコンウェーハを300枚用意し、25枚毎に1つのFOSBに収容した。シリコンウェーハが収容された12個のFOSBを、図7のように梱包した。ここで、緩衝材21〜23は発泡ポリエチレンで構成し、輸送用コンテナの本体はポリプロピレンで、蓋体12も同じくポリプロピレンでそれぞれ構成した。また、第1の衝撃吸収材50および80は、ポリウレタンで構成し、その大きさは、第1の衝撃吸収材50の直径を65mm、厚みを20mmとし、第2の衝撃吸収材80の直径を65mm、厚みを30mmとした。そして、コンテナ本体11の側面部11aと各緩衝材21〜23との間に、第1の衝撃吸収材50をそれぞれの緩衝材に4個ずつ配置して(図6)緩衝材21〜23上に接着固定し、コンテナ本体11の側面部11aとの間に1cmの隙間(クリアランス)を設けた。また、第2の衝撃吸収材80は、ウェーハ収容容器30直下に1個ずつ、計6個配置した。
(発明例2)
発明例1と同様に、製造した半導体ウェーハWを梱包した。ただし、図5に示したように、コンテナ本体11の側面部11aと第1の衝撃吸収材50との間に隙間(クリアランス)を設けなかった。その他の条件は発明例1と全て同じである。
(発明例3)
発明例2と同様に、製造した半導体ウェーハWを梱包した。ただし、輸送用コンテナ10の蓋体12と緩衝材21との間に第3の衝撃吸収材90をウェーハ収容容器30直上に1個ずつ、計6個配置した。第3の衝撃吸収材90の直径は65mm、厚みは20mmとした。また、蓋体12と第3の衝撃吸収材90との間、および第3の衝撃吸収材90と緩衝材21との間に隙間(クリアランス)を設けなかった。その他の条件は発明例2と全て同じである。
(比較例1)
発明例1と同様に、製造した半導体ウェーハWを梱包した。ただし、第1の衝撃吸収材50および第2の衝撃吸収材80を設けなかった。また、コンテナ本体11の側面部11aと各緩衝材21〜23との間には、1cmの隙間(クリアランス)を設けた。その他の条件は発明例1と全て同じである。
(比較例2)
比較例1と同様に、製造した半導体ウェーハWを梱包した。ただし、コンテナ本体11の側面部11aと緩衝材21〜23との間に隙間(クリアランス)を設けなかった。その他の条件は比較例1と全て同じである。
(比較例3)
比較例2と同様に、製造した半導体ウェーハWを梱包した。ただし、コンテナ本体11の底面部11bと緩衝材23との間に、発明例1と同じ第2の衝撃吸収材80を6個配置した。その他の条件は比較例2と全て同じである。発明例1〜3、比較例1〜3の梱包条件を表1に示す。
Figure 2019055794
<振動加速度の評価>
上述のように用意した発明例1〜3、比較例1〜3に対して、ウェーハの輸送時に収容された半導体ウェーハに発生する振動を評価した。具体的には、各発明例、比較例の梱包構造体を振動試験機により加振し、上段の1つのFOSBに振動data loggerを取り付け、振動加速度(G)を測定した。表2に振動条件を示す。また、測定された振動加速度のウェーハ厚み方向の成分を図12に示す。また、発明例3、比較例1および3について、振動加速度の鉛直方向の成分を図13に示す。
Figure 2019055794
図12における比較例1と比較例2との対比から、緩衝材21〜23とコンテナ本体11の側面部11aとの間の隙間(クリアランス)を無くすことにより、ウェーハ厚み方向の振動が抑制されることが分かる。また、比較例2と比較例3との対比から、両者におけるウェーハ厚み方向の振動抑制効果は同程度であることが分かる。さらに、比較例3と発明例1との対比から、緩衝材21〜23とコンテナ本体11の側面部11aとの間に第1の衝撃吸収材50を配置することにより、ウェーハ面内方向の振動が大きく低減されることが分かる。そして、発明例1と発明例2との対比から、緩衝材21〜23とコンテナ本体11の側面部11aとの間の隙間(クリアランス)を無くすことにより、ウェーハ厚み方向の振動がさらに大きく抑制されることが分かる。また、発明例2と発明例3との対比から、輸送用コンテナ10の蓋体12と緩衝材21との間に、第3の衝撃吸収材90をさらに配置することにより、ウェーハ厚み方向の振動がさらに抑制されることが分かる。
図13における比較例1と比較例3との対比から、コンテナ本体11の底面部11bと緩衝材23との間に、第2の衝撃吸収材80を配置することにより、シリコンウェーハの鉛直方向の振動が抑制されていることが分かる。また、比較例3と発明例3との対比から、輸送用コンテナ10の蓋体12と緩衝材21との間に、第3の衝撃吸収材90をさらに配置することにより、シリコンウェーハの鉛直方向の振動がさらに抑制されることが分かる。
<樹脂付着物の有無の評価>
発明例1〜3、比較例1〜3について、上記振動試験の後に、樹脂付着物Rが付着したか否かを評価した。得られた結果を表1に示す。表1から明らかなように、発明例1〜3については、シリコンウェーハの外周部に樹脂付着物Rは付着しなかったのに対して、比較例1〜3については、シリコンウェーハの外周部に樹脂付着物Rが付着した。
本発明によれば、製造した半導体ウェーハを輸送する際に、半導体ウェーハのウェーハ厚み方向の振動を抑制して、半導体ウェーハの外周部に樹脂付着物が付着するのを抑制することができるため、半導体ウェーハ製造業において有用である。
1,100 梱包構造体
10 輸送用コンテナ
11 コンテナ本体
11a 側面部
11b 底面部
12 蓋体
21,22,23 緩衝材
30 ウェーハ収容容器
31 ウェーハ保持部
31a 溝
40,50,80,90 衝撃吸収材
60 樹脂プレート
70 樹脂パネル
B ボルト
R 樹脂付着物
W 半導体ウェーハ

Claims (18)

  1. 複数枚の半導体ウェーハを収容したウェーハ収容容器を挟んで配置される複数の緩衝材と、該複数の緩衝材を収容するコンテナ本体と該コンテナ本体の開口部に着脱自在に嵌め合わされる蓋体とを有する輸送用コンテナとを備える梱包構造体において、
    前記緩衝材と前記輸送用コンテナにおける前記コンテナ本体の側面部との間に、第1の衝撃吸収材が配置されていることを特徴とする梱包構造体。
  2. 前記緩衝材と前記第1の衝撃吸収材との間、および前記第1の衝撃吸収材と前記コンテナ本体の側面部との間に空隙が設けられていない、請求項1に記載の梱包構造体。
  3. 前記緩衝材と前記第1の衝撃吸収材とが樹脂プレートを介して固定されている、請求項1または2に記載の梱包構造体。
  4. 前記第1の衝撃吸収材の前記コンテナ本体の側面部側の表面に樹脂パネルが配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の梱包構造体。
  5. 前記緩衝材と前記輸送用コンテナの底面部との間に第2の衝撃吸収材が配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の梱包構造体。
  6. 前記緩衝材と前記輸送用コンテナの蓋体との間に第3の衝撃吸収材が配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の梱包構造体。
  7. 前記緩衝材と前記第3の衝撃吸収材との間、および前記第3の衝撃吸収材と前記輸送用コンテナの蓋体との間に空隙が設けられていない、請求項6に記載の梱包構造体。
  8. 前記コンテナ本体の側面部の少なくとも1つが外側に開く構造を有している、請求項1〜7のいずれか一項に記載の梱包構造体。
  9. 前記半導体ウェーハはシリコンウェーハである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の梱包構造体。
  10. 複数枚の半導体ウェーハをウェーハ収容容器内に互いに平行に収容するウェーハ収容工程と、前記ウェーハ収容容器を前記半導体ウェーハの面内方向が鉛直方向に平行となる状態で、複数の緩衝材で挟み込んで、輸送用コンテナの内部に収容する容器収容工程とを備える半導体ウェーハの梱包方法において、
    前記容器収容工程において、前記緩衝材と、前記輸送用コンテナのコンテナ本体の側面部との間に、第1の衝撃吸収材を配置することを特徴とする、半導体ウェーハの梱包方法。
  11. 前記容器収容工程において、前記緩衝材と前記第1の衝撃吸収材との間、および前記第1の衝撃吸収材と前記コンテナ本体の側面部との間に空隙を設けない、請求項10に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
  12. 前記容器収容工程において、前記緩衝材と前記第1の衝撃吸収材とを樹脂プレートを介して固定する、請求項10または11に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
  13. 前記容器収容工程において、前記第1の衝撃吸収材の前記コンテナ本体の側面部側の表面に樹脂パネルを配置する、請求項10〜12のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
  14. 前記容器収容工程において、前記緩衝材と前記輸送用コンテナの底面部との間に第2の衝撃吸収材を配置する、請求項10〜13のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
  15. 前記容器収容工程において、前記緩衝材と前記輸送用コンテナの蓋体との間に第3の衝撃吸収材を配置する、請求項10〜14のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
  16. 前記容器収容工程において、前記緩衝材と前記第3の衝撃吸収材との間、および前記緩衝材と前記輸送用コンテナの蓋体との間に空隙を設けない、請求項15に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
  17. 前記半導体ウェーハはシリコンウェーハである、請求項10〜16のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの梱包方法。
  18. 請求項10〜17のいずれかに記載の半導体ウェーハの梱包方法により複数枚の半導体ウェーハを梱包する梱包工程と、
    梱包した前記複数枚の半導体ウェーハを所定の場所に輸送する輸送工程と、
    を備えることを特徴とする半導体ウェーハの輸送方法。
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