JP2019040145A - 現像剤補給装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補給対象に現像剤を円滑に補給することのできる現像剤補給装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】現像剤補給装置は、補給対象に現像剤を補給し、筐体と、筐体内において回転軸Rを中心として回転可能な撹拌部材33とを備える。撹拌部材33は、可撓性シートよりなり、回転軸Rから離れる方向に延在し、筐体の内壁面と接触する本体部331と、本体部331内に形成された切込み部333とを含む。切込み部333は、撹拌部材33の回転に伴い本体部331が湾曲した場合に、本体部331から突出する。【選択図】図4

Description

本発明は、現像剤補給装置および画像形成装置に関する。より特定的には、本発明は、補給対象に現像剤を円滑に補給することのできる現像剤補給装置および画像形成装置に関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
この種の画像形成装置は、像担持体上に形成した静電潜像を現像装置によって現像してトナー像を形成し、このトナー像を記録媒体へ転写した後、定着装置によってトナー像を用紙に定着させることにより、記録媒体に画像を形成する。現像装置内のトナーが少なくなると、トナーカートリッジと呼ばれるトナー収容器を通じてトナーが現像装置に補給される。トナー収容器は画像形成装置本体に対して着脱可能である。画像形成装置に装着されたトナー収容器が空になった場合には、空になった古いトナー収容器は管理者などの手によって、トナーが充填された新しいトナー収容器と交換される。
トナー収容器は一般的に、筐体と、筐体内に設けられた可撓性フィルムよりなる撹拌部材と、搬送部材とを含んでいる。撹拌部材は、回転することにより筐体内のトナーを撹拌しながら搬送部材に送る役割を果たす。搬送部材は、現像装置の補給口に接続された排出口まで筐体内のトナーを搬送する役割を果たす。また撹拌部材は、回転することにより筐体の内壁に付着したトナーを落としたり、凝集したトナーを解砕したりする役割も果たす。
従来のトナー収容器の構成は、たとえば下記特許文献1〜3などに開示されている。下記特許文献1には、軸部と翼部とを含む搬送部材を備えたトナー供給装置が開示されている。翼部は、軸部の軸線方向に対して連続的に位相が変化するようにして軸部に設けられており、軸部の回転により粉末トナーを粉末トナー供給口の方向へ搬送する。
下記特許文献2には、トナー供給容器の内部に回転自在に設けられた可撓性部材からなり、トナー供給容器に収納されたトナーを撹拌してトナー供給口に搬送する撹拌部材が開示されている。この撹拌部材においては、回転軸に直交する方向に延びるスリットが、その先端を回転軸方向の中央側に傾斜させて複数形成されている。スリットで区切られた領域のうち、少なくとも一つの領域には穴が形成されている。
下記特許文献3には、回転軸部材とシート部材とで構成されるとともに、現像剤収容容器に対して回転可能に配置され、回転により現像剤を回転軸方向に撹拌しながら半径方向に供給する搬送ユニットが開示されている。この搬送ユニットはシート部材の撓みを調整する補強部として、現像剤の回転軸方向への撹拌性を調整する部分と、現像剤の半径方向への搬送性を調整する部分との強度の異なる複数の部分とからなる補強ユニットを有している。
特開平11−15272号公報 特開2002−236410号公報 特開2016−206651号公報
近年、省エネルギーの観点から低温での定着を実現するために、トナーの低融点化が進んでいる。トナーの低融点化に伴い、現像剤補給装置には、筐体の内壁面に現像剤が強力に付着し、補給対象に現像剤を補給することができなくなるという問題が起こっている。
一例として、現像剤補給装置がトナー収容器である場合を想定する。トナー収容器が高温多湿などの劣悪な環境で長期間保管された場合には、筐体内のトナーが軟凝集して筐体の内壁面に強力に付着し、撹拌部材を用いてもトナーを除去する(掻き落とす)ことができない事態が発生し得る。トナーが筐体の内壁内に付着したままとなると、トナー収容器内にトナーが残っているにもかかわらず現像装置にトナーを補給することができなくなり、トナー収容器を新しいものと交換せざるを得ない事態となる。その結果、トナー収容器内のトナーの一部が使用されずに破棄され、画像形成装置の所有者に経済的な損失が発生する。
筐体の内壁面に現像剤が強力に付着し、補給対象に現像剤を補給することができなくなるという問題は、トナー収容器のみならず、トナー収容器から現像装置へトナーを搬送するホッパーと呼ばれるトナー貯蔵部など、現像剤を補給する現像剤補給装置全般において起こり得る問題である。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、補給対象に現像剤を円滑に補給することのできる現像剤補給装置および画像形成装置を提供することである。
本発明の一の局面に従う現像剤補給装置は、補給対象に現像剤を補給する現像剤補給装置であって、筐体と、筐体内において回転軸を中心として回転可能な撹拌部材とを備え、撹拌部材は、可撓性シートよりなり、回転軸から離れる方向に延在し、筐体の内壁面と接触する本体部と、本体部内に形成された切込み部とを含み、切込み部は、撹拌部材の回転に伴い本体部が湾曲した場合に、本体部から突出する。
上記現像剤補給装置において好ましくは、切込み部は、連続する2本以上の直線、1本以上の曲線、または直線および曲線の組み合わせにて構成される。
上記現像剤補給装置において好ましくは、撹拌部材は、本体部から回転軸に対して平行に延在する腕部をさらに含む。
上記現像剤補給装置において好ましくは、腕部は、撹拌部材が一回転する時間のうち少なくとも一部の時間において湾曲する。
上記現像剤補給装置において好ましくは、切込み部は、本体部から突出する先端部である突出先端部を含んでおり、本体部が湾曲していない状態での突出先端部の形状は、回転軸に対して垂直な方向に凸形状である。
上記現像剤補給装置において好ましくは、本体部が湾曲していない状態での突出先端部の形状は、回転軸へ向かう方向に凸形状である。
上記現像剤補給装置において好ましくは、切込み部は複数であり、複数の切込み部の各々の回転軸に沿った位置は互いに異なる。
上記現像剤補給装置において好ましくは、切込み部は、回転軸から第1の距離を隔てて回転軸に対して平行に並んだ第1の切込み部と、回転軸から第1の距離よりも大きい第2の距離を隔てて回転軸に対して平行に並んだ第2の切込み部とを含み、撹拌部材は、本体部内における複数の切込み部の各々の周囲に形成された穴部をさらに含み、第1の切込み部の各々の周囲に形成された穴部の合計の面積は、第2の切込み部の各々の周囲に形成された穴部の合計の面積とは異なる。
上記現像剤補給装置において好ましくは、第1の切込み部の各々の周囲に形成された穴部の合計の面積は、第2の切込み部の各々の周囲に形成された穴部の合計の面積よりも小さい。
上記現像剤補給装置において好ましくは、撹拌部材は、本体部における回転軸に対して垂直な方向に存在する端部である本体先端部を含み、本体先端部は、回転軸に対して傾斜した第1の辺を含む。
上記現像剤補給装置において好ましくは、本体先端部は、回転軸に対して傾斜した互いに平行な複数の第1の辺と、複数の第1の辺の各々の間に設けられ、回転軸に対して垂直な第2の辺とを含み、撹拌部材は、本体部内において第2の辺と隣接して設けられた他の切込み部をさらに含む。
上記現像剤補給装置において好ましくは、撹拌部材は複数であり、複数の撹拌部材の切込み部の各々の回転軸に沿った位置は互いに異なる。
上記現像剤補給装置において好ましくは、現像剤補給装置は、画像形成装置本体に対して着脱可能なトナー収容器である。
上記現像剤補給装置において好ましくは、筐体は、現像剤を筐体外に排出する排出口と、撹拌部材が設けられた第1の空間と、排出口が設けられた第2の空間とに筐体内を区画する隔壁とを含み、第2の空間内において回転することにより現像剤を排出口に搬送する搬送部材をさらに備える。
上記現像剤補給装置において好ましくは、現像剤補給装置は、画像形成装置本体に対して着脱可能なトナー収容器から現像装置に現像剤を搬送するホッパーである。
本発明の他の局面に従う画像形成装置は、上記の現像剤補給装置と、現像剤補給装置によって補給されたトナーを用いて、記録媒体にトナー像を形成する画像形成部とを備える。
本発明によれば、補給対象に現像剤を円滑に補給することのできる現像剤補給装置および画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態における画像形成装置1の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態におけるトナー収容器30の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態におけるトナー収容器30の筐体31内の主な構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における撹拌部材33の構成を示す平面図である。 図4における切込み部333を拡大して示す図である。 本発明の一実施の形態におけるトナー収容器30内での撹拌部材33の状態を説明する断面図である。 比較例におけるトナー収容器1030内での撹拌部材1033の状態を説明する断面図であって、空間SP1の内壁面にトナーTN2が付着していない場合の撹拌部材1033の状態を示す断面図である。 比較例におけるトナー収容器1030内での撹拌部材1033の状態を説明する断面図であって、空間SP1の内壁面にトナーTN2が付着している場合の撹拌部材1033の状態を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における切込み部333の変形例の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態における撹拌部材33の第1の変形例の構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態における撹拌部材33の第2の変形例の構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態における撹拌部材33の第3の変形例の構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態における撹拌部材33の第4の変形例の構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態における撹拌部材33の第5の変形例の構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態における撹拌部材33の第6の変形例の構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態における撹拌部材33の第7の変形例の構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態における撹拌部材33の第8の変形例の構成を示す平面図である。 本発明の一実施の形態における画像形成装置1の変形例の構成を示す断面図である。 図18中A部の拡大図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態では、現像剤補給装置が搭載される画像形成装置がMFPである場合について説明する。現像剤補給装置が搭載される画像形成装置はMFPの他、ファクシミリ装置、複写機、またはプリンターなどであってもよい。
なお、図面では、画像形成装置1を正面から見た場合の幅方向をx軸方向、奥行き方向をy軸方向、高さ方向をz軸としている。x軸、y軸、およびz軸の各々は互いに直交している。
始めに、本実施の形態における画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における画像形成装置1の構成を示す断面図である。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成装置1は、小型機または中型機のMFPであり、用紙搬送部10と、トナー像形成部20(画像形成部の一例)と、定着装置60と、モーター61などを備えている。
用紙搬送部10は、搬送経路TRに沿って用紙M(記録媒体の一例)を搬送する。用紙搬送部10は、給紙トレイ11と、給紙ローラー12と、複数の搬送ローラー13と、排紙ローラー14と、排紙トレイ15とを含んでいる。給紙トレイ11は、画像を形成するための用紙Mを収容する。給紙トレイ11は複数であってもよい。給紙ローラー12は、給紙トレイ11と搬送経路TRとの間に設けられている。複数の搬送ローラー13の各々は、搬送経路TRに沿って設けられている。排紙ローラー14は、搬送経路TRの最も下流の部分に設けられている。排紙トレイ15は画像形成装置本体1aの最上部に設けられている。
トナー像形成部20は、いわゆるタンデム方式でY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、およびK(ブラック)の4色の画像を合成し、搬送される用紙Mにトナー像を形成する。トナー像形成部20は、YMCK各色についての画像形成ユニット21と、中間転写ベルト22と、YMCK各色についての一次転写ローラー23と、二次転写ローラー24と、YMCK各色についてのトナー収容器(トナーカートリッジ)30(現像剤補給装置の一例)を含んでいる。
YMCK各色の画像形成ユニット21は、感光体ドラム25と、帯電ローラー26と、露光装置27と、現像装置28と、クリーニング装置29などを含んでいる。感光体ドラム25は、図1中矢印αで示す方向に回転駆動される。感光体ドラム25の周囲には、帯電ローラー26、現像装置28、およびクリーニング装置29が設けられている。帯電ローラー26は、感光体ドラム25に近接して設けられている。露光装置27は、感光体ドラム25の下部に設けられている。
中間転写ベルト22は、YMCK各色の画像形成ユニット21の上部に設けられている。中間転写ベルト22は、環状であり、回転ローラー22aに架け渡されている。中間転写ベルト22は、図1中矢印βで示す方向に回転駆動される。一次転写ローラー23の各々は、中間転写ベルト22を挟んで感光体ドラム25の各々と対向している。二次転写ローラー24は、搬送経路TRにおいて中間転写ベルト22と接触している。
トナー収容器30は、現像装置28の上部に設けられている。トナー収容器30は、画像形成装置本体1aの前面などに設けられた扉(図示無し)を通じて、画像形成装置本体1aに対して着脱可能である。トナー収容器30はトナーを収容している。トナー収容器30の内部は、ホッパーなどのトナー貯蔵部を介さずに現像装置28の内部に直接接続されている。
定着装置60は、トナー像を担持した用紙を把持しながら搬送経路TRに沿って搬送することで、用紙Mにトナー像を定着させる。
モーター61は、画像形成装置1の各部材に対して動力を付与する。
画像形成装置1は、感光体ドラム25を回転させて、感光体ドラム25の表面を帯電ローラー26によって帯電させる。画像形成装置1は、帯電された感光体ドラム25の表面に対して、露光装置27により画像形成情報に従った露光を行い、感光体ドラム25の表面に静電潜像を形成する。
次に画像形成装置1は、静電潜像が形成された感光体ドラム25に対して、現像装置28からトナーを供給して現像を行い、感光体ドラム25の表面にトナー像を形成する。
次に画像形成装置1は、一次転写ローラー23を用いて、感光体ドラム25に形成されたトナー像を、中間転写ベルト22の表面に順次転写する(一次転写)。フルカラー画像の場合、中間転写ベルト22の表面には、YMCK各色のトナー像が合成されたトナー像が形成される。
画像形成装置1は、中間転写ベルト22に転写されずに感光体ドラム25に残留したトナーを、クリーニング装置29により除去する。
続いて画像形成装置1は、中間転写ベルト22の表面に形成されたトナー像を、回転ローラー22aによって二次転写ローラー24と対向する位置まで搬送する。
一方、画像形成装置1は、給紙トレイ11に収容された用紙Mを、給紙ローラー12により給紙し、複数の搬送ローラー13の各々により搬送経路TRに沿って中間転写ベルト22と二次転写ローラー24との間に導く。そして画像形成装置1は、中間転写ベルト22の表面に形成されたトナー像を、二次転写ローラー24により用紙Mに転写する。
画像形成装置1は、トナー像が転写された用紙Mを定着装置60に導き、定着装置60によりトナー像を用紙Mに定着する。その後画像形成装置1は、トナー像が定着された用紙Mを、排紙ローラー14により排紙トレイ15に排紙する。
画像形成装置1は、画像形成によりいずれかの現像装置28内のトナーが少なくなると、その現像装置28に対応する色のトナー収容器30から、その現像装置28(補給対象の一例)に対してトナー(現像剤の一例)を補給する。トナー像形成部20は、トナー収容器30によって補給されたトナーを用いて、記録媒体にトナー像を形成する。
続いて、本実施の形態におけるトナー収容器30の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施の形態におけるトナー収容器30の構成を示す断面図である。図3は、本発明の一実施の形態におけるトナー収容器30の筐体31内の主な構成を示す斜視図である。なお、図2および図3では、撹拌部材33aおよび33bが湾曲していない状態で示されている。撹拌部材33aおよび33bは、実際には、筐体31内において筐体31の内壁面から受ける力により湾曲した状態で存在している。
図2および図3を参照して、トナー収容器30は、筐体31と、軸部材32と、撹拌部材33aおよび33bと、搬送部材(搬送スクリュー)34と、動力伝達部材39a、39b、および39cとを含んでいる。
筐体31は直方体に近い形状を有しており、筐体31の内壁面は、天井面311と、底面312と、天井面311と底面312との間に存在する4つの側面313とを含んでいる。筐体31は、隔壁31aと、注入口31bと、排出口31cと、連通口31dとを含んでいる。隔壁31aは、側面313から筐体31内に突出しており、上部の空間SP1と、下部の空間SP2とに筐体31内を区画している。注入口31bは、空間SP1に面した側面313に形成されている。側面313における注入口31bが形成された部分は、筐体31内に突出している。注入口31bは、筐体31内にトナーを充填するための開口であり、トナー収容器30にトナーを充填する場合以外には、トナーが漏れることを防ぐために注入口31bにはキャップ62が嵌め込まれている(図2および図3では、キャップ62の内部に撹拌部材33aが挿入されているように見えるが、実際には撹拌部材33aおよび33bは、キャップ62の位置を通過する際にキャップ62の底部62aと接触して湾曲の程度を大きくする)。排出口31cは、空間SP2内の筐体31の底面312に形成されている。排出口31cは、筐体31内のトナーを筐体31外に排出して現像装置28に補給するための開口であり、所定の操作により開閉可能である。
軸部材32は空間SP1内に設けられている。軸部材32は棒状であり、その延在方向の両端部が筐体31に対して回転可能に支持されている。軸部材32は4つの突出部32bと、テーパー部32cとを含んでいる。4つの突出部32bの各々は、回転軸Rに対して平行な方向において局所的に回転軸Rから離れる方向に突出している。4つの突出部32bは、筐体31内における軸部材32の回転軸Rに対して平行な方向の中心を基準とした場合に、連通口31dが存在する側とは反対側(図2中左側)の位置に設けられている。4つの突出部32bは、空間SP1内に存在するトナーを撹拌しながら矢印AR1で示す方向に搬送する役割を果たす。テーパー部32cは、回転軸Rに対して平行な方向において局所的に回転軸Rから離れる方向に突出しており、矢印AR1で示す方向に向かってその直径が減少している。テーパー部32cは、空間SP1内に存在するトナーを撹拌しながら矢印AR2で示すように連通口31dを通じて空間SP2内に搬送する役割を果たす。
撹拌部材33aおよび33bは、空間SP1内において軸部材32に固定されている。撹拌部材33aおよび33bは、軸部材32とともに筐体31内において回転軸Rを中心として回転可能である。撹拌部材33aおよび33bは、空間SP1内に存在するトナーを撹拌し、筐体31の内壁面に付着したトナーを除去する役割を果たす。撹拌部材33aおよび33bの詳細な構成については後述する。
搬送部材34は空間SP2内に設けられている。搬送部材34はスクリューであり、回転軸34aと、羽根34bとを含んでいる。回転軸34aは棒状であり、その延在方向の両端部が筐体31に対して回転可能に支持されている。羽根34bは回転軸34aの外周面に設けられており、螺旋状である。搬送部材34は、空間SP2内において回転することにより、空間SP2内のトナーを矢印AR3で示すように排出口31cに搬送し、矢印AR4で示すように排出口31cを通じて筐体31外へ排出する。
動力伝達部材39a、39b、および39cは、画像形成装置1のモーター61の動力(回転力)を軸部材32および搬送部材34に伝達する。動力伝達部材39a、39b、および39cの各々はギアであり、動力伝達部材39a、39b、および39cの各々の外周面には複数の歯が形成されている。軸部材32の一方の端部32aは、筐体31の外部に突出しており、動力伝達部材39aに連結されている。搬送部材34の一方の端部34cは、筐体31の外部に突出しており、動力伝達部材39cに連結されている。動力伝達部材39bは、動力伝達部材39bは、動力伝達部材39aおよび39cの各々と噛み合っている。動力伝達部材39aにはモーター61の出力軸(図示無し)が取り付けられている。
モーター61の動力は、動力伝達部材39aに伝達される。動力伝達部材39aはモーター61から付与された動力により回転する。軸部材32、ならびに撹拌部材33aおよび33bは動力伝達部材39aとともに回転する。また、モーター61から動力伝達部材39aに伝達された動力は、動力伝達部材39bを経由して動力伝達部材39cに伝達される。これにより、動力伝達部材39cは回転する。搬送部材34は動力伝達部材39cとともに回転する。
続いて、撹拌部材33aおよび33bの詳細な構成について説明する。
撹拌部材33aおよび33bは同一の構成を有しているため、以降の説明においては撹拌部材33aおよび33bをまとめて撹拌部材33と記すことがある。撹拌部材33aおよび33bは互いに異なる構成を有していてもよい。トナー収容器30が含んでいる撹拌部材33の数は任意である。
図4は、本発明の一実施の形態における撹拌部材33の構成を示す平面図である。図4、図10〜図17、および図19では、撹拌部材33が湾曲していない状態を示している。撹拌部材33は、実際には、筐体31内において筐体31の内壁面から受ける力により湾曲した状態で存在している。
図2〜図4を参照して、撹拌部材33は、本体部331と、腕部332と、切込み部333および335と、穴部334および336と、本体先端部337と、腕部先端部338および339とを含んでいる。
本体部331は、可撓性シートよりなっている。本体部331は、回転軸Rから離れる方向に延在しており、筐体31の内壁面と接触している。本体部331は、撹拌部材33の回転の際に天井面311、底面312、および軸部材32の両端部が支持された側面313とは異なる2つの側面313と接触する。本体部331は、筐体31の内壁面との接触により湾曲している。
腕部332は、可撓性シートよりなっている。腕部332は、本体部331から回転軸Rに対して平行に延在しており、筐体31の内壁面と接触している。腕部332は、撹拌部材33の回転の際に4つの側面313のうちキャップ62が設けられた側面313aと接触する。腕部332は、筐体31の内壁面との接触により湾曲している。なお、腕部332は、撹拌部材33が一回転する時間のうち少なくとも一部の時間(たとえば底部62aと接触する時間)において、筐体31の内壁面との接触により湾曲するものであればよい。
切込み部333は、本体部331内に形成されている。切込み部333は、撹拌部材33の回転に伴い筐体31の内壁面との接触により本体部331が湾曲した場合に、本体部331から突出する。本体部331内における切込み部333の周囲は、円形状の穴部334で取り囲まれている。切込み部333は、本体部331(本体部331に固定された部分)から突出した先端部である突出先端部333aを含んでいる。
切込み部335は、腕部332内に形成されている。切込み部335は、撹拌部材33の回転に伴い筐体31の内壁面との接触により腕部332が湾曲した場合に、腕部332から突出する。本体部331内における切込み部335の周囲は、円形状の穴部336で取り囲まれている。
切込み部335は、腕部332から突出した先端部である突出先端部335aを含んでいる。腕部332が湾曲していない状態での突出先端部335aの形状は、回転軸Rに対して平行な方向に凸形状であることが好ましい。腕部332が湾曲する方向は本体部331が湾曲する方向に対して90度傾斜しているので、突出先端部335aの突出方向は突出先端部333aの突出方向に対して90度傾斜していることが好ましい。
本体先端部337は、本体部331における回転軸Rに対して垂直な方向に存在する端部である。本体先端部337は、回転軸Rに対して互いに平行に傾斜した複数の辺337aと、複数の辺337aの各々の間に設けられ、回転軸Rに対して垂直な辺337bとを含んでいる。図4の場合、辺337aの回転軸Rに対して平行な方向の長さは、切込み部333の回転軸Rに対して平行な方向の長さと同程度となっている。
腕部先端部338は、腕部332における回転軸Rに対して垂直な方向に存在する端部である。腕部先端部338は、回転軸Rに対して互いに平行に傾斜した複数の辺338aと、複数の辺338aの各々の間に設けられ、回転軸Rに対して垂直な辺338bとを含んでいる。
腕部先端部339は、腕部332における回転軸Rに対して平行な方向に存在する端部である。腕部先端部339は、回転軸Rに対して垂直な方向に対して互いに平行に傾斜した複数の辺339aと、複数の辺339aの各々の間に設けられ、回転軸Rに対して平行な辺339bとを含んでいる。
図5は、図4における切込み部333を拡大して示す図である。
図2〜図5を参照して、本実施の形態における切込み部333は、2本の直線状の切込み線101および102によって構成されており、V字形状を有している。本体部331が湾曲していない状態での突出先端部333aの形状は、回転軸Rに対して垂直な方向(矢印AR11またはAR12で示す方向)に凸形状であることが好ましい。これにより、撹拌部材33の回転に伴い筐体31の内壁面との接触により本体部331が湾曲した場合に、撹拌部材33の回転方向に対して平行に突出先端部333aが突出し、筐体31の内壁面に付着したトナーに対して作用する力を大きくすることができる。特に、本体部331が湾曲していない状態での突出先端部333aの形状は、本体先端部337から回転軸Rへ向かう方向(矢印AR12で示す方向)に凸形状であることがより好ましい。これにより、撹拌部材33の回転時に、突出先端部333aが回転方向と同じ方向に突出するため、筐体31の内壁面に付着したトナーに対して作用する力を一層大きくすることができる。
続いて、本実施の形態におけるトナー収容器30の効果を説明する。
図6は、本発明の一実施の形態におけるトナー収容器30内での撹拌部材33の状態を説明する断面図である。図6〜図8では、回転軸Rと直交する平面で切った場合の断面を示している。
図6を参照して、ここでは、筐体31内に収容されたトナーのうち、筐体31の内壁面に付着していないトナー(筐体31内を自由に移動できるトナー)をトナーTN1として示しており、筐体31の内壁面に付着したトナーをトナーTN2として示している。トナーTN1は液面LLを有している(トナーTN2と重なる部分では液面LLは点線で示されている)。
過酷な環境下でトナー収容器30が保管された場合には、トナー収容器30内のトナーは軟凝集しやすい。特に、画像形成装置1に装着される前に、搬送部材34を下にした状態でトナー収容器30が保管された場合には、軟凝集したトナーは空間SP2内の内壁面(つまり、底面312および側面313の下部)に付着しやすい。この場合には、軟凝集したトナーが搬送部材34の回転の障壁となり、トナー収容器30からトナーを補給することができない事態が起こり得る。このため、トナー収容器30は、画像形成装置1に装着される前の保管時には、通常、搬送部材34を上にした状態(図6の状態とは上下逆さの状態)で保管され易い様に、形状等が構成されている。
一方、搬送部材34を上にした状態でトナー収容器30が保管された場合には、軟凝集したトナーは空間SP1内の内壁面(つまり、天井面311および側面313の上部)に付着しやすい。本実施の形態によれば、筐体31の内壁面またはトナーTN2との接触により本体部331は湾曲し、切込み部333は本体部331から突出している。突出した切込み部333は、撹拌部材33の回転とともにトナーTN2の表面と接触しながら移動し、トナーTN2を空間SP1の内壁面から削り取る。空間SP1内の内壁面に付着したトナーTN2の厚さが大きいほど本体部331の湾曲の程度は大きくなるため、トナーTN2を空間SP1の内壁面から削り取る力は大きくなる。その結果、筐体31の内壁面に付着したトナーを効果的に除去することができ、現像装置28にトナーを円滑に補給することができる。
図7および図8は、比較例におけるトナー収容器1030内での撹拌部材1033の状態を説明する断面図である。図7は、空間SP1の内壁面にトナーTN2が付着していない場合の撹拌部材1033の状態を示している。図8は、空間SP1の内壁面にトナーTN2が付着している場合の撹拌部材1033の状態を示している。
図7および図8を参照して、比較例として、撹拌部材1033が切込み部333を含んでおらず、それ以外は本実施の形態におけるトナー収容器と同様の構成を有するものをトナー収容器1030として想定する。
比較例においても、筐体31の内壁面またはトナーTN2との接触により本体部331は湾曲する。本体部331は撹拌部材33の回転とともにトナーTN2の表面と接触しながら移動する。しかし、比較例では切込み部が存在せず、撹拌部材1033はその湾曲面でトナーTN2の表面をこするだけであるため、トナーTN2を空間SP1の内壁面から削り取る力は小さい。その結果、筐体31の内壁面に付着したトナーを効果的に除去することができず、現像装置28にトナーを円滑に補給することはできない。
[変形例]
次に、切込み部333の変形例について説明する。切込み部333は以下の構成を有していてもよい。
図9は、本発明の一実施の形態における切込み部333の変形例の構成を示す図である。
図9を参照して、撹拌部材33の切込み部333は、撹拌部材33の回転に伴い本体部331が湾曲した場合に、本体部331から突出するものであればよく、その形状は任意である。切込み部333としては、たとえば角、丸、台形、またはそれらの組合せの形状を採用することができる。
切込み部333については、図9(a)に示すように、1本の弧状(曲線)の切込み線103によって構成されており、半円形状を有していてもよい。また図9(b)に示すように、2本の互いに平行な直線状の切込み線104および105と、それらの間に設けられた1本の弧状(曲線)の切込み線106とによって構成されていてもよい。また図9(c)に示すように、2本の互いに平行な直線状の切込み線107および108と、それらの間に設けられた1本の直線状の切込み線109とによって構成されており、矩形状を有していてもよい。また図9(d)に示すように、先端側に向かうに従って間隔が狭くなるように設けられた2本の直線状の切込み線110および111と、それらの間に設けられた1本の直線状の切込み線112とによって構成されており、台形状を有していてもよい。さらに図9(e)に示すように、2本の互いに平行な直線状の切込み線113および114と、それらの間に設けられ、V字形状を構成する2本の直線状の切込み線115および116とによって構成されていてもよい。
図9(a)〜図9(e)に示す切込み部333はいずれも、連続する2本以上の直線、1本以上の曲線、または直線および曲線の組み合わせにて構成されている。
なお、撹拌部材33の切込み部335についても、切込み部333と同様のバリエーションが存在する。なお、切込み部333の形状と切込み部335の形状とは互いに異なっていてもよいし、同一であってもよい。
次に、撹拌部材33の変形例について説明する。撹拌部材33は以下の構成を有していてもよい。
図10〜図17は、本発明の一実施の形態における撹拌部材33の変形例の構成を示す平面図である。
図10に示す第1の変形例のように、切込み部333の周囲は矩形状の穴部334で取り囲まれていてもよく、切込み部335の周囲は矩形状の穴部336で取り囲まれていてもよい。
図11に示す第2の変形例のように、本体部331内における切込み部333および335の周囲は、穴部で取り囲まれていなくてもよい。
図12に示す第3の変形例のように、切込み部333が複数である場合、複数の切込み部333の各々の回転軸Rに沿った位置(回転軸R方向の位相)は互いに異なっていてもよい。ここでは、複数の切込み部333の各々は、回転軸Rに沿った互いに異なる9個の位置に形成されている。このようにすることで、筐体31の内壁面における回転軸Rに沿った異なる位置でトナーを取り除くことができ、広い範囲で効率的にトナーを取り除くことができる。
図13に示す第4の変形例のように、トナー収容器30が複数(ここでは2つ)の撹拌部材33aおよび33bを含んでいる場合、撹拌部材33aおよび33bの切込み部333の各々の回転軸Rに沿った位置(回転軸R方向の位相)は互いに異なっていてもよい。ここでは、撹拌部材33aおよび33bの切込み部333の各々は、回転軸Rに沿った互いに異なる18個の位置に形成されている。このようにすることで、筐体31の内壁面における回転軸Rに沿った異なる位置でトナーを取り除くことができ、広い範囲で効率的にトナーを取り除くことができる。
図14に示す第5の変形例では、切込み部333が複数であり、回転軸から距離d1を隔てて回転軸Rに対して平行に並んだ2つの切込み部3331と、回転軸から距離d2(>d1)を隔てて回転軸Rに対して平行に並んだ3つの切込み部3332と、回転軸から距離d3(>d2)を隔てて回転軸Rに対して平行に並んだ7つの切込み部3333とを含んでおり、それぞれの切込み部333の周囲に穴部334が形成されている場合を想定する。
切込み部3331の周囲に形成された穴部334の合計の面積(2つの穴部3341の合計の面積)と、切込み部3332の周囲に形成された穴部334の合計の面積(3つの穴部3342の合計の面積)と、切込み部3333の周囲に形成された穴部334の合計の面積(7つの穴部3343の合計の面積)とは互いに異なっていてもよい。より詳細には、切込み部3331の周囲に形成された穴部3341の合計の面積は、切込み部3332の周囲に形成された穴部3342の合計の面積よりも小さく、切込み部3332の周囲に形成された穴部3342の合計の面積は、切込み部3333の周囲に形成された穴部3343の合計の面積よりも小さくてもよい。穴部334の合計の面積は、切込み部333の周囲に設ける穴部334の有無、または穴部334の数もしくは大きさなどによって調整することができる。
このようにすることで、回転軸Rに対して平行な方向に存在する穴部334の合計の面積が大きいほど、その穴部334が存在する回転軸Rに対して垂直な方向の位置で本体部331が撓みやすくなる。具体的には、本体部331は、切込み部3331の位置よりも切込み部3332の位置の方が撓みやすくなり、切込み部3332の位置よりも切込み部3333の位置の方が撓みやすくなる。その結果、本体部331は回転軸R側よりも本体先端部337側の方が撓みやすくなり、筐体31の内壁面に付着したトナーを効果的に除去することができる。
図15に示す第6の変形例のように、本体先端部337が回転軸Rに対して傾斜した1つの辺337aのみよりなっていてもよい。本体先端部337が回転軸Rに対して傾斜した辺337aを有することで、本体部331の湾曲の程度が回転軸Rに対して平行な方向で異なるようになり、筐体31の内壁面から受ける力に対する本体部331の抵抗力(本体部331の弾性力)が回転軸Rに対して平行な方向で異なるようになる。具体的には、本体先端部337のうち回転軸Rから最も遠い位置である位置3371で抵抗力は最大となり、本体先端部337のうち回転軸Rに最も近い位置である位置3372で抵抗力は最小となる。これにより、矢印AR21で示すように、撹拌部材33全体がより抵抗の小さい側(図15中左側)に移動する。その結果、切込み部333の位置が筐体31の内壁面から受ける抵抗に応じて変動し、撹拌部材33のトナーを掻き落とす性能が向上する。
図16に示す第7の変形例および図17に示す第8の変形例のように、本体先端部337は、回転軸Rに対して傾斜した互いに平行な複数(ここでは3つ)の辺337aと、複数の辺337aの各々の間に設けられ、回転軸Rに対して垂直な辺337bとを含んでいてもよい。この場合にも第6の変形例と同様に、切込み部333の位置が筐体31の内壁面から受ける抵抗に応じて変動し、撹拌部材33のトナーを掻き落とす性能が向上する。
特に図17に示す第8の変形例のように、撹拌部材33は、本体部331内において本体先端部337の回転軸Rに対して垂直な辺337bと隣接して設けられた切込み部340(他の切込み部の一例)をさらに含んでいてもよい。このようにすることで、複数の辺337aの各々が独立して湾曲しやすくなる。
次に、画像形成装置1および現像剤補給装置の変形例について説明する。画像形成装置1および現像剤補給装置は以下の構成を有していてもよい。
図18は、本発明の一実施の形態における画像形成装置1の変形例の構成を示す断面図である。図19は、図18中A部の拡大図である。
図18および図19を参照して、本変形例における画像形成装置1は、大型機のMFPである。本変形例の画像形成装置1において、トナー像形成部20は、YMCK各色についてのホッパー50(本変形例における現像剤補給装置の一例)をさらに含んでいる。大型機のMFPなどでは、トナー収容器30から現像装置28へのトナーの補給量を制御するために、トナーを一時的に貯蔵するためのホッパーが設けられる。ホッパー50は、トナー収容器30から現像装置28に適切な量のトナーを搬送する。トナー像形成部20は、ホッパー50によって補給されたトナーを用いて、記録媒体にトナー像を形成する。
ホッパー50は、トナー貯蔵部51(筐体の一例)と、スクリュー軸52と、羽根部53と、撹拌部材54とを含んでいる。トナー貯蔵部51は、トナー収容器30の内部と現像装置28の内部とを接続している。スクリュー軸52は、トナー貯蔵部51内において回転軸Rを中心として矢印AR22で示す方向に回転する。羽根部53は、トナー貯蔵部51内におけるスクリュー軸52の外周面に螺旋状に固定されている。撹拌部材54は、スクリュー軸52の外周面に固定されている。撹拌部材54はスクリュー軸52とともにトナー貯蔵部51に対して回転軸Rを中心として回転可能である。撹拌部材54は、トナー貯蔵部51内に存在するトナーを撹拌し、トナー貯蔵部51の内壁面に付着したトナーを除去する役割を果たす。
撹拌部材54は、本体部54aと、切込み部54bとを含んでいる。本体部54aは、可撓性シートよりなっている。本体部54aは、回転軸Rから離れる方向に延在しており、トナー貯蔵部51の内壁面と接触している。切込み部54bは、本体部54a内に形成されている。切込み部54bは、撹拌部材54の回転に伴い本体部54aが湾曲した場合に、本体部54aから突出する。
本変形例によれば、突出した切込み部54bは、撹拌部材54の回転とともにトナー貯蔵部51の内壁面に付着したトナーの表面と接触しながら移動し、トナー貯蔵部51の内壁面に付着したトナーを削り取る。その結果、トナー貯蔵部51の内壁面に付着した現像剤を効果的に除去することができ、現像装置28にトナーを円滑に補給することができる。
なお、図9〜図19に示すそれぞれの変形例における上述以外の構成は、上述の実施の形態における画像形成装置1およびトナー収容器30の構成と同じであるため、その説明は繰り返さない。
[その他]
上述の実施の形態および変形例は適宜組み合わせることが可能である。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置
1a 画像形成装置本体
10 用紙搬送部
11 給紙トレイ
12 給紙ローラー
13 搬送ローラー
14 排紙ローラー
15 排紙トレイ
20 トナー像形成部
21 画像形成ユニット
22 中間転写ベルト
22a 回転ローラー
23 一次転写ローラー
24 二次転写ローラー
25 感光体ドラム
26 帯電ローラー
27 露光装置
28 現像装置
29 クリーニング装置
30,1030 トナー収容器
31 筐体
31a 筐体の隔壁
31b 筐体の注入口
31c 筐体の排出口
31d 筐体の連通口
32 軸部材
32a 軸部材の端部
32b 軸部材の突出部
32c 軸部材のテーパー部
33,33a,33b,1033 撹拌部材
34 搬送部材
34a 搬送部材の回転軸
34b 搬送部材の羽根
34c 搬送部材の端部
39a,39b,39c 動力伝達部材
50 ホッパー
51 トナー貯蔵部(筐体の一例)
52 スクリュー軸
53 羽根部
54 撹拌部材
54a,331 撹拌部材の本体部
54b,333,335,340,3331,3332,3333 撹拌部材の切込み部
60 定着装置
61 モーター
62 キャップ
62a キャップの底部
101〜115 切込み線
311 筐体の天井面
312 筐体の底面
313,313a 筐体の側面
331 撹拌部材の本体部
332 撹拌部材の腕部
333a,335a 切込み部の突出先端部
334,336,3341,3342,3343 穴部
337 本体先端部
337a,337b 本体先端部の辺
338,339 腕部先端部
338a,338b,339a,339b 腕部先端部の辺
3371,3372 本体先端部の位置
d1,d2,d3 回転軸からの距離
LL トナーの液面
M 用紙
R 回転軸
SP1,SP2 筐体内の空間
TN1,TN2 トナー
TR 搬送経路

Claims (16)

  1. 補給対象に現像剤を補給する現像剤補給装置であって、
    筐体と、
    前記筐体内において回転軸を中心として回転可能な撹拌部材とを備え、
    前記撹拌部材は、
    可撓性シートよりなり、前記回転軸から離れる方向に延在し、前記筐体の内壁面と接触する本体部と、
    前記本体部内に形成された切込み部とを含み、
    前記切込み部は、前記撹拌部材の回転に伴い前記本体部が湾曲した場合に、前記本体部から突出する、現像剤補給装置。
  2. 前記切込み部は、連続する2本以上の直線、1本以上の曲線、または直線および曲線の組み合わせにて構成される、請求項1に記載の現像剤補給装置。
  3. 前記撹拌部材は、前記本体部から前記回転軸に対して平行に延在する腕部をさらに含む、請求項1または2に記載の現像剤補給装置。
  4. 前記腕部は、前記撹拌部材が一回転する時間のうち少なくとも一部の時間において湾曲する、請求項3に記載の現像剤補給装置。
  5. 前記切込み部は、前記本体部から突出する先端部である突出先端部を含んでおり、
    前記本体部が湾曲していない状態での前記突出先端部の形状は、前記回転軸に対して垂直な方向に凸形状である、請求項1〜4のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  6. 前記本体部が湾曲していない状態での前記突出先端部の形状は、前記回転軸へ向かう方向に凸形状である、請求項5に記載の現像剤補給装置。
  7. 前記切込み部は複数であり、
    複数の前記切込み部の各々の前記回転軸に沿った位置は互いに異なる、請求項1〜6のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  8. 前記切込み部は、
    前記回転軸から第1の距離を隔てて前記回転軸に対して平行に並んだ第1の切込み部と、
    前記回転軸から前記第1の距離よりも大きい第2の距離を隔てて前記回転軸に対して平行に並んだ第2の切込み部とを含み、
    前記撹拌部材は、前記本体部内における複数の前記切込み部の各々の周囲に形成された穴部をさらに含み、
    前記第1の切込み部の各々の周囲に形成された前記穴部の合計の面積は、前記第2の切込み部の各々の周囲に形成された前記穴部の合計の面積とは異なる、請求項1〜7のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  9. 前記第1の切込み部の各々の周囲に形成された前記穴部の合計の面積は、前記第2の切込み部の各々の周囲に形成された前記穴部の合計の面積よりも小さい、請求項8に記載の現像剤補給装置。
  10. 前記撹拌部材は、前記本体部における前記回転軸に対して垂直な方向に存在する端部である本体先端部を含み、
    前記本体先端部は、前記回転軸に対して傾斜した第1の辺を含む、請求項1〜9のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  11. 前記本体先端部は、前記回転軸に対して傾斜した互いに平行な複数の前記第1の辺と、前記複数の第1の辺の各々の間に設けられ、前記回転軸に対して垂直な第2の辺とを含み、
    前記撹拌部材は、前記本体部内において前記第2の辺と隣接して設けられた他の切込み部をさらに含む、請求項10に記載の現像剤補給装置。
  12. 前記撹拌部材は複数であり、
    複数の前記撹拌部材の切込み部の各々の前記回転軸に沿った位置は互いに異なる、請求項1〜11のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  13. 前記現像剤補給装置は、画像形成装置本体に対して着脱可能なトナー収容器である、請求項1〜12のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  14. 前記筐体は、
    前記現像剤を前記筐体外に排出する排出口と、
    前記撹拌部材が設けられた第1の空間と、前記排出口が設けられた第2の空間とに前記筐体内を区画する隔壁とを含み、
    前記第2の空間内において回転することにより前記現像剤を前記排出口に搬送する搬送部材をさらに備えた、請求項13に記載の現像剤補給装置。
  15. 前記現像剤補給装置は、画像形成装置本体に対して着脱可能なトナー収容器から現像装置に前記現像剤を搬送するホッパーである、請求項1〜12のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  16. 請求項1〜15のいずれかに記載の現像剤補給装置と、
    前記現像剤補給装置によって補給されたトナーを用いて、記録媒体にトナー像を形成する画像形成部とを備えた、画像形成装置。
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