JP2005134694A - トナーカートリッジおよびそれを用いるトナー供給装置 - Google Patents

トナーカートリッジおよびそれを用いるトナー供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005134694A
JP2005134694A JP2003371586A JP2003371586A JP2005134694A JP 2005134694 A JP2005134694 A JP 2005134694A JP 2003371586 A JP2003371586 A JP 2003371586A JP 2003371586 A JP2003371586 A JP 2003371586A JP 2005134694 A JP2005134694 A JP 2005134694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
blade
main body
toner cartridge
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003371586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4091898B2 (ja
Inventor
Koji Murata
耕治 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2003371586A priority Critical patent/JP4091898B2/ja
Publication of JP2005134694A publication Critical patent/JP2005134694A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4091898B2 publication Critical patent/JP4091898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 画像形成装置本体に着脱可能に装着されるトナーカートリッジにおいて、トナーの凝結を防いで、現像装置に円滑にトナーを補給することができるようにする。
【解決手段】 トナーを収容する容器本体部11のトナー貯留部22内に攪拌搬送ブレード15が回転可能に配置され、その回転によってトナーが攪拌・搬送されるトナーカートリッジ10において、攪拌羽根151,152の羽根部151b,152bが撓み、堆積しているトナーに面当りして攪拌効果が落ちてしまうことを防止するために、前記撓みによって前記羽根部151b,152bの一部160が隆起するように、該羽根部151b,152bにスリットを形成する。したがって、トナーが押し固められそうになっても、隆起した攪拌羽根151b,152bの一部160がそれを掘り起こし、トナーの凝結を防いで、前記現像装置に円滑にトナーを補給することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複写機やファクシミリ装置さらには各種のプリンタ等の画像形成装置における現像装置に対し、トナーを補給するべく着脱自在に装着されるトナーカートリッジ、およびそれを備えるトナー供給装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラムに形成された静電潜像は現像装置でトナー像に顕像化される。その現像装置に対してトナーを補給するトナー供給装置では、トナーはトナーカートリッジに収容されており、消耗すると前記トナーカートリッジが脱着されて新しい物に交換されるようになっている。
図9は、典型的な従来技術のトナーカートリッジ1の縦断面図である。このトナーカートリッジ1の容器本体部2は、大略的に、長手状の相互に隣接した2つの凹溝を有し、それらの凹溝の内、比較的幅が広く大容量の側はトナー貯留部3となり、幅が狭く小容量の側はトナー搬送部4となる。
前記トナー貯留部3内には、攪拌部材5が回転可能に配置されている。前記攪拌部材5は、該トナーカートリッジ1の長手方向に延び、図示しない歯車列によって回転駆動される回転軸6と、前記回転軸6に相互に位相が180°ずれて取付けられる一対の攪拌羽根7,8とを備えて構成されている。前記攪拌羽根7は、軸線方向に複数枚設けられ、半径方向外方側に伸びて形成される剛性の支持片7aと、前記支持片7aの遊端側に取付けられ、半径方向外方側に伸びて形成される可撓性の羽根部7bとを備えて構成される。同様に、前記攪拌羽根8は、複数の支持片8aと、前記支持片8aの遊端側に取付けられる可撓性の羽根部8bとを備えて構成される。
前記支持片7a,8aの先端までの長さは、前記トナー貯留部3の底部3aの最近接部分(図9の構造では前記回転軸6の直下の部分)までの距離よりも短く形成され、該攪拌部材5の回転に支障は生じない。一方、前記羽根部7b,8bの先端までの長さは、前記トナー貯留部3の底部3aの最離反部分(図9の構造では、後述するように略矩形に形成される底部3aの隅角部分)までの距離よりも長く形成され、したがって前記支持片7a,8aが伸長している状態で攪拌部材5の回転に伴う前記先端の軌跡は、参照符9で示すように、前記トナー貯留部3の底部3aの内周面を包含し、前記底部3aに溜まったトナーを攪拌・搬送できるようになっている。
前記トナー搬送部4には、前記歯車列によって回転駆動される図示しない移送スクリューが設けられている。したがって、前記攪拌部材5の回転によってトナーが攪拌・搬送されるとともに、該トナー搬送部4と前記トナー貯留部3とを隔てる隔壁34を乗り越えて来たトナーは、前記移送スクリューによって、図9において紙面に垂直方向に搬送され、該トナー搬送部4の底部4aの所定位置に形成された開口部から、該トナーカートリッジ1の下方に配置される現像装置に投入される。
上述のように構成されるトナーカートリッジ1において、前記攪拌羽根7,8の羽根部7b,8bは、可撓性の材料から成り、典型的な従来技術では帯状に形成されている。したがって、前記トナー貯留部3内に堆積しているトナーの残量が多い場合や、トナーの収容量を増加させるために、前記トナー貯留部3の回転軸6の軸直角方向における底部3aの断面形状が、円形ではなく、上述のような矩形などの非円形の異形断面形状とされて、それに対応して前記攪拌羽根7,8の長さが比較的長く形成されている場合などでは、前記攪拌羽根7,8が撓み、堆積しているトナーに面当りしてしまい、攪拌効果が落ちるという問題がある。
この問題を解決するためには、前記羽根部7b,8bの弾性を高く、すなわちコシを強くすることが、先ず考えられる。しかしながら、そのようにすると、攪拌部材5の回転に必要なトルクが大きくなるという新たな問題が生じる。このため、他の従来技術である特許文献1では、前記羽根部7b,8bに、抜き孔を設けている。
特開平7−199621号公報
上述の従来技術では、トナーの残量が多い場合、多くのトナーが前記抜き孔を通過し、攪拌部材5の回転に必要なトルクを比較的小さく抑えることができ、またトナーが凝集する、いわゆる粗粒の発生を抑えることもできるという効果を奏する。
しかしながら、トナーの残量が少なくなると、前記抜き孔が設けられていない従来技術と同様に、攪拌部材5の回転によってトナーがトナー貯留部3の底部3aに押し固められてゆくという問題がある。この点を詳しく説明すると、前記トナー貯留部3に堆積しているトナーは、攪拌部材5の回転に伴って徐々に削り取られ、前記隔壁34を乗り越えてトナー搬送部4へ投入される。トナーの残量がある程度残っていると、堆積しているトナーの上層は、前記羽根部7b,8bの抜き孔に削り取られ、かつ攪拌される。
これに対して、トナーの残量が少なくなると、図9において、前記抜き孔の幅を参照符W1で示すと、トナーは参照符Tで示すレベルまでしか前記抜き孔では削り取れなくなる。このため、参照符W2で示すその抜き孔よりも羽根部7b,8bの先端で、表層が撫でられ、前記攪拌部材5の回転の度にトナーがトナー貯留部3の底部3aに押し固められることになる。
特に、この図9で示すように、トナー貯留部3の回転軸6の軸直角方向における底部3aの断面形状が、円形ではなく、矩形などの非円形の異形断面形状とされている場合に顕著であり、略矩形に形成される底部3aの隅角部分では、掻き取れないトナーが凝結してしまうという問題がある。
本発明の目的は、トナーの凝結を防いで、現像装置に円滑にトナーを補給することができるトナーカートリッジおよびそれを用いるトナー供給装置を提供することである。
本発明のトナーカートリッジは、トナーを貯蔵し、画像形成装置が備える現像装置にトナーを補給するべく前記画像形成装置本体に着脱可能に装着されるトナーカートリッジにおいて、トナーを収容する容器本体部と、該容器本体部内に回転可能に配置された攪拌部材とを有し、前記攪拌部材は、回転軸と、該回転軸に取付けられた可撓性の攪拌羽根とを備え、該攪拌羽根には、回転軸の回転による攪拌羽根の湾曲変形時において、該攪拌羽根の一部を回転方向に隆起させるためのスリットが設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、画像形成装置本体に着脱可能に装着されるトナーカートリッジで、容器本体部内に収容されたトナーを攪拌するための攪拌部材が、回転軸と、該回転軸に取付けられた可撓性の攪拌羽根とを備えて構成され、前記容器本体部に堆積しているトナーを攪拌するようにした構成において、前記攪拌羽根にスリットを形成し、該攪拌羽根が湾曲変形したときに該攪拌羽根の一部が回転方向に隆起するようにする。
したがって、前記容器本体部に堆積しているトナーの残量が多かったり、トナーの収容量を増加させるために、トナーを収容する容器本体部の底部断面形状が、円形ではなく、矩形などの非円形の異形断面形状とされて、それに対応して前記攪拌羽根の長さが比較的長く形成されていたりして、前記攪拌羽根が撓み、堆積しているトナーに面当りして攪拌効果が落ちてしまうような場合に、隆起した攪拌羽根の一部がトナーを掘り起こし、所望とする攪拌効果を得ることができる。また、トナーの残量が少なくなって、前記攪拌部材の回転によってトナーが容器本体部の底面に押し固められそうになっても、隆起した攪拌羽根の一部がそれを掘り起こし、トナーの凝結を防いで、前記現像装置に円滑にトナーを補給することができる。
また、本発明のトナーカートリッジは、前記回転軸の軸直角方向での容器本体部の底部断面形状が、非円形の異形断面形状とされていることを特徴とする。
上記の構成によれば、トナーの収容量を増加させるために、トナーを収容する容器本体部の底部断面形状が、円形ではなく、矩形などの非円形の異形断面形状とされている場合、前記スリットが形成されていないと、前記容器本体部に堆積しているトナーは、攪拌羽根によって略円形に掘り進められてゆき、前記異形断面の隅部のトナーには取り残しの生じる可能性が高いのに対して、前記スリットが形成されていると、攪拌羽根の隆起した一部が前記隅部のトナーを掻き取る。
したがって、本発明は前記異形断面形状のトナーカートリッジに好適で、収容されているトナーを、無駄なく使用することができる。
さらにまた、本発明のトナーカートリッジでは、前記攪拌羽根の一部が隆起するにあたって、前記スリットは、その両縁が相互に干渉しない幅に形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記攪拌羽根の撓みに伴ってその一部が隆起するにあたって、スリットは単なる切り込みによって形成されるのではなく、その隆起にあたって両縁が相互に干渉しない所定幅を有して形成されている。
したがって、攪拌羽根の撓みに伴ってその一部は確実に隆起し、所期の機能を発揮することができる。
また、本発明のトナーカートリッジでは、前記スリットは、前記攪拌羽根の遊端側を両端とする略コの字状に形成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、略コの字状のスリットにおいて、回転軸と略垂直な部分で攪拌羽根の一部の切り起しが可能になり、前記回転軸と略平行な部分で堆積しているトナーに突き刺さり、こうしてトナーの掻き取りが具体的に可能となる。
さらにまた、本発明のトナー供給装置は、前記のいずれかのトナーカートリッジと、前記装置本体にトナーカートリッジを装着すると共にトナーを前記現像装置に補給可能とする装着手段とを備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、トナーの残量が多かったり、攪拌羽根の長さが比較的長く形成されていたりして、前記攪拌羽根が堆積しているトナーに面当りして攪拌効果が落ちてしまうような場合にも、所望とする攪拌効果を得ることができるトナー供給装置を実現することができる。また、トナーの残量が少なくなっても、トナーの凝結を防いで、現像装置に円滑にトナーを補給することができるトナー供給装置を実現することができる。
本発明のトナーカートリッジは、画像形成装置本体に着脱可能に装着されるトナーカートリッジで、容器本体部内に収容されたトナーを攪拌するための攪拌部材が、回転軸と、該回転軸に取付けられた可撓性の攪拌羽根とを備えて構成され、前記容器本体部に堆積しているトナーを攪拌するようにした構成において、前記攪拌羽根にスリットを形成し、該攪拌羽根が湾曲変形したときに該攪拌羽根の一部が回転方向に隆起するようにする。
それゆえ、前記容器本体部に堆積しているトナーの残量が多かったり、容器本体部の底部断面形状に対応して前記攪拌羽根の長さが比較的長く形成されていたりして、前記攪拌羽根が撓み、堆積しているトナーに面当りして攪拌効果が落ちてしまうような場合に、隆起した攪拌羽根の一部がトナーを掘り起こし、所望とする攪拌効果を得ることができる。また、トナーの残量が少なくなって、前記攪拌部材の回転によってトナーが容器本体部の底面に押し固められそうになっても、隆起した攪拌羽根の一部がそれを掘り起こし、トナーの凝結を防いで、前記現像装置に円滑にトナーを補給することができる。
さらにまた、本発明のトナー供給装置は、前記のトナーカートリッジと、装置本体にトナーカートリッジを装着すると共にトナーを前記現像装置に補給可能とする装着手段とを備える。
それゆえ、トナーの残量が多かったり、攪拌羽根の長さが比較的長く形成されていたりして、前記攪拌羽根が堆積しているトナーに面当りして攪拌効果が落ちてしまうような場合にも、所望とする攪拌効果を得ることができるトナー供給装置を実現することができる。また、トナーの残量が少なくなっても、トナーの凝結を防いで、現像装置に円滑にトナーを補給することができるトナー供給装置を実現することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明に係るトナーカートリッジ10を搭載した画像形成装置20の一実施形態を示す全体概略図である。なお本実施形態では、本発明に係るトナー供給装置を複写機に搭載した場合について説明するが、この発明に係るトナー供給装置は、たとえばプリンタ装置、ファクシミリ装置、そしてコピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能等の各種機能を兼ね備えた複合機等に対しても勿論適用可能である。
この画像形成装置20は、電子写真方式の画像形成装置であり、大略的に、装置本体21の下部に配設された給紙部100と、この給紙部100の上方に配設された用紙搬送部200と、給紙部100の上方に配設された画像形成部300と、この画像形成部300の上方に配設された定着部400と、これら画像形成部300および定着部400の上方に配設された画像読取部500とを備えて構成されている。
前記給紙部100は、給紙カセット101に積層載置された用紙の束を、給紙ローラ102の回転動作によって最上位の用紙から1枚ずつ用紙搬送部200に給紙するものである。用紙搬送部200は、給紙部100から給紙された用紙を、各種ローラ対202によって画像形成部300に搬送し、さらに画像形成部300および定着部400において画像形成がなされた用紙を、排出ローラ対205によって装置本体21の開放した中央部に設けられた排出トレイ204に用紙を排出するよう構成されている。
前記画像読取部500は、コンタクトガラス上に載置された原稿に、露光ランプから光を照射し、反射鏡を介してその反射光をCCDラインセンサ等から成る光電変換部に導くことによって、原稿の画像情報を読取るものである。
前記画像形成部300は、前記画像読取部500の下方に配設され、電子写真プロセスによって、用紙上に所定のトナー像を形成するものであり、回転可能に軸支された光導電性を有する感光体ドラム301と、この感光体ドラム301の周囲にその回転方向に沿って、帯電装置302、露光装置303、現像装置304、転写装置305、クリーニング装置306および除電装置(図示せず)を備えている。
前記定着部400は、前記画像形成部300の用紙搬送方向の下流側に配置され、画像形成部300においてトナー像が転写された用紙を、一対の定着ローラ401によって挟んで加熱し、用紙上にトナー像を定着させるものである。
この画像形成装置20の基本的な作動状態を簡単に説明すると、図1の時計方向に回転する感光体ドラム301が帯電装置302によって一様に帯電され、前記画像読取部500で読取られた画像情報に基づいて露光装置303(レーザー走査装置等)からの画像露光によって前記感光体ドラム301上に静電潜像が形成され、現像装置304によって前記静電潜像に現像剤が付着されてトナー像が形成される。
そして、上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム301に向けて、給紙部100から用紙搬送部200を通って用紙が画像形成部300に搬送され、この画像形成部300において転写ローラ等から成る転写装置305によって感光体ドラム301の表面におけるトナー像が用紙に転写される。その後、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム301から分離され、定着部400に搬送されてトナー像が定着される。定着部400を通過した用紙は、排出ローラ205を経て用紙排出トレイ204に排出される。
転写装置305による転写後に、感光体ドラム301は、クリーニング装置306および除電装置によって、残留トナー、残留電荷が除去され、必要に応じて再び帯電装置302で帯電される。
このような基本動作が繰返し実行されると、現像装置304に収納されているトナーが消費される。この消費されたトナーを補給するため、感光体ドラム301と反対側における現像装置304の上側方に、本発明にかかるトナー供給装置310が設けられ、そのトナー供給装置310にトナーカートリッジ10が着脱自在に取付けられている。トナー供給装置310は、前記装置本体21に設けられ、装着された前記トナーカートリッジ10を収容するとともに、後述するようにして該トナーカートリッジ10から排出されたトナーを前記現像装置304に投入する装着手段311とを備えて構成される。
前記現像装置304は、感光体ドラム301に対して平行配置される現像ローラ304aと、トナーを攪拌搬送する攪拌搬送ローラ304bとを有し、前記トナー供給装置310から該現像装置304内に補給されたトナーを前記攪拌搬送ローラ304bで摩擦帯電させつつ、現像ローラ304aに搬送し、該現像ローラ304aが感光体ドラム301にトナーを供給する構成とされている。
上述のように構成される画像形成装置20において、注目すべきは、本発明は、トナーカートリッジ10内の攪拌部材の構造に特徴を有することである。以下、かかる特徴点について詳述する。
図2は、本発明にかかるトナーカートリッジ10の全体構成を示す斜視図である。このトナーカートリッジ10のケーシングは、上方に開口する細長い箱状の容器本体部11と、この容器本体部11の上方開口部を閉塞する蓋部12とで構成されている。このトナーカートリッジ10は、前記図1で示すトナー供給装置310から、図1の紙面に垂直方向に引出し/押込むことで、脱/着が可能になっており、把手13を把持して持運び可能となっている。容器本体部11の手前側対向壁111にはトナー充填口が設けられており、このトナー充填口を通してトナーを補給する場合以外は、閉塞用蓋体113によって常時閉塞されている。
図3は、前記容器本体部11と蓋部12との係合状態を解除し、前記蓋部12を取外した状態を示す斜視図である。前記容器本体部11の奥側対向壁112には、該トナーカートリッジ10の内部110に内装される移送スクリュー14や攪拌部材である後述の攪拌搬送ブレード15をそれぞれ駆動するためのギア列(図示省略)が設けられる。
前記移送スクリュー14は、容器本体部11の前記対向壁111,112でその両端部が回動可能に支持されており、該トナーカートリッジ10内に充填されたトナーを、容器本体部11の底面114に設けられているトナー排出孔115(図2参照)に向けて搬送する送りネジ状を呈するスパイラルロッドである。図3の例では、前記トナー排出孔115は、図2のように容器本体部11の長手方向の略中央に設けられている場合を示しており、したがって前記移送スクリュー14は、その略中央に設けられる前記排出孔115に向けて、スパイラル方向が相互に異なる2つの部分から成る。前記排出孔115には、該トナーカートリッジ10が前記装着手段311へ装着されると開放して前記現像装置304へのトナーの投入を許容し、前記装着手段311から取外されると閉塞し、トナーのこぼれを防ぐシャッタ装置116が設けられている。
また、前記攪拌搬送ブレード15は、貯留されているトナーを攪拌すると共にトナーを搬送するもので、同様に対向壁111,112にて両端部が回動可能に支持された回転軸150に、2組の攪拌羽根151,152(152は、図3では容器本体部11の陰になって現れていない)が取付けられて構成される。
図4は、前記攪拌搬送ブレード15の構造を示す斜視図である。上述のように、この攪拌搬送ブレード15は、回転軸150に、2組の攪拌羽根151,152が、軸線方向に相互にずれて、かつ周方向に位相が180°ずれて取付けられて成り、攪拌羽根151,152は、軸線方向に間隔を開けて複数枚設けられ、半径方向外方側に伸びて形成される剛性の支持片151a,152aと、前記支持片151a,152aの遊端側に取付けられ、半径方向外方側に伸びて形成される可撓性の羽根部151b,152bとを備えて構成される。前記羽根部151b,152bは、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの可撓性の材料から成り、以上の点は、前述の図9で示す従来の攪拌羽根7,8と同様である。
注目すべきは、本発明では、前記羽根部151b,152bには、スリット153,154がそれぞれ形成されていることである。図5は、前記羽根部152bの正面図である。前記羽根部151bと152bとは相似形に形成され、ここでは羽根部152bについて説明する。羽根部152bは、帯状のPETシートに、1または複数(図5では3つ)のスリット154および抜き孔155が形成されるとともに、基端側となる一方の長辺152cには、相互に間隔を開けて、複数の取付け孔156が形成されて成る。
前記各取付け孔156は、複数の前記支持片152aのそれぞれに対応し、たとえば樹脂などから成る該支持片152aの先端に形成された突起がこの取付け孔156を挿通した後、溶着されるなどして、羽根部152bは、支持片152aに取付けられる。この羽根部152bにおいて、切り込み152eで分割された長手方向の短い一部分152dは、容器本体部11の底部に設けられるトナー残量センサに対応しており、清掃能力を増すために、僅かに幅広に形成されている。また、肉厚に形成されるなどして、弾発力(コシ)が強化されていてもよい。この短い一部分152d付近には、スリット154に代えて、抜き孔155が形成されている。
図6は、上述のように構成されるトナーカートリッジ10の機能を説明するための縦断面図である。このトナーカートリッジ10の容器本体部11は、大略的に、長手状の相互に隣接した2つの凹溝を有し、それらの凹溝の内、比較的幅が広く大容量の側はトナー貯留部22となり、幅が狭く小容量の側はトナー搬送部23となる。
前記トナー貯留部22内には、前記攪拌搬送ブレード15が回転可能に配置されている。前記支持片151a,152aの先端までの長さは、前記トナー貯留部22の底部22aの最近接部分(図6の構造では前記回転軸150の直下の部分)までの距離よりも短く形成され、該攪拌ブレード15の回転に支障は生じない。一方、前記羽根部151b,152bの先端までの長さは、前記トナー貯留部22の底部22aの最離反部分(図6の構造では後述するように略矩形に形成される底部22aの隅角部分)までの距離よりも長く形成され、したがって前記支持片151a,152aが伸長している状態で攪拌ブレード15の回転に伴う前記先端の軌跡は、参照符24で示すように、前記トナー貯留部22の底部22aの内周面を包含し、前記底部22aに溜まったトナーを攪拌できるようになっている。
前記トナー搬送部23には、前記歯車列によって回転駆動される前記移送スクリュー14が設けられている(図6では省略している)。したがって、前記攪拌ブレード15の回転によってトナーが攪拌・搬送されるとともに、該トナー搬送部23と前記トナー貯留部22とを隔てる隔壁25を乗り越えて来たトナーは、前記移送スクリュー14によって、図6において紙面に垂直方向に搬送され、該トナー搬送部23の底部23aの前記長手方向の略中央位置に形成された前記排出孔115から、該トナーカートリッジ10の下方に配置される現像装置304に投入される。
そして、本発明では、前記羽根部151b,152bに形成されるスリット153,154によって、該羽根部151b,152bが湾曲変形したときに、該羽根部151b,152bの一部160が回転方向26に隆起する。この様子を、図7にも示す。
図5を参照して、前記スリット154は、前記羽根部152bの遊端側を両端とする略コの字状に形成される。具体的には、前記遊端部から基端部側へ、すなわち回転軸150の軸線と垂直方向で示すように、半径方向内方側に向けて延びる部分154a,154bと、それらの基端部側の端部間を連通する、すなわち前記回転軸150の軸線方向に延びる部分154cとから構成されており、前記部分154a,154bのスリットによって前記一部160の切り起しが可能になり、前記部分154cのスリットで堆積しているトナーに突き刺さり、こうしてトナーの掻き取りが具体的に可能となっている。
また、スリット154の幅は、その両縁が相互に干渉しない幅に形成されている。すなわち、単なる切り込みによって形成されるのではなく、前記一部160の隆起にあたって両縁が相互に干渉しない所定幅を有して形成されている。したがって、該スリット154にトナー塊が挟まり込むなどしても、前記一部160は確実に隆起し、所期の機能を発揮することができる。特に、前記回転軸150の軸線方向に延びる部分154cのスリット幅は、前記トナー貯留部22の容量、すなわち回転軸150からトナー貯留部22の底部22aまでの距離、攪拌搬送ブレード15の回転に許容される駆動トルク、使用するトナーの種類、羽根部151b,152bの弾発力等に基づいて決定され、好ましくは、たとえば6〜12mm、特に好ましくは8〜10mmに選ばれる。また、この部分154cの長さおよびスリット154の個数も、上記条件や、他の条件から、適宜定められればよい。羽根部151bのスリット153も同様に形成される。
これによって、トナー貯留部22に堆積しているトナーの残量が多かったり、トナーの収容量を増加させるために、該トナー貯留部22の底部22aの断面形状が、円形ではなく、矩形などの非円形の異形断面形状とされて、それに対応して羽根部151b,152bの長さが比較的長く形成されていたりして、該羽根部151b,152bが撓み、堆積しているトナーに面当りして攪拌効果が落ちてしまうような場合に、隆起した羽根部151b,152bの一部160がトナーを掘り起こし、所望とする攪拌効果を得ることができる。また、トナーの残量が少なくなって、前記羽根部151b,152bの回転によってトナーがトナー貯留部22の底部22aに押し固められそうになっても、隆起した前記一部160がそれを掘り起こし、トナーの凝結を防いで、前記現像装置304に円滑にトナーを補給することができる。
さらにまた、上述のようにトナー貯留部22でのトナーの取り残しが少なくなるので、トナーカートリッジ10としては、前記回転軸150の軸直角方向でのトナー貯留部22の底部22aの断面形状の選択の幅が広がり、非円形の異形断面形状として、より多くのトナーを収容することが可能になる。
[実施の形態2]
図8は、本発明の実施の他の形態の攪拌搬送ブレードにおける羽根部のスリット形状を示す正面図である。この図8の構成において、前述の図5や図7に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。
先ず、図8(a)で示すスリット161では、回転軸150の軸線方向に延びる部分161cにおいて、隆起する側の部分160には切り欠き161dが設けられている。一方、図8(b)で示すスリット162では、前記回転軸150の軸線方向に延びる部分162cにおいて、中央部分162dがクランク状に蛇行している。さらにまた、図8(c)で示すスリット163は、前記羽根部の遊端側を基点として、半円弧状に形成されている。
このようにスリットとしては、前述のスリット153,154のように、略コの字状に限らず、所望とする前記隆起する部分160のトナーに突き刺さる抵抗などに応じて、種々の形状を選択することができる。その形状の選択は、前記スリット幅の選択と同様に、前記トナー貯留部22の容量、攪拌搬送ブレードの回転に許容される駆動トルク、使用するトナーの種類、羽根部の弾発力等に基づいて行うようにすればよい。
本発明に係るトナーカートリッジを搭載した画像形成装置の一実施形態を示す全体概略図である。 本発明にかかるトナーカートリッジの全体構成を示す斜視図である。 図2で示すトナーカートリッジの蓋部を取外した状態を示す斜視図である。 図3で示すトナーカートリッジにおける攪拌搬送ブレードの構造を詳しく示す斜視図である。 図4で示す攪拌搬送ブレードにおける羽根部の正面図である。 本発明にかかるトナーカートリッジの機能を説明するための縦断面図である。 前記羽根部の機能を説明するための斜視図である。 本発明の実施の他の形態の攪拌搬送ブレードにおける羽根部のスリット形状を示す正面図である。 典型的な従来技術のトナーカートリッジの縦断面図である。
符号の説明
10 トナーカートリッジ
11 容器本体部
12 蓋部
14 移送スクリュー
15 攪拌搬送ブレード
20 画像形成装置
21 装置本体
22 トナー貯留部
23 トナー搬送部
160 一部
26 回転方向
100 給紙部
101 給紙カセット
102 給紙ローラ
115 トナー排出孔
116 シャッタ装置
150 回転軸
151,152 攪拌羽根
151a,152a 支持片
151b,152b 羽根部
153,154;161,162,163 スリット
155 抜き孔
200 用紙搬送部
300 画像形成部
301 感光体ドラム
302 帯電装置
303 露光装置
304 現像装置
305 転写装置
306 クリーニング装置
310 トナー供給装置
311 装着手段
400 定着部
401 定着ローラ
500 画像読取部

Claims (5)

  1. トナーを貯蔵し、画像形成装置が備える現像装置にトナーを補給するべく前記画像形成装置本体に着脱可能に装着されるトナーカートリッジにおいて、
    トナーを収容する容器本体部と、該容器本体部内に回転可能に配置された攪拌部材とを有し、
    前記攪拌部材は、回転軸と、該回転軸に取り付けられた可撓性の攪拌羽根とを備え、
    該攪拌羽根には、回転軸の回転による攪拌羽根の湾曲変形時において、該攪拌羽根の一部を回転方向に隆起させるためのスリットが設けられていることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 前記回転軸の軸直角方向での容器本体部の底部断面形状が、非円形の異形断面形状とされていることを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。
  3. 前記攪拌羽根の一部が隆起するにあたって、前記スリットは、その両縁が相互に干渉しない幅に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のトナーカートリッジ。
  4. 前記スリットは、前記攪拌羽根の遊端側を両端とする略コの字状に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
  5. 前記請求項1〜4のいずれか1項に記載のトナーカートリッジと、前記装置本体にトナーカートリッジを装着すると共にトナーを前記現像装置に補給可能とする装着手段とを備えることを特徴とするトナー供給装置。
JP2003371586A 2003-10-31 2003-10-31 トナーカートリッジおよびそれを用いるトナー供給装置 Expired - Fee Related JP4091898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003371586A JP4091898B2 (ja) 2003-10-31 2003-10-31 トナーカートリッジおよびそれを用いるトナー供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003371586A JP4091898B2 (ja) 2003-10-31 2003-10-31 トナーカートリッジおよびそれを用いるトナー供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005134694A true JP2005134694A (ja) 2005-05-26
JP4091898B2 JP4091898B2 (ja) 2008-05-28

Family

ID=34648193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003371586A Expired - Fee Related JP4091898B2 (ja) 2003-10-31 2003-10-31 トナーカートリッジおよびそれを用いるトナー供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4091898B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007219410A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Brother Ind Ltd 現像剤カートリッジ、攪拌部材および画像形成装置
JP2008164697A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kyocera Mita Corp トナー補給装置及びこれを搭載した画像形成装置
AU2010200937B2 (en) * 2009-03-25 2011-05-19 Fujifilm Business Innovation Corp. Image forming agent storage container, image forming apparatus, and method of filling image forming agent
US8103195B2 (en) 2007-12-20 2012-01-24 Ricoh Company, Ltd. Toner agitating unit, toner hopper, process cartridge, and image forming apparatus
EP2919072A1 (en) 2014-03-11 2015-09-16 Ricoh Company, Ltd. Developer container, developer replenisher, and image forming apparatus
JP2018128536A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 攪拌部材、現像剤容器および画像形成装置
CN109426118A (zh) * 2017-08-29 2019-03-05 柯尼卡美能达株式会社 显影剂补充装置以及图像形成装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007219410A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Brother Ind Ltd 現像剤カートリッジ、攪拌部材および画像形成装置
US7899367B2 (en) 2006-02-20 2011-03-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Toner cartridge, agitating member, and image forming apparatus for use therewith
JP4661625B2 (ja) * 2006-02-20 2011-03-30 ブラザー工業株式会社 現像剤カートリッジおよび攪拌部材
JP2008164697A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kyocera Mita Corp トナー補給装置及びこれを搭載した画像形成装置
US8103195B2 (en) 2007-12-20 2012-01-24 Ricoh Company, Ltd. Toner agitating unit, toner hopper, process cartridge, and image forming apparatus
AU2010200937B2 (en) * 2009-03-25 2011-05-19 Fujifilm Business Innovation Corp. Image forming agent storage container, image forming apparatus, and method of filling image forming agent
EP2919072A1 (en) 2014-03-11 2015-09-16 Ricoh Company, Ltd. Developer container, developer replenisher, and image forming apparatus
US9471009B2 (en) 2014-03-11 2016-10-18 Ricoh Company, Ltd. Developer container, developer replenisher, and image forming apparatus
JP2018128536A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 攪拌部材、現像剤容器および画像形成装置
CN109426118A (zh) * 2017-08-29 2019-03-05 柯尼卡美能达株式会社 显影剂补充装置以及图像形成装置
JP2019040145A (ja) * 2017-08-29 2019-03-14 コニカミノルタ株式会社 現像剤補給装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4091898B2 (ja) 2008-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5526103B2 (ja) 現像剤収容容器及びこれが適用された画像形成装置
US9042792B2 (en) Toner delivery system for a shake-free toner cartridge
JP2006276615A (ja) トナー供給装置
JP3462860B2 (ja) 攪拌部材及びトナー供給容器
JP7206856B2 (ja) トナー搬送装置、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
US8290407B2 (en) Toner supply apparatus with a drive member for driving an agitator and with a film covering the periphery of the drive member
JP4283070B2 (ja) トナー補給装置
JP2008129152A (ja) 現像装置
JP2006235470A (ja) 現像剤補給容器
JP4091898B2 (ja) トナーカートリッジおよびそれを用いるトナー供給装置
JP2005070702A (ja) トナー補給装置
JP6620700B2 (ja) 現像剤収容容器及びこれを備えた画像形成装置
JP2024069696A (ja) トナー収納容器、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2010176033A (ja) トナー供給装置
US9122197B2 (en) Developer storage body, image forming unit and image forming apparatus
JP6690571B2 (ja) 攪拌部材、現像剤容器および画像形成装置
JP5619246B2 (ja) 現像剤収容容器及びこれが適用された画像形成装置
JP5663452B2 (ja) 現像剤収容容器及びこれが適用された画像形成装置
JP6677189B2 (ja) 攪拌部材、現像剤容器および画像形成装置
JP2020148998A (ja) 画像形成装置
JP2000338781A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2008262026A (ja) トナーカートリッジ
JP3994018B2 (ja) 現像装置
JP4390221B2 (ja) トナー補給装置及びそれを備えた画像形成装置
JP7255148B2 (ja) トナー搬送装置、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080229

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees